スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

樹木の花

2010-05-12 | 花散歩

 
大船植物園のいろいろな樹木が花を付けていました。


ハンカチノキ
ダビディア科ダビディア属
中国原産
2枚の白い苞の長さが最大20cmにもなり、
ハンカチをぶら下げたようになるので、この名。
開花する木になるまでに、10~15年もかかるとか。
     


ブラシノキ
フトモモ科ブラシノキ属
オーストラリア原産
別名:キンポウジュ(金鳳樹)
真っ赤な花はよく見かけますが、白(緑?)花は初めて!
     


ギョリュウ(御柳)
ギョリュウ科ギョリュウ属
中国原産 
英名:Salt cedar
耐塩性があるそうです。 葉は細い糸状。


     


ヒトツバタゴ(一つ葉タゴ)
モクセイ科ヒトツバタゴ属
別名:ナンジャモンジャノキ
「タゴ」は「トネリコ」のことで、「一つ葉のトネリコ」という意味。
絶滅危惧種だそうです。


     


コルクウィッチア・アマビリス
スイカズラ科コルクウィッチア属
中国原産
和名:ショウキウツギ(鐘馗空木) ・ショウジョウウツギ(猩々空木)
枝垂れた枝にピンク色の愛らしい花がびっしり!
花柄と萼に細く白い毛が生えています。


     


トビカズラ(飛び鬘)
マメ科トビカズラ属
中国原産のつる性植物です。
別名:ウドンゲ(優曇華)
仏教では、3,000年に1度この花が開花したとき
如来(金輪王とも)が現われる、とされているそうです。



「盲亀の浮木(もうきのふぼく) 優曇華の花、ここで会ったが
百年目」・・とかなんとか、言いませんでしたっけ。
(古い?・・
)

「源氏物語・若紫」にも出てきましたよね?

この花のことかなぁ、想像上の花だと思ってましたが・・


調べてみました
「ウドンゲ」と呼ばれるものは、トビカズラのほかにもいろいろあるようです。
インドのクワ科のフィクス・グロメタラ ・
中国のモクレン科の山玉蓮
クサカゲロウの卵 ・日本でも、芭蕉の花をこう呼ぶこともあるとか。

想像上の花から、実在の「あまり見られない、珍しい」ものを
そう呼ぶようになったのかもしれません。 おもしろいですね!


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2 コメント

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ショウキカズラ (夜猫子)
2010-05-15 00:33:23
kikyoさんのブログにも「ショウキカズラ」がありましたね。
とてもきれいに撮れていますね。さすが!
‘猫’は白い毛の萼のアップを狙ったのですが、みごと失敗しました~

大船植物園は、1日中いても飽きない大好きな場所です。
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植物園 (kikyo)
2010-05-14 16:54:11
樹木の花には花期の短いものもあるので、ちょっと時期がずれてしまうことがありますが、こんなに珍しい花を見られるとうれしいですね。

白緑色のブラシノキもあるんですね。
手元の図鑑の巻末に「樹木が見られる植物園ガイド」があり、私がよく行く川口グリーンセンターも大船植物園も紹介されています。
規模も樹木の数も、大船植物園のほうがぐんと多いようです。
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