元来 熊野本宮の社殿は熊野川・音無川・岩田川に囲まれた
中州の大齋原(おおゆのはら)という所にあったのですが
1889(明治22)年の大洪水で被害を受け、流失を免れた
上四社の社殿が先刻訪れた現在の場所に移されました。大齋原(旧大社跡)の大鳥居
高さ34mの大鳥居は平成12年に再建されたものです。
中辺路の途中 見晴台から見えたのはこの鳥居です。
鳥居を入って行くと緑の中の広い草地になっていて、洪水で
流失した中四社、下四社の神々が石祠に合祀されています。
嘗て此処にあった大社は1万1千坪の境内に5棟12社が建ち
並び、回廊を巡らした桧皮葺の壮麗な社殿だったようです。
次に訪れたのは熊野三山の2つめのお社
「熊野速玉(はやたま)大社」
参道の先の神門を入ると
鮮やかな朱塗りの瑞垣の向こうに、昭和になって再建
された社殿が建ち並び、熊野速玉大神・熊野結大神の
2柱の夫婦神を主神とする神々が祀られています。
熊野権現といえばカラス文字の護符「熊野牛王宝印」
速玉大社の護符はカラス48羽で文字が描かれています。
熊野権現の使者 三本足の八咫烏は、神武天皇御東征の砌
熊野山中の道案内をしたという伝説で有名ですよね。よく
方向を知り未知の地への道案内をする鳥とされています。
日本サッカーとの由縁ははっきりしないそうですが、
草創期に関わった方が熊野に縁のある人だったらしい
という話を語り部さんから聞きました。
発心門王子からここまで13,230歩
楽しい道だったので、疲れは殆ど感じませんでした
全部でなくても、少しでも昔の姿を今に伝えてくれているのはありがたいことですよね。
語り部さんの話を聞きながら、写真を撮りながら、ずいぶん歩かれていますね。
皆さん健脚ぞろいなんでしょうね。
旅の途中に幾度思ったことか・・
山深い場所ということもあるでしょうが、後世に残そうと
尽力した人たちがいたからですよね。本当に感謝感謝です。
熊野権現が永いこと、多くの人々の心の大きな寄りしろで
あった(ある)ことをつくづく実感しました。
http://www.kumanokaido.com/hayatama/index.htm
大変勉強になりました。有難う。
高さ34mの鳥居とは凄いものですね。
マンションなら12階建てです。
PS:よりしろ(依り代)凄い言葉を知っていますね~。驚きました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BE%9D%E3%82%8A%E4%BB%A3
素人の悲しさで気づきませんでした~
いつもながら、ご教示本当にありがとうございます!
大齋原は広々としていて、何か‘悠久’というような?ものを感じる
とても気持ちのいい所でしたよ。
でした。ゴメン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E6%9C%A8%E3%83%BB%E9%B0%B9%E6%9C%A8
またちょぴり物知りになった夜猫子です
blogにはupしませんでしたけれど、本宮では、以前osamuさんに教わった
「ゲギョ」もしっかり撮ってきましたよん!
檜皮葺きの屋根の面(ツラ)が破風の上によく見えて久し振りにいいものを拝見しました。
感謝!
あれ以来、神社を訪ねたときは必ず注意して見るようになりました。
ゲギョ・千木・鰹木・鳥居と注目ポイントがいっぱいです。