極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

I am grateful that I can freely write my daily thoughts

私達と未知のウイルス

2020-02-29 11:05:07 | 日本社会

あまりに酷い、メディア等々の政府への結果論ばかりの低俗な批判・・・以下の文には医学に関しては素人のため不適切な文が多々あるかと思いますので、その箇所はスルーして下さい。昨今の思いを記しています。

 

一説では、新型コロナ・ウイルスの一部は、無発症のままで、潜伏期間を経て発祥・感染、ウイルス内にはHIVウイルスと酷似した4つのアミノ酸残基があり、人体の免疫機能を減少させてしまい自然治癒がなされないまま菌は増殖、治癒したように見えても人体の免疫耐性が減少し体力低下時等、何度も感染してしまうようにも思えます。感染後の死亡率は低いようですが、免疫力不全状態で他病気等の菌等が体に入った場合、重症化する可能性があり注意を要するようです。上記を勘案等すると検査結果が陰性でも、とりあえず今は陰性と解すべきでしょうか・・・一説ではこのウイルスが男性の精巣を傷つける可能性も否定できないとも言われ、特に日本を背負う未来の子供達に傷がついたら未来が暗くなります。

英国のBBCでは、この陰性から陽性、免疫低下等の問題が大きく報じられており、如何にこの問題が深刻であるかを問われているようです。英文になりますが、この報道はBBC電子版等で誰でも見れます。今、言えることは人類が経験したことが無いとんでもないウイルスだと言えそうで、やはり日本は最悪を想定した策は必須だと思います。

新型コロナ・ウイルスは中国等々同様、過去のウイルス対応策等は全く通用しないため、政府は新たな対応を限られた時間で模索等々しているため苦慮していると思います。政府は奮闘していると思うべきで、新たな先行策を出すでしょう。私達は新たな危機管理体制が再構築、醸成されていると思うべきで足を引っ張ってはなりません。野党、メディア等々は結果論批判ばかりか、政府の先手策に対しても重箱の隅を突くような批判は国益、国民益を大きく阻害していると思います。NHKの新型コロナ・ウイルス関連政府への質疑の一部を聞いた限りでは、野党が今日政権にいたら・・・

 

マスクも大切ですが、手洗い等々とともに、睡眠、食事をきちんと取り、免疫を低下させるとも言われる“ストレスを可能な限り生じさせない努力”が必要だと思います。

日本の未来を支える子供達、政府の一斉小、中、高休校要請は危機管理上も適切で概ね世界のどの国も同様の策を実施するでしょう。一部の知事、市長等の言うような、県内等で発生後(学校内感染の場合、最悪クラスで1人感染はクラス、学校の多人数感染を意味します。)の休校等は愚かな策で事の重大性を理解していないように思います。相手は未知のウイルスです!日本にこのような発言をする人達がいることに驚きであり悲劇です。

これらの知事、市長は、俗な表現で言えば子供の安全、未来を考えているようなふりをしていますが、根底は経済が何より一番、貪欲な論理にすぎないでしょう。

結果的には、このような結果論策、考え方は日本の未来を背負う、かけがえのない子供達の安全、生命を摘み取ってしまう可能性があります。

勿論、この策には問題山積ですが、今日本は待ったなしの非常事態です。こどもの生命、安全を優先するか、経済的負担等々は悔しく納得出来ないかも知れませんが、経済等々が大切か大人の判断が求められるでしょう。経済等々は最悪リセットが可能ですが、子供達の生命、安全はリセットが不可能です。

世界の国々で非常事態宣言等々で休校補償等々してくれ等々、これらの国民の要求は、おとぎ話のような話で、このような要求は世界の先進国等々でも限定的のようです。昨今の麻生副総理のつぶやき・つまんないこときくね・・・メディア等は国民保護のための非常時の意味が判っておらず呆れて悲しさ、悲壮感等を表した言葉だと思います。質問者も事の重大性を全く理解していないように思います。

日本の策に対し海外では米国の一部メディア、国内メディア等は一部可笑しな報道をしていますが国民の生命、安全を確保するためにも、日本政府は凛とした姿勢で策を貫き対応するべきです。

日本には憲法に非常事態条項がありませんので、政府策を強力に推し進める場合でもお願い、要請等の範囲でしかなく、政府策の一部が後手に回っているようにも思えます。

武士道の”任(思いやり等)”の心を忘れることなく、覚悟と凛とした姿勢があれば新型コロナ・ウイルスは必ず克服するでしょう。発祥、感染拡大を防止するには正しくウイルスを理解すること、特に若い人達が任の心を理解、如何に発露するか私達、一人々にかかっていると思います。

 

参考資料

* プレプリントサーバbioRxivに、世界的に感染が拡大している新型コロナウイルスについて、HIVウイルスと「不気味なほど」(Uncanny)類似したタンパク質が含まれていると主張するプレプリントが2020年1月31日に掲載されましたが研究者等から多くの批判を受け2日後の2月2日に取り下げられました。

プレプリントはインド・ニューデリーの研究者らが投稿したもので、新型コロナウイルス(2019-nCoV)にHIVウイルスと酷似した4つのアミノ酸残基が含まれていることを発見しています。

 

* Thailand Medical News(2月16日)

The study results showed that the new coronavirus expressed potent pathogenicity to both renal and testicular tissues with resultant lesions.The damaged testicular tissues could lead to infertility in most of the male patients.

研究の結果、新型コロナ・ウイルスが腎、精巣組織の二つに強い病原性を現した、これは病変が生じたことです。損傷精巣組織は男性の患者に不妊症を起こす可能性があります。

研究論文はJianqing Wang(王建青)氏で、南京医科大学・蘇州病院の泌尿器科医師で、意見が分かれるところで全く否定することは出来ないようにも思います。

 

* 中国湖北省武漢のウイルス研究所は2月17日、国際学術誌「Emerging Microbes and Infections」の論文で新型コロナ感染患者の分子および血清調査を発表しています。

論文では患者178人のサンプルを採取、分析の結果、感染後時間が経てばたつほど口腔からウイルスが検出される頻度は減ったが、大便と血液からはウイルスが検出される頻度が増加したそうです。
研究チームは、主な感染経路である飛沫による接触では急速なウイルス拡散を説明するのに不十分としています。

実験の結果は、新型コロナが大便や体液を通じて感染するということを初めて示すと明らかにしています。

 

* 中国・広東省衛生健康委員会によると、広州周辺でも退院した患者の14%が再び感染する、復陽(再陽性)が報告されており、退院後2週間は医療的な経過観察が必要だと言われています。

 広東省疾病予防管理センターの専門家が2月25日の会見で、広州市では現在、退院患者のうち13人が再び陽性だと診断されており患者の家族など濃厚接触者104人の追跡調査が行われています。

 これまでの研究で、陽性反応が出ていても若い患者ならば2週間以内に体内に抗体ができるため、他の人にウイルスを感染させるリスクは低くなるが、高齢者では抗体ができるまでに時間がかかるので、他の人に感染させるリスクがあると言われています。

 研究者は肺炎は、完全に回復するまで2〜3カ月程度かかる場合もあるため、治癒するまでの時間は個人差があるとして陰性と診断されても、少なくとも2週間程度は経過観察できるエリア内に待機させるフォローアップの必要があると述べています。

 

* 2020年2月27日

大阪府は、先月、新型コロナウイルスへの感染が判明したものの、症状が回復し、陰性が確認されていた大阪市の40代の女性が、再び症状が出て陽性になったと発表しました。大阪府は、体内に残っていたウイルスが増殖したか、ウイルスに再感染した可能性があるという見解を示しました。

 

* 中国の四川省で8回の検査では分からず、9回目の検査で新型コロナウイルスへの感染が確認されています。検査方法は日本でも実施されているPCR検査、隔離措置がとられてから23日目に感染が確認された例になります。 その患者が出たのは四川省資陽市、同市はホームページ上に疾病コントロールセンター主任の話としてこのケースを紹介しています。地元新聞の報道では経緯は以下のようになります。

患者は56歳女性、勤務先のホテルの同僚に感染者が出たため、この女性も2月2日から6日までの5日間隔離、医師らによる観察下におかれました。この間症状はありませんでした。隔離から6日目となる7日、呼吸器官に症状が現れています。そのため7日、8日、11日にPCR検査を実施しましたがいずれも陰性でした。

PCR検査とは、ウイルスの核酸(RNA)を増幅して検出する方法です。日本の専門家会議でも現状では新型コロナウイルスを検出できる唯一の検査法と指摘しています。日本でも感染確認のために実施されています。患者は、先の3回のPCR検査でいずれも陰性でしたが、12日にCT検査をしたところ肺に影が認められました。そこで、翌13日に改めてPCR検査を実施しましたがこの時も陰性でした。その2日後の15日、血清検査で新型コロナウイルスに対する抗体の陽性反応が出ました。血清検査は感染確認の基準とされていませんが、医師はこの患者が感染者であるとこの時すでに考えていたようです。

この血清検査の経緯については、資陽市政府のHPでは触れられていませんが、地元新聞が報じた内容です。病院では、16日にこの患者を感染疑いとして報告、その上で17日から22日の間に4回のPCR検査を行いましたが、いずれも陰性でした。24日に改めて実施したPCR検査で初めて陽性が確認されました。PCR検査としては9回目にして陽性、患者は隔離されてから23日目に感染確認された結果となりました。

日本感染症学会はPCR検査には限界があると認めています。インフルエンザと比べて100分の1から1000分の1といわれるウイルスの少なさは、検査結果の判定を難しくしているとした上で、とくに早い段階でのPCR検査は決して万能ではないと注意を促しています。

 

* 産経新聞

中国の国家衛生健康委員会は4日、感染者では肺のほか脾臓(ひぞう)などのリンパ系器官、心臓や肝臓、腎臓、脳組織などにも異常がみられたとする病理診断の結果を公表しました。一部の患者の生体組織診断や遺体の病理解剖を行い、診療ガイドラインの改訂版に盛り込んだそうです。肺では肺胞内の気体が減少・消失する現象がさまざまな程度で起こり、肺組織の出血や壊死(えし)もみられ、またリンパ系臓器の脾臓の顕著な縮小やリンパ節細胞の壊死も確認、このほか心筋細胞の壊死や肝臓の肥大、腎臓の異常、脳組織の充血・水腫などもみられたそうです。
診療ガイドラインの改訂版は、感染者の便や尿からウイルスが検出されたため、排泄(はいせつ)物によるエアロゾル(微粒子)の発生や接触感染に注意すべきだと指摘しています。以前のガイドラインはウイルスの感染ルートとして、霧状に浮遊する粒子に混じったウイルスを吸引することによるエアロゾル感染の可能性があるとの見方を示していました。

 


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やまと心と政府対応

2020-02-23 18:57:50 | 日記

以下文は、昨今の日々の思いを記しています。可笑しな箇所はスルーして下さい。雑日記とします。

今日本は大きな国難、非常事態だと思います。現代は完全封鎖等しない限り飛行機、新幹線、船等々で世界、国内の何処にでも行けるほど移動手段が発達しています。感染は想像以上に広がっていると思いますが、感染が疑われる方々だけでなく、私達一人々の行動により感染の広がりを抑制することは可能だと思います。未知の新型コロナ・ウイルスに対応する日本政府に対し多くの国、メディア等々が批判しているように思いがちですが、日本政府の努力をちゃんと冷静に評価している国、メディア等も多くあります。

 

在日米国大使館(February 17のステートメント)の記事より

On February 17 at 0705 JST, two charter flights carrying passengers from the Diamond Princess cruise ship departed Tokyo en route to the United States.

U.S. Embassy Tokyo will continue to provide all possible consular services to U.S. citizens remaining in Japan.

The Department of State has no higher priority than the welfare and safety of U.S. citizens abroad.

We extend our thanks to the Government of Japan for its invaluable collaboration with us, and for its commitment to protecting the welfare of U.S. citizens. We also extend our sincere gratitude to the Self-Defense Forces for helping to transport our American citizens, a contribution in the true spirit of the Alliance.

2月17日午前7時5分、ダイヤモンド・プリンセスの米国人乗客を乗せた2機のチャーター機が米国に向けて離日しました。

在日米大使館は引き続き、日本に残っている米国籍の人達に可能な限りの領事サービスを行います。

米国務省にとって、海外にいる米国人の福祉、安全よりも優先度の高いものはありません。

今回、我々に対し言葉に表しがたいほどの援助と協力の手を差し伸べ、米国市民たちの福祉を守るというコミットメントを実践してくれた日本政府に感謝します。

同時に米国市民が船から空港までの移動間を自衛隊に援助してもらいました。真の意味の日米同盟精神に貢献してくれた自衛隊に心からお礼を申し上げます。

 

昨今、政府批判が多い中、国内では報道されませんが献身的な日本側の対応に感謝している人達が多いのも事実です。

日本政府の対応に感謝した一例

カリフォルニア州サンタ・クラリタス在住のファラ・トウトウンチアンさん(61)の夫、モハメッドさん(71)は高熱が出たため横浜に寄港と同時に病院に搬送されました。高熱の夫を何とかしなければと、ファラさんは米大使館にメールしたところ、大使館が直ちに動いて日本の病院に入院しました。

私は大使館と日本の関係者にいくら感謝してもし切れません・・・

 

今回の新型コロナ・ウイルス、一口で言えば・・・

潜伏期間が長い新型コロナ・ウイルス、コロナ・ウイルスにHIV(極似)タンパク質4個がくっついているようで、新型コロナ・ウイルス=コロナ・ウイルス+エイズ・・・?

一説では、新型コロナ・ウイルスの一部は、無発症のままで潜伏期間を経て発祥、感染、ウイルス内にはHIVウイルスと酷似した4つのアミノ酸残基があり、これらにより人体の免疫機能を封じてしまい自然治癒がなされないまま菌は増殖、治癒したように見えても人体の免疫耐性が減少し体力低下時等、何度も感染してしまうようにも思えます。感染後の死亡率は低いようですが、免疫力不全状態で他病気等の菌等が体に入った場合、重症化する可能性があり注意を要するようです。上記を勘案した場合、検査結果が陰性でも、とりあえず今は陰性と解すべきでしょうか・・・一説であるようにウイルスが男性の精巣でも傷つけたら未来が暗くなります。人類が経験したことが無いとんでもない菌だと言えそうで、日本は最悪を想定した策が必須だと思います。

参考資料

プレプリントサーバbioRxivに、世界的に感染が拡大している新型コロナウイルスについて、HIVウイルスと「不気味なほど」(Uncanny)類似したタンパク質が含まれていると主張するプレプリントが2020年1月31日に掲載されましたが研究者等から多くの批判を受け2日後の2月2日に取り下げられています。プレプリントはインド・ニューデリーの研究者らが投稿したもので、新型コロナウイルス(2019-nCoV)にHIVウイルスと酷似した4つのアミノ酸残基が含まれていることを発見しています。

ドイツ医学誌Journal of Hospital Informationではプラスチック、ガラス、木、紙等々の表面に付着しても4〜5日間生存可能で室温では最長で9日間生存可能とも言われています。私達は新型コロナ・ウイルスを絶対に甘く見てはならないと思います。封じるには時間がかかりそうです。

私達は最悪を想定し、先ずはドイツ医学誌Journal of Hospital Information内容を参考等して、感染等防止のためにも手洗い等、励行事項を厳守することは感染等防止に繋がると思います。今、厚生労働省の分かり易い、新型コロナ・ウイルスに関するTVコマーシャルが流れていますが、先ずはこれらの励行・厳守が大切だと思います。

「今後、本格的な流行が始まったときの行動として、予防として最も有効なのは“手洗い”です。
外出から帰ってきた後、人混みに入った後、職場についた後、食事の前、といったタイミングで20秒くらいは洗って下さい。」東京医科大学の濱田篤郎教授(渡航医学)

今、多くの国民は新型コロナ・ウイルス政府対応に大きな関心が持っていると思いますが、今も花を見る会に多くの時間を割いていますが日本の国難・非常事態でもあり国益、国民益を考えてもらいたいものです。今、日本は憲法に非常事態事項があれば適用寸前だと思いますが、残念ながら世界でも珍しくこの非常事態条項が憲法にありません。例え、安倍総理が決断しても末端まで行くには紆余曲折を得てしまい時間がかかりすぎ、決断が活かされなく失してしまうと思います。私達はこれらの現実を勘案し相応の覚悟を持って凛とした姿勢で対応する必要があると思います。時間を無駄なく使うためにも桜を見る会追及は極めて愚かです。例え大きな非があったとしても新型コロナ・ウイルス問題に比べたらこれらは無視できるような内容で、新型コロナ・ウイルス対応に与野党は全てを国家の非常・緊急事態に備えるべきです。

 

春一番も吹き、日本国内では最も綺麗な季節と言われる桜の季節が来ます。やはり桜は品種改良された華やかな八重桜もいいですが、日本人の心を表しているとも言われる山桜が一番好きです。

花見も団体行動等は自粛されるかも知れませんが家族、一人でも見れます。皆さんも日本人の心を表しているとも言われる、山桜の言いようの無い可憐さ、奥深さ等々、忘れかけていた本来の日本人の心そのものだと思います。如何に癒されるか、意外と知られていない日本古来の山桜、皆さんも是非見てください、きっと癒されるでしょう。

 

「敷島の やまと心を 人とはば 朝日に匂ふ 山さくら花」 

本居宣長

 


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武士道の言霊「惻隠の情」(そくいんのじょう)

2020-02-20 14:08:13 | 日記

以下文は昨今のダイアモンド・プリンセス等々への素人の思いを記したものです。法解釈の可笑しな箇所はスルーして下さい。

武士道の核心は、惻隠の情と言われています。武士道が常に目指して来きたものは、弱者をいたわる思いやりの心だと思います。これらの心は他国には見られないもので性善説の大きな部分を占めていると思います。ダイアモンド・プリンセスへの対応でも多くの人達に垣間見ることが出来ると思います。

昨今の異論噴出の英国籍、ダイアモンド・プリンセス(イギリスP&O社が所有、アメリカに本拠地を置くカーニバル・コーポレーションのプリンセス・クルーズの傘下に所属している外航クルーズ客船)には、非常事態とは言え、初期段階では船内では日本の法律や行政権を適用できない原則があるとも言われ対応を微妙に複雑にしているようにも思えます。船は英国籍、船会社の米国会社は日本任せ・・・挙句に日本ばかりでなく米、英国、メディア等の一部は日本政府対応を非難、日本が常にミスを侵しているような報道ばかりが目につきます。船は治水内(日本の主権が及ぶ所)ですが、船籍は英国で船内は外国、日本側の助言で船内を完全、完璧に分離、隔離することは船長の強いリーダーシップが無い限り難しいと思います。初期の時点で船内感染者等の疑いが出ていても大ホールでのパーティ等々を毎日行っていた船長の感覚も違和感を感じます。やはり船内感染者を分離等すると言っても、相手に協力お願いの程度だと思いますので、相手次第の分離等だったと思います。クルーズ船感染等の国際間の取り決めは無いようにも思えます。今回の感染対応には船長は全くコメンません。船長にもにも大きな問題があったことは否めないと思います。日本政府は困難であった対応等の説明が国民に対し不十分のように思います。

厳しい感染防止医療器具等の在庫が厳しい中でも日本は国内に支障がない範囲で可能な限り中国へコロナ・ウイルス対応を応援、支援すると言う日本人の心は中国支援物資対応に現れていると思います。日本にも一部批判がありますが、新型コロナ・ウイルス感染の大元を封じるための支援は大切だと思います。日本人のこれらの心は欧米、隣国には到底理解できないでしょう。今後、感染者、犠牲者等は出るでしょうが国内で感染した場合、一人々の責任ある行動にかかっていると思います。日本は世界でも稀に見る恵まれた均等低額な医療体制で、正確な検査を受けることが無料等で受けることが出来ます。米国内ではかなり以前からインフルエンザが数千万人以上とも言われています。米国の場合、極めて高額の医療検査等のため殆どがインフルエンザは未検査とも言われていますが新型コロナ・ウイルスに感染している確率は高いと思いますし、感染者が見つかった場合、危機管理先進国とも言われる米国に多くの国が注視すると思います。

 

惻隠の心は仁の端なり・・・他人のことをいたましく思って同情する心は、やがては人の最高の徳である仁に通ずるものです。心の中には、本来人に同情する気持ちが自然に備わっているもの、自然に従うことによって徳に近づくことができると言われています。この諺は孟子等から採ってみると孟子の有名な性善説になると思います。
心の作用には四端、4つの要因があり、自然にだれにでも備わっている心の作用とも言われています。
惻隠の心…仁、羞悪の心…義、辞譲の心…禮、是非の心…智
惻隠の心は、人に対する同情の心が仁に繋がる。

羞悪の心は、自分で恥ずかしいと思うことが、義に繋がる。

辞譲の心は、遠慮する心の作用は礼に繋がる。

是非の心は、良否の判断をする作用は智に繋がる。

自然体の心の延長線上には徳の全てがあり、無理に押しつけられたり、後から教育されたものではないと主張しています。

惻隠の心は仁の端なりを実社会で見てみると、惻隠の心は孟子の性善説とは別に、あわれみの心という意味で広く常用されているようです。

今回の新型コロナ・ウイルスに対し、国内の一部には感染防止医療物資の共産国中国への支援は国内も苦しんでいる中で可笑しい等、確かに一理ありますが、ネット、報道等を見ると多くの日本人は主義主張に関係なく日本としても可能であれば私達に出来ることを支援したいという人が多いようです。

惻隠の心は、同情心ですが相手の立場に立って、ものごとを感じとるという感覚上の自然の性格の発露で、可哀相とは惚れたということよというように愛という心情に結びつき他人を愛するという博愛の精神と同類型の心の動きと言われています。社会生活、家庭生活を過ごすのにも愛の精神が根幹で大きくすべてを包んでいると思います。
情緒と形は、自然に対する感受性、無常観、もののあわれ、美的感受性や情緒等、日本人特有の感性によって育まれた慈愛、誠実、忍耐、正義、勇気、惻隠(そくいん)、名誉、恥等で一定の精神の形として、日本人の行動基準、判断基準となっていると思います。
江戸時代の武士は権力、教養を独占していましたが、殆どの武士は金は持っていませんでした。商人でも金持ちは偉いことに関係ないという意識が植え付けられていました。日本人の精神性の高さは欧米人にとって驚きで日本が品格ある国家だったからこそ開国時に欧米列強の植民地にならなかった大きな要因になったと思います。
今日、私達は古来の普遍的価値を失いかけています、市場経済の弱肉強食世界は、敗者への共感、劣者への同情、弱者への愛情という惻隠の情が重要な徳目であるとも言われています。未来永劫、日本は金銭至上主義の国々とは一線を画して、国家の品格を守ることは極めて大切だと思います。新渡戸稲造著の武士道では、美徳を敗者への共感、劣者への同情、弱者への愛情と記しています。惻隠の情を重要視した精神は現在の市場経済の成果主義、弱肉強食の世界においては一部日本人にも理解が難しいかも知れません。
今日、社会も家族も自分さえ良ければ・・・自分さえ儲かれば・・・の考えが広がっていると思います。これらの原因はアメリカが占領下に押し付けた可笑しな憲法にあることは極めて明白だと思います。日本人が骨抜きになる原因だと思います。平和ボケ日本人が出来たのは戦後教育に他ならないと思います。子が親を殺し、親が子を殺し合い・・・これこそGHQが、目標にした無気力、退廃的な日本だと思います。今こそ、武士道精神の惻隠の情を思い起こすべきです。

 

日本のダイアモンド・プリンセス、新型ウイルスへの対応に政府は全力を尽くしていると思いますが、先が見えない対応で内外から異論噴出ですが、否定論の多くは結果論だと思います。例え、人権無視で船内感染が広がっても出来るだけ乗客を船内を留めておく時間稼ぎ等も国民保護の観点から見たら必要でしょう。世界で初めての手探りのような新型コロナ・ウイルス対応、英国籍の同船には治水下ではありますが、日本の法律や行政権の問題が無いとは言えないと思います。先が見えない状況下で、感染の可能性がある中で船内の対応に当たっている関係者の献身的な行為には私達も感謝すべきです。

一部、船内乗客の意見を大多数意見のように報道するメディア、重箱の隅を突くようなどう考えてもネガティブな内外の可笑しな報道には注意が必要だと思います。船籍国の英国、米国の船会社は全く日本任せには違和感を感じます。

全員を上陸させることなく船内隔離対応には多くの異論(結果論)があると思いますが多くの乗員、乗客を上陸させ対応した場合、完璧・完全等で無い場合、感染の度合いは大きいかも知れません。上陸者の検査、追跡調査等を継続していることは適切かも知れませんが、やはり感染は覚悟すべきだと思います。世界中どのような国難にも問題は大なり、小なり多々問題は発生しています。日本政府の決、判断には尊重すべきでしょう。

今後どのような対応を行うか・・・犠牲者を最小にすること。これまでの経験を無駄にしないこと等、新たな危機管理等の問題だと思います。政府は凛とした姿勢で、他国等と情報を共有し知恵を出し合えば最小限の犠牲、感染で済み、克服できるでしょう。

他の米国等先進国がこのような状況になった時、報道はされていませんが日本のような可能な限り人権を大切にした対応等は先ず出来ないでしょう、結果論に対する批判は簡単です!

今も己を信じ、多くの対応担当者の献身的な対応に私達は応援すべきです。政府対応を徹底的に批判し、不安を増すような報道は控えるべきで多くの国民は望んでいないようにも思えます。

国会では国民から見たら的外れの、国民を分裂させるような馬鹿な質問に時間を割いていますが、今大事なのは国難とも言えるこの事態を収束させることに協力すべきです。新型コロナ・ウイルスと関係ない可笑しな質問、的外れの質問者は何故、国民の信用を得ることが出来ないか全く学習していないようです。緊急の策等の本当にまともな質問は出来ないものかと思います。

 

今、日本は新型コロナ・ウイルスと言う非常事態、国難に対し、全国民が立ち向かうべきで政府等々の遵守事項等々を厳守すればかなりの成果をあげることが出来ると思います。勿論人権の問題もあると思いますが、命は人権よりも重いと思います。国内感染は広がると思いますが、初めがあれば終わりがあり克服できるでしょう。キーポイントは隔離だと思いますが、感染者には憶測の情で接すれば整斉と対応できると思います。

多くの日本人は意識することなく惻隠の情を持っており、苦しみ、困っている日本人感染者が多い中、日本に支障がない範囲で中国を応援、支援を継続することは日本人のみが持っている心だと思います。

今回の新型コロナ・ウイルスで判った一部の欧米白人のアジア人への接し方、お互い国々が結束し、一日も早く感染が収束することを願うたいですが、日本の憲法には非常事態条項が無く、今後の政府対応に極めて大きな問題を露呈する可能性があると思います。国民の生命が関わる非常事態条項無き日本に厳しさを想う昨今です。

 


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状況は激変か?日本の不思議

2020-02-13 19:30:37 | 日記

以下文は、ウィキペディア等々を参考に記しています。新型コロナ・ウイルスは何故封じ込められないかを素人が思う感染の不思議です。可笑しな解釈が多々あると思います。まとまりの無い雑文となりました、雑日記とします。

 

私達日本人は新型コロナ・ウイルスを極めて楽観的に考えているかも知れません。

”状況は激変”していると思うべきです。

今、日本は非常事態と認識すべきで、新型コロナ・ウイルスに関しては人権と言う言葉は制限されても仕方ないと思います。日本国民の安全確保のキーポイントは“隔離”・・・以外にないでしょう。過去、歴史上ウイルス対抗策の唯一つ方法は”隔離”と世界、日本は学んだはずです。

日本全国でみても感染症病床を有する指定医療機関は348医療機関しかなく、そのうちが感染症病床は1712床しかありません。(FUJITOMI・新型コロナと病床数より。)

 

タイ保健省は2月2日、記者会見、世界で感染拡大を続けている新型コロナ・ウイルスの病状の改善方法を確認と発表しました。
タイ英字紙等は中国の武漢市からタイに観光で訪れていた70代の中国人女性が重度の新型肺炎の症状を見せたため入院、治療にあたった医師がインフルエンザ治療薬とHIV(エイズウイルス)治療薬を混ぜて使ったところ、48時間以内に陰性になったと言われています。
会見した医師2人は使ったのはインフルエンザ治療薬のタミフル(一般名オセルタミビル)と、抗エイズ薬のリトナビル等と説明

これは治療法ではないが、患者の症状は大いに改善、12時間後にはベッドに座ることが出来たと話しています。現在、治療根拠についての研究結果を待っているとのことです。

如何してタイ政府・保健省は新型コロナウイルスにHIVウイルス・と同質のタンパク質があることを知りえたでしょうか・・・

 

一般的にどんな感染症でも、1度感染した後は変異していないのなら、そのウイルスにはその後は感染しないようですが、ヒトの免疫を不全にする作用を持つHIV等であればあれば難しくなるようです。

新型コロナウイルスの治療法は開発に時間がかかり、難しい面が多々あるようです。

異論があるかも知れませんが、新型コロナ・ウイルスの唯一つの対応策は隔離のみだと思います、これは人権の問題でなく安全の問題だと思います。クルーズ船の入港は拒否すべきです。感染症病床は1712床しかありません。苦しんでいる中国に対しては、日本に医療物資等の余裕があれば可能な限り、今後も医療物資等の支援はすべきだと思います。

新型コロナウイルスにHIV(エイズウイルス)」のタンパク質が挿入されていることをインド工科大学の科学者達が発見・・・先日、感染治癒後のヒトの免疫を壊し再発リスクを中国当局が示唆しています。

1月31日、インドのデリー大学とインド理工学院に所属する研究者たちが、bioRxiv(査読を経ていない論文の下書きを投稿、コメントし合うことのできるサーバ・電子アーカイブシステム・ウェブサイト)で「2019新型コロナウイルスの棘突起タンパク質に含まれる独特な挿入配列とエイズウイルスのHIV-1 dp120、Gagタンパク質との間で見られる奇妙な相似性」という研究論文を発表しています。

簡単に言えば、彼らは新型コロナウイルスとSARSウイルスの棘突起タンパク質の配列を比較し、SARSウイルスと比べると新型コロナウイルスの棘突起タンパク質には4つの新しい挿入配列があることを発見しました。その後、彼らはこの4つの挿入配列をデータベース中の配列と比較した結果、4つの挿入配列がともにエイズウイルスのタンパク質配列の中にあることを見つけました。

この研究論文によれば、この種の特異な同一性/相似性が自然界の中で偶然に起こる現象とは考えられず、またこの4つの挿入配列は新型コロナウイルスに独特なもので、そのほかのコロナウイルスには存在しないとされています。

このニュースはネットユーザーの想像と臆測、新型コロナウイルスは、SARSウイルスとエイズウイルスを人工的に合成したものなのではないか、という疑いを引き起こしました。

しかし、その後、このインドの研究者たちは研究論文を撤回しています。研究論文の執筆者の1人がbioRxivにコメントを残しており、次のように述べています。

これは初期段階の研究です。私たちには陰謀論にその議論の根拠を提供する意図はありません。私たちは同じ分野の研究者たちがbioRxiv、他の場所で行う批評と査読を尊重していますが、このストーリーはすでにソーシャルメディアとニュースメディアにおいて異なる仕方で解釈され、拡散してしまいました。

世界的な範囲でいっそうの誤解と混乱を引き起こす事態を避けるため、私たちは現在のプレプリント版を撤回し、さらなる分析を行ってから修正版を提出することに決定しました。

 

BioRxiv UPロード論文では、新型コロナウイルスには4つの他のウイルスのタンパク質が挿入していることがわかり、挿入している4種類のタンパク質すべてがエイズウイルスのタンパク質と同じであると示されたと記事では記されています。
その後、筆者は・・・”この類似が偶然によるものであるのか?”と問題を提起しています。

自然進化的に偶然そうなったものでない場合、これは人為的に操作されたことによるものということになってしまうとし、この新型コロナウイルスが人為的に生み出された生物兵器なのでは?と言う考えが滲み出ている面があるとも言われています。これらの説に陰謀論だという方も多いようですが、耳を傾ける価値があるかも知れません。最悪を考える場合は人為的と考えるべきだと思います。中国は初期段階で細菌兵器の対応軍人のトップを派遣しています。軍機関紙・解放軍報は1月31日、軍の生物・化学兵器防御専門家、陳薇(54)少将が湖北省武漢市に入りしていますが、先ず軍事、人為的な発症を警戒したからでしょうし、当然現在も違った意味で警戒を継続しているでしょう。小規模細菌兵器等による連鎖感染者を想定した感染防止対応が最も効果を発揮すると思いますが、その場合も過去の世界の歴史から隔離以外は無いでしょう。勿論、日本にも該当するでしょう。本当に小規模細菌兵器等による感染の場合、ワクチン製造、完成しても対応は厳しいでしょう。

細菌兵器に対する、世界の一般常識(ウィキペデァ・生物兵器・特徴より抜粋)・・・感染してもすぐには効果が現れず、人から人への感染を起こすことです。生物兵器は感染者が移動することにより、広範囲にわたって影響を及ぼします。特にテロ等、ある目的達成等に使用されやすいとも言われています。細菌兵器が使用されるもう一つの理由は潜伏期間の問題があり、感染後、数日後発病のため感染経路の特定が難しく、その間に実行犯は国外等への逃走が可能となります。

これらの対処法は感染拡大防止のため、患者隔離・治療が必要です。ワクチンが開発されても難しいとも言われています。細菌兵器として使用された場合、多数が感染しますので通常の隔離では対応不可能となります。状況に応じて地区隔離、最悪の場合その国への渡航禁止、国をまるごと隔離する必要があると言われています。

 

中国支援に一部異論が出てきていますが、今、中国は新型コロナ・ウイルス対応に国を挙げて最善を尽くしているようですが、隣人が苦しんでいる時、経済的には米国以上に大きく関わる日本は人道上も国内に支障がない範囲で中国を医療物資等の支援することは日本の未来、国益等にもなり大切だと思います。

不思議に思うのは、日本同様中国との関わりが大きい欧米諸国の中国支援等は少なく、関わりを持ちたくない、無視状態と言えそうです。もし欧米諸国でこのようなウイルスが発祥、感染拡大したらこれらの白人国はどうような対応をするでしょうか・・・本来は世界中の欧米先進国等は余裕があれば医療物資支援、更に知恵等を出すべき非常事態だと思います。中国からしたら、言葉にこそ出しませんが、世界の先進医療国とも言われる日本が頼りかも知れません。過去、スノーデン氏は、膨大な非公開文書でわかったことは世界の中心・核は白人で、白人に沿って世界は動くと述べています。

私達は新型コロナ・ウイルス発祥、感染で中国等ばかりでなく、日本も実践的な医療等多くを学ぼうとしていると思いますが、今、言える対応、対策は感染者等の隔離以外ないでしょう。

日本も最悪を考え準備すべきです。今も多くの人達が海外から自由に来日していますし、クルーズ船も受け入れは拒否すべきだと思います。先ず、私達は新型コロナウイルスの正しい知識、凛とした自分なりの相応の覚悟が必要だと思います。

残念ながら日本は他の先進国のような憲法に非常事態条項がありません。非常事態条項なき危機管理は日本国内が感染で最悪になった場合、政府の一本化した統制等が難しく多くの生命、国益が失われる可能性があると思います。日本にとって新型コロナウイルス発症・感染拡大は非常事態条項、危機管理、確かな安全の確保とはを考える機会になってほしいものです。

現在のダイアモンド・プリンセスへの対応に、乗客から苦情が自国のメディア等々へ直接、スママートフォン等を利用し行っているようですが、可笑しな話です。国際的な取り決めも無い中で、唯日本を非難する人達、日本の対応は善意の行為だと思います。

政府は国内への感染防止、感染者の救護・隔離等を主眼にして担当者が奮闘実施しており、3000人以上の乗客に対応するには時間がかかっても致し方ないことです。批判は簡単ですが、何処の国でもこれだけの人数の対応には困難を伴うでしょう。

多くの乗客が自国に帰っても感染の有無に関わらず、徹底した隔離等で厳しい現実に直面するでしょう。

日本は未知の前例のない新型コロナ・ウイルスと戦っており、国際的な取り決めが無い中、善意で行っている行為を他国、乗客等々が日本を批判することは可笑しいと思います。多くの担当者の賢明な対応に感謝、応援等すべきです。

乗客も我慢することは必要でしょうし、当然人権の一部は制限されて当然でしょう。政府は凛とした姿勢をこれまで同様貫いて欲しいし、私達も凛とした姿勢で日常を過ごしたいものです。


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仁の心

2020-02-06 18:42:39 | 日中

以下文は新型コロナ・ウィルスへの中国の対応に対する、昨今の思いです。厚生労働省・新型インフルエンザに関するQ&A、タウン・ネット東京、ウィキペデイア等々を参考に記していますが、まとまりのない文となり、雑日記とします。

 

第3代アメリカ合衆国大統領、アメリカ独立宣言の起草者の一人であるトーマス・ジェファーソンの名言にThe most truthful part of a newspaper is the advertisements・・・新聞の中で最も真実を伝えているのは広告のみ。

更にNothing can stop the man with the right mental attitude from achieving his goal; nothing on earth can help the man with the wrong mental attitude・・・正しい心を持っている人が、目標達成するのを阻むものは何もない。間違った心を持っている人を助けられるものなど存在しない。
I like the dreams of the future better than the history of the past・・・過去の歴史より、私は未来の夢のほうが好きだ。
これらのトーマス・ジェファーソンの言葉は、今後、先が見えないような中国の新型コロナ・ウィルス感染に当てはめると・・・

 

日々の日本国内の一部メディア等は中国報道は非建設的な重箱の隅を突くような報道が多いように思います。コロナ・ウィルスが発祥した武漢市は1000万以上の人口で2000万人が60才以上の抵抗力が弱い人とも言われ、中国全体で見た場合、人口14億人のうち2億5000万人が60才以上とも言われています。これだけの中国国民を完璧に統治、統制等することは先進国でさえ完璧には出来ないでしょう。対、新型コロナ・ウィルス対応では中国は最善を尽くしていると思いますし、中国側のメディア等々内容から日本に対して率直な情報交換をしているようにも思えます。

今回の新型コロナ・ウイルス発祥でわかった、欧米諸国の一部白人等から受けている黄色人種への差別、堂々と新聞にも差別記事が闊歩(かっぽ)している国もあるようです。いくら経済大国と言えど黄色人種・日本人も同様の差別を受けるかも知れません。同じ黄色人種・アジアの民として中国は日本、日本は中国にとって極めて重要な国だと思います。同盟国米国同様、今日、両国にとって好き嫌いの言葉は意味をなさないレベルにあるかも知れません。日本の輸出における中国のシェアは19%(2014年の日本から米国への輸出は18%)、GDPの3%に相当、国土狭小、資源に乏しい日本が依然として世界の経済的リーダーであり続けているのは輸出産業に依存しているからだと思います。特に中国巨大市場は日本経済に重要な意義を保ち続けていると思います。

中国は日本と違い、共産主義国家ですが、今回のコロナ・ウイルス支援で日本政府ばかりでなく民間企業、多くの一般市民が物心ともに応援していることに他人を思いやる武士道の心・仁(人としての思いやり、他者への憐れみの心、弱き者、負けた者を見捨てない心、他者への思いやり等々)は意識することなく発露されていると思います。

対し、中国政府だけでなく名も無き多くの中国市民が物資支援、特に感染者が日本国内で日本人と分け隔てなく平等に治療を受けていることに感謝している事実は戦後日本でも特筆すべきだと思います。これらに鑑み、今後、日中は隣国と違い、友好は更に大きく変わる可能性を秘めていると思います。

 

日本国内ではマスク不足等が起こっていますが、このような状況でも中国にマスクを送る多くの日本人は中国のコロナ・ウィルス封じ込めを心から願っていると思います。

心温まる支援・・・中国国営メディアの新華社通信の日本語版記事(2月2日ウェブ配信)によれば、林さんのメッセージは中国のSNS・微博(ウェイボー)で絶賛されているそうです。

中国語検定試験などを行っている一般社団法人・日本青少年育成協会(本部・東京都新宿区)が2020年1月31日、中国・北京の事務局経由で湖北省の湖北高校へ支援物資を送っていますが、支援物資箱の下部に小さな文字で「山川異域 風月同天」

と書いていました。この短い文章は1300年前、当時の有力な皇族・長屋王によって詠まれた漢詩の一節で、「山河は違えど、同じ風が吹き、同じ月を見る」の意味のようです。

一般社団法人・日本青少年育成協会 林委員長談・・・支援物資はマスク約2万個と体温計約30個、日中間には不幸な歴史もあり、美しい友好の永い歴史もありました。日中交流のシンボルとも言えるのが鑑真(1300年前、命がけで中国から日本の仏教発展のために海を渡って来てくれたお坊さん)の来日、長屋王が詠んだ詩の一節を通して日中友好の歴史を思い出していただきたいと思い支援物資の段ボール箱の貼紙に記載しました。

 

日頃、ウイルスに無頓着な人達が、メディア報道等により新型コロナ・ウィルス発祥では大騒ぎ・・・インフルエンザでは例年日本国内の年間の推定平均感染者は約1000万人、2000年以降の死因別死亡者数は、214(2001年)~1818(2005年)人と言われています。日本人のインフルエンザの予防接種率は50%程度、2人に1人は予防接種無し、一度も接種したことがない人は30%程度とも言われています。ウイルスに無頓着な人達も新型コロナ・ウィルス発祥 メディア報道等で即マスク買い・・・

米国ではインフルエンザが大流行、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)が1月18日に発表したデータでは、感染者数は約1500万人、入院患者数は約14万人、これまでの死亡者は少なくとも8200人以上と言われていますが、本番はこれからです。米国のインフルエンザの死亡者は、毎年少なくとも12000人を超えており、大流行の2017年~2018年には、4500万人が感染、61000人が死亡しています。

米国人口は約3億5000万人で、2017年~2018年には7人に1人が感染、感染者4500万人のうち死亡者数は6万1000人です。現時点でも米国のインフルエンザ感染者数は新型コロナウイルスの1000倍位、死亡者数は27倍位、これらの事実に日本メディアの多くは報じていません。

日本での新型コロナ・ウイルス等情報は中国、中国人の印象が悪くなるようなニュースが多いように思います。これらのニュースで多くの日本人は中国観が大きく変わると思います。

WHO(世界保健機関)事務局長が中国の恩恵を受けているエチオピア人だから中国に忖度して緊急事態宣言を遅らせた等の発言をしている人達、これらに付随して中国を批判し始めた一部の人達も私利私欲、自己中心でしょう。

歴史上、人種差別は様々な地域で見られますが、特に欧州の一部の白人等(米国では黒人がアジア人を暴行)は、有色人種より白人が優れていると考える白人至上主義(白色人種こそ最も優れた人種であり、黄色人種等は白人に比べ劣っているとする人種差別の立場、考え方)の差別思想により、昨今は世界中で多くの罪無き、新型コロナ・ウイルス非感染者もアジア人・有色人種のため罵声を浴びせられています。これらの人達は愚かにも有色人種差別に結び付けようとしているようにも思えます。戦う相手は新型コロナ・ウイルスであって有色人種が敵ではないと言う考えが出来ないものでしょうか・・・

 

今、新型コロナ・ウィルス対応等で私達に出来ることは、今後更に日本国内で感染が増大しても一部メディア等に惑わされることなく、冷静に新型コロナ・ウイルスを正しく理解すれば対応し易くなると思います。

憲法上日本は安全よりも人権が最優先されるようです。今回の対応に担当者等々は苦しんでいる面が見受けられますが、最悪を避けるためにも安倍総理の強いリーダーシップのもと柔軟に整斉とした対応により、先ずは国民の安全を確保してもらいたいものです。

日中は政治体制も違いますし、尖閣等問題山積です。先が見えない新型コロナ・ウイルス感染、私達は更に厳しい現実に直面、直視するかも知れませんが、隣国として任の心を持って出来る限りの支援をすることは両国の未来、日本の国益、何よりも苦しんでいる中国国民への人道上の支援に対し、私達は喜びを感じることにもなると思う昨今です。

 


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