「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

ビール税の一本化、庶民のビールは値上げ!?

2016-08-17 23:57:22 | ニュ-スからひと言

          
政府・与党は今秋から始める2017年度税制改正の議論で、ビール類の
酒税の見直しを進める方針だ。ビール類の税額の55円程度の一本化や、
ビールの定義拡大が主な論点。安価な発泡酒や「第3のビール」の増税に
つながることなどから先送りされてきたテーマだが、消費税率10%への
引き上げが延期された事も踏まえ、議論を前進させる考え。【横山三加子】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160817-00000013-mai-bus_all

酒税法は、原料をホップや麦などに限り、麦芽の比率も67%以上のもの
だけを「ビール」と定義してる。欧州では、麦芽比率が、もっと低かったり、
別の原料で風味を付けたりしてもビールです。 財務省は「海外の状況も
踏まえて麦芽比率や原料範囲を検討する」と説明。麦芽比率を見直せば
1908年以来、原料を追加すれば、03年の麦以来となります。

見直しの背景に、欧州産ビールが発泡酒扱いされることに対する欧州連合
(EU)の不満がある。欧州は、原料にオレンジピール(皮)やコリアンダー等
を使って風味を付けたビールを日本に輸出してるが、酒税法で定めた原料
以外を使っていると、容器には「発泡酒」と記載される。

一方で酒税法は、発泡酒でも麦芽比率が50%以上ならビールと同じ高税
率を課すと定めている。欧州産は50%以上が多く、EUは、「発泡酒扱い
されてブランドイメージが損なわれてるのに、税率は高い。非関税障壁だ」
と見直しを求めてきた。

国内メーカーも、発泡酒や、麦芽以外の原料を使うなど「第3のビール」の
出荷量が頭打ちになる中、本物志向に応える高級ビールや、飲みやすい
果実味のあるビールなどに開発の軸足を移し始めている。例えばキリン
ビールは、ユズやサンショウを使ったクラフトビールを開発しました。

税法上は発泡酒だが、ビールと銘打った方が、本物志向の顧客にアピール
できる。財務省は「定義が広がれば趣向の多様化に応じたビールづくりが
しやすくなる」とし、製品開発の自由度が広がって市場が拡大する効果を
見込んでいます。


ビールの新しい定義や税額一本化が決まれば、メーカーは商品開発戦略
の見直しや、生産計画の再考など迫られます。それにはある程度の時間
必要です。

また、一気に税額を一本化すれば、増税となる発泡酒や第3ビールを購入
する消費者の負担感が大きくなり、庶民泣かせとなります。この辺を明確
にしないと、増税目当て酒税法改正と受け取られ、政府はメーカーの意見
聞き入れながら、知恵が求められます。

さて、日経平均は反発し、149円高の16745円の大引けでした。
(出来高 概算17.5億株の商いでした。)

今朝方のNY市場は、NY連銀総裁の発言を受けた利上げ思惑から、株式
下落となった。日経平均は、為替がドル/円で100円割れから反転して
円高是正が進み、寄り付きから戻しを試す反発となった。

日経平均の反発で、ボリンジャーバンド+1σと25日線レンジ内にあり
もみ合いからリバウンドの上放れとなるか、為替の円高是正がほしい。

注目のNY市場、FOMC要旨の発表前の利上げ時期懸念から、下落の
スタート。終了時に底堅い展開となるか。ポイントです。

明日の日経平均、続伸となるか為替の動きに注目です。


 各1クリック応援の協力を お願いします。☆ 

 

 にほんブログ村

  株式投資ランキング