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今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

映画館気分になれるグッズ

2017年01月13日 | 生活

秋葉の定番ひやかしポイントであるサンコーレアモノショップを覗いたら、店頭に、ウェアラブルモニター、すなわち顔の目の部分に装着するモニターが並んでいた。
作りは中国製ぽいものの、画質的に上と並の2種があり、上でも24800円と手ごろな価格(並は16000円ほどだが画質は妥協したくないので対象外)。
実際にためしてみると、昔からあったような大画面を謳いながら画質が悪く目も疲れそうな代物ではなく、映画館のスクリーンを観ているような画角の大きさとそれなりの解像度だったので、にわかにほしくなった。
なんでかというと、私はほぼ毎晩、寝る前はノートパソコンで映画鑑賞をしているのだ(ほんとは読書をすべきなのだが)。
ノートパソコンを寝床の布団の腹の上におけば、離れた40インチの液晶テレビよりも画角(画面の視野角)が大きくなる。
これが現行のパターン。

なので、 この店頭のモニターが腹の上ノーパソの画角より小さければ買う意味がない。
そこのところが判断しかね、決心がつかず、店を出た。

家に帰って、ネットでの購入者の評価(意外に高得点)を参照し、映画鑑賞という自分の用途に限れば(ゲームやテレビドラマ用でなく)、満足するらしい感触を得た。
また、あくまでも記憶上の比較だが、モニターの画角はかなり広い印象。

翌日、店に行き、また試して、あえて商品説明を聞き、さらに決心を固めるために店の中をくまなく歩きまわって、やっと購入した。

帰宅して、ノーパソに繋げて(HDMIと電源としての USB)スイッチを入れると、あっけなくかぶったモニターにパソコンの画面がきれいに映る。
画面上の文字も楽に読める(輝度はもちろん、ピントも片目づつ微調整できる)。

そして映画を起動。
モニター画面は四角く区切れててその周囲は暗黒の視野の周囲になっている。
まるで映画館の最前席でスクリーンを観ているようだ。
うれしいことに、目の前の15インチのノーパソよりも画角が広い。
解像度は最高というわけにはいかず、スクリーンのドットが見えるが、それとても映画館のスクリーンの気分にさせる。
しかも顔を移動しても、いつも視野はスクリーンが正面。

これはいける。
今後、映画を観るならこのモニターで観ないと損だとさえ思う。
ただ残念なのは、音が大きくならず、最大にしても、映画館の迫力ある音響は再現できない。
なので、サウンドはパソコンからブルートゥースでBoseのスピーカから出す。
これで、観客一人の映画館気分!

ところが、思わぬつまづきがあった。
一人で映画を観る時、ポップコーン(など)と飲物、私の場合はお酒!をかかせない。
視野全体を映画館のスクリーンに向けた状態で、顔を動かしても、いつもスクリーンから離れないので、特に飲物が飲めない(つまみ類なら手探りでなんとかなる)。
私は寝る前に映画を観ながら酒を飲むのが毎日の無上の楽しみなのだが、飲食を我慢してまでずっと映画を観る気にはなれない。
映画より酒だ。

実際、グラスに入れた酒だと、手探りでは絶対グラスを倒してしまう。
さらにグラスを口に持って行くと、グラスの縁がモニターのでっぱりにぶつかって傾けられない。 
これはかなり深刻な問題だ。

そこで考えた。考えれば問題は解決できる。
まず、アウトドアで使われている、携帯してストローで吸入する水筒がいいのではと、ネットで千数百円で購入。
だが、それが手元に来る前にもっと簡単な方法が思いついた。
100円ショップで、ペットボトルの飲み口に付けるキャップ付きのストロー。
それなら、手探りで取ってもこぼれないし、モニターに飲み口が当たらない。
ためしたみたら上々。
アウトドア用の水筒より、設置が楽なのでこちらを採用。

これで晴れて、まるで映画館を独占している気分で飲食しながらの大画面での映画鑑賞が楽しめる。
温泉宿に泊る時も、寝る前はノーパソ経由での映画鑑賞が楽しみだったが、なおさら楽しみになった。 

ちなみに正式な製品名は、高画質ウェアラブルフルHD対応モニター  EYE THEATER1


大掃除には重曹

2016年12月29日 | 生活

実家の大掃除で私の担当は浴室。

浴室の一番の難物は床面の隙間(すべり止めの凹凸がある)に入り込んだ汚れと、目止めのパッキンにこびりついた汚れ。
毎年、ブラシ状もので、浴用洗剤をふんだんに使って力任せにゴシゴシやっていた。

ところが、今年は違う。

重曹の粉を水に溶かし、それを柔らかいスポンジにつけて拭けば、苦もなく落ちる。

重曹なので、手も荒れないし、換気も必要ない。

それに磨く面を傷つけなくてすむ。
さらには、安い(100円)。

水あかを落としやすいので、キッチン廻りにも使え、洗濯にも使える。 
安い掃除用でなければ、入浴剤(重曹泉)、料理にも使える。
プラシーボ用の偽薬に使われるくらいだから、体に入れても無害(薬と信じて飲めば、健康にいい)。

またしても目からウロコ。
魔法の粉だ。


ガラケー最後の更新

2016年12月28日 | 生活

長年使っていたガラケー(N705i)がついに壊れた。
液晶画面が内側から壊れて画面が一切見えなくなってしまったのだ。
何もしていないし、前兆もなかった。

本体は正常なので、通話も、フェリカ(おサイフケータイ)も使える。
私にとって携帯はフェリカ利用がほとんどなので、このままでも不便はないが、いざという時に番号を暗記していない先に発信できない(メニューが全く見えない)のは不便そうだ。

幸い「補償サービス」に入っていたので、5000円ほどで交換できる。

ところが10年以上使っているこの機種はもう無い。
なので現在販売されている最新型!と交換できる。
といっても、ガラケー自体がサービス停止方向なので、最新といっても2年前の在庫品。
いわば最後のガラケーに更新したのだ。

そもそも私がガラケーを使い続けているのは、iPadminiと分業しているため。
いわゆるネット関係はスマホより小型タブレットの方が使い勝手がいい。
タブレットでできないのは通話とフェリカ機能だけなのでそれをガラケーに担当させている。

スマホとガラケー両方の経験者によれば、通話しやすさとバッテリーのもちはガラケーに軍配があがるという。
それにフェリカが使えれば、ガラケーはこのうえなく便利。
つまり合理的な使い分けなのだ(今後はApplePayによりフェリカ分野の優位性はなくなる)。 

さて、新機種に交換するにはハードルが2つある。
1つは、本体に保存してあるデータの移行。
画面が見えれば何ら問題ないのだが、見えないのでどうしようもない。
一応、パソコン接続ソフトを使ってパソコンにデータをコピーした(この操作はパスワードを入れる程度なので画面は不要)。
だが、このソフトは新機種に対応していない!
有料のデータ移行サービスなるものがあるが、代金8000円に値するデータ量ではない。
うれしいことに、ドコモのショップで電話番号の移行をやってくれた。

今一つのハードルはフェリカで使っているEASYモバイルSuicaとEdyの残額。
前者はスイカ経由で残額の移行が可能だが、手続きと手数料がとられる。
後者は故障による機種変更の場合は、残額が消える(以前もそうだった)。
運悪く、両方ともチャージしたばかり。

一番いいのは、今の携帯で使い切ること。
いずれとも、新機種になって申込みし直せばよい。 
まずEdyを使い切るため、池袋に行ってEdyが使えるビックカメラでプリンタのインク、やまやで日本酒を買う。いずれも正月を迎えるのに必要だった。
翌日はスイカを使い切るため、 再び池袋に行った(もちろん山手線もスイカ)。
正月用の萩かまぼこを買おうと西武百貨店に行ったら、ここは非対応。
並びの三省堂は対応しているが、同じフロアの山野楽器は非対応。
楽器の教本を買いたかったので、ジュンク堂書店に行ったら、ここはスイカ対応!
しかも山野楽器にあった教本もある。

かくして、思い残すことなく新しいガラケーに移行した。
最新の画面は、昔のWindowsの嫌われ者だったイルカのように、やたらうるさい画面で、余計なお世話的押し付けサービス画面を整理するのに一苦労(そういうサービスを求めるならスマホを使うだろう)。
ガラケーのユーザー層(合理主義者)を見誤っている。 
ガラケーには無愛想なくらいのシンプルさが似合うのに。


宇都宮餃子を食べてみた

2016年12月11日 | 生活

今や「餃子の街」と化した宇都宮だが、住んでいない者には、どこの店にいけばいいかわからない。
うれしいことに「来らっせ」の東武宇都宮店では、12の店の餃子を1つずつ味わえる(680円)。
私は、餃子に飯も麺もいらない。
そういう食べ方ができるのもうれしい。

さて、12個の餃子を1個1個、ビールをちびちびやりながら、卓上にあった宇都宮中の餃子店の案内本を見ながら食べた(写真:前列左から、みんみん、味一番、玉ちゃん、飯城園、新三、ねぎにら餃子。後列左から、幸楽、餃子館、餃子会館、高橋餃子、悟空、雄都水産)。

 ちなみに、タレも宇都宮餃子用のタレを使っている(ご覧の通りラー油が多め)。
正直、(微妙な差はあるが)大きな差はわからない。
いずれも普通の餃子の範囲内だった。
実際、「宇都宮餃子」に対する観光客あるいは土産をもらった反応はこのようなもの。

そもそも宇都宮に餃子の店が多いのは、市民が餃子好きであるためで、何も観光用の特化品として意図的に開発されたものではない。
だから、宇都宮餃子っていっても、それは特別なものではなく、日常生活で食べるただの餃子だ。

それで悪いか。
餃子は、餃子であるだけでおいしいのだ。
実際、変わり種餃子や、一口餃子、あるいはジャンボ餃子などあえて趣向を変えたものは、私の舌では、いずれも、バランスが悪く、ただの餃子に負けた。
すなわち餡の構成、皮の厚さと大きさ、皮と餡の関係、裏面の焼き具合と表面の蒸し具合、それらが完成の域に達したのが(ただの)餃子なのだ。
ただの餃子が最高の餃子なのだ。
実際、「浜松餃子」もただの餃子だ(餃子の他にもやしがついているだけ)。

かように私も餃子は大好きなのだが、なぜか日常的な食べ物に近づけていない。
餃子は特別に付ける一品という位置にあるためだ(餃子が”常に付ける一品”になれるのは「王将」においてだけ)。 

店は地元の人たちで満席で、家族連れは餃子を大皿で注文し、取り分けている。
かような餃子パーティはわが家では手作りで年に一度程度。 

私にとって、思い立ったらいつでも餃子を食べられる宇都宮市民は幸せ者だ(有名店でも5個250円程度)。
どこでも「あんかけスパ」が食べられる名古屋市民が幸せ者なように。


モーツァルト全集を大人買い

2016年11月05日 | 生活

最近、音楽を聴かなくなった(ヘッドホンで聴くのはもっぱらポッドキャスト)。
昔はジャンルにこだわらず(特定のジャンルが好きなのではなく、音楽そのものが好きなので)休みなく聴いていたのに。
自分にとって新鮮な音楽との出会いがなくなってしまったためなのかな。
ことにiPodを導入してからというもの、CDはとんと買わなくなった(ということは10年以上)。
CDアルバムの中で真に愛聴するのはたいてい1曲くらいなので、ダウンロードした方が効率的だからだ。

そのような私が、なんとモーツァルト全集、CDにして170枚!を大人買いしてしまった。
私が人類で一番好きな作曲家・モーツァルトなら全曲ほしいから。
ただ大人買いといっても値段は14780円。
金額的にはちっともたいしたことないが、たぶんLPレコードだったら十倍はしたろう(収納スペースも)。
日本の製品ではないが国内に在庫があって、Amazonで注文したら、翌日に届いた。
段ボールの大きさに驚いたが、Amazonなので、中身の紙製のCDボックス(モーツァルトの顔入り)は本棚1段の半分程度。
170枚のCDメディアはそれぞれ紙のカバーだけなので横スペースもとらない。
さっそく1枚目をかけてみた。
値段の安さに心配したが、なかなかいい音で満足。
CDに収める都合上、ケッヘル(≒制作)順ではなく、クラシックのジャンルごとなのは致し方ない。
本当ならケッヘル順(K1a、bは5歳時の作品!)からに聴いてみたいもんだ。

モーツァルトの室内楽やソナタは執筆作業中のBGMに向いている(モーツァルト効果とやらも期待できる)。

これに味を占めて、来月は別の作曲家の全集を、自分へのクリスマスプレゼントにする予定。


松茸パーティ

2016年10月08日 | 生活

日ごろは慎ましく生活していても(一日一食半)、季節の収穫物は味わいたい。
それに、おいしい物は家族みんなで分かち合いたい。
その機会にふさわしいのが、家族の誕生会。

毎年、今ごろ開催する母の誕生会は、私がアメ横の決った店で松茸をちょっと奮発して買うことにしている(アメ横だから交渉でサービスしてもらう)。
店頭の前列に並んでいる安物(ヘタしたら中国産)は無視して、最上段の信州産だけを交渉の対象にする。
形のいいのはデパートに流れて高額になるので、形が悪い分、こういう店で値引きの対象になるが、食べる分には変わりがない。
しかも鉄板で焼いて食べるため、1本を4つにスライスするので、買った本数の4倍の枚数に増える。
その結果、大人4人・子ども3人でも充分な量になり、最後はなんと余り気味になる。

「香り松茸、味シメジ」というので、デパートで探した本シメジ(スーパーのブナシメジとはまったく別物だが、値段は松茸に比べるに値しない)も一緒に焼くが、全員の一致した評価は、松茸の圧勝。
松茸は香りだけではなく、芯の密度が段違いに濃くて、肉のような食感がいいのだ。
私はもともとキノコが好きなのだが、やはり松茸は別格だ。
せっかくなので、ご飯も丸美屋の「松茸ご飯」にし、永谷園の「松茸のお吸い物」(これは香りだけ)を加えた。
もうひとつ嬉しいのは、これだけ食べてもカロリーがほとんど0という点。

こういう非日常的な贅沢品は、1回でもふんだんに食べれば、心理的にもう充分となるもので(大アサリ、カニ、松阪牛しかり)、来年まで食べなくていい。 


トースト食べたら

2016年10月01日 | 生活

ものすごく久しぶりにトースト(トースターで焼いた食パン)を食べた。
国会図書館にいつもより早く行ったので、喫茶部のモーニング(11時まで)に間に合ったのだ。
トーストにマーガリンとジャムを塗って、口に入れた。
すると口蓋の皮がぺろりとむけた。
口蓋にとってはトーストの固い面は紙ヤスリに等しかったわけだ。
口蓋がヒリヒリするし、はがれた皮が口内に残って邪魔くさい。 

普段の朝食は、名古屋宅では味噌汁、東京の実家ではミキサーで作った野菜ジュース(スムージー)で済ませている。
毎朝トーストの人は口蓋の皮が厚くなっているんだろうな。
トーストは今回限りにする(ピザトーストはOK)。


美食週間の締め

2016年09月24日 | 生活

今日は、今週日曜からの美食週間の締めで、
実家の弟と姪(誕生日が1日違い)の誕生会。

私が名古屋で焼き肉パーティ用の松阪牛とその近隣の柿安牛を買っていく。
本当は昨日そうする予定だったが、緊急事態のため今日に延期した。

それが功を奏して、買いに行ったら松阪牛より高価な柿安牛の霜降りのリブロースがちょうどタイムセールでなんと半額!

この偶然を逃す手はなく、その柿安牛を多めに買った。

2歳になった姪もこれら5等級の肉の味が判るようで、次々と頬張る。

焼き肉や鍋って一人で食べても、楽しくはない。
金はかかるが、せっかくならこうやって皆で食べたい。

今週はやたら贅沢な一週間だったが、来週からは自炊生活を再開し、納豆ご飯レベルでつつましくすごす。


美食週間

2016年09月22日 | 生活

先週は、健康診断を目指して、粗食に耐え続けた。

打って変わって今週は、美食に明け暮れることに…。

まず日曜の晩は、琵琶湖を望む雄琴温泉の旅館で学生時代の友人たちと、近江牛会席。
還暦者がいたので、敬老記念にシャンパンもサービスされた。

次に、水曜の晩は、人生の恩人に当たる人が定年退職を向えたので、その人を名古屋・栄の料亭で接待。
庭付きの個室で、脇息付きの座席に向かい合い(もちろん私が下座側)、日本酒を指しつ指されつ(テレビドラマにある接待のシーンさながら)、次々と皿が替わる懐石料理を賞味。 
エビで秋のトンボを模したり、さまざまな工夫が仕掛けてあった。
たぶん私にとって最初で最後の経験だろう。

 そして来たる土曜の晩、すなわち美食週間の締めは、家族の誕生会として松阪牛パーティ。
私が、名古屋駅の地下街で家族全員が満足する量を買って行く。

なので、今週は体重計には乗らないでおく。
ついでにカードの利用明細も見ない。 

粗食は一人で耐えられるが、美食は一人ではつまらない。
人々がともに在ることを楽しむために、料理は豪勢になっていった。
美食週間は、人との交歓の週間でもあるわけだ。 


エアコンの効率的な冷房法:追記あり

2016年08月25日 | 生活

毎年、夏になると我がブログの記事「冷房にサーキュレーターの併用は逆効果」のアクセスが増える。

サーキュレーターは無条件に使えばいいのではなく、室内を撹拌する必要性から考えるべきなのだ。

部屋の温度を空間的にくまなく等温にする必要がなければ、たとえば自分が居る場所だけ涼しければいいのなら、そうなるように冷気の流れを制御すればいいのであり、その目的にサーキュレーターが必要かどうかかは、エアコンと居場所の位置関係で決まる。

それから、エアコンの温度設定風量調節も重要。
エアコンの設定温度は、その設定した温度の気流がエアコンの吹出口から出るものと思っている人がいて驚いた(うちの学生たち)。 
あれはエアコンセンサーの目標設定温度にすぎない。
なので、暑いからといって低温設定にする必要はなく、(現在の室温より低い温度設定になっているはずだから)迅速に部屋を冷やしたければ、風量を最強にする。
温度設定を下げるとやたら電気代がかかるが(暑い中に冷気を作る不自然な作業に大量の電気エネルギーが消費される)、風量を強くしても(プロペラの回転数を上げるだけなので)たいして電気代がかからない。
そもそも、冷房で下げる室温は温度設定より下ってしまうことの方が多い。
なので、温度計を頼りに、実現したい室温(たとえば夏の至適温度の27℃)を調整すればよい。
部屋を27℃にするには、たぶん設定温度は「28℃」で充分。

冷房で冷やしすぎることほど愚かなことはない。
「暑くない」温度(27℃)にもっていけばいいのだ。 

冷気をエアコンから遠くにもっていきたければ、風向を水平にして、風量を強にする。
繰り返すが、設定温度は消費電力を大きく左右するが、風量はたいして電気代にひびかない。
いいかえれば、風量「弱」での稼働は無駄が多い。
それほど暑くないなら、設定温度を上げた方が電気代がかからない。
エアコンはセンサーが設定温度に達するとほどんど電気を消費しなくなるから※。

※これを期待する場合は、風量を「自動」にしておく必要がある。

以上のことを確信をもって実行するには、室内の温度計と消費電力が計測できるワットチェッカーが必要。
最低限、温度計で室温を確認しよう。 

2021年追記:除湿の活用
エアコンの「冷房」より「除湿」の方が使用電力は半減する。
もちろん冷房パワーは落ちるのだが、利用価値は高い。
①(相対)湿度を下げる
ムシムシする理由は、気温だけでなく湿度が高いせいもある(汗が蒸発しにくい)。
室内に温湿度計を設置して室温と湿度を確認しよう。
湿度が70%を越えているなら、まずは除湿を優先すべき。
「冷房」は室温だけを下げるので、下手をすると湿度は上ってしまう。
「除湿」は水蒸気量を減らして湿度を下げ、室温も(ゆっくりながら)下げるので一石二鳥(機種によっては気温を上げることで除湿をしたつもりのものがあるが、これはインチキ。相対湿度は下っても水蒸気量は減っていないのだ)。

②昇温防止(冷房の持続)機能
室温を一気に下げるのは「冷房」にして風量を最大に。
目標温度に近づいたら「除湿」にして、消費電力を抑えて室温の維持をする。
室温の維持だけなら「冷房」の温度設定・風量自動でも可能だが、「除湿」は室温だけでなく水蒸気量も管理してくれる点が優れている。

 


申込はショップで

2016年08月01日 | 生活

モバイルWi-Fiの機種更新の案内が電話で来て、電話越しに話を聞きながら、更新の申込に段階までいきかけたら、しばらく帰らない東京の実家で捺印して書類を受け取らねばならないので、一旦断った。

実家に戻ったら、機種更新のパンフが来ていた。
契約期間をすぎてそのまま延長だと、割高になるので、新機種に鞍替えした方がいいというのだ。 

そして、ふだん鞄の中に居れっ放しの携帯電話に毎日のように電話が着ていた(一度も出なかった)。

どうせなら、更新する機種をこの目で見て決めたいので、近くのショップにいった。

そこで機種更新の話をしていくうち、私に適合したサービスはそれとは違う機種で、そっちにした方がさらに安くなる事がわかった。

さらに、ショップならではのサービス製品をほぼ無料でゲットでき、
おまけに、昨日で終わったサービスだが余っているのでと、発泡酒までもらった。

電話だとキャンペーン中の一種類のサービスしか紹介してくれず、選択肢がないので、それの契約に向かってつき進められるが、ショップだといろいろ相談した結果に自分のベストなサービスが紹介される。
すなわち、ショップで対面した方が、情報量がぜんぜん違い、手続きも相談しながらできるので気楽だし、思わぬサービスも受けられる。 

実は、前回の更新もこうやった。
ただし、この更新手続きが終わるのに2時間も要し、頭がふらふらになった。
さらに来月早々、余分なサービスの解約手続きをする必要がある。 
それでも安い方がいいに決っている。 


麻婆茄子の日

2016年06月23日 | 生活

半年に一度、麻婆茄子(マーボーナス)を食べる日がある。
給与生活者にとって、日頃のガマンが報われる日。

ところが、麻婆茄子は総菜としてなかなかスーパーでお目にかかれない。
この時期、もっと大々的に売り出せばいいのに…
そんな中、江崎グリコが「麻婆なす丼」というレトルトを出しているので、それをご飯にかけて食べることにした。
これだけだと茄子が乏しいので、別個に茄子を買って焼き茄子にして祝杯の肴にした。

一方、目の肴は「賞与明細書」。
開けてみたら、支給額は昨年と同額
社会保険料や所得税などの控除額が増えた分、手取りが減った

目の肴としてはイマイチだった…

 


意地の3連休

2016年05月24日 | 生活

土曜にイレギュラーな講義で出校した後は、月曜はもともと授業のないいわゆる「研修日」、火曜は会議専用日なのだが、今週はうれしいことに会議なし。
ということで日~火の3連休が転がり込んできた。

幸い、家のパソコンで授業準備や事務処理はできる。
もちろん、出校した方が効率が上がるが、意地でも家にいることにする。
家にいてやるべきことをこの機会を使って済ませたい。

まず、日曜は、冬物をしまって夏物を出す作業。
これだけで終った。

月曜は、断線したマルチコプター(手動操縦のドローン)を、分解してハンダ付け作業。
モノが小さいので、おでこにつける拡大鏡を使用。
ハンダ付けは不得意なので苦労したが、線が固定され通電したのでよしとしよう。
晴天下の家にいてわかったことだが、我が名古屋宅は、西日を受けるので、日中よりも夕方前が最高気温となる。 
日没前に充分に暖まって夜を迎えるから、夜の室温が下がらないのだ。

という住みにくさもあって、前々から引越を考えている。
駅前に出て、住宅情報の店に行く。
我が町”藤が丘”は、なぜか美容室と住宅情報の店が多い。
特に、後者が次々開店して、文字通り軒を並べている。

そのうちの一件を適当に選んで、希望条件を述べる(といっても今の家がその条件。例外は風呂の追い焚きができること)。 
さっそく紹介された複数の物件をみくらべると、今の棲み家は家賃と設備とのバランスがとれていて、新しい物件でも設備的には大差ないことがわかった。
すなわち、あえて引越しして出費を増やす必要性を感じなくなった。

実は引越をあせった理由に、自分の年齢がある。 
若者ならいざしらず、私ほどの年齢の者になると新たに賃貸が借りにくくなると思ったからだ。
その一番の理由は、大屋側になればわかる。
「事故物件」をおそれるから。 

年齢の懸念を店の人に話すと、それはまったく問題ないとのこと(80−90なら別だと)。
少なくとも定職持ちで定年まで長い私には懸念するに及ばないようだ。
この安心も含めて、引越す気持ちがますます減った。

ついでに久々に町を歩いたら、以前スーパーだった所が書店になっていた。
スーパーの敷地だからそれなりの広さがある書店だ。
今どき、こんな大きな書店なんて大丈夫だろうか。
まぁ、近くにあるならできるだけ利用したい。
ついでにその近くの生協が閉店していた。
つまりここ続けて、スーパーが2件閉店したのだ。
その代わり、住宅情報の店ばかり増えている。
これでいいのだろうか。 

 さて三日目の火曜。
予定していた作業は昨日までで済んだので、まったく適当に時間をすごす(テレビは見ない)。
昼食を買いに外出しがてら、紫外線を計測する。
太陽からの紫外線がUVindexで5だとしたら、それ以外の空からは2-3の紫外線を浴びていることがわかった。
紫外線防御は太陽だけでなく、空全体を対象にすべき(道路や壁面からの反射は計測不能レベル)。 
かように、時間に追われず、時間のただ中に居続けた(≒退屈) 。

明日からは、スケジュールをこなし続ける生活に戻る。


夏を迎える入れ換え作業

2016年05月22日 | 生活

久しぶりに名古屋で日曜を迎えた。

毎度同じく、まずは近所の専門店に「あんかけスパ」を食べに行く。
あんかけスパは自宅で作るものがスーパーで売っているが、
あの幸福感は店で食べないと味わえない。

男性客らが1.5や2(ダブル)を注文する中、私は遠慮気味に「1」とつぶやく。
本来は昼食を摂らない生活なのだから、1でさえ多すぎるのだ。
いつか一日の食事を一回のあんかけスパのみにする時が来たら、私も躊躇なく「1.5」を注文したい。 

家に帰ってすることは、夏物を出して冬物をしまう作業。
半年ごとの入れ換え作業だ。
今回は、ボリューム(嵩)的には、出す量よりもしまう量の方が多い。
とりわけ掛け布団はクローゼットにしまうので、圧縮する必要がある。

一方、半年ぶりに出した夏用のシャツ類は、半年間押込まれたことでしわがよっているので、今一度洗濯機を通して乾かしなおす。
リネンのジャケットに至ってはアイロンがけまで必要。 

収納用の圧縮袋などを買い足すため、100円ショップに足を運び、ついでに夏用のグッズも大量に買い足す。

作業をする家では窓もドアも開けっ放しにして、風を通すが、室内は30℃に達してしまう(室外は日射の影響で34℃)。

意地でもエアコンをつけないで、作業する。
なんだかんだでこの作業で夕方になった。
仕事がある平日は、こういう作業ができないので、
帰省や旅行をしない日曜に集中してやるしかない。 

意地でもエアコンをつけないのには、わけがある。
まずは外の風を通すようにして、それでも足りないなら扇風機をつける。
つまり風だけで涼しくなる気温なら、エアコンは不要とみなす。
それでは済まなくなったら(風自体が高温で、また蚊がはいっていくる事態)、はじめてエアコンをつける予定なのだ。


お湯の出る生活

2016年04月05日 | 生活

それは何の前触れもまく、突然やってきた。

名古屋の棲み家の電気温水器に電気が通らなくなったのだ。

私は何もしていない。

半月の実家暮らしから戻ってきたら、つきっぱなしのはずの温水器の電源が切れていたのだ。

当然、お湯は出ない。

もちろん、料理用の湯なら、備え付けのIHコンロで作れる。

問題は浴室だ。 

春なので毎朝の洗顔は冷水でも我慢できる。

でもシャワーは無理。

ためしに水のまま洗髪してみたが、2度とやりたくない。
体に浴びるのはハナから無理。 

まず管理会社に電話し、 後日、設備担当の会社から人がやってきて状態をチェックし、その翌日、メーカーの担当者が直しにきてくれた。

温水器内部の配電盤が交換されると、再び電気が通った。

電気系統の故障は突然やってくる。
そして部品交換ですぐ直った。

お湯の出る生活のなんとすばらしいことか。