博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『大漢風』第45話

2007年08月12日 | ドラマ『大漢風』
今回は前半で西楚28騎による玉砕と項羽の死が描かれました。ここら辺の戦闘シーンはさすがに力が入ってましたね。いや、ここで力を入れないとどこで入れるという話なんですが(^^;) 項羽は鬼神のように漢兵を殺戮しますが、挙兵以来苦楽をともにした項荘が瀕死の状態に陥ったのを見て戦意を失い、項荘にトドメを刺して自らも自決します。その項羽の遺体を数人の漢兵がメッタ切りにして劉邦のもとへと持ち帰り、それぞれ褒賞を求めます。バラバラにされた項羽の遺体を見てさすがに鼻白む劉邦。

ここから後半は項羽の死に対して感傷に浸る漢の人々の姿が描かれます。呂雉もしおらしく虞姫の墓参りに行きますが、この期に及んでまだ「項羽は私を受け入れなかったから天下が取れなかったのだ!」と言い張る始末…… 今回はなお漢に抵抗する魯の人々を鎮圧する際に劉邦が韓信のもとに立ち寄り、斉の兵を収めて韓信を楚王に改封するあたりで終了です。

しかし全50話構成で、項羽が死んでまだ45話ということは、残り5話で劉邦・呂雉による功臣の粛清、特に韓信の没落がたっぷり描かれるということになりますね。うーん、ありがたいような、ありがたくないような(^^;)

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