極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

I am grateful that I can freely write my daily thoughts

「ドイツ、100万人難民受け入れ」、「シリアの毒ガス使用」の一側面(フィクション)

2018-11-26 19:37:34 | 日記

以下文はNews 24 News Breaking First(2015.9.21)、ウィキペディア、シーモア・マイロン・ハーシュ氏の記事、個人プログ等々を参考に記しています。このような見方があると言う程度で読んでください。内容はフィクションとします。

 

シーモア・マイロン・ハーシュ氏とは・・・

1937年4月8日 (81才)、出身は米国シカゴ市出身です。受賞歴としてピューリッツァー賞・国際報道部門を受賞しています。米国の調査報道記者で、国際社会に大きな影響を与えてきました。

 

ユーチューブ動画にアメリカ合衆国将軍ウェスリ-・クラ-クとのインタビュー「2007.3.2」があります。丁度、アフガニスタン攻撃中の時期です。(今も動画は見れます。)

*We made the decision that going to war Iraq

クラーク将軍:他の将軍から、私達はイラクと戦争をすると決定しました。

* I said Going to war with Iraq...Why?

記者の質問:クラ-ク将軍・・・何のためにですか?

*and he said ’I dont’t Know’

クラーク将軍:ある将軍も、分かりません・・・

このメモは、国防長官の執務室で他の将軍からもらったもので以下の文が記されていました。

私達は5年以内に7つの国(イラク、シリア、レバノン、リビア、ソマリア、スーダン、イラン)攻撃する。

 

リビアのカダフィ氏殺害、体制崩壊を語る上で避けられないのがトランプ大統領、スノーデン氏、NSA内の正義、愛国心が強い人達等々が問題視していた、ヒラリー氏の「私的メール問題」です。ヒラリー氏が公的メールが使えない大きな理由のようです。

2013年5月、スノーデン氏の機密文書暴露が発生しますが、この中には、間違いなくヒラリー氏の私的メールは全て収集されていたと言われています。世界の嘘つきマスコミは何処か、正確に全て分かるとも言われています。何故、トランプ大統領はマスコミを批判するか、明確な答えを知っているからでしょう。

これらのメールの内容をトランプ大統領は知っていたようで、現在も下記のような理不尽なリビア問題、中国共産党からクリントン財団・多額振込み問題等々で重罪になるためヒラリー氏をFBI等は逮捕しようとしていますが、バックにはヒラリー氏支援の米国支配層等が控えており逮捕は厳しい状況のようです。

2011年10月にリビアのカダフィ体制は本人が殺害されリビア政府は崩壊しました。この殺害計画はヒラリー氏が直接指揮しているようです。当時の報道写真ではカダフィ氏殺害、体制が倒されベンガジ市内では裁判所の建物にアル・カイダの旗が揚げられた写真が世界中に流れました。

その事実を当時の英国、デイリー・メイル紙はリビアを攻撃した空軍はNATO軍、地上はアル・カイダ系のLIFG(テロ組織リビア・イスラム戦闘集団・Libyan Islamic Fighting Group)としています。

リビア破壊後、侵略軍はリビア軍倉庫から武器・兵器を、戦闘員と一緒にトルコへ移動させています。

 

米国の調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュ氏談

輸送拠点はベンガジにあるCIA施設、これらの輸送にはNATOの輸送機(NATOのマークが消されている。)が使われたとも伝えられています。

これらの武器・兵器の中に「化学兵器」も含まれており、この化学兵器をシリアで使用、今日までシリア政府軍の責任にしてきたとも言われています。当時、シリア側が明確に否定しているにも関わらず、メディアはシリア政府側が化学兵器使用と有無を言わせず徹底して化学兵器使用批判をしてきました。これがシリア国内化学兵器使用の真相だと言われているようです。結果、NATO軍が直接、シリアへの空軍事介入する口実になったようです。

 

ドイツは敗戦国ですがNATO加盟国です。独自の情報機関を持っており調査したとも言われています。ドイツはシリア空爆参加には前向きでなく消極的で参加しませんでした。ドイツはシリア攻撃には参加しない・・・ドイツの対応に怒ったのがNATO等々です。有名な2015年の「ドイツの100万人の難民受け入れ」はドイツへの報復としての強要策とも言われています。

当時、ドイツはこのような大量の難民受け入れに極めて消極的で反対でしたが、敗戦国でもありドイツは理不尽な力に屈しています。世界の報道はドイツの100万人難民受け入れは人道的等々と持ち上げていますが、真相は違うようです。

当時、リビア・ベンガジ施設からの武器、戦闘員等の輸送をアメリカ国務省は黙認しています。2009年1月~13年2月まで国務長官だったヒラリー氏はこの工作を知っていたはずだと言われています。ヒラリーの部下にあたるクリストファー・スティーブンス大使は2012年9月10日、CIAの武器輸送担当者と会談、翌日武器を輸送する海運会社の人間と会っています。勿論、武器はトルコ経由でシリアの侵略軍へ渡される予定でした。

9月11日、ベンガジのアメリカ領事館襲撃、スティーブンス大使が殺害されました。議会が首相を指名する前日です。2カ月後、CIA長官を辞めたデイビッド・ペトレイアスはヒラリーと緊密な関係にあることで知られ、このルートからもシリアでの工作を知らされていたはずです。

ヒラリー氏のメール問題は米国を揺るがすような内容を含んでおり、多くの米国民も感ずいていたようで大統領選挙期間中、トランプ大統領はこれらの不正を発言してきましたがメディアはスノーデン氏のメール暴露、これらの私的メールは無視し続けてきました。米国を支配等する勢力側等であったオバマ、ヒラリー氏、対するトランプ大統領、圧倒的な圧力の中で今日までトランプ大統領は諸策を日々遂行しているとも言えそうです。メディアは伝えませんが、トランプ大統領登場で世界は大きく変わろうとしていると思います。

私達は「孫子の兵法」、「ヒビ人の話」、「武士道」を再認識することで未来に夢を持てる一助となると思います。


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ヒビ人(びと)の話(ユダヤ策略の核心中の核心)

2018-11-22 18:54:43 | 日記

以下文は旧約聖書、ウィキペディア、藤原正彦著・武士道、米国内個人プログ内容等々を一部参考にしています。

 

世界の経済・金融等々を支配しているとも言われるユダヤ人(アシュケナージ・ユダヤ人・聖書に記されている本当のユダヤ人では無く、ユダヤ教を信じる人達)

「ヒビ人(びと)の話」は「ユダヤ策略(計画、はかりごと等)の核心中の核心」とも言われています。

多くの方々は、ヒビ人の話と言われても聞いたことが無い話だと思いますが、貪欲を餌に罠を仕掛けることで、欧米・イスラム圏等ではトップの人達は多くの方が知り、理解され常識とされていますが公にされることはまずありません。タブーの一つかも知れません。

戦前の新人外交官は、先輩からの言い伝えで「聖書」と「ユダヤ」を学べと言う申し送りの言葉があったようです。古来から欧米は聖書発想で動いているとも言われています。私達日本人にとって、聖書発想は理解しずらいと思います。

一番簡単なキリスト教国等の聖書発想の極一例・・・これらの国々に日本が援助をした場合、現地の人達は日本には感謝しません。豊かな国、人達が貧しい国、人達に施しを与えるのは聖書に記された神がそう施しなさいと記されているからだと考えます。これらの援助には対しては当然、日本でなく神に感謝を捧げます。非キリスト教国の日本人と、これらの国々の聖書発想はかなり隔たりがあります。これは表に出ない世界の常識かもしれません。私達が旧約聖書(3500年前モーセが書きはじめ、2400年前に完成しました。宗教が発生する以前から存在しており、宗教とは何の関係もありません。)、ユダヤを学ぶことは世界を理解する一助になると思います。

日本人の多くはヒビ人の話を知らないため明治以降、今日まで国、企業、個人等は経済・金融等々で極めて大きな益を失ってきたとも言われています。このユダヤ策略を防ぐ方法は武士道にあるかも知れません。

世界には「貪欲」を餌にした「罠」が経済・金融等々至る所に掛けられています。日本で有名なオ***ス、*芝、ヤ**ト等々・・・

 

旧約聖書・創世記34章

「ヒビ人の話」

これは3000年以上昔から、現在までユダヤの策略として貪欲を餌にした罠が仕掛けられ、多くの国、企業、個人等がこの罠にかかっています。孫子の兵法と違い表に出ることはまずありません。

旧約聖書を知っている欧米等のトップの人達は日本人と違い、ヒビ人の話は良く知っていますので、貪欲でも簡単に甘い話の「罠」に引っかかりません。

ユダヤ人とは、アブラハム~イサク~ヤコブ、この流れが血統的ユダヤ人でスファラディー・ユダヤ人と言われ旧約聖書に出てくる本物のユダヤ人です。

スファラディー・ユダヤ人であるヤコブの4人の妻から12人の男が生まれ、有名な12部族が誕生します。(ユダ族、イッサカル族 、ゼブルン族、ルベン族、シメオン族、ガド族、エフライム族、マナセ族、ベニヤミン族、ダン族、 アシェル族、 ナフタリ族)

 

ヒビ人とは、族長ヤコブの時代のハムの息子カナンから出た民です。

ヤコブが、ラバンの家で長年の放牧を終え、4人の妻と子供達を連れて父イサクの故郷へ帰る途中のシケムの町で起こった事件です。

シケムの町で、宿営をしている時、娘のディナが土地の娘達を訪ねようして出かけたところ、土地の首長ハモルの息子シケムが、ディナに一目惚れし捕まえて強姦してしまいます。
これらのことをシケムは父ハモルに相談し、ディナを嫁にするように頼み込み、ハモルはシケムの気持ちを受け入れ、ヤコブ達に姻戚関係を結ぶ事が出来ないか相談しに行きます。ヤコブは事態を知り最初は激怒しますが・・・後、息子たち(シメオン、レビ)は、「冷静」に相手の「潜む欲!」を見抜き、自分達の益に変える完璧な対応策を考えます。

相談に来たハモルに対し、ヤコブの息子達(シメオン、レビ)は、ハモルの一族(男性)が割礼を受けていない為、そんなハモルの一族に娘達をやれないと言い割礼をするなら、その条件をのみましょうと言いました。「これは現代風に言えば詐欺・・・大きな罠です!」・・・「欲」にくらみハモル達は割礼の重大性を見抜きませんでした。

ユダヤ人は神からの約束として、生後「8日」の子供に、長老等によりユダヤ人の証として男子の子供に割礼(性器の皮を取ります、これは男性側から不妊を作らないためと言われています。)を施します。

割礼は、不思議と生後「8日」に行うと無痛、バイ菌等が入りません。数日違った場合、大変な苦痛、ばい菌等が入り動けない大変な状態となります。

割礼の生後「8日」目は絶対厳守しなければなりません!(これは現代でも同様で厳守されているようです。)

ヤコブ側の条件を飲めばディナの嫁入り、羊、作物の折半等々・・・ハモル達にとってこれは願ってもない良い条件です。ハモル達は「欲」のため喜んでヤコブ側の条件をのみ、町へ戻り一族の男性を説得して男性全員(当然生後、8日はとうに過ぎています。)は割礼をしました。

大人が割礼したらどうなるか!・・・苦痛、バイ菌が入り膿を持ち動けない恐るべき事態になります。ヤコブの息子達(シメオン、レビ)の恐るべき策略です!

割礼する性器は生後8日をとうに過ぎた大人男性・・・数日したら当然痛み、激痛、ばい菌等が入り膿をもちます。こうなったら男性は全く動けません・・・完全、完璧にヤコブ側の罠にかかりました。

丁度、3日目にヤコブの息子達・シメオン、レビ達は事態を予想して町へ入り、動けない男達を難なく剣で全員殺害、町中の物を略奪、財物を奪い取り、更に女性、子供をすべて捕虜に!完璧な策を遂行しました。

割礼の要求・・・この裏には、上に記したように大きな罠があります!

「ユダヤの策略」とは正にこのことです!

相手の「貪欲」を利用した「罠」を仕掛け、最後は「益」を得る!

私達日本人は、この旧約聖書・創世記34章の「ヒビ人の話」を決して忘れてはなりません!

過去、現代の世界、日本の経済・金融等々事案を当て嵌めると理解し易いでしょう。

 

世界の経済・金融等に潜む、貪欲を餌にした罠!

トランプ・アメリカ大統領はヒビ人の話を熟知しています。対し、元・オバマ大統領、ヒラリー氏は罠を仕掛ける側でした。

世界には多くの経済等々に関わる罠が、至る所に掛けられておりヒビ人の話を知らないと、「貪欲」と言う餌で簡単に罠に掛かってしまいます。

私達日本人が「ヒビ人の話」を知ると言うことは、結果的に大変な国益、国民益、企業益、私益を守ることを意味すると思います。

 

このユダヤ策略にかからない一つの方法として、貪欲はご法度の武士道精神を学ぶことだと思います。この武士道精神を忘れた日本人はユダヤ策略の罠にかかる可能性が高いと思います。今一度、日本人の精神に宿るとも言われる世界に誇る武士道精神を学ぶべきかも知れません。

 

武士道

「仁」は情けを表し、たとえ敵でも相手に情けをかけること。
「義」はフェアプレイを表し、たとえ勝負に勝っても不正行為で勝ちえた勝利は賞賛しないこと。
「礼」は他人に対する思いやりを表し、相手に見える形で表現すること。
「智」は物事の本質を見極め、常に切磋琢磨し、より良い手法を得ようとすること。
「信」とは信じる強さ・信頼を表し、日本では契約という概念なく、口約束で十分事足りたこと。
「忠」は自発的忠誠心を表し、これは強制されるものではないこと。
「誠」は言+成=言った事を成すといった意味があり、一度でも口にしたことは命がけで守り、守れなければ死をもって償うということ。

武士道・・・無私(自分の利益を図る心がない。)・人が人として生きる道を説いています。

武士道精神は現代世界に必要な、必要欲を完全否定しているわけではありません。不必要な貪欲を否定していると思います。ユダヤ策略と武士道は相反します。

今こそ、私達は武士道を再認識すべきです。


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古来より清潔・マナーを大切にした日本人

2018-11-18 10:21:17 | 日本社会

以下文はウィキペディア、Record China中潔網・2016年9月9日、2018.8.2)をCopyright (C) 2005-2018 Record China. All Rights Reservedに違反しない範囲で参考、記していますが、まとまりの無い雑文です。

一説では日本と古代イスラエルの深い関係・・・旧約聖書・申命記・23:12-14には清潔の大切さマナーを記しています。

「陣営の外に人目につかない場所を設けて使えるようにし,あなたはそこに出て行くようにしなければならない。そして,あなたの用具類にそえて小べらを使えるようにしておき,外でかがむ時にはそれで穴を掘り,向き直って自分の糞便を覆うようにしなければならない。」

日本人は遥か古来から清潔、マナーの大切さを受け継いでいるかも知れません。世界で貧富の差無く清潔、マナーを守っている日本人

1965年、カリフォルニア大学で出版された本には16世紀~17世紀、日本で布教していたキリスト教宣教師のトイレ話が記されています。

客に提供されたのは部屋から離れた静かな場所に設置された非常に清潔なトイレで中には塵一つ落ちておらず、蚊取り線香と裁断されたトイレットペーパーが置かれていました。毎回トイレを利用して出て行くと担当者がトイレ全体を綺麗に掃除、最後に清潔な砂をまきます。トイレはまるで誰も使っていないかのような綺麗な状態になります。トイレの隣には綺麗な水が入った器と手洗いが置かれています。これは日本人は貧富の差なく、全ての人がトイレに行った後に手を洗う習慣を持っていることを示しています。同時に、トイレ掃除、排泄物処理は必ず排泄した人自身が行うものであることを示しています。

日本人はトイレに関することは、古来から違和感無く受け入れているようです。世界でも稀なトイレを歌詞に入れた素晴らしい歌が日本にはあります。海外では考えられないことです。

 

2010年、「トイレの神様」と言う歌を、植村花菜(うえむら・かな、女性シンガーソングライター、本名は清水花菜(しみず・かな)、愛称はカナちゃんです。兵庫県川西市出身、35才)さんが歌っています。翌年には第61回NHK紅白歌合戦で披露され、大きな反響がありました。

この歌詞内容は子供の頃からとても可愛がってもらっていた今は亡き、おばあちゃんが、トイレには綺麗な女神様が住んでいるのだから、トイレ掃除を熱心にやったら将来べっぴんさんになれるものだと言って、幼い植村さんを何度となく諭したと言うエピソードを中心に、おばあちゃんとの思い出のあれこれをギター1本で弾き語りで歌ったもので、9分以上ある長い長い歌です。本当に素晴らしい歌です。今もユーチューブで動画が見れますので、是非皆さんも見てください。

 

私達が何気なく日々、使用しているトイレ、この極普通の日本のトイレ事情が海外では極めて驚きの施設になります。中国のみならず、多くの先進国を含め同様のようです。

日本人が海外旅行等に行っても絶対に必要なものがトイレ・・・私の米国での経験では、公共トイレは日本に比べ極めて少なく探すのが大変です。(公衆トイレを設置するとホームレスが集まると言われ設置に反対する人達も多いようです。)

夜間(日中も場所により危険)の女性の公共トイレ使用は性犯罪が多く極めて危険です。日中でも日本みたいにちょっとトイレを貸してくださいは全く通用しません。如何に日本の公衆トイレが極めて安全、綺麗であるか再認識します。

日本の公衆トイレは全てにおいて間違いなく世界でダントツとも言われています。米国の有料トイレ(25セント~8ドル程度)よりも遥かに優れている公衆トイレが日本には無数あります。

日本にも有料トイレが東京(東京駅、秋葉原・100円)、大阪(阪急梅田駅・300円)にあるようですが、癒し等の空間とも言われています。

素晴らしいトイレを製造するTOTOを過去研修したことがありますが社員の情熱には感動します。他にもINAX、パナソニック等々多くのメーカーがあります。これらの企業は大量生産ですが物作りの職人技術の固まりであり、間違いなく世界に誇る日本の匠の技とも言えると思います。

このような素晴らしいトイレを維持する日本人は凄いと思います。

 

中国の中潔網に日本人は、何故トイレを崇拝するのかと題する記事が掲載されています。

日本に行ったことがある中国人は、みんな公衆トイレを見て感嘆するだろうと指摘、利用者の多い地下鉄のトイレでも、まるで新品のような清潔さが保たれていること。トイレットペーパーが常備され、温水洗浄便座、身体が不自由な人のための手すり、便座の消毒液、音姫など、非常に便利であることを紹介しています。
家庭においてもトイレはとても重要で、内部には芳香剤があったり、陶器の置物や絵画などが飾られていたりするなど、快適に過ごせる空間づくりがなされていると紹介しています。

 

トイレ掃除についても言及、中国の子どもは夕食後に食器はそのままにして、宿題をしてきなさいと言われることが多い一方で、日本の子どもは母親と一緒にトイレ掃除をすると紹介しています。

日本人は世界的にもトイレに入る頻度が高く、使用時間も長いと指摘、その背景について、日本の家庭のトイレには本棚が設置されていることも少なくなく、読書など自分の好きなことが出来るスペースになっている、仕事のストレスで疲れた日本人は、便座に座って人生における禅の心を取り戻すことでリラックスできるなどと説明しています。

日本におけるトイレにはもう1つ、思いもよらない機能が存在すると主張しています、それは、客をもてなすことだとです。

禅寺では、トイレはその位置によって東司、西浄、登司(南)、雪隠(北)と呼び分けられるが、日本では客をもてなす心得を酒飯雪隠(さけめしせっちん:お客様を招待する時の心得の事、うまい酒と美味しいご飯と清潔なトイレのこと。)と表現するとしています。

日本人のトイレへの崇拝は、潔癖な民族性からだけではなく、宗教の信仰とも関わっているようです。日本には10万とも言われる神が存在、トイレの神様である厠神(かわやがみ:便所の神のことで便所神,雪隠 (せっちん) 神,おへや神等とも呼ばれています。厠とは便所のこと。)はその中でも重要な地位にいるとされています。

非常に美しい女神であるため、トイレを綺麗にすると綺麗な子どもが生まれると言い伝えられているとも解説しています。

記事は最後に、一部の地域では神様をまつるためにトイレで物を食べる風習もあることを紹介(愛知県稲沢市で古くから行われている風習に便所開きというものがあります。新築・改築の際、便所開きをするんで・・・という感じで知人を招待、トイレの中で抹茶、お茶菓子を食べてもらいます。)このような中で育った日本人が、清潔なトイレに弁当を持ち込んで神様の前で食すというのは、決しておかしなことではないのだとしています。

日本のトイレが凄いのは便座だけではない!自分たちでキレイする心がけも凄かった!・・・中国メディア

 

中国人観光客による爆買いにより、中国国内で一気に関心が高まった日本の温水洗浄便座を含め、日本のトイレ文化に注目する中国のメディアや市民は少なくありません。便器の構造、トイレ空間の設えと同時に関心を集めるのが、トイレ掃除の文化のようです。

中国メディア・中潔網は日本には市民にトイレ掃除を奨励、指導する団体が存在することを紹介する文章を掲載しています。記事は先ず、日本において団地などの住宅地域にある共同トイレは「多くの場合住民たちが自己管理する方式が採用されている」と説明、その利用にあたっては、公衆道徳や取り決めを順守する必要があるとともに、清掃も住民がボランティアで行うと紹介しています。

日本には1990年代に設立された「日本を美しくする会」という民間団体が存在することを紹介、その主な活動がトイレ掃除の奨励であり、会員が不定期で各地の学校や企業を訪れてトイレ掃除活動を実施、トイレの衛生を守って清潔な「トイレ文化」と築くよう呼びかけていると伝えています。
また、この団体がトイレ掃除を通じて得られる

「謙虚な人になれる」

「気づく人になれる」

「感動の心を育む」

「感謝の心が芽生える」

「心を磨く」という5つのメリットを掲げていることについても言及しています。

トイレ掃除はもはや、日本のトイレ文化における重要なコンテンツになっているのであると評しています。
1993年に誕生した「日本を美しくする会」は日本国内のみならず、海外に向けても掃除を通じて心を磨くことを提唱する活動を行っています。特に台湾では2003年には同会を参考にした「台湾美化協会」が設立され、積極的な交流が図られています。
トイレを放っておけばどんどん汚れてくるのは当然のこと。どんなに性能のいい便器が置かれ、快適なトイレ空間が作られていても、メンテナンスを怠ればたちまち不快な場所になってしまいます。トイレは心の鏡なのは間違いないようです。

 

日本のトイレが世界で最もきれいな7つの理由
1.清掃と検査が頻繁
日本と外国のトイレの違いはやはり清掃、オフィスビルでもデパートでもトイレの検査表は目につくところにあり、誰が何時に清掃したかが一目瞭然です。
2.経営者の姿勢
日本のサービス業には一貫して、トイレの清掃を徹底するという教育方針があります。トイレの清潔さは、その店の顧客への姿勢を表していると考えられているからです。
3.国民全体に良好な公徳心が浸透
外国人が日本で驚くのはトイレの清潔さだけではないはずです。他国と比べて道路が清潔なことも日本人が誇るべきことだが、これらは日本人の公徳心と関係があります。
4.子どもの頃からの教育
日本では小学生の頃から掃除の時間があることに、外国人は非常に驚きます。掃除は清掃会社に頼むのが普通ではないのか。

子どもを学校に通わせるのは掃除をさせるためなのか。

何のために税金を納めているのかと考える人も少なくありません。
5.湿気が多い気候
日本は湿気の多い国であるため、どうしても細菌の繁殖に敏感にならざるを得ない。健康に直結する問題だからです。これも日本で衛生面に気を使う習慣が生まれた要因でしょう。
6.日本の道路の近代化
日本はバブル前に急速に近代化が進み、真新しい道路が人々の目の前に現れるにつれ、人々の清潔さを保とうという意識も高まっていきますた。自らの手で作った道路だからこそ、大切にしようという思いが生まれたと思います。
7.労働者としての意識

日本以外の国では、清掃は清掃会社が行うことだという認識を持っているかもしれない。フランスのショッピングセンターでショップ店員に掃除をさせれば、彼らはこれは私の仕事ではないと言うでしょう。

私達が日々何気なく使用しているトイレも、今日からでもトイレ清掃は誰でも即実行できそうです。


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日露領土問題を、孫子の兵法で考えたら?

2018-11-17 14:51:35 | 北方4島

以下文は素人が思う、日露領土問題です。内容については一般公表されたものでネット等々で誰でも確認できると思います。

ASEAN=東南アジア諸国連合関連の首脳会議に出席するため、安倍総理は11月14日シンガポールに政府専用機で着いています。安倍総理はロシアのプーチン大統領と日ロ首脳会談にも臨むようです。

安倍総理とプーチン大統領会談は、今年9月にロシア極東での会談以来、通算23回目になるそうです。
安倍総理は、年末までに前提条件をつけずに平和条約を締結するとした、先のプーチン大統領の提案も踏まえ、通訳のみを交えた2人だけの会談を行うようです。

日本を取り巻く領土問題・尖閣、竹島、北方4島・・・これらには対立が存在し、これらの相手国とは仲良く出来ない現実、これらの歴史的背景を調べると対立を好くしている人達がいると思うのが自然だと思います。特に北方4島は露骨な事実が散見されます。

北方4島

鈴木宗雄氏の案(先ずは2島・歯舞・色丹を返還、国後、択捉は継続して話し合う・・・)は一蹴出来ないと思います。今まで鈴木宗雄氏は無視され続けてきましたが、昨今この案は再認識されているように思います。今回の安倍総理、プーチンとの話し合いも少しこの案に近くなったように思います。孫子の兵法からしても逸脱はしていないと思います。

 

鈴木宗雄談

先に四島(択捉、国後、歯舞、色丹)を還せと言ったら話し合いになりません。

過去、プーチン大統領もラブロフ外務大臣も、平和条約締結の後は日本に還すとした1956年の日ソ共同宣言は日本の国会も批准(国家の権限ある機関が,憲法上の手続に従い行う最終的確認と確定的同意を与える行為)し、ソ連の最高会議も認めた法的拘束力のある約束で、同時に平和条約がなくても日本に還すと公に話されております。ロシアの最高首脳がそう言っているわけですから、日本はこれに乗るべきです。

まず二つ(歯舞、色丹)還してもらう。残り二島(国後、択捉)については日本に帰属するかロシアに帰属するかを話し合う。これが現実的な判断だと思っています。

参考文

*日ソ共同宣言・内容

戦争状態の終了宣言、両国間の平和、友好善隣関係の回復宣言、両国の国交回復、関係正常化しましたが、国境確定問題は先送りされています。

1 日ソ両国は戦争状態を終結し、外交関係を回復する。

2 日ソ両国はそれぞれの自衛権を尊重し、相互不干渉を確認する。

3 ソ連は日本の国際連合加盟を支持する。

4 ソ連は戦争犯罪容疑で有罪を宣告された日本人を釈放し、日本に帰還させる。

5 ソ連は日本国に対し一切の賠償請求権を放棄する。

6 日ソ両国は一九四五年八月九日以来の戦争の結果として生じたそれぞれの国、その団体及び国民の   それぞれ他方の国、その団体及び国民に対するすべての請求権を、相互に、放棄する。

7 日ソ両国は通商関係の交渉を開始する。(同日に日ソ通商航海条約を締結)

8 日ソ両国は漁業分野での協力を行う。

9 日ソ両国は引き続き平和条約締結交渉を行い、条約締結後にソ連は日本へ歯舞群島と色丹島を引き渡し(譲渡)する。

 

北方4島問題、北方4島は日本固有の領土・・・当時の歴史的背景を知ることは北方4島を語る上で大切だと思います。

敗戦直後日本は、ソ連側に多くの日本人が抑留され生死をさまよっており、早急に日本に帰してもらいたい当時の政府は、どうしても日ソ間の平和条約を締結しこれらの問題を少しでも改善したい強い思いがあったと思います。

現在から見たら、以下の内容は国益にならないように思えますが、一概に当事の政権を責められないと思います。

参考文
*ポツダム宣言(1945年7月26日)
8項 カイロ宣言の条項は履行されるべきものとし、また日本国の主権は本州、北海道、九州および四国ならびに、「我らの決定する諸小島」に局限されるべきものとする。

*サンフランシスコ平和(講和)条約 (1951年9月8日調印、1952年4月28日発効)

第二次世界大戦における、アメリカ合衆国をはじめとする48ヶ国連合国諸国と日本との間の戦争状態を終結させるために締結された平和条約で、この条約を批准した連合国は日本国の主権を承認しました。国際法上はこの条約の発効により日本と、多くの連合国との間の戦争状態が終結しています。連合国構成国であるソビエトは会議に出席しましたがこの条約には署名していません。

千島列島とは、根室海峡からカムチャツカ半島の南までの間に連なる列島と言われています。日本はポツダム宣言を受け入れたことにより、千島列島の権利、権原、請求権を放棄をすることになります。
1947年10月6日衆議院外務委員会で紹介された請願が、会議録に残る最初の国後・択捉、クリル(千島)論のようです。

他方、サンフランシスコ平和条約を審議した、第12回国会では南千島(国後・択捉)も放棄した千島列島に含まれるとの答弁がなされています(1951年10月19日、同20日の衆議院特別委員会、11月5日の参議院特別委員会)

1951年、サンフランシスコ条約受諾演説で吉田茂全権は国後・択捉を千島、歯舞・色丹を北海道と発言しています。
千島南部の二島、択捉、国後両島(英訳はEtoroff and Kunashiri of the South Kuriles)北海道の一部を構成する色丹島及び歯舞諸島(英訳ではislands of Habomai and Shikotan, constituting part of Hokkaido)
、千島列島及び樺太南部は一方的にソ連領に収容、色丹島及び歯舞諸島も、ソ連軍に占領されたままとの表現をしています。

1951年10月、衆議院で西村熊雄外務省条約局長は、放棄した千島列島に南千島(国後・択捉島)も含まれるとの答弁しています。同じ答弁の中で、歯舞群島・色丹島は北海道の一部であり千島に含まれないとの趣旨の発言をしています。

サンフランシスコ講和条約にはソ連は参加していません。ソ連はサンフランシスコ平和条約に調印しなかったため、この時点で千島列島の権利、権限、請求権等の放棄に対する拘束力はないように思いますが・・・

どうも、日ソ間の対立を後世に残すため、米国側は千島をあえてソ連に渡したと言えそうで、ソ連がサンフランシスコ平和条約で調印しなかったのも米国の策でしょうか・・・対立の肝を温存した言えるかも知れません。もしソ連がサンフランシスコ平和条約で調印していたら、北方4島問題はかなり違った形になったと思います。

当時は日本が放棄した千島列島には国後・択捉が含まれると解釈されていましたし、そのためこの時点での北方領土は、歯舞、色丹島の引渡を求めるものだったようです。

当事日本は、北方2島(歯舞、色丹)のみが日本領と言うことで、ソ連との平和条約締結等を考えていたと言われています。対し、当時の米国側は、日ソ平和条約は絶対に許さない・・・沖縄は返さない等々の楔が打ち込まれ、火種を残したと考えるのが自然です。以後、国後、択捉は日本領に含まれるとしているようです。

当事は米ソは冷戦等々を迎えており、米国益のために日本を冷戦の防波堤にする、対立の構図を意図したとも言われています。

以後、1956年2月に開かれた国会で、日本政府は千島列島に対する答弁を取り消し、日本が条約で放棄した千島列島に国後・択捉が含まれないとしています。この時から、現在まで北方領土は四島返還論となるようです。

北方4島は日本固有の領土・・・ロシア側は、戦後の歴史的な日本の細部を熟知しているでしょう。隣国でもあるロシア、大切な同盟国である米国・・・敗戦国の厳しさ・悲しさ、日本は独立国として凛とした態度で日本の国益を守ってほしいものです。

幸い、現米国は自国益を優先するトランプ大統領です。領土が平和的に解決されることは世界の歴史からしても極めて稀です。北方領土問題は最終的には同盟国米国とも話し合われ、トップ・リーダー同士が決断するでしょう。

日露領土問題を孫子の兵法で考えたらどうなるでしょうか、真の賢者は・・・領土問題に翻弄される日本、安倍総理には現、未来の国益、国民益を考え決断をしてもらいたいものです。

 


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何故、トランプ大統領はメディアから批判され続けているか!

2018-11-10 06:47:20 | トランプ大統領

以下文は日頃の思いを、大統領就任演説等々を参考に記したものです。可笑しな文はスルー(無視)して下さい。

私達は、多くの内外メディア報道から米国民はトランプ大統領を認めていないように思いがちですが、多くの米国民はトランプ大統領をメディアと違い認めています。中間選挙でも民意が示されました。

 

じゃ何故、就任以来トランプ大統領は世界のメディアから批判され続けているか?

選挙で選ばれたトランプ大統領就任は多くの米国民の民意でもあると思います。今日までメディアはトランプ大統領を否定しており、民意の一部を否定していることにもなると思います。一例として、行き過ぎたグローバル化を修正したい弱い立場の米国民、トランプ大統領はこの弱い立場の米国民を代弁していると思います。先進国である英国が、今EUを何故脱退しょうとしているか・・・私達もグローバル化とは、その先に見えるものは何かを自分なりに考えることは極めて大切だと思います。

米国大統領で就任以来、これほどメディアから批判され続けている大統領は過去にはいません。

何故、これほどにも批判され続けているか!

この答えの一部は、勇気あるトランプ大統領就任演説内容にあると思います。

米国の未来のために何処にターゲット(目標)を定めたか!

これほど明確に米国民、世界に向け演説した大統領はいないようです。

トランプ大統領は米国を愛し自国益、自国民の生活の向上を目指していますが、更に米国と価値観を共有する弱い立場の国々に対しては惜しみない支援をするとしています。数%の人達が米国の富の多くを得ている事実、今まで一生懸命努力しても、国に尽くしても報いられなかった多くの米国民を何とか救い上げたいトランプ大統領、これらが実現できなかった主因、構図を熟知していたトランプ大統領

就任以来、私達日本に身近な朝鮮半島、特筆すべきは対立により利益を上げたい人達がいる中で、戦争・紛争を避ける策を上手くやっていると言う事実!朝鮮半島問題も米朝問題ではなく、「トランプ大統領 ・米国民 VS 朝鮮半島の対立を欲する人達」とも言えそうです。この延長線上の一つが、安倍首相が熟知している拉致問題(拉致は全て「日本 VS 北朝鮮」の問題ではないと言う方もいます。拉致の本質はPeople who benefit from confrontationの可能性が高いと思うのが自然です。)の一端かも知れません。 

捉え方にもよりますがトランプ大統領の核、ミサイル等の北朝鮮策では日本寄りの孫子の兵法を厳守し、日本は計り知れない大きな国益を得たと思います。これらの一側面を報道しない可笑しな日本のメディア、今後も永遠に反トランプ大統領報道を行うでしょう。

更に何故、自国第一主義を上げたか!

答えは全て大統領就任演説にあるように思います。

結論として、トランプ大統領は多くの米国民の民意を代弁しているし、例え先の大統領選でトランプ氏が大統領に落ちたとしても、間違いなくトランプ大統領と同じような考えの大統領が登場したでしょう。

 

トランプ大統領の選挙公約の実行は凄いです。トランプ政権は2017年12月末までに、大統領権限に基づく54本の大統領令と97本の大統領覚書、97本の法案を成立させています。法案数は、前任のオバマ大統領の127本より少ないですが、ブッシュ(子)大統領の108本に次ぐ数です。

選挙期間中は既存の政治家は選挙が終わると公約を守らないと自弁を繰り返し主張してきました。約束を守る政治家として米国民のみならず世界に認知されていると思います。

大統領就任演説、選挙公約の実現でトランプ大統領は、結果的に世界中に希望、夢を与えていると思いますが世界、日本のメディアはこの事実を報道していません。

 

就任演説・肝!の部分(すぐ下に日本語訳があります。)

Today's ceremony, however, has very special meaning. Because today we are not merely transferring power from one administration to another, or from one party to another - but we are transferring power from Washington, D.C. and giving it back to you, the people.

For too long, a small group in our nation's capital has reaped the rewards of government while the people have borne the cost.

Washington flourished - but the people did not share in its wealth.

Politicians prospered - but the jobs left, and the factories closed.

The establishment protected itself, but not the citizens of our country.

Their victories have not been your victories; their triumphs have not been your triumphs; and while they celebrated in our nation's capital, there was little to celebrate for struggling families all across our land.

That all changes - starting right here, and right now, because this moment is your moment: it belongs to you.

It belongs to everyone gathered here today and everyone watching all across America.

This is your day. This is your celebration.

And this, the United States of America, is your country.

今日の祝典には、とても特別な意味があります。

何故なら、一つの政権から別の政権へ、または、一つの政党から別の政党へ、単なる政権交代をしているわけではありません。ワシントンD.C.から国民である皆さんへ、政権を取り戻したからです。

あまりにも長い間、ワシントンにいる一部の人達だけが、政府から利益や恩恵を受けてきました。

その代償を払ったのは国民です。

ワシントンは繁栄しましたが国民はその富を共有できませんでした。

政治家は潤いましたが、職は失われ、工場は閉鎖されました。

権力層は自分たちを守りましたが、アメリカ市民を守りませんでした。

彼らの勝利は、皆さんの勝利ではありませんでした。彼らは首都ワシントンで祝福しましたが、アメリカ全土で苦しんでいる家族への祝福は、ほとんどありませんでした。

すべての変革はこの場所から始まります。

今、ここで始まっているのです。なぜなら、この瞬間は皆さんの瞬間だからです。

皆さんのものです。

今日、ここに集まっている皆さん、アメリカ中でこれを見ている皆さんのものです。今日という日は、皆さんの1日なのです。

これは皆さんの式典です。そして、このアメリカ合衆国は、皆さんの国なのです。

 

私達は現在の米国は多くの米国民の民意の結果だと思いがちですが、主にFRB・民間企業(民間企業電話帳登載企業)、ニューヨーク・ウオール街で金融を支配しているアシュケナージ・ユダヤ人達が米国の権力者・支配者等でもあると言われています。以前はロックフェラー氏(筋金入りの社会主義者)が君臨していたと言われています。トランプ大統領はこの影の支配者等と戦っているとも言えると思いますし、これらから少しずつ権力の移譲が行われると思いまが、これからもメディアを使った反トランプ報道は徹底して続くでしょうし、米国の権力者・支配者等にとってトランプ大統領は絶対に許せないでしょう。

 米国のメディアは略(おおむね)彼らのものですし、今まで平気で改ざん、嘘の報道が散見されています。これらの事実は誰でも入手することが出来ます。トランプ大統領はツイッター等を多用していますが、大統領の発言が改ざんされることなく正しく伝えられます。大手メディアにとっては厄介のようです。

これらの延長線上にある日本のメディア・・・相変わらず利権を手放したくない反トランプ解説員のオン・パレードのようです。日本ではトランプ大統領の話題になると、よくTVによく出てくる人がいますが、この人をNHKでさえ出演拒否はできません。一部の解説者は公開資料と違う、根拠がない批判内容を報道しているのが散見されます。重箱の隅を突くような批判ばかりの記事、これらの報道は「安倍首相」に対しても同様です。

トランプ大統領就任で世界は少しずつ変わってきました。先ずは自国民の幸せを考えること等、正しい手順で権力を国民を取り戻すことは可能であると思うようになってきたように思います。多くの人達がこれらに対し、夢を持てるようになれば世界から戦争、紛争は少なくなるかも知れません。未来に対し夢が持てる国にすることは極めて大切だと思います。

  

トランプ大統領就任演説(最後に原英文があります。)

ジョン・ロバーツ連邦最高裁判所長官、カーター大統領、クリントン大統領、ブッシュ大統領、オバマ大統領、アメリカ国民の皆さん、そして、世界中の皆さん、ありがとうございます。

私たちアメリカ国民は今、素晴らしい国家的な努力に参加し、国を再建して、すべての人のために約束を果たします。私たちは共に、アメリカの、そして、世界の歩む道を決めるのです。これから歩む長い道です。私たちは課題に直面するでしょう。多くの困難にも直面するでしょう。しかし、その仕事をやり遂げます。

4ごとに、私たちはこうした道のりのために集まり、秩序だって速やかに政権を移行します。この政権移行を快く支えてくれたオバマ大統領とミシェル・オバマ大統領夫人に感謝します。素晴らしい人たちです。ありがとうございます。

本日の式典には、とても特別な意味があります。なぜなら、ひとつの政権から別の政権へ、または、ひとつの政党から別の政党へ、単なる政権交代をしているわけではなく、ワシントンD.Cら国民である皆さんへ、政権を取り戻しているからです。

あまりにも長い間、ワシントンにいる一部の人たちだけが、政府から利益や恩恵を受けてきました。その代償を払ったのは国民です。ワシントンは繁栄しましたが、国民はその富を共有できませんでした。政治家は潤いましたが、職は失われ、工場は閉鎖されました。権力層は自分たちを守りましたが、アメリカ市民を守りませんでした。彼らの勝利は、皆さんの勝利ではありませんでした。彼らは首都ワシントンで祝福しましたが、アメリカ全土で苦しんでいる家族への祝福は、ほとんどありませんでした。

すべての変革は、この場所から始まります。今、ここで始まっているのです。なぜなら、この瞬間は皆さんの瞬間だからです。皆さんのものです。今日、ここに集まっている皆さん、アメリカ中でこれを見ている皆さんのものです。今日という日は、皆さんの1日なのです。これは皆さんの式典です。そして、このアメリカ合衆国は、皆さんの国なのです。

本当に大切なことは、どの党が政権を握るかということではなく、政府が国民により統治されることです。2017年1月20日は、国民がこの国の治める日として、これからずっと記憶に刻まれるでしょう。この国の忘れ去られた人々は、もう忘れ去られることはありません。誰もが皆さんに耳を傾けています。何千万の人々が、歴史的な運動に参加しています。

今まで世界が見たことのない動きが起きています。この動向の中心にあるのは、とても強い信念です。それは、国は国民に奉仕するために存在しているということです。アメリカ国民は、子供たちのために素晴らしい学校を望んでいます。また、家族のために安全を、自分自身のために良い仕事を望んでいます。正しい人々、そして、正しい国民がそう望むのは正当で、当然のことです。

しかし、多くの市民には、異なる現実が存在しています。母親と子供は都市部で貧困に苦しみ、工場は錆びき、アメリカ中に墓石のごとく散らばっています。教育は高額で、若く輝かしい生徒たちは、知識を習得できていません。犯罪、ギャング、麻薬があまりにも多くの命を奪い、花開くことのない可能性をこの国から奪っています。

こうしたアメリカの殺戮は、今ここで終わります。今、ここでです。

私たちはひとつの国家であり、彼らの痛みは、私たちの痛みです。彼らの夢は、私たちの夢です。そして、彼らの成功は、私たちの成功です。私たちは、ひとつの心、ひとつの故郷、ひとつの輝きに満ちた運命を共有しています。今日、私がした就任の誓いは、すべてのアメリカ国民の忠誠の誓いです。

何十年もの間、私たちはアメリカの産業を犠牲にし、外国の産業を豊かにしてきました。他の国々の軍隊を援助してきました。一方で、アメリカの軍隊は、悲しくも枯渇しています。私たちは他の国の国境を守っていますが、自分たちの国境を守るのを拒んでいます。海外に数兆ドルを投資しましたが、アメリカのインフラは絶望に陥り、腐っています。他の国々を豊かにしましたが、自国の富、力、自信は、地平線のかなたへ消えて行きました。ひとつずつ、工場が閉鎖され、この国を去りました。数百万人のアメリカ人労働者が置き去りになることなど考えもしないで、そうしたのです。中間層の富が、その家庭から奪われ、世界中に再分配されました。

しかし、それは過去です。今、私たちは未来だけを見据えています。私たちは今日、ここに集まり、新しい決意を発し、すべての街、すべての外国の首都、すべての政権にそれを響かせます。今日、この日から始まります。新しいビジョンがアメリカを治めるでしょう。今日、この日から、アメリカ第一のみになります。アメリカ第一です。

貿易、税金、移民、外交についてのすべての決定は、アメリカの労働者と家族の利益のために下されます。他国の暴挙から国境を守らなければなりません。彼らは私たちの商品を生産し、私たちの会社を盗み、私たちの仕事を破壊しています。保護こそが偉大な繁栄と力に繋がるのです。

私は全力で皆さんのために戦います。決して失望させません。アメリカは再び勝利します。これまでにない勝利です。雇用を取り戻し、国境を回復し、富を取り戻し、そして、夢を取り戻します。このすばらしい国の隅々に新しい道路、橋、空港、トンネル、鉄道を建設します。生活保護を受けている人たちに仕事を与え、アメリカの労働者の手と力で国を再建します。

私たちは2つの単純なルールに従います。アメリカ製の商品を買い、アメリカ人を雇うことです。世界の国々と友好的な善意の関係を築きますが、すべての国には自国の利益を優先させる権利があることを理解した上で、そうします。私たちは自分たちの生き方をすべての人に押し付けることはしませんが、模範として輝やかせたいと思っています。私たちはすべての人が追随するような輝きを放つでしょう。私たちは古い同盟関係を強化し、新たなものを形づくります。イスラム過激派のテロに対し世界を結束させ、地球上から完全に根絶させます。

私たちの政治の基盤は、アメリカ合衆国への完全な忠誠心です。国への忠誠を通し、私たちはお互いへの忠誠を再発見するでしょう。愛国心に心を開けば、偏見など持たないはずです。聖書はこう教えています。神の民が一体となって暮らすのは、何と素晴らしく喜ばしいことでしょう、と。私たちは隠さずに思っていることを語り、相違について討論しますが、いつも団結を求めなければなりません。アメリカが団結すれば、誰もアメリカを止めることはできません。

恐れることはありません。私たちは守られています。そして、私たちはこの先も守られるでしょう。私たちは軍や法執行機関の素晴らしい人たちに守られるています。そして、最も大切なのは、神により守られていることです。

最後に、私たちは大きく考え、さらに大きな夢をみなければなりません。アメリカで、私たちは分かっていると思うのですが、国家は、努力してこそ存続するのです。口ばかりで行動が伴わない政治家をこれ以上受け入れることはできません。彼らは文句ばかり言って、何もしていません。意味のないお喋りは終わりを迎える時です。今、行動の時が来ています。それはできない、と言うのはやめましょう。どんな課題も、心を開き、戦い、アメリカの精神を持てば、乗り越えられます。失敗することはありません。私たちの国は再び繁栄し、栄えるでしょう。

私たちは、新しい時代の誕生に立ち会っています。宇宙の神秘を解き明かし、地球上から病気の苦しみを失くし、未来の産業とテクノロジーを利用する準備をしています。新しいアメリカの誇りは、私たちの魂を揺さぶり、視野を高め、分断を埋めるでしょう。今こそ、思い出す時です。兵士が永遠に心に刻む知恵です。黒い肌、褐色の肌、白い肌、誰であろうと、同じ愛国心の赤い血が流れています。私たちは同じ輝かしい自由を享受しています。みんな同じ偉大な星条旗に忠誠を誓っているのです。子供がデトロイトの都市部で生まれようと、ネブラスカの風の吹く平原で生まれようと、同じ夜空を見上げ、同じ夢を心に抱き、同じ全知全能の創造主によって生命の息吹が吹き込まれます。

ですから、アメリカ国民の皆さん、すべての街に住んでいる市民の皆さん、それが近くても、遠くても、小さくても、大きくても、山から山まで、海から海まで、この言葉を聞いてください。皆さんは再び無視されることは決してありません。皆さんの声、希望、夢が、アメリカの歩む道を決めるのです。そして、皆さんの勇気、善意、愛が、その道を永遠に照らすのです。

一致団結して、私たちはアメリカを再び強い国にします。アメリカを再び富める国にします。アメリカを再び誇り高い国にします。アメリカを再び安全な国にします。そうです。ともに力を合わせ、アメリカを再び偉大な国にします。ありがとうございます。皆さんに神の祝福がありますように。そして、アメリカに神の祝福がありますように。ありがとうございます。アメリカに神の祝福あれ。

原文

Chief Justice Roberts, President Carter, President Clinton, President Bush, President Obama, fellow Americans, and people of the world: Thank you.

We, the citizens of America, are now joined in a great national effort to rebuild our country and to restore its promise for all of our people.

Together, we will determine the course of America, and the world, for many, many years to come.

We will face challenges. We will confront hardships. But we will get the job done.

Every four years, we gather on these steps to carry out the orderly and peaceful transfer of power, and we are grateful to President Obama and First Lady Michelle Obama for their gracious aid throughout this transition. They have been magnificent.

Today's ceremony, however, has very special meaning. Because today we are not merely transferring power from one administration to another, or from one party to another - but we are transferring power from Washington, D.C. and giving it back to you, the people.

For too long, a small group in our nation's capital has reaped the rewards of government while the people have borne the cost.

Washington flourished - but the people did not share in its wealth.

Politicians prospered - but the jobs left, and the factories closed.

The establishment protected itself, but not the citizens of our country.

Their victories have not been your victories; their triumphs have not been your triumphs; and while they celebrated in our nation's capital, there was little to celebrate for struggling families all across our land.

That all changes - starting right here, and right now, because this moment is your moment: it belongs to you.

It belongs to everyone gathered here today and everyone watching all across America.

This is your day. This is your celebration.

And this, the United States of America, is your country.

What truly matters is not which party controls our government, but whether our government is controlled by the people.

January 20th, 2017, will be remembered as the day the people became the rulers of this nation again.

The forgotten men and women of our country will be forgotten no longer.

Everyone is listening to you now.

You came by the tens of millions to become part of a historic movement the likes of which the world has never seen before.

At the centre of this movement is a crucial conviction: that a nation exists to serve its citizens.

Americans want great schools for their children, safe neighbourhoods for their families, and good jobs for themselves.

These are the just and reasonable demands of righteous people and a righteous public.

But for too many of our citizens, a different reality exists: Mothers and children trapped in poverty in our inner cities; rusted-out factories scattered like tombstones across the landscape of our nation; an education system, flush with cash, but which leaves our young and beautiful students deprived of all knowledge; and the crime and the gangs and the drugs that have stolen too many lives and robbed our country of so much unrealised potential.

This American carnage stops right here and stops right now.

We are one nation - and their pain is our pain. Their dreams are our dreams; and their success will be our success. We share one heart, one home, and one glorious destiny.

The oath of office I take today is an oath of allegiance to all Americans.

For many decades, we've enriched foreign industry at the expense of American industry;

Subsidised the armies of other countries while allowing for the very sad depletion of our military;

We've defended other nations' borders while refusing to defend our own;

And spent trillions and trillions of dollars overseas while America's infrastructure has fallen into disrepair and decay.

We've made other countries rich while the wealth, strength, and confidence of our country has dissipated over the horizon.

One by one, the factories shuttered and left our shores, with not even a thought about the millions and millions of American workers that were left behind.

The wealth of our middle class has been ripped from their homes and then redistributed all across the world.

But that is the past. And now we are looking only to the future.

We assembled here today are issuing a new decree to be heard in every city, in every foreign capital, and in every hall of power.

From this day forward, a new vision will govern our land.

From this day forward, it's going to be only America First, America First.

Every decision on trade, on taxes, on immigration, on foreign affairs, will be made to benefit American workers and American families.

We must protect our borders from the ravages of other countries making our products, stealing our companies, and destroying our jobs. Protection will lead to great prosperity and strength.

I will fight for you with every breath in my body - and I will never, ever let you down.

America will start winning again, winning like never before.

We will bring back our jobs. We will bring back our borders. We will bring back our wealth. And we will bring back our dreams.

We will build new roads, and highways, and bridges, and airports, and tunnels, and railways all across our wonderful nation.

We will get our people off of welfare and back to work - rebuilding our country with American hands and American labour.

We will follow two simple rules: Buy American and hire American.

We will seek friendship and goodwill with the nations of the world - but we do so with the understanding that it is the right of all nations to put their own interests first.

We do not seek to impose our way of life on anyone, but rather to let it shine as an example - we will shine - for everyone to follow.

We will reinforce old alliances and form new ones - and unite the civilised world against radical Islamic terrorism, which we will eradicate completely from the face of the Earth.

At the bedrock of our politics will be a total allegiance to the United States of America, and through our loyalty to our country, we will rediscover our loyalty to each other.

When you open your heart to patriotism, there is no room for prejudice.

The Bible tells us: "How good and pleasant it is when God's people live together in unity."

We must speak our minds openly, debate our disagreements honestly, but always pursue solidarity.

When America is united, America is totally unstoppable.

There should be no fear - we are protected, and we will always be protected.

We will be protected by the great men and women of our military and law enforcement and, most importantly, we will be protected by God.

Finally, we must think big and dream even bigger.

In America, we understand that a nation is only living as long as it is striving.

We will no longer accept politicians who are all talk and no action - constantly complaining but never doing anything about it.

The time for empty talk is over.

Now arrives the hour of action.

Do not allow anyone to tell you that it cannot be done. No challenge can match the heart and fight and spirit of America.

We will not fail. Our country will thrive and prosper again.

We stand at the birth of a new millennium, ready to unlock the mysteries of space, to free the Earth from the miseries of disease, and to harness the energies, industries and technologies of tomorrow.

A new national pride will stir our souls, lift our sights, and heal our divisions.

It is time to remember that old wisdom our soldiers will never forget: that whether we are black or brown or white, we all bleed the same red blood of patriots, we all enjoy the same glorious freedoms, and we all salute the same great American Flag.

And whether a child is born in the urban sprawl of Detroit or the windswept plains of Nebraska, they look up at the same night sky, they fill their heart with the same dreams, and they are infused with the breath of life by the same almighty Creator.

So to all Americans, in every city near and far, small and large, from mountain to mountain, and from ocean to ocean, hear these words:

You will never be ignored again.

Your voice, your hopes, and your dreams, will define our American destiny.

And your courage and goodness and love will forever guide us along the way.

Together, we will make America strong again.

We will make America wealthy again.

We will make America proud again.

We will make America safe again.

And, yes, together, we will make America great again.

Thank you, God bless you, and God bless America. Thank you. God bless America.

 


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刀伊(とい)の入寇(にゅうこう)に戦った人達

2018-11-01 19:26:18 | 日記

以下文は主にウィキペディア、九州大学附属図書館に勤務(図書館学習サポーター/図書館TA・Cuter)されていた岩波 俊彦氏等の資料を参考にしています。

 

元寇(文永の役・1274年、弘安の役・1281年)の以前、後日本への侵攻、略奪、襲撃等はあったかを調べると刀伊の入寇(外国から攻め入ってくること。)「といのにゅうこう」と言う事実があります。これらの国難等にも名も無き多くの武士達等が対処しています。これらの国難等に立ち向かった人達の日本への思い、大和心、本居宣長が記しているように日本人とはを表現すれば、山桜(やまざくら)、本当によく表現したものだと思います。

寛仁3年(1019年)に、女真族(満洲民族)の一派とみられる集団を主体にした族が壱岐・対馬を襲い、更に筑前に侵攻した事案を刀伊の入寇(といのにゅうこう)と言われています。これらの国難等に対し、日本武士等の活躍もありましたが、多くの武士、一般人が殺害・虐殺、拉致の犠牲になっています。

この事件に関しては、小右記(平安時代の公卿藤原実資の日記、小右記とは小野宮右大臣の日記という意味で全61巻、漢文で書かれています。)、朝野群載(平安時代の詩文・宣旨・官符・書札等各種文書を分類して算博士・三善為康が編纂したもの。)等に詳しく書かれていますが、朝鮮の史書・高麗史等には記載がありません。

日本は9世紀~11世紀にかけて記録に残るだけでも新羅や高麗などの外国の賊等による襲撃・略奪を数十回受けており、特に酷い被害を被ったのが筑前・筑後・肥前・肥後・薩摩の九州沿岸であったと言われていますが、学校で元寇以外のこれらの事実を学ぶことは無いようです。

刀伊に連行された対馬判官・長嶺諸近は賊の隙を伺い、脱出後に連れ去られた家族の安否を心配してひそかに高麗に渡り情報を得たと言われています。長嶺諸近が聞いたところでは、高麗は刀伊と戦い撃退したこと、また日本人捕虜300人を救出したこと、しかし長嶺諸近の家族の多くは殺害されていたこと、侵攻の主体は高麗ではなく刀伊であったことなどの情報を得たようです。

刀伊の入寇の主力は女真族であったと考えられています。女真族とは金王朝(1115年)、後の17世紀には満洲族として後金を経て清を建国した民族です。

寛仁3年3月27日、刀伊は賊船約50隻(約3000人)の船団を組んで突如として対馬に来襲、島の各地で殺人や放火を繰り返しています。この時、国司の対馬守・遠晴は島からの脱出に成功し大宰府に逃れています。

賊徒は続いて壱岐を襲撃、老人・子供を殺害、壮年の男女を船にさらい、人家を焼いて牛馬家畜を食い荒らしています。賊徒来襲の急報を聞いた、国司の壱岐守・藤原理忠は、ただちに147人の兵を率いて賊徒の征伐に向かい奮闘しますが、3000人という大集団には敵わず玉砕しています。

藤原理忠の軍を打ち破った賊徒は次に壱岐嶋分寺を焼こうとしましたが、これに対し、嶋分寺側は、常(島内の寺の総括責任者)の指揮の元、僧侶や地元住民たちが抵抗、応戦しています。そして賊徒を3度まで撃退しますが、その後も続いた賊徒の猛攻に耐えきれず、常覚は1人で島を脱出し、事の次第を大宰府に報告へと向かっています。その後寺に残った僧侶たちは全滅してしまい嶋分寺は陥落、嶋分寺は全焼しています。 

その後、刀伊勢は筑前国怡土郡、志麻郡、早良郡を襲い、さらに博多を攻撃しようとしたが、最初の襲撃の後を襲った荒天の間に形勢を立て直した大宰権帥藤原隆家により撃退されています。博多上陸に失敗した刀伊勢は4月13日に肥前国松浦郡を襲ったが、源知(松浦党の祖)に撃退され対馬を再襲撃した後に朝鮮半島へ撤退しています。

藤原隆家らに撃退された刀伊の賊船一団は高麗沿岸にて同様の行為を行っています。

小右記には、長嶺諸近と一緒に帰国した女10名のうち、内蔵石女(女性:くらのいわめ)と多治比阿古見(たじひのあこみ)が大宰府に提出した報告書の内容が記されており、それによると高麗沿岸では、毎日未明に上陸して略奪し、男女を捕らえて、強壮者を残して老衰者を打ち殺し海に投じたと記されています。しかし賊は高麗の水軍に撃退され、このとき、拉致された日本人約300人が高麗に保護され、日本に送還されています。

これらの虜囚・内蔵石女と多治比阿古見は、高麗軍が刀伊の賊船を襲撃した時、賊によって海に放り込まれ高麗軍に救助されています。金海府では白布の衣服を支給され、銀器で食事を給されるなど、手厚くもてなされて帰国しています。しかし、こうした厚遇も、却って日本側に警戒心を抱かせることとなったようです。小右記では、刀伊の攻撃は、高麗の所為ではないと判ったとしても、新羅は元敵国であり、国号を改めたと雖もなお野心の残っている疑いは残る。たとえ捕虜を送って来てくれたとしても、悦びと為すべきではない。勝戦の勢いを、便を通ずる好機と偽り、渡航禁止の制が崩れるかも知れないと、無書無牒による渡航を戒める大宰府の報告書を引用しています。

当時、日本は宋との関係が良好になっていたため、外国の脅威をあまり感じなくなっていたようです。日本と契丹(遼)はのちのちまでほとんど交流がなく、密航者は厳しく罰せられています。

有名な対馬銀山(674年、最初に天皇に献上、以降13世紀まで日本唯一の銀山)も焼損、被害は対馬で殺害されたものは36人、連行されたもの346人(男102人、女・子供244人)です。またこの時連行された人の内、270人ほどは高麗に救助され対馬に帰還しています。

壱岐では壱岐守・藤原理忠も殺害、島民の男44人、僧侶16人、子供29人、女59人の、合計148人が虐殺されました。更に女性は239人が連行され、壱岐に残った民は、諸司9人、郡司7人、百姓19人の計35人です。この被害は壱岐全体でなく、壱岐国衙付近の被害とみられています。

記録されただけでも殺害された者365名、拉致された者1289名、牛馬380匹、家屋45棟以上。女子供の被害が目立ち、壱岐島では残りとどまった住民が35名に過ぎなかったと言われています。

藤原隆家は中関白家出身の公卿であり、眼病治療のために大宰権帥を拝命して大宰府に出向していました。専門の武官ではなかったが、撃退の総指揮官として活躍したことで武名を挙げることとなりました。

九州武士団および、東国から派遣された武士団のうち、討伐に活躍したと記録に見える主な者として、大蔵種材・光弘、藤原明範・助高・友近・致孝、平致行(致光?)、平為賢(為方・大掾為賢)・為忠(為宗)、財部弘近・弘延、紀重方、文屋恵光(忠光)、多治久明、源知、僧常覚らがいるが、寄せ集めに近いものであったといわれています。

源知はのちの松浦党の先祖の1人とみられ、その地で賊を討って最終的に逃亡させる活躍をしています。

歴史が示す通り、古来から世界は良い人、良い国ばかりではないようです。日本は幾多の国難を受けていますが他国の侵略を許さず、武士をはじめ多くの人達は命をかけて守っています。この事実は隣国と比べると一目りょう然です。世界の国々の歴史と日本の歴史の大きな違いの一つだと思います。歴史上世界では多くの国、民族が消えています。過去の歴史から学ぶべきことは多々あり、素直に歴史をかえり見ることは大切だと思います。


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国を迷わし、国をも衰退させている生きた見本

2018-11-01 15:41:37 | 日韓

以下文は素人が思う、昨今の日韓問題・・・現代・近代世界でこんなことが起きている事実、世界の国々は呆れているようです。私達、多くの日本人はストレスが溜まる一方です。

ウィキペディア、AbemaTV/AbemaPrime、Chosun Online(10月31日)、朝鮮日報、毎日新聞(10月31日)等々を参考にしていますが、素人が選んだ参考文です。

先ず、徴用工とは?

第2次大戦中(1944~1945年)、日本統治下の朝鮮半島から強制的に徴用され北海道や樺太、九州の炭鉱などに動員された労働者のことで戦後、多くの徴用者が朝鮮半島に帰還したと言われています。

当時の労務動員方法は募集、官あっせん(両者の間がうまくいくように官がとりもつこと。)、徴用(戦時などの非常時に、国家が国民を強制的に動員して、一定の仕事に就かせること。)の3つの方法があり、国家総動員法に基づいているようです。少し詳しく記すと朝鮮半島での戦時労働動員は1939~41年は民間企業による「募集」、1942~44年9月は、朝鮮総督府による「官斡旋」、1944年9月~1945年3月は国民徴収令による徴用です。今回の原告4人はいずれも募集に応じた人のようです。判決は損害賠償ではなく、慰謝料の支払いのようです。慰謝料は精神的苦痛に対する支払い?・・・益々不思議な支離滅裂にも思える判決のように思います。

 

1965年に結ばれた日韓基本条約に伴う請求権協定では、日本が韓国に経済支援を実施することで両国の財産や請求権問題について、完全かつ最終的に解決されたと明記されています。

徴用工については、協定の合意議事録で補償金の支払いなどに関し、いかなる主張もなしえないと確認しています。日韓両政府は、請求権問題は解決済みとの立場をとってきました。

昨今、朝鮮日報は4面で、国交正常化の軸となる請求権協定に動揺との見出しで、日韓協定締結時の個人請求権を巡る交渉記録を整理・・・

日本から提供された5億ドルを管理する当時の経済企画院長官が、国家の資格で補償金を受けたので個人には国内で処理すると国会答弁していた事実を紹介しています。

 

元駐韓大使・武藤正敏氏談

私が大使離任前に、韓国大統領や大臣に、日本は日韓の歴史をもっと知るべきですが、一方の韓国は戦後、日本の韓国に対する歴史を隠蔽しています。

それは感謝をしろということではなく、歴史を知ることによってもっと素直な気持ちで日韓関係を見ることが出来ます。その方が有益だと言いました。現在、韓国はそれと逆のことをしていると思います。

慰安婦財団の解散も含め、両国間の合意を反故にすることを度々やられると政府間同士の信頼関係に関わります。

日韓の関係をマネージしようとすれば、こんな判決を出すような韓国側の体制では不利益が出るということを分からせることです。

過去、そもそも日本政府は交渉の過程において、個人に対する補償も検討していました。しかし経済開発の必要に迫られていた韓国政府の要請を受け入れ、一括で韓国政府に支払うことにし協定ができました。だから徴用工の問題もその無償資金協力3億ドルの中に入っていて、韓国政府が補償しなければならないものでした。しかし結局渡されたのは微々たる金額だったし、忘れ去られた人々“という意識があると思うと述べています。

 

私達は韓国大法院(最高裁)判断は、全ての裁判官13人が一致して日本企業の賠償責任判決になったと思いがちですが、2名の裁判官は否定的な判断をしています。

韓国大法院(最高裁判所)の全員合議体(13人全員で審理する場合の大法院における法廷)は10月30日、日本で強制徴用された被害者に対する日本企業の賠償責任を最終的に認めました。

大法官(最高裁判事)13人のうち11人がこうした結論に同意しましたが、権純一(クォン・スンイル)大法官とチョ・ジェヨン大法官は、日本企業に損害賠償を請求することはできないという反対意見を出して目を引いています。
この2人の大法官は、梁承泰(ヤン・スンテ)元大法院長(最高裁長官)が大法官候補者として任命提請(任命を請求)したという共通点があります。ただし梁承泰・元大法院長が任命提請したチョ・ヒデ大法官ら、前政権で任命された一部の大法官は多数意見側に立ったようです。

今回の判決では、大法官個人の「理念や性向」よりも「国際条約の解釈のし方」によって意見が分かれたようです。

権純一大法官は、朴槿恵(パク・クネ)政権時代の2014年9月に任命されています。大法院先任・主席裁判研究官、裁判所行政処企画調整室長・次長など、裁判所の要職を経たエリート判事と評価されています。昨年12月からは中央選挙管理委員会委員長も務めています。

チョ・ジェヨン大法官はソウル・徳寿商業高校を卒業して家族を支えるため銀行に就職後、夜間大学に通って司法試験に首席合格したという日本ではないような経歴の持ち主です。

このような能力ある優秀な人を登用する凄い韓国の一面があります。日本では夜間大学出身者が裁判官のトップグループになることは有り得ないでしょう。チョ・ジェヨン大法官は、自分の信念に基づき日韓の未来を考えた逸材とも言える人材だと思います。どうしてこのような、素晴らしい韓国の社会システムを秘めているのに、昨今の反日のオンパレード・・・何故が常に付きまといます。

 

弁護士として開業前、13年間裁判官を務め、時局事件で自らの所信に基づく判決を下しています。1987年には操業中に北朝鮮に拉致され韓国に戻った後にスパイ容疑で裁判にかけられた漁師に対し、証拠不十分で無罪を言い渡しています。

チョ・ジェヨン大法官は昨年6月、パク・チョンファ大法官と共に文在寅(ムン・ジェイン)政権で初の大法官となりました。
この2人の大法官は、1965年に締結された韓日請求権協定の対象に強制徴用被害者の損害賠償請求権も含まれていると見なしています。これにより、強制徴用被害者が日本企業に損害賠償を請求する権利は制限されると解釈されています。

2人の大法官は、請求権協定が大韓民国の国民と日本国民の相手国およびその国民の請求権まで対象としているのは明らかです。

請求権協定で規定された、完全かつ最終的に解決されたこととなるという文言は、韓日両国はもちろん、国民もこれ以上の請求権を行使できなくなったという意味だと見るべきだと述べています。
その上で、請求権協定が憲法や国際法に違反しており、無効だと見るのでなければ、その内容の良しあしに関係なく、文言と内容に応じて守らなければなりません。

国は、請求権協定により個人の請求権を行使できなくなって被害を受けた国民に対し、公正な補償をしなければならないと述べています。

 

昨今の韓国からの訪日者は去年は700万人・・・今年は中国からの訪日者を超えるかも知れません。

多くの韓国人は基本的には、日本のことが嫌いではないし反日でもありません。しかし日本に対して優しいことを言うと親日と批判されてしまうし、厳しい意見の人の力が大きく、誰も逆らえません、儒教が追い打ちをかけている面もあると思います。

対し、可笑しいと言えるのは大統領だけ、それなのに文大統領はこの問題は司法の判断に委ねると言ってきましたが・・・過去、行政府として、日本が個人補償も考えていたが韓国が断ったという経緯、韓国政府として企業に対する請求権はないと言ってきた経緯を説明し、尊重してくれと言うべきではなかったのか・・・それを言わないのは、歴史の見直しを標榜しているからでしょう。

2005年当時の盧武鉉大統領は、文在寅大統領の兄貴分、当時、文氏も加わった再度検証の結果、個人の請求権を日本企業に求めることはできないという結論に達していました。

しかし、二人は歴史の見直しをしきりに主張し、朴正煕大統領の政権下で行われたことに対する見直しを訴える立場の人です。

 

基本条約に伴う請求権協定では、日本が韓国に経済支援を実施することで両国の財産や請求権問題について、完全かつ最終的に解決されたと明記されています。

徴用工については、協定の合意議事録で補償金の支払いなどに関し、いかなる主張もなしえないと確認しています。日韓両政府は、請求権問題は解決済みとの立場をとってきました。

韓国の盧武鉉(ノムヒョン)政権は2005年、徴用工の被害者補償問題は請求権協定に基づいて日本が拠出した3億ドルに「解決金」の趣旨で含まれていたと結論付けている。元徴用工への補償は韓国が行ってきました。

現代を基準とした場合、当時の日本の朝鮮半島策は両国にとって有益であったことは間違いないようです。何故なら、弱肉強食を標榜する欧米白人国の対アジア策を見た場合、当時の日本の判断は間違っていなかったと言えると思います。

 

益々、近くて遠い国になってきたような韓国、一国のトップのリーダーシップが国を迷わし、国をも衰退させていると言う、生きた見本となってしまったように思います。

戦後の日韓の対立で、一番益を受けてきたのは誰でしょうか・・・対立の問題の本質は日韓でないことは極めて明白です!特に韓国の方はこの問題の本質に気がつくべきです!多くの公開文書等々で元・両朴大統領は対立の本質を理解されていたようですし、現安倍政権は熟知しているでしょう。

多くの日本人にストレスとならないよう安倍政権は現状のような毅然とした態度で、今後も対応してもらいたいものです。

日韓を記した雑誌等々を読めば、韓国人の中にも日韓基本条約が結ばれており、未来志向が極めて大切で、日本との友好・協力は韓国が国際社会で生きていく上でも極めて重要であると言う方も多くいるのは間違いないようです。

 


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