今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

雨がいつ上がるかは予報士に聞こう

2009年05月17日 | お天気

甥っ子の幼稚園の運動会が午前9時から予定されていたが、
午前7時の時点で雨だったため、中止に。
そして9時前には雨は上がり、それ以降はまったく降らなかった。
時間を遅らせても開催してくれた方が親たちとしてはありがたかったのでは(風は強かったけど)。

私は、目が覚めた8時の時点で、9時前に雨は上がって、数時間は雨は降らないとわかっていた。
今降っている雨が1時間後どうなるのかは、
マスコミレベルの気象情報では解らない(地点予報も3時間単位)。
今雨が降っているからといって、大事な予定を中止した途端、
雨が上がったという経験は皆さんもあるのではないか。

昨年東京で、”ゲリラ豪雨”のためマンホール内で作業していた人たちが死亡した事故があり、
それ以降”1ミリでも雨が降ったら作業中止”とされ、仕事の効率が悪化したという。
これは”羮(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く”反応で、
気象情報の活用に関して無能力さを示している。
今降っている雨が、豪雨になるのか、シトシト雨なのか、すぐやむのかは、
近くの気象予報士に聞けば自信をもって答えてくれる。

手の内を明かすと、
ネットで気象庁や国交省の”リアルタイムレーダー”※を見ればいいのだ(10分間隔更新)。
※追加:最新の「Xバンド」の方が更新間隔が短いのでお勧め。ただしすべての地域に対応してはいない(2016年現在)。

本当は観測情報を多元的に考慮するが、
レーダーアメダスだけでも1時間以内の降水なら、
素人でもかなりの確度で予想できる。

ついでに、昨晩も関東だけ雨雲がかからず(北陸や東北に雨雲が流された)、
今日も西から来た雨雲は関東に入ると消滅する傾向を示した。
これは、関東だけ強い南風が入り、雨雲が蒸発させられてしまったため。
低気圧の暖域と関東の地形が合わさった効果による。
この現象は、レーダーで確認できこそすれ、
そのメカニズムについては天気図・衛星・アメダス(風)など他の観測情報を参考にしないとわからない。


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