極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

I am grateful that I can freely write my daily thoughts

お正月のお勧め本!吉松 育美著、「Making 世界一」

2015-12-30 10:44:56 | 日本社会
元ミス・インターナショナル吉松育美さんが著している、「Making・世界一」と言う本を皆さんご存知でしょうか?妻が買っていたので、こっそり?読んでみました・・・世界一への道のり、生き様、努力の方法等々一端を知ることが出来、特に若い方々には興味ある内容で、夢を持つことの大切さを再認識できます。お正月の読書本に是非お勧めです!

吉松育美さんは佐賀県鳥栖市出身で、鳥栖高校時代には、佐賀県高校総体100メートルハードルで優勝するなど活躍しています。2012年にはフルマラソンにも挑戦しています。

父親の幸宏さんもモスクワ五輪(日本不参加)の陸上代表選手という経歴を持ち、スポーツ一家でもあります。ミス・インターナショナル優勝後の鳥栖市内でのパレードには、人口7万程度の市ですが1万6千人の方が駆けつけ優勝を祝っています。

ご承知のように吉松育美さんは、本当に信じられないような理不尽な多難な時期がありましたが、屈することなく自分の道を歩かれたことは、多くの女性の道しるべとなったと言えると思います。
これらの事実は、我々日本人ばかりでなく、世界にも大きな衝撃を与えたのは間違いない事実で、これらの事実に対する反応をプログ等で見ることが出来ますが、先進国日本での出来事に驚いてる方が多いようです。ちゃんと良識は日本、世界で間違いなく生きています。
以後、吉松育美さんは、輝きを失うことなく、自分の信じた道を歩いておられ、我々男性も彼女の生き様が参考になります。本当に素晴らしい生き方です。

Making・世界一
吉松育美 著
価格1,400円
2013年10月発売

この本は、2012年10月、日本人初のミスインターナショナルグランプリを獲得、世界で最も知的で美しい女性に選ばれた吉松育美さんの随筆集です。
何故、世界一を目指したのか?
何故、世界一の美女になれたのか?
ミスインターナショナルとは、どんななコンテストなのか?
過酷な幼少時代から世界一になるまでのトレーニングのすべて、25年間のドラマチックな歩みが初めて明かされています。
過去50年間、日本人が全く及ばなかった世界の女性を相手に、吉松育美さんはなぜ勝てたのか?彼女の戦術を公開、日本人が世界で通用する女性になるための様々な課題と、克服していく過程が描かれています。
1番だけ!2番、3番も予選落ちです。夢、夢をかなえる。
不可能を可能に、次の世界一の扉は、あなた達に開かれています。

吉松 育美さんの簡単な自己紹介・・・
1987年、佐賀県、鳥栖市生まれ。
2012年10月、日本人初のミス・インターナショナルグランプリ獲得し、世界で最も知的で美しい女性
オリンピック招致決起会、特別ゲストスピーチ (オリンピック招致アドバイザー)、東京マラソン、エキスポ開会式、特別ゲスト&スターター、内閣府「少子化危機突破タスクフォース」最年少委員
第2期のオバマ大統領就任式に招待、ケリー国務長官とも対談
学生外交グローバルネットワークを主催し、日本の学校と海外の学校をネットで結んだ国際交流授業も展開
スポーツや教育方面についての女性のオピニオンリーダーとして活躍
2013年10月、ハリウッドで写真展を開催
現在は鳥栖市名誉市民でもあります。

    Making・世界一の内容
1章、スターの父と教育者の母  My parents
2章、小さい頃の私。 My Childhood Memories
3章、父と陸上と日の丸  My Father / Track & Field / Representing Japan
4章、ランニングから学んだこと。 What I learned from Running.
5章、ミスコンテストとの出会い。  Discovering The World of Beauty Pageants
6章、海外での経験 日本人から国際人になるために。
 Experience from abroad to become an Internationalized Japanese
7章、挫折を乗り越えミスJAPANに…Overcoming failure to become Miss Japan
8章、世界一を戦略的に目指す!(トレーニング編)
Strategy and Training to become #1 in the world.
Side Chapter 私の英語勉強法(英語ビギナーのために)How to study English
9章、世界一を戦略的に目指す!(衣装デザイン編)
The importance of strategical design
10章、ミスインターナショナル2012世界大会

お正月の、超お勧めの本です。是非一読を!


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支配される、ドイツ国内の真のドイツ人

2015-12-28 16:54:06 | 二次大戦ドイツ

以下の文は「フィクション」とします。

過去(Saturday, June 6, 2015 8)、Before its news英文の記事内容です。このサイトは、過去7億3千万以上のアクセスを有するサイトで、多くの事実のみを記載してるようです。86才、ドイツ人の彼女(HAVERBECKさん)のホロコースト(大虐殺)疑問発言、ドイツ、ヨーロッパでは理不尽にも大きな自己犠牲を伴います。
86才の高齢です、穏やかな人生を終わることが出来たはずです、何故そこまでしても真実を求めたのか、ドイツ人としての誇り、尊厳、秘書ユング女史同様に、世界に真実を訴えたかったと思います。アンネの日記同様、一説ではこれらに疑問を持つことは世界のタブーと言われております。
ドイツは敗戦国であり、一説では現在も完全に・・・・支配されていると言われています。一例として・・・・が起業したらドイツ国内では無税です、この例はほんの一例で、司法、行政等々は・・・・により支配、敗戦国の辛さ、惨めさを、過去シュナイダー首相も、それとなく間接的に文献等で述べています。
戦後、これらの歴史の事実に対して、絶対に疑問を持つことさえ出来ない理不尽さ、調べられたら困る何かがあるのか、嘘であるからと思われても致し方ないでしょう。先の大戦、後のドイツを悪事の国に徹底的に仕立てあげたのは「タルムード」信奉するアシュケナージ・ユダヤ人のみです。

戦後ナチスの虐殺に関する欧米書籍等の極一部では、ドイツの終戦直後、連合国側はドイツ国内でナチス退治を行いましたが、収容所勤務等のドイツ軍人等は敗者となり、無罪にも関わらず処刑を恐れ、虐殺に加担したことが記載された連合軍側書類にサインをしました。サインをすれば刑の免除等、サインを強要されました。その結果、無罪を信じた軍人達は嵌(はめ)められました。虐殺の罪で無罪の多くの軍人が処刑されました。
後世、この強要されてサインした虐殺加担書類等はドイツの虐殺の事実となり、一部が一人歩きし、虐殺の証拠とされていると言われています。

Before its newsはドイツ・テレビBでのHAVERBECKさんの発言の事実を報道しています。彼女はナチスでも何でも無く、これまで当局が発表した情報に疑問を投げかけているだけです。

概約で要点の翻訳です、誤訳があると思いますが、参考程度に。

86才のドイツ女性、HAVERBECKさんは虐殺(ホロコースト)の歴史の事実が自分の考えと明らかに違う為、しかるべき機関等で調べたい・・・・彼女はナチスでは有りません!唯真実を知りたい、ドイツ等の機関等々に問題を提示しましたが何も返答を得ていません。
今年、3月に彼女は直接ホロコーストに疑問を呈するために、ドイツの全国テレビ、ドイツ・テレビBに出演、疑問を述べました。以後、彼女の自宅は即、ドイツ警察等によって家宅捜索、取調べを受けました。
彼女は、この件に問題があると判断されると、懲役5年を科せられる可能性があります。86才の彼女にとって高齢でもあり、この懲役は死刑宣告を意味すると思います。彼女はナチスでも何でもありません!唯、歴史の真実を知りたいだけです!86才の彼女、Haverbeckさんは、ホロコースト(大虐殺)に疑問を呈した為、ヨーロッパ等で迫害に直面し、更に思想犯リストに加えられました。

何故、政府はこれらの事実の彼女の主張を、覆すことができないか?専政的な独裁国家とでも言えるヨーロッパ等は・・・人々が虐殺(ホロコースト)に疑問を呈したとして、彼らは、速やかに逮捕しなければなりません。

アウシュヴィッツという題名の新しいYouTubeビデオの中で、Haverbeckさんによって明らかにされる、メディアの嘘、真実・・・
ドイツのサクソニー・アーンハールト州で公式に意見を述べています、アウシュヴィッツが大虐殺(ホロコースト)の犯罪の現場となっています。

アウシュヴィッツは歴史で最も邪悪な犯罪の現場とは、如何しても考えられませんと言っています。600万人のユダヤ人殺害の容疑がかかっている殺人の問題・・・何処で、この犯罪が起こりましたか?ドイツ人の犯罪の現場はどこにありますか?これは、600万の虐殺の大きな問題です。

5年間にわたって、Haverbeckさんは言い続けています。如何してアウシュヴィッツなのか?、犯罪の現場を確認するために、私は文書、裁判官を含むいろいろなドイツ当局、弁護士、ドイツのユダヤ人の組織など、いろいろなドイツの担当者等に質問しました・・・それからどこで、それは起こりましたか?当局はそれが起こった所で証明しなければなりません。
彼らは十分な時間、より多くのものを持っていましたが、そうしなかった理由を知っています・・・論点を巧みに避けました、彼らは答えることができませんでした。彼らから正しい答えを受け取らないならば、私は600万人のユダヤ人の虐殺に関して公式に立証する証拠がないと結論しなければなりません。


ドイツ人でカナダのアーティストとして活動家のエルンスト・ズンデルさんは、大虐殺否定のために、自身の迫害にも直面しました。
エルンスト・ズンデルさんの元弁護士は、ミュンヘン法廷で大虐殺否定に関し、それによって人種的な憎悪を刺激、専政的なBRD法のもと今日有罪判決を下されました。彼女は、仮釈放の可能性のない懲役20ヵ月を宣告されました。
このケースは彼女が、言論の自由について話した2012年スイスでのAZKで彼女のプレゼンテーションから生じています。§130(法廷手順)の下で、彼女に対しこれらの言葉、証拠等々を禁止しました。

ゲルマール・ルードルフ氏(大虐殺否定論者)は大虐殺の拒みを修正することが必要でした。数多くの学者、素人の人々は、何かがエリ・ウィーゼル(収容所生き残りポーランド人)と現在のホロコーストはおかしいのを明らかにしています。ゲルマール・ルードルフ氏は、単に彼らが何をすでに疑うかについて確認しています。特にアウシュヴィッツ、集団墓所の物的な証拠の構造物等は化学痕跡を残していません。

彼らは歴史の事実が大きく修正されるのを見てきました、それが特にパレスチナ人を虐げ、中東で終りのない戦争を促進するのに用いられてきました。
ユダヤ人は第3帝国の間、苦しみました。ガス室によるヨーロッパのユダヤ人の虐殺は計画的であったとしています。そして、600万すべてがホロコーストを特別でなく、神聖でもあるように利用され続けています。我々に対し、崇拝を命じる驚くべき力で強制しています。新しい、非宗教的な宗教に直面します。その無原罪懐胎説・・・キリストの磔と復活によるキリスト教のように、虐殺(ホロコースト)は神聖な要素の鍵となっています。根絶、ガス室・・・神聖な600万のユダヤ人、シオン主義者、他の人達の多くが今も崇拝しています。

原文
This 86 year old German lady looks pretty harmless. But apparently she presents a grave danger to the corrupt establishment in Germany and all of Europe. Back in March she appeared on German national TV to directly challenge the Holocaust – a first for post WWII Orwellian Europe. Her house was just raided and ransacked by German police. She will face five years in prison if convicted – a likely death sentence for an 86 year old woman. Here is the source (in German): Here is the video that sparked so much controversy:
Ms. Haverbeck joins a growing list of thought criminals who face persecution in Europe for “Holocaust Denial.” If Haverbeck is wrong, why doesn’t the government simply refute her claims with facts? Only a tyrannical dictatorship has to arrest people for challenging a piece of history.
In a new YouTube video entitled ‘Auschwitz – Media lies or the truth at last?’ (below) produced by Lady Michelle Renouf, Frau Ursula Haverbeck, speaking publicly at a conference in the German State of Saxony-Anhalt, has declared a victory for Germans in “dispensing with Auschwitz as the ‘scene of the crime’ of the holocaust.” She said “According to official statements, Auschwitz is no longer considered the scene of the most wicked crime in history – the alleged murder of six million Jews. So the question arises: where did this crime take place? Where is the scene of the German’s crime? This is the burning question of the six million. Where are they?”
“Over a period of five years”, says Frau Haverbeck, “I have challenged in writing, various German authorities, including judges, the chamber of lawyers, German-Jewish organizations and the ministers of the various German states, to ‘define the scene of the crime’. If not at Auschwitz, then where did it happen?” The ‘authorities, she contends, must demonstrate where it happened, and she feels that they have had more than ample time, but have not done so. Which begs the question: “why not?”. Frau Haverbeck says “they have failed to reply, because they have no answer! And if they have no answer, then I must conclude that there is no evidence to substantiate the official narrative concerning the murder of six million Jews!”
German-Canadian artist and activist Ernst Zundel has also faced persecution for his challenge to the official narrative of Germans as eternal and exclusive oppressors and the Allies and Jews as the exclusive victims:
Sylvia Stolz, the former defence attorney for Ernst Zundel has been convicted today in a Munich court, once again under the tyrannical BRD laws concerning so-called “holocaust denial” and thereby “inciting racial hatred”. She was sentenced to 20 months in prison with no possibility of parole.
The case stems from her presentation at the AZK in Switzerland in 2012 where she spoke about “Free Speech”, and her previous conviction under §130, the court procedures, banned speech, banned evidence and banned legal defence.
Revising the Holocaust Narrative (Germar Rudolf Spent Time in Prison for “Denying the Holocaust”)
An increasing number of scholars and lay people clearly see that something is not right with Elie Wiesel and the current Holocaust narrative. The writings of Germar Rudolf and others simply confirm what they already suspect. They may care little for chemical traces in the brickwork at Auschwitz or topological evidence of mass graves, but they have seen other historical events substantially revised and they are suspicious of the outrage and scorn heaped upon those who question the uniqueness and scope of this particular event, especially when it is used to persecute Palestinians and promote endless war in the Middle East.
That Jews suffered greatly during the Third Reich is not in question, but the notion of a premeditated, planned and industrial extermination of Europe’s Jews with its iconic gas chambers and immutable six million are all used to make the Holocaust not only special but also sacred. We are faced with a new, secular religion with astonishing power to command worship. And, like Christianity with its Immaculate Conception, Crucifixion, and Resurrection, the Holocaust has key and sacred elements – the exterminationist imperative, the gas chambers, and the sacred six million. It is these that comprise the holy Holocaust which Jews, Zionists, and others worship and which Germar Rudolf and other revisionists question


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本当の豊かさとは?

2015-12-24 14:15:44 | 日本社会

南米ウルグアイのホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダノ元大統領と言われても多くの方は初めて聞かれる名前かと思います。私達が求める、本当の豊かさを我々に示唆している人かもしれません。豊かさとは、愛、家族、子供、友達、そして必要最低限のモノを持つことか・・・演説文は日本のマスコミ等で報道されることは少ないように思います。

ホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダノ氏は2009年11月、ウルグアイ大統領選挙に当選、2010年3月1日~2015年2月まで第40代ウルグアイ大統領で、バスク系ウルグアイ人です。
祖先はヨーロッパ、バスク地方(血統的ユダヤ人の方ばかりが生活しています。)のビスカヤ・ムヒカ出身で、キューバのチェ・ゲバラ同様、旧約聖書に記された、血統的ユダヤ人であるスファラディ・ユダヤ人と言われています。

1840年に家族がウルグアイに渡たり、ホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダノ氏は1935年、ウルグアイの首都モンテビデオの貧困家庭で誕生、家畜の世話、花売り等で家計を助け、1960年代に極左都市ゲリラ組織ツパマロス加入、ゲリラ活動、ツパマロスと治安組織の抗争の激化、労働組合や職人組合の政治経済への反発といった中で、数々の襲撃、誘拐にたずさわる中で、6発の銃弾を受け負傷、4度の逮捕、1972年逮捕以降、軍事政権終了までの13年間収監されています。この間、軍事政権側の人質となっていました。出所後はゲリラ仲間と左派政治団体を結成、1995年の下院議員選挙で初当選、2005年ウルグアイ東方共和国初の中道左派政権となる拡大戦線のタバレ・バスケス大統領下で農牧水産相として初入閣、2009年度の大統領選挙戦で、元大統領である国民党公認候補ルイス・アルベルト・ラカジェを決選投票で破り勝利しました。

大統領時代は、公邸には住まず、首都モンテビデオ郊外の質素な農場に妻と住み、菊を栽培。また運転手付きの公用車に乗る代わりに中古のフォルクスワーゲン・ゴルフを愛車とし、飛行機での移動にはエコノミークラスを使っています。大統領報酬の90%程度を貧しい人々や零細企業向けのチャリティに寄付、自身は月に1000ドル程度で生活していたと言われています。

2012年6月20日から22日までの3日間、ブラジル・リオデジャネイロにおいて、Rio+20 地球サミット2012 (国連持続可能な開発会議)が開催されました。
188ヵ国、3オブザーバーの97名の首脳と多数の閣僚級を含む約3万人が参加、持続可能な開発、貧困根絶の文脈におけるグリーン経済と持続可能な開発のための制度的枠組みをテーマに・・・日本からは玄葉外務大臣が出席しています。

この会議では、ホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダノ大統領は各国が触れてほしくない環境問題等の核心に触れ、現代社会に対して警鐘を鳴らしています。今の世界の社会構造を勇気を持って批判できる人物であったと言われています。真の豊かさを手に入れるにはどうすべきかも語っています、何か私達に、本当の豊かさとは何かを指し示しているように思えます。

現世界の経済、金融等システムは大量の資源消費、大量生産、大量消費を持続的に必要としており、これらには大きな問題があり、疑問を持ち、これらから抜け出すことが必要と述べています。
古代ギリシアの哲学者エピクロスを例に・・・貧乏な人とは、少ししかモノを持っていない人ではない。「無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」と。

スピーチ(要訳、意味不明文があるかもしれません。)
会場の皆様、招待いただきましたブラジルとディルマ・ルセフ大統領に感謝を申し上げます。
この場では国の代表者が集まり、私達人類が今後どうすべきかという問題を、議論されるのだと思います。

私の頭の中にある消えない疑問をお話させて頂きたいので、どうかお聞きください。
皆さんは、本当に世界を良くしたいと、本当に心から考えていますか?
持続的に可能な発展、世界の貧困をなくすことについて話し合われてきました。
今私たちが目指すべきことは、現在の裕福な国々のような発展、消費モデルを真似することなのでしょうか?

皆さんに質問です・・・例えば、ドイツの人達が一世帯で持つ車と同数の車をインドの人達が持つことになればどうなるでしょうか?
私達が地球で呼吸するための酸素はどれだけ残るでしょうか?
西洋の富裕層達が当たり前とする、傲慢な消費を世界の70億~80億人の人が消費したらどうなるでしょう。そんな資源がこの地球上の何処にあるでしょうか・・・こんなことが可能な訳がありません。

無限の消費、発展を求める市場経済、資本主義により出来た現社会を作ってきたのは間違いなく私達です。
グローバリゼーションの発展等を持続するために、世界のあちこちまで資源を探し求めるようになりました。競争だけで成り立っている社会になりました。
このような状況ので、みんなの世界を良くしていこう、貧困をなくしていこうと言うような共存共栄な議論は成立するでしょうか?
一体どこまでが仲間で、どこからがライバルなのかさえ分かりません。

私が発言するのは、この会議の重要性を批判したいからではありません、その逆です。
我々の目の前にある本当の問題について話し合いたいのです。
現世界の大量生産、大量消費、使い捨ての社会を抜け出そうでは有りませんか、私達はこのために、この地球に生まれてきたわけではありません。
誰もが幸せになるために、この地球に生まれてきたのです。
長いようで人生は短く、あっと言う間に過ぎ去ります・・・私達は、命より尊いモノは存在しないということを決して忘れてはいけません。

私達は今、自分達が作り出したはずの大量消費社会にコントロールされています。
今の社会のシステムでは、「モノをより早くより多く消費し続けなければなりません。消費が止まれば経済が麻痺し、不況がみなさんの前に現れる」ことになるからです。
そのためには、「商品の寿命を縮め、できるだけ多く売らなければなりません。」、10万時間持つ電球が作れたとしても、1000時間しか持たない電球を作るのです。
人がもっともっと働き、大量に売るために「使い捨ての社会、消費世界」を続けようとしているのです。この悪循環の中にいることを、皆さんはどうか気付いて下さい。

石器時代のような不便な生活に戻れと言っているのではありません。今の大量消費社会を、うまくコントロールしなければならないと言っているのです。

古代ギリシアの哲学者エピクロスはこう述べています。貧乏な人とは、少ししかモノを持っていない人ではない。「無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ・・・」と。
私は、これこそが、この会議では最も重要なポイントだと考えます。

問題の核心は、水源、環境等危機と言ったことではありません。もっと根本的な問題は私たちが作り上げた社会モデルであり、政治の在り方だということを分かって頂きたいのです。
「見直さなければならないのは、大量消費社会そのモノ」なのです。
発展することで幸福を奪うな・・・幸せはシンプルなところにあります。

私は環境資源に恵まれた小さなウルグアイ国の代表です。私の国には300万人ほどの国民しかいませんが、世界でもっとも美味しい1300万頭の牛が育ち、1000万頭近いヤギもいますし、領土の90%が豊富な資源となっています。

労働者達の殆どは、嫌がおうにも長時間労働を強いられています。車、バイク等々などの多くのローンを支払わないといけないからです。
毎月たくさん働きローンを払うという生活を続けていれば、幸せな人生は一瞬で過ぎさります。気が付けば私のような老人になっていることでしょう。
果たしてこれが人類の運命なのでしょうか?

私が言いたいことは実にシンプルです。
発展は幸福を阻害するモノであってはいけないと言うことです。
発展は人類に幸福をもたらすモノでなくてはなりません。愛を持つこと、家族を作り、子どもを育てること、友達を持つこと、そして「必要最低限のモノを持つこと」、発展は、こう言ったことを齎(もたらす)すべきなのです。人類にとって、幸福が何よりも大切だからです。だから環境のために戦うのであれば、幸福こそが最も大切な要素であるということを覚えておかなくてはなりません。

外務省資料、リオ会議スピーチ(ユーチューブ、スペイン語から英語の字幕があります。是非見られては・・・)、ウィキペデア、ネット資料等を参考にしています。


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FIFA危機の真相

2015-12-20 11:07:09 | 日記
昨今のプラッター会長(スイス・ウルリッヒェン出身)、FIFA危機問題・・・我々が知り得る報道内容は、文面の一部が編集過程でカット等され、真相とはかなり違う可能性があります、2015年10月31日タス通信の文です。ゼップ・ブラッター国際サッカー連盟(FIFA)会長は10月8日に、FIFAの倫理委員会により90日間の活動禁止処分を科せられ、実質的に解任の形となりました。以下の文は会見等の内容です。

2012年から既に、欧州サッカー連盟(UEFA)は、私がFIFA会長の職にとどまることを望んでいませんでした。これはFIFA会長に向けられた計画的行動でしたが、にもかかわらず、すべての連盟は私を支持しております。UEFAだけが私を追い落とそうと試みていましたがそれは不成功に終わり、この情報の津波の後でさえ、私は会長に再選されました。

このアンチキャンペーンに誰が加わっていたかを思い出してほしいです。
欧州連合(EU)の政治家達です。欧州議会は二度にわたり、ブラッターを再選すべからずとの勧告決議を採択しました。これはもう政治のスポーツへの直接介入です。
最初の攻撃目標は私でした・・・全ては、ミシェル・プラティニUEFA会長の画策でした。(プラティニ氏も同じく、一時的に活動禁止処分となっています。)
これが政争に発展したのは後のことで、FIFAワールドカップ開催権を得られなかった国が、FIFA潰しキャンペーンに加わった時です。

2010年FIFA実行委員会において、ロシアは、2018年W杯の開催権をイングランドと争い、またカタールは、2022年W杯開催権をアメリカと争い、それぞれ獲得しています。
FIFAは潰せません!これはスイスの銀行や普通の会社とは訳が違うから、こんな方法では乗っ取ることなどできません。

それらの国は、スイス政府と一緒になって、FIFAとその会長に攻撃をしかけてきました。その結果、W杯とFIFA会長が、二大国際政治勢力の対立する震源地となりました。
当時FIFA内部では、W杯の一つはロシアで開催されるという確信がありました。東ヨーロッパではこれまで行われたことがなかったからです。

一方、2022年W杯の開催地と目されていたのは米国でした。そうなれば、世界の二大政治勢力がそれぞれW杯開催を獲得することになった訳で万事うまくいっていました。ニコラ・サルコジ仏大統領が、カタールの太子(現在は首長のタミーム・ビン・ハマド・アール=サーニー)と会見するまでは・・・この会見の後でサルコジ大統領は、2022年W杯をカタールでやるのは悪くないのでは、とプラティニ氏に言っています。W杯はカタールで開催すべしということになりました。これが、すべてのカードをごちゃ混ぜにすることになり、欧州の4票は、米国からカタールに流れました。こんなことがなければ、米国は12対10で、開催権を手にしていたでしょう。

我々は2つの素晴らしいW杯、つまり2018年のロシア大会と2022年のアメリカ大会に向けて準備していく計画でした・・・ところが、そのかわりに我々はFIFAの危機について語る羽目となりました。とはいえ、今はもう何かを残念がるような時期ではありません。いまさら何も変えられないのだから・・・私は2014年のブラジル大会の後、勇気をふるって辞任せねばならなかったが、5つの連盟のうち4つが会長職にとどまるよう説得されました。

これらの連盟は、欧州の人間が会長になってUEFAが世界のサッカーを、その金も選手も牛耳ることを恐れました。こういう状況では、私には選択の余地はなく、残ることにした次第です。
ロシアがW杯を失うことはありません。FIFAはこの国を開催地としてはっきり定めており、いかなる変更もありません。

イングランドは、劣等生さながらに振舞いました。彼らはこの素晴らしいスポーツを考案し、フェアプレイの原則も創ったが、早くも第1回投票で、わずかに2票を得たのみで去ってしまいました。誰もイングランドで開催したいとは思わなかった訳ですが、彼らは私に罪をなすりつけようとしています。

あるとき私は、W杯のロシア開催のことで、プーチン大統領と会ったことがあります。彼はロシアが開催権を獲得することを切望しており、それは可能かと私に尋ねました。私は可能だと答えました。それは、各大陸での開催のローテーションというコンセプトにも適合していました。
困難な状況では、私はいつもプーチン大統領の全面的な支援を得ました。それは私には大いに助けになりました。私もまた、それに関して議論が生じた場合はいつも、彼を支持しました。
1973年、私はモスクワで開催されたユニバーシアードを訪れました。その次にモスクワを訪問したのは、1980年の夏季五輪の時です。以来、私には当地にまつわる思い出が沢山あります。クレムリンでブレジネフにも会いましたが、やっと動ける状態で、ローラースケートで滑ってるみたいでした。ゴルバチョフ時代の禁酒法も覚えています。ロシアサッカー連合会長だったヴャチェスラフ・コロスコフ氏とバーニャ(蒸し風呂)に入ったのも覚えています。私はロシア語の勉強を始めたが、残念ながら、私は外国語は聞いたり話したりするより、読まねばならない場合が多いもので・・・スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語、フランス語は問題ありませんが。私はなまりながらロシア語を話すことはできるけれど、キリル文字を読むなんて不可能だよ!でも、2018年のW杯までにはマスターすると約束します・・・
             
以下の文は参考まで・・・
スイス警察は5月27日、アメリカの要請にもとづいて、ジェフリー・ウェブ副会長およびエウヘニオ・フィゲレド副会長を含むFIFAの幹部7人を、チューリッヒで逮捕しました。アメリカの司法当局はFIFAの幹部が1991年から24年間に渡り、恐喝、詐欺、資金洗浄を行ってきた疑いがあるとしています。

スポーツ系のマスメディアやスポーツ振興グループの関係者にも、総額1億ドル(約120億円)以上の賄賂をFIFAの幹部に渡した疑いがかけられています。捜査関係者の情報によると、見返りとして、中南米大会のマーケティング権やスポンサー権を得ていたと言われています。すべての犯罪はアメリカで用意、実行され、支払いはアメリカの銀行を経由して行われたようです。
逮捕がFIFAの会長選挙(5月29日)直前に行われたことは興味深です。逮捕者のリストに、5期目を目指していたジョセフ・ブラッター会長(79)の名はありませんでした。ブラッター会長は誰もが認める有力候補で、大手ブックメーカー(賭け業者)では、ブラッター氏の再選とヨルダンのアリ・フセイン王子(39)の初当選の係数が1.11vs6.00でありました。予想通り、再選しました。

ロシアのサッカーの一流専門家で、ロシア・サッカー連盟の会長候補であるアリシェル・アミノフ氏は、今回の事件がブラッター会長の地位を脅かすと考えています。
強固なブラッター体制の基盤は、第三世界の多くの国々への思いやりにあると言われています。
増え続けるスポンサーからの収入を地域の連盟(協会)に再配分しており、そのような施しを受けた人々が選挙で応援

汚職は第三世界を動揺させるものではないし、ブラッター会長はアメリカ人の圧力に抵抗できる間は、アフリカが気持ち的に応援してくれていると自信を持てるのではないか、現時点ではマリなどの国からの投票はイングランドからの投票に相当するようです。
アミノフ氏によると、スポンサーがFIFAとの提携をやめた場合に、大きな影響がおよぶ可能性があると言われています。大手スポンサーが離れ始めたら、状況は大きく変わります。資金の再配分がなくなると、ブラッター会長を支持するアフリカの気持ちが弱まる可能性があります。アフリカの支持がなくなると、ブラッター会長は以前から会長に批判的だったアメリカやヨーロッパと大きな問題を抱えることになります。すべてが従来のままで変わることはないと皆に証明できる時間が残り少ないことを、会長自身理解していると思います。

ブラッター会長には欧州サッカー連盟(UEFA)も圧力をかけています。ミシェル・プラティニUEFA会長は、FIFAの活動のペレザグルースカ(再起動)とブラッター会長の辞任を求めています。
多くの高官やサッカー関係者は、今回の容疑者リストに開催国であるロシアやカタールの関係者がいなかったことに不満を述べています。
捜査すべきだと主張しているのは、イギリスのデビッド・キャメロン首相や、UEFAのレナート・ヨハンソン元会長、ウクライナ・サッカー連盟のアンドリー・パヴェルコ新会長などです。
FIFAの広報責任者であるワルター・デグレゴリオ氏は、現時点で2018年ロシア大会、2022年カタール大会の開催に変わりはないと述べています。

このスキャンダルについては、ウラジーミル・プーチン大統領も見解を述べた。FIFAの逮捕騒動はロシアとは無関係であり、アメリカはこのような形でブラッター会長の再選を阻止しようとしていると指摘しています。これに対して、アメリカ国務省のジェフ・ラスキー報道官は、アメリカ市民を含むFIFA関係者の告発があくまでも犯罪に向けられたものであると反論しました。
FIFAモスクワ事務所のヴァレリー・チュフリー元所長によると、ロシアは脅威にさらされていないという。FIFAの汚職捜査は、この手の初の試みではない。アメリカでは、ソルトレイクシティ五輪(2002)とアトランタ五輪(1996)の主催者も収賄の容疑で立件されていますが、どの件も裁判までは進みませんでした。

FIFAは今回の汚職スキャンダルをいかなる混乱もなしに乗り越えるでしょう。大きな大会の開催権がはく奪された例はありません。今回もそうなるのでは、FIFAの人員構成に小さな変化はあるでしょうが、ブラッター会長はそのポストを維持し、ロシアとカタールは粛々とW杯の準備を進めて行きます。(プラッター会長辞任前の文です。)


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白砂糖の真実

2015-12-20 09:37:14 | 健康等々
もうすぐクリスマス、ケーキの時期となりますが、気になるケーキのカロリー、砂糖も多く使用されておりますが、この砂糖とは如何いう食品だろうか・・・

砂糖から作られるブドウ糖、身体のエネルギー源として必要不可欠と言われていますが、特に脳のエネルギー源はブドウ糖で、リラックス効果を促すとも言われています。

砂糖の原料は1960年代に粗糖輸入自由化で、粗糖(黒砂糖の糖蜜分を除いたもの・・・糖蜜とは、原糖を精製する際やてん菜からてん菜糖を生産する際に発生する副産物、粘着性の茶褐色の液体、副産物とはいえ40~60%の糖分含有、残存糖分は通常の方法ではこれ以上糖分を結晶させることは困難と言われ、この糖分は発酵工業の原料、家畜飼料とされているようです。)を輸入し日本国内で精製するという方法が一般的と言われています。
国内産のサトウキビ、てん菜(砂糖大根)も一部使用されているようです。大半は輸入粗糖のようです。日本人一人あたりの砂糖使用量は、年間18kg位だと言われています。

砂糖の甘味は我々に癒し、喜びをもたらしますが、「白砂糖」は体に有害(精製に劇物使用)との説を言われる方もおられるようですが・・・

*参考の1/2
砂糖原料から不純物質を取り除いたもの精製砂糖と言われています。不純物質はナトリウム、カルシウム、カリウムといったミネラル成分も含まれています。
白砂糖等は、一説では化学薬品で漂白されていると言う方がいますが、砂糖は本来「無色透明の結晶」で白く見えるのは光の乱反射によると言われています。
無精製の砂糖と間違われるのが三温糖、三温糖は茶色で、白砂糖に精製される前段階の砂糖だと誤解されることが多いと言われています。

原料から不純物除去すると「高純度ショ糖」、さらに過熱して結晶と糖液に分離・・・回数を重ねると「グラニュー糖」、「上白糖」、「中ざら糖」、「三温糖」となると言われています。
白砂糖、三温糖も元は、サトウキビの絞り汁から不純物を取り除いた、ショ糖液を加熱して煮詰め、遠心分離機で余分な糖液を除いた結晶から出来ていると言われています。これを何回も繰り返し、一番糖、二番糖、三番糖・・・といった形で純度の異なる精製砂糖(グラニュー糖、上白糖、中ざら糖、三温糖)が出来るようです。最後に残った糖液で作られるのが三温糖だと言われています。何度も加熱を繰り返したため糖が分解、色が付いた状態(カラメルと同じ原理)になったものと言われています。完全に精製されていない砂糖は、ミネラル成分が残っていると言われています。

黒砂糖は、特にビタミンB1、B2、ミネラルやカルシウムを豊富に含まれていると言われています。黒い部分に含まれるフェニルグルコシドが糖の吸収を抑制する働きがあると言われ、白砂糖に比べて血糖値の上昇がゆるやかで腹もちがいいから、ダイエット用砂糖として人気があるようです。
きび砂糖(国内原産地は沖縄、鹿児島のみで他は輸入)は精製途中の砂糖液を、そのまま煮詰めて作ったもので、カルシウム、ナトリウムなどミネラルが多くあり、さとうきび本来の風味があるそうです。

砂糖の原料には砂糖大根(てん菜、国内原産地は北海道のみで、1kgから170gの砂糖が出来るそうです、国内産の80%位を占めています。)があります。それから作られたのがてんさい糖です。てんさい糖はオリゴ糖を多く含むそうで、腸の働きを活発にする砂糖と言われています。サトウキビ原料の砂糖と違い、ゆっくりと消化されるため血糖値が急激に上下することがないのが特徴だそうです。身体を冷やすといわれる砂糖のなかで、てんさい糖は身体を温める砂糖と言われているようです。

これらの内容からすると、適度に使用する白砂糖は、癒し、喜び等をうながし何も害が無いように思いますが・・・

*参考の2/2
砂糖の原料は、サトウキビ、砂糖大根(てん菜)です。ビタミン、ミネラルが豊富に含まれていますが、精製という技術は、ビタミン、ミネラルを取ってしまいます。白砂糖は精白食品の代表食品と言われています。
白砂糖は、精製過程で多くの薬剤を使用して作られますがその課程で、ミネラル・ビタミン等が奪われるそうです。自然界には無い食品添加物と言われています。白砂糖は人工的に造られ自然界に存在しないそうです。

サトウキビの茎を砕き、圧縮して甘い汁を取り出します、さらにそれを何度も加工し白い結晶になるまで精製します。最初の精製で汁が不純物を取り除くために濾過され、後に化学物質で更に精製処理されます。使用化学物質は、苛性ソーダ(強アルカリ性)、硫酸(強酸性)を使用していると言われています。

化学物質は、食品に使用すべきでない危険な劇薬ですが、この製法は法的に承認されています。粗糖が取り除かれたあと糖蜜が残り、糖蜜は精製過程を経て色が薄くなります。
精製の最初は焦げ茶色で湿り気で、加工を重ねると色が薄くなり、乾燥、最後に粒の細かい純白の結晶となると言われています。

私達は黒砂糖、和三盆は白砂糖よりいいという感覚は誰もが持っていると思いますが、三温糖は白砂糖、グラニュー糖を取った残りの蜜をさらに煮詰めてカラメル化したもので、最悪の食品でもあるようです。カラメルは体内で尿素系の化学物質を作り、運動機能・学習機能の低下、運動意欲・学習意欲低下等引き起こす可能性があります。

白砂糖は、精製過程でビタミンやミネラルなどの微量栄養素を失った酸性食品です。人体は弱アルカリ性と言われ、酸性食品の砂糖が大量に体内に入ると、中和するために体内のミネラル分が使用されます、この時、最も多く消費されるのがカルシウムと言われています。
白砂糖にはカルシウムをほとんど含まれていないので、必要なカルシウムは、体内の骨、歯を溶かし供給されます、甘いものを摂ると虫歯になる、骨が弱くなると言う理由がここにあると言われています。

白砂糖にはビタミン、ミネラルが含まれていません。糖類は体内分解時にビタミンB1が必要となり、ビタミンB1の摂取量が少ないと欠乏症を起こし、鬱、疲労、眩暈、貧血、頭痛、浮腫、湿疹、脂肪肝、心疾患、呼吸器病、記憶障害といった症状が起きるそうです。
脂肪の体内吸収を阻止するカルシウムの働きの障害となって、肥満、心臓病の原因にもなると言われています。胃ガン、大腸ガン等の発生、がん増殖を抑える力を持つカルシウム不足がガンを誘発しやすくなるという事実もあるそうです。

白砂糖は、塩と逆の特性で果物に白砂糖をかけて火で温めるだけで、ひとりでに果物の形が崩れジャムになります。これは白砂糖(甘味成分)が細胞を緩めてジャム状にしてしまうという性質を表しています。菓子、チョコレート、清涼飲料水を摂取することで、まず胃や腸の粘膜が緩み、胃潰瘍や胃炎を起こすと言われています。呼吸器系の粘膜が緩むと風邪を引きやすい、鼻炎にもなりやすい、 最も注意すべきは、脳の細胞が緩んでジャム状になってしまうこと・・・情緒不安定、非行問題、うつ病疾患などに密接な関係があると言われています。
白砂糖は、血中に取り込まれるのがとても速く、血糖値が急上昇、インスリンが大量分泌、結果として低血糖を引き起こしやすくなります。低血糖が続くと、今度は血糖値を上昇させようとして、アドレナリンが放出されます。アドレナリンは神経伝達物質で、興奮時に大量に血液中に放出されるホルモンです。アドレナリンが出すぎると思考力が減退、集中力がなくなり、短気、キレやすくなると言われています。

ショ糖は、果糖とブドウ糖がくっついて出来たもの、果糖やブドウ糖は、単独ではすぐれた栄養素ですが、この二つの分子がくっつくとたちまち悪玉になります。 胃酸、消化酵素が働きかけてもなかなか切り離す事ができず消化不良になってしまう事が多いと言われています。消化されず体内に残ったショ糖は胃、小腸で、大腸で真菌、悪玉菌となります、ウイルスの大好物の栄養素だそうです。悪玉菌が増えると、自衛組織である白血球が悪玉菌を退治します。悪玉菌を殺した後の白血球の死骸からは活性酸素が大量に生み出されます。活性酸素で臓器が損傷し、様々な病気を引き起こす原因となるようです。

甘いものが食べたくなるのは、塩不足が原因だそうで、塩不足は、肝臓がブドウ糖を作る能力を下げてしまい、結果として血糖値が下がるので疲れやすくなると言われています。
白砂糖を摂取すると、脳のアヘン剤受容体が刺激され、脳の神経伝達物質のドーパミンを大量に分泌、血糖が急激に増えると、脳の中でセロトニンという快楽物質が出ます。甘いものを食べると、α波になりエンドルフィンといった、脳内モルヒネが放出、脳の快感中枢が刺激され幸せな気分になるそうで、これが白砂糖中毒という麻薬的な常習性をもたらと言われています。

ネット内の2つの砂糖の話を拾いましたが、砂糖は私達に取って間違いなく癒し、喜びを促す等の食品でもあると思います。適度に使用すれば問題は無いように思えます。もうすぐクリスマスとなりケーキの時期でもあります、美味しいケーキに白砂糖等が使用出来なかったらかったら、代用があるとは言え・・・

白砂糖の害が一部で有無される日本、本当に食生活が豊かな証拠かも知れません。
江戸時代等では砂糖は貴重な品で薬とされていました。世界には砂糖さえ手に入らない貧しい人達が無数にいます・・・日本は本当に恵まれた国、平和な国ですね。

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大義に生きた、会津藩(福島)の志士達

2015-12-18 10:44:29 | 日本文化等

大義と言うと現代人には理解しにくいようですが・・・日本人の中に流れているDNAのようなものを感じます。

大義:人間が行うべき大切な道義のこと、大切な意義、人のふみ行う大切なこと、主君等に対してなすべき道、言うことは簡単ですが、このような生き方を、現代に生かすことは違和感があるかも知れません。特に戊辰戦争での会津藩の志士たちは、国家のため、大義を貫くためそのような生き方をしたと思います。戊辰戦争で負け、生き残った会津藩の人達は、棄民(捨てられた民)とされ東北等の辺ぴな土地に追いやられました。会津若松藩は大変教育熱心な藩と言われ、白虎隊の若者も、会津藩校、日進館での忠臣義士のもとに大いに勉強していたと言われています。
会津藩の元は京都所司代と言われ、正義心の強い、潔白な人々と言われております、明治政府が会津藩中心の政府であったら、高い道徳を保持した政府であったでしょうし、海外勢力に騙されることなく・・・先の大戦も避けていたでしょう。会津藩の消滅は日本人の魂の消滅に等しいと思います。

明治元年~明治2年は、明治政府を樹立した薩摩藩、長州藩らを中核とした新政府軍(天皇側)と、旧幕府勢力、奥羽越列藩同盟が戦った戦争(内乱)です。

イギリスに後押しされ明治新政府、正に傀儡に等しい・・・旧幕府勢力、奥羽越列藩同盟は義に生きており許せない・・・戦争(内乱)が始まりました。

この戦いの悲劇は、会津人から土地、金、女、子供、全てを奪ったと記されています。当時の薩摩、長州軍は死体でさえ好んで死姦し、若い少年少女を妾として連れ帰り奴隷貿易まで始めたと記されています。

この戦争では、人には話せないほどのむごい悲しい話がこのような形で、秘密裏に伝えられています。
長州の奇兵隊士やならず者たちは、山狩りと称して、村人たちが避難した山々を巡り強盗や婦女暴行を繰り返した。
若い娘を見つけると誘拐して、五、六人で押さえ付けて、順番に強姦する。時には家族の見ている前で事に及ぶこともあった。家族が抵抗すれば鉄砲で射ち殺した。このような徒党が入れ替わり立ち代わり回って来るのである。村人が更に山奥に避難しても鬼は必ず回ってくる。酷いのは八歳から十歳ぐらいの二十人もの女児までもが犠牲になったといわれる。泣き叫ぶ子供に家族は何も出来ずに、後ろを向いて耳を塞いで嵐が去るのを
待つしかなかった。
その後、戦争が終わり、長州兵が去った後、各村には穏やかな日が戻ったが、犯された百人を超す娘や子供たちは、そのほとんどが妊娠していた。
医者は、堕胎をしたが全員とまではいかない。中にはその為に亡くなった娘もいた。月満ちて産まれた誰の子か判らぬ赤子を、村人はお寺の片隅に穴を掘り生きたままで埋めた。寺の住職も見て見ぬふりをしてくれた。
埋葬した村人は小さな塚に小石を載せて目印にした。子を埋めた塚を、村人はそれとなく「子塚」「小梅塚」と呼んだ・・・「呪われた明治維新」より

2007年、NHKのテレビ番組「その時歴史が動いた」に初めて会津藩主、松平容保(まつだいら・かたもり)が登場しました。その時の有名な言葉に「死すとも不義に生きず」・・・松平容保
大儀に生きた生き様を表した言葉だと思います。

会津藩の人達は、自らが信じた正義を訴えるために戦いましたが、当時の日本人は薩摩(鹿児島県)や長州(山口県)の見方ばかりで、当時の日本人には事大主義等々の風潮が蔓延、会津藩は孤立、見捨てられましたが、何時の日かきっと会津人の気持ちを多くの日本人が理解してくれると言う思いで会津藩兵は戦場に向かっています・・・有名な白虎隊少年たちも自刃して果ててしまいました。
生き残った会津藩の人達は棄民とされ、長きにわたり朝敵の汚名に耐え、その怨念を胸に秘めて生きたと言われています。青森の下北半島や北海道に強制移住と言うより追放(当地は生きるのは厳しい土地で、死の宣告に等しいと言われています。)させられた人々の末裔の怨念は末代まで消えないでしょう。
戊辰戦争では官軍とは名ばかりで、薩長軍の残虐行為、錦の旗、天皇の旗のもとに会津藩に攻め込んだ官軍の実態は記憶、記録では強賊同然だったと・・・捕り部隊の存在、薩摩、長州は競って土蔵を封印、略奪の限りを尽くし、女性も分捕りの対象になっています。

薩長軍が攻めてきた時は、会津城(鶴ヶ城)の城下で暮らす人々は大いにあわてて、刀剣、陶磁器、金銀財宝を庭に穴を掘って埋めています、それを目当てに江戸から古物商が乗り込み、泥棒市場が開かれ、買い取って江戸に運んだと言われています。 若松の人々理不尽にも自分の持ち物を、高い金を出して買い戻さなければならなかったと言われています。

有名なのは、砲術師範の娘、山本八重子(後に同志社大学の創設者新島襄の夫人になっています。)は着物も袴もすべて男装、麻の草履をはき、両刀をたばさみ、元込め七連発銃を肩にかついで若松城(鶴ヶ城)に入城・・・弟の三郎が鳥羽伏見の戦いで戦死しており、弟の仇を取りたい、命の限り戦う覚悟だったと言われ、善戦しています。
入城した人の中には、足手まといになると幼子を殺めて入城した人もおり、顔はひきつり心労でくたくた状態、小さい子どもを背負った者、老人の手をとって入城した者、多くの人達がいたと言われています。

類右衛門(進撃隊、席御供番)は、鬼の官兵衛の異名を持つ会津藩きっての猛将、佐川 官兵衛の配下になり郊外で戦っていましたが、女性を裸にして惨殺した敵の卑劣な行為を目撃激怒・・・場所は会津高田町(現、福島県大沼郡会津美里町宮林)の伊佐須美神社内・・・若い女性を裸にて殺害

このように、会津人の怨念の一つは婦女に対する暴行、類右衛門の目撃例はほんの氷山の一角で、このような行為は広範囲におこなわれ、婦女子は辱めを受けていたと言われています。捕らわれた女性が数珠つなぎになっていたという目撃談、その振る舞いは強賊というほかなし、と類右衛門は記述しています。

白虎隊は本来予備兵力と言われ、城下防衛の組織で、隊は士中隊、寄合隊、足軽隊から成り、340名程度、装備火器は旧式銃、火縄銃よりはましというレベルの装備、新政府軍の主力たる西南雄藩部隊の装備に対して著しく劣っていたと言われています。
若松城(鶴ヶ城)を死守すべく、若松へと至る街道口に主力部隊を展開、防備に努めていますが、物量、新式銃保有等の新政府軍に対しては劣勢、重要な進軍路であった十六橋を落とすことに失敗、防衛戦略上の不備も重なり、本来城下防衛の任に当たる白虎隊もこれを支援する形で前線へと進軍・・・老若男女が玉砕覚悟で臨む戦局にあっては是非もなく、白虎隊は各防衛拠点へと投入されています。
会津軍劣勢の中、白虎隊も苦戦、最精鋭の士中隊も空しく撤退、一番隊は藩主松平容保護衛の任、二番隊は戸ノ口原で大打撃を受けて潰走、8月23日に負傷者を抱えながら郊外の飯盛山へと落ち延びました。

市中火災の模様を目にした結果、総勢20名が自刃、唯一喉を突いた飯沼貞吉(士中二番隊所属)のみが一命を取り留め、19名が死亡、白虎隊は若松城周辺の火災を目にし落城したと誤認して悲観したとされていますが、飯沼貞吉が生前に残した手記「白虎隊顛末略記」によれば、隊員は鶴ヶ城に戻って敵と戦うことを望む者、敵陣に斬り込んで玉砕を望む者とのあいだで意見がわかれ激論を交わし、いずれにせよ負け戦覚悟で行動したところで敵に捕まり生き恥をさらすことを望まなかった隊員らは、城が焼け落ちていないことを知りながらも、武士の本分を明らかにするために飯盛山で自刃を決行したと言われています。
敗走途中はぐれた庄田保鉄(士中二番隊の嚮導役)らはその後、鶴ヶ城に入城し、士中一番隊の生存者と共に白虎士中合同隊となって西本丸を守りましたが、城戦は1か月続き会津藩はついに降伏・・・

その後不思議な縁があり、敵側であった長州藩に行き、長州藩の回りの人達の支援で大いに勉強します、長州藩は会津藩同様大変教育熱心な藩と言われています・・・もう日本人同士が戦ってる場合ではないことを学びます。特に福沢諭吉の西洋事情を愛読し、最先端の電気通信を学び、日清戦争時は陸軍技術部総督として朝鮮半島の電気通信の架設をしています。
維新後を生き抜き、1931年78歳で亡くなられていますが、飯盛山での出来事についてその重い口を開いたのは晩年だったそうで、そこから白虎隊の悲劇が現在に伝わっているようです。
飯沼貞吉の遺骨の一部は、遺言により飯盛山に眠る同志と同じ場所に埋葬されたと言われています。教育熱心さは、孫である高見三郎氏にも受け継がれ、高見三郎氏は文部大臣を努めています。

士中二番隊の隊士の酒井峰冶も生き残って精米屋を営み、没後の1993年に酒井家の仏壇の中から戊辰戦争実歴談が発見され、戸ノ口原の戦闘の様子が後年に残されていると言われています。

戊辰戦争で生き残った、会津藩の怨念は、以後の薩摩藩と政府軍(旧会津藩の一部が政府軍に参戦)との戦い・・・熊本県の田原坂の戦い等での元会津藩士の活躍、当時の会津藩士は政府軍に自らこぞって志願、特に抜刀隊等には戊辰戦争で賊軍とされた旧会津藩士など旧幕府出身者が多く志願したといわれています。怨念を晴らす為の屈強な戦いで薩摩軍を苦戦させたと言われていますが、この部分については学校教育等々では深くは触れていません・・・戊辰戦争での官軍の行為は、触れてほしくないからでしょう。

我々が学校等で学び、知っている戊辰戦争、昨今研究されている内容は隔たりがありますが、新しい内容にも目を背けることなく学び、自分自身が自分なりに判断することは重要だと思います。

我々が福島県の歴史の一端を知ることは福島県を理解することに続がると思います。未来の福島県が幸多からんことを・・・

偽(いつわ)りの明治維新、戊辰戦争の真実・・・星亮一・だいわ文庫、ウィキペデア等を一部参考にしていまが、意味不明文、偏見があるかもしれませんがプログ日記と言うことで・・・


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可笑しなクリスマス

2015-12-14 18:39:12 | 日本社会

もうすぐクリスマスですが、キリスト教においてのクリスマスは降誕(イエス・キリストの誕生)を記念する祭日と位置づけているようです。
聖書の中でイエス・キリスト誕生時期等を調べてみると、羊、野宿等の文が出てきます、やはり羊等と野宿しても寒くない時期、春~秋にイエス・キリスト誕生と考えるのが自然に思えます。

じゃ何故12月25日はクリスマスか・・・一説ではヨーロッパの冬至祭、最も昼間が短く日照時間の少ない冬至を無事乗り切ったことを祝福する祭と言われています。ヨーロッパの冬至祭の風習とキリスト教が結びついて現在の形になったと言われています。
クリスマスと、イエス・キリストの誕生日は何の関係もないと言えるかと思います。ましてはサンタクロース、トナカイ、クリスマス・ツリー等々聖書に何の記載もありません・・・本当に不思議なことだらけです、聖書を利用した宗教行事かもしれないですね。

イエス・キリストで不思議なのは、旧約聖書でイエス・キリスト誕生850年前に旧約聖書に数百箇所以上予言が記されていること・・・どうしてこんなことが分かるのか、旧約聖書はイエス・キリスト誕生前に書かれています、本当に不思議です。

アブラハムの子エサイ、父エサイの子ダビデ、ダビデの子のヨセフの妻マリアに男女関係無く、救世主インマヌエル(イエス・キリスト)が予言の通り生まれます。
更に不思議なのは東方の三博士達(マゴス、三賢士)が、救世主インマヌエル(イエス・キリスト)誕生の予言によりベツレヘムにやって来ます、後日イエス・キリスト(赤ちゃん)に会い平伏し、宝物の乳香等を捧げ、ベツレヘムへ戻らないよう伝え、再び東方へ帰ったと記されています。一説ではこの東方は日本であると言われています。(日本は天皇を頂点としたユダヤ12部族が全部揃っている国と言われていますす。)
この救世主インマヌエル(イエス・キリスト)は正義心が強く、優しく、知識があり、貧しきものを助け等々・・・当時、権力等を絶対手放したくないユダヤ王ヘロデにとっては絶対に許せない予言、誕生であったようで、以下の幼児虐殺に繋がるようです。

イエス・キリスト誕生で有名なのは、ユダヤ人のために書かれたと言われる新約聖書のマタイによる福音書等・・・救世主インマヌエル(イエス・キリスト)がベツレヘムに生まれたと聞いて怯えた当時のユダヤの支配者ヘロデ王がベツレヘムで2才以下の男児を全て殺害(この2才以下の子供の中に救世主がいると思ったため。)した出来事があります。幸いイエス・キリストと家族は一時エジプトに行き難を逃れてるようです。これが有名なベツヘレムの虐殺と言われています。

自分の子供に王権等を譲りたい、支配欲等が極めて強いユダヤのヘロデ王・・・救世主インマヌエル(イエス・キリスト)誕生、特にユダヤの指導者達は正義、真理等を伝えるイエス・キリストが邪魔で仕方がなかったと想われます。最後は彼らに33歳で十字架に貼り付けにされ、人類の罪を背負い、再臨を約束・・・当時のユダヤ人等に大きな影響を与え現在に至っているように思えます。

宗教と何の関係もない聖書!
聖書を宗教に取り込んだ人達!
人類最大の宗教問題を発生させたように思えます・・・各宗教(キリスト、イスラム、タルムード)に都合の良い聖書箇所のみを摘み食い・・・人類はこの各宗教に翻弄され続けているように思えます。

我々は宗教行事のクリスマスに踊らされてるように思えます。クリスマスは宗教行事ではなく、年間行事の一つとしたほうがすっきりと楽しめるように思えます。


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中心が全てではない・・・小野正嗣

2015-12-10 14:36:21 | 日記
九年前の祈り、第152回芥川賞を受賞した気鋭の作家、小野正嗣さん(45)がモスクワにて語っています。
11月末モスクワで開かれた、第17回国際知的図書展non/fictionへの招待を受け、初めて訪れたロシアで、文学、ジャーナリズム、文化論に至るまで作家の視点からロシアを語っています。
興味あるのは作家としての世界を見る視点・・・以下のインタビューの部分は国内ではカットして報道されることが多いようです。

ロシアNOW等の一部インタビュー文です。以下の文で可笑しな文があったら全て私の加筆等によるものです。

図書展、国立人文大学で講演での聴衆の反応はロシアは文学に関心を持っている方が大変多かったそうです。質問も素晴らしく、会場とのやりとりが刺激的でとても楽しかったと述べています。
一方、日本は政治、経済はもちろん、文化的にも米国一辺倒になっているところがある。シリアはそれにいい意味で抵抗していますね。ロシアは良きにつけ悪しきにつけ、自分たちの立場、意見というものをちゃんと持っているという感じがしましたと述べています

日本の国際報道は、米国という窓を通してしか世界を見ていないようなところありますよね。世界に対する評価も米国の見方の影響を受けている。違う声とか違う見方が伝わりにくい。
ロシアは、米国のやり方だっておかしいんじゃないのかということを言ってるわけですよね。そういうロシアを見ることは、日本が世界に向ける自らのまなざしのあり方を考え直す契機になると思います。

勿論、ロシアがやってることが全て正しいなんて思っていないですよ。だけど日本にいると、ロシアのやってることについてはいちいち疑問を抱くのに、米国が世界でやってることに対してはそれほど疑念を抱かないでしょ。シリア問題でも、どうしてもロシアだけが例外みたいに見えてしまう。でもここへ来たら違うじゃないですか。僕らも日本という場所から、自分たちの目で世界を見て考えるということをしなくちゃならないんじゃないかなと。それはここへ来たからこそ得られた発見ですね。

フランスだってかつてほど独自路線じゃないですよね。やはり日本と同じように、米国が主導する世界秩序の一部というところがあります・・・等々

小野正嗣(おの・まさつぐ)
1970年、大分県蒲江町(現佐伯市)生まれ、45才
故郷の「浦」を舞台とする作品を描き、「にぎやかな湾に背負われた船」で2002年に三島由紀夫賞を受賞、15年1月には「九年前の祈り」で芥川龍之介賞を受賞、著書・受賞多数、一部著作はベトナム語、朝鮮語、英語に翻訳出版、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学、パリ第8大学留学でフランス語圏カリブ海地域文学を研究、博士号(文学)取得
現在、立教大学文学部准教授


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敗戦国の悲しさ、惨めさ、悲惨さ・・・ベルリン陥落

2015-12-10 10:57:27 | 二次大戦ドイツ
敗戦国が如何に惨めか・・・「1945年・ベルリン解放の真実」ヘルケザンダー,バーバラヨール(Helke Sander、Barbara Johr)によって書かれた敗戦国と勝利者の現実・・・
過去、世界の軍等々多くの国も戦場では多くの強姦等を行っていますが、ベルリンの場合、小さな少女から老婆までベルリン市内の殆どの女性が被害を受けております。勝利者として当然だと言う側面が見え隠れしますが、やはり誇り高い当時のドイツ人歴史上最大の屈辱、悲劇だったでしょう。

著者は、ベルリン陥落時、勝利者ロシア軍の兵士達に200万人(少なく見積っての数字)の女性達が強姦され、精神障害を負うことになった彼女らの証言を集め、ジェンダー(社会的、文化的に形成された男女の違い)の視点から、彼女らの個人的記憶を世界中の人達の集団的記憶として共有することを試みるために書かれています。

近代において、多くの女性の悲劇が生じていますが、ベルリンの悲劇は群を抜いています。これらの過去の事実を発表するには、戦後から戦勝国等の大きな圧力を受け、敗戦国であるドイツは常に悪役、敗者と言う濡れ衣を着せられているように思えます。

ベルリンを解放した解放軍と言われるロシアが、その大層な大義の裏側でどれほどの暴虐を働いたかという悪夢の記憶でもあります。
ベルリン侵攻、ロシア軍によって強姦されたドイツ人女性の数は、最小に見積もっても200万人にも達すると言われています。正確な人数など測りようもないと言われています。病院等に残された記録、被害者証言などから、ある程度は推測できますが・・・そのうち何万人かが自ら自殺しています。

この20世紀最大の大量強姦事件は、どのように実行に移されたのだろうか・・・当時のロシア上級司令部等をはじめ末端部隊まで、日を指定し「ベルリンのパーティ」と称し、暗黙でドイツ女性を強姦してもいい日を設けていたと言われています!
ロシア兵士は一人が見張り、残りの兵士達が順番に襲いかかっていく光景が、ベルリンのいたるところで展開されたと言われています。男性はどうすことも出来ず何も出来なかったと言われています、敗者であるドイツ人が抵抗したら問答無用、即射殺

小さな少女から老婆まで犠牲・・・ほとんど子供としか呼べないような歳の娘たちまで残さず犯され、中には会陰が肛門まで裂けていた10歳から16歳までの少女たちは、病院で縫合しなければならなかったと記録されています・・・ロシア兵は女たちを殴りつけ、機関銃を突きつけ、順番を守って犯していった・・・当然、避妊など考えるものはいなかったでしょう。この結果、戦後のドイツでは大量の混血児が生まれることになったようです、男性から見放され、シングルマザーが相当増えたと言われています。ドイツは比較的医療が進んでいたので強姦により妊娠した子供を相当数処置されたと言われています。日本でも敗戦後、福岡県二日市(現筑紫野市)にあった厚生省引揚援護庁の医療施設、二日市保養所等々で強姦被害に遭った多くのの日本人女性(引揚者) に堕胎手術や性病の治療を行っています。

ドイツの男たちは命懸けで自分の妻や恋人を守ろうとしたのだろうか・・・ごく少数例を除いて、男たちはただひたすら怯え、隠れるだけだった・・・自分の妻が犯されると、彼女たちの裏切りを非難した人も多くいたと言われ、本当に悲劇です。
この悲劇は、ただでさえ傷ついた女たちの心をさらに深く傷つけ、そしてまた多くの誇り高いドイツ女性達が命を断ってしまいました。特に誇り高いゲルマン、ドイツ人、ロシア兵に汚されたという事実は、想像を絶するくらい耐えがたかったと言われています。

もう一つのベルリンの悲惨さを書いた実話にもとずいた、DVDがあります。
ベルリン陥落1945、2008年のドイツ・ポーランド合作映画でベルリンの戦い前後のベルリンを舞台としています。
原題は、Anonyma – Eine Frau in Berlin(匿名 - あるベルリンの女性)です。匿名ドイツ人女性を中心に、1945年4月末のベルリン侵攻してきたソビエト軍兵士らの強姦、敗残兵狩り、ドイツ人とソ連軍兵士描いた作品です。1911年~2001年死去のドイツ人女性の実手記が1954年にアメリカ合衆国で出版、1945年4月20日より6月22日までの日付となっています。
1959年、署名入りで西ドイツで出版されましたが、手記をまとめた女性に対して非難がなされ、彼女の死後、署名を明かさないという条件で再出版となったと言われています。
日本では日本語訳され、白水社から2008年、ベルリン終戦日記―ある女性の記録が、出版されています。

2008年、マックス・フェーベルベック(Max Färberböck)監督により、このドイツ人女性の手記が映画化。日本では、日本語の字幕がつけられたDVDがリリース、当時のベルリンの真実を知ることが出来ます、敗戦国の惨めさ、悲しさ・・・

DVDの概要
女主人(美人です、当時の女性に合わせたと言われています。)は、ジャーナリストでロシア語を話すことができ、夫のゲルトがドイツ軍兵士として出征するのを祝った後、1945年4月末、ロシア軍がベルリンに侵攻、ドイツ軍兵士が抵抗している箇所の制圧に当たります・・・ロシア軍兵士が、主人公女性のいるアパートに入ってきた。彼らの中には、女性に強姦を働くものもいる。止めさせるともできない住人たち。主人公女性も強姦されたが、取り仕切るロシア軍将校たちに取り入り、自分たちの安全を確保しようとします。

強姦は、たった数分のことだ、たいしたことはないのにとアンドレイ少佐は言うが・・・初老のドイツ人男性を激しく殴打しているロシア軍兵士に対して、アンドレイ少佐は格闘して止めさせるのと同時に、武器を隠し持つ者、それをかくまう者を銃殺するということを宣言します。
1945年5月2日、ドイツのヴァイトリング司令官が、ベルリンでの降伏を宣言しドイツ人兵士の投降を指示します。ロシア軍兵士は歓喜します。

強姦しようとしたロシア軍兵士に対して発砲したドイツ軍敗残兵の兵士が見つかると責任は敗残兵とその妻、他のものにはお咎めなしとアンドレイ少佐は決定します。ドイツ人との関係をましなものとするため、アパート住人とソ連軍兵士とのパーティーが開かれるようになりました。アンドレイ少佐は、ベルリンから転任となります。
放心状態の夫ゲルトが、女主人公のところに戻ってきます・・・

近代世界には戦争等による数多くの女性の悲劇がありましたが、誇り高い当時のドイツ人、ベルリン陥落は近代世界最大の悲劇を生みました。これらの事実の公表は戦後はご法度であったようです・・・何時の日か再び復讐が繰り返されるのではないかとさえ思える内容です。

敗戦国ドイツ・・・現在でも当時の戦勝国の負の面等を公表することに対しては大きな圧力を受けると言われています。
このDVDは敗戦国の厳しさ、悲しさ、理不尽さを国境を越えて訴えてるように思えます。我々は歴史に目を背けること無く、歴史を学ぶ事が重要と思います。



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EMP兵器を保有する北朝鮮

2015-12-09 06:18:38 | 軍事

高高度EMP兵器(high altitude electromagnetic pulse weapon:EMP )核を越えた兵器と言われています。高度400km以上で核爆弾を爆発させ、対象地域のインフラ(電気・通信等々)を破壊する恐るべき兵器で人間、動物に対しては犠牲を出さないと言われております。

超巨大な太陽フレアやCME(コロナ質量放出)とほぼ同じ効果を達成することが出来ると言われています。高高度EMP兵器が使用された場合は一時的に(数十年間)文明がストップする可能性さえあります。高度400km以上と言う高高度の要撃等々手段は現在は無いようです。

EMPの参考になるような事態が1962年に起こっています。米国は太平洋上空400kmで核兵器の実験を行いました、結果1300kmも離れたハワイでも停電等が起き電子機器に大きな障害が出ました。現在は更にコンピューター依存社会で当時と比較できないような大障害を起こすでしょう。1963年以降は大気圏外の部分的核実験は禁止されています。現在も米、ロシア、中国、イスラエル等々はEMPの研究は続けていると言われています。EMPは恐るべき兵器です。

高高度EMP兵器の仕組み。
波長が非常に短い電子ガンマ線は、酸素原子や窒素原子などと衝突すると原子の外殻にある電子が分離される電離現象が起きます。
大気中で電離現象が起これば、電が巨大な電子雲を形成していく上で、電子雲が地球の磁場に引きつけられて、らせん運動をしながら超強力な電磁波を放出する。電子が大気中の酸素分子と結合するとマイナスイオンを生じ、この時にマイナスイオンが陽イオンと混合され、プラズマを生成し、そしてプラズマは電磁波を放出します。 電磁界から放射される電磁波とプラズマが放出した電磁波が地上に影響を与えてしまうことが高高度EMP兵器の動作原理と言われています。

一説では、北朝鮮を軍事、経済を支えてる勢力がいると言う現実、スイスと北朝鮮は極めて密接と言われています、スイスを本拠地にしてる巨大金融資本・・・トップの金正恩委員長は(横●め●●さん付き添い)も長年スイスで(特に核知識については、世界のリーダーでは断トツとも言われています。)多くを学んでいます。帰国後、巨大金融資本等々の巨額の資金支援等で高高度EMP兵器基本設計開発を完了したと言われ、後は製造、実験で高高度EMP兵器を実戦配備となると思いますが、北朝鮮を侮ってはならないでしょう。費用対効果でも優れており、近い将来実戦配備するでしょう。

過去、朝鮮中央通信は、平壌の人民文化宮殿で開かれた朝鮮人民軍建軍80周年を祝う中央報告大会で、総参謀長はこの日、人民文化宮殿を訪問した席で、移動式の兵器で米国を一撃で破壊することができると語っています、この発言が高高度EMP兵器を意味していると言われています。更に中国が開発中と言う個人プログがありましたが、信憑性は何ともいえませんが・・・これらが本当であれば、日本は更に大きな危機を秘めてることになります。

昨今の欧米のネット記事では、米国ボーイング社が、非核極超短波ミサイルを開発、テストに成功しています、小型ピンポイント・非核EMP兵器になると思いますが、相手国のインフラ等々上空で無人機等を用いてピンポイント攻撃・・・テロより始末が悪い兵器かも知れません。厄介なEMP兵器等が世界に登場した現在、今後、核兵器等とは違う新たな脅威と対峙しなければならない可能性があります。

過去、日経ニュース(今は、削除されています。)に・・・北朝鮮が、核爆発による強力電磁波で通信、兵器運用コンピューター網等を破壊する電磁パルス(EMP)爆弾の開発に成功した可能性が浮上・・・CIA(米中央情報局)で核問題の専門家として勤務したピーター・フライ氏が、米ラジオ、ボイス・オブ・アメリカに以下のように発言しています。
EMP爆弾を開発したロシアの科学者が、EMPデザイン情報が北朝鮮に流出したことを明らかにしました。2004年にロシアの科学者たちは、北朝鮮が数年以内にスーパーEMP爆弾を開発するだろうと言及し、2年後(06年、咸鏡北道吉州郡豊渓里で実施)に北朝鮮は1回目の核実験を行っています。

1回目の核実験の際の威力は1-3キロトン(当時のニュースでは、爆発の規模は高性能爆薬TNT換算で、USGSが0.5~5キロトン、日本の東京大学地震研究所が0.5~1.5キロトン程度ではないかとコメント、最も大きな見積もりでも15キロトン程度と見られています。北朝鮮は核実験の直前に中国に核実験実施を事前通報していますが、その時の設計計画爆発力は4キロトンとして中国に通知しています。)にとどまり、核実験は失敗したと判断した人が多かった。しかし威力が低いのは、スーパーEMP爆弾の特徴と語っています。
韓国統一ニュース(ネット等々の記事)では、統一学研究所所長のハンホソク氏が、高高度EMP兵器の見解を述べています。
前半は南北朝鮮と米国の間の軍事的関係の一般論、後半には米国を青銅器時代に戻す巨大な電子雲という部分があります。

高高度EMP兵器の特徴は、北朝鮮のような小さな国家でも米国を相手に対等に戦える武器と言えるでしょう。高高度EMP兵器が米国に使用された場合を非常に細かく記載されていて、被害想定を回復に約160兆円の費用、送電網の回復だけでも最短3年から最長10年かかるとしています。これは米国政府自らの試算した結果と言われています。

一般に高高度EMP兵器等の基本的対処事項は、電磁パルスの遮断、簡易ファラデーケージ( Faraday cageとは、導体に囲まれた空間、またはそのような 空間を作り出すために用いられる導体製の籠や器、導体に囲まれた 内部には電気力線が侵入できない)を用意、食糧と飲料水を確保等々・・・核兵器等と違い、高高度EMP兵器攻撃は、攻撃自体で人、動物等が死ぬわけではありませんが、インフラ等の被害は想像を絶するでしょう。

参考
韓国統一ニュース(2011.6.27)
北米大陸を覆う巨大な電子雲

米国の青銅器時代に戻す、巨大な電子雲
北朝鮮の核兵器、大陸間弾道ミサイル等の実験に対しての米国の高官や米国の軍事専門家たちは常にそれを過小評価していると思います。
この過小評価を打ち消す評価が最近出て、北朝鮮が2年前に実施した地下核実験を、最近新たな視点で眺めた結果、単なる地下核実験ではない可能性が浮上しています。

2009年6月15日、アメリカ政府内の16の情報機関を総括するホワイトハウスの国家情報局長室(ODNI)は、3つの章からなる短い声明を発表しました。
声明は北朝鮮側の地下核実験を続けて分析するという言葉で締めくくられていましたが、米国は北朝鮮の地下核実験の分析結果をついに公開しませんでした・・・なぜ公開しない?
北朝鮮の地下核実験に対する米国の分析結果が公開されていない理由を明らかにする手がかりは、CIA(アメリカ中央情報局)の核兵器分析の分析官を務めたピーター・プライ博士が、2011年6月23日、米国のボイス・オブ・アメリカの記者と行った対談の中に見つけることができます。

ピーター・プライ博士の言葉によると、北朝鮮側が2009年5月25日(午前9時54分頃、咸鏡北道吉州郡豊渓里付近・・・同日正午前、朝鮮中央通信は核実験を行い成功発表、朝鮮中央放送も正午の定時ニュースで地下核実験に成功したと報じました。北核実験、爆発は4キロ・トン程度…当時の米核専門家が分析)に実施した地下核実験は、3キロトン級の核爆発実験で、当時、米国は北朝鮮側が10~12キロトン級の核爆発実験を実施すると予想していましたが、北朝鮮側はそのような予想を覆し、3キロトン級の核弾頭を地下核実験を実施しました。

軍事専門家の発言に出てくる初歩的なレベルの核弾頭というものは、当時のアメリカが予想していた 10~12キロトン級の核弾頭でした、北朝鮮側は初歩的なレベルではなく、最先端の3キロトン級の小型核弾頭を地下核実験を実施しました。米国の軍事専門家たちは、北朝鮮の核弾頭は初歩的なレベルだと過小評価する発言を続けています。

10~12キロトン級の核弾頭と、3キロトン級の核弾頭はどのような相違があるのか?
小型の核兵器よりも中型の核兵器の破壊力のほうがより強く、そして、中型の核兵器よりも大型の核兵器の破壊力が強いという認識があるために、核兵器は爆発力が大きければ大きいほど威力的だと見るのが一般的です。核兵器の威力を、従来の核攻撃の形だけで判断すると、そのような一般認識も正しいと思われるますが、核兵器の威力を従来の核攻撃とは異なる新たな核攻撃の側面から判断すると、そのような常識はもはや通用しないのでしょう。新たな核攻撃とは、通常の核兵器との比較がされたことがなく、破壊力がより強い高高度EMP兵器を使用した核攻撃を意味します。

高高度EMP兵器は、400km以上の高高度で核爆発を起こす第2世代の核兵器と言われ、効果はアメリカ中央部のネブラスカ州オマハの上空400kmの高さから高高度電磁波兵器が爆発させると、その爆発と放射能は地上に達しません。その代わりに、巨大な電子雲が空中に形成され、その電子雲から強力な電磁波が放出されます。

1997年7月16日、米連邦下院国家安全委員会の公聴会に提出された資料によれば、電磁波兵器が北米大陸の中央部上空50kmの高さで爆発した場合、半径770kmに及ぶ地域が破壊、上空200kmの高さで爆発すれば半径1600kmに至る地域が破壊、上空480kmの高さで爆発すれば半径2360kmに及ぶ地域が破壊されることが明示されています。

アメリカ東西間の直線距離は4000km、北米大陸中央部の上空480kmの高さから高高度電磁波兵器が爆発すれば、北米大陸は巨大な電子雲に完全に覆われ、北米大陸を覆う巨大な電子雲は、アメリカ全土に点在する約5000カ所に及ぶ変電所から同時に電気スパークを起こし、発電所と変電施設を破壊、アメリカ全土にクモの巣のように広がっているいる送電網を破壊、破壊された変電所、送電網を回復するためだけに最初の年は2兆ドル(約160兆円)を費やし、回復期間は最短3年から最長10年かかると言われています。

送電網に接続されたあらゆるネットワークと交通網も破壊、半導体電子部品が組み込まれたあらゆる種類のミサイルや戦闘機や空母や戦艦も破壊され、コンピュータ、携帯電話等もすべて破壊、これらは米国の軍事力と産業システム、都市空間が全面的に破壊されることを意味します。送電網の回復だけでも最長10年かかると試算、軍事力や産業システムと都市空間の両方を回復するには、50年以上を要するでしょう。ハワイ、アラスカを除く米国全土では50年の間、青銅器時代に戻されるでしょう・・・ 回復期間を50年と推定しているのは数字上の計算なので、米国が50年間の修復事業を行いますが、21世紀のコンピュータ時代に戻れるかどうかは懐疑的だと言われています。回復の可能性より、米国が滅びる可能性があると言われています。

日本への攻撃
国土面積が狭い日本には大陸間弾道ミサイルは必要なく、中距離ミサイルに高高度EMP兵器を乗せて日本列島中央部の名古屋上空50kmの高さで爆発させた場合、九州西端の長崎から、青森まで日本列島が電子雲に完全に覆われると言われています。その結果は、米国同様インフラ等が破壊され絶望的な状況になるでしょう。

北朝鮮の西海にある衛星発射場を距離測定の基準点にするとそこから北米大陸中央部までの距離は9800kmで、名古屋までの距離は1200km、発射された高高度EMP兵器が北米大陸中央部上空に達するまでの時間は30分、名古屋上空に達する時間は4分と言われています。

高高度EMP兵器を開発する技術は、巨額の資金さえ確保すれば、小型核弾頭の製造技術、大陸間弾道ミサイルの製造技術があれば作り出すのは容易と言われています。高高度EMP兵器は、現在韓国軍が開発中の非核低高度EMP兵器とは比較などできないほど破壊力が強く、軍事戦略の拠点に設置された電磁波防護施設まで破壊してしまう恐るべき威力を発揮すると言われています。

米国を核兵器で攻撃した場合には、米国は直ちにその国に対して核兵器で反撃するでしょうが、高高度EMP兵器で米国を攻撃した時には、米国はすでに完全に麻痺状態、反撃能力が喪失しているため、反撃不可能となります。例え米国が攻撃を察知したとしても400km以上の高高度では要撃は不可能です、例え相手国に反撃したとしても、自国米国は壊滅的な社会となるでしょう。どちらにしても米国は北朝鮮と戦うことは極めて不利であると言われています。昨今の米国の北朝鮮への強攻策の激減理由が高高度EMP兵器配備が影響してると言う人もいるようです。

ピーター・プライ博士の指摘によると、北朝鮮が2009年5月25日に地下核実験で決めた3キロトン級の小型核兵器は、25メガトン級水素爆弾よりもはるかに多くのガンマ線を放出する超強力な電磁波兵器(スーパーEMP兵器 )だったということが言えるといえます。これらを勘案すれば米国が北朝鮮の地下核実験についての分析結果をついに公開しなかった理由が・・・

米国は3年前、北朝鮮側が3キロトン級の小型核兵器で実施した地下核実験を精密分析結果、北朝鮮側が高高度EMP兵器を保有したことを知って、その衝撃と恐怖の結果として北朝鮮の地下核実験について分析の結果をついに公開しなかったと言えるでしょう。
北朝鮮は2009年5月25日、地下核実験を実施する30日前の2009年4月5日に、人工衛星「光明星2号」を搭載したロケット銀河2号を打ち上げています。

北朝鮮側が宇宙発射体の発射、地下核実験を1ヶ月の間隔をおいて連続で行ったことは、3キロトン級の小型核弾頭を改良した第2世代の高高度EMP兵器を大陸間弾道ミサイルに乗せて、北米大陸の上空高くを持つものとして打ち上げる能力を実物に立証したものと考えられます。

これらの記事の信憑性は何とも言えませんが、これらの情報が事実だとしたら、日本は孫子の兵法に徹するのか・・・近い将来、北朝鮮はEMP兵器を実践配備するでしょうが、特に日本は核兵器とは違った極めて難しい問題になる可能性を秘めています。


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ノブレス・オブリージュ(noblesse oblige)

2015-12-02 10:43:50 | 日本社会

12月1日、米IT大手フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO、31歳)、妻のプリシラ・チャンさん(中国系アメリカ人)は第一子(長女)が誕生したことをFacebookで発表、名前はマックス(Max)ちゃん・・・誕生を機に、保有する同社株の99%を、次世代のために寄付する考えを明らかにしました。現在の株価で約450億ドル(約5兆5000億円)と言われています。
資金で基金を新設、寄付金を次世代の教育や医療の支援に充てる意向と言われています。自らのフェイスブックで、マックスちゃんに宛てた手紙を公表し、お母さんと私は、あなたがくれた希望を言い表す言葉がまだ見つからないと書き出し、すべての親と同じように、今日より、より良い世界であなたに育ってほしいと思うと思いをつづっています。本当に素晴らしいニュースですね・・・サッカーバーグ氏(31歳)の根底に流れる心とは・・・

現代の日本人には馴染みが薄いと言われる、フランス語のノブレス・オブリージュ(noblesse oblige)、意味は「高貴さは相応の義務、責任等々を伴う」・・・財産、権力、社会的地位等々の持ってる人は相応の責任、社会等に対しての貢献等々が必要と言う意味と言えると思います。

ファニー・ケンブル(19世紀イギリスの女優および著作家)が1837年に手紙に・・・確かに貴族が義務を負うのならば、王族はそれに比してより多くの義務を負わねばならない・・・と書いています、この言葉が使われた最初であると言われています。

法的な義務ではないため、これを為さなかった事による法律上の処罰はないが、社会的批判・指弾等を受けることもあると言われています。昨今の欧米では特に富裕層、有名人、権力者等々が社会の模範となるように振る舞うべきだという社会的責任に関して用いられているようです。

貴族制度や階級社会が残る現在のイギリス、上流階級には「ノブレス・オブリージュ」の考えが強く求められていると言われています。過去のフォークランド戦争にもアンドルー王子などが従軍、現在でも高校卒業後のギャップ・イヤー(高等学校卒業から大学への入学、あるいは大学 卒業から大学院への進学までの期間)に、ウィリアム王子はチリ(南米)で、ヘンリー王子もレソト(アフリカ)の孤児院でボランティア活動に従事しています。ウィリアムはホームレス支援事業のパトロンで、自ら路上生活体験をしています。

特に、米国では富裕層、名士等が相応にボランティア活動や寄附をする事は極一般的なことで、何も珍しいことではないと言われております。上記に記したのは一例ですが、日本と違い、他にも無数にあります。これらの行為は米国の価値を高めているように思います。
これらは企業の社会的責任遂行(CSR)にも通じる考え方でもあるように思います。

戦前の皇族等の一例では、皇族男子は、基本的に日本軍の軍務に就くこととなっており台湾出兵、日華事変、大東亜戦争では、皇族出身の戦死者も出しています。華族等は大日本帝国に貢献することが要求されていました。これは日本版ノブレス・オブリージュ(noblesse oblige)と言えるかも知れません。

音羽正彦侯爵、朝香宮鳩彦王の第二王子、明治天皇の第八皇女です、允子(のぶこ)内親王の母、次男です。音羽侯爵は軍艦陸奥に乗り組み、副砲長兼分隊長として活躍、海軍砲術学校高等科学生として砲術の研究に当たり、同校を卒業しています。後は第一線に配属されることを希望し、昭和18年(1943)11月にはウェーキ島、同年12月にはマーシャル諸島方面部隊参謀、昭和19年2月6日のクエゼリン島の激戦において自ら陣頭に立ち最後の突撃を敢行、壮絶なる戦死を遂げています、戦死後に海軍少佐に昇進されています。

伏見博英伯爵、伏見宮博恭(ひろやす)王の第四王子として誕生、母は最後の将軍徳川慶喜の第九女経子(つねこ)、昭和11年に海軍少尉に任官すると同時に臣籍降下、昭和18年8月下旬に南太平洋方で飛行機に搭乗して作戦要務遂行中に、敵機と交戦して重傷、その後8月26日に戦傷死

北白川宮永久王、北白川宮能久(よしひさ)親王の第三王子である成久王を父、明治天皇の第七皇女の房子(ふさこ)内親王を母として、明治43年(1910)2月29日に誕生、永久王は学習院初等科から陸軍幼年学校、そして陸軍士官学校へ進学し、父の成久王と同じ近衛野砲連隊入隊、野砲兵学校、陸軍大学へ進学、昭和15年(1940)3月9日中国に派遣、駐蒙(ちゅうもう)軍参謀、約半年後に内蒙古戦線での演習中に飛行機事故により死亡、陸軍大尉だった永久王は戦死後に陸軍少佐に昇進、以後永久王は軍神とされ、その死を讃える歌が作られました。永久王の第一王子である道久(みちひさ)王は昭和12年(1937)生まれ、3歳で北白川宮家を継ぎ、現在は伊勢神宮の大宮司を務めてられていると言われています。

北白川宮が悲劇の宮様と言われるのは、親子三代続けて海外で戦死または事故死しているからと言われています。永久王の祖父に当たる第二代当主の能久親王は、明治28年(1895)、陸軍中将、近衛師団長として日清戦争後の台湾平定において戦病死、これらの皇族例は、ノブレス・オブリージュ(noblesse oblige)の考えが反映されているように思えます。

ネット記事等を参考にしていますが、思いつき、意味不明文があるかも知れませんが、日記プログということで・・・



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