楽しみにしていた高校の同期会に行きそびれた翌日、
早起きして富士山の奥庭に行こうと思っていた今日25日なのだが、
明日が雨ということなので、洗濯と家のイルミネーションの取付けを優先しなければならず、
快晴の午前中は家にいた。
すなわち今日は富士に行きそびれた。
その代りに紅葉でも見に行こうと、
立川市にある昭和記念公園に行った。
ここに行きたかったわけではないが、都内にしても少しは遠出したかったから。
立川といえば、東西に長い東京都(島嶼を除く)のど真ん中に位置する。
しかも中央線と青梅線の分岐点。
秋川高校に居た者としては、ここは一番近い都会だった。
でもついぞ立ち寄ることはなかった…。
そう、実は立川こそ、この数十年行きそびれた街。
昭和記念公園は連休最後の快晴の日曜なので、混んでいた。
銀杏並木は葉が落ちている最中で、都心よりも少々早かった(上写真)。
ただしカエデは半分ほどの色づきでもう少し先の感じ(右写真)。
せっかく立川に来たので、長年行きそびれていた普済寺に足を伸ばす。
中学以来、武蔵野の散策が好きだったのだが、
国宝の六面石幢があるこの寺を含む立川にはこれしかないので、
あえて行くほどでもなかったのだ(国分寺や日野との違い)。
境内奥の崖の上の堂内にあるその六面石幢を外から見学。
国宝というだけに、歴史的価値だけでなく美術的価値も高い。
崖の上からは、真っ白い富士が望める。
少し悔しい。
でも、中学以来40年ほどずっと行きそびれていた普済寺を、
今日訪れたことの方が意味あるかもしれない。