南米大陸で初開催となるリオデジャネイロ五輪の開会式が5日午後8時(日本時間
6日午前8時)、マラカナン競技場で行われた。【BuzzFeed Japan / 徳重辰典】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160806-00010004-bfj-spo.view-000
ブラジルの歴史や国家の成り立ちを表現する演出の中で、ブラジルの日系移民に
よる群舞もあった。広島での平和記念式典に合わせた時間に、演出が行われた。
演出を手がけたのは映画「シティ・オブ・ゴッド」で知られる映画監督のフェルナンド・
メイレレス氏。
メイレレス氏は7月のNHKのインタビューの中で、開会式で広島に原爆が投下された
8時15分に合わせ、1分間の黙祷する提案をしていたと明かしている。
「開始15分後、平和のメッセージを組み込み、人類最大の悲劇に触れたかった」
5月27日、オバマ大統領の広島訪問にも心を揺さぶられた。
五輪でも核廃絶のメッセージを伝えるべきと感じたメイレレス氏だったが、この黙祷
計画は実現しなかった。
開会式にはいかなる国の扱いも差があってはいけないとのルールがあり、政治的
行動に当たるとの判断から、IOC側が反対。計画は見送られたという。
リオ開会式の群舞見て、ブラジルへ移民の歴史を改めて確認しました。日系人の
初期の移民は、汗と涙と苦労の連続であった事は推察できます。現在、100万人
以上の日系人が、ブラジル近代化に貢献した事で、紹介されたのでしょう。
群舞は、赤/白の日本を象徴するコスチュームで、ブラジルに根付いたたくましい
同胞に感動。これを、広島原爆71年祈念式典にあわせた演出もなかなかのもの。
さて、今日から本格的に競技がスタートしますが、日本人の活躍に期待したい。
メダルを早期に取れば、投資マインドもアップしそうです。