日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

高付加価値適正料金のススメ

2010-06-11 | 経営改善
「安かろう悪かろう」嫌な言葉です。
そして、「無料、タダ、0円」という文字でお客様を集める手法が目を引く事も多くなりました。

無料で成り立つ会社はありません。
無料の裏には必ずその原価を取り戻す何かが無ければなりません。
戦略的にしっかりしたものを持った企業ならいざ知らず
「タダなら人は集まる」くらいの感覚で「無料」の世界に入り込むと大変なことになってしまいます。

中小零細企業の経営に奇策はありません。
中小企業だからこそできる事それは
①レスポンス
②微に入り細に入りの対応
③オンリーワン
④小ロット受注
⑤低コスト
といったスピードと軽快さに有る筈です。

しかし、せっかくの強みを弱みと捉え
卑屈(?)な無料、低廉価格の言い訳にしてしまっています。

小さいからこそできる事
それは高付加価値のものを適正料金で提供する事です。
絶対タダにはしない事
それを肝に銘じて生産や商品開発、サービスを展開するのです。

もちろん高付加価値だからといってボッタクリはいけません。
あくまでも適正料金です。

あなたの会社の商品、製品、サービスのラインナップを見直しましょう。
御社でできる利益増進策は必ずあるものです。
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コストパフォーマンス

2010-06-11 | 経営・経済用語あれこれ
コストパフォーマンスとは
「財・サービスに支出した費用に対する、それによって得られた満足度の割合」
いつも通り出典は「大辞林 第二版」です。

例えばこういうことです。
満足度50%   料金 70万円
満足度100%  料金100万円

最近の傾向として安い方に消費者の目が移りがちです。
しかし、安かろう悪かろうとまでは行かないまでも
「満足感の伴わない安さ」にもかかわらず
事業者はただひたすら「安さ」を追求しようとしています。

明らかに間違いです。
安さには安さスパイラルが存在します。
一度安くしないと売れないという強迫観念を持ってしまうと
止め処もなく安くしようとしてしまうのです。
また、消費者も安くならないと承知しなくなってしまうのです。

格差社会ではありませんが
高くてもその商品に見合った価格であればモノは売れます。
逆にどんなに安い商品でも見合った価格でなければモノは売れません。

見た目の費用に惑わされるのではなく
実質的な費用に目を向け理解をして欲しいものです。
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