博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『剣雨 レイン・オブ・アサシン』

2011年08月28日 | 映画
昨日ジョン・ウー監督の武侠映画『剣雨』(邦題:レイン・オブ・アサシン)を見て来ました。

時は明代。謎の組織「黒石」は宰相張海端の屋敷を襲撃し、手に入れた者の望みを何でもかなえるという達磨大師の遺体を奪取しようとしますが、ミシェル・ヨー演じる「黒石」の女刺客細雨が達磨大師の遺体を持ち逃げしてしまいます。その後細雨は整形手術をして曽静と名を変え、市井に紛れて新しい人生を送っていたところ、チョン・ウソン演じる配達人江阿生に惚れられて結婚。しかし平凡で幸せな生活は長く続かず、転輪王率いる「黒石」の面々に行方を突き止められてしまい……

この映画のキーワードは「整形・宦官・生き埋め」だと事前に聞いていたのですが、ホントにその3つが主要要素になってました(^^;) アクションなど出来自体は悪くないと思うのですが、その3要素を含めて様々なツッコミ所が……

例えば、そう毎日夕立ばかり降らんやろうとか、(曽静が街角で布を売っていたところ、夕立に降られ、そこへ江阿生が駆けつけて布を片付けるのを手伝うというシーンが5回ぐらいある……)達磨大師の遺体の力で立たなくなった足が再び立つようになるというのはともかく、一旦切った×××をもう一度再生させるのはさすがにムリやろうとか、心臓の位置が普通とは逆なので左胸を指されても死なないって、聖帝サウザーかよ!とか……

もっとも、『天地英雄』(邦題:ヘブン・アンド・アース)では仏舎利の力で死んだはずの人間が一瞬生き返ったりしてましたので、お釈迦様の骨にそのぐらいの力があるなら、達磨大師の遺体に×××を再生させる力があったとしても何の不思議もないのかもしれません(^^;)
コメント
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