「おんめさま」の境内を通り抜けると「小町大路」。
右へ行くと、
「妙厳山 本覚寺」
日蓮宗の本山
「東身延」とも「日朝さま」とも呼ばれています。
創建: 1421(応永28)年
開山: 一乗院日出上人
本尊: 釈迦三尊像
源頼朝が幕府鬼門の鎮守として建立した夷堂(天台宗)を
日出上人が日蓮宗に改め「本覚寺」としました。
第2代 日朝上人が身延山久遠寺から日蓮上人の分骨を
受け、当山に祀ったことにより「東身延」と呼ばれています。
江ノ島鎌倉七福神の恵比寿神のお寺。
山門は江戸時代のものとか。
左へ行くと、
「蛭子(ひるこ)神社」
小町の鎮守
祭神: 大己貴命(おおなむちのみこと)
本覚寺前の夷堂が此処に移され、元々あった七面大明神と
宝戒寺にあった山王大権現を合祀し、蛭子神社となりました。
現社殿は、今宮から譲り受けたものだそうです。
社殿の扉に、蔓柏の紋
小町大路沿いに、近頃流行の蔵カフェ
右手に曲がり、静かな小路へと入って行きます。
落ち着いた佇まいの家の向こうに、朱塗りの橋が見えます。
滑川の流れに架かる橋が 「琴弾橋」
橋から望む小御所山に、風が渡るとまるで琴を弾くような音のする
「琴弾の松」という松の木があったと伝わります。 小御所山には
3代将軍になる筈だった源頼家公嫡男 一幡君の館がありました。
琴弾の松風は、きっと哀切に満ち満ちた音だったでしょう・・
橋を渡って、きれいに整えられた生垣の道を歩いていると
観光客を乗せた人力車が、元気良く追い越して行きました。
生垣の続く小路は、静かで気持ちのいい散歩道♪
サンゴジュの生垣が尽きたところに、大きな山門が・・
比企一族の菩提寺「妙本寺」です。
(続)
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