日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

残業時間ゼロ作戦

2010-11-01 | 経営改善
私たち税理士の業界は「季節労働者」と揶揄されるが如く
季節によってその仕事の量が大きく変動します。

一般的には
個人の確定申告が集中する2月始め~3月中旬
年末調整の集中する12月後半から1月中旬
12月決算法人の決算が集中する1月末~2月下旬
3月決算法人の決算が集中する4月中旬から5月末
9月決算法人の決算が集中する10月中旬~11月末
こんなところでしょうか…。

良く見て頂くとお分かり頂ける通り
10月中旬以降5月末までが忙しい時期という事になります。

こんな中
最近の業界の動向としては
年間7カ月ほどの忙しい時期のために正社員を雇う必要があるのか?
ベテランのアルバイト、パートで乗り切れないか?
たとえ安くても良いから一件でも多くの仕事を確保しよう。
税務調査はラッキー、調査立会報酬が見込める。
こんな考え方が蔓延し始めています。

そんな中
弊社は、周囲とは全く異なった方向性を打ち出して行きたいと思います。
①残業時間はゼロにする
②正社員を増強し、顧客の満足度を高めて行く
③信頼の高い仕事をし、関係を強化する
そんなことをして行きたいと思っています。

えっ!?
人を雇えばコスト高になるだろうって?
コストダウンばかりを考えての経営手法は考えていません。
コストダウンの前に収入のアップを図ります。
そのためのきめ細やかな対応が出来る体制の構築です。

数ヵ月後には新体制が整う事と思います。
新しい時代の税理士事務所に挑戦して行きたいと思います。
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蛇口回帰

2010-11-01 | つれづれ
蛇口回帰なる言葉が存在していました。

名は体を表すではありませんが
まさに水道水を飲んで欲しいとのことのようです。

日本水道協会によると、全国の年間給水量は、
1995年の約170億立方メートルをピークに減少が続き、
2008年は約158億立方メートルまで落ち込んでいるそうです。

もっとも、上下水道が発達して水道管の洩れによる損失も少なくなっているのかもしれませんが
やはり考えられる事は「ミネラルウォーター」の存在のようです。

一番目に売れている「日本の天然水(サントリー)」
二番目に売れている「森の水だより(日本コカコーラ)」
三番目に売れている「キリンアルカリイオンの水(キリン)」
四番目に売れている「ボルヴィック(キリン)」
この四銘柄で日本のミネラルウォーター販売量の54%を超えるとのことです。

そんな中での蛇口回帰
各自治体も苦労をしているようですが
そのPRも含めて全国には約60種類のご当地水道水があるという事です。

自治体は自治体で苦しい胸の内があり
水道水の使用量減少は「水道行政の維持」に打撃を与えるそうです。

エコのためには水道水を大切に使いましょうという事になりますが
自治体の水道行政維持のためにはもっともっと使いましょうという事になります。
複雑に絡み合っているものですね。
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