大学の屋上に設置してある、わが私設”日進気象台”の観測器(VantageProPlus)は、
地元愛知に未明に上陸した台風18号の強風いや暴風に耐えつつも、
午前6時00分頃の2度目の25m/秒の暴風を最後に、
風向・風速の記録が途絶えた(その20分前の一度目の25m/秒の暴風には耐えたのだが)。
こいつが送りつづけていたネット配信を見ているので、それらが遠くにいてもわかる。
観測器が強風で倒されたのだ。
高価な観測器を保全したければ、台風が来る前に安全な所にしまっておけばいい。
だが、それでは肝心な時の気象観測の責務が果たせない。
私は涙をのんで、わが観測器に、台風の中での観測の継続を命じたのだ。
幸い、わが観測器は”討死”ではなく、倒れただけのようだ。
なぜなら、風以外の情報(気温、湿度、日射量など)は発信されつづけている。
倒れてもなお、可能な限りの職務を果たそうとしている。
暴風警報が解除された昼前(午前中は休講)、出校してさっそく屋上に行って見た。
観測器はコンクリート製の台座もろとも倒れて、屋上の内壁によりかかっていた。
猛烈な敵襲にあって塹壕の中で息も絶え絶えの兵士のようだ。
プラスチック製の風速風向計も破損していなかった。
屋上面に防水シートが敷かれていて柔らかかったのも幸いした。
きちんと設置しなおして、台座にさらにコンクリートの重しを追加した。
これで今後は風速25mでも倒れないだろう。
11時20分から正しい計測が再開された。
ちなみに校舎内のここそこに、窓から雨が漏った跡が散在し、廊下が湿っていた。
地元愛知に未明に上陸した台風18号の強風いや暴風に耐えつつも、
午前6時00分頃の2度目の25m/秒の暴風を最後に、
風向・風速の記録が途絶えた(その20分前の一度目の25m/秒の暴風には耐えたのだが)。
こいつが送りつづけていたネット配信を見ているので、それらが遠くにいてもわかる。
観測器が強風で倒されたのだ。
高価な観測器を保全したければ、台風が来る前に安全な所にしまっておけばいい。
だが、それでは肝心な時の気象観測の責務が果たせない。
私は涙をのんで、わが観測器に、台風の中での観測の継続を命じたのだ。
幸い、わが観測器は”討死”ではなく、倒れただけのようだ。
なぜなら、風以外の情報(気温、湿度、日射量など)は発信されつづけている。
倒れてもなお、可能な限りの職務を果たそうとしている。
暴風警報が解除された昼前(午前中は休講)、出校してさっそく屋上に行って見た。
観測器はコンクリート製の台座もろとも倒れて、屋上の内壁によりかかっていた。
猛烈な敵襲にあって塹壕の中で息も絶え絶えの兵士のようだ。
プラスチック製の風速風向計も破損していなかった。
屋上面に防水シートが敷かれていて柔らかかったのも幸いした。
きちんと設置しなおして、台座にさらにコンクリートの重しを追加した。
これで今後は風速25mでも倒れないだろう。
11時20分から正しい計測が再開された。
ちなみに校舎内のここそこに、窓から雨が漏った跡が散在し、廊下が湿っていた。