博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『ハリー・ポッターと死の秘宝』

2008年07月30日 | 小説
『ハリポタ』最終巻を読了しました。

ネタバレのこともあってあまり多くを語れないわけですが、取り敢えずスネイプの喪男人生は涙なくして読めません。そしてダンブルドアの過去というかトラウマにも涙…… これからスネイプのことを呼び捨てでもスネイプ先生でもなく、スネイプさんと呼ぶことにしたいと思います(^^;) 

ストーリー自体はあらかた収まるべき所に収まったなという感じなんですが、そこに行き着くまでに今まで以上に死人が出て、まさに死屍累々の状態となっております。

で、「例のあの人」の一人称はやっぱり「俺様」なわけですが、これに関しては静山社が翻訳の権利を確保したのが運の尽きだったとしか…… 大手出版社から出ていたら「児童書だから登場人物の言葉使いも子供向けに」なんてアホな判断をしなかったかもしれませんし、日本語版が英語版の1年以上後に出版なんて事態も避けられたんじゃないかなあと。現に中国語版は(人海戦術で翻訳しているんでしょうけど)毎巻英語版からそう時間をおかずに出版されていましたし。
コメント (5)
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