今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

ジブリパークに行ってきた

2023年06月01日 | 名古屋周辺

 ディズニー映画やユニバーサル・スタジオ映画よりもジブリアニメを愛する私としては、 TDLやUSJよりもジブリパークに行きたい。
そのジブリパークが、なんと名古屋宅のすぐソバにあるのだから、こんなうれしいことはない。
ただ、完全予約制で、ふらりとは行けないため、世間が平日で、わが勤務先だけが(創立記念日で)休日となる6月1日に予約を入れ(2000円)、その当日である本日、満を持して、ジブリパークに行ってきた。


わが名古屋宅の最寄り駅からリニモに10分乗って「愛地球博記念公園駅」で降りる。
車内アナウンスもホームでも「ジブリパーク」は影も形もないが、改札を出るとやっと案内を目にする。

もっとも記念公園内にあるのだから、まずは記念公園に入ればよい(写真:公園の3分されたゲートの右端(人がいる)だけ「ジブリパーク」とある。
右奥の平らな屋根の奥側の建物が「ジブリの大倉庫」。右手前の円形建物はローソン)


以前の愛知万博の中心部だった建物が今回予約した「ジブリの大倉庫」となっているようで、外観ではまったくそれらしさがなく、案内係がいて初めてそれとわかる。

11時の入場予約の30分前に着いたが、同時刻の予約客で長い行列ができている。
平日の昼なのに、行列は若い人たちや学齢期の子どもが多い。
いよいよ入場となり、ネット予約した私は、スマホで該当画面をかざして、画面内で「入場」をクリックすると、その画面に使用済みの印が出る。


エレベータで階下に降りると、正面にカルチェラタン(「コクリコ坂から」)内にある哲学研究会部室。
私が高校生だったら入部したかった。

左に進むと案内所があるので、あえて申し出て案内図を求める(案内図は自由に取れる状態でなく、グループに1つ)。

まずは中央階段に行く。
空中に「ラピュタ」の大きな飛行船(写真)。
ジブリ作品には、さまざまな航空機(プロペラ機)が登場するが、この飛行船は風車(かざぐるま)好きな私が一番好きなタイプ。

所々、撮影不可な場所(子供の街、企画展示室)がある。
映画館然としたミニシアターがあって、そこで15分の小作品を見る。


メイン会場といえるのは、中央展示室で、そこは行列が絶えない。
中に入ると、それぞれの作品の1シーンに参加できるという仕組み。
連れがいるとポーズをとって写真に納めれるが、一人客だとそれができないのが残念(赤の他人にカメラを渡して、ポーズをとる勇気はない)。

とりわけ、ボルコ(「紅の豚」)の殴り合いシーンでは(写真)、私はあえてボルコのパイロット服を摸したジャケットを着てきただけに、彼の相手ができなかったのは残念至極。
奥にいくと、アリエッティの親族になったように巨大化した床下の空間を巡る。

幼稚園児の団体も来ているが、彼らはジブリ映画を見ているのだろうか(せいぜい「ポニョ」か「トトロ」)。
あと外国人もそれなりにいて、説明はすべて日本語ながら(映画も日本語のみ)、展示は絵や造形なので、なんとか楽しめるか。


企画展示室は、ジブリ映画に出てくる料理特集で、千と千尋の豪勢な屋台や、さつきとメイ家族の昭和っぽい食卓と弁当、コクリコ荘のこれまた昭和臭に満ちた調理場(鍋の蓋を開けてみよう)、ドーラの飛行船内の調理場などが再現されている。
料理はすべて模造だが、これらのいくつかを実際に賞味できるレストランがいつか開業されたらうれしい(目玉焼きを乗せたトーストでもいい)。

唯一館内で実際に食べれるのは、シベリア(「風立ちぬ」)。
その売店周辺では飲食できるが、館内は基本的に飲食禁止。
向いに大きめのカフェがある。

順路の最後はミュージアムショップ。
いろいろあって迷い、結局、キャラのポーズをとった人形のガチャ(中身がわからない)を1つ買っただけ。
私には「どんぐり共和国」(名駅にもある)で充分かな。

以上、大倉庫だけで2時間かかった。


他に「青春の丘」(「耳をすませば」)、「どんどこ森」(「となりのトトロ」)があるが、これらは密度が低いので予約しなかった。
あと現在、「魔女の谷」と「もののけの里」が工事中で、今年度中に開園予定である。

これらを一挙に巡れればたいしたものだが、今回の経験では、大倉庫だけでお腹いっぱいという感じ。
たとえていうなら「天空の城ラピュタ」と「千と千尋の神隠し」と「もののけ姫」の3本を連続で見るようなもの。
私なら、小分けでいい。
次回は、「魔女の谷」と「もののけの里」だ。

なお、駅近くの公園の無料域内にもローソン(最上の写真)とおにぎり屋・売店(最上の写真の左側の円形建物)があり、それらでも食べ物やジブリパークの土産が買える。