この秋公開予定だったが、福島原発の事故を受けて、
急きょ公開されている
映画「100000年後の安全」を観てきた。
原発の本質的問題点は、今回のような”事故”ではなく
(水力発電用ダムの決壊事故と同様、それはあってはならない)、
安全に操業を続けた結果の、”放射性廃棄物の処理・管理”の問題であったはず。
原発への態度は、この問題を避けて通れない。
映画はフィンランドに建設中の
(十万年経たないと安全にならない)放射性廃棄物の永久処分場の工事現場の映像と、
関係者のインタビューのみのシンプルなもの。
決して、反原発の主張を声高に叫ぶものではなく、観る者各人に結論を委ねる態度。
だから、この映画を観て、その厳重な管理計画に安心することもありうる。
ただ、一万年後、五万年後の人類の後継者たちに、その保管場所の危険性をどう知らせるか、
その責任は現代のわれわれにある。
その責任をわれわれに背負わせるのが、原発から出る放射性廃棄物である。
急きょ公開されている
映画「100000年後の安全」を観てきた。
原発の本質的問題点は、今回のような”事故”ではなく
(水力発電用ダムの決壊事故と同様、それはあってはならない)、
安全に操業を続けた結果の、”放射性廃棄物の処理・管理”の問題であったはず。
原発への態度は、この問題を避けて通れない。
映画はフィンランドに建設中の
(十万年経たないと安全にならない)放射性廃棄物の永久処分場の工事現場の映像と、
関係者のインタビューのみのシンプルなもの。
決して、反原発の主張を声高に叫ぶものではなく、観る者各人に結論を委ねる態度。
だから、この映画を観て、その厳重な管理計画に安心することもありうる。
ただ、一万年後、五万年後の人類の後継者たちに、その保管場所の危険性をどう知らせるか、
その責任は現代のわれわれにある。
その責任をわれわれに背負わせるのが、原発から出る放射性廃棄物である。
以前、質問させていただいたひろです。
その節にはご丁寧に回答をいただきまして、ありがとうございました。
私も姉もこれから結婚や出産を考えていたので、山根先生の言葉に一安心することができました。
茨城県内も少しずつですが放射線量が低下してきています。
ひたちなか市堀口ですが、父の職場が近くにあるので地形を聞いたところ、坂に挟まれて少し窪んでいるとのことでした。風が溜まり込んでいるのかもしれません。
今回お尋ねしたいのは土壌の除染についてです。
私の祖母や親戚、友人が農家なのですが、五月の連休には田植えを始める時期になります。
先日、山根先生が農地やグランドなどの除染についてのお考えを述べていらっしゃいましたが、それは茨城も同様なのでしょうか。
また、いまの時期は筍の旬を迎えますが、今年のものは避けた方がよいのでしょうか。チェルノブイリではきのこ類が危険だったと聞いたので、不安になります。
お忙しいところ申し訳ありませんが、ご回答いただけますと幸甚です。
筍も、地域の露地物の筍の検査値を参考にすべきです(もちろん暫定基準以下なら問題なし)。検査主体は県だと思いますが、日本有数の農業県として風評被害に対抗するためにやっているはずなので、問い合わせをされるといいでしょう。
県によると実測値のもと、田植えの制限はないそうです。実測値が北茨城よりも竜ヶ崎の方が数値が高いのは、やはり海からの再侵入のせいでしょうか。
筍について検査していないとのことなので、風評被害対策のためにも検査をとお願いしてみました。
五月に飯舘村でボランティアされるとのこと、隣県から応援しております。