うつのみや餃子を食す！

過日の事、１３時３０分開始の宇都宮市での講演会
それなのに１１時３０分に宇都宮駅に到着しました。
時間に間に合わせるだけであれば
金沢発８時２０分の電車に乗っても十分に講演会の開始には間に合うのですが
敢えて、７時１０分発の電車に飛び乗りました（本当に発車ギリギリでした）。

二時間の余裕を持って宇都宮に到着した理由
それは、うつのみや餃子を食すためです。

全国で講演させて頂く楽しみの一つに
訪問する地での食事があります。
その地に行かないと食べられないものや
その地の言葉、人柄に触れる瞬間があるからです。

と言っても
ほとんどの場合、食事の時間を取る余裕もない位に
風のように訪問し、風のように去って行くことが多いため
今回のように二時間前に到着できる事は珍しいのですが…。

あっ！
うつのみや餃子のお話でした。
うつのみや餃子といってもそれぞれのお店の特徴があるらしく
どの店に入って良いか迷うばかりですが
宇都宮駅周辺ではたくさんの餃子屋さんが林立していました。
私は、宇都宮駅西口に一番近いお店に入りました。

ただ、意外だったのが
お昼時間になっても地元の方はあまり餃子屋さんには入って来なかった事です。
餃子屋さんで食事をしている人たちは
私のような出張族か観光客ばかりでした。
地元だからと言って毎日毎日餃子という事は無いのでしょうね。

確かに
金沢だからと言って
毎日毎日鴨のじぶ煮や新鮮なお魚を求めてお店屋さんには行きませんものね・・・。

ところで餃子の味は？
う～ん・・・。
正直私の舌には、金沢で食べる餃子とうつのみや餃子の明確な違いが分かりませんでした。
「宇都宮で食べたうつのみや餃子」ということに意義があったという感じでしょうか…。

社長のカリスマ性が会社を弱くする

ドキッとする言葉に出会いました。

部下を光らせて上司は初めて有能と言われる。
それなのに、部下を光らせるどころか上司が一生懸命に自分を光らせようとしている。
これでは会社が伸びて行かない。
特に社長にはカリスマ性は要らない。
カリスマ性が必要なのは一匹狼で自身が光り輝く必要があるタレントやコンサルタントであり、
組織として動く企業に置いて必要なのはカリスマ性ではなくリーダーシップなのだと・・・。

ドキッとしました。
私は広告塔になるべく外へ出ています。
不況の時こそ、広告塔は外へ出るべきだという持論が有ります。

従って、年間１００件ほどのセミナー講師を引き受けてもいます。
お世辞でしょうが、感心されたり
褒め契られたりということが度々あります（多分に私の勘違いが入っていると思いますが・・・）。

ただ、こんなことをしていると、私の口から発した事（特にわが社の仕事の中身）と
弊社のスタッフが実際に行っている行動との間に乖離がみられる事が多発する事になります。
これでは、お客様の気持ちが近づいてくるどころか
間違いなくお客様の気持ちがどんどん離れて行ってしまいます。

社長に必要なのはカリスマ性ではなくリーダーシップ。
企業をマネジメントする力です。

心しておきたいと思います。