最近 あちらこちらで見られるようになった吊るし雛。
今年はどこでどんな作品が見られるかな?
・・と思っていたところ、
昨日 新聞で記事を見かけたので、早速行ってみました。
こちらの作品は、御歳87歳になられる女性が全部お一人で
5年がかりで作られた、その数何と1800体の吊るし雛です。
病気で入退院を繰り返していた時、気分転換やリハビリにもなるからと
ベッドの上でもできる雛作りを始め、今では1日に5~6体も作られるとか。
古い着物をほどいたと分かる古布で作られたものもあったり
どれも素朴で、1つ1つに温かみが感じられるステキな作品です。
大勢の人達の作品を集めた豪華な展示も素晴らしいですが、
吊るし雛の原点は、きっとこういうものだったのでしょうね☆
この方が、作者の鈴木ミサさん。
(会場のパネル写真)
作品のお人形も、ホラ、似てると思いません?
ほっこりと、とても優しい気持ちになれました
展示は3日まで。
会場は、三浦市・三崎銀座商店街特設ギャラリー
(杉山洋品店 隣)
とっても豊かな日々を過ごされている方だなあと思います。
自分だけでなく、見る人にもあったかい、豊かな気持ちがわいてきますよね。
目下 ひ孫さんの為に鯉の吊るし雛をせっせと作っていらっしゃるとか。
こんな先輩がいらっしゃると、年を取るのも悪くないな~と思えてきますね。
豊かな気持ちと元気なパワーを、たくさん頂きました。