今日、石油元売り国内首位のJX HDと3位の東燃ゼネラル石油は、17年
4月1日の経営統合で最終合意したと発表した。新たな持ち株会社名称は
「JXTGホールディングス」。15年12月の基本合意時に統合後5年以内と
していた年1000億円以上の収益改善効果の実現時期は、3年以内に前
倒しする。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160831-00000045-jij-bus_all
初代社長に就任するJXHDの内田社長(65)は記者会見し「今後の厳しい
経営環境に対応するためには、単独では成し得ない事業改革が不可欠だ」
と強調しました。
副社長に就任する東燃ゼネラルの武藤社長(57)は「必ず需要は減ってくる。
ロスを垂れ流す工場は、存続し続けられない」と述べ、数年以内に製油所の
統廃合計画をまとめる考えを示しました。
JXTG会長には、JXHDの木村会長(68)が就く。統合比率については、東燃
ゼネラル1株に対しJXHD 2.55株を割り当てる。公正取引委員会審査終了
後、今年12/21に開く両社の臨時株主総会で統合承認を目指します。
JXHD子会社のJXエネルギーが、東燃ゼネを吸収合併する方式をとって、
売上高11兆円超え。、ガソリン需要減が見込まれる中、効率経営を目指す
戦略で、注目しています。
さて、日経平均は反発し、162円高の16887円の大引けでした。
(出来高 概算20.8億株と、少し商いが増えました。)
今朝方のNY株式市場は下落も、米利上げ観測から、為替の円高是正が
進み、ドル/円で102円台後半と、東京市場の追い風になりました。
一時16900円台をつける場面もありました。
日経平均の反発で、マドを空けての上昇。ボリンジャーバンド+1σを超え、
リバウンド継続で、17000円台も視野に入った格好です。
注目のNY市場、ADP雇用報告によると、8月度は前月比17.7万人増
予想 17.5万人増)の着地で、早期利上げを意識した、ドル買いが進み
NY株は続落も、為替は103円台に入っています。
明日の日経平均、続伸の素地が整い、米雇用統計前ですが、先取りと、
期待から 17000円台のカウントダウンです。