『隋唐英雄伝』第8~14話まで見ました。
冀州の羅芸のもとから故郷歴城に戻って軍務に就くことになった秦叔宝。任地への旅の途中で宇文智及に追われていた李渾の娘蓉蓉を救い出し、実家の母の元で匿うことにします。
この歴城に戻る途中で2人で黄山を眺めるシーンが挿入されるのですが、黄山と言えば南方の安徽省南部の名山(世界遺産にもなってます)。しかし蓉蓉のいた潞州付近は今の山西省東南部にあたり、ここから歴城のある山東省に向かうのに黄山に立ち寄るというのはかなり無理があるのですが、このドラマの地理感覚はどうなっておるんでしょうか(^^;) それとも華北にも黄山という名山があるのでしょうか……
それはともかく、歴城でも謹直な仕事ぶりが認められ、長安への出張を命じられることに。ここでかつて命を救った唐公李淵の一家や単雄信とも再会を果たしますが、清明節に湧く長安市街を見物している時に宇文智及の暴虐を見かねて殺害してしまい、宇文家の仇敵に……
当然殺人犯としてお尋ね者になってしまうわけですが、かねてから宇文氏の横暴を見かねていた楊林は秦叔宝を弁護し、彼を自分の任地である登州に引き取って義子にしてしまいます。この楊林という人物、隋の文帝の叔父にあたり、ドラマ中でも最強の武将として描かれてますが、実はかつて北周の武将として秦叔宝の父秦彝を倒したのもこの男なのであります。(しかし楊林自身は秦叔宝が秦彝の息子とは気付いていません。)父の仇でありながらも、義に厚く物の道理を心得た楊林に対して複雑な感情を抱く秦叔宝……
一方、都では楊広が父の文帝から皇位を簒奪。すなわち隋の煬帝の誕生であります。で、即位早々民に重税や労役を課して宮殿の建築を推し進めたり、各地から美女をかき集めて酒池肉林に耽ったりと、早速わかりやすい暴君ぶりを発揮しています(^^;)
楊林は多額の金を煬帝即位のお祝いとして輸送させますが、匪賊の仲間になっていた程咬金に強奪されます。秦叔宝は強奪の犯人を追っているうちに幼馴染みで生き別れとなっていた程咬金が犯人と気づき、程母子との再会を喜び合いますが、この件のカタを一体どうつけるつもりなんでしょうか(^^;)
冀州の羅芸のもとから故郷歴城に戻って軍務に就くことになった秦叔宝。任地への旅の途中で宇文智及に追われていた李渾の娘蓉蓉を救い出し、実家の母の元で匿うことにします。
この歴城に戻る途中で2人で黄山を眺めるシーンが挿入されるのですが、黄山と言えば南方の安徽省南部の名山(世界遺産にもなってます)。しかし蓉蓉のいた潞州付近は今の山西省東南部にあたり、ここから歴城のある山東省に向かうのに黄山に立ち寄るというのはかなり無理があるのですが、このドラマの地理感覚はどうなっておるんでしょうか(^^;) それとも華北にも黄山という名山があるのでしょうか……
それはともかく、歴城でも謹直な仕事ぶりが認められ、長安への出張を命じられることに。ここでかつて命を救った唐公李淵の一家や単雄信とも再会を果たしますが、清明節に湧く長安市街を見物している時に宇文智及の暴虐を見かねて殺害してしまい、宇文家の仇敵に……
当然殺人犯としてお尋ね者になってしまうわけですが、かねてから宇文氏の横暴を見かねていた楊林は秦叔宝を弁護し、彼を自分の任地である登州に引き取って義子にしてしまいます。この楊林という人物、隋の文帝の叔父にあたり、ドラマ中でも最強の武将として描かれてますが、実はかつて北周の武将として秦叔宝の父秦彝を倒したのもこの男なのであります。(しかし楊林自身は秦叔宝が秦彝の息子とは気付いていません。)父の仇でありながらも、義に厚く物の道理を心得た楊林に対して複雑な感情を抱く秦叔宝……
一方、都では楊広が父の文帝から皇位を簒奪。すなわち隋の煬帝の誕生であります。で、即位早々民に重税や労役を課して宮殿の建築を推し進めたり、各地から美女をかき集めて酒池肉林に耽ったりと、早速わかりやすい暴君ぶりを発揮しています(^^;)
楊林は多額の金を煬帝即位のお祝いとして輸送させますが、匪賊の仲間になっていた程咬金に強奪されます。秦叔宝は強奪の犯人を追っているうちに幼馴染みで生き別れとなっていた程咬金が犯人と気づき、程母子との再会を喜び合いますが、この件のカタを一体どうつけるつもりなんでしょうか(^^;)