今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

日傘をさして秋葉

2007年08月21日 | 東京周辺
今年になって男向けの日傘が出回っているときく。
確かに、”日傘は女専用”とする伝統的発想は、一種の性差別で、非科学的で納得できない。
でも実際には”日傘を差している男”を見たことがない。
ならば自分でやってみよう。
でも、多少勇気がいるので、秋葉に行く時にやってみた。
何しろ、あそこなら、女の格好した男も歩いてるし、身なりに関心ない男が大勢いるから。

でも最近の秋葉は、女っ気が多くなったのはいいが、それを追って新たな男ども、
ストリートファッションで、ケータイを耳に当ててしゃべりながら歩く男どもの流入が聖地を汚している。
ケータイしか使えそうもない奴らなので、電気街・パーツ街には用無しのはず。
めざすはメイドなんだろうな。
そもそもメイドを呼んだのは、萌え系のオタクたちで、かれらは本来はアキバ系ではないはず。
でも筋金入りのアキバ系よりは社会性はあるかもな。

さて、その街で、500円の超ミニタイプの傘をさして歩き出す。
普通の雨用の傘なだが、超ミニという形の不自然さがむしろ日傘として使って許される気がした。
愛用のパナマ帽はファッション的には気に入ってるが、やはり帽子はどれでも蒸れる。
それに日除けになる場所が頭部だけなので、肩や腕が暑い。

日除けとは、何も紫外線だけを目的としない。
日射による加熱効果を避ける意味もある。
日傘は、自分の周囲に日陰をつくるわけだから、理論的には気温だけの暑さですむ。
このように考えると日傘は帽子より勝る。

だが、実際やってみて、いくつか問題点も見出した。
まず、雨用の傘は生地が薄いため、日射の加熱を防ぎきれない。
やはり日傘専用の生地が厚いものにすべきだ。
あと、雨傘の場合と同じなのだが、日陰を歩いている時に日傘を差しているのは、なんだか馬鹿みたいなので、それを閉じる。
すると傘を開いたり閉じたりするのが面倒になってくる。
また、帽子と違って風が素通りする分涼しいのだが、傘が風の抵抗となって歩きづらく、向い風が強いと後ろに押されてしまう。
そもそも片手がふさがったままとなり、ずっと持っているのも気分的に疲れてくる。
と結局、一長一短て感じだった。

日傘が進化して、傘の内側に霧(ミスト)を出して、その蒸発による冷却効果を積極的に感じられるんならいいのだが。
と”ハイテク日傘”を思いついたのも秋葉ならではか。
実は水筒みたいなのを身につけて霧を出して冷をとる装置を持っているのだ。
それと日傘をドッキングすればいいと思ったわけ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。