「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

株の相続、時価の90%評価を!金融庁要望!?

2016-08-30 23:56:42 | 政治に物申す

               
金融庁は2017年度税制改正要望で、上場株式にかかる相続税の評価見直しを
求める。現在は時価の100%が評価額だが、これを90%に引き下げる。

相続税は相続した資産の評価額に税率を掛けて課税される。相続時に評価額が割
り引かれる不動産と比べ、上場株は相続税が高くなりがちで、評価方法を見直し、
不動産から株への投資の流れを促す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160829-00000005-fsi-bus_all

不動産の相続税の評価額は、土地が公示地価の80%程度、建物は建築費の50~
70%程度。実際の取引価格にばらつきがあり、路線価などの算出頻度も少ない事
などから、取引価格から割り引いた額で評価される。

一方、上場株は原則、相続時点の取引所終値の100%が評価額。相続後は資産が
譲渡されるまでに時間がかかるが、その間の価格変動リスクが評価額に考慮されて
いない。他の資産と比べて不利で、相続税の節税のために株を売却処分してマンシ
ョンを購入する人などが増えているとの指摘もある。

評価方法の見直しによって、上場株の税負担が軽くなれば、上場株の相続が増え、
不動産市場などから株式市場に資金が流れ込む可能性もある。

ただ、上場株の評価方法見直しは国民から「金持ち優遇」との批判を受けやすい。
金融庁は16年度税制改正で時価の70%に評価額を下げるよう求めたが、与党の
税制調査会は見送った。今回は、引き下げ幅を小幅にした妥協案を出す格好だが、
政治的に受け入れられるかには不透明感が強い。


株式の相続税も、相続時評価額の80%程度にすれば、株を処分し不動産に流れる
フローの歯止めとなり、いいと思うが、今回の90%程度でも、それなりに効果ありそう。
政府が税制改革の英断に踏み切れるか、注目しています。

さて、日経平均は小反落し、12円安の16725円の大引けでした。
(出来高 概算15.4億株の商いでした。)

円安一服で、昨日の大幅上昇の反動もあり、弱含む場面も下値は限定的、底堅い
状況での終了となりました。

日経平均の小反落も、5日線と25日線のゴールデンクロスを示現して、先高感が
あります。ボリンジャーバンド+1σ辺りにあり、上放れサインも出てきました。

注目のNY市場、8月消費者信頼感指数は101.1(予想 97.0)を上回り、景気
動向についても良いと答えている割合が増えており、9月利上げあり得る素地てき
ており、NY株式市場は下落しています。しかし、為替は、ドル買い/円売り模様で、
明日の東京市場の追い風になりそうです。

明日の日経平均、早速の反発ありそうです。


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