極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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黒崎愛海さん・行方不明の解明へ一歩前進

2020-07-23 17:44:46 | 拉致

新型コロナ・ウイルスで、何かと暗いニュースが多い中、目に留まるニュースがありました。当プログでもこの事件は拉致の欄で数件詳しく記しています。

2016年、フランス留学中の筑波大生黒崎愛海(くろさき なるみ)さんが行方不明になった事件で、殺人容疑で国際手配された元交際相手のチリ人ニコラス・セペダ容疑者(29)がチリ当局に逮捕され、フランス当局へ引き渡される予定と言う共同通信のニュースです。

7月22日、ニコラス・セペダ容疑者はチリ当局により中部ビニャデルマルの自宅から首都サンティアゴに連行され、首都でフランス捜査当局に引き渡され、7月23日午後(日本時間24日未明)の民間機でフランスに移送される予定です。

 

2016年、当時筑波大3年だった日本人学生・黒崎愛海さんは、逃亡したチリの元ボーイフレンドによって大学の部屋で窒息死させた可能性が高いとフランス・ブザンソン市検察が報じていました

12月4日の夜、フランス語を勉強していた黒崎愛海さんがブザンソン市で姿を消しました。フランスの地元の検察官エティエンヌ・マンテウ氏は犬とダイバーを含む広範な調査にもかかわらず、黒崎愛海さんを見つけられなかったため、正確な死因の特定が難しいと述べていました。
フランス・ブザンソン市の黒埼愛海さんの大学寮の部屋では、泣いている叫び声を12月4日、午前3時30分頃に仲間の学生が身体的な争いの声を聞いたと言うが血液が見つかっていないことを確認、窒息によるものか?恐らく、血を残すものではないと検察官エティエンヌ・マンテウ氏はブザンソンで記者団に語っていました。

失踪前に彼女を脅かすビデオをニコラス・ゼペダ容疑者が投稿していました。黒崎愛海さんの元ボーイフレンドのニコラス・ゼペダ容疑者は、殺害された主な容疑者と考えられると語っています。ニコラス・ゼペダ容疑者は、黒崎愛海さんが最後にブザンソンのレストランで食事をした車で離れ、直後にフランスを離れチリに戻っています。

ニコラス・ゼペダ容疑者は彼女の死に対する責任を否定・・・チリ当局はフランスが国際逮捕令状を発行したにもかかわらず、これまで彼の逮捕を拒否していました。元交際相手でチリ人のニコラス・セぺダ・コントレラス容疑者が、殺人容疑で国際手配されていましたが、チリ当局は容疑者家族がチリでは元政府高官・有力者等のため、フランス側にも非協力、捜査を躊躇していました。

フランス国内での2016年の事件とは言え、同じ同胞、未来のある若い日本人女性でした。私達はこの事件を絶対に風化、うやむやにしてはならない事件でしたが、容疑者をチリ当局がフランス側に移送させたことは一歩前進と言えそうですが、真相解明にはまだ道半ばですが絶対にうやむやにしてはなりませんし、このような理不尽な事件に私達はもっと関心を寄せるべきです。


フランス司法当局によると2016年4月中旬以降、セペダ容疑者が帰国したチリに捜査担当者を派遣、チリ当局の取り調べに立ち合い容疑が強まった場合は身柄の引き渡しを再三求めていたようです。フランスとチリは逃亡犯罪人の引渡しに関する条約を締結していないようです。日本政府当局等も相応の努力をしたと思います。黒崎愛海さんの家族・支援者、日本政府、フランス、チリ当局の努力により容疑者逮捕となったのは、ややもすれば悪が横行する国際社会で正義は生きていると言う言葉が浮かびます。家族にとって厳しい結末となるかも知れませんが、黒崎愛海さん家族にニコラス・ゼペダ容疑者は真相を語って欲しいものです。

今回の理不尽な事件は目の前に容疑者がいるが逮捕出来ない無力感、家族のみならず日本国家、日本人の尊厳等が無視されたような状態だったと思います。特に家族の心痛は想像を絶する状態だったと思います。

1日も早く真相が解明され、黒崎愛海さん家族に何時の日にか穏やかな日が来ることを願わずにはおれません。

 


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風前の灯か・・・拉致問題

2019-04-29 13:12:39 | 拉致

新聞、テレビ等々でもニュースになることがめっきり少なくなった拉致問題・・・拉致問題は全く解決していません。以下文は過去の産経新聞、ウィキペディア、メディアは死んでいた・検証 北朝鮮拉致報道阿部雅美 2018/5/23等々を参考に記しています。

 

あれほど大々的なニュース等になっていた拉致問題、被害者家族等はもう待ったなしの超高齢で自分の子供達を再び目にすることなく、生涯を終えた方もおられます。何も罪が無く、拉致(人さらい)された事実・・・日本は主権国家、文明国です。私達の多くは日々の生活に追われ、拉致問題は所詮他人事かもしれません。私達一人々は小さな力しかありません。唯、可哀想と思うだけかもしれませんが拉致被害者、家族は同じ国民、同胞です。

1980年、産経新聞の安部正美氏(日本のジャーナリスト、北朝鮮による日本人拉致事件をスクープ、産経デジタル代表取締役社長兼CEO、東京都生まれ、産業経済新聞社常務取締役など兼務)が拉致問題をスクープしましたが産経、日経以外の朝日、読売、毎日は記事なし。NHK、民放も無視しています。産経、日経新聞同様に拉致報道を大きくしていたら拉致被害者数等は違った可能性があると思います。これらの多くのメディア等々は国、国民等に対し責任があると思います。国、国民の人権等々に対し極めて大きな影響等を与えたと思います、恥を知るべきでした。

今一度、私達は理不尽な拉致の事実、現在の状況等を知ることは大切だと思います。子供達にも何も罪の無い人が拉致されている事実を判り易く教えることは大切だと思います。

日本の激動期を生きた先人達が知ったら何と思うでしょう、決して日本はこんなものじゃないぞと言うでしょう。

もし、自分の子供、孫達が何の罪の無く突然、理不尽にも拉致されたら気が狂いそうな日々を送るでしょう。拉致被害者、家族は正にこのような日々を長年過ごしていると思います。

国は国民の身体、財産を守る極めて重要な基本的な責任があると思います。与野党を問わず全国会議員も今一度最優先事案として再認識してもらいたいものです。

政府は今後、今まで以上に国民に対し、分かり易い拉致対応等の経過報告も重要だと思います。現在政府はどのように拉致問題と取り組んでいるか、一般国民には分かりません。せめて月一回位新聞等々を利用し、分かり易く具体的に広報してほしいです。

多くの国民は首相等々、一部の国会議員等々が襟につけている救出、救国のシンボル、ブルーリボン・バッジさえ知らない人達が多いと思います。多くの議員はこのブルーリボン・バッジさえ着けていません。拉致問題より優先事項が多いでしょうか・・・

日本が拉致問題を解決するためには、どうしても全国民の後押し等が無ければ不可能でしょう。寂しい結末を迎えないためにも、今こそ一丸となり拉致問題解決を悔いのないようにすべきです。

拉致問題は2国間問題でしょうが、時々拉致問題に対し北朝鮮以外の力が見受けられましたが、米国のトランプ大統領は安倍首相と信頼関係が極めて高く、歴代の米国大統領と違い、拉致に対しても自ら北朝鮮側に目に見える形で問いかけています。安倍首相は今まで通り、強いリーダーシップを持って解決にあたってほしいです。

 

政府・法務省は拉致に対する対応として、北朝鮮人権侵害問題啓発週間(12月10日~16日)を設けています。(平成18年6月、拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律が施行され、国及び地方公共団体の責務等が定められるとともに,毎年12月10日~16日までを北朝鮮人権侵害問題啓発週間とするとされています。)

残念ながらこの事実を知っている国民の方は少ないと思います。年間で1週間・・・あまりにも弱々しい対応のように思います。何故なら拉致と言う言葉もありませんし、年間で1週間のみです。

やはり、「拉致問題を考える日」等々、(毎月指定日等々)の制定が望ましいと思います。多くの国民に再度認識してもらうためにも!拉致問題解決なくして、日本の未来・夢、日本人の尊厳は有り得ないでしょう。

もし、拉致問題が未解決のまま立ち消え消えた場合、多くの日本国民、善良な諸外国の人達は日本と言う国に対し間違いなく疑問を呈するでしょう。
日本は今、戦後最大の国家の主権が試されていると思いますし、世界の国々は表に出ることは有りませんが、ちゃんと対応、経過を見ていると思います。

拉致問題を一歩でも進めるためには、どうしても憲法9条の一部改正は避けられないと思います。拉致問題の本質的な一部は憲法問題だと思います。自衛隊、警察、海上保安庁等々は現憲法下で動いていますが・・・

北朝鮮の工作員等が他国に堂々と不法侵入して他国民を拉致する行為は、国家の主権を侵害する行為で、誰が考えても国際法上も直接侵略だと思います。

自衛隊の任務は直接侵略等の阻止が最大の任務だと思います。この行為に対応できないのは憲法9条が問題だと思います。拉致は現憲法の犠牲者とも言えると思います。

 

北朝鮮による拉致被害者の増元るみ子さん(64)・拉致当時(24)の増本信子さん(2017年、90才死亡)の夫、正一さんは救出運動の前線に立っていましたが病に倒れ、拉致被害者5人が北朝鮮から帰国した2014年10月17日、79歳で死去していますが死の直前、「わしは日本を信じる。おまえも、日本を信じろ」・・・この言葉を家族に残しています。政府等々関係者ばかりでなく、私達もこの言葉の思いを重く受け止めるべきです。

 

私達にとっての当たり前の日々の生活・・・拉致被害がなかったら買い物、食事、結婚し孫とのふれ合い等々ができたでしょう。拉致被害者、家族にとっては長き地獄の日々を過ごされています。

ドラえもん・・・静香ちゃんがのび太と結婚するのに迷い、躊躇(ちゅうちょ)する時、パパからの静香ちゃんへの言葉、のびたは人の喜び、悲しみが分かる人だよ、結婚しても心配要らないよ・・・多くの日本人は人の悲しみが分かる方が多いと思います。私達は拉致被害者、家族に思いを寄せること、関心を持つことは誰でも今すぐ出来ます。先ずは関心を持つことが大切だと

思います。

拉致問題の新たな一歩となるためにも、国際法上も直接侵略でもある拉致・・・憲法9条の一部改正は是非実現してもらいたいものです。何時の日にか拉致問題解決・会見が開かれることを願わずにはおれません。

 


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フランスに留学していた日本人女性行方不明事件で急展開?

2019-03-31 18:31:14 | 拉致

以下文はFNN・PRIME(2019年3月28日)、過去の資料等々を参考に記しています。

 

この事件はもう3年目になりました。

友人談、過去 Le Japon est abasourdi par Nicholas Sepeda Contreras等々と記されたフランスの個人プログがあったそうです。日本語が苦手で英語ではJapan is Be licked by Nicholas Sepeda Contrerasと訳していました。日本語訳では、日本はニコラスセペダコントレラス容疑者になめられている(見下している、怯えている・・・)等になると思います。

 

当時、筑波大3年日本人学生・黒崎愛海さんは、逃亡したチリの元ボーイフレンドによって大学の部屋で窒息死させた可能性が高いと検察が報じています。
2016年12月4日の夜、フランス語を勉強していた黒崎愛海さんがブザンソン市で姿を消しました。地元の検察官エティエンヌ・マンテウ氏は、犬とダイバーを含む広範な調査にもかかわらず、黒崎愛海さんを見つけられなかったため、正確な死因の特定が難しいと述べていました。
ブザンソン市の黒埼愛海さんの大学寮の部屋では、泣いている叫び声を12月4日、午前3時30分頃に仲間の学生が身体的な争いの声を聞いたと言うが血液が見つかっていないことを確認、窒息によるものか?恐らく、血を残すものではないと検察官エティエンヌ・マンテウ氏はブザンソンで記者団に語っていました。
彼は失踪前に彼女を脅かすビデオを投稿していました。黒崎愛海さんの元ボーイフレンドのニコラス・ゼペダ容疑者は、この殺害された主な容疑者と考えられると語っています。

ニコラス・ゼペダ容疑者は、黒崎愛海さんが最後にブザンソンのレストランで食事をした車で離れ、直後にフランスを離れチリに戻っています。

ニコラス・ゼペダ容疑者は彼女の死に対する責任を否定・・・チリ当局はフランスが国際逮捕令状を発行したにもかかわらず、これまで彼の逮捕を拒否しており、地元検察官エティエンヌ・マンテウ氏はこのような措置を講ずるためには一定の怠慢があったこと認めています。

 

元交際相手でチリ人のニコラス・セぺダ・コントレラス容疑者が、殺人容疑で国際手配されていますが、チリ当局は容疑者家族がチリでは有力者等のため、フランス側にも非協力、捜査を躊躇しているようです。

フランス国内での事件とは言え、同じ同胞、未来のある若い日本人女性でした。私達はこの事件を絶対に風化、うやむやにしてはなりません。日本政府も間接的に強く関与すべきです。
フランス司法当局によると4月中旬以降、セペダ容疑者が帰国したチリに捜査担当者を派遣、チリ当局の取り調べに立ち合い容疑が強まった場合は身柄の引き渡しをあらためて求める方針です。

取り調べはチリ当局が行いますが、チリ側の「承諾が得られた場合のみ」、フランス側も事情聴取可能のようです。

事件から、もう3年目になりましたが、ニコラス・セぺダ・コントレラス容疑者はチリ国内では有力者等の家族でチリ当局もフランスの捜査には非協力的、積極的でないようです。事件発生時等の経過を見ると明白、極めて悪質で絶対に許されない事件で海外での日本人の尊厳等が試されていると思います。

事件解決は、日本と多くの善良なチリ国民の未来のために必要不可欠だと思います。もし未解決のまま幕引きの場合、多くの日本人はチリ国に対し、大きな疑問を呈し続けるでしょう。

 

残された家族のためにも、一日も早く事件が解決されることを!

この事件の細部等々は、このプログのカテゴリー「拉致」にも細部を記しています。

 


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最新・黒崎愛海さん行方不明事件に思う。

2018-12-11 14:47:57 | 拉致

以下文はAFP-JIJI、ウィキペディア等々の文を参考にしていますが誤翻訳、可笑しな箇所が多々あると思います。新旧の記事があり、まとまりの無い文となってしまいました。(最後に英語原文を載せています。)

 

国際社会の責務

自国民を保護する責任(Responsibility to Protect)は、自国民の保護という国家の基本的な義務を果たす能力のない、あるいは果たす意志のない国家に対し、国際社会全体が当該国家の保護を受けるはずの人々について「保護する責任」を負うという新しい概念です。略称はR2P又はRtoPです。

日本には戦後最大の事案・事件の拉致問題がありますが全く解決できない状況だと思います。自国民が人攫(さら)いされても何も出来ない日本・・・拉致の本質を考えた場合、憲法改正でこの問題が一歩前進する可能性を秘めていると思いますが、憲法改正には反対・・・

 

忘れられようとしている、2016年、黒崎愛海(くろさき なるみ)さん行方不明事件 

2016年、黒崎愛海さん(当時21才)がフランス留学中に行方不明・・・事件性が明白で、殺害容疑のチリ人・ゼペタ容疑者の本人家族等は特権階級に属しているとも言われ、チリではこれらの事件はニュースにはならないようです。ゼペタ容疑者はチリ自国内で堂々と生活しています。

フランス当局の調査では黒崎愛海さんは殺害された可能性は極めて高いとされています。国際間の難しい問題も横たわっているかと思いますが、日本側はフランス当局にもっと協力できることはなかったでしょうか、当然チリ側とも話しの場を設けることはできなかっでしょうか、これほど明白な事実があり、この事件は解決しやすい事件だったと思います。日本の自国民が被害にあっており、日本はもっとフランス、チリに間接的にでも関与すべきです。少なくともチリのゼペタ容疑者に対しフランス当局の直接取調べが出来るよう日本はもっと関与すべきことがあるようにも思えます。

この事件ではこれまでの日本の対応が、一般国民には全く見えてきません。拉致問題よりも遥かに解決しやすい事件だったと思います。この事件が解決できないようでは拉致問題解決は絶望的でしょう。

 

最新の仏検察、黒崎愛海さんの捜査終結発表 留学中に行方不明記事が朝日新聞 2018年11月19日にありました。

筑波大学から仏東部ブザンソンに留学していた黒崎愛海(なるみ)さん(当時21)が・・・仏検察によるとコントレラス容疑者は事件前、別れ話を黒崎さんから切り出され、復縁を迫って脅していたという。(パリ=疋田多揚)朝日新聞社・・・何故か、この日本語記事は現在消去されています。

以下文は、Japanese student missing in France was ‘probably suffocated、AFP-JIJI、の文です。JAPAN TIMES NEWS(2018年11月20日)の翻訳文ですが、素人の翻訳で可笑しな訳が多々あると思います、参考程度にして下さい。

 

2016年にフランス東部で行方不明になった筑波大3年、日本人学生は、逃亡したチリの元ボーイフレンドによって大学の部屋で窒息死した可能性が高いと検察が報じた。
2016年12月4日の夜、フランス語を勉強していた黒崎愛海さんがブザンソン市で姿を消した。
地元の検察官エティエンヌ・マンテウ氏は、犬とダイバーを含む広範な調査にもかかわらず、黒崎愛海さんを見つけられなかったため、正確な死因の特定が難しいと述べた。
ブザンソン市の黒埼愛海さんの大学寮の部屋では、泣いている叫び声を12月4日、午前3時30分頃に仲間の学生が身体的な争いの声を聞いたというが、血液が見つかっていないことを確認した。
それは窒息によるものか?

恐らく、血を残すものではないと検察官エティエンヌ・マンテウ氏はブザンソンで記者団に語った。
彼は失踪前に彼女を脅かすビデオを投稿している。黒崎愛海さんの元ボーイフレンドのニコラス・ゼペダは、この殺害された主な容疑者と考えられていると語った。

 

ニコラス・ゼペダ容疑者は、黒崎愛海さんが最後にブザンソンのレストランで食事をした車で離れ、直後にフランスを離れチリに戻りました。

彼は彼女の死に対する責任を否定しています。

チリ当局は、フランスが国際逮捕令状を発行したにもかかわらず、これまで彼の逮捕を拒否しており、地元の検察官エティエンヌ・マンテウ氏は、このような措置を講ずるためには一定の怠慢があったこと認めています。

フランス当局の担当者が、チリを訪問してゼペタ容疑者にインタビューすることができるかどうか尋ねるために、チリ側に今後、数週間以内に要求を出すでしょう。

フランスは犯行の捜査をチリに依頼していないとし、フランスがチリの自国民に裁判を求めることは難しいと付け加えています。

 

最も可能性の高い結論は・・・

フランス当局によって収集された証拠に基づくチリの裁判

不在のゼペダを判断するフランスの裁判

であると示唆しています。

 

先週、フランスを訪問した黒崎愛海さんの両親は、娘の生存の可能性を残し続けています。遺体が見つからない限り、生きているとの希望を持っており、調査官が収集した証拠を示しても遺体もなく死んだと信じることは難しいようです。

彼女の身体を探すために、警察はブザンソン郊外の広大な森林地帯での捜査には全力を尽くしました。

検察官エティエンヌ・マンテウ氏は、体がどのように処分されたのか・・・ゼベタ容疑者は黒崎愛海さんが消えてしまう前にスーパーマーケットで5リットルの可燃性液体とマッチを購入しています。

先週、フランスを訪問した黒崎容疑者の両親は、娘が再び見える可能性を残し続けている。遺体が見つからない限り、生きているとの希望に執着し続けている・・・同氏は調査官が収集した証拠を受けて死んだと信じていると付け加えた。

 

フランス留学中の筑波大3年、黒崎愛海(なるみ)さん(21)が行方不明になった事件で、フランス当局に国際手配されている元交際相手のチリ人・ニコラス・セペダ・コントレラス容疑者(26)が昨2017年年12月末、チリの捜査当局に殺人容疑などを否認する書面を提出していたことが14日、分かった。
書面でセペダ容疑者は黒崎さんと再会し、黒崎さんの部屋に泊まったことは認めた。ただ翌日に再び会う約束をして部屋近くの非常口から退出し、その後、黒崎さんから連絡はなかったと説明している。

 

この事件も、泣き寝入りThe endの可能性があると思います。同胞である日本人がこのような事件に巻き込まれ、ゼペタ容疑者は堂々とチリで生活しています。国際社会の難しさかも知れませんが、残された家族にとっては到底納得できないでしょう。

愛海さんの両親は、今年フランス当局を訪れています。今後も多くの両国民が、この理不尽な事実を知る必要があると思います。まだ事件解決の糸口はあると思います。この事件は、善良な多くのチリ国民にとっても悲劇です。

 

原文

DOUBS, FRANCE – A Japanese student who went missing in eastern France in 2016 was probably suffocated to death in her university room by her fugitive Chilean ex-boyfriend, prosecutors said Monday.

Narumi Kurosaki disappeared in the city of Besancon, where she had been studying French, on the night of Dec. 4, 2016.

Local prosecutor Etienne Manteaux said that determining the exact cause of death was difficult because investigators had not found her body despite extensive searches involving dogs and divers.

But he confirmed that no blood had been found in her room in a university residence in Besancon where terrified cries and the sound of a physical struggle were heard by fellow students at around 3:30 a.m.

“Was it by suffocation? Probably. That doesn’t leave blood,” Manteaux told reporters in Besancon.

He said Kurosaki’s former boyfriend, Nicolas Zepeda, who posted videos online threatening her before her disappearance, was “more than ever considered the main suspect in this killing.”

 

Zepeda left France and returned to Chile shortly after Kurosaki was last seen dining with him in a restaurant a short drive from Besancon. He has denied responsibility for her death.

Chilean authorities have so far declined to arrest him, despite an international arrest warrant issued by France, and Manteaux admitted that there had been a “certain reticence” to take action.

French authorities will send a request to their Chilean counterparts “in the coming weeks” to ask if a French magistrate can visit the country to interview the suspect.

France had not sent an extradition request, Manteaux said, adding that it is difficult to get countries to extradite their own nationals for trials overseas.

He suggested the most likely conclusion was either a trial in Chile, based on evidence collected by French authorities, or a trial in France which would judge Zepeda in absentia.

Kurosaki’s parents, who reportedly visited France last week, continue to hold out hope that their daughter might be seen again.

“For as long as the body has not been found, they continue to cling to the hope that she might be alive,” he said, before adding that investigators believed she is dead given the evidence they had collected.

In their search for her body, police have focused their efforts on the vast Chaux forest area on the outskirts of Besancon.

Manteaux gave a hint of how the body might have been disposed of, saying that Zepeda had bought five liters of flammable liquid and matches at a supermarket days before the student disappeared.

 


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拉致、黒崎愛海さん行方不明等に思う。

2018-07-04 16:35:24 | 拉致

以下文は西村眞悟氏のホームページ、三宅博氏談記事、産経・west(2016.10.26)等を参考にしていますが、資料が一部古いものがあります。文は一個人・議員等の思いを参考、文の一部コピー等していますが、可笑しな文等ありましたらスルーしてください。自身の日々の思い日記とします。

 

山口采希(やまぐち あやき、25才)さんが歌う、「空と海の向こう」・・・大阪府東大阪市在住のシンガー・ソングライターの山口采希さん、拉致問題の解決を心から願い、平成26年に自ら製作された曲です。この曲には拉致被害者家族の願いが代弁されています。残念ながら多くの方はこの曲の存在さえ知らない方も多いと思いますし、公共放送からこの曲が流れることは無いように思います。現在は新しい曲「願いの色、灯りをともせば」を制作されています。細部は山口采希さんのHPを見て下さい。

 

「空と海の向こう」

1 見上げた空は続く
想いも必ず届く
変わらない笑顔はきっとそこにある
必ず迎えに行くよ
会いたいよ 今 会いたいよ 今
過ぎ去った日々の分だけ抱きしめたい
会いたいよ 今 会いたいよ 今
あきらめないでね
あきらめないから…

2 波揺らぐ海もつづく
朝陽も必ず昇る
一人一人の声が 翼を持つ
待ってて 迎えにいくよ
会いたいよ 今 会いたいよ 今
つたう涙の分だけ抱きしめたい
会いたいよ 今 会いたいよ 今
あきらめないでね あきらめないから

3 叫びもつぶやきも抱く想いも
重なり 響きあい 広がる
会いたいよ 今 会いたいよ 今
過ぎ去った日々の分だけ抱きしめたい
会いたいよ 今 会いたいよ 今
あきらめないでね あきらめないから
会いたいよ 今 会いたいよ 今
必ず行くよ 迎えに行くよ

 

独立国家であるはずの日本、日本には戦後最大の事案・拉致問題を抱えています。何の罪も無い国民がさらわれると言う未開の非文明国の出来事のような拉致が行われ、今も本人、家族等は苦しんでいます。私達国民は他人事のように思いがちですが、だからと言っても私達個人には術(すべ)がありません。残された家族は高齢で時間は限りがあり、待ったなしの状態だと思います。

現政権の安倍首相はこれらの細部を熟知しているでしょうが、現実の対応となると拉致問題の本質が問題となり限界があるでしょう。その限界とは憲法上の限界かも知れません。拉致問題は可笑しな現憲法の犠牲者かも知れません。まともな憲法を有した日本であったら拉致問題は起きなかったかも知れません。

拉致された本人、家族はもう涙も枯れ、国家に対する不信感は大きく絶望の中で生きておられると思います。拉致問題を絶対に風化、未解決状態にしてはなりません。

拉致被害者の親の中には、子どもとの再会を果たせないまま、無念のうちに亡くなった人もいます。拉致被害者家族の松木薫さんの母親のスナヨさんは数年前、92才で亡くなっています。認知症を患い15年以上にわたって入院生活を送りながら、長女で薫さんの姉の斉藤文代さんとともに、息子の帰りを待ち続けてきました。

有本恵子さんの母親、嘉代子さんは家族会結成後、被害者の早期救出を求めて夫の明弘さん(88)と講演、署名活動を続けてきましたが、数年前から、持病の心臓病が悪化、今では活動に参加することがほとんど出来ません。数年前手術を受けた嘉代子さんは外出の機会も減り、食事など日常生活も恵子さんの姉や妹の助けを借りて生活されています。拉致被害家族は高齢者ばかりです。

私達に出来ることは先ずは、拉致の現実、現状を改めて再認識し、拉致被害者家族に思いを寄せることは出来ると思います。新たな「拉致問題を考える日」を設けてもらいたいものです。

昨今の気になる事件、昨年2017年12月1日の理不尽な フランス東部で日本人留学生の黒崎愛海(くろさき なるみ)さんが行方不明事件・・・チリの有力者の子供でもある容疑者はチリ国内で堂々と生きています、これらに対する日本の対応、ほとんど対応は無いに等しい!この事件に対しては国民が納得する策を講じるべきでした。強い米国家(米国は軍事力ばかりでなく、国民は主権を守ると言う強い決意、意志を有しています。)、先進国だったら絶対許さないでしょう!このような解決し易い事件でも解決していません。

更に難問の拉致問題の解決なんて厳しいでしょう。現、日本は世界でも稀な国民に対し防衛義務を有してなく国家として機能していないようにも思います。日本が国家として機能するには・・・強い国になる必要があると思いますが強い国とは何も軍事力ばかりでなく、先進国のような国民の主権を守ると言う決意、意志、覚悟が必要だと思います。世界はいい国、いい人ばかりではないと思います。日本に必要な策は明白ではっきりと見えてくると思います。

 

以下文は数年前の古い記事ですが、ネット上の三宅博氏の記事です。

三宅博(みやけ ひろし)氏は1950年生まれで政治家、日本維新の会所属の元衆議院議(1期)、元八尾市議会議員(3期)。頑張れ日本!全国行動委員会大阪支部代表

三宅博氏談

小泉政権時に帰ってこられた拉致被害者に対する聞き取り調査を政府は何故一切しないでしょうか?

拉致被害者の方々は北の招待所で誰と一緒だったのか等、政府は一切彼等から聞き取り調査をしようとしません。

数十人の拉致被害者と共同生活をしていたと言われ、この聞き取り調査をすれば認定拉致被害者は一気に増えるでしょう。特定失踪者数100人の中の数十人は北に居るという事実が明らかになります。現時点でも上記の聞き取り調査等、全く手つかずのままです。日本国内に北朝鮮拉致の実行犯がいます。名前も住所も判ってるのに一切逮捕された事がありません。

 

過去の西村眞悟氏のホームページから「西村眞悟氏の北朝鮮拉致問題についての演説」

西村眞悟氏は日本のこころ所属の日本の政治活動家で、同党参議院比例第三支部長、前衆議院議員、元弁護士。 防衛政務次官をはじめ、民社党国際局長、自由党代議士会会長、太陽の党代表、日本維新の会比例近畿ブロック支部長などを歴任

平成9年2月3日衆議院予算委員会

拉致問題を誘発させた本人は 田中角栄・・・

拉致問題は何に直面しておるんでしょうか。

拉致問題は国家の再興という課題、この国を建て直すという課題に直面しておるのであります。では、どこからこの国を建て直すのか?

それは戦後という国家の構造から建て直すんです。

戦後という国家の構造の中で、拉致問題は発生しました。

そして、如何なる結果になっているのか?

これは結論からハッキリ申し上げます。

日本国政府が拉致問題の共犯になっている、この事を振り返ってみましょう。

昭和49年の外交文書を韓国は公開しました。

昭和49年5月韓国朴大統領は日本に要望書を提出してきた。

「ここ数年間、日本を経由して韓国内に入る北朝鮮工作員は200人を超えておる。朝鮮総連を何とか取り締まって欲しい。スパイ防止法を制定して日本国内の工作活動を取り締まって欲しい。」これが韓国の切なる要求でありました。

何故なら北朝鮮の工作員は、朴大統領の青華台大統領府の近く迄攻め入ったわけでありますから、命の危険を感じて日本に日本経由の工作員の活動を規制するように韓国が要求するのは当たり前でございました。

しかしながら田中内閣は無視した。

3か月後

日本人になりすまして、日本人のパスポートを持って日本政府高官として8月15日の韓国の復光祭に出席した在日韓国人で北朝鮮工作員である文世光が日本の警察官のピストルで朴大統領を狙撃した事件が起きました。

朴大統領は死にませんでしたが、ご婦人が亡くなった事件であります。

これが拉致問題の原点であります。

この結果何が起こったかと言えば、文世光は生き残って全てを喋ったわけでありますからそして最後には、「朝鮮総連に騙された」と言って死んだわけでありますから北朝鮮が国家の意思として朴大統領を狙撃したという事が解ったのであります。

犯人が解ったのであります。

しかしながら韓国国内の反応は北朝鮮に非難を向けるのではなくて日本に非難を向けてきたわけであります。

これを見てきた北朝鮮は日本人(に成りすまして)がテロを行えば、一石二鳥である、という結論に達した。

勿論、韓国政府は「文世光に拉致を命じ、拳銃を渡し、パスポートを渡し、資金を渡した朝鮮総連大阪生野西支部政治部長・金浩竜(キム・ホリョン)を逮捕してくれ」と、東京の赤不動病院の中で文世光が狙撃訓練を行ったのであるからそこを捜索してくれ、朝鮮総連を捜索してくれ」と言ってきたのでありますが田中内閣は全く何もしなかったのであります。

さて、ここから見た教訓を以て北朝鮮は何を実施し始めるか?

日本人(に成りすまして)がテロをする、その準備を始めるわけであります。

ここから日本人に成りすます為の日本人化教育が始まり、そして昭和52年福田内閣の時の9月、久米裕さんが北朝鮮工作員に拉致される。

この現行犯を日本の警察は逮捕した。

石川県警は逮捕したのであります。

拉致を指令する暗号電波の解読にも成功したのであります。

この時点昭和52年の9月の遅くとも末には日本国政府は北朝鮮は国家の組織として日本人を拉致しつつあるという事を認識しておったのであります。

しかし、何もしなかった。

3年前と同様、何もしなかった。

何かが起こる。

45日後、11月15日、新潟で13歳の横田めぐみちゃんが拉致されていった。

未だ何もしない。

北朝鮮が組織として日本人を拉致しつつある。

日本から北朝鮮に工作員が多数雪崩れ込んでいる。

これを知りながら日本国政府は、何もしなかった。

従って私は日本国政府が拉致問題の不作為による共犯者となっている。

私自身が白だと言っておるんじゃないんです。

私もこの戦後体制の中の議員として…従って申し訳ない…何故この後に及んでも、救出できないのか?

誠に申し訳ないという思いで拉致問題に取り組んでいるわけであります。

そこで皆さんに申し上げましょう。

拉致被害者にとって、敵はどこだったのか?

もうお分かりでしょう。

拉致被害者にとって敵は・・・

この事は歴史上ドゴールについて言えることであります。

 

拉致問題が発生してから長き時間が過ぎました・・・時間は刻々と過ぎて行きます。

改めて、拉致問題の「本質」が問われそうですが、何故かメディア、知識人と称する人達は拉致問題に対しては消極的のように思います。最終的には拉致問題の解決には、私達が主権を守ると言う強い決意、意志、覚悟が必要だと思う昨今です。


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もう忘れ去られた・・・拉致問題

2018-03-20 03:44:50 | 拉致

2002年に僕らが帰ってきた話が昔話みたいになっている・・・福井県小浜市の拉致被害者、地村保志さん(福井新聞3月18日)

地村さんの記事を読むと、同じ日本人としてやり切れない思いになります。拉致被害者は何も罪もなく、ある日理不尽にも突然さらわれ北朝鮮に連行・・・残された家族は生き地獄のような日々を今も過ごしていると思います。

対し、これまで日本政府は何をしてきたか?

解決への障害は何であったか?

メディア等は拉致問題には触れたがりません!

酷いの一言です。以下文はウィキペディア、3月18日のYHAOOニュース等を一部コピーしています、素人の思いです。

 

現在、拉致問題啓発期間が設けられています。

「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」・・・と聞いて、拉致問題かなと思う程度だと思います。このような日を設けられていることを国民の多くは知らないと思います。

北朝鮮人権侵害問題啓発週間は北朝鮮による日本人拉致問題、その他北朝鮮当局による人権侵害問題について国民の関心と認識を深めることを目的とする人権週間で、拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律(平成18年法律第96号)により制定されています。期間は毎年12月10日から12月16日までの1週間です。

理不尽な拉致が人権侵害とはかなりトーンダウンした言葉に思います。人権侵害ではなく拉致では?

TV等々でこれらの週間を目にすることは皆無に近いように思います。メディア等は積極的に報道出来ないものか国家の主権、国民の保護、安全が蹂躙された状態なのに残念です。

 

何故、北朝鮮は日本人を拉致したか?

表向きは、朝鮮戦争後、朝鮮半島が分断されており、北朝鮮自らが主導して朝鮮半島統一をするためには、策としてスパイ機関の設立が必要としていたとも言われています。

1 日本語を教える人物

2 日本人に成りすまし

そのためには、どうしても日本人が必要・・・「表向き」は!拉致問題の本質は違うと思います。

 

現在の被害者は政府認定が17名、877名が疑いがあると言われています。

拉致された各国民は韓国、レバノン、タイ、マレーシア、シンガポール、ルーマニア、フランス、イタリア、オランダ、中国です。(平成26年、国連調査委員会「COI」による。)

これまで大きな非難は誰にもされない歴代政権の拉致問題対応、国家とはを問われる事案で、当然大きな非難、責任を追及されるべき事案だったと思いますが、拉致被害者はおかしな日本国憲法の犠牲者であるかもしれません。何故なら、憲法には日本が自国民を救出、保護すると言う文は見当たりません。

普通の国であれば、国としての最大の責任は自国民の生命、自由、財産等を守ることだと思います。国外から侵略、拉致、人質事件等が起きた場合、当然、力等を行使してでも総力で自国民の生命、自由、財産等を守ることは国の使命で自然な行為で拉致だって当然でしょう。残念ながら日本はこのような、力等の行使等々が憲法上制約が大いにあると思います。

 

憲法13条と拉致問題

全て国民は個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法、その他の国政上で最大の尊重を必要とする。と定められています。13条は人権保障規定と政府の責務を定めていると思いますが、日本は拉致に対して対応してこなかったと思います。

日本の地域に外国軍、テロリスト等々が侵入し国民の生命、財産等が危険になった場合、当然日本は力をもって違法行為から国民の生命、財産等を守る責任があると思いますが、現実には対応するにも、如何しても憲法上の制約が横たわっていると思います。

 

北朝鮮による拉致問題

1970年頃~80年頃にかけて、北朝鮮による日本人拉致が多発しました。現在17名が政府によって拉致被害者として認定されています。

平成14年9月、北朝鮮は日本人拉致を認め、平成14年10月に5人の被害者が帰国しましたが他の被害者は未だ北朝鮮から納得のいく説明は無いようです。北朝鮮側主張には多くの問題点があり、日本はこのような主張を受け入れることは出来ない状況と言われています。

拉致問題は国家主権、国民の生命、安全に関わる極めて重大な問題です。当然、拉致問題の解決なくして日朝国交正常化はあり得ないでしょう。

政府は過去、致被害者として12件17名を認定していますが、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない事案もあり、政府が認定した17名の被害者以外にも、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない人たちが多くいます。

 

安倍首相は2018年3月16日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮情勢について40分の電話協議、安部首相は4月末に予定される南北首脳会談で拉致問題を議題とするよう文在寅大統領に要請、拉致・核・ミサイルの問題を包括的に解決し日朝国交正常化を目指す考えを伝え、北朝鮮との直接対話に意欲を示していると言われています。
文在寅大統領も、拉致問題の解決に向け協力する考えを示しています。

韓国政府説明では、安部首相は国交正常化を目指すとした2002年の日朝平壌宣言に言及、南北首脳会談、米朝首脳会談が行われるのを契機に日本と北朝鮮との対話が再開することに期待を示したと言われています。
安部首相が北朝鮮との対話に前向きな姿勢を示したのは韓国、米国との首脳会談に応じる意向を示した北朝鮮の対話姿勢があるようです。

協議では安部首相は、北朝鮮が非核化の意思を示したことに対し評価すると伝える一方で、具体的行動があるまでは最大の圧力を継続すると強調しています。具体的行動の一例として国際原子力機関(IAEA)の査察官の受け入れと指摘しています。

文在寅大統領は韓日、韓日米の連携が北朝鮮を対話に引き出したと述べ、引き続き日本と連携する考えを示しています。

地元の福井新聞(2018年3月18日)では、米朝首脳会談が実現する見通しの可能性が高くなるなど北朝鮮をめぐって国際社会が動きだす中、福井県小浜市の拉致被害者、地村保志さん(62)は3月12日、救う会福井のメンバーと初めて国会議員事務所を回っています。

北朝鮮に残された被害者の健康が心配、拉致が昔話のようになっている・・・当事者として、拉致問題の解決と啓発を直接訴えています。拉致が核・ミサイル問題で覆い隠されてしまう懸念があると言われています。

地村さんは、救う会福井のメンバーら6人と福井県選出、ゆかりの国会議員事務所7カ所を回り要望書を手渡しています。

要望書の主な内容

*今年中の全面解決

*帰国被害者への支援

*啓発活動

*残された被害者の安全確保

*特定失踪者の真相究明

以上の5項目です。

救う会福井のメンバーとして国会議員に要望するのは初めてという地村さんは北朝鮮による拉致被害者で、帰国後は福井県小浜市役所に勤めていた地村保志さん(62)は、2年前定年退職、妻の富貴恵さん(60)も福井県の嘱託職員で来年定年を迎えます。

地村さんは退職してから、署名活動など会の取り組みに参加していることもあり、少しでも協力したかったとその理由を語っています。

2018年3月7日、加藤勝信拉致問題担当相、林芳正文部科学相の連名で拉致をテーマとした映像作品を活用した授業を小中高校で実施するよう求める通知を都道府県知事や教育長らに出しています。問題を風化させないとの意思を北朝鮮に示す狙いがあると言われています。風化の懸念を地村さんも各議員に伝えています・・・2002年、僕らが帰ってきた話が昔話みたいになっている。世代が代わってきている、小中学生への啓発活動に協力していきたい。政府の後押しもお願いしたい。

地村さんが拉致されたのは1978年、政府認定の17人は1977~83年に拉致されています。

被害者家族ばかりでなく、被害者本人の高齢化も進んでいます。帰国から15年経過、地村さんは一向に問題が進展しない状況を、被害者たちはどう思っているだろうかと関係者に打ち明けています。

今後の米朝首脳会談・南北首脳会談、勿論、トランプ大統領は日本の拉致問題も情報機関等から細部を申し受けているでしょう。今、北朝鮮情勢は大きく変わろうとしていると思います。

トランプ大統領は選挙期間中の発言でも米、北朝鮮首脳会談に極めて意欲的で選挙公約等が実現した形になったようです。この米朝会談実現(99%)までには難しい問題を秘めていたようです。朝鮮半島は世界で最も利用価値のある地域で、どうしても対立状態が必要だからでしょう。朝鮮半島は米朝会談により統一が一歩進む可能性を秘めていると思います。まさに孫子の兵法の厳守、有言実行のトランプ大統領と言えると思います。

 

横田めぐみさんの弟・拓也さんや田口八重子さんの長男・飯塚耕一郎さん、支援団体メンバーは4月下旬からアメリカを訪問する予定だそうです。現在、政府高官らとの面会を打診中だそうです。今年5月までに米朝首脳会談実現の可能性が高くなったことを踏まえ、拉致問題解決に向けた協力を改めて求める考えです・・・

もう、拉致問題は他人事として忘れられています。

拉致問題未解決は国家として機能していないことを意味すると思いますし、この拉致問題未解決を好しとする人達がいるかも知れません。今、私達にできる事は拉致の事実を全国民が再認識し、絶対に風化させないことだと思います。今後のためにも、新たに毎月等「拉致問題を考える日」を設定し、全国民が考える日とすべきです!

拉致問題の本質は何かを私達が知ることは極めて大切だと思います。日本が解決できない拉致問題の根底は日米問題の部分が極めて大きいと思うのが自然で、安部首相は拉致問題の本質を知っているでしょう。

日本が多くの世界の国々のような自国民の保護、軍の保有を明記した憲法があったら、拉致問題は全く違った対応で未然防止等々していた可能性があります。拉致被害者は、おかしな憲法の犠牲者であるとも言えるでしょう。安部首相もこれらを当然理解し、何とか解決の糸口を掴もうとしていると思います。

特に昨今の多くのメディアは徹底的に安倍首相をバッシングしますが、多くのメディア、野党、知識人等と称する人達等は拉致問題解決のために今まで何をしてきましたかと問いたいです!

拉致された人達も、普通だったら家族で食事をし会話し、休日には買い物、外食、兄弟喧嘩等々、極ありふれた日常を送っていたでしょう。今、拉致被害者、残された家族は間違いなく現、日本に対し極めて大きな不信感、疑問を持っているでしょう。

自国民が北朝鮮にさらわれて長き月日が経ちましたが、何も出来ない日本!(出来ない、日本の憲法等々の現実)

もし現、安部政権が変わったら更に拉致問題解決、憲法改正は極めて厳しくなるでしょう!

拉致問題は他人事ではありません、同じ日本人です!

拉致被害者、家族に思いを寄せることは誰でも、何時でも可能です!

北朝鮮人権侵害問題啓発週間でけでなく、新たに毎月等「拉致問題を考える日」を設定し、全国民が拉致問題を考える日とすべきです!

私達は素人ですが、自分なりに拉致問題が解決できない原因を考えることは極めて大切だと思います。


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拉致問題の本質

2017-10-11 13:32:18 | 拉致

拉致問題が発生して、40年以上の長き年月が過ぎました。もう拉致問題は忘れされようとしています。

私達は、休日等には家族で買い物に行ったり、食事に行くことは極普通のことです・・・

拉致被害者、家族にとっては、この極普通のことが出来ずに40年以上が経過しようとしています。もし、かけがえのない大切な子供が何の罪もなく、拉致され取り戻すことが出来なかったら多くの親達は気が狂いそうな日々を過ごすでしょう。拉致被害者、家族は悲しさ、やり場のない悔しさが入り乱れ、長き年月のため涙も枯れているかも知れません。私達はこの拉致の事実を忘れてはならないと思います。

私達日本人は、拉致問題は自分には関係が無い、所詮他人事と思ってきたかも知れません。

何故、所詮他人事と思うような発想が出来るでしょうか・・・戦前の多くの人達は古来からの武士道、和を尊ぶ心、隣人愛、奉仕の心等々があったと思いますので、このような所詮、他人事というような戦後発想は出来ないと思います。戦後、日本はGHQ策等々により日本人の心は無視され知識、偏差値等が最優先されてきたように思います。他人を思いやる、心の問題は知・理性、感情、本能等々が大きく影響し、微妙なバランスで成り立っていると思います。

 

拉致問題の本質を見極め対応・対処するには国際感覚が大切だと思います。

この国際感覚は想像力、判断力、理解力等々により成り立っていると思いますが、日本の戦後教育では計算、暗記等が最優先され、これらがカリキュラムから外れているようです。戦後GHQ等の策の罠に掛かったとも言えると思います。

多くの未来がある、想像力豊かな多くの子供達が計算、暗記力等が不得意のため、これらの戦後教育の型にはまらないため、のけ者にされたり、いじめ等の対象等になった可能性は否定できないと思います。

 

今、拉致問題は頓挫、時間のみ過ぎ去っているようですが、今一度拉致問題の本質は何かを問うことは大切だと思います。

先ず、基本に戻るにはメディア情報を鵜呑みすることなく、今一度北朝鮮とはどんな国か・・・

一部文献等々を読むと北朝鮮は民族の歴史、伝統、誇りを大切にしてますし、義理、礼を重んずる面があります。この中に拉致問題の解決の糸口があるかも知れません。このように書くと、可笑しいと思われるかも知れません。北朝鮮の弾道弾発射訓練・核開発の現実・・・もう一歩進んでこの問題の本質は何かを精査することは大切だと思います。このままでは拉致問題同様、弾道弾発射訓練・核開発等問題は解決には長い年月を要すると思います。

これらの諸問題を解決するには、国際感覚が必要と思います。

国際感覚には想像力、判断力、諸問題を解決する力が基本になると思います。

戦後教育製・メイドイン・ジャパン国際感覚(想像力、判断力、諸問題を解決する力がない感覚)では、国外の困難を伴う諸問題の解決は出来ないでしょう。何故なら諸問題の「本質」を見抜けないからです。

私達の周りには多くのメディア情報等が溢れています。私達は自分の目で見たり聞いたりしているものは真実だと思い込んでしまう性質があると思います。

物事の「本質」とは、1つの物事等の周りについている無駄をそぎ落としたコア(核)の部分とも言えると思います。果物で言えば、果実をとった中心の種の部分です。

果物としてそのまま食べても美味しいですが、現実世界では、私達の周りに起こる物事が、すべて果物の果実ような美味しい世界とは限りません。果物のように見えたのは、果実の部分で、種が果実の部分と違うことが多いと思います。

物事の中心にある本質(核)を見分けられるようになるためには見たまま、聞いたままを鵜呑みせずに、表面的なものには、すぐに惑わされないことです。物事の本質を知りたい、考えたい、決断する時は果物の話が参考になると思います。このような思考で拉致問題の本質を捉えることは大切だと思います。

 

「拉致問題は日朝間のみの問題でないことは明らかです!」

今、米国は新しい考えを持ったトランプ大統領が就任しています。これは多くの米国民の意思でもあると思います。

トランプ大統領は大統領就任演説でも演説したように、自国益を大切にします。この自国益は米国のみならず、各国の自国益も尊重すると演説しています。

拉致問題は、正に日本の自国益を守るための戦いでもあると思います。

今は、日本にとってトランプ大統領登場で拉致問題を解決する、ビッグ・チャンスでもあるとも言われる方もいます。今こそ日米は、拉致問題解決のための話し合いをすべきです。

先ずは、日朝等の基本に戻り、拉致問題を初心にリセットする必要があると思います。その際の大きなハードルが憲法問題だと思います。

自国益を守るための必須事項の一つが国を守る、国民の防衛義務だと思います。

自国を守る気概がない国家・国民が拉致問題を解決することは難しいと思います。

拉致問題解決には、憲法に裏ずけされた独立国としての強い姿勢が必要だと思います。

拉致問題は日朝間のみの問題でないというのは常識でしょうし、日朝間の対立により益を得ている人達がいるかも知れません。

 

拉致問題の解決には、日本国民の裏打ちされた決意である国を守ると言う気概が必須だと思います。

安部政権は憲法改正を目指していますが、拉致問題の解決には必須だと思います。逆に言えば憲法問題が解決しなければ、拉致問題解決は難しいと言えるでしょう。

 

拉致問題未解決の原因は、国家・国民の防衛義務の欠如等、可笑しな国際感覚からきているとも言えると思います。

戦後最大の理不尽な拉致問題、拉致された人、家族は同じ日本人で同胞です。

残された拉致家族等も高齢となられ、残された時間はありませんが、「新たな憲法」の下、「戦後教育」の見直し等々により拉致問題は大きく前進すると思います。

拉致問題が解決しなかったら、日本国家創建以来の汚名を歴史に残すでしょう。未来に多くの日本人が歴史を顧み、愚かな日本人がいたことを悔やむでしょう。

拉致問題解決は、国民一人々の国を守る気概・国際感覚、決意にかかっていると思います。

 

 

 

 


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総理・新年の挨拶文と拉致問題

2016-12-26 21:21:41 | 拉致

拉致問題を考える、北朝鮮人権侵害問題啓発週間(12月10日~16日)は過ぎました。このような週間があることを知っている国民は極めて少ないと思います。

あと数日で、新しい年を迎えます・・・程度の差はあれ、私達はお正月は家族等々と顔を合わせ飲食し会話し、テレビを見たり、買い物に行ったりして新しい年を迎えることが出来ます。

この当たり前の生活が数十年間出来ずに苦しんでいる拉致被害者、被害者家族がいます。

古来から日本人には不正を許さず、正義を重んじる武士道が宿っています。現在もそのDNAは日本人に受け継がれていると思います。拉致と武士道は当然相反します、武士道はその先の対応、行動が極めて大切と解くと思います。

 

拉致問題は、全国民が心を一つにすれば、必ず何らかの解決の糸口を掴むことが可能と思います。

そのためには、先ずは総理の新たな決意を内外に示す、新年の挨拶に拉致問題の文言を入れるのがいいと思います。

「今年こそは!新年の挨拶に拉致問題の文言が入ることを!」

 

昨年(27年)の安部総理新年の挨拶、拉致問題の文言はありません。

 新年あけましておめでとうございます。

総理就任から2年が経ちました。この間、経済の再生をはじめ、東日本大震災からの復興、教育の再生、社会保障改革、外交・安全保障の立て直しなど、各般の重要課題に全力で当たってまいりました。さらには、地方の創生や、女性が輝く社会の実現といった新たな課題にも、真正面から取り組んできました。

そして先の総選挙では、国民の皆様から力強いご支援を頂き、引き続き、内閣総理大臣の重責を担うこととなりました。いずれも戦後以来の大改革であり、困難な道のりです。しかし、信任という大きな力を得て、今年は、さらに大胆に、さらにスピード感を持って、改革を推し進める。日本の将来を見据えた「改革断行の一年」にしたい、と考えております。
総選挙では全国各地を駆け巡り、地方にお住いの皆さんや、中小・小規模事業の皆さんなどの声を、直接伺う機会を得ました。こうした多様な声に、きめ細かく応えていくことで、アベノミクスをさらに進化させてまいります。経済対策を早期に実施し、成長戦略を果断に実行する。今年も、経済最優先で政権運営にあたり、景気回復の暖かい風を、全国津々浦々にお届けしてまいります。

今年は、戦後70年の節目であります。日本は、先の大戦の深い反省のもとに、戦後、自由で民主的な国家として、ひたすら平和国家としての道を歩み、世界の平和と繁栄に貢献してまいりました。その来し方を振り返りながら、次なる80年、90年、さらには100年に向けて、日本が、どういう国を目指し、世界にどのような貢献をしていくのか。私たちが目指す国の姿を、この機会に、世界に向けて発信し、新たな国づくりへの力強いスタートを切る。そんな一年にしたいと考えています。「なせば成る」、上杉鷹山のこの言葉を、東洋の魔女と呼ばれた日本女子バレーボールチームを、東京オリンピックで金メダルへと導いた、大松監督は、好んで使い、著書のタイトルとしました。半世紀前、大変なベストセラーとなった本です。

戦後の焼け野原の中から、日本人は、敢然と立ちあがりました。東京オリンピックを成功させ、日本は世界の中心で活躍できると、自信を取り戻しつつあった時代。大松監督の気迫に満ちた言葉は、当時の日本人たちの心を大いに奮い立たせたに違いありません。そして、先人たちは、高度経済成長を成し遂げ、日本は世界に冠たる国となりました。当時の日本人に出来て、今の日本人に出意来ない訳はありません。国民の皆様とともに、日本を、再び、世界の中心で輝く国としていく。その決意を、新年にあたって、新たにしております。最後に、国民の皆様の一層の御理解と御支援をお願い申し上げるとともに、本年が、皆様一人ひとりにとって、実り多き素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

内容は本当に、日本の新たな年を迎える内容です。
残念なのは、拉致問題の文言は無く、文面上は拉致問題解決への決意は全く触れていません!
国民に対する、総理の新年の挨拶は極めて大きな重みがあります。
国民に対する新年の決意、挨拶にも拉致問題の文言が無い、拉致問題解決の決意は・・・いくらブルーのリボンを着けていても・・・

自国民が理由なく、それも自国の領土から連れ去られると言うことは、国家に対しての侵略でもあると思います。

拉致問題解決は極めて優先度は高いはずです!国によっては奪還作戦を行うかも知れません、例え失敗する可能性があっても、任務を遂行するでしょう。綺麗ごとでは済まない現実世界の常識かも知れません。

日本国政府は国民の生命、財産を守る極めて重要な国家としての義務があったはずです!自衛隊、警察等が存在していた中で、日本の領土で堂々と拉致される。この責任は誰も取っていません!

責任無き国家運営は欧米では有り得ないし、絶対に許されないでしょう。政府内の一部の方は憲法上の問題等々もあると言われますが、卑怯な答弁と思います、憲法等の問題があれば堂々と憲法議論をすればいいと思います。

政府等は解決に努力してると言われるでしょうが、一般国民には努力してる姿勢が見えません。

せめて定期的に新聞、テレビ等々で途中経過を国民に対し発表してくれないと分かりません。このままでは私達国民は忘れてしまい、所詮、他人事と思うようになるでしょう。

拉致問題解決のためなら政府、私達国民もある程度の犠牲が伴っても解決しなけばならない事案だと思います!
拉致事案が発生して何年が経過しましたか!

拉致被害者、被害者家族は高齢になっており、もう待った無しの状況と思います!
昨今は、マスコミの拉致問題関連報道はめっきり減ったように思います、何かを恐れているようにさえ思えます!

拉致問題は、所詮他人事では済まされないと思います。私達一般国民は何も術が有りませんし、言葉の遊びに過ぎないかも知れません。

拉致問題は、このままでは間違いなく時間ばかりが経過し、何となく未解決に終わる、国民に忘れさられ・・・政府は、この状態を望んでいるように思える時があります。これだけ重大な拉致事案が新年の挨拶に、全く触れられていないのを見ても!

北朝鮮人権侵害問題啓発週間がありますが、かなりトーンダウンしたような感じがします。1年の間で12月10日~16日の1週間間だけです。

「拉致問題を考える日」(毎月等々)を作ることを提案します。多くの国民に再認識等してもらう事が必要と思います。私達は今一度、当時を振り返り拉致問題を考えることが必要と思います。

残された時間は少なく政府、私達は相応の心構え、覚悟等々が無ければ解決は絶望的でしょう。このままでは、間違いなく時間ばかりが経過しタイム・アウトでジ・エンドでしょう。


拉致問題が解決しなければ、多くの国民は日本と言う国家に対し大きな疑問を呈するのは間違いないでしょう!
未来の国民が歴史を振り返り、何と愚かな政府、国民が居たかと!
拉致被害者、家族は日本に生まれたことを何と思うでしょうか!

拉致被害者、残された被害者家族は、自国を守る防衛義務が無い現憲法の犠牲者かも知れません。何故なら私達が国を守るとは、国民を守ることでもあると思います。拉致被害者は日本国の日本人です!現憲法はこの国民を守る事さえ否定しています!

拉致問題は他人事ではなく、私達日本人自身の尊厳をも奪い取っています!

今年こそ、総理の新年の挨拶に「拉致問題の文言」が入ることを!

 

 


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忘れ去られようとする拉致問題

2016-07-13 14:50:16 | 拉致

北朝鮮人権侵害問題啓発週間(12月10日~16日)・・・と聞いて、拉致問題かなと思う程度だと思います。このような日を設けられていることを国民の大部分は知らないと思います。

理不尽な拉致が人権侵害とはかなりトーンダウンした言葉に思えます。人権侵害ではなく拉致では!

TV等々でこれらの週間を目にすることは皆無に近いように思います。TV等の時間をもっともっと活用し報道出来ないものか・・・国家の主権、国民の保護、安全が蹂躙された状態なのに残念です。

 

憲法上の問題もあり限られた策しか出来なかったとおもいますが、憲法が改正された暁には新たな策を作るべきだと思います。こんな理不尽な事案を次世代に渡してはならないと思います。先ずは私達が関心を失わないことが大切だと思います。

「拉致被害を考える日を設け」(毎月の最初に設ける等々)、置き去りになっている拉致問題を啓発すべきです。このままでは、間違いなく拉致問題は時間ばかり経過、トーンダウンしThe endでしょう。

 

何故、北朝鮮は日本人を拉致したか?

朝鮮戦後、朝鮮半島が分断されており、北朝鮮自らが主導して朝鮮半島統一をするためには、策としてスパイ機関の設立が必要・・・

1 日本語を教える人物

2 日本人に成りすまし

 どうしても日本人が必要である。

 

現在の被害者は?

12名ですが877名が疑いがあると言われています。

 

拉致された各国民?

韓国、レバノン、タイ、マレーシア、シンガポール、ルーマニア、フランス、イタリア、オランダ、中国です。各国は国交がありどんな策を取ったか、興味があります。

(26年、国連調査委員会「COI」による。)

 

日本側の拉致被害解決の条件は?

1 全ての被害者の安全に帰国させること。

2 真相を明らかにすること。

3 実行犯の引渡し。

 

解決後は?

1 日朝国交正常化

2 経済協力

となると思います。

 

意外と知られていない、実行犯等の国際手配、政府は以下11名を国際手配しています。

1高敬美さん、高剛さん拉致の主犯・・・北朝鮮工作員・洪寿惠(ホン・スヘ)こと木下陽子

2宇出津(うしつ)事件の主犯格・・・北朝鮮工作員・金世鎬(キム・セホ)

3地村さん夫妻の拉致の実行犯・・・北朝鮮工作員・辛光洙(シン・グァンス)

4蓮池さん夫妻の拉致の実行犯・・・北朝鮮工作員・通称チェ・スンチョル並びに共犯者・自称韓明一(ハン・ミョンイル)こと通称ハン・クムニョン及び通称キム・ナムジン

5曽我さん母娘の拉致の実行犯・・・北朝鮮工作員・通称キム・ミョンスク

6原敕晁(はらただあき)さん拉致の主犯・・・北朝鮮工作員・辛光洙(シン・グァンス)及び共犯者・金吉旭(キム・キルウク)

7石岡亨さん、松木薫さん拉致の実行犯・・・「よど号」犯人の妻・森順子及び若林(旧姓:黒田)佐喜子

8有本恵子さん拉致の実行犯・・・「よど号」犯人・魚本(旧姓・安部)公博

 

政府が作った、北朝鮮人権侵害問題啓発週間(12月10日~16日)・・・如何してこんな理不尽な拉致が人権侵害程度なのか。

北朝鮮人権侵害問題啓発週間(12月10日~16日)が在ることさえ知らない人が多いと思います。

今一度、拉致被害を私達は再認識する必要があると思います、そのためにも国民に分り易い説明(毎月等々)をすべきです。結果がでない説明は厳しいかもしれませんが、私たちも厳しい現実に目を背けてはならないと思います。

 北朝鮮人権侵害問題啓発週間(人権侵害は拉致とし、12月10日~16日は毎月始め、1週間) OR 「北朝鮮による拉致を考える日」の制定を!

 文は、拉致問題対策本部事務局の資料を一部参考にしています。

 


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一向に進展しない拉致問題

2016-04-04 12:37:38 | 拉致
一向に進展しない拉致問題、長き月日が経過しました、2002年9月、小泉総理の訪朝、平壌の百花園招待所(百花園迎賓館、国賓用)で小泉総理と北朝鮮の国防委員長・金正日(朝鮮労働党総書記)が会見を行いました。両者は日朝平壌宣言に署名、国交正常化交渉を10月に再開することで合意していますが・・・

拉致に関して北朝鮮側は、特殊機関の一部が妄動主義・英雄主義に走って日本人を拉致した事実を認め、謝罪しました。国のトップが自国の非を認め謝罪すると言うのは世界的に見ても数少ないと思います。
日本側の安否確認に対して北朝鮮側は地村保志、浜本富貴恵、蓮池薫、奥土祐木子の4人の生存を明らかにし、横田めぐみ、田口八重子、市川修一、増元るみ子、原敕晁、松木薫、石岡亨、有本恵子の8人を死亡と発表、日本側が把握していなかった曽我ひとみの拉致・生存と、横田めぐみの娘の生存も明らかにしました。 久米裕、曽我ミヨシについては入国自体を確認できないとしています。

  日朝平壌宣言(平成14年9月17日)
小泉純一郎日本国総理大臣と金正日朝鮮民主主義人民共和国国防委員長は、2002年9月17日、平壌で出会い会談を行った。
 両首脳は、日朝間の不幸な過去を清算し、懸案事項を解決し、実りある政治、経済、文化的関係を樹立することが、双方の基本利益に合致するとともに、地域の平和と安定に大きく寄与するものとなるとの共通の認識を確認した。

1.双方は、この宣言に示された精神及び基本原則に従い、国交正常化を早期に実現させるため、あらゆる努力を傾注することとし、そのために2002年10月中に日朝国交正常化交渉を再開することとした。
 双方は、相互の信頼関係に基づき、国交正常化の実現に至る過程においても、日朝間に存在する諸問題に誠意をもって取り組む強い決意を表明した。

2.日本側は、過去の植民地支配によって、朝鮮の人々に多大の損害と苦痛を与えたという歴史の事実を謙虚に受け止め、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明した。
 双方は、日本側が朝鮮民主主義人民共和国側に対して、国交正常化の後、双方が適切と考える期間にわたり、無償資金協力、低金利の長期借款供与及び国際機関を通じた人道主義的支援等の経済協力を実施し、また、民間経済活動を支援する見地から国際協力銀行等による融資、信用供与等が実施されることが、この宣言の精神に合致するとの基本認識の下、国交正常化交渉において、経済協力の具体的な規模と内容を誠実に協議することとした。
 双方は、国交正常化を実現するにあたっては、1945年8月15日以前に生じた事由に基づく両国及びその国民のすべての財産及び請求権を相互に放棄するとの基本原則に従い、国交正常化交渉においてこれを具体的に協議することとした。
 双方は、在日朝鮮人の地位に関する問題及び文化財の問題については、国交正常化交渉において誠実に協議することとした。

3.双方は、国際法を遵守し、互いの安全を脅かす行動をとらないことを確認した。また、日本国民の生命と安全にかかわる懸案問題については、朝鮮民主主義人民共和国側は、日朝が不正常な関係にある中で生じたこのような遺憾な問題が今後再び生じることがないよう適切な措置をとることを確認した。

4.双方は、北東アジア地域の平和と安定を維持、強化するため、互いに協力していくことを確認した。
 双方は、この地域の関係各国の間に、相互の信頼に基づく協力関係が構築されることの重要性を確認するとともに、この地域の関係国間の関係が正常化されるにつれ、地域の信頼醸成を図るための枠組みを整備していくことが重要であるとの認識を一にした。
 双方は、朝鮮半島の核問題の包括的な解決のため、関連するすべての国際的合意を遵守することを確認した。また、双方は、核問題及びミサイル問題を含む安全保障上の諸問題に関し、関係諸国間の対話を促進し、問題解決を図ることの必要性を確認した。
 朝鮮民主主義人民共和国側は、この宣言の精神に従い、ミサイル発射のモラトリアムを2003年以降も更に延長していく意向を表明した。
 双方は、安全保障にかかわる問題について協議を行っていくこととした。

私達は政府認定(下記)の17人のみが拉致被害者と思いがちですが、精査して見ると、とても17人では済まないように思えます。最下部のリストは、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない行方不明者886人のうち、都道府県警察のウェブサイトに家族等の同意を得て掲載されている方々、460人全員のリストです。

拉致被害者は何の罪も有りません、本当に理不尽なことです。国家としての体をなしていない日本、この事案は日本国に対する侵略行為(国際法上、ある国家・武装勢力が別の国家・武装 勢力に対して、自衛ではなく、一方的にその主権・領土や独立を侵すことを意味)でしょう。日本が相手国に入り、被害者を奪還したとしても国際法上問題ないと思います。

1976年のエンテベ空港奇襲作戦(1976年6月27日に起きたエールフランス航空機ハイジャック事件、イスラエル国防軍が7月3日から4日にかけてアフリカ・ウガンダのエンテベ国際空港で実施した人質救出作戦、突入部隊の誤射で死んだ3人と、病院に搬送されていた1人を除く乗客全員が解放され、救出作戦では稀に見る成功を収めた。)が拉致奪還等の参考となるのでは・・・相手国が自国民の生命、身体、自由等を侵害等、国際法違反を犯している場合、奪還作戦が自国民の人命保護に限定等々、エンテベ事件は、主権侵害とのウガンダの訴えを安全保障理事会は却下しています。
国際法上も日本の拉致被害者奪還は要件を満たすんじゃないかと思います。世界から非難されることは無いでしょう。勿論、自衛隊側に犠牲が出ることは予想されます。日頃から私達は自衛隊に対しどのような支援、尊敬の念、見方をしてきたか・・・命令があれば自衛隊は拉致被害者救出の為、全力を尽くすでしょう。
日本が拉致被害者奪還のシナリオを研究することを日本人の中でも否定する方もいるようですが、主権国家として極自然なことと思います。

このような超重大事案に対し、不十分な拉致被害対応をしてきた歴代政権に大きな疑問を感じます。今一度私達は拉致被害の状況を今一度再認識し、自分なりに政府を後押しすることが必要だと思います。
今、私達に出来ること・・・拉致の事実、概要等を今一度、全国民が再認識することは拉致被害者問題を風化させない最低のラインだと思います。

***日本政府が拉致被害者として認定している17名***
(当時の年齢と失踪場所)

*昭和52(1977)年9月19日 宇出津(うしつ)事件
被害者:久米裕さん(52・石川県)
石川県宇出津海岸付近にて失踪
北朝鮮側は、久米さんの入境を完全否認、捜査当局は主犯格である北朝鮮工作員、金世鎬(キム・セホ)について、平成15年1月逮捕状の発付を得て国際手配、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求しています。
平成18年2月の日朝包括並行協議では、北朝鮮側は、金世鎬について「かかる人物は承知していない」としつつ、日本からの関連情報提供を前提に、同人特定のための調査を行う旨回答しています。

*昭和52(1977)年10月21日 女性拉致容疑事案
被害者:松本京子さん(29・鳥取県)
自宅近くの編み物教室に向かったまま失踪
平成14年10月にクアラルンプールで行われた日朝国交正常化交渉第12回本会談及び平成16年に計3回行われた日朝実務者協議において日本から北朝鮮側に情報提供を求めましたが、第3回協議において北朝鮮側より、北朝鮮に入境したことは確認できなかった旨回答があったようです。
平成18年11月に松本京子さんが拉致認定されて以降、政府は北朝鮮側に対し即時帰国及び事案に関する真相究明を求めてきていますが、これまでに回答はないようです。

*昭和52(1977)年11月15日 少女拉致容疑事案
被害者:横田めぐみさん(13・新潟県)
新潟市において下校途中に失踪
平成16年11月に開催された第3回実務者協議において、北朝鮮側は、めぐみさんが1994(平成6)年4月に死亡したとし「遺骨」を提出、めぐみさんの「遺骨」とされた骨の一部からは、同人のものとは異なるDNAが検出されたとの鑑定結果を得ています。
平成18年4月には、日本政府が実施したDNA検査により、横田めぐみさんの夫が昭和53年に韓国より拉致された当時高校生の韓国人拉致被害者金英男(キム・ヨンナム)氏である可能性が高いことが判明しました。

*昭和53(1978)年6月頃 元飲食店店員拉致容疑事案
被害者:田中実さん(28・兵庫県)
欧州に向け出国した後失踪
平成14年10月にクアラルンプールで行われた日朝国交正常化交渉第12回本会談及び平成16年に計3回行われた日朝実務者協議において日本から北朝鮮側に情報提供を求めましたが、第3回協議において北朝鮮側より、北朝鮮に入境したことは確認できなかった旨回答があったようです。
平成17年4月に田中実さんが拉致認定されて以降、政府は、北朝鮮側に対し、即時帰国及び事案に関する真相究明を求めていますが、これまでに回答はないようです。

*昭和53(1978)年6月頃 李恩恵(リ・ウネ)拉致容疑事案
被害者:田口八重子さん(22・不明)
昭和62年11月の大韓航空機爆破事件で有罪判決を受けた元北朝鮮諜報員金賢姫(キム・ヒョンヒ)氏は「李恩恵(リ・ウネ)」という女性から日本人の振る舞い方を学んだと主張しています。この李恩恵は行方不明となった田口さんと同一人物と考えられます。
北朝鮮側は、田口さんは1984(昭和59)年に原敕晁さんと結婚し、1986(昭和61)年の原さんの病死後すぐに自動車事故で死亡したとしていますが、これを裏付ける資料等の提供はなされていないようです。
平成21年3月、金賢姫氏と飯塚家との面会において、金氏より田口さんの安否にかかる重要な参考情報が新たに得られ、現在、同情報についての確認作業を進めているようです。
金氏の発言「87年1月にマカオから帰ってきて、2月か3月頃、運転手から田口さんがどこか知らないところに連れて行かれたと聞いた。86年に一人暮らしの被害者を結婚させたと聞いたので、田口さんもどこかに行って結婚したのだと思った。」
一説では、金賢姫(キム・ヒョンヒ)氏は横田めぐみさんについて、かなり詳しい情報を持っていると言われています。

*昭和53(1978)年7月7日 アベック拉致容疑事案
被害者:地村保志さん(23・福井県)地村富貴惠さん(旧姓本)(23・福井県)
「二人でデートに行く」と言って出かけて以来、失踪
2人は昭和54年に結婚。平成14年10月に日本に帰国。娘1人と息子2人は平成16年5月に帰国
捜査当局は、拉致実行犯である北朝鮮工作員、辛光洙(シン・グァンス)について、平成18年2月に逮捕状の発付を得て国際手配するとともに、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求しているようです。

*昭和53(1978)年7月31日 アベック拉致容疑事案
被害者:蓮池薫さん(20・新潟県)蓮池祐木子さん(旧姓奥土)(22・新潟県)
蓮池さんは「ちょっと出かける。すぐ帰る」と言って外出したまま失踪、同様に奥土さんも外出したまま失踪
2人は昭和55年に結婚、平成14年10月に日本に帰国、娘1人と息子1人は平成16年5月に帰国
捜査当局は、拉致実行犯である北朝鮮工作員・通称チェ・スンチョルについて平成18年2月に、また、共犯者である自称韓明一(ハン・ミョンイル)こと通称ハン・クムニョン及び通称キム・ナムジンについて平成19年2月にそれぞれ逮捕状の発付を得て国際手配するとともに、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求しています。

*昭和53(1978)年8月12日 アベック拉致容疑事案
被害者:市川修一さん(23・鹿児島県)増元るみ子さん(24・鹿児島県)
「浜に夕日を見に行く」と言って出かけたまま失踪
北朝鮮側は、1979(昭和54)年7月に2人は結婚し、市川修一さんは同年9月に心臓麻痺で死亡し、増元るみ子さんは1981(昭和56)年に心臓麻痺で死亡したとしているが、これを裏付ける資料等の提供はなされていないようです。

*昭和53(1978)年8月12日 母娘拉致容疑事案
被害者:曽我ひとみさん(19・新潟県)曽我ミヨシさん(46・新潟県)
「2人で買い物に行く」と言って出かけて以来失踪
ひとみさんは平成14年10月日本に帰国。夫(ジェンキンス氏(米国人))と2人の娘も平成16年7月に渡日、帰国
北朝鮮側は、曽我ミヨシさんは北朝鮮に入境していないとしています。捜査当局は、拉致実行犯である北朝鮮工作員・通称キム・ミョンスクについて、平成18年11月に逮捕状の発付を得て国際手配するとともに、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求しているようです。

*昭和55(1980)年5月頃 欧州における日本人男性拉致容疑事案
被害者:石岡亨さん(22・欧州)松木薫さん(26・欧州)
2人とも欧州滞在中の昭和55年に失踪。昭和63年に石岡さんから日本の家族に出した手紙(ポーランドの消印)が届き、石岡さん、松木さん、そして有本恵子さんが北朝鮮に在住すると伝えてきています。
北朝鮮側は、石岡亨さんは1988(昭和63)年11月にガス事故で有本恵子さんと共に死亡したとしていますが、これを裏付ける資料等の提供はなされていないようです。松木薫さんについても、1996(平成8)年8月に交通事故で死亡したとして、平成14年9月及び平成16年11月に開催された第3回日朝実務者協議と2回にわたり、北朝鮮側から松木さんの「遺骨」の可能性があるとされるものが提出、そのうちの一部からは、同人のものとは異なるDNAが検出されたとの鑑定結果を得ています。
捜査当局は拉致実行犯である「よど号」犯人の妻・森順子及び若林(旧姓:黒田)佐喜子について、平成19年6月に逮捕状の発付を得て国際手配するとともに、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求しているようです。

*昭和55(1980)年6月中旬 辛光洙(シン・グァンス)事件
被害者:原敕晁さん(43・宮崎県)
宮崎県内で発生。
北朝鮮工作員、辛光洙(シン・グァンス)が、韓国当局に対し、原さん拉致を認める証言をしています。捜査当局は、辛光洙について、これまで原さんに成りかわった容疑で逮捕状の発付を得て国際手配するとともに、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求してきましたが、平成18年4月には、新たに拉致容疑の主犯として逮捕状が発付されているようです。北朝鮮側は身柄の引渡しに応じていないどころか、同人を「英雄」として称えています。また、捜査当局は原さん拉致容疑の共犯者である金吉旭(キム・キルウク)についても逮捕状の発付を得ており、国際手配を行うなどの所要の措置を講じているようです。
北朝鮮側は、原さんは、1984(昭和59)年に田口八重子さんと結婚し、1986(昭和61)年に肝硬変で死亡したとしていますが、これを裏付ける資料等の提供はなされていないようです。

*昭和58(1983)年7月頃 欧州における日本人女性拉致容疑事案
被害者:有本恵子さん(23・欧州)
欧州にて失踪
「よど号」犯人の元妻は、北朝鮮当局と協力して有本さんを拉致したことを認めています。捜査当局は拉致実行犯である「よど号」犯人の魚本(旧姓安部)公博について、平成14年9月逮捕状の発付を得て国際手配、政府として北朝鮮側に身柄の引き渡しを要求していますが北朝鮮側はこれに応じていないようです。
北朝鮮側は、有本さんは1988(昭和63)年11月にガス事故で石岡亨さんと共に死亡したとしていますが、これを裏付ける資料等の提供はなされていないようです。


以下のリストは、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない行方不明者886人のうち、都道府県警察のウェブサイトに家族等の同意を得て掲載されている方々、460人全員のリストです。

北海道
阿部 妙子、石黒 昭、猪爪(安田) 正年、印鑰 志美子、上山 君子、内山 實、岡田 優子、加藤 司郎、島 篤貴、城 瑛子、曽ヶ端 崇史、蘇武 子、高橋 勝彦、武山 京子、蔦谷 伸樹、寺本 辰夫、長尾 直子、中屋 基、長谷川 文子、本多 茂樹、松永 秀子、丸橋 甚三郎、丸山 千恵子、森 洋子、山形 キセ、山崎 博司、吉田 信夫、吉田 雪江

青森
今井 裕、佐々木 ハルヱ、平山 政子、山口 浩一、渡辺 幸雄

岩手県
越川 武志、菊池 力夫、工藤 和広、坂川 千明、佐藤 琢磨、鈴木 正昭、武田 直美、村上 充弘

宮城
岩佐 寅雄、河合 美智愛、佐藤 元子

秋田
石田 清、木村 かをる、薩摩 勝博、佐藤 正行、松橋 恵美子

山形
大宮 のぶ子、齋藤 武、布施 範行、

福島
猪股 健吉、熊倉 清一、坂上 良則、箭内 直輝、渡部 宏英、

警視庁
明石 靖彦、阿部 尋子、荒井 セツ、生島 孝子、石川 和歌男、伊藤 孝太郎、大屋敷 正行、香月 正則、神山 清輝、工藤 哲也、久保 清久、熊谷 嘉則、小住 健藏、後藤 美香、小林 榮、小山 栄一、堺 弘美、榊原 千代子、坂本 とし子、齋藤 正治、佐藤 順子、下地 才喜、野 清文、高橋 治雄、田川 克己、田中 由起夫、塚腰 義正、堤 和夫、堤 夏夫、角田 麻衣、寺内 正夫、永山 智、永山 正文、野村 博、乘松 眞喜子、馬場 昌一、浜野 洋一、日 信夫、藤田 慎、前 弘光、松井 ヨシ子、松下 恵利子、松本 誠一、宮澤 康男、宮本 直樹、村山 茂、吉井 盛男、米川 茂雄、渡辺 秀子

茨城
小林 榮、松井 綾子、松岡 伸矢

栃木
荒井 セツ、安西 正博、武田 紀子、寺内 正夫

群馬
井上 克美、加藤 八重子、横田 道人、

埼玉
新木 章、井上 克美、江原 信明、小野寺 將人、片岡 清、金井 健一郎、小谷 幸夫、佐々木 悦子、佐々木 正和、藤田 進、南 繁治郎、宮坂 昭二、宮坂 昭三、矢島 克已、渡辺 信行

千葉
秋本 弘、伊藤 克、鵜澤 幹雄、鵜浦 礼子、加瀬 テル子、木村 秋男、古賀 守、小林 敏孝、酒井 勇夫、坂井 浩司、志波 昌子、関谷 俊子、松 日出子、田中 正道、田村 正伸、東條 薫、遠山 常子、N D(N D)、新野 博行、早坂 勝男、原 哲也、古川 了子、水村 真紀子、峰島 英雄、山下 平、渡邉 弘美

神奈川
浅尾 賢子、東 修治、伊藤 義男、岩佐 寅雄、上野 希久、大関 正也、大田 清、近江谷 榮、小川 雅樹、鎌倉 司、鎌田 靖雄、川上 純子、河嶋 功一、久保 經弘、越川 力、後藤 孝、笹垣 範男、佐藤 剛生、佐藤 美奈子、志波 昌子、渋谷 浩邦、杉山 朋也、鈴木 悦人、松 康晴、武内 卓、田中 弘幸(たなか ひろゆき)さん
田村 正伸、寺島 佐津子、成井 賢二、根本 剛、福田 昭夫、松澤 清子、三浦 忠男、三宅 夕香理、矢島 文男、吉川 麗、和智 博

新潟
赤田 清隆、阿部 貞子、大澤 孝司、片岡 清、柄澤 康弘、菊地 豊、熊谷 嘉則、熊倉 清、後藤 久二、駒野 孝、曽我 佳子、竹内 喜文、武田 祥一郎、武田 紀子、内藤 稔、中村 三奈子、藤田 進、星野 茂敏、本間 進、松井 ヨシ子、村山 茂、森山 幸子、山川 健作、山本 美保、渡邉 浩成

山梨
川合 健二、山本 美保

長野
菊地 寛史、小宮山 広明、白鳥 英敏、野 清文、中塚 節子

静岡
岩渕 志久也、大屋敷 正行、岡城 雄介、河嶋 功一、鈴木 清江、橋 太一、見 到、橘 邦彦、富川 久子、望月 明、横山 貞二、

富山
荒谷 敏生、曽我 佳子、谷ヶ 清一、松澤 明、水島 慎一、屋木 しのぶ、山田 建治、渡辺 信行

石川
安達 俊之、梅田 眞砂子、坂下 喜美夫、堤 和夫、寺越 昭二、寺越 外雄、濱井 絵理、細川 昇、丸山 善昭

福井
河合 美智愛、駒野 孝、田辺 宗之、濱端 俊和、林 雅俊、宮内 和也、山下 春夫、山下 貢

岐阜
尾方 晃、鷲見 孝司、塚腰 義正、林 雅俊

愛知
秋田 美輪、阿部 貞子、安西 正博、越川 武志、笠松 一由、加藤 鈴勝、河合 有三、川満 敏弘、酒井 秀俊、榊原 千代子、佐藤 正行、柴田 恭子、柴山 修、鷲見 孝司、関根 固、筒井 裕子、内木 百合子、野村 博、布施 範行、光瀬 雅弘、山口 美好、李 麻奈美、渡邉 浩成

三重
大政 由美、川合 健二、小久保 稔史、辻 與一

滋賀
福本 勝利

京都
安達 恵美子、池畑 真琴、井尻 惠子、尾方 晃、尾崎 隆生、樹下 秋男、木村 秋男、小久保 稔史、酒井 秀俊、橋 猶治、種田 誠、別役 佳子、松本 重行、水嶋 弥寿志

大阪
泉元 元次、植村 留美、梅本 征雄、江藤 健一、沖本 二郎、尾上 民公乃、賀上 大助、金田 祐司、亀谷 博昭、北庄司 悦男、木村 秋男、黒岩 行敏、小丸 勝義、阪口 明寛、崎山 実、佐藤 益一、芝 貞夫、下寺 弘、菅原 秀夫、田 巧、竹内 久美子、武内 卓、竹村 達也、寺田 正弘、寺西 導与、冨田 弘子、冨永 幸男、西島 稔治、肥田 珠紀、平峰 久志、福山 ちあき、藤山 恭郎、前 弘光、牧薗 典夫、槙野 國貞、三國 雅三、宮脇 留義、森 俊武、山内 和弘、山内 正明、山口 浩一、山口 美好、山本 勘市、山本 恭子、山本 正之、吉井 真三

兵庫
秋 教元、秋田 美輪、稲田 周二、稻田 裕次郎、岡 元恵、懸樋 友重、加藤 小百合、金田 龍光、清崎 公正、桑村 一二三、篠岡 彰、島脇 文内、住本 豊成、見 到、辻本 春夫、豊田 清、仲村 克己、西安 義行、長谷川 久美子、濱野 喬一、廣田 公一、福本 勝利、松島 正樹、森本 規容子、山下 千恵子、山本 琴美(やまもと ことみ)さん

奈良
中野 政二、村尾 知彦、弓場 比登美

和歌山
天野 為之、久保 満也、山本 伸

鳥取
上田 英司、木町 勇人、古都 瑞子、矢倉 富康

島根
益田 ひろみ、和田 佑介

岡山
松村 哲史

広島
佐々木 薫、白石 耕司、田邊 真理子、西本 研一、花田 昭博、古川 龍、和田 佑介】

山口
安村こと尹 文夫、金田 卓、河田 君江、國廣 富子、後藤 時徳、西村 京子、西村 三男、平本 光義、宮脇 留義、村本 宣夫

香川
岡内 正三、前田 友秀、正木 冽子,松永 正樹

徳島
秋田 美輪,賀上 大助,至極 透,七條 一,戸島 金芳,松岡 伸矢、宮本 直樹、和久 
一美

愛媛
大政 由美、加藤 繁美、兼井 仲由、仙波 照男、二宮 喜一、槙野 國貞、山下 綾子

高知
鎌倉 司、亀谷 博昭、永本 憲子、別役佳子

福岡
東 修治、阿部 吉雄、池永 三和子、石坂 美智子、加藤 久美子、田川 克己、谷口 修也、堤 和夫、寺内 正夫、戸内 スミ子、中武 慎也、仲野 健二、永本 憲子、西 和子、西田 智一、長谷川 久美子、濱野 喬一、平峰 久志、三浦 和彦、
三國 雅三、水上 純也、宮本 直樹

佐賀
井上 英治、武石 喜八、武富 昌子、堤 夏夫、光瀬 雅弘

長崎
馬場 敏壽、福本 和光、宮脇 俊郎

熊本
松 康晴、西村 三男、野添 英輔、濱野 喬一、藤山 恭郎

大分
今津 淳子、久保 清久、武石 喜八、西村 三男、

宮崎
岩本 美代子、黒木 節男、中武 慎也、津曲 俊直、林田 幸男、水居(萩原) 明、吉井 盛男、和田 幸二

鹿児島
赤田 清隆、安藤 正純、池永 三和子、上野 照義、加藤 義美、川上 聡、川田 久雄、木原 創八郎、久美田 ちり子、坂江 優、榮原 隆二、佐藤 益一、新 昌子、末吉 和幸、園田 トシ子、園田 一、田中 正道、種田 誠、羽生 弘行、春成 健三、宮脇 俊郎、山田 國男

沖縄
安次富 寛盛、大城 エミリ、大城 善一、大城 伸子、川満 敏弘、儀間 隆、呉屋 眞誠、崎山 実、佐次田 堅、下地 才喜、楚南 幸吉、田島 清光、田中 真利子、知念 清善、富川 久子、豊見山 芳子、仲里 次弘、仲桝 忠吉、仲村 克己、濱端 俊和、冨名腰 明、冨名腰 英恒、牧志 孝司、南 嘉陽熊、米藏 武男



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帰国拉致被害者のその後

2016-04-02 13:51:01 | 拉致

戦後最大の悲劇、北朝鮮による拉致・・・2002年以降、拉致被害者3家族が帰国して15年以上が経過しましたが、精査すれば帰国者が真相を語ることは難しいように思います。
北朝鮮での厚遇、日本での帰国後の生活はお手伝いさんもいない生活で厳しいものがあったと思います。私達が得た帰国後のマスコミ情報・・・一部情報のように思います。以下の文は、YAHOOニュース、ウィキペデア等々を参考にしていますが、一部可笑しい箇所があるかもしれません、日記プログと言うことで。

当時、北朝鮮での日本への帰国の希望については、「夫とよく相談したい、こちらにはこちらの都合がある」私達が考える喜びの帰国、複雑な心境が見え隠れし、これらが事実であれば私達日本人も複雑な心境になります。

3月31日のYAHOOニュースでは、北朝鮮拉致被害帰国者で福井県小浜市職員の地村保志さん(60)が3月31日、定年退職を迎え同日午前の退職辞令交付式で松崎晃治市長から感謝状と辞令を受けたそうです。
地村さんは2002年10月に妻の富貴恵さん(60)と帰国。2003年4月に嘱託職員として採用され、2006年からは正職員となり、観光交流課、生涯学習スポーツ課などに配属され勤務されてたそうです。

当時16~22才だった5人の子供さん達は、帰国後日本にも慣れ、就職など自立が進み、新潟県柏崎市の蓮池さんの子供さん2人は平成16年5月に帰国、親元を離れ、長女の重代さんは大学で学び直し、長男の克也さんは証券会社でインターネットを利用した取引の実務に携わっているそうです。
福井県小浜市の地村さんの子供3人のうち、長女の恵未さん、長男の保彦さんが両親と同居、恵未さんは地元の信用金庫に勤め、金融商品取引に必要な外務員資格を取得したそうです。保彦さんはモーターメーカーでポンプの技術開発に携わっているそうです。次男の清志さんは福井市の化学メーカー名古屋支店の営業マンだそうです。

新潟県佐渡市の曽我さんは、夫のジェンキンスさんが土産物店、2人の娘さんも平成16年7月に帰国、長女の美花さんが保育園、次女のブリンダさんが酒蔵で働いているそうです。やはり、帰国子供さんにとって、現在でも日本での生活は難しい面があるように思います。

蓮池薫さんは、翻訳家として活躍されているようです。
新潟県柏崎市出身1978年から2002年まで北朝鮮による日本人拉致問題の被害者として、北朝鮮で生活(一説では金日成政治軍事大学、烽火大学卒業)、以後中央大学法学部卒業、新潟大学大学院修了、文学修士、新潟産業大学経済学部准教授、新潮ドキュメント賞を受賞しています。
著書としては・・・
『蓮池流韓国語入門』文春新書、2008年
『私が見た、「韓国歴史ドラマ」の舞台と今』講談社2009年
『半島へ、ふたたび』新潮社 2009年 のち文庫(第8回新潮ドキュメント賞受賞)
『夢うばわれても 拉致と人生』PHP研究所 2011
『拉致と決断』新潮社 2012年

蓮池薫さんの朝鮮名はパク・スンチョル、北朝鮮の社会科学院民俗研究所資料室で、日本の観光パンフレットなどの翻訳の仕事をしておられたようです。
同時に拉致された奥土祐木子さんと1980年5月15日に結婚、子供2人です。
平壌市内ランナン(楽浪)区域に居住、長男パク・ギヒョクさんは電子計算機単科大学の学生、北朝鮮への入国経緯は、柏崎市で特殊機関工作員が語学養成のため拉致したと発表されています。日本への帰国の希望については、こちらにはこちらの都合があると答えられたと言われています。帰国後、地村夫妻から先生と呼ばれていたことなどから、帰国者5人の中でも高い地位の存在と言われていますが、本人はこれを否定されています。帰国後10月25日、奥土祐木子さんとともに柏崎市役所で婚姻届と子供の出生届を提出されています。

1978年7月31日、蓮池薫さんと交際していた奥土さんはこれからデートで、図書館で待ち合わせをしていると言って新潟県柏崎市の薬局を出た後、行方不明となったと言われています。奥土祐木子さんは行方不明当時、カネボウ化粧品会社社員でカネボウ化粧品の美容指導員で、朝鮮名はキム・グムシル、同時に拉致された蓮池薫さんと1980年5月15日に結婚、子供2人です。
北朝鮮への入国経緯は、柏崎市で特殊機関工作員が語学養成のため拉致したと発表されています。日本への帰国の希望については、夫とよく相談したいと答えたと言われています。

地村保志さんの手記(原文のまま)
「家族・親子が一緒に暮らす」と言うのは、通常の生活形態である。しかし、世の中には家族・親子がそれぞれ生き別れになって生死も分からず暮らす不幸な人々がたくさんいる。
身近な例を挙げれば、在日韓国・朝鮮人の人、この人たちは個々の事情により自ら日本に渡って来た人もいると思うが、過去の戦争による犠牲者も少なからずいる。また朝鮮半島においては、朝鮮戦争時、生き別れになり今日までお互いの生死すら分からないまま暮らしている離散家族と呼ばれる不幸な人々がたくさんいる。これらの人々にとって「家族の絆(きずな)」というものは並々ならぬ想いがある。

そもそも北朝鮮による拉致事件はなぜ起きたかを考えると、そのひとつに戦後国交が正常化されていない日本との対立関係が背景にあるものと考えられる。そういった意味で拉致は戦争の延長、犠牲とも受け止められる。このように国家間或(ある)いは国内の内戦の犠牲になり生き別れになった人々にとっての唯一の願いは、家族の再会であると思う。しかし私自身、拉致問題は戦後に起きた国家犯罪であり北朝鮮が拉致事実を認めた以上、早期解決と謝罪があって当然だと思う。まして家族の帰国問題は、人道上の観点から考えても、無条件、即時実現されるべきである。
    2003年10月15日付朝日新聞朝刊、地村保志さん手記(全文)

 

拉致被害者の日本帰国は何か複雑な事情が見え隠れするように思います。自由に発言されるようになると、また違った拉致被害者対応が取れるかも知れませんね。
現政権の一部の方は、拉致のすべてを網羅してると言われていますが、拉致問題解決は拉致問題のみではなく、プラス・アルファの複雑な事情もあるようです。
このままでは拉致問題解決は、時間のみ経過し寂しい結果となる可能性があります、私達は、今一度拉致被害事案を再認識し、絶対に風化させてはなりません。政府を後押しする気持ちが大切であると思う昨今です。


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政府は「拉致問題を考える日」を設けて!

2015-10-31 13:35:05 | 拉致

進展しない拉致問題、このままでは拉致問題解決は極めて厳しいでしょう。
弱々しい、北朝鮮人権侵害問題啓発週間(12月10日~16日)でなく、「拉致問題を考える日」を設けて、全ての国民が拉致問題解決の列島ウエーブを発生させましょう!

全国民が拉致問題を全ての家庭、職場、学校等々で再認識し、関心を持つことは、大きな後押しになると思います。日本人の中で拉致問題を知ってる人が減っているように思えます、特に若者達・・・悲しいかな拉致は所詮他人事かもしれません。
同じ日本人、同胞がこんな理不尽な拉致により、長きにわたり本人、家族等は苦しんでいます。拉致発生から数十年経過、国は国家として国民の保護等の責任を果たしていません!

真相?と言う大きな障害が拉致問題解決を拒んでいるか・・・?
意外と拉致問題は、日朝間問題でなかったり・・・?
政府は解決しない真相を知っているのか・・・?
政府が現在よりも勇気ある一歩を踏み出した場合は、圧力等々が北朝鮮以外からかかるかも・・・?
いずれにしても、政府等の対応に、北朝鮮は完全に足元を見ているように思います。

何故、友好国、同盟国である米国は拉致問題解決に最大限の協力をしないのか・・・現実は、2国間日朝交渉前には米国に一報せよ?交渉等々を事前調整?、日本対米朝等々の構図?
日本は、本当に独立国家だろうか、寂しい限りです。過去の激動期を生きた先人が知ったら呆れかえるでしょう。

是非政府に「拉致問題を考える日」を設けてもらいたいです!全ての国民が拉致問題解決を後押し、拉致問題解決のウエーブを日本列島に作れると思います。政府のみでなく、全ての国民の勇気、相応の凛とした覚悟が無ければ、解決は極めて難しいでしょう。
拉致問題が解決した暁には、全ての国民が真の独立国の姿を噛み締めることが出来るように思えます。
拉致は、被害者、家族のみならず、全ての日本国民の尊厳が損なわれているのは間違いないように思えます。多くの日本人は、誇り高き武士道の血が流れる国民だったはずです。

昨今、拉致問題解決が進展しない、日本と言う国家に疑問を呈してる国民が増えてるように思います。
拉致問題解決無くして未来の日本は無いでしょうし、例え日本が繁栄しても魂無き国家の繁栄に過ぎないでしょう。拉致問題解決は、未来の日本がかかっていると言えると思います。

***参考***
2012年当時、全国の拉致の可能性がある人を都道府県警察が調査してる人数、警視庁が初めて、徳島県拉致支援団体、救う会徳島の情報公開請求により警視庁が開示しています。868人が調査中のようです、現在は?

北海道・81(27)、青森・8(2)、岩手・11(4)、宮城・4(2)、秋田・4(2)、山形・9(4)、福島・10(2)、茨城・8(5)、栃木・6(3)、群馬・3(1)、埼玉・24(4)、千葉・34(13)、東京・58(20)、神奈川・45(9)、新潟・46(11)、富山・21(9)、石川・28(7)、福井・9(4)、山梨・3(3)、長野・10(1)、岐阜・7(0)、静岡・17(2)、愛知・22(7)、三重・6(1)、滋賀・5(2)、京都・16(2)、大阪・65(13)、兵庫・33(11)、奈良・6(1)、和歌山・9(1)、島根・8(1)、岡山・12(2)、広島・13(4)、山口・21(6)、徳島・8(1)、香川・7(2)、愛媛・15(5)、高知・5(1)、福岡・28(10)、佐賀・7(2)、長崎・16(3)、熊本・11(3)、大分・11(1)、宮崎・17(1)鹿児島・37(7)、沖縄・32(6)


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拉致問題に想う。

2015-09-19 14:29:09 | 拉致

    地村保志さんの手記(原文のまま)
「家族・親子が一緒に暮らす」と言うのは、通常の生活形態である。しかし、世の中には家族・親子がそれぞれ生き別れになって生死も分からず暮らす不幸な人々がたくさんいる。
身近な例を挙げれば、在日韓国・朝鮮人の人、この人たちは個々の事情により自ら日本に渡って来た人もいると思うが、過去の戦争による犠牲者も少なからずいる。また朝鮮半島においては、朝鮮戦争時、生き別れになり今日までお互いの生死すら分からないまま暮らしている離散家族と呼ばれる不幸な人々がたくさんいる。これらの人々にとって「家族の絆(きずな)」というものは並々ならぬ想いがある。

そもそも北朝鮮による拉致事件はなぜ起きたかを考えると、そのひとつに戦後国交が正常化されていない日本との対立関係が背景にあるものと考えられる。そういった意味で拉致は戦争の延長、犠牲とも受け止められる。このように国家間或(ある)いは国内の内戦の犠牲になり生き別れになった人々にとっての唯一の願いは、家族の再会であると思う。しかし私自身、拉致問題は戦後に起きた国家犯罪であり北朝鮮が拉致事実を認めた以上、早期解決と謝罪があって当然だと思う。まして家族の帰国問題は、人道上の観点から考えても、無条件、即時実現されるべきである。
    2003年10月15日付朝日新聞朝刊、地村保志さん手記(全文)

安全保障関係法案が成立しましたが、今日本に出来る精一杯の内容に思えます。特に集団的自衛権に関しては、究極的には、国民一人々が自国防衛は自分自身が守ると言う気概が全く無い為、他国に防衛をお願いしてる現実を表していると思います。

安全保障関連法案(自衛隊法の改正:必要最小限の武器傾向、行使で在留邦人の救出・・・)成立で、少しは拉致問題対応に対しプラスに作用することを願います、世界の国々では極普通の法案に思えます。
一例として、諸外国の場合、自国民の救出等々は極一部の国以外は、例え自国の憲法等が整備してあったとしても、自国の能力には限度があり、自国民の救出等は極めて困難のようです。しかし法等の整備は国家の決意を示すことであり重要だと思います。

昨今、拉致問題解決は、所詮他人事・・・国民の一部は解決不可能だろうと思ってる方がいるのではと思います。
絶対に解決しなければならない事案であり、政府、国民等は相応の覚悟が無ければ解決しないように思えます。
我々国民は絶対忘れてはならないのは、国家は国民の生命、財産を守る大切な使命があること!歴代政府関係者等は解決に奮闘したとは思えない一面があります。

2003年に地村保志さんが手記で、日朝間の不幸な関係が拉致問題の背景にあると書いていました。北朝鮮の根底には複雑な反日感情等があると言われています。

日本政府認定の拉致事案は12件、拉致被害者は17人、北朝鮮政府側はこのうち13人(男性6人、女性7人)について拉致を公式に認めております、5人が日本に帰国、残り12人については8人死亡、4人は入境せずと北朝鮮は主張しています。他にも特定失踪者?も880人?・・・

日本側は拉致が最優先と言っていますが、北朝鮮側は拉致問題は非常に優先順位が低いと言われています。拉致被害者、特定失踪者、遺骨問題、日本人妻、残留邦人等々、非常に包括的な内容で何か拉致問題を複雑にしているように思えますし、ケリー米国国務長官は北朝鮮との拉致交渉前には米国に一報するよう求めています・・・益々複雑にしてるように思えます。
北朝鮮の建国等の生い立ち!は、拉致問題解決の為には是非とも細部を知る必要がありそうです。
マスコミ報道以外の真相を我々は知る術は有りませんが、断片的に真相を知ることは可能のように思えます。
どうも拉致の真相は複雑で、単純ではないように思えます。一部では北朝鮮建国、拉致等々の真相を知ったら国民世論は大きく変わると予想されると言われていますが・・・

特に、キム・ジョンイル、「「キム・ジョンウン:日本語、会話は極めて堪能」」の細部は?が多すぎる面が散見されます!
政府も相当の覚悟を決めた対応が必要で、どうも普通の拉致とは全く違う面が散見されます!どうしても対立を好くする人達がいる以上、日本は凛とした態度で対応することが必要に思います。歴史的な視点での解決が必要だと過去、蓮池透さんは訴えていました。

拉致が行なわれてから長き時間が経過しました・・・政府対応に被害者本人、家族はやりきれない思いを超えていると思います。あまりにも理不尽すぎる事案です!
拉致帰国者には、現在支援法という支援しかありませんが、余生は政府が面倒見るぐらいの対応が必要でしょう。

もう拉致被害者家族は高齢で残り少ない方が多く、国家、我々国民として何が出来るかと考えた場合、悔いの無い、迅速な対応が必要だと思います。
現在のような対応では時間ばかりが経過し、いつの間にか忘れさられる可能性があります、このような状態を作らない為の諸方策が必要でしょう。
場合によっては、今後拉致被害者の救出訓練等々も必要でしょう、国家としての決意を示すことは最も重要と思います。拉致家族等にとっても何か一歩進んだなと思えるような方策が必要かと思います。

今回の安部政権の安保関連法案は、決して戦争になると言うことは無いと思いますが、国民の中にも多くの反対があったことは忘れてはならないと思います。

今回の安全保障関連保安は、現日本の憲法等々制限がある中で、出来ることは限られていますが、日本の現状を考えた場合の精一杯の法案だと思います。法治国家である以上・・・願わくは全国民参加の憲法改正が、独立国としての真の姿だと思います。憲法改正の最大の反対国、者は以外にも・・・日本人自身による、新しい憲法が出来て初めて、戦後初の新生日本が誕生すると思います。

忘れ去られているように思える拉致問題、今一度、全国民が戦後最大の理不尽な拉致を、一歩でも進める為に、弱々しい、北朝鮮人権侵害問題啓発週間(12月10日~16日)でなく、「拉致問題を考える日」を作ってもらうことは極めて重要だと思います。
今後、今以上に政府は多くの国民の拉致問題解決の意見に耳を傾けることは大切に思えます。

拉致被害者、家族だけが被害者のみならず、我々国民も国家の尊厳等々を毟り取られた被害者でもあるように思える昨今です。


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進展しない拉致問題

2015-04-17 10:01:08 | 拉致

進展しない拉致問題、拉致問題は全国民的運動にならないように誰かが指示でもしてるかと思える時があります。

近代日本を作った先人達が生きていたら何と思うであろうか、如何にこの問題を解決するであろうか・・・日本人として拉致問題は絶対に解決しなければならない事案で、国家の優先順位1番であるはずです!他人事では済まされないでしょう。解決しないようであれば、未来の日本人が歴史を顧みた場合、何と愚かな日本人がいたことかと思うのは間違いないでしょうし、日本の歴史に極めて大きな汚点を残すでしょう。

我々は、この日本に生を受け、終わる、日々家族と買い物に行ったり、一家団欒が出来ます、これらは何でもない当たり前のことです。これらのことが出来ないで数十年苦しんでいる拉致被害者、家族が現実に存在しています!もし、自分の家族、孫、子供が同様の拉致に遭ったらを考えたら・・・

かっての日本人の中には、武士道の血が流れていました。理不尽なことは絶対に許さない、犠牲を伴っても取り除くと言う気概等がありました。現代日本人の中にも武士道の精神、気概等はあるはずです、今こそ全国民は拉致問題解決と言う大きなうねりを作るべきです。事案を解決するために!政府は拉致問題を考える日を是非作るべき、制定すべきです!
政府、特にNHK、マスコミ等々が真剣に、あらゆる場を設けて報道すれば全国民は大きなうねりを作ることが出来ると思います。

何故出来ないだろうか!
学校でも、町内会等々でも拉致問題が議論されることは皆無です!何故だろうかと思うときがあります。

全国民的運動が盛り上がらないならば解決は厳しいと思います。勿論、解決を望まないと思われる某国があるとも言われていますが。
決して拉致問題は他人事ではないはずです、同じ日本人!
拉致問題解決なくして、日本の未来は絶対に無いでしょう。例え日本の繁栄があったとしても砂上の楼閣であり、虚構に過ぎないでしょう!
拉致問題はこのままで行けば、時間のみが過ぎ、歴史に埋もれる可能性は極めて大きいと思います。

拉致問題が初めてサンケイ新聞の阿部 雅美氏(あべ まさみ、1948年生まれ、公安警察からのリーク情報を元に取材され1980年1月7日サンケイ新聞朝刊一面トップで、アベック三組ナゾの蒸発、外国情報機関が関与?などの見出しで大々的に日本人拉致事件を初めて報じました。)により全国に報道されましたが、その後他のNHK、報道機関等々は沈黙、無視し続けました!全く報道機関としての責任を果たしていません、恥を知るべきです。

この時点で大きく報道されていたら拉致被害は大きく違った結果となったと思われます。本当に理不尽なNHK、マスコミです! 

拉致被害者家族Yさんの母親、Sさんは娘の拉致問題解決のため関係筋等々に訴えたが無視され続けられ、憔悴され・・・最後は当時健在の大日本愛国党の赤尾敏総裁にまで相談されたと言われています、なすすべがないことを悟られ、キリスト教入信で自分自身を支えられたと言われています。
―――――――――――――――――――
***参考:赤尾敏氏は日本の保守政治家、右翼活動家、衆議院議員、大日本愛国党初代総裁、 当初は社会主義者であったが社会主義者として活動した後、1926年に「天皇制社会主義」を理想として民族主義者に転向、1942年には衆議院議員に当選、最期まで部屋に明治天皇、釈迦牟尼尊、イエス・キリストの大きな肖像画を飾っていたと言われています。
―――――――――――――――――――ー
 何故、過去政府等々が拉致問題に消極的だったのか、日本の優秀な警察、公安等が細部を知らないわけが無いと思うのが自然ですし、過去の政権等は国民からの責任追及等々を恐れ消極的だと思える面も散見されます。

 一説には敗戦直後、小野田さん(フィリッピンの金保全担当)同様、日本の中野学校出身の残置諜者(敗戦後、日本の国益の為の諜報活動を命令された。)が北朝鮮に残されてる事実があり、これが以後の北朝鮮のトップの一部を占めており北朝鮮首脳の一部は日本人の血が流れてると言われています。これが更に拉致問題を複雑にしてると言われていますが・・・勿論政府の一部は知ってると言われています。

歴史の生き証人、舘雅子氏(1927年生まれ。鎌倉・瀋陽で少女期を送り、張家口で終戦を迎える。東京女子大在学中より出版社勤務、市川房枝の主宰する女性運動に参加。現代風俗研究会(桑原武夫代表)理事。婦人問題情報誌『あい・ふぉーらむ』を編集。東久留米市議(1983-1995)無所属)が生々しく語る拉致

 

フリーライターである舘雅子さんは新潟県柏崎市の拉致現場に赴き、その土地の関係者から生々しい証言を聞きだしました。なんと拉致事件には多数の日本人が協力していた可能性があると言われています。U-チューブに舘雅子氏の北朝鮮の拉致事件には日本人の協力者がいたがUPロードされていますが、拉致の一部を伝えてるように思えます。

以下の文は多くの内外のプログ等を参考にしていますが、信憑性は何ともいえませんが、精査して見ると、まんざら嘘とは言えない面があります。あくまで日記プログと言うことで。

作家の三島由紀夫氏は、拉致問題の真相の一部を知っていた可能性が大きいと言われています。昭和45年11月25日、作家の三島由紀夫氏は、四人の盾の会員と共に市ヶ谷の陸上自衛隊東部方面総監部建物のベランダで、政体(統治形態・政治形態・政治体制を指すか、又は国家の要件を満たさないものも含めた広義の政治体を指します。)を守るのは警察です、国体(国の基礎的な政治の原則、日本では特に「 天皇を中心とした秩序(政体)」を意味する語)を守るのは軍隊ですと叫び、自衛隊員に軍人として覚醒し共に決起しようと訴えました。最後は自決しました。
――――――――――――――――――――
***参考:楯の会」会員は10人を1単位として10班で構成、定員は100名、左翼革命勢力による日本への間接侵略に対抗することを標榜し、民族派の学生を中心として1968年(昭和43年)10月5日に正式結成、1971年(昭和46年)2月28日に解散、楯の会」の名称は、万葉集防人歌の、「今日よりは 顧みなくて 大君の 醜の御楯と 出で立つ吾は」(詠み人:今奉部與曾布―いままつりべのよそふ)と、江戸末期の歌人・橘曙覧の、「大皇の 醜の御楯と いふ物は 如此る物ぞと 進め真前に」に2首に由来すると言われています。当初は一期会員・金子弘道の提案による「御楯会(みたてかい)」も候補に上がったが、討議の結果、「楯の会」と決定されたと言われています。
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 三島由紀夫氏は自決の1年前、陸上自衛隊の調査隊員と都内で懇親会を催しています、その場で陸自調査隊員から衝撃的な拉致(写真等含む)の真実を知らされたと言われています。
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***参考:調査隊とは防諜活動を主任務としており、当事は防衛庁長官直轄の中央調査隊と各方面直轄の方面調査隊が編制されていました。中央調査隊長、方面調査隊長は1等陸佐(旧大佐))が充てられ、調査派遣隊長は3等陸佐(少佐~1等陸尉(大尉)が充てられています。
―――――――――――――――――――――
訴えは、陸自調査隊が、北朝鮮の無線暗号を傍受、解析等した結果、能登半島で日本人が拉致される危険性が高いと判断し、陸自調査隊員が事件現場を遠くから監視、写真撮影(写真は、調査隊に保管されていたが、後日焼却されたと言われていますが細部は不明)・・顛末の驚くべき内容であったと言われています。
 
陸自調査隊員らは、石川県警の関係者が現場周辺に多数出動していたので、当然、現行犯逮捕するだろうと思っていたが、石川県警関係者の行動を観察していると、現行犯逮捕が目的ではない。拉致現場を目撃しかねない人間が現場近くに寄りつかないような周辺気遣いのみに徹し!最後は拉致を積極的に看過・・・そして、その事実を裏付けるかのような写真を手に!、こんな理不尽が許されていいのかと、涙ながらに陸自調査隊員は三島氏に訴えたと言われています・・・
 
三島氏は陸自調査隊員の訴えには直に答えず、保利茂官房長(佐賀県出身)に相談してみると答えたと言われています。保利官房長官は資料を受領したが後は不明と言われています。もし事実ならば間接的責任は免れないでしょう。如何にいい加減、消極的かが分かります。

これらの情報を提供してくれたのは、その場に同席していた二人の盾の会の会員のうちの一人と言われています。(信憑性は・・・私自身、根拠等を確認出来ていません。)
 何故、日本の優秀な警察(石川県警、山梨県警等々)は、北朝鮮による拉致事件を看過せざるを得なかったのか・・・
 
金正日が日本人拉致を認めたのは2002年9月17日、当時米国はブッシュ政権下で、同政権は前年の2001年、北朝鮮をテロ支援国家とし、過去の水面下で作り上げた米朝間の折衝の実績をすべて破棄するとしました、勿論北朝鮮は猛反発
 米朝関係は前クリントン政権末期にオルブライト国務長官が訪朝、国交樹立を視野に進捗していたのは間違いないと言われています。

テロ支援国家指定で全ては水の泡となりました。これらの内容は個人プログ等々で断片的に確認できますが、やはり米国は本気で国交を考えていたようです。
逆に、このころから北朝鮮側は極めて強気になります。真相を暴露するぞと米国が脅されていたのか?やはり某国が関与していたのか?

***そもそも拉致事件は何故起こったか?(ここの部分は、信憑性、現実性等々は何とも言えません、あくまでフィクション程度で読んでください。)

ベトナム戦争時代に拉致は不思議と集中して起きています、CIA、NSA等々は、戦後米国は完全に日本は軍国主義を払拭したと確信していたが、旧日本軍国主義勢力と北朝鮮が見えざる糸で繋がっているのではないかとの疑惑を深めていたと言われ警戒し始めていたと言われています。(この内容は何とも言えません。)

確かに言えることは北朝鮮は戦後、誕生過程において日本と極めて深い関係が散見されます。旧陸軍中野学校出身者が敗戦後北朝鮮に間違いなく残っていた事実、このことはCIA、NSA等は細部を掌握してると言われていますが・・・政府関係者の一部も当然知っていると言われていますが真相は?(これらの部分的事実は間違いないようです、米国公開文書等でヒットするかも知れません、皆さんチャレンジされて下さい。)

過去、真の拉致事件はめぐみさんだけとしていたのも、この間の事情を承知していると考えるのが自然に思えますが、他にも拉致はいたのに不自然です。
 北朝鮮は、朝鮮労働党の金日成主席が独裁統治する社会主義国家だと思われていましたが、真実は建国以来、わが国の天皇制に似せた王朝を完成させることにあると言われています。
 横田めぐみさん拉致問題の真相は、金王朝の正統性を担保するため、由緒ある高貴な血筋を受け継がせるため?過去、旧大韓帝国の李垠皇太子に嫁がれた梨本宮方子妃、日本と朝鮮半島の架橋となるべく・・・
当事の政府は佐藤栄作氏が総理大臣、保利茂氏が官房長官、中曽根康弘氏が防衛庁長官です。

このままでは、おそらく時間のみが過ぎさり、拉致問題は歴史の中に埋もれる可能性が極めて大です!国民的な運動の盛り上がりのためにも是非「拉致問題を考える日」の制定を!政府は、本気でやる気さえあれば制定可能だと思います!


こんな理不尽な事案を積極的に報道しないマスコミは何者だろうかと思う昨今です。
信憑性については、未確認、未精査部分が大部分で何とも思えませんが、意味不明文等多々あると思います。思いつき、想いを書いていますが、こんな見方をしている方もいると言うことで、あくまで日記プログと言うことで!


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「拉致問題を考える日」の制定を!

2015-03-30 14:35:13 | 拉致
解決の兆しは見えないまま、長き時間が過ぎました・・・あまりに酷い日々、国家とはこんな冷たいのか・・・政府は本気で解決しようとする姿勢が見えないように思います。まさかパフォーマンスではないでしょうね!恐らく拉致被害者家族等は政府対応に怒りになっていると思います。

 安部総理には大きな期待がありましたが、このまま時間のみが推移するのでは・・・
多くの国民にとっても、拉致問題は所詮他人事と言うのが本心では・・・考えて見てください、可愛い子供、孫たちが・・・何の罪も有りません、日本人が持っていた侍の心、道徳心は何処に行ったでしょうか、激動期の日本を作った先人たちが知った何と思うでしょうか!

 自国の国民が理不尽にも他国に拉致、拉致した国も明白に分かっており、後は国の対応次第だけです!拉致問題が解決しなければ、日本と言う国家は何者なのと言う疑問が噴出するでしょう。国民、国家は解決に如何なる犠牲が出るとしてもやらなければならない事案なのです!

 拉致問題は、二国間だけではない「複雑な絡み」があると言われていますが、核心部分は対立を好くする某国が怖い、自分たちの現在の地位等を失いたくない等々・・・独立国として、覚悟を決めた強い態度で臨まなければ絶対に結果、成果を得ることは不可能でしょう。

 拉致問題の処理は国家最優先の事項でもあると思います。たとえ国民に相応の負担をかけたとしても致し方ないし、政府は解決できないようであれば政権は当然退陣すべきだと思います、政府はこのまま成果を得られない策をとり続けるとしたら、政府は偽善者集団に他ならないでしょう。 国会議員等々、恥ずかしげも無く、拉致の青いリボンを着けられるなと思います、パーフォマンスは止めてほしい!
 こんな理不尽な事案を処理できなくて、何が国の発展かと思います。政府のみでなく我々国民も政府を後押しすることは当然でしょう。拉致被害者は日本人!同胞です!

 国民にも真剣に拉致問題に関心を持ってもらい、後押しするためにも是非「拉致問題を考える日」を作ってもらいたいです。

 このまま拉致問題があやふやに推移すれば、間違いなく多くの国民は、日本と言う国に大きな疑問を呈するのは間違いないでしょうし、日本の未来はないでしょう。
政府、国民等は相応の覚悟を決めた対応が無ければ解決は絶対に無いでしょう。

***「拉致問題を考える日」の制定を!



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