元日早々(元旦)から頭痛がして食欲もなく、お節もたべずに寝込んでいた。
夕方、インフルエンザだったら(小さい子にうつると)たいへんというので、元日にもやっている診療所に連れていかれた。
熱は朝計ったら37度5分でたいしたことないが、頭痛がひどくて起きていられない。
高血圧で頭痛がするのは、脳の血管が切れる前兆のおそれがあると医者が脅かす。
この症状からはインフルエンザではないという診断だったが(私もそう思った)、念のため検査をお願いした。
すると検査キットの Aのとこが薄くピンクになって陽性だった。
ただ治療は簡単ということで処方せんを書いてもらったが、元日やっている薬局はかなり歩く。
幸い土地勘がある所だったので、抜け道を通って、薬局にたどりつく。
薬をもらって、マスクも買い、タクシーで帰宅。
薬は、2種類の粉薬を咽喉に吸入するもので、それを2つ服用した。
すると、咽喉から痰がでてきた。
これでよくなるかと思ったら、そうは問屋が卸さなかった。
翌2日、頭痛はとれたももの、熱が38度5分に上がり、今度はふらふらして起き上がられない。
なので2日も一日中寝込んでいた。
3日目の朝になって熱が37度5分に下り、1日のような頭痛はないので、やっと起き上がることができた。
髭を剃り、歯を磨き、風呂に入った。
2日間、まったく食べ物を口にしなかったので、体重は2kg減っていた(ただし筋肉量が減って脂肪は減ってないらしい)。
もともと3が日は、何もしないつもりだったので、寝込んだことによる損失はないが、1年のうちで貴重な何もしない期間を楽しめなかったのは残念。
そもそもなぜインフルエンザに罹患したのか。
思い当たるのは、大晦日の夕方、菩提寺の霊廟にお参りに行った際、寒空にいたのと、その霊廟で会った親戚がインフルエンザにかかっていた。
だからあえて近寄らなかったが、空気感染したのか。
帰宅後は普通に食事をし、年明けの2時まで起きていたが、その間ゆっくり調子が悪くなっていった。
その後、元気が回復したはいいものの、味覚が変わってしまって、塩分に過敏になり、塩気のあるものはことごとく塩の塊の味しかしなくなった。
なので、楽しみしていたお節の煮付けやタコの刺し身は食べられず、もっぱら甘いもの(黒豆、伊達巻)しか口に入らない。
いつもだったら、甘いものこそ口に入れないのに。
なので餅も大好きな磯辺焼きではなく(醤油が塩の塊の味)、砂糖の入った安倍川餅。
お大事にされて下さい!