日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

ほんとにもうっ!今の若い者はっ!

2010-11-30 | つれづれ
若者の団体行動への不参加が顕著になってきました。
いえいえ、ひょっとしたら私自身もそうかもしれません。
個を大事にし過ぎて人と人との支え合いを忘れてしまった感が有ります。

静岡県と言えば東海大地震がいつかは来ると言われ続け
防災に関しては、非常に参加意識が強い県と言えます。
しかし、その静岡県を持ってしても頭を抱えている事が
防災訓練への若者の不参加激増という問題だそうです。

「ほんとうにもう!今の若い者は!」
確かにこの一言で済ます事が出来れば何の問題もないのかもしれません。
しかし、事、防災を中心とした近所づきあいに於いては
若者の参加なくしては防災を語る事が出来ません。
しかし、その防災訓練に若者が出てきてくれないというのです。

そこである地域が工夫したのが
子どもが楽しめるイベントを防災訓練の中に取り込んだというのです。
もちつき大会や焼き芋大会
色々なイベントを同時開催する事で
子どもが出たがる=若い親が出ざるを得ない
そんな構図を作りあげたのです。

今では、多くの若者が防災訓練に参加しているという事でした。
「ほんとうにもう!今の若い者は!」なんて言っていないで
ひと工夫すれば良いだけなのですね。

そうしないと、「本当にもう!最近の先輩たちは!」なんて言われてしまいそうですよね。

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難局の乗り越え方

2010-11-30 | 経営改善
経営者には大きく分けて二つのパターンが存在します。

一つは、どんな困難にも立ち向かう強い意思を持つタイプ
もう一つは、うまく行ったらラッキーという出たとこ勝負のタイプ
私が普段からお話をする「経営者の資質」という部分では
明らかに前者の方が経営者として成功する確率が高いものになります。

ちなみに経営者の資質とは、素直さとしつこさ(粘り強さ)です。
その二つのうちのどちらか片方が欠けていても経営はうまく行きません。

私が企業支援をする際にネックとなることに「企業改善に向けての決心」があります。
私自身のではなく、経営者さまの決心です。
いわゆる「総論賛成、各論反対」の意見が台頭してくるのです。
これの言い出しっぺはほとんどの場合、従業員層ではなく経営者層にあります。
従業員層は嫌なら辞める
辞めないならついてくるしかない
そんな二者択一しかないのです。
従って、無駄な抵抗(?)などしないのです(どこかの航空会社の労働組合以外はですが)。

いざ実行しようという段階になった瞬間
「それはチョッと待って!」
「それ(経営者層の改善事項)よりこっち(従業員層の改善事項)を優先して!」
なんて言葉が往々にして飛び出してきます。

難局の乗り越え方は実はそんなに難しいものではありません。
どんな困難にも立ち向かえる人は、もともとそんなに苦労をしなくても
困難に立ち向かう準備が出来ていますから
ただ立ち向かえさえすれば良い音になります。

ただ、厄介なのは「上手く行ったらラッキー」という風に考える人です。
元々苦労をしたくない
痛みに耐えたくない
そんな考えを持っている訳ですから
難局自体が憂鬱そのものになってしまうでしょう。

そんなときは
先ずは自分から進んで痛い目に会おうとすれば良いのです。

痛い目も  何度も会えば  ああ快感

なんて事になるかもしれませんからね。


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