博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『トキメキ!弘文学院』その4

2015年01月16日 | 武侠ドラマ
『トキメキ!弘文学院』(原題『犀利仁師』)第14~18話まで見ました。

慕容月との外出権と賞金を掛けて行われることになった中間試験。呉天宝は親友の范大同のためにカンニングペーパーを作りますが、范大同は実力で首席を勝ち取ってみせるとカンペを投げ捨て、試験に臨みます。しかし試験後にどういうわけかそのカンペが教室で発見されたことから大騒ぎに。范大同が真っ先に疑われますが、同室の宋文文の証言によって無実となり、事件は犯人不明のままうやむやに……

実は范大同が投げ捨てたカンペを学監の娘瑶瑶が入手して試験中に使用し、調査に当たった聶文星もそのことに気付いていたのですが、今後彼女を自分の手駒として使うために敢えて事実を闇に葬ったという次第。柳傲天も瑶瑶の不正と聶文星の隠蔽工作を察知し、聶文星が敬師堂の放火などこれまでの事件の黒幕で、旧勢力側のスパイではないかと思い当たります。

そして学監劉一守は放火事件で焼失した厨房と敬師堂の再建費用捻出のため、同安学院との蹴鞠(というかサッカー)の試合を提案。監督として指導にあたることになった柳傲天ですが、早々に学生たちに蹴鞠ができないことがバレてしまいます(^^;) 監督の座を賭けて范大同と勝負をすることになり、夜な夜な一人特訓に励む柳傲天。

そんな彼を見かねて路雲霏が若い頃に蹴鞠の名手として知られていた父・路不凡をコーチとして招き、特訓させることに。髪があった頃の路不凡は「追風少年」の異名で女性達の憧れの的だったようです(^^;) その「追風少年」は主演ニッキー・ウーの代表曲名とのことですがw

范大同の指揮のもとメンバーが練習に励む中、宋文文が足を痛めて転倒し、治療に当たった柳傲天は宋文文が女性であることに気付きます。学院の規定で毎月の奨学金を受けられるのは男子学生のみということで、一文無しの彼女は奨学金のために男性と偽って受験し、入学していたのでした。このことが露見すると旧勢力側による格好の批判の的となるということで、柳傲天は彼女に三日以内に退学するよう宣告します。しかし聶文星も宋文文が怪しいと感づいてしまい……

ということでしかし宋文文が実は女性だったネタは終盤まで引っ張るのかと思ってましたが、案外早い段階で出してきましたね。
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