今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

父の33回忌を皆で

2024年01月21日 | 身内

今年は亡父の33回忌にあたり、本来なら祥月命日に近い7月くらいに法要をやるのだが、丁度今、姉(父の息女)とその息子(父の孫)が来日中なので、この機を逃さずに約半年前倒しして、菩提寺で33回忌の法要を営んだ。
我々にとっても最後の年忌法要のつもりなので、ごく親しい親族すなわち父の妻子とその家蔵(義理の娘と9-30歳の孫たち)で実施。
※:33回忌をもって、個々の死者(ホトケ)はご先祖様(神)一般になる。

話によると、今では33回忌までやる家は少ないという。
多分、その頃には子自身が法事の対象になっている場合があり、たとえ健在であっても生活が空間的に分散している状態だからかもしれない。

うちの場合は、父の享年が66と比較的若かったため、その子たちが健在で(父の妻も健在!)、しかも一緒に住んでいて(姉だけがイタリア)、菩提寺も近い。
※:生きていたら今年で、66+33=99歳

さて、我が父の法要は、丈六の釈迦如来坐像を中心に仏弟子・諸菩薩や多数の羅漢が居並ぶ大きな本堂で行われ、僧侶の読経・出席者の焼香・法話と進み、最後に全員で「南無阿弥陀仏」を10回唱える。

かように本尊と読経・念仏との間にズレがあるのは、この寺は元は黄檗宗なのだが、廃寺状態から立ち直った後は浄土宗の僧侶が運営しているため。

浄土(阿弥陀)教は仏教諸宗の中でも最も神話的要素が強いため、私自身は親しめないものだったが、こういう縁もあり、現代(仏教)における阿弥陀信仰の意味をきちんと考えてみたいと思っている(いずれ記事にする)。→記事

法事後の”精進落し”は、身障者の姪に適合した店が見けにくいこともあり、自宅での寿司パーティに切り替えた(この方がはるかに安上がり)。


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