極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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自然と私達

2020-07-07 11:54:34 | 日本の異常気象等

以下文は、昨今の世界・日本の激変を、結果があるのは原因があるとの思いから記した、過去のネイチャー、ウィキペディア等々の記事を一部を参考にした素人の雑文です。可笑しな箇所はスルーして下さい。今日、世界には3つの大きな問題を抱えていると思います。限界を超えた地球人口、気候激変、昨今の新型コロナ・ウイルスだと思います。(限界を超えた地球人口は記していません。)

 

先ず、身近な環境激変等

世界・日本では気候等が激変等していますが、何故、激変等しているでしょうか?

一般的には原因があるから結果があり・・・素人の私が自分なりに精査したところ、一言で言えることは太陽活動異常に尽きると思います。過去の例を調べると、太陽活動による黒点数と地球の気候変動・自然災害等との関連は極めて高いように思います。

太陽と地球は極めて密接な関係があると言われ、古代の人達も特に太陽を重視し観察しているようで、有名なのは南米ペルーのChankillo(チャンキーヨ)遺跡が、約2300年前の太陽観測所であることが分かっています。

今日、太陽黒点数の正確な確認は誰でも「宇宙天気予報センター」の「黒点」のホーム・ページで鮮明な太陽表面を確認(鮮明なA4サイズ表示)出来ますが、近年は太陽活動が低下しており、ゼロの日が多いようです。是非、多くの人達が今日の太陽表面を見て、何かを感じてほしいです。

内外の過去の地球環境等の資料を見ると、地球は有史以来、幾度となく太陽異常(黒点)の激変のため地球のCO2の激増減、温暖化、気候変動等を繰り返しています。現在は太陽黒点数皆無の状態であり、NASAをはじめ多くの研究者は、この状態が今後何十、百、千年続くか予測は難しく、地球の過去の例を参考にするしかなく、これらを人類が制御することは出来ないことを理解しているようです。

通常は、太陽磁場の影響で太陽黒点の活動が変化、黒点数が増減するようです。この太陽黒点は太陽風を生じ、地球にも飛来し地球をスッポリ太陽風で包み込み、地球のバリアーとなり宇宙線の地球へ侵入を防いできましたが近年、太陽活動が無いため太陽風が発生せず、バリアーが無い状態で、もろに地球は宇宙線を浴びていると言われています。

広大な宇宙から降り注ぐ宇宙線をもろに受けた地球は、宇宙線が複雑に絡み合い大きな雲・雨雲等を発生させ、甚大な水災害等を発生させているとも言われ、今後人類が経験したことが無いような大水害も予想されますが、地球は有史以来このような自然の変化を幾度となく経てきているようです。

私達は、雲は雨水等が蒸発して発生すると学んできましたが違うようです。宇宙線が地球上で複雑に絡み合い膨大な量の雲を発生し、気候を変化させていることを欧州宇宙機関(ESA)が確認しているようです。

 

過去のネイチャー等々の資料

(Natureは1869年11月4日、イギリスの天文学者ノーマン・ロッキャーによって創刊された総合学術雑誌です。今日では毎週、木曜日発行される国際的な総合科学ジャーナルで掲載論文は独創性、重要性、社会性等の観点から査読を受けたもので、科学界のみならず社会にセンセーションを巻き起こすことがあります。)

Nature476-7361(2011年8月25日)によれば、雲(発生の要因となるエアロゾル)は大気中の蒸気からできているのではなく、ほとんどが宇宙線により作られていると解かり衝撃的です。

雲の素は蒸気で無いということ!この説には大きな圧力を受けているとの説もあるようです。

ネイチャー等々で発表された記事には欧州原子核研究機構( CERN )・CLOUD(雲) 実験の結果に関しての最初の報告が記載されています。
CLOUD(雲)の実験では宇宙線が大気のエアロゾルの形成に与える影響についてコントロールされた実験室の条件で研究しています。

CLOUD(雲)の実験では、宇宙線が大気のエアロゾルの形成に与える影響についてコントロールされた実験室の条件で研究されています。エアロゾルとは気体の中に液体や固体の微粒子が多数浮かんだ物質のことをさします。このエアロゾルが雲の雫となる大きな要因となると考えられています。エアロゾルの構造と形成プロセスを理解することが気候というものを理解することにとって重要だというのが最近の認識となっているようです。

欧州原子核研究機構(CCERN)の実験結果では、これまで下層大気の中でのエアゾール構造の要因となっていると考えられてきた微量の蒸気は、大気中のエアロゾル生成のごくわずかな部分しか説明できないことが解かったそうです。宇宙線からのイオン化がエアゾールの構造を大きく強化させる結果も示されたそうです。これらの事実を何故かメディア等は報道しません。

太陽黒点異常のために世界・日本の気候は激変し、甚大な豪雨等災害を引き起こしています。私達は何故、このような被害が起こるのかを知る必要があり、これらを理解等することで貴重な生命・財産を守ることの一助になると思います。この地球気候の激変は太陽黒点異常が正常に戻らない限り正常には戻らないでしょう。

 

昨今の気象庁の統計では全国の観測所で1時間雨量50ミリ以上を記録した回数は1976~85年の年間平均226回から、2010~19年は327回に増えたと発表しています。これを太陽黒点相対数に照らし合わせると太陽活動(黒点減少)が無関係とは言えないと思います。

以下の記事は国立天文台 太陽観測科学プロジェクト・三鷹太陽地上観測の資料を参考にしています。

観測は1929年から1998年5月までは三鷹キャンパスの20cm屈折赤道儀望遠鏡で行われており、この望遠鏡を収めている1921年建設の第一赤道儀室は2002年3月に文化財登録されており常時公開されているそうです。1998年6月からは10cm黒点望遠鏡で行われているそうです。

Tokyo Astronomical Observatory, University of Tokyo (-1987)

National Astronomical Observatory of Japan (1988-)

Steinheil 10.5 cm Refractor, photographic (1988 Jun-)

Zeiss 20 cm Refractor, drawing by projection

10 cm New Sunspot Telescope with a 2k x 2k CCD

 

1976   275       6.44   7.23   13.67

1977   277       18.94   12.06   31.00

1978   284       60.46   48.01 108.47

1979   275       93.65   78.32 171.97

1980   249       78.67   82.24 160.91

1981   275       86.91   81.40 168.31

1982   275       66.23   73.79 140.02

1983   277       21.81   60.61   82.42

1984   271       19.84   38.56   58.40

1985   258       9.21   10.08   19.29

*1976年~1985年平均太陽黒点相対数(太字)

2010   245       13.43   7.58   21.01

2011   243       41.73   21.60   63.33

2012   257       34.88   32.31   67.19

2013   267       32.83   45.07   77.91

2014   261       32.47   60.29   92.76

2015   241       29.29   28.73   58.02

2016   232       23.47   9.10   32.57

2017   266       12.23   5.10   17.33

2018   247       2.29   2.21   4.50

2019   239       3.71   0.09   3.80

2020   121       0.78   2.07   2.84

*2010年~2020年平均太陽黒点相対数(太字)

 

新型コロナ・ウイルス

過去、発生したエイズ、エボラ熱等ウイルスに対し、何故ワクチンが開発できず現在も患者が苦しんでいるか・・・自然発生だったら比較的解決出来る可能性が高かったと思います。これらのウイルスは自然発生では無いと思うのが自然で、これらの情報は誰でも断片的な情報を繋ぎ合わせると発生源を比較的正確に知ることが出来ます。今日も気になる新型コロナ・ウイルス関連のニュースを見ました。

*新型コロナ・ウイルスと後遺症

新型コロナ・ウイルスに関する毎日新聞(7月、7、10)のニュースでは、一部の感染者が退院後も呼吸機能の低下が続く後遺症のような事例があることを受け、2000人を対象に原因を調べる研究を8月から始めると政府は発表しています。原因が分かれば、治療や予防の方法を調べる方針です。コロナ感染者の中には、退院後も息苦しさが続いて自宅で酸素吸入が必要だったり、疲れやすくなったりする人がいるとの報告があります。

4月上旬感染、5月上旬に陰性となった21才の男性は今も倦怠(けんたい)感や頭痛、手足の湿疹、嗅覚障害などの症状に悩まされています。新型コロナの後遺症はまだ明確になっていないが、警鐘を鳴らす学会や医師も出てきているようです。この男性は退院してもずっとだるくて大学も休学している。陰性になっても症状が続く人がいることを知ってほしい。男性は千葉県の大学に通うため、同県内で1人暮らししていたが、現在は生活に介助が必要と医師に言われ実家で生活しています。

炎症で肺の組織が壊れるなどの原因が考えられていますが、詳しく分かっていないようです。

*新型コロナ・ウイルスは空気感染する可能性が極めて高い。BloomBerg(米国大手総合情報サービス会社・7月11日)の記事

今年1月に中国南部・広州のレストランで食事した3家族10人が新型コロナ・ウイルスに感染しましたが、3家族は同席していたわけではなく、別々の隣り合うテーブルに座っていました。店内は換気が悪く、エアコンの風に乗ってウイルスが広がったことは明らかのようです。しかし、その場にいたウエーターや73人の他の客は感染しませんでした。換気の悪い屋内空間で新型コロナがどのように拡散するのか、その拡散防止に追加措置が必要なのか、そのような空気感染がどれほど頻繁に起きるのかについて、現在でも世界的に議論が続いていますが空気感染の可能性は高まったようです。

世界保健機関(WHO)は7月10日、科学的な分析に基づく最新の報告を発表、密集した空間や換気の悪い屋内で空気中の微粒子を介した感染が発生する可能性を否定できないとしています。一方で、更なる調査が必要とも主張しています。そのような感染例では感染者のくしゃみ、せき、唾などの飛まつが表面に付着したなど別の説明があり得ることを理由に挙げています。

WHOに対し、豪クイーンズランド工科大学の大気環境・保健国際研究所のリディア・モラウスカ所長ら科学者は手洗いと社会的距離の維持だけでは感染抑制に十分ではないと反論しています。モラウスカ氏らは今週、科学者239人の賛同を受けた公開書簡で人が密集し、不適切な換気設備しかない屋内や閉鎖された環境下で、この問題は特に緊急を要すると指摘、病院や学校などの建物で換気を改善し、ウイルスを含んだ空気の循環を防ぐような予防措置を当局が勧告することが必要だと訴えています。

 

新型コロナ・ウイルスも本当に自然発生か・・・おそらくエイズ同様に完全なワクチン開発は出来ないでしょう。今後、世界は新型コロナ・ウイルスと共生するしかないでしょうが、共生と言っても、今日の自然界等のウイルスのような自然の中での共生では無く、新型コロナ・ウイルスは自然に対し、人類が自然に強制した共生になると思います。世界・日本は今後、如何に犠牲者数を少なくするかに移行すると思います。今後、世界は人の移動、流通等が激変し豊かさを求めた経済至上主義等を目指すのは難しく、世界の貧困格差は更に大きくなり紛争、政変等が多発する可能性は大きくなると思います。

日本を見た場合、日本社会の仕組み構造等が変化し、一部大都会から地方への永住移動が行われるかも知れません。流通、人の移動、人との交わりは減少し、多くの人達の世界・社会観等が変わり、日本版電子化共助社会、ユピキタス社会(いつでも・どこでも・何でも・誰でもが、コンピュータネットワーク、インターネットを初めとしたネットワークに繋がることにより、様々なサービスが提供され人々の生活をより豊かにする社会)に向かう可能性があります。

今までのような物が溢れた豊かな社会には戻れない可能性があります。新型コロナ・ウイルス対応では、武士道の仁の心(思いやり等)により如何に犠牲者を少なくして、一人々が新たな社会を模索、見出していくしかないでしょう。

日本は特に自然を大切にした民族で、古来から鎮守の森を中心に自然と共生してきたし、今日・未来も共生するべきですが、現実世界は唯物思想、経済至上主義、グローバル化等々で進んできたと思います。新型コロナ・ウイルスに遭遇した今こそ、生きることの真理等々を自分なりに掴むべきかも知れません。

私達は新型コロナ・ウイルス、自然災害等対応等で日本はワン・チームを崩してはならないと思います。特に一部メディア等々の、上に政策があれば下に対策と言う隣国のような考えを広めており、コロナ対応でも国民を2分させているようにも思えます。昨今の世界各国の新型コロナ・ウイルス対応を見た場合、如何に日本に犠牲者等が少ないかを知ることが出来ますし、この要因を誰でも推測することが出来ます。

世界から見たら不思議の国・日本、日本の歴史を省みた場合、天皇等を頂点に国民が一致団結し、幾度となく国難を克服しており、今回の新型コロナ・ウイルスでも如何なる事態になろうとも、日本は必ず克服し新たな日本を創造等するでしょう。

素人の私が調べた限りでは、世界の多くの国・政府は難問等を抱えており、他国に知られて欲しくないと内容のものを多く抱えているようです。一部の可笑しなメディア等が報道するような、日本だけが政府に問題がある国ではありません。世界には完璧な政府・首長はいないと思います。日本を世界から見たら、如何に物心共に恵まれた国であるか、海外の極一部の個人プログの対日観等を読むとSamurai Bushido Heart(武士道)と言う言葉が時々出てきますし、やはり日本に対し正義心等が強い国と記している方も多いように感じます・・・隣国等のように、毎日他国の悪口を国をあげて言う国は世界に存在しませんし、自国が嫌で自国民の一部が海外移住を目指すわけでもありません。

私達一人々が、可笑しな憲法があるにも関わらず、政府が上手く機能していることを理解する必要があると思います。政府策を自分なりに判断し、良い意味で日本を信じることはより良き日本社会を醸成する基礎となると思います。

新型コロナ・ウイルス対応で専門家・医療従事者等でない私達にも今、即出来ることは、接触は距離を保つ、マスクの着用、手洗いの励行に尽きると思います。

 

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