今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

本学一のクラブの顧問となる

2017年02月12日 | お仕事

勤務先の大学のクラブの新顧問となり、このクラブを作った旧顧問の教員の定年退職祝いを兼ねての同窓会に招待された。

このクラブはうちの大学で最大の部員数を誇り、また学外活動も盛んで、名実ともに本学一のクラブだ。

 集まった現役生とOGとの間には最大四半世紀もの年齢差がある。

出席したOGにはかつての教え子たちがいて、とてもなつかしかった。
同窓会といえば、自分の高校の同期会がとても楽しみなのだが、教師の立場でかつての教え子と再会できるのもとてもうれしいものだ。
各自がそれぞれに幸せになってくれていればなおさらのこと。

これほどの大所帯をずっと運営しつづけるこのクラブは、女子大にとっても鏡といえる。
というのは、日本の女性たちは成人近くなると、組織運営は男にまかせがちとなってしまうから。
一見それがかなわない女子大のクラブ・サークルだが、実際には他大学との交流が盛んで、それがある意味、真の自立を阻んでいる。
部外の男に一切頼らないこのクラブこそ、女子学生の組織運営力がトレーニングされる。 

私が大学の時、自分がリーダーをやったクラブの後任に女子を指名しようとしたら、後輩の女子たちから反対された。
理由は女子がリーダーでは自分たちはついていけないとのこと。

日本女性は、組織のリーダーになる訓練だけでなく、同性のリーダーを受け入れる訓練も必要だと思った。

それができるのも女子大だ。