今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

吉良温泉の宿

2009年12月01日 | 温泉

私が頭から血を流しながら泊った吉良温泉の宿は
「三河湾リゾートリンクス」といって、内で一番目立つ大型ホテル(写真中央奥)。
会員制のリゾートクラブでもあり、一般宿泊客と日帰り客を受入れている。
なので見た目は豪勢。
ただその豪華さを一般宿泊客が享受できるかというと…。

吉良温泉自体が夏のシーズン以外は閑散としている感じ。
海の向う側には渥美半島が拡がって、右には佐久島が塞いでいるので、
ここから見ると、三河湾自体が閉じた湖のよう。
波もまったくないので浜名湖を大きくした感じ。

日帰り客を受入れているアジア風のスパ(宿泊数分利用券をもらえる)は、
ホテルの部屋からだとエレベータ3回乗り継ぎ、さらに渡り廊下と階段を通る。
バリ島が大好きな私は、バリのリゾートホテルにいるようなディープなバリの雰囲気を期待したが、
バリ風の雑貨店があるだけだった。

吉良温泉は、温泉が枯渇したこともあり、ここも鉱石を使った人工温泉。
ただしその温泉の浴槽は、スパの中の1つだけ。

夕食は、複数あるレストランから値段に応じて予約時に選択する方式。
もっとも安い中華にしたら、ここもスパの棟にあるので移動に手間がかかる。
しかも、温泉ホテルではなくリゾートホテルを自認しているので、
レストランは室内用の作務衣とスリッパはご法度(大浴場はOK)。
なので食事のたびに外出着に着替える。
ロビーではネットの無線LANが使えるのはうれしい。

中華レストランは、オーシャンビュー(といっても夜景の海)で雰囲気もいいし、
スタッフの応対もいい。
でもお茶から有料で、バイキングも連泊者にとっては同じメニュー
(北京ダックが付くのはいい)。

部屋は和洋室でベランダにも簡易椅子とテーブルがあり、広く使える。
室内の一人掛ソファも質がいい。
トイレは洗浄器付き。
パソコン作業は和室でできるし、ベッドだから寝るのにいい。

このように部屋は広くていいのだが、湯にありがた味が乏しく、
食事もわくわく感に欠ける。
どうせならバリ島の雰囲気で統一して、館内BGMはガムランで、メニューもバリ料理(ナシゴレン、ミーゴレン)があれば、喜んで定宿にしたいが、
そういうニーズの会員はいないか(吉良温泉自体がワイキキビーチを摸している)。

それなら宿泊費が半値近くで、浴衣のまま食事でき、
連泊二日目にはサービスの皿を出してくれる浜名湖の定宿に行くかな
(カニ食べ放題が魅力)。
あちらの屋外駐車場なら頭を鉄骨にぶつける心配もないし。


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