日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

恫喝

2006-09-17 | 税金・節税・資金繰り
先日の話です。
某金融機関で借入金の借り直しに応じて貰ったつもりが
金融機関側としては「リスケ」に当たると言われてしまいました。

当方としては単なる手形借入れを証書借入れに
変更して貰った位のつもりでしたから
寝耳に水といった感じです。
勿論社長は今後も借入れができるつもりでしたから
大慌てで、今までの交渉の過程や担当者との話の内容などを説明し
今後も融資の継続をお願いしました。

すると金融機関側は「そんな話は前担当者から聞いていない」
「社内の規定ではずっと前から破綻懸念先になっている」
「自分勝手な解釈で金融機関側を振り回さないで欲しい」
など、色々話をしてきたようです。

私の過去の経験から言うと
いわゆる町金というところであっても
消費者金融であっても
政府系、民間の金融機関であっても
貸す時と返して貰う(返させる?)時では全く対応が違うと言うことです。

○○銀行の副支店長は「おまえ(社長)の車はなんだ!
あんな車(国産高級車)に乗りやがって!直ぐ売れよ!
打って返せよ!当たり前だろ!借りたもんは返せよ!!」と社長に言っていましたし、
消費者金融の○○は、全額返済を前倒し返済する際
「貸して欲しい時だけ利用しやがって!返すだって!
何考えてるんだよ!そんなもん(返済資金)は受け取らないぞ!」と社長に言っていましたし、
そのほかにも
「家を売れ」だの「家族も連帯責任ある」だの「最低の生活をしてでも返せ」だの
日常茶飯事です。

金融機関の従業員も結局はサラリーマンです。
決して借手だけのことを考えて融資している訳ではありません。
あくまでも企業の利益優先です。

しかし、金融機関も公共的使命を帯びています。
是非とも紳士的な対応で借り手側と接して欲しいものです。
恫喝されると怖くて「出来ない約束をしてしまう」経営者が
後を立たないような気がします。
よろしくお願いをしたいものです。
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パターソンの営業法則

2006-09-17 | 乱読・積読
著 者    ジェフリー・ジトマー
訳 者    浦谷 計子
発 行    2005年7月10日 第1刷発行
発行所    株式会社 ディスカヴァー・トゥエンティワン
価 格    1300円+税
お勧め度     
感 想    レジスターを販売したNCR社の創業者ジョン・パターソンの営業哲学を31の法則にまとめたノウハウ本です。
世界で初めて営業マニュアルを作った
ノルマを設定した
営業マン研修を行った
19世紀末に考え出した営業法則が、21世紀の現代においても全く古く感じさせません。いや、最先端と言っても良いかもしれません。基本を無視するから売れない、練習しないから売れない、理解しないから売れない、確信を持たないから売れない、他人のせいにするのではなく、原因を自分に置くことの大切さを再認識させられたのでした。
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気合だけでは変われない!

2006-09-17 | 経営改善
最近金融機関からの命令(?)で変わらざるを得ない企業がたくさん有ります。
そのほとんどが債務超過であったり
連続赤字で黒字化の目処が立っていない場合
その他、収益基盤が脆弱で借入金の返済が長期に渡ると見込まれる場合などです。

もう後戻りできない状況に追いやられた格好です。
しかし、社長は抵抗してしまいます。
勿論本人はそんなつもりもないのでしょうが
周囲からはしっかり不誠実に見えてしまいます。
社長自身が変わろうとしないからです。

また、こんなケースもあります。
「いや、僕は言っているんだけど、従業員がやってくれないのです。」
こんなことを平気で言うのです。
確かに、思い出したように「変わるぞ!」「やるぞ!」とは
言っているようです。
大きな声を上げていますから
社長自身は本当に良く仕事をしたなんて思いながら
ニヤついていたりするものです。

気合十分、行動不十分
行動できない理由は
掛け声は掛けられるが
率先して行動に移すことは難しいようです。
なぜか?
「行動しよう」という行動はできるのですが
「自ら動く」と言う行動は出来ないのです。
今更、人に使われると言うのは出来ないのかもしれないですね。
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