今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

リアルタイムの防災情報はネットから

2011年09月05日 | 防災・安全
台風12号がもたらした惨禍、そのほとんどは避難のタイミングを逃したことによる
(そうなると避難不可になる)。
豪雨の直撃を受けている地域は、今後避難する必要があるか否か、判断を迫られる。
その一番の任は自治体にあるのは確かだが、
自治体は、地域を大ざっぱに判断するので、
たとえば自分の家の裏山や近所の川があぶないかどうかまでは、判断してくれない。
そこで住人は、豪雨のさなか、様子を見に家を出る。
そして、帰って来ないことに…

避難の判断のためには、リアルタイムで精度の細かい情報が必要なのだ。
それはテレビ・ラジオでは無理。
様子を見に行く前にネット情報にアクセスしよう。
具体的には、まずは国交省の「川の防災情報」というサイト(携帯電話にも対応)。

トップページは全国だが、地域を選択していくと、雨量と河川の水量がより細かく表示される。
どんどん地域表示を拡大して、自分の家の近くの河川観測点をクリックする。
そうするとその河川の水位の変化状況が数値とグラフで表示され、「避難判断水位」に近づいているかどうかがみてとれる(表示の時間間隔を「10分毎」にしてみる)。
雨量は同じサイトのレーダーエコーで判断できる。
雨量の場合は、今後も大雨が継続するかがポイントなので、「履歴」画面にして、エコーの変化を確認すること。実は、この情報部分は気象庁のサイトの「レーダー・ナウキャスト」で「地方」を選択し、「1時間前から1時間後まで」の動画を見た方が、雨雲の停滞具合の予想までできるからお勧め。

以上のサイトは、私のサイト「山根一郎の世界」内の「気象の世界」内の「防災情報リンク」ボタンからも行ける。

そのほか、自治体によっては、独自に河川や雨量の観測情報をリアルタイムで配信している所もある(映像付きで)。これは自治体(市町村レベル)の防災サイトから行ける。

今や、ネット情報なくして防災はありえない。

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