極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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欧米・日本の報道内容と違う、プーチン大統領の軍人の母親、特別軍事作戦の参加者との面談

2022-12-31 10:00:41 | プーチン大統領演説等

プーチン大統領はロシアの母の日にあたる11月27日を2日後に控え、軍兵士の息子を持つ母親たちと面談を行っています。ロシア大統領室は11月25日、モスクワ郊外ノボオガリョボの大統領公邸でプーチン大統領が参戦軍人の母親約17人との懇談会を開いています。

以下文はロシア大統領府の正式公開記録文(懇談部分は一部のみ記しています)です。素人の訳文ですので、可笑しな箇所があるかも知れません、その箇所はスルーして下さい。

この正式公開文では、私達が得る報道内容とは違い、政府と国民の思いの一部を知ることが出来ます。根底が反ロシアである欧米、日本の報道内容とは違う面が多くあります。

 

原文 ↓

Встреча с матерями военнослужащих – участников СВО • Президент России (kremlin.ru)

会談

プーチン大統領・・・こんにちは。

ご存知のように明後日はロシアでは母の日です。この日は豪華な盛大なお祝いではなく、特別な日で心のこもった暖かい日でもあります。

ロシアのすべての人々は母親への尊敬、賞賛をしていることを私は覚えています。私はあなた方だけでなく、他の多くの女性にも理解をしています。

多くの息子、子供さんがウクライナで戦ってるロシアでは、この母の日に対するものは特別なお祝いのものではありませんが、おそらく、あなた方が息子、子供さんに何が起こっているかについて考えるとき、不安と心配でしょう。

母親にとって息子、子供さんの年令に関係なく、常に息子、子供さんであり、ここにいて息子、子供さんを亡くされた皆さんも含めて、これは悲劇でもあります。

あなた方は私が哀悼の意を表す正式な言葉を言う心を持っていないと思われるかも知れません。国の指導者、国民全員と私はあなた方の痛みを共有しています。私たちは息子、子供さんの喪失に代わるものは何もないことを理解しています。私たちが命を負い、産み、養った母親です。私たちがこの痛みをあなたと共有していることを是非知ってほしいです。

もちろん、私たちはあなた方が忘れられていると感じないように、具体的なサポートを行い最善を尽くします。

 

人生はテレビ画面やインターネットに表示されるものよりも複雑で多様です。インターネットはさまざまな偽の話、欺瞞、嘘でいっぱいであるため、インターネットを完全に信頼するべきではありません。情報は現代世界では単なる別の攻撃兵器であり、情報攻撃は単なる別の効果的なタイプの闘争であるため、インターネットは情報攻撃に満ちています。

 

私たちは今日、ここに集まりましたが、私はあなた方の意見、要望直接の評価を聞きたかったのでこの会議を提案しました。

あなた方も多くの情報を受け取っていると思います。私はさまざまな情報源から多くの情報を受け取りますが、あなた方の評価、あなたの意見、アイデア、提案等は大変意味あることです。

今日、議論することは、すべてのことが考慮され実際の生活で生かされ使用されるようにします。それが私が最初に言いたかったことです。

 

最後に、挨拶として私がずっと話してきたことを申し上げたいと思います。

先ず、第一に家族はすべての源であることです。

あなた方の息子、子供さんの多くがノヴォロシア(新ロシア)やドンバスの人々を含む私たちを守り、保護するために故郷、祖国のロシアに仕え、守ることを決意したという崇高な事実も間違いない事実で結果です。

これは、勧めや道徳的な警告の結果ではありません。結果として、これはあなた方の個人的な結果でもあり、これは常にそうなるでしょう。

何を言おうと、これは非常に重要で、このような例は、その人の自己認識、基本的価値観の基礎に影響を与えます。個人的な例は、教育と育成の主な、最も重要で最も基本的なものです。

あなた方の息子、子供さんの英雄的な行動を考えると、私はこの側面を正確に議論したかったのです。もちろん、これはあなた方のロシアに対する献身的な多大な貢献にほかなりません。

これはあなた方の献身的な貢献であり、あなたの息子、子供さん、あなた方の夫の献身的な貢献でもあります。

これはすべての家族において、常に両面のプロセスで彼らが本当のヒーローであることを知っています。

 

これは、彼らとその直属の上司を除いて、誰もがこの任務がどれほど困難で難しいか、そして自分の生命、健康へのリスクがどれほど危険であるかを知らないからです。彼らだけがこれを感じ、気づきます。

時々、私は彼らと話しますが彼らの何人かと直接電話で話しました。いずれにしても、任務に対する姿勢を話しました。

彼らは私が電話することを期待していませんでしたし、これらの電話は母親に伝えています。これは、彼らが英雄であると言う、何よりの理由となります。これが私が最初に言いたかったことです。

 

自由な議論をしましょう。

すでに述べたように、私はあなた方が今日発言した全てに耳を傾け、善処します。

*****

スナ・ナビエワ・・・私はスナ・ナビエワです ダゲスタン。

私の息子、エンヴェルはカザン高等戦車司令部学校を卒業、ブリヤート共和国で奉仕しています。彼は最初の日からSMOの一員で、二度負傷、そして病院に滞在しました。回復すると、自分の部隊に戻りました。

電話で話すこともあります。 私が大統領に会うつもりだと知ったとき、私に敬意を送るように頼みました。息子のすべての仲間、軍人はやるべきことを、すべてをやるだろうと言いました。

私の祖父と2人の曽祖父は大祖国を戦いました。私は彼らを失望させることはできません。最前線にいる兵士もしばしば、彼らの祖父を思い出すでしょう。

彼らは全国から、さまざまな場所から来ています。私はラク人です、私はダゲスタニ人です、私はチェチェン人です。 イングーシ語、ロシア語、タタール語...ダゲスタンの人々は、この戦いは正しいことですと言います。

私たちの家族は山村から来ています、アフティンスキー地区のジャバです。私たちには大規模な多民族の家族がいます。

私の義母は母ヒロインで、彼女には12人の子供がおり感謝しています。マザーヒロインの高い称号を受けてとても光栄です。これは非常に重要で、ダゲスタンとロシアの母親のためにも。

 

プーチン大統領

ナビエワさん、まず、 息子さんからのお言葉ありがとうございます。私は最初から、私たちの部下に彼らの戦い、彼らの義務の遂行に対する国の態度に関する最も正確で客観的な情報を与えるように頼みました。

彼らもこの会議を見てほしいと思います。現代の技術がそれを可能にします。もちろん、無線通信はには特定のリスク、制限がある理由ですが、彼らはそれを聞くでしょうし、それについては間違いありません。私は彼らに母親の現況を見てもらいたいです。

息子の要求と挨拶は感謝して受け入れられます。私としては、息子と軍隊の仲間に最善を尽くします。

スナ・ナビエワさん、ありがとうございます。

プーチン大統領・・・いつ卒業しましたか コマンドスクールからですか?

スナ・ナビエワ・・・2010年です。

プーチン大統領・・・息子さんは困難で厳しい任務を遂行していると確信しています。これはすべてのロシアの兵士にとって当然のことであり、コーカサス、ダゲスタンの戦士にとってはなおさらです。

これらの人々は特別な文字を使用していることを、私は知っていますし、ダゲスタンでは1999年からイベントが行われており、イベントに関連する日決を私は忘れていません。

ダゲスタンは多民族共和国です。ロシアは全体として異なる民族の人々がいるユニークな文化を有していますし、さまざまな宗教が共存しています。ユニークな特徴は何百年にもわたる共存の中で、人々は共通のものを見つけただけではありません、言語だけでなく、お互いの伝統や宗教を尊重することを学びました。一緒に休日を祝い、試練の時を克服することを学びました。それらを全て書くことは不可能で、これがどのような意味であるかを知っています。

私は人々が自分自身を分割しないことを知っていますし、カーストまたは民族グループは、すべてが平等で、すべてが互いに助け合い、生活はこの相互扶助と支援に依存していることに気づきます。これは非常に重要な点です。彼らはやるべき任務・義務を果たしています。

どうもありがとうございました、あなたの息子さんに感謝します。

息子さんと戦友にも敬意を表してください。スナ・ナビエワさんありがとうございました。

 

ニーナ・プシェニチキナ・・・大統領、私はルガンスク人民共和国のキロフスクの小さな街出身で、街は最前線にありますが、私たちは戦っています。私たちはロシア連邦のおかげですべてを復元してもらっています。私たちはイルクーツク地域の後援で、現在55の施設を修復しています。 最近、知事が私たち図書館、学校を訪問した時、私はここにいました。

今となっては常識ですが、9月30日、 私たちは素晴らしい、輝かしいイベントを持ちました。私たちはロシア連邦の地域になりました。

私の息子が2014年に武装したボランティア部隊に加わったとき、彼は私に言いました。「お母さん、私はロシアのため、世界のために戦うつもりです。この地域で禁止されているロシア語を使用できるように戦うつもりです。」

私の父は1941年から1945年まで戦争で戦い、勝利を持って家に帰りました。

私たちは、このロシア編入イベントを長い間待っていました。それは上り坂の連続でした。大切な多くの人々を失いましたが、私たちはロシアにいるという希望を失いませんでした。家に帰ったら、このロシア編入イベントが行われていました。

しかし、私の息子、コンスタンティン・プシェニチキンは、街を守る戦いで朝、亡くなりました。たまたま敵が来た時、塹壕から飛び出した時殺害されました。

最後の言葉は、「みんな、ウキーを切り刻みに行きましょう」でした。死後、勇気を称えメダルを授与されました。

私は、心が痛み、魂は凍りつき、暗い思い出は私の心を一杯にしていますし、目は涙でいっぱいです。

突然、息子は 「お母さん、悲しまないでください、私たちはお互いに会えます。私たちの住む町で次の人生で、私たちは再び一緒になるでしょう。」

以後、私は顔を上げて肩をまっすぐにし、殺された民兵の家族を助けるためにできる限りのことをし始めました。彼らのために市民会議所のメンバーとなりました。

私は最初の2つの国民投票の組織化を手伝いました。

2回目の国民投票の間、私は選挙委員会のメンバーで、これまで誰もそのような熱意を見たことがありませんでした。

老婆は旗を持って来て歌を歌いました。「私たちはあなたのところに来ます。」「自主的に私たちは自分たちでここに来ました。そして、プーチン大統領に感謝をして下さい。」

彼らは、私たち選挙委員会がプーチン大統領の使節だと信じています。私は伝聞からではなく、すべてを知っています。

以後・・・参加者全員の率直な会議、答弁となりますが、日本と違い、明確な答弁、対応がなされています。


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プーチン大統領の国民向けのテレビ演説(2022年9月21日)

2022-12-12 16:06:40 | プーチン大統領演説等

以下文はプーチン大統領の2022年9月21日、国民向けのテレビ演説文で、RT原文を訳したものです。全文を見ることが少ない国内報道、最初からロシア側の主張は一貫しており、ウクライナを占領する気は全く無いようです、唯、親ロシア住民への虐殺停止、NATO配備の考慮を求めています。この2点のみです。対し、G7・NATOはウクライナの平和を求めていないという事実は否定できないでしょう。平和よりも戦争遂行を求めています。日本も同様のようです。ベトナム、イラク、アフガニスタン、シリア等々と全く同じ手法を使用しています。ウクライナ自身がが停戦、終戦とすることは出来ません、何故なら・・・・であることは明白です。ロシア側も同族であるスラブ民族が多いウクライナに対し、民間施設内軍事攻撃では目標をずらしている攻撃もあるようで、同族に対する攻撃を躊躇しているようにも見えます。

 

全文

皆さん、私の演説のテーマはドンバス地域の情勢と2014年の軍事クーデターによりウクライナで政権を奪取したネオナチ政権からドンバス地域を解放するための特別軍事作戦の経過です。

私が話す相手は、わが国の全国民、さまざまな世代・年齢・民族の人々、われわれの偉大な祖国の国民、大いなる歴史的なロシアが結ぶ全ての人々、いま最前線で戦い、任務についている兵士・将校・義勇兵、われわれの兄弟姉妹であるドネツク人民共和国、ルハンシク人民共和国、ヘルソン州、ザポリージャ州のほかネオナチ政権から解放された各地域の住民です。

内容はロシアの主権と安全、領土保全のために不可欠で緊急の対応について、みずからの将来を決めたいという同胞の希望と意志への支援について、そして、あらゆる手段でみずからの支配を保とうと、主権を有し自立した発展の中心を封鎖・抑圧し、ほかの国や国民にみずからの意志を押しつけ続け、偽善を植え付けようとする一部西側エリートたちの侵略政策についてです。

西側の目標は、わが国を弱体化させ、分裂させ、最終的に滅ぼすことです。彼らは1991年、ソビエトを分裂させることができたので、今度はロシア自体が互いに致命的に敵対するたくさんの地域と州に分裂する時が来たと明言しています。

そして、西側は長いことそうした構想を練ってきた。彼らはカフカスの国際テロリスト集団を鼓舞し、わが国の国境近くにNATOの攻撃インフラを置きました。彼らは全体的なロシア嫌いを武器として、特にウクライナでは数十年にわたり意図的にロシアへの憎悪を醸成し、反ロシアの足掛かりとしての運命を背負わせ、ウクライナ国民自身を大砲の餌食にしてわが国との戦争に追い込みました。

 

彼らはこの戦争を2014年に始め、民間人に武力を行使し、クーデターの結果ウクライナに生まれた政権の承認を拒む人々に対して、ジェノサイド、封鎖、テロを計画しました。

いまのキエフ(キーウ)政権が実際、ドンバスの問題の平和的な解決を公式に拒否し、さらに核兵器を要求したあと、すでに過去2度起こったとおり、ドンバスへのさらなる大規模攻撃が避けられないことはじつに明白となりました。そうなればロシアのクリミア、すなわちロシアに対する攻撃へと続くことも避けられなかったでしょう。

これを踏まえれば、先制的な軍事作戦を行う決定は絶対に必要不可欠であり、唯一可能なものだった。ドンバス全域の解放という作戦の主要目標は、以前もいまも変わっていません。

ルハンシク人民共和国は、すでに全域でネオナチの掃討が済んでいます。ドネツク人民共和国での戦闘は続いています。この8年間でキエフ(キーウ)の占領政権はこの場所に深く階層化された長期的な防衛施設を築き上げました。正面突破すれば多大な損失を出すことになることから、われわれの部隊とドンバスの共和国軍の部隊は、計画的かつ有能に行動し、装備を使用し、人員をむだにせずに、ドネツクの土地を一歩ずつ解放しています。町や村からネオナチを追い出し、キエフ(キーウ)政権が人質や人間の盾にした人々を支援しています。

ご承知のとおり、特別軍事作戦には契約に基づいて任務に当たる職業軍人が参加しています。彼らと肩を並べて戦っている義勇兵組織は、民族も職業も年齢も異なる人たち、真の愛国者です。彼らは心の声に従ってロシアとドンバスを守るため立ち上がりました。

この点に関して、私はすでに政府と国防省に対し、義勇兵とドネツク・ルハンシク人民共和国の部隊の戦闘員の法的な位置づけを完全かつ可及的速やかに決定するよう指示しました。この地位は物資・医療面の支援や社会保障を含め、ロシア軍の正規軍人と同じでなければなりません。ドンバスの義勇兵組織と民兵部隊に装備品を供給する態勢作りに特別な注意を払わなければなりません。

ドンバス防衛の主要任務の決定に際し、わが軍は国防省と参謀本部の戦略行動全般に関する計画と決定に基づいて、ヘルソン州とザポリージャ州の相当な領域と、その他いくつかの地域をネオナチから解放しました。結果として、1000キロを超える長大な戦線が形成されました。

きょう、初めて公言したいこととは何か・・・イスタンブールでの交渉を含め、特別軍事作戦の開始後すでに、キエフ(キーウ)の代表団はわれわれの提案に非常に前向きな反応を示しました。これらの提案は何よりもロシアの安全、われわれの利益に関わるものでした。ところが明白に、平和的解決は西側諸国の思惑に沿わず、一定の妥協が成立したあと、実際キエフ(キーウ)には一切の合意を潰すよう直接の命令が下されたのです。

ウクライナにはさらに多くの武器が投入されるようになりました。キエフ(キーウ)政権は、外国人傭兵と民族主義者から成る新たな武装集団、NATOの教範で訓練され西側の顧問が事実上指揮する軍隊を配備しました。

同時に最も過酷な形で強化されたのが、2014年の軍事クーデター直後に確立されたウクライナ全土の自国民に対する弾圧体制です。脅迫・テロ・暴力による政治はますます大規模で、おぞましく、野蛮な形態となっています。

強調したいのは、ネオナチから解放された領土は、歴史的にノヴォロシアの土地ですが、暮らす人の大多数が、ネオナチ政権のくびきに置かれることを望んでいないとわれわれは知っています。ザポリージャ州、ヘルソン州、ルハンシク、ドネツクで、ハルキウ州の占領地域でネオナチがはたらいたような残虐行為が見られたし、まだ見受けられます。バンデラ主義者やナチの懲罰隊員の子孫は人を殺し、拷問し、投獄し、憂さ晴らしをし、民間人に制裁を加え、嘲笑しています。

ドネツク人民共和国とルハンシク人民共和国、ザポリージャ州、ヘルソン州には、戦闘開始前は750万人以上が居住していました。その多くが避難民となり、故郷を去ることを余儀なくされました。そして、残った約500万人は、いま、ネオナチ戦闘員による絶え間ない砲撃やミサイル攻撃にさらされています。彼らは病院や学校を攻撃し、民間人に対するテロ行為を行っています。

われわれは、近しい人々を苦しめるため迫害者に引き渡す倫理上の権利を持たず、運命をみずから決定したいという彼らの切実な願いに応えないわけにはいきません。ドンバスの人民共和国の議会とヘルソン、ザポリージャ両州の軍民行政府は、その土地の将来についての住民投票の実施を決定し、われわれロシアにこうした措置を支持するよう要請してきました。

強調しておきたいのは、われわれは、人々がみずからの意思を表明できるよう、住民投票の実施に向けた安全な条件を整えるためあらゆることを行います。そして、ドネツク・ルハンシク人民共和国、ザポリージャ州、ヘルソン州の住民の大多数によってなされるみずからの将来についての決定を、われわれは支持します。

皆さん。

現在ロシア軍は、すでに話したとおり、1000キロを超える戦線で活動していて、ネオナチ組織だけでなく、事実上、西側が結集した全軍事機構と対抗しています。

こうした状況においては、次のような決定を下す必要があると考えます。それは、われわれが直面する脅威に十分対応できるものです。すなわち、われわれの祖国と主権、領土の一体性を守り、わが国民と解放地域の人々の安全を確保するために、ロシア連邦で部分的な動員を行うという国防省と参謀本部の提案を支持することが必要だと考えています。

繰り返しになりますが、言っているのは部分的な動員のことで、つまり兵役への招集の対象となるのは、現在予備役になっている国民だけで、とりわけ(ロシア)軍で勤務したことがある者、一定程度の軍事の専門知識や関連する経験を有する人だけです。

兵役に招集された者は、部隊への派遣に先立って必ず、特別軍事作戦の経験を考慮した追加の軍事訓練を受けることになります。法令に基づき、連邦議会の上下両院には、本日、正式に書面で通知されます。

動員措置は本日9月21日から開始されます。各地の首長に対し、徴兵委員会の業務に必要なあらゆる援助を行うよう指示します。

特に強調したいのは、動員により兵役に招集されたロシア国民は、契約に基づき兵役に就く軍人と同じ地位、給与、あらゆる社会保障を受けるということです。

部分的動員に関する大統領令は、国家防衛の調達を履行するための追加的な措置も規定していることを付言します。軍産複合体の役員は、兵器や装備品の増産と追加の生産設備の配備に直接の責任を負っています。また、防衛産業に対する物的、資源的、財政的保障をめぐる全ての問題は政府によって遅滞なく解決されなければなりません。

西側は、攻撃的反ロシア政策においてあらゆる線を越えました。われわれは常に、わが国とわが国民に向けた脅威を耳にしています。西側の無責任な政治家の一部は、ウクライナに対する長距離攻撃兵器、つまりクリミアやその他のロシアの地方への攻撃を可能とするシステムの供給計画について、ただ話をしているというだけではありません。

こうしたテロ攻撃は西側の兵器を利用したものも含め、すでにベルゴロド州とクルスク州の国境付近の集落に対して行われています。NATOは最新のシステム、航空機、艦船、衛星、戦略無人機を利用して、リアルタイムでロシア南部全域を偵察しています。

アメリカ、イギリス、NATOは軍事行動をわが国の領土へ移すようウクライナに直接働きかけています。もはや公然と、ロシアは戦場であらゆる手段でもって粉砕され政治・経済・文化、あらゆる主権を剥奪され、完全に略奪されなければならないと語られています。

核による脅迫も行われています。西側が扇動するザポリージャ原発への砲撃によって、原子力の大災害が発生する危険があるというだけでなく、NATOを主導する国々の複数の高官から、ロシアに対して大量破壊兵器、核兵器を使用する可能性があり、それは許容可能という発言も出ました。

ロシアに対してこうした発言をすることをよしとする人々に対し、わが国もまたさまざまな破壊手段を保有しており、一部はNATO加盟国よりも最先端のものだということを思い出させておきたい。わが国の領土の一体性が脅かされる場合には、ロシアとわが国民を守るため、われわれは、当然、保有するあらゆる手段を行使します。これは脅しではありません。

祖国の領土の一体性、われわれの独立と自由は確保され、改めて強調しますが、それはわれわれが保有するあらゆる手段によって確保されるでしょう。核兵器でわれわれを脅迫しようとする者は、風向きが逆になる可能性があることを知るべきです。 世界の支配を目指し、わが祖国、わが母国を解体し隷属させると脅す者を阻止するのは、われわれの歴史的な伝統で、わが国民の宿命の一部となっています。われわれは今回もそれを成し遂げ、今後もそうし続ける。皆さんの支持を信じています。

 


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日本で報道されない、ロシアの本音

2022-10-29 19:07:30 | プーチン大統領演説等

昨今のG7・NATO等々はウクライナではロシアは短期間で屈すると思っていたようですが、欧米のプロパガンダが多いと言うことは劣勢を意味しているかも知れません。昨今の一番の問題はロシアの戦略等による劣勢状態を認めるわけにはいかず、如何に劣勢状態が解らないような停戦に持ち込むかにかかっているようです。

本当に酷い、欧米の反ロシア報道、鵜呑みする多くの人達、利権を手放したくないため反ロシアを叫ぶ人達、世界には真相を知っていても職、地位を失うため反ロシアに従っている人達も多いと思います。唯、言えることは善い意味で、世界は欧米主導から大きく変化し、後戻りできないと思います。

孫子の兵法からしても、ロシア側は何時でもオープンであり、交渉は受け入れると言っていますし、米英の傀儡政権でも、一日も早くウクライナ側が停戦のテーブルに着くことがウクライナの国益、国民益に叶うことは明白です。米英等の孫子の兵法を無視した反ロシア策等々・・・ウクライナ策等での責任回避のため多くの閣僚、首相が自ら退任しています。首相が交代している国は自らの責任回避でしょう。どこの国の首相が交代したか?米英はロシアの大義を認めるわけにはいかないでしょう。世界大戦、核戦争を誘導するしか道は無いようにも思いますが、中国、北朝鮮、イランはよりロシア寄りに大きく舵を切るでしょう。

 

以下動画は世界を紐解く時の参考になるかも知れません。

FABVOXさんの動画紹介です。私達が知ることが出来なかった動画情報が多くあります。是非訪れて下さい。 FABVOXさんのリンク先 ↓

https://www.youtube.com/channel/UCQRt5y6D8PUOlXo5LrmJzgw

 

プーチン大統領「人々の選択:永遠に共に」コンサートラリー演説 2022年9月30日

   以下動画は2022年9月16日 上海協力機構での記者質問

 

「ノルドストリーム」のテロ・黒海艦隊攻撃、英国が計画に参加=露国防省

2022年10月29日

 Sputnik / Ministry of Defence of the Russian Federation

ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は29日、バルト海を通る海底パイプライン「ノルドストリーム」で起こったテロについて、英海軍が作戦計画に参加していたと発表した。またこの日、露クリミア半島のセバストポリで発生したウクライナ側によるロシア黒海艦隊への攻撃についても、英国の特務員の指導のもと実施されたとしている。

コナシェンコフ報道官によると、29日早朝、ウクライナ側がセバストポリにある露黒海艦隊の基地を無人航空機(ドローン)などでテロ攻撃した。露軍の対抗措置により、ドローンは全て破壊された。ロシア側は掃海艇1隻と港湾内の海上遮蔽装置が軽微な損傷を受けた。

また、被害を受けた黒海艦隊の船団は、国際合意に基づいてウクライナの港から穀物を輸出する海上人道回廊の安全を守っていたものだったとしている。

一連の攻撃の計画やウクライナ軍の第73海上作戦特殊部隊の教練は、ウクライナ南部ニコラエフ(ミコライウ)州オチャコフ市にいた英国の特務員の指導のもと行われたとしている。また、この英海軍の特殊部隊は9月に起こった「ノルドストリーム」の爆破テロの計画や実施にも関与している疑いがあるという。

 


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ウラジーミル・プーチンの世界への手紙

2022-10-22 04:29:00 | プーチン大統領演説等

以下文は、日本で公開等されていないTelegram(テレグラム)の中の記事コピーです。プーチン大統領は何を考えているかの一端を知ることができます。可笑しな文はスルーして下さい、日々の思いを記した雑日記とします。

昨今、日本で明るいニュースとなった、小室圭さんニューヨーク州司法試験合格!

本当におめでとうございます!

多くのバッシングの中、再々チャレンジ、何事も、諦めずに継続することの大切さが分かりました。今後の活躍を期待します。

 

他方、世界に目を向けると・・・素人の自分なりに報道の一部を調べると根拠がはっきりしないものが多いようです。米英、ウクライナは相変わらず得意とする、ありもしない創作・嘘情報報道が多いようですが多くの人達は鵜呑みしていると思います。反ロシアのプロパガンダの正体は多くの人達は知っていると思います。報道情報は間をおいて冷静に見る目が必要だと思います。

運上人・その僕でもある米英は地球上に残されたロシア資源を手に入れるためでしょうか?大戦、核戦争準備のためでしょうか?

不正選挙(真相は50州の内49州でトランプ氏は勝利していましたし、この不正には世界65カ国が間接的関与していたとも言われています。)により大統領になったバイデン氏、多くの世界の国々はこれらの真相を熟知しておりバイデン氏を信用していないようです。ヨーロッパも選挙民に選ばれてもいないEU首脳が、選挙民に選ばれたEU構成国に堂々と指揮、指示等を出しています。これらのリーダーたちは、今回の戦いでも欧米にあるロシアの3000億ドル相当を取得(盗み)し山分けしようとしているとも言われています。今回のウクライナ問題、昨今の世界の問題の核心の一部はこれらにあるかも知れません。唯、言えることは間違いなく、これらは民意を反映しておらず民主主義では無く、民主主義国家では無いと思います。これでは世界の民意・良心でもある世界の平和、発展を求めても難しいと思います。

ウクライナの戦いは、反グローバル(一言で言えば民意)であるロシア VS グローバル(反民意、NWO・徹底管理社会主義)を目指す、運上人・その僕(G7・NATO等々)の戦いであることは明白です。

世界の主な反グローバリスト(個々の国の歴史、文化、民族等を尊重、民意を大切にします。)・・・トランプ、プーチン、イーロン・マスク、習近平(中国の発展に巨額の金を注ぎ込んだ国際金融資本の関わりもあり、一部にはグローバリストのリーダーもいます。英米が中国を敵視する理由は習近平が反グローバリストだからでしょう。)、金正恩、インド・モディ首相、元安部首相、トルコイラン首相、BRICs首脳等々、米国での中間選挙、大統領選においてトランプ氏が再選したら世界は大きく変わるでしょう。トランプ氏に世界は託されたと言っても過言ではないでしょう。

 

Telegram(テレグラム)は、アンドロイド等とは異にしています。

ロシア人技術者が2013年に開発、現在はTelegram Messenger LLPが運営しているインスタントメッセージ・アプリケーションです。

スマートフォンのモバイルアプリケーションとして無料で利用でき、「メッセージは暗号化化」されることでプライバシーを担保し、一定の時間が経つと消える機能もあるため「秘匿性」が高く、全てのファイルフォーマットを送受信できます。米英は広がることを嫌がるようです。

 

ラジーミル・プーチンの世界への手紙
「私たちの素晴らしい地球の住民の皆様へ」
ロシア連邦のウラジーミル・プーチン大統領である私は、外交官、指導者、ジャーナリストを迂回して、皆さん全員に直接演説することを決定しました。ロシアには、嘘をついたり、欺いたり、誇張したりすることが禁じられている、いわゆる「口頭の伝統」があります。

したがって、私の言葉の真実性を誰もが納得できるように、私は非常に正直に話します。

ロシアは大規模で裕福な国であり、その主な価値は、正義が最優先される地域に住む 150 以上の国です。新しい領土は必要ありません。私たちはエネルギーと他のすべての資源を豊富に持っています。

大タルタロスと偉大なムガル帝国の時代以来、北ユーラシアの人々は、十字軍の猛攻撃とアメリカ、アフリカ、インドの植民地化、または中国の麻薬中毒によって発展したのではなく、彼らの勤勉と平和主義のおかげで発展しました。  

ロシア語を知っている人は、「ロシア語」が私たちの国のすべての人々を表す形容詞であることを理解しています。ロシアのスラブ人、ロシアのタタール人、ロシアのユダヤ人、ロシアのエバンスなど、文化、言語、生活様式が異なっていても、心はすべてロシア人です。私たちはこの団結の多様性を歓迎します。

再び、ロシアのロシア人はナチズムとファシズムから世界を守るために、命を犠牲にすることを余儀なくされました。50人の捕虜を 50人のウクライナ兵と交換しました。ウクライナの兵士たちは私たちの病院で治療を受け、1日3回の完全な食事をして家に帰りました。

私たちは、指と性器を切り落とされたロシア兵を受け入れました。ナチスでさえ、先の戦争でそれをしませんでした。この証拠は、今後の裁判で提示します。現在、このバグをサポートしているすべての人に恥をかかせてください。

アメリカ、ヨーロッパ、日本、オーストラリアなどの指導者たちは、戦闘で民間人、妊婦、子供たちを自分たちよりも優先させ、故意に捕虜を傷つけるこれら人間以下の者たちを支持してきました。これらの怪物を支持する正気な人を想像するのは難しいと思います。  

そして、バイデン、ショルツ、マクロン、その他の闇の民主党員は、犯罪者を保護するだけでなく、積極的に武装させ、あなたの国で物価を下げるのに十分な資金を提供していません。 物価は上昇し、世界は崩壊していますが、ロシア人がヨーロッパからナチスの悪霊を一掃しているからではなく、これらの西側の政治家が黙っており、ナチズムの新しい波を支持しているためです。

私は、世界中に住んで働いている人、子供を育てている人、世界中の人々とつながりたいと思っている人すべてにアピールします。

ロシアが新たな癌であるウクライナのナチズムと戦うのを手伝ってください。平和で勤勉な人々が住むウクライナではなく、米国とNATOのタカ派の税金に煽られたナチズムです。  

あなたの指導者がナチズムを支持するなら、彼らを限界まで追い込み、自分の手に権力を握らせてください。

ウクライナのナチスは、民間人によって弾丸から保護されており、彼らの支配者は恐ろしいロシアの口実の下で、高価格と将来の問題の負担を国民に転嫁することも決定しました。ウクライナでは、あなたの国と同じように、ナチスは一般の人々の背後に住んでおり、一般の人々が苦しんでいます。これらは、ウクライナでもいわゆる西側と同じ犯罪です。

私たちは約束を破ったことはなく、西側の指導者たちはロシア国民から3,000 億ドルとユーロを盗みました。彼らは世界中からわが国の市民の財産を盗み、故意に兵士を傷つけ、ロシア語を禁止し、神の教会を攻撃します。

指導部がロシアに対する制裁を強化している国では、何が起こっているのかについての認識が高まり、抗議の波が広がっている様子が分かります。  

背後に隠れている政治家を考えて、弾丸と報酬で置き換える必要があります。そして、もう躊躇しないでください。私たちが団結すれば、次の週にはウクライナにナチスがいなくなり、ヨーロッパ、アメリカ、その他の国で通常の生活が回復し、一緒にウクライナのナチスとナチスを支持するすべての指導者に新しい法廷での判決を下すことになります。 私たちの目標は「公正」です。

私たちは国家社会主義を打ち負かします。この勝利をみんなと一緒に、そしてできるだけ早く共有したいです。
   ロシア ウラジーミル・プーチン大統領


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世界を大戦争に導く4つのシナリオ、インフラ破壊が第2の戦場 &4州併合に伴うプーチン大統領演説

2022-10-09 09:25:24 | プーチン大統領演説等

ウクライナ問題に鑑み私達も、自分なりの正しい情報取得に努め、世界大戦、核戦争を好とする人達の罠に嵌らないことが極めて大切だと思います。

過去の近代戦争の歴史を紐解くと、「戦争を好くする人達+メディア」により起こされています。このメディアは戦争を好くする人達の私物でもあり、自由に自作自演の報道を行っているとも言われています。昨今のロシアに対する報道も略(ほぼ)、全て根拠もあやふや等々、自作自演情報が堂々とまかり通っています。私達は思考停止になっては終わりで、その先には世界大戦、核戦争が待ち構えています。幸い、昨今は誰でも、世界大戦、核戦争を好くする人達を特定できるようになって来ました。

 

併合された地域の原発への攻撃も、ウクライナ側は現在も原発周辺への攻撃も米国の細部指示のもと行っていますが、今後、炉本体を狙う可能性が高いと思います。

ウクライナ問題の昨今・・・米国内には余裕の武器は無く、NATO内でも武器保有も怪しい数量のようですが、EUの情報を断片的ですが調べると、何よりもEU諸国がもう、ウクライナ問題、米国には関わりたくないと言うのが間違いない事実のようです。ゼレンスキー大統領は、ロシア制裁で極めて厳しい財政のEUからの支援が滞っている現在、日本に援助を求めることを策している可能性があります。

2022年10月9日、戦略国際問題研究所の上級顧問マーク・カンシアン(Mark Kansian)元米海兵隊大佐は、米国はウクライナに対する弾薬を使い果たしていると述べています。特に、我々はHIMARSのミサイルについて話しています。もし米国がこの備蓄の三分の一をウクライナに送れば(ジャベリンやスティンガーの場合のように)、ウクライナは8,000発から10,000発のミサイルを受け取るでしょう。これらはおそらく数ヶ月間続くだろうが、埋蔵量が枯渇すると、それらに代わるものは何もないだろうとAFPはカンジアンの言葉を引用しています。

ウクライナでの特別作戦開始前のレベルに埋蔵量を回復するには何年もかかる可能性があると付け加えています。さらに、資料は、キエフの弾薬の必要性は予想よりもはるかに大きかったと指摘しています。(オンライン出版物ーフリープレスより)

 

ロシアに対する制裁策(ロシア制裁に参加した国は30数ヵ国、人口は10億未満、世界には190ヵ国、77億人がいます。)も、ノルドストリーム・パイプライン爆破テロ(1ヵ所は無傷で完全停止ではない・・・ロシア国防省)のように、インフラに対する国家テロをやらざるを得ない状況に追い込まれていると思います。もう、ウクライナ、米国、NATOは、ロシアに対抗する、成す、すべが無く、実質的に戦略、戦術的にもロシアに敗戦していると思います。チャラにするには、世界大戦、核戦争しか残された道はないようにも思えます。

ロシアは特別作戦の目的を達成し4州併合を行いました、実質的には勝利宣言だと思います。対し、ウクライナ、英米はテロ攻撃を4州に対し継続的に行うでしょう。

今後の日本を考えた場合、国益、国民益を考え、イエスマンから脱皮する必要があると思います。元・安倍首相が常々言っておられた、戦後レジュームからの脱皮が極めて大切で、政府は身を挺してでも国益、国民益を守るべきです。

現在、日本はリーダー無き国家となりましたが、元・安倍首相の理想、理念を継承すれば本来の国家像が成就すると思います。是非、元・安倍首相著書の「美しい日本」の一読をお勧めします。

 

***世界を大戦争に導く4つのシナリオ

英紙「The Sun」

2022年10月9日

英紙「The Sun」は仮にロシアが核兵器を使った場合の米国と北大西洋条約機構(NATO)による対抗策と銘打って、世界を大戦争に導く3つのシナリオを紹介しています。

第1のシナリオ

「核による報復」の道。モスクワを含むロシア全土に核戦争を仕掛けるというものだ。ただ、これは西側とロシアの全面核戦争の引き金を引くことを意味するため、専門家もこうした可能性には懐疑的だ。

モスクワやサンクトペテルブルクを核攻撃するということは、ニューヨークやワシントン、ロンドン、パリも灰燼と化すことを覚悟しなくてはならないのだ。いくら米国やNATOでさえ、ウクライナのためにそこまでのリスクを冒すとは考えにくい。

第2のシナリオ

特殊軍事作戦が行われている地域でのロシア軍前線部隊を通常兵器で攻撃するというもの。仮にロシアがウクライナで核使用した場合、欧州のNATO諸国にも放射線が降り注ぐことになるため、これを同盟への攻撃と拡大解釈してロシアに戦争をふっかけようとするプランだ。

第3のシナリオ

ロシア黒海艦隊を叩くというもの。

第4のシナリオ

ロシア軍の船や部隊などを限定的に精密攻撃するというもの。

 

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はこのごろ、ロシア領に先制核攻撃を行うようNATOに呼びかけた。これを受け、国連報道官は「核兵器の使用に関する議論は一切受け入れられない」と反発。その後、ウクライナ大統領府は「先制的な制裁」という意味での発言だったと釈明し、火消しに追われている。

また、ロシア外務省はロシアが核兵器を使用するという憶測は反露プロパガンダに他ならないと表明。一方で、核抑止力の維持、及び国家安全保障に関する措置を発動する際、NATOにロシアへの先制核攻撃を行うよう要求したゼレンスキー大統領の発言を考慮するとしている。

 

***インフラ破壊が第2の戦場に ウクライナの手綱を握る西側諸国

2022年10月9日

Sputnik / Elena Ivanova

中国・黒竜江大学の露中東方戦略協力共同イノベーション活動研究センターでチーフエキスパートを務めるマ・ヨウジン氏は、ウクライナをめぐるロシアと米国を筆頭とする西側諸国の対立について、今後は前線だけでなくインフラの破壊工作なども重要な戦場となるとの認識を示しています。

「西側諸国の言葉はいつだって信用がない。いつもダブルスタンダードがあるからだ」

マ氏はこのように述べ、西側が「インフラを壊さない」と確約しても実際には紛争初期から破壊行為は行われ、こうした言葉に今や意味はなくなっていると指摘する。

また、マ氏によると、特殊軍事作戦の開始からこれまでの半年間、見えやすい前線に注目が集まっていたが、今後は後方補給やインフラという側面が重要になってくるという。それはすでに、パイプライン「ノルドストリーム」の破壊工作やクリミア大橋の爆発などで現実のものとなりつつある。

さらに今後、駅や線路、道路などが攻撃の対象となる可能性がある。一般的に戦争というのは敵の殲滅を目的に行われるものであるが、戦闘部隊の撃破だけが目的ではないからだ。

米国や西側諸国の支援が増加するにつれ、彼らの間接的な参戦者としての性格が明確になっていき、実態的な力が大きくなる。このように見ると、ウクライナのゼレンスキー大統領がロシアとの交渉を拒否しているのは、ウクライナの選択ではなく、米国など西側諸国の決定なのだとマ氏は指摘しています。

 

******************************

以下動画は、4州併合に伴う、プーチン大統領演説、同時通訳全文です。

本文は「32分30秒~1時間09分30秒」です。

 

 

 


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ロシア・東方経済フォーラムと日本の立ち位置

2022-09-09 11:02:35 | プーチン大統領演説等

日本国内では報道が少ないロシア情報、隣国でもあるロシアと日本、対立している今こそ、孫氏の兵法に鑑み、ロシアとはを知る必要があると思います。

ロシアでの東方経済フォーラムでは、日本の関与、立ち位置は変わっていないようです。今回のウクライナ戦争で分かったことは、世界の資源、エネルギー等は有限であること、代替案等は絵に書いた餅に近いと言う現実!

もう、欧米流の紛争、戦争等が無いと益を生まないようなマネーゲーム等は終焉を迎えているようにも思います。日本は国益・国民益を考え、凛とした姿勢で貫くことは必須だと思います。

「笹川平和財団・海洋政策研究所長、ロシア・東方経済フォーラムで北極の諸問題」を討議

*OPRI・笹川平和財団・海洋政策研究所とは・・・URLは

海洋政策研究所-事業紹介 | 笹川平和財団 - THE SASAKAWA PEACE FOUNDATION

*東方経済フォーラムとは?

ロシア及び諸外国の投資家コミュニティの創設・関係強化、ロシア極東の経済成長の可能性に対するあらゆる分野の専門家による評価、その投資可能性と経済特区におけるビジネス環境のプレゼンテーションを目的とする重要な国際プラットフォームです。

 

以下動画は、マタタビの羅針盤3さんの動画紹介ですが収益が無効化されています。詳しくは、動画内のユーチューブから入るとリンク先があります。

*東方経済フォーラムでのプーチン大統領の演説ですが、G7・NATOで報道されることはありません。

以下動画は日本テレビのニュース

 

ロシア・東方経済フォーラムと日本

2022年9月8日

Sputnik(スプートニク)・徳山あすか

ロシア・ウラジオストクで9月8日まで開催された、第7回東方経済フォーラムに日本から笹川平和財団・海洋政策研究所の阪口秀所長と、幡谷咲子研究員が参加しました。

阪口氏は北極圏における各国協力をテーマにしたセッションに登壇、財団の役割や研究所の活動・展望について紹介するとともに、ロシアや各国の専門家と意見を交換しました。

同財団の畔蒜泰助主任研究員もオンラインで登壇、エネルギー政策・安全保障の観点から日露によるサハリン2プロジェクトの継続を評価しました。

討議の中で中国の専門家は、中国は北極圏に関する情報収集の段階であり、これからの20年間、北極圏は宇宙空間と同様に、重要な研究対象となると述べました。インドもまた北極圏に高い関心を示しているが、安全保障の面で、北極圏における各国間の「不信感」が高まっていると指摘しています。

 

ノルウェー南東大学のグレン・ディゼン教授は、この8年間のEUとロシアの関係はノルウェーにも大きく関わっており、北極もその例外ではないと指摘、現在、ノルウェーはアメリカの影響をより強く受けるようになったことから、ノルウェーがアメリカとロシアの争いの場になってしまう懸念を見せました。

またディゼン氏は、バランスを保ちながらロシアと良好かつ長期的な関係を築きたいと述べ、ロシアとの関係悪化を望まないことを強調しました。

 

笹川平和財団は伝統的に東方経済フォーラムに参加し、ロシアと対話してきました。阪口氏によると、今年の招聘も迷うことなく受け入れました。

私たち笹川平和財団は、民間シンクタンクの立場から北極に関わる活動を進めてきました。ロシア極東発展省とも、北極の様々な問題に対してどのような共通の取り組みができるか、日露それぞれの国で何をしていくのか、数年間に渡ってコンスタントに対話を重ねてきました。私たちの今回の訪問の目的は、そのパイプをもっと太くしていくことです。

ロシア、日本、世界全体で共通の問題を一緒に解決していくというのが私たちのミッションなので、それに貢献できることは何でもやっていくという気持ちです。

ロシア訪問の成果の一つは、日本にいては得られない情報を収集できたことです。

日本では、ロシアでどのような取り組みが行われているのか、特に北極の諸問題に関する情報はとても少ないです。私たちが持っている情報は極東発展省との対話によるところが大きいのですが、今回ロシアを訪問し、モスクワ大学やロスアトム、ノヴァテックといった多くの機関・企業の取り組みの情報を得ることができました。

皆さん、オープンにやっていこうという姿勢で、それぞれの専門家の方々とお話もでき素晴らしく良い印象を持ちました。

早く色々な問題が終わってくれることを望みますし、今後もロシアを含む関係国と日本とは、北極圏の諸問題について一緒にやっていくべきだと考えています。

 

 


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ミンスク合意、地域の社会経済的支援に関する会議・プーチン大統領演説

2022-08-02 16:45:15 | プーチン大統領演説等
 

【ウクライナ国民を救う】

【ウクライナ国民を救う】 [社会・政治・時事] アースアライアンスvsDS

ニコニコ動画

 

上の動画はチャピさんの動画紹介です。

「何故、プーチン大統領はロシア国籍取得の簡素化をウクライナ全土に拡大」したか・・・

リンク先

https://www.nicovideo.jp/user/56554380

 

何故、ロシアはウクライナに特別作戦を実施したか、NATO問題等もあると思いますが・・・

度重なるロシア側の国連、国際人権委員会等への申し入れは、ことごとく反故にされ親ロシア住民は2014年~2022年まで15000人ものロシアの同族でもある住民が理由もなく虐殺され続けられています。

ロシアはこれらの親ロシア系住民を保護する必要に迫られました。そこで虐殺等から住民を守るために出来たのがミンスク合意で、安全保障理事会決議2202・2015年2月17日、安全保障理事会第7384回会合にて採択されました。

しかし、この合意はドイツ、フランス、ウクライナ、ロシア参加で作られました。ことごとくウクライナ側に破られ続け、国連、国際社会は無視、見向きもしませんでした。何時のまにか当事者のドイツ、フランスは合意を守らない側、挙句のはて日本までも結果的に虐殺是認国・・・

幾ら、武力は良くないといっても、このような状況時、人間は人道上武力の行使もやむを得ないでしょう。世界の歴史を見た場合、人道上武力介入が是の場合もあると思いますし、欧米白人関与のベトナム、イラク、アフガン、コソボ等々を精査してみるとロシアが悪とは言えないでしょう。

一番の問題は白人世界から中国、ロシア等の有色人種世界(ロシアは白人ではなく、単なるスラブ民族に過ぎない!)に主導権がシフトしようとしている事実、ドル位制が崩れる可能性が問題で、このままでは搾取の世界を支配を失ってしまう屈辱観、白人の歴史からしたら絶対に許すことは出来ず、世界大戦、核戦争になっても何とは白人優位の世界を維持したいでしょう。

日本では、ロシア=悪・・・ミンスク合意を読んだ方は極めて少ないように思います。ロシアの特別作戦は、ミンスク合意が破られたのが主因の一つでしょう。

ミンスク合意は、元・安倍首相も大切にされていた国連決議で、外務省のHPで誰でもウクライナを訪問された際、これらに対する元・安倍首相の関与を見ることが出来ます。

 

特に日本の多くの人達はこのミンスク合意の内容を知らずにロシア批判をしていますが、このミンスク合意は安保理で採択された重みのあるものです。米国・NATO・日本は嘘の情報を垂れ流し状態で、これらの事実は幾らでも検証できます。

もう、世界は激変し、今までと違い、元・トランプ、プーチン大統領の目指した、民意を反映した新たな世界・・・BRICs、アジア、アフリカ、中米、南米等の多くの国々は目指していると思います。

世界の多くの有色人種国が欧米の対ロシア策に前向きでないかを考えることも大切だと思います。決してロシアの強圧に屈しているわけでは無いようです。

何故、ロシアは苦渋の特別作戦を実施しなければならなかったか・・・ロシアとの非友好国の資源・食料等々は限られておりロシア無しの世界は有り得ないでしょう。白人社会の正義を掲げる欧米、それに追随する日本の未来は厳しく、最悪、日本も米国等同様、戦争を肯定した仕組みに汲み入らなければ経済が成り立たない可能性があります。

欧米は白人社会の正義で切り抜けるかも知れませんが、特に日本は他の黄色人種国と違う、寂しい国になるでしょう。

 

***「ミンスク合意」***

安全保障理事会決議2202、2015年2月12日、安全保障理事会第7384回会合にて採択されたものです。

 

安全保障理事会は、国際連合憲章に記されている目的および原則を想起し、そしてウクライナの主権、独立並びに領土保 全に対する安保理の十分な尊重を再確認し、ウクライナの東部地域における悲劇的な出来事および暴力に安保理の深刻な懸念を表明し、安保理決議 2166(2014)を再確認し、ウクライナの東部地域における状況の解決は、現在の危機に対する平和的解決を通してのみ達成で きることを強く確信し、

1.2015年2月12日にミンスクで採択され署名された、「ミンスク合意の実施のための措置 のパッケージ」(添付文書Ⅰ)を是認する。

2.ロシア連邦大統領、ウクライナ大統領、フランス共和国大統領およびドイツ連邦共和国首相に よるミンスクで2015年2月12日に採択された、「ミンスク合意の実施のための措置のパッケージ」を支援する宣言(添付文書Ⅱ)およびミンスク合意の実施に対するそこに含まれた彼らの継続した公約 を歓迎する。

3.全ての当事者に対し、その中に規定されたように包括的な停戦を含む、「措置のパッケージ」 を完全に実施することを求める。

4.この問題に引き続き取り組むことを決定する。

 

添付文書Ⅰ

ミンスク合意の実施のための措置のパッケージ ミンスク2015年2月12日

1.ウクライナのドネツィクおよびルハーンシク地域の特定の地区における直ぐのまた包括的な停戦並びに2015年2月15日現地時間12a.m.現在でのその厳格な実施

2.口径100以上の大砲システムのために互いから少なくとも50kmの幅の安全地帯を、MLRSのために70kmの幅のそして MLRS「タルナード S」、ウラガン、スメーチおよび戦術ミサイル・ システム(トーチカ、トーチカ U)のために140kmの幅の安全地帯を造るため、平等な距離で両 側によるあらゆる重火器の撤退

-ウクライナ軍にとっては事実上の接触線から-ウクライナのドネツィクおよびルハーンシク地域の特定の地区からの武装編成にとっては2014年9月14日のミンスク覚書に従って接触線から上記に特定された重火器の撤退は、遅くとも停戦の二日目に始まり14日以内に完了するものとする。

過程は、OSCE により促進されまた三者接触グループにより支援されるものとする。

3.衛星、ドローン、レーダ装備等を含む、必要なあらゆる技術装備を用いつつ、撤退の一日目からOSCEによる停戦体制および重火器の撤退の効果的な監視と検証を確保する。

4.ウクライナの法令および「ドネツィクおよびルハーンシク地域の特定地区における暫定的な地 方自治体制に関する」並びにこの法に基づくこれらの地区の将来の体制に関するウクライナの法に従った地方選挙の態様について、撤退の一日目に対話を始める。本文書の署名の日から遅くとも30日までに2014年9月19日のミンスク覚書の線に基づいた、「ドネツィクおよびルハーンシク地域の特定地区における暫定的な地方自治体制に関する」ウクラ イナ法のもとで、特別な体制を享受する地区を特定しているウクライナ議会の決議を迅速に採択する。

5.ウクライナのドネツィクおよびルハーンシク地域の特定地区において起こった出来事に関連して人の起訴と処罰を禁止する法を制定することにより恩赦や特赦を確保する。

6.“all for all”原則に基づき、全ての人質および不法に拘束された人の解放と交換を確保する。この過程は、遅くとも撤退後5日で完了するものとする。

7.国際的な制度に基づいた、困っている者に対する人道援助の安全なアクセス、引渡、貯蔵および配布を確保する。

8.年金支払いや他の支払い(収入および歳入、全ての公共事業の時宜を得た支払、ウクライナの法的枠組内での元に戻っている税)のような社会的移転を含む、社会経済的結び付きの完全な再開の態様の定義、この目的のためにウクライナは、紛争に影響を受けた地区における銀行制度の部分の支配を元に戻 すものとし、そしてできる限りこのような移転を促進する国際的な制度が確立されるものとする。

9.第11項に規定された、地方選挙の後一日目に始まり2015年末までに完了することになっている包括的な政治的解決(ウクライナの法および憲法改革を基礎としたドネツィクおよびルハーンシ ク地域の特定地区の地方選挙)が、三者接触グループの枠組内でドネツィクおよびルハーンシク地 域の特定地区の代表者と協議してそしてその合意で実施された後で終わる、紛争地区全体のウクラ イナ政府による国境の完全な支配の回復

10.全ての外国の武装編成、軍用装備並びに傭兵のOSCEの監視の下でのウクライナ領土からの撤退、全ての違法集団の武装解除

11.主要な要素(ドネツィクおよびルハーンシクの代表と合意して、これらの地域における特定地 区の特殊性に対する関連を含む)としての地方分権を規定している2015年末までに効力を発する新しい憲法でのウクライナにおける憲法改革を実施すること、並びに2015年末までに脚注で定め たような措置に一致してドネツィクおよびルハーンシク地域の特定地区の特別な地位に関する恒 久法令を採択すること〔注〕。

12.「ドネツィクおよびルハーンシク地域の特定地区の暫定的な地方自治体制に関する」ウクライ ナの法に基づき、地方選挙に関する問題は、三者接触グループの枠組内で、ドネツィクおよびルハーンシク地域の特定地区の代表者で議論され、合意される。選挙は、関連するOSCE標準に従って行われ、OSCE/ODIHRによって監視される。

13.ミンスク合意の関連する側面の実施に関する作業部会の設立を含む、三者接触グループの作業を強化する。

彼らは、三者接触グループの構成を反映する。

〔注〕 ドネツィクおよびルハーンシク地域の特定地区の地方自治のための特別体制に関する法に従って当該措置は以下とする。

-ドネツィクおよびルハーンシク地域の特定地区で起こった出来事に関与した人に対し、処罰 起訴および差別の免除。-言語を自ら決める権利

-ドネツィクおよびルハーンシク地域の特定地区における、検察庁や裁判所の長の任命における地方自治機関の参加

-ドネツィクおよびルハーンシク地域の特定地区の経済的、社会的および文化的発展に関する地方自治機関との合意を始める中央政府当局の可能性

-国家がドネツィクおよびルハーンシク地域の特定地区の社会的および経済的発展を支援する。

-ドネツィクおよびルハーンシク地域における、ロシア連邦の地区との国境を越えての協力の中央政府当局による支援

-ドネツィクおよびルハーンシク地域の特定地区における公の秩序の維持のための地方議会による人民警察部隊の創設

-本法によりウクライナのヴェルホーヴナ・ラーダにより任命された、早期の選挙で選出され た地方議会の議員および職員の権力は、早期に終えられてはいけない。

三者接触グループの参加者 ハイジ・タリアビーニ大使 ウクライナ第二代大統領、L. D. クチマ ウクライナ駐在ロシア連邦大使、M. Yu. ズラボフ A. W. ザハルチェンコ I. W. プロトニツキー 添付文書Ⅱ ミンスクで 2015年2月12日に採択された、「ミンスク合意の実施のための措置のパ ッケージ」を支援する、ロシア連邦大統領、ウクライナ大統領、フランス共和国大統 領およびドイツ連邦共和国首相の宣言 ロシア連邦大統領、ウラジミール・プーチン、ウクライナ大統領、ペトロ・ポロシェンコ、フラン ス共和国大統領、フランソワ・オランド、およびドイツ連邦共和国首相、アンゲラ・メルケル博士 は、ウクライナの主権および領土保全に対する彼らの十分な尊重を再確認する。彼らは、平和的解決に代わるものはまったくないことを固く信じている。彼らは、この目的のために、全ての可能な 個々のまた合同の措置を果たすことを十分に約束した。

この背景に対して、指導者達は、2014年9月5日のミンスク議定書と 2014年9月19日のミンスク覚書にもまた署名した全ての署名者により2015年2月12日に採択されまた署名されたミンスク 合意の実施のための措置のパッケージを是認する。指導者達は、この過程に貢献しそして同措置のパッケージの実施を促進するため関連する当事者にその影響力を行使する。

ドイツおよびフランスは、紛争に影響を受けた地区における銀行制度の部分の回復の為に、できる 限り社会的な移転を促進するための国際的な制度の設立を通して技術的専門知識を提供する。

指導者達は、EU、ウクライナおよびロシアの間の改善された協力が、危機解決に資するという確 信を共有する。この目的のために、彼らは、ガス冬季パッケージに対する事後段階を達成するため にエネルギー問題に関するEU、ウクライナおよびロシアの間の三者会談の継続を是認する。 彼らは、ウクライナとEUとの間の高度かつ包括的な自由貿易協定の実施に関してロシアにより提起された懸念に対する現実的な解決を達成するため、EU、ウクライナおよびロシアの間の三者会 談をまた支持する。

指導者達は、国際法および OSCE 原則に対する充分な尊重に基づく大西洋から太平洋に至る合同の人道的および経済的場の構想に対して引き続き誓約している。 指導者達は、ミンスク合意の実施に対して引き続き誓約する。この目的のために、彼らは、原則と して外務大臣から高官のレベルで、定期的な間隔で開会するノルマンディー・フォーマットにおい て監視手続を設立することに合意している。

 

***地域の社会経済的支援に関する会議・プーチン大統領演説

地域の社会経済的支援に関する会議・・・大統領は、2022年3月16日、モスクワ州ノボ・オガリョーボ市にてテレビ会議を通じて、ロシア連邦の構成主体に対する社会経済的支援に関する会議を開催しています。

 

こんにちは、皆さん。
この会議には、政府高官、連邦管区の大統領全権特使、ロシア地域の首長が参加しています。
私たちの軍隊がウクライナとドンバスで特別軍事作戦を行っているため、私たちは複雑な時期にこの会合を行っています。2月24日の朝、私は冒頭で、ロシアの行動の理由と主な目標を公に発表したことを思い出して下さい。

それは、封鎖、大規模な懲罰作戦、テロ攻撃、絶え間ない砲撃という最も野蛮な方法で、8年近くも本当の大量虐殺にさらされてきたドンバスの人々を助けることです。

彼らの唯一の罪は、祖先の法と伝統に従って生きること、母国語を話すこと、自分たちの望むように子どもを育てること、といった基本的人権を無視した要求でした。
この間、キエフ当局は危機の平和的解決のためのミンスク対策パッケージ(ミンスク合意・安保理決議)の実施を無視し、妨害し、最終的には昨年末にその実施を公然と拒否しました。
また、NATOへの加盟計画も実行に移し始めました。さらにキエフ当局は、核兵器と運搬車を保有する意向を表明、これは本当に脅威でありました。

外国の技術支援があれば、親ナチのキエフ政権は近い将来、大量破壊兵器を手に入れ、もちろんロシアを標的にしたことでしょう。
ウクライナには何十もの生物兵器研究所のネットワークがあり、そこではペンタゴンの指導、資金援助のもと、コロナウイルス株、炭疽菌、コレラ、アフリカ豚コレラ、その他の致命的な病気の実験など軍事生物プログラムが行われていました。

米国、NATOは、このような秘密計画の痕跡を隠そうと必死になっています。これらの生物兵器のプログラムがウクライナ領土のロシアに接近した場所で作られていたと考えられる根拠はあります。
このような開発はロシアの安全保障に直接的な脅威をもたらすという私たちの数々の警告は、ウクライナとその米国およびNATOの後援者によって、公然かつ冷笑的な傲慢さで拒否されました。つまり、われわれの外交努力はすべて無駄に終わったのです。

われわれに落ち度のない、これらの問題を解決するための平和的な代替手段が無いままになってしまいました。このような状況下で、我々はこの特別軍事作戦を開始せざるを得ませんでした。

キエフをはじめとするウクライナの都市に対するロシア軍の動きは、同国を占領しようという欲望とは無縁です。

これは、2月24日の私の声明で公然と指摘したように、我々の目標ではありません。

ロシア国防省と参謀本部が起草した戦闘戦術については、これは完全に正当化されます。

我々の仲間である兵士と将校は、勇気と英雄主義を発揮し、ウクライナの都市で民間人の犠牲を避けるためにできる限りのことをしています。

ドンバスでの作戦が始まった当初、キエフ当局はさまざまなルートで敵対行為を回避する機会を与え、流血に代わるものとしてドンバスから軍を撤退させることを提案したのです。しかし、キエフ当局はこれを望みませんでした。しかし、これは彼らの決断であり、現実に何が起こっているかを理解することになります。

作戦は成功裏に、承認された計画に厳格に準拠して実施されています。米国をはじめとする西側諸国の後押しを受けて、ウクライナはドンバスで武力行使、虐殺、民族浄化のシナリオを意図的に準備していたことに留意しなければなりません。

ドンバス、そして後にクリミアへのウクライナの大規模攻撃は時間の問題でしたが、わが軍隊はこれらの計画を打ち砕きました。
キエフは戦争準備、ロシアに対する侵略の準備だけでなく、それを実行していたのです。

クリミアでは破壊活動を行い、テロリストの地下組織を作ろうとする試みが延々と行われていました。

ドンバスでの敵対行為と平和な住宅地での砲撃は、この数年間ずっと続いています。この間、子どもを含む約1万4,000人の市民が殺害されました。

ご存知のように、3月14日にドネツクの中心部にミサイルが打ち込まれました。これは20人以上の命を奪った、あからさまな流血のテロ行為でした。ここ数日、砲撃は続いています。ウクライナ側の狂信、破滅者は、広場を無作為に攻撃しているのです。彼らはナチスのように行動しています。罪のない犠牲者をできるだけ多く墓に引きずり込もうとしています。しかし、その極端なデマ、嘘に衝撃を受けたのは、キエフのあからさまな嘘やデマ、ロシアがこのミサイルをドネツクに向けて発射したとする嘘の発言だけではありません、これらが文明国と称する態度です。

ヨーロッパやアメリカのマスコミは、ドネツクのこの悲劇に気づこうとしませんでした。まるで何もなかったかのように。
この8年間、ドンバスで母親たちが子供を埋葬し、高齢者が殺されても、彼らは偽善的に見て見ぬふりをしてきたのです。

これは単なるモラルの低下であり、完全な非人間化です。ドンバスの人々に対するこのような非道な態度を容認することは、もはや不可能でした。

この大量虐殺に終止符を打つために、ロシアはドンバス人民共和国を承認し、友好・相互援助条約を締結しました。

この条約に基づき、各共和国はロシアに対し、侵略をはね返すための軍事的援助を訴えました。私たちには他にどうしようもなかったから、この援助を行ったのです。そうすることしか出来ませんでした。

この点を強調し、注意を喚起したいです。

もし、わが軍が人民共和国の内部だけで行動し、彼らの領土解放を助けたとしても、それは最終的な解決策にはならず、平和にはつながらないし、最終的にわが国、今度はロシアに対する脅威を取り除くこともできないでしょう。

それどころか、ドンバスとその国境周辺に新たな前線が敷かれ、砲撃と挑発が続くことになったでしょう。

つまり、この武力紛争はいつまでも続くことになります。NATOが軍事インフラをより速く、より積極的に展開することで、キエフ政権のレバンシスト・ヒステリーが煽られ、私たちは、同盟国の攻撃、攻撃兵器がすでに国境に迫っているという事実に直面することになったでしょう。
繰り返しになりますが、自衛のため、ロシアの安全を確保するために、この特別な軍事作戦に代わるものはなかったのです。

私たちは、設定した目標を達成するつもりです。我々は、ロシアと我々の国民の安全を確実に確保し、ウクライナが我々の国に対する攻撃的な行動の橋頭堡となることを決して許さないでしょう。

我々は、会談の中でロシアの将来にとって根本的に重要な事柄を話し合う用意があることに変わりはありません。これには、ウクライナの中立国としての地位、非軍事化と非ネオ・ナチ化が含まれます。

我が国は、人々とその命を守るためにあらゆる機会を利用することが重要であると認識し、この会談を組織し開催するためにできる限りのことを行ってきました。

しかし、欧米のハンドラーが攻撃的な反ロシア姿勢を打ち出す任務を負わせたキエフ政権は、ウクライナの人々の将来など気にかけていないことが、何度も何度も明らかになりました。

人々が死に、何十万、何百万もの人々が家を離れなければならず、ネオ・ナチや武装犯罪者が支配する都市で恐ろしい人道的災害が展開されていることを気にかけていないのです。
明らかに、キエフの西側後援者は、流血を続けるようにと後押ししているだけです。彼らはキエフに武器や情報を絶え間なく供給し、軍事顧問や傭兵を含む他の種類の支援も行っています。

彼らはロシアに対する経済、金融、貿易などの制裁を武器にしていましが、こうした制裁はヨーロッパやアメリカで裏目に出て、ガソリンやエネルギー、食料の価格が高騰し、ロシア市場に関連する産業の雇用が削減されました。私たちに責任を転嫁したり、皆さんの国でうまくいかないことをすべて我が国になすりつけるようなことはしないでください。

普通の欧米の人たちにも聞いてもらいたいのは、あなた方の現在の困難な状況はロシアの敵対的行動の結果であり、ロシアの脅威と言われるものに対抗するための努力は、あなた方のポケットから支払わなければならない、としつこく言われているのですが、それはすべて嘘です。

欧米の何百万人もの人々が直面している問題は、あなた方それぞれの国の支配的エリートによる長年の行動、その過ち、そして近視眼的な政策と野望の結果であるというのが真実です。

このエリートは、欧米諸国の市民の生活を改善する方法など考えてはいません。自分たちの利己的な利益と超利益にとらわれているのです。
このことは、国際機関が提供するデータを見れば明らかで、欧米の主要国でさえ、近年、社会問題が悪化し、不平等や貧富の差が拡大し、人種や民族の対立が顕在化しているのです。

欧米の福祉社会、いわゆる黄金の10億人という神話が崩れつつあります。
繰り返しますが、西洋の野心と、どんな手段を使ってもつかみどころのない支配を維持しようとする西洋の試みの代償を、今、地球全体が払っているのです。

制裁を課すことは、米国とEU諸国の政府と中央銀行の無責任で近視眼的な政策の論理的な継続であり、蒸留物です。彼ら自身、近年、世界的なインフレを引き起こし、その行動によって世界的な貧困の増大と世界的な不平等の拡大を招いています。

食糧不足が深刻化し、世界の最貧国で飢え死にする何百万人もの人々のために、誰が責任を取るのでしょうか?

繰り返しになりますが、世界経済と世界貿易全体が大きな打撃を受け、主要な基軸通貨としての米ドルへの信頼も失墜しました。
ロシア銀行の通貨準備の一部が違法に凍結されたことは、いわゆる一流資産の信頼性の終焉を意味します。

実際、米国とEUはロシアに対する債務不履行を行っています。今や誰もが、外貨準備は単に盗まれるものだと知ってしまいました。

そして、多くの国でこれらが起こると確信しています・・・紙幣やデジタル資産を原材料、土地、食糧、金などの実物資産に転換し始めるかもしれませんが、市場ではさらなる不足をもたらすだけでしょう。
ロシアの企業や個人の海外資産や口座の差し押さえは、国内企業にとって、自国への投資ほど信頼できるものはないという教訓にもなっていることを付け加えておきます。私自身、何度もそう申し上げています。

米国とその属国からの厚かましい圧力にもかかわらず、わが国で仕事を続けている外国企業の立場を評価します。彼らは今後、さらなる成長の機会を見出すに違いありません。
卑怯にもパートナーを裏切り、ロシアの従業員や顧客に対する責任を忘れ、反ロシアキャンペーンに参加して幻の配当を得ようと急ぐ人たちも知っています。しかし、欧米諸国とは異なり、私たちは財産権を尊重するつもりです。


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ドイツ・ミュンヘン安全保障政策会議における講演と議論

2022-06-10 19:57:41 | プーチン大統領演説等

2007年2月10日、ロシアは世界に向け反グローバル、反世界統一政府と公言しました。以降、今日に至るまで欧米・日本はロシアは世界の悪だと言い続けています。この根底にあるミュンヘン安全保障政策会議における講演全文を訳しましたが、素人のため意味不明文が多々あると思いますが了承ください。

この原文はロシア大統領府の英文で、誰でも閲覧することができます。他にもウクライナ特別作戦等々、改ざんされていない正確な記事を見ることができます。

以下にリンクをはっておきます。

Speech and the Following Discussion at the Munich Conference on Security Policy • President of Russia (kremlin.ru)

 

ミュンヘン安全保障政策会議における講演と議論

2007年2月10日ミュンヘン

ウラジーミル・プーチン:親愛なる連邦首相夫人・・・ご列席の皆様、どうもありがとうございました。

40カ国以上から政治家、軍人、起業家、専門家が集まったこのような代表会議に招待されたことに心から感謝しています。

この会議は、過度の礼儀正しさと、遠回しで、快適だが空虚な外交用語で話す必要性を避けることを可能にし、この会議の形式は、私が国際的な安全保障問題について本当に考えていることを言うことを可能にします。もし私のコメントが私たちの同僚に不当に論争的、指摘された、または不正確に見えるならば、私はあなたに私に怒らないように頼むでしょう。結局のところ、これは単なる会議です。そして、私の演説の最初の2、3分後、テルチク氏があそこの赤信号をつけないことを願っています。

 

国際安全保障は、軍事的・政治的安定の問題以上のものであることはよく知られている。それは世界経済の安定、貧困の克服、経済安全保障、文明間の対話の発展を伴います。

この普遍的で不可分な安全保障の性格は、「ある人にとっての安全保障は、すべての人にとっての安全保障である」という基本原則として表現されています。フランクリン・D・ルーズベルトが第二次世界大戦が勃発しつつある最初の数日間に言ったように、どこでも平和が破られたとき、あらゆる場所のすべての国の平和が危険にさらされている。これらの言葉は今日でも話題になっています。

会議のテーマであるグローバル危機、グローバル責任は、これを例示しています。

わずか20年前、世界はイデオロギー的にも経済的にも分断されており、世界の安全保障を確保したのは2つの超大国の巨大な戦略的可能性でした。

この世界的な対立は、最も鋭い経済・社会問題を国際社会と世界のアジェンダの片隅に押しやった。そして、他の戦争と同じように、冷戦は比喩的に言えば、私たちに実弾を残しました。私はイデオロギー的なステレオタイプ、ダブルスタンダード、冷戦ブロック思考の他の典型的な側面に言及しています。

冷戦後に提案された一極世界も起こらなかった。

人類の歴史は確かに一極時代を経て、世界覇権への願望を見てきました。そして、世界史で何が起こっていないのでしょうか?

しかし、一極世界とは何でしょうか?この言葉を飾るかもしれないが、結局のところ、それは一つのタイプの状況、すなわち一つの権威の中心、一つの力の中心、一つの意思決定の中心を指す。

それは一人の主人、一人の主権者がいる世界です。そして結局のところ、これはこのシステム内のすべての人々にとってだけでなく、主権者自身にとっても有害です。

そして、これは確かに民主主義とは何の共通点もありません。なぜなら、ご存じのように、民主主義は少数派の利益と意見に照らして、多数派の力だからです。

ロシアは、我々にとって、民主主義について絶えず教えられている。しかし、どういうわけか、私たちに教える人々は自分自身を学びたくありません。

私は、ユニポーラモデルは受け入れられないだけでなく、今日の世界では不可能であると考えています。そして、これは、今日の、そしてまさに今日の世界に個々のリーダーシップがあれば、軍事的、政治的、経済的資源が十分ではないという理由だけではありません。さらに重要なことは、モデル自体に欠陥があるのは、その基礎に現代文明の道徳的基盤があり、あり得ないからです。

これに加えて、今日の世界で起こっていること、そして私たちはこれについて議論し始めたばかりですが、この概念を国際情勢、一極世界の概念に正確に導入するための暫定的なものです。

そして、どのような結果が得られますか?

一方的でしばしば違法な行為は、何の問題も解決していない。さらに、彼らは新たな人間の悲劇を引き起こし、新たな緊張の中心を作り出しました。戦争や地域的・地域的な紛争は減っていない。テルチク氏はこれを非常に穏やかに言及した。そして、これらの紛争で滅びる人々も少なくなく、以前よりもさらに多くの人々が死につつあります。はるかに多く、はるかに多く!

今日、私たちは、国際関係において、ほとんど封じ込められていない武力の過剰使用、つまり軍事力、世界を恒久的な紛争の深淵に突き落とす力を目の当たりにしています。その結果、我々はこれらの紛争のいずれかに対する包括的な解決策を見つけるのに十分な力を持っていない。政治的解決を見つけることも不可能になる。

私たちは、国際法の基本原則に対する軽蔑がますます大きくなっているのを見ています。そして、独立した法的規範は、実際のところ、ある州の法制度にますます近づいています。一つの州、そしてもちろん、何よりもまず米国は、あらゆる点で国境を越えた。これは、他国に課す経済、政治、文化、教育政策に表れています。さて、誰がこれが好きですか?誰がこれについて幸せですか?

国際関係において、私たちは、現在の政治情勢に基づいて、いわゆる政治的便宜の問題に従って、与えられた問題を解決したいという願望をますます見ています。

そしてもちろん、これは非常に危険です。その結果、誰も安全だと感じないという事実が生じます。私はこれを強調したい - 誰も安全だとは思わない!なぜなら、国際法が彼らを守る石垣のようなものだとは誰も感じられないからです。もちろん、そのような政策は軍拡競争を刺激する。これらの支配は、必然的に多くの国が大量破壊兵器を取得することを奨励する。さらに、以前はよく知られていましたが、かなり新しい脅威が出現し、今日ではテロリズムなどの脅威が世界的な性格を帯びています。

私は、世界の安全保障の構造について真剣に考えなければならない決定的な瞬間に到達したと確信しています。

そして、我々は、国際対話におけるすべての参加者の利益の間の合理的なバランスを模索することによって前進しなければならない。特に、国際情勢は非常に多様で、非常に急速に変化するため、多くの国や地域でのダイナミックな発展に照らして変化します。

連邦首相はすでにこれを言及しました。インドや中国などの購買力平価で測定されたGDPの合計は、すでに米国のそれを超えています。そして、BRICs諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国)のGDPと同様の計算は、EUの累積GDPを上回っています。そして専門家によると、このギャップは将来増加するだけです。

世界経済の成長の新しい中心地の経済的潜在力が必然的に政治的影響力に変換され、多極化が強化されることを疑う理由はありません。

これに関連して、多国間外交の役割は著しく増大しています。政治における開放性、透明性、予測可能性などの原則の必要性は議論の余地がなく、武力の行使は、特定の州の司法制度における死刑の適用に匹敵する、本当に例外的な措置であるべきです。

しかし、今日、私たちは、殺人者や他の危険な犯罪者に対しても死刑を禁じている国々が、合法とは考えにくい軍事作戦に気軽に参加している状況という、逆の傾向を目の当たりにしています。そして実際のところ、これらの紛争は人々を殺しています - 何百、何千人もの民間人!

しかし同時に、国内の様々な内部紛争、権威主義体制、暴君、大量破壊兵器の拡散に無関心で無関心であるべきかどうかという疑問が生じます。実際のところ、これは私たちの親愛なる同僚であるリーバーマン氏が連邦首相に尋ねた質問の中心でもありました。私があなたの質問(リーバーマン氏への演説)を正しく理解していたら、もちろんそれは深刻なものです!私たちは何が起こっているのかを見て無関心な観察者になることができますか?私はあなたの質問にも答えようとします:もちろんそうではありません。

しかし、私たちにはこれらの脅威に対抗する手段があるのでしょうか?確かにそうです。最近の歴史を見れば十分です。我が国は民主主義への平和的な移行をもたらさなかったのか。実際、我々はソ連政権の平和的変容を目撃した平和的変革だ!そして、何という政権でしょう!核兵器を含む何と多くの兵器が!なぜ私たちは今、あらゆる機会に爆撃と射撃を始めなければならないのでしょうか?相互破壊の脅威なしには、十分な政治文化、民主的価値の尊重、法の尊重がないのは事実でしょうか。

軍事力を最後の手段として行使する決定を下すことができる唯一のメカニズムは、国連憲章であると確信しています。これに関連して、同僚のイタリア国防大臣が今言ったこと、あるいは彼が言ったことが不正確だったのか、私は理解できませんでした。いずれにせよ、武力行使は、NATO、EU、または国連によって決定が下された場合にのみ合法的であり得ると私は理解しました。もし彼が本当にそう思っているのなら、私たちは異なる視点を持っています。または、私は正しく聞こえませんでした。武力の行使は、その決定が国連によって認可されている場合にのみ合法と見なすことができます。そして、NATOやEUを国連に置き換える必要はありません。国連が国際社会の力を真に団結させ、各国の出来事に真に反応できるとき、国際法に対するこの軽蔑を捨て去るとき、状況は変わることができるでしょう。さもなければ、状況は単に行き詰まりをもたらし、重大な間違いの数は倍増するでしょう。これに加えて、国際法がその規範の概念と適用の両方において普遍的な性格を有することを確実にすることが必要である。

そして、民主的な政治的行動は必然的に議論と面倒な意思決定プロセスに沿っていることを忘れてはなりません。

 

親愛なるご列席の皆様!

国際関係の不安定化の潜在的な危険は、軍縮問題の明らかな停滞と関連している。

ロシアは、この重要な問題に関する対話の更新を支持する。

核兵器破壊に関する国際的な法的枠組みを保全し、核兵器削減の継続性を確保することが重要です。

我々は、アメリカ合衆国と共に、2012年12月31日までに、核戦略ミサイルの能力を最大1700~2000発の核弾頭に削減することに合意した。ロシアは、自らが負ってきた義務を厳格に履行するつもりだ。我々は、我々のパートナー諸国も透明性のある方法で行動し、雨の日のために数百発の余分な核弾頭を控えることを期待する。そして今日、新しいアメリカ国防大臣が、アメリカ合州国は、これらの余計な兵器を倉庫や、隠さないと宣言するなら、我々は皆、立ち上がり、この宣言を立って挨拶することを提案する。それは非常に重要な宣言でしょう。

ロシアは、核兵器不拡散条約及びミサイル技術に関する多国間監督体制を厳格に遵守し、更に遵守する意向である。これらの文書に組み込まれている原則は普遍的なものです。

これに関連して、私は、1980年代にソ連と米国が中小ミサイルの全範囲を破壊する協定に署名したが、これらの文書には普遍的な性質がないことを思い出したい。

今日、北朝鮮、大韓民国、インド、イラン、パキスタン、イスラエルを含む他の多くの国々がこれらのミサイルを保有しています。多くの国がこれらのシステムに取り組んでおり、それらを武器庫の一部として組み込むことを計画しています。そして、アメリカ合州国とロシアだけが、そのような兵器システムを作り出さない責任を負っている。

これらの状況では、私たち自身の安全を確保することを考えなければならないことは明らかです。

同時に、新しい不安定なハイテク兵器の出現を制裁することは不可能です。言うまでもなく、それは特に宇宙空間における新たな対立領域を防ぐための措置を指す。スターウォーズはもはやファンタジーではなく、現実です。1980年代半ば、アメリカのパートナーはすでに自国の衛星を迎撃することができました。

ロシアの意見では、宇宙空間の軍事化は国際社会に予測不可能な結果をもたらし、核時代の始まり以外の何ものでもない。そして、我々は、宇宙空間における兵器の使用を防止するためのイニシアティブを何度も提唱してきた。

本日は、宇宙空間への兵器配備防止に関する合意に向けたプロジェクトを準備したことを申し上げたいと思います。そして近い将来、それは公式の提案として私たちのパートナーに送られます。一緒に取り組みましょう。

ミサイル防衛システムの特定の要素をヨーロッパに拡大する計画は、私たちを邪魔せずにはいられません。この場合、避けられない軍拡競争となるものの次のステップを誰が必要とするのか?私はヨーロッパ人自身がそうしていることを深く疑う。

ヨーロッパにとって本当に脅威となる射程5000キロから8000キロのミサイル兵器は、いわゆる問題国には存在しません。そして、近い将来、そして見通しでは、これは起こらず、予見すらできません。そして、例えば、北朝鮮のロケットを西ヨーロッパ経由でアメリカの領土に発射する仮説は、明らかに弾道学の法則に反している。ロシアで言うように、左耳に届くように右手を使うようなものです。

そして、ここドイツでは、ヨーロッパにおける通常戦力に関する条約の哀れな状況について言及せずにはいられません。

欧州における通常戦力に関する適応条約は1999年に調印された。それは新しい地政学的現実、すなわちワルシャワブロックの排除を考慮に入れた。7年が経過し、ロシア連邦を含む4カ国のみがこの文書を批准しました。

NATO諸国は、ロシアがグルジアとモルドバから軍事基地を撤去するまで、側面制限(側面地帯に一定数の軍隊を配備すること)に関する規定を含め、この条約を批准しないと公然と宣言した。我が軍は、加速されたスケジュールに従ってさえ、グルジアを去ろうとしている。誰もが知っているように、私たちはグルジアの同僚と抱えていた問題を解決しました。モルドバにはまだ1,500人の軍人がいて、平和維持活動を行い、ソビエト時代から残された弾薬で倉庫を保護しています。私たちは常にソラナ氏とこの問題を議論しており、彼は私たちの立場を知っています。我々は、この方向で更に取り組む用意がある。

しかし、同時に何が起こっているのでしょうか?同時に、それぞれに最大5000人がいる最前線のアメリカ基地。NATOは最前線の軍隊を国境に配置しており、私たちは条約の義務を厳格に果たし続けており、これらの行動には全く反応しません。

NATOの拡大が、同盟自体の近代化や、ヨーロッパの安全保障の確保とは何の関係もないのは明らかだと思います。それどころか、それは相互信頼のレベルを低下させる深刻な挑発を表しています。そして、私たちには問う権利があります:この拡張は誰に対して意図されていますか?そして、ワルシャワ条約機構の解散後、西側のパートナーが行った保証に何が起こったのでしょうか?これらの宣言は今日どこにありますか?誰もそれらを覚えていません。しかし、私はこの聴衆に言われたことを思い出させることを許します。

1990年5月17日にブリュッセルで行われたNATO事務総長の演説を引用したいと思います。彼は当時、「NATO軍をドイツ領土外に駐留させない用意があるという事実は、ソ連に確固たる安全保証を与える」と述べた。これらの保証はどこにありますか?

ベルリンの壁の石やコンクリートブロックは、長い間お土産として配布されてきました。しかし、ベルリンの壁の崩壊は、歴史的な選択、すなわち、我々の国民、ロシア国民によってもなされた選択、民主主義、自由、開放性、そしてヨーロッパの大家族のすべてのメンバーとの誠実なパートナーシップを支持する選択のおかげで可能であったことを忘れてはなりません。

そして今、彼らは私たちに新しい境界線と壁を押し付けようとしています。これらの壁は仮想的かもしれませんが、それにもかかわらず、私たちの大陸を切り裂くものです。そして、これらの新しい壁を解体し、解体するために、何年にもわたる政治家だけでなく、何年にもわたる政治家を再び必要とする可能性はあるのでしょうか?

 

親愛なるご列席の皆様!

我々は,不拡散体制の強化に明白に賛成である。現在の国際法原則は、平和目的のために核燃料を製造する技術を開発することを可能にする。そして、すべての正当な理由を持つ多くの国は、エネルギーの自立の基礎として独自の原子力エネルギーを作りたいと考えています。しかし、これらの技術が核兵器に迅速に変換できることも理解しています。

これは深刻な国際的緊張を生む。イランの核計画を取り巻く状況は、明確な例である。そして、国際社会がこの利益相反を解決するための合理的な解決策を見つけられなければ、単にイランよりも多くの閾値国が存在するため、世界は同様の不安定な危機に苦しみ続けるでしょう。私たちは二人ともこれを知っています。我々は、大量破壊兵器の拡散の脅威と常に闘う。

昨年、ロシアはウラン濃縮のための国際センターを設立するイニシアチブを提案した。我々は、そのようなセンターがロシアにおいてのみならず、民生用原子力エネルギーを使用するための正当な根拠がある他の国々においても創設される可能性にオープンである。原子力エネルギーを開発したい国は、これらのセンターへの直接参加を通じて燃料を受け取ることを保証できる。そして、センターは、もちろん、IAEAの厳格な監督の下で運営されるだろう。

アメリカのジョージ・W・ブッシュ大統領が提唱した最新のイニシアチブは、ロシアの提案と一致している。ロシアと米国は、大量破壊兵器の不拡散とその配備体制の強化に客観的かつ等しく関心があると思います。核・ミサイルの能力を先導する我が国こそが、新たな、より厳格な不拡散措置を策定するリーダーとして行動しなければならない。ロシアはそのような仕事の準備ができている。私たちはアメリカ人の友人たちと協議しています。

一般的に、我々は、核燃料サイクルにおいて自国の能力を確立することは国家の利益にはならないが、原子力エネルギーを開発し、エネルギー能力を強化する機会を有するであろう政治的インセンティブと経済的刺激のシステム全体を確立することについて話すべきである。

これに関連して、国際的なエネルギー協力について、もう少し詳しくお話しします。連邦首相もこれについて簡単に話しました - 彼女はこのテーマに言及し、触れました。エネルギー部門では、ロシアはすべての人に統一された市場原理と透明な条件を作り出すつもりです。エネルギー価格は、政治的投機、経済的圧力、恐喝の対象ではなく、市場によって決定されなければならないことは明らかです。

私たちは協力にオープンです。外国企業は、当社の主要なエネルギープロジェクトすべてに参加しています。さまざまな推計によると、ロシアにおける石油採掘の最大26%が外国資本によって行われている。ロシアのビジネスが西側諸国の主要経済部門に広く参加している同様の例を私に見つけてみてください。そのような例は存在しません!そのような例はありません。

私はまた、ロシアに対する外国投資と、ロシアが海外で行っている外国投資の同等性を思い出すだろう。パリティは約 15 対 1 です。そしてここには、ロシア経済の開放性と安定性の明白な例があります。

経済安全保障は、すべての人が統一された原則を遵守しなければならない部門です。我々は公平に競争する準備ができている。

そのため、ロシア経済にはますます多くの機会が現れています。専門家と西側のパートナーは、これらの変化を客観的に評価しています。このように、ロシアのOECDソブリン信用格付けは改善し、ロシアは第4グループから第3グループにランクインしました。そして本日ミュンヘンで、この機会に、上記の決定に協力してくれたドイツの同僚に感謝したいと思います。

その上。ご存じのとおり、ロシアのWTO加盟プロセスは最終段階に達しています。長く困難な会談の中で、言論の自由、自由貿易、平等な可能性について、何度か言葉を耳にしたが、何らかの理由で、もっぱらロシア市場に言及していたことを指摘したい。

そして、世界の安全保障に直接影響するもう一つの重要なテーマがあります。今日、多くの人々が貧困との闘いについて語っています。この分野で実際に何が起こっているのでしょうか?一方では、世界の最貧国を支援するプログラムに財源が割り当てられ、時には多額の財源が割り当てられます。しかし、正直に言うと、そしてここにいる多くの人々もこれを知っていますが、同じドナー国の企業の発展に関連しています。その一方で、先進国は同時に農業補助金を維持し、一部の国のハイテク製品へのアクセスを制限しています。

一方は慈善援助を分配し、他方は経済的後進性を維持するだけでなく、その利益も享受します。不況地域での社会的緊張の高まりは、必然的に過激主義、過激主義の成長をもたらし、テロリズムと地域紛争を助長します。そして、もしこれらすべてが、中東のような、世界全体が不公平であるという感覚がますます高まっている地域で起こるならば、世界的な不安定化のリスクがあります。

世界の主要国がこの脅威を見るべきであることは明らかです。したがって、彼らはより民主的で公平なグローバル経済関係のシステム、すべての人に発展する機会と可能性を与えるシステムを構築するべきです。

ご列席の皆様、安全保障政策会議でお話しいただきましては、欧州安全保障協力機構(OSCE)の活動は言うまでもなく、申し上げてはいきません。よく知られているように、この組織は、軍事的、政治的、経済的、人道的、そして特にこれらの分野間の関係など、安全保障のあらゆる側面を調査するために設立されました。

今日、私たちは何が起こっているのを見ますか?このバランスが明らかに崩れているのがわかります。人々はOSCEを、ある国や一群の外交政策の利益を促進するために設計された下品な手段に変えようとしています。そして、この任務は、国家の創設者とは全く関係のないOSCEの官僚機構によっても達成されている。意思決定手続きといわゆる非政府組織の関与は、このタスクに合わせて調整されています。これらの組織は正式には独立していますが、意図的に資金提供されているため、管理下にあります。

設立文書によると、人道的分野では、OSCEは加盟国が要請に応じて国際人権規範を遵守するのを支援するように設計されています。これは重要な作業です。私たちはこれをサポートしています。しかし、これは他国の内政に干渉することを意味するものではなく、特にこれらの国家がどのように生活し発展すべきかを決定する政権を押し付けることを意味するものではありません。

このような干渉が民主主義国家の発展を全く促進しないのは明らかである。それどころか、それは彼らを依存させ、その結果、政治的にも経済的にも不安定にします。

我々は、OSCEがその主要な任務に導かれ、尊重、信頼及び透明性に基づく主権国家との関係を構築することを期待する。

 

親愛なるご列席の皆様!

結論として、私は以下の点に留意したいと思います。我々は非常に頻繁に、そして個人的には、非常に頻繁に、ロシアが世界情勢においてますます積極的な役割を果たすべきであるという趣旨の、欧州のパートナーを含む我々のパートナーによる訴えを聞く。

これに関連して、私は自分自身に一つの小さな発言を許します。そうするよう私たちを扇動する必要はほとんどありません。ロシアは千年以上の歴史を持つ国であり、事実上常に特権を利用して独立した外交政策を実行してきました。

私たちは今日、この伝統を変えるつもりはありません。同時に、私たちは世界がどのように変化したかをよく認識しており、私たち自身の機会と可能性について現実的な感覚を持っています。そしてもちろん、私たちは、選ばれた少数の人々だけでなく、すべての人々の安全と繁栄を保証する公正で民主的な世界秩序の構築に協力できる、責任ある独立したパートナーと交流したいと考えています。

ご清聴ありがとうございました。

 

************

質疑・議論等

ホルスト・テルチク:重要なスピーチをありがとうございました。ここ数年は前景になかったグローバルな安全保障構造の問題、軍縮、軍備管理、NATOとロシアの関係の問題、技術分野における協力など、新しいテーマを聞きました。まだ多くの質問があり、大統領は答える準備ができています。

 

質問

親愛なる大統領閣下、スピーチありがとうございました。ドイツ連邦議会は、欧州のパートナーとしてのロシアの重要性と、皆さんが果たす役割の重要性を確信していることを強調したいと思います。連邦首相は演説でこのように述べました。

経験から先に進み、2つの論点を述べたいと思います。まず第一に、NATOとNATOの拡大についてのあなたの意見では、ロシアにとって危険だと考える現象です。この現象は、実際には、拡大ではなく、むしろこれを望む民主主義国家の自決であることを認めますか?

そして、NATOは、この準備を宣言していない国々を受け入れるのが難しいと感じていますか?NATOの拡大のおかげで、東部の国境はより信頼性が高く、より安全になったことを認めることができます。なぜあなたは民主主義を恐れているのですか?私は、民主主義国家だけがNATO加盟国になれると確信しています。これは隣人を安定させます。

あなたの国の中で何が起こっているかについて。アンナ・ポリトコフスカヤの殺害は象徴だった。これは多くのジャーナリストに影響を与え、誰もが恐れさせ、非政府組織に関する法律も警戒を引き起こしていると言えるでしょう。

質問:不拡散に関するあなたのコメントはよく理解しています。特に冷戦末期には、核兵器の配備が減少しましたが、テロリズムも増加しました。核物質はテロリストから遠ざけられなければならない。

質問

連邦首相にも尋ねられた質問に戻ります。コソボとセルビアの将来はどうなるのでしょうか?アハティサーリ氏についてどう思いますか?ロシアはこの問題の解決にどのような影響を与えるでしょうか。

 

質問

チェチェンにおけるロシア軍人の経験についてコメントできますか?エネルギーに関するご意見について:エネルギーが政治において果たす市場の役割について簡単におっしゃいました。EUは、固定された政策原則を含むパートナーシップ協定の締結に関心がある。契約を含め、信頼性の高いエネルギー供給を保証する準備はできていますか?

 

質問

大統領、あなたのスピーチは誠実で率直でした。私はあなたが私の率直で直接的な質問を理解することを願っています。1990年代、ロシアの専門家はイランがミサイル技術を開発するのを積極的に支援した。イランは現在、ロシアとヨーロッパの一部を攻撃することを可能にする先進的な中長距離ミサイルを持っている。彼らはまた、これらのミサイルに核弾頭を置くために働いています。貴国は、この問題に関してイランと交渉する努力をし、イランがそのような政策を実行するのを防ぐための国連安保理決議を支持しました。

私の質問は次の通りです:ロシアは、国連などを通じて、イランでのこれらの非常に深刻な出来事を止めるために、どのような努力をするのでしょうか?

 

質問

未来の歴史家たちは、私たちの会議を第二次冷戦が宣言された会議として記述しないと確信しています。しかし、彼らはできる。イランに圧力をかけ、前向きなインセンティブを与える必要があるとおっしゃいました。しかし、ロシアが制裁を通じて強い圧力をかけるプロセスを妨害しているのは本当ではないでしょうか。第二に、武器の引き渡しに関して、ロシアは、特にこれらの兵器がレバノンとガザに出現して以来、イランを奨励している。これについてのあなたのコメントは何ですか?

 

 

質問

私はあなたの誠実さを理解し、あなたが私たちの誠実さを受け入れることを願っています。まず第一に、軍備管理についてです。誰が新しい軍拡競争を必要としているのか?米国は20年以上もの間、新しい戦略兵器を開発しておらず、最近トポル-Mミサイルをテストしたこと、そしてすでにサイロや移動式施設に配備されていることを指摘したいと思います。あなたは米国を一方的な行動で批判し、軍事行動は国連の承認を得た場合にのみ合法であると二度言いました。アメリカは国連の決定に従ってイラクとアフガニスタンで軍事行動を行っており、今日、コソボでは、兵士の大多数がこの国での平和構築作戦を支援している。

ロシアが国際的利益に対する脅威をどのように認識しているかとは無関係に、国連の承認なしに軍事作戦を行うことはないとおっしゃっていますか?

 

質問

あなたは、一人の主権者が誰にも相談することなく決定を下す一極世界の危険性について話しました。多くの人々の意見では、ロシアでは、国家下院、地域指導部、メディア、ビジネス界、非政府組織など、競合する影響力の中心が党の路線を牽引することを余儀なくされている、ますます一極的な政府を見ています。エネルギー安全保障の問題が危機に瀕しているとき、一極政府はそのような信頼できるパートナーになるのだろうか?

 

【プーチン大統領】まず,御質問に感謝申し上げます。非常に興味深い。残された時間が少ないのは残念ですが、皆様と個別にお話しできることを嬉しく思います。私はこれをとても楽しんでいます、私はそれが好きです。

ロシア政府の一極性についての最後の質問から始めよう。今日、ロシア連邦共産党、統一ロシア党、自由民主党、その他の政治勢力もロシア議会に座っている。そして、彼らの基本的な立場は大きく異なります。もしこのことに気づいていないのなら、ロシア連邦共産党の指導部と話をし、それから自由民主主義者の指導者ジリノフスキー氏と話をしてください。あなたはすぐに違いを見るでしょう。あなたが今それを見ることができないなら、それから彼らと話をしてください。ここには何の問題もなく、単にモスクワに行って彼らと話してください。

今後の予定について成熟した政治体制、国の発展を予測し、選挙前や選挙直後だけでなく、長期的な将来においても責任を持って活動できる責任ある政治家がいる多党制を望んでいます。それが私たちの目指すところです。そして、このシステムは確かにマルチパーティのものになるでしょう。国家下院選挙体制、ロシア議会の選挙体制の変更を含む、ロシア国内における我々のすべての行動は、ロシアにおける多党制を強化することを目的としている。

そして今、私たちの政府の内閣が、エネルギー供給に関連する問題を解決し、エネルギー安全保障を確保するために責任を持って活動できるかどうかについてです。もちろん可能です!さらに、私たちがこれまで行ってきたこと、そして行っていることは、ただ一つの目標、すなわち、私たちのエネルギーを市場ベースの透明な原則と長期契約に輸送する消費者や国との関係を移転することを意味するだけです。

私はあなたと私の同僚、私と向かいに座っているウクライナ大統領もこれを知っていることを思い出してください。2006年までの15年間、困難な交渉の中で、我々が対応する決定をしない限り、ロシア・エネルギーの、そして何よりもまず、ヨーロッパへのガスの配送は、ウクライナ自身へのロシア・ガスの輸送の条件と価格に依存していた。そして、これはウクライナとロシアがお互いに合意したことでした。そして、もし我々が合意に達しなければ、ヨーロッパの全ての消費者は、ガスなしでそこに座るだろう。これが起こるのを見たいですか?そうは思いません。そして、すべてのスキャンダル、利益の保護、意見の相違にもかかわらず、私たちはユシチェンコ大統領に同意することができました。私は彼が責任感があり、絶対に正しく、市場志向の決定を下したと考えています。我々は、ウクライナへの我々のガスの配送と、今後5年間のロシア・ガスのヨーロッパへの配送について、別々の契約に署名した。この決定について、ロシアとウクライナの双方に感謝すべきだ。そして、あなたの質問もありがとう。

さっそく質問に答えておけばよかったのになぁ。

NATOの東方拡大に対する我々の認識に関して、私はすでに、なされた保証と、今日守られていない保証について言及した。これは国際情勢の常識だとお考えですか?しかし、大丈夫、それを忘れてください。これらの保証を忘れてください。民主主義とNATOの拡大に関して。NATOは、国連とは対照的に、普遍的な組織ではない。それは何よりもまず、軍事的、政治的同盟、軍事的、政治的同盟です!まあ、自分自身の安全を確保することは、いかなる主権国家の権利でもあります。私たちはこれに反対しているのではありません。もちろん、私たちはこれに反対しているわけではありません。しかし、なぜこの拡張の間に国境に軍事インフラを設置する必要があるのでしょうか?誰かがこの質問に答えることができますか?軍事インフラの拡張が今日の世界的な脅威との戦いと結びついていない限り?今日の我々にとって、これらの脅威の中で最も重要なのは、ロシアにとって、アメリカにとって、ヨーロッパにとって最も重要なのは、テロリズムと、それとの戦いだ。

テロと戦うためにロシアは必要か?もちろんです!テロと戦うためにインドは必要なのか!もちろんです!しかし、我々はNATOのメンバーではないし、他の国々もそうではない。しかし、私たちは力を合わせることによってのみ、この問題に効果的に取り組むことができます。したがって、インフラ、特に軍事インフラを国境まで拡大することは、個々の国家の民主的選択とはまったく結びついていません。そして、この2つの概念を混同しないようお願いします。

ご存じのように、私はここであまりにも不愉快に書いたので、私でさえ自分の文章を読むことができません。したがって、私は私が読むことができるものに答えます、そして、私が何かに答えないならば、質問を私に思い出させてください。

コソボとセルビアで何が起こるのか?コソボ人とセルビア人だけが知ることができます。そして、彼らがどのように人生を生きるべきかを彼らに言わないようにしましょう。神を演じて、これらの人々の問題をすべて解決する必要はありません。一緒に私たちは、特定の必要な条件を作成し、人々が自分の問題を解決するのを助けることしかできません。必要な条件を作成し、特定の契約の保証人として行動します。しかし、我々はこれらの合意を課すべきではない。さもなければ、私たちは単に状況を行き詰まらせるでしょう。そして、この困難なプロセスの参加者の一人が気分を害したり、屈辱を感じたりした場合、問題は何世紀にもわたって続くでしょう。行き止まりを作るだけです。

私たちの立場は何から成り立っているのでしょうか。私たちの立場は、この原則に正確に従うことにあります。そして、一方の当事者が状況を解決するための提案に明らかに不満を抱いているのを見た場合、私たちはこのオプションを支持するつもりはありません。

チェチェンでの軍人の経験について尋ねられたとき、あなたが何を意味するのか、私は正確には理解できませんでした。彼らの経験は楽しいものではありませんが、それは広範囲です。チェチェンの一般的な状況に興味があるなら、議会と大統領が選出され、政府が機能していることを私はあなたに言うことができます。すべての権威と行政の機関が形成されました。チェチェンの事実上すべての政治勢力は、共和国での活動に関与してきた。一例として、アスラン・マスハドフ政権の元国防相は現在、チェチェンの国会議員である。そして、我々は、元反政府勢力が通常の生活に戻るだけでなく、共和国の政治活動にも戻ることを可能にする一連の決定を下した。したがって、今日、我々は経済的・政治的手段を用いて行動することを好み、実際には、安全確保の責任をほぼ100%チェチェン国民に委譲した。なぜなら、チェチェンで結成された法と秩序の機関は、ほぼ100%、チェチェンに恒久的に住んでいる人々から、チェチェン人から、地元市民によって構成されているからです。

レバノンに関しては、私はまた、あなたが何を意味するのかよく理解できませんでした。しかし、はい、イスラエルとの紛争で破壊された橋やインフラを復元するために、レバノンに軍事建設労働者を派遣したという事実は、私が今述べた有名な状況の確認です。そして、これらの建設者を保護する軍事部隊は、チェチェン出身でチェチェン出身の軍人で構成されていた。もし我々の軍人がムスリムが居住する地域で活動しなければならないのであれば、ムスリムの軍人の分遣隊を派遣することは悪いことではないだろうと我々は認識した。そして、私たちは間違っていませんでした。地元住民は本当に私たちの軍事建設業者を温かく歓迎しました。

さて、欧州連合(EU)とのエネルギー協定についてですが、これは私が質問を理解した方法です。我々は、EUとのエネルギー関係の根底にある原則に合意することに反対しないと何度も述べてきた。さらに、憲章に含まれる原則は一般的に理解可能です。しかし、憲章自体は私たちにとってそれほど受け入れられません。なぜなら、ロシアだけでなく、ヨーロッパのパートナーも、その原則を遵守していないからです。核物質の市場は私たちにとって閉鎖されたままであることを覚えておくだけで十分です。誰もこの市場を私たちに開放していません。

私が単に今注目したくない他の瞬間もあります。しかし、原則自体に関しては、私たちはすでにドイツ企業との仕事でこれらの原則を使用しています。ガスプロムとBASFの間で行われた取引を思い出していただきたいと思います。実は、これは資産スワップでした。私たちはこの方法で働き続ける準備ができています。準備はできています。しかし、それぞれの具体的な事例において、私たちは自分たちが何を与え、パートナーが何を与え、計算し、独立した国際的な専門家の評価を得てから、決定を下す必要があります。わたしたちはこの業に取り組む用意ができています。実際、私たちはつい最近、イタリアのパートナーであるENI社と似たようなことをしました。そして、2035年までの納入に関する契約に単に署名するだけでなく、資産を交換することも話しました。そして、私たちはウクライナの友人たちとこの同じタイプの協力を研究しています。これは先です。

そして、ロシアとEUの間の将来の基本的なテキストでこれらの原則を修正する必要がありますか?この問題に関して異なる意見を持つことは可能です。エネルギー以外にも、農業、ハイテク、運輸など、EUと協力する分野もあるので、必要ないと思います。そして、これらすべては非常に重要で非常に興味深いものです。そして、これらすべてを、フレームワーク文書として機能するべき1つの基本的な行為に入れることはできません。それとも、必要なものだけをドキュメントに入れ、必要なものをフレームワークの外部に残してほしいですか?お互いに正直に話し合って、お互いに納得のいく決断をしましょう。

"1990年代、ロシアはイランがミサイル技術を開発するのを助けた"。私はあなたが私にこの質問をしたと思います。「今日、イランはヨーロッパに到達できるこれらのミサイルに核弾頭を搭載したいと考えています。ロシアはイランの核計画をどうするつもりなのだろう?」なの。

まず第一に、1990年代にロシアがイランが独自のミサイル技術を開発するのを助けたというデータはありません。これに向けて非常に積極的に働いたのは他の国々でした。そして、テクノロジーはさまざまなチャネルを通じて移転されました。そして、私たちはこれの証拠を持っています。当時、私はこれらの証拠を米国大統領に直接渡しました。そして、テクノロジーはヨーロッパやアジア諸国からもたらされました。

だから、ロシアはここでほとんど過ちを犯していない。私はあなたを保証します。ロシアはここで最も関与していない国です。少なくともすべて。それがまったく関与している場合。当時、私はまだサンクトペテルブルクで働いていましたが、私たちはこれに関与していませんでした。私はこれを保証することができます。しかし、ビジネスレベルでは何かが起こった可能性があることを知っています。研究所などで専門家を育成しました。そして、その要請に応じて、そしてアメリカのパートナーの情報に従って、私たちはこれに厳しく反応しました。即座に、そして厳しく。欧州のパートナーを含む他のパートナーからのそのような反応は見られませんでした。しかも、ご存じかどうかはわかりませんが、軍事技術や特殊装備は、まだアメリカから来ていることを知っておくべきです。これまでは。今までF-14飛行機のスペアパーツは、軍隊とペンタゴンから来ています。私の知る限りでは、この件に関して米国では調査さえ行われています。そして、この調査が進行中であり、これらのスペアパーツが国境で押収され、一定時間後に送り返されたという事実にもかかわらず、私が持っているデータによると - そしてそれらが正しくなければ、それらをチェックしてください - それらの同じ貨物は再び国境で押収されました。「物的証拠」というタグを付けたことさえあります。

ご存知のように、この流れを止めるのは本当に難しいです。そのためには、協力する必要があります。

イランがヨーロッパを脅かすミサイルを持っているかどうかについて。あなたは間違っています。今日、イランは持っています - ゲイツ氏は今日ここにいて、確かに私よりもこのデータをよく知っています、そしてロシアの国防大臣もここにいます - 射程2000キロメートルのミサイル。

ロシアのセルゲイ・イワノフ国防相:1600-1700キロメートル。

ウラジーミル・プーチン:1600-1700キロメートル。唯。さて、ミュンヘンとイラン国境の間に何キロメートルあるかを数えてください。イランにはそのようなミサイルはない。彼らは2400キロメートルの範囲でいくつかを開発することを計画しています。彼らがそうする技術を持っているかどうかは不明です。そして、4000キロ、5000キロ、6000キロに関しては、これは単に別の経済を必要とすると思います。だから、それは一般的にありそうもないことです。そしてイランはヨーロッパを脅かしていない。彼らが核弾頭を使用する準備をしているという考えに関しては、そのようなデータはありません。核弾頭に関するこのデータはありません。

北朝鮮は核兵器を実験した。イラン人は、彼らの核計画は平和的な性格を持っていると絶えず言っている。しかし、国際社会がイランの核計画の性格と質について懸念を抱いていることに私は同意します。そして、エルバラダイ氏は最近、これらの懸念を6〜7ポイントだと思うと述べました。私はこれについてあなたに同意します。そして、なぜイランの党が、エルバラダイ氏が述べた懸念に肯定的かつ建設的な方法で反応せず、したがってこれらの懸念を和らげなかったのか、私には理解できません。あなたがそれを理解していないのと同じように、私はこれを理解していません。

どうしましょうか。私たちは共に忍耐強く、慎重に働く必要があると思います。そして、それは正しい、インセンティブを作り、国際社会との協力が対立よりもはるかに優れていることをイランのリーダーシップに示すことです。

はい、そして再びイランへの武器の配達について。あなたは、配達よりも多くの話があったことを知っています。イランとの軍事的・技術的協力は最小限にとどまる。単に最小限に抑えます。私はそれが推定される最小の数字がわかりません。一般的に、我々は米国を含む他の国々よりも中東に届ける武器がはるかに少ない。そこでは比較は不可能です。我々は最近、イランに対空兵器システム(それは本当だ)を、中距離、約30~50キロメートルで引き渡した。それは本当です。なぜこのようなことをしたのでしょうか。私はその理由を説明することができます。我々は、イランが窮地に追い込まれたと感じないように、これをした。それは、それがある種の敵対的な環境にあると感じないようにするためです。むしろ、イランは、信頼できるコミュニケーションのチャンネルと友人を持っていることを理解できた。我々は、イランの党が我々のシグナルを理解し、聞くことを大いに期待している。

レバノンとガザ地区における我々の兵器に関して。私はガザ地区にある我々の武器を知らない。私はそのような例を聞いたことがない。さて、カラシニコフは一般的に世界で最も広く使用されている小型武器です。彼らはおそらくどこにでもいます。そしておそらく、ドイツにはまだ自動カラシニコフがいるか、いずれにせよ、まだ破壊されていないものもあるでしょう。それは100%確実です。

レバノンではそれは本当です。私たちの対戦車システムの要素は本当にそこで見られました。それは本当です。私たちのイスラエルのパートナーはすぐにこのことについて私に話しました。私たちは何が起こったのか徹底的に調査しました。そして我々は、これらのシステムがシリア軍が去った後もレバノン領土に残っていたと判断した。我々は、シリアのパートナーと対応する作業を行った。我々は、シリアとの将来の軍事的及び技術的協力は、兵器が意図されたもの以外のいかなる手にも渡る可能性を排除することを決定した。私たちはそのようなシステムを開発しました。とりわけ、我々は、ロシアの専門家にとって都合のよい、いつでも可能な倉庫検査のシステムについて合意した。ロシアの兵器システムをシリアに引き渡した後の倉庫での検査。

「アメリカは戦略兵器を開発していないが、ロシアは開発している。もしロシアが国連によって認可されなければ、ロシアは将来武力を行使するだろうか?ロシアは戦略兵器のシステムを開発している」。

素晴らしい質問、素晴らしい!私はこの質問にとても感謝しています。それは私に起こっていることの本質について話す機会を与えるでしょう。過去数十年間、二つの超大国と二つのシステムの間に対立があったのに、大きな戦争が起こらなかったとしたら、我々は何に恩義を負っているのだろう?我々は、これら二つの超大国間の力の均衡に負っている。そこには均衡があり、相互破壊の恐れがあった。当時、一方の当事者は他方に相談することなく、さらに一歩踏み出すことを恐れていました。そして、これは確かに脆弱な平和であり、恐ろしい平和でした。しかし、今日私たちが見ているように、それは十分に信頼性がありました。今日、平和はそれほど信頼できないようです。

はい、アメリカ合州国は、表向きは、攻撃的な兵器を開発していません。いずれにせよ、国民はこれについて知りません。彼らは確かにそれらを開発しているにもかかわらず。しかし、私たちは今これについて尋ねるつもりはありません。我々は、これらの開発が進んでいることを知っています。しかし、私たちは知らないふりをしているので、彼らは新しい武器を開発していないと言います。しかし、私たちは何を知っていますか?米国はミサイル防衛体制を積極的に開発し、すでに強化している。今日、このシステムは効果がありませんが、いつの日か効果的になるかどうかは正確にはわかりません。しかし、理論的には、それはその目的のために作成されています。したがって、仮説的には、この瞬間が到来すると、核戦力からの潜在的な脅威は完全に中和されることを認識しています。ロシアの現在の核能力、つまり。力の均衡は完全に破壊され、当事者の1人は完全な安全の感覚から利益を得るでしょう。これは、その手がローカルだけでなく、最終的には世界的な紛争でも自由になることを意味します。

私たちは今、あなたとこれを議論しています。私たちの側で攻撃的な意図を疑う人は誰も欲しくありません。しかし、国際関係のシステムは数学のようなものです。個人的な側面はありません。そしてもちろん、私たちはこれに反応するべきです。どう。あなたと同じか、したがって数十億ドル規模のミサイル迎撃システムを構築するか、現在の経済的、財政的可能性を考慮して、非対称的な答えを開発することによって。対ミサイル防衛システムは、ロシアに対して役に立たないのは、ロシアを容易に克服できる特定の兵器を持っているので、誰もが理解できるようにするためだ。そして、私たちはこの方向に向かって進んでいます。それは私たちにとって安いです。そして、これは決してアメリカ合州国自身に向けられたものではない。

我々の新兵器があなた方に向けられていないのと同じように、戦略的防衛イニシアティブ(SDI)は我々に向けられていないとおっしゃるなら、私は完全に同意します。そして、私は別のことについて私の同僚と私の友人と完全に同意します。ご存じですか?そして、私はその言葉を恐れませんが、私たちのすべての意見の相違にもかかわらず、私は米国大統領を私の友人と考えています。彼はまともな人物で、今日、オオカミは国際舞台や国内で行われているすべてのことを米国のせいにすることができると私は知っています。しかし、私は彼がまともな人であり、彼と話をして合意に達することが可能であることを知っています。そして、私が彼と話したとき、彼は言った:「私はロシアとアメリカが二度と敵と敵にならないという事実から進んでいく」。私は彼に同意します。しかし、私はここで対称性と非対称性があり、個人的なものは何もないことをもう一度繰り返します。それは単なる計算です。

そして今、ロシアが国連の認可なしに軍事力を行使するかどうかについて。私たちは、常に国際的な法的枠組みの中で厳格に活動します。私の基本的な教育は法律上であり、国連憲章によれば、平和維持活動には国連と国連安全保障理事会の両方の制裁が必要であることを、私自身と同僚の両方に思い出させることができます。これは平和維持活動の場合です。しかし、国連憲章には自衛に関する記事もあります。この場合、制裁は必要ありません。

だから、私は何を忘れてしまったのですか?

質問:私の質問は、ジャーナリストの殺害、恐怖、不安、自由と非政府組織の不在に関して、ロシア自体が多極化していることと、ロシアがこれらの原則を遵守しない場合の国際社会のロシアに対する態度についてでした。

ウラジーミル・プーチン:私はいくつかの言葉を言うつもりです。私はロシア議会の構造について話したとき、すでに質問の一部に答えました。誰がそこに代表されているのか、議会で指導的地位にある人々の政治的見解、正当な政党を見てください。現在、非政府組織に関しては、彼らはロシアで活発に活動しています。はい、私たちはこれらの組織を登録するための新しいシステムを導入しました。しかし、それは他の国の登録制度とそれほど変わりません。そして、非政府組織自身からの苦情はまだ見ていません。私たちはほとんどすべての組織への登録を拒否していません。単に正式な理由で拒否されたケースが2〜3件あり、これらの組織は憲章の特定の条項の修正などに取り組んでいます。実質的で根本的な問題に基づいて登録を拒否された人はいません。全員が可能な限り最も活発な方法で働き続けており、今後もそうし続けるでしょう。

何が私たちを悩ませますか?これらの非政府組織が外国政府から資金提供を受けているとき、我々はそれらを外国がロシアの政策を実行するために使用する道具と見なすことは、誰にとっても明らかであると思います。それが最初のことです。2番目。どの国にも、選挙運動の資金調達には一定のルールがあります。外国政府からの資金提供は、政府のキャンペーン内を含め、非政府組織を通じて行われます。そして、誰がこれについて幸せですか?これは普通の民主主義ですか?それは秘密の資金調達です。社会から隠されている。民主主義はどこにあるのか?教えていただけますか?いいえ!あなたは私に言うことができないし、あなたは決してできないでしょう。ここには民主主義がないので、ある国家が別の国家に影響力を行使しているだけです。

しかし、我々は、ロシアにおける市民社会の発展に関心があり、当局を叱責し、批判し、当局が自らの過ちを見極め、ロシア国民の利益のために政策を正すのを助ける。私たちは確かにこれに関心があり、市民社会と非政府組織を支援します。

恐怖などに関して、今日のロシア人は他の多くの国の市民よりも恐怖が少ないことをご存知ですか?過去数年間で、私たちは市民の経済的幸福を改善するために根本的な変化を遂げたからです。私たちはまだ非常に多くの問題を抱えています。そして、私たちはまだ非常に多くの未解決の問題を抱えています。貧困と結びついた問題も含める。そして、私はあなたに、恐怖は基本的にこの源から来ると言うことができます。

ジャーナリストに関しては、はい、これは重要で困難な問題を表しています。そして、偶然にも、ジャーナリストはロシアだけでなく、他の国々でも殺されている。ほとんどのジャーナリストはどこで殺されているのか?あなたは専門家であり、おそらく、過去1年半に最も多くのジャーナリストが亡くなった国を知っていますか?イラクで殺されたジャーナリストの数が最も多かった。

ロシア国内の悲劇に関しては、我々は確かに可能な限り最も徹底的な方法でこれらの現象と闘い、ロシアへの信頼を損ない、我々の政治体制を傷つけようとするすべての犯罪者を厳しく処罰する。

ご清聴ありがとうございました。

 


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ロシア特別作戦開始前・国民向け演説全文、ウクライナ問題お勧め動画!

2022-06-04 10:07:28 | プーチン大統領演説等

フェイクニュースの新型コロナウイルス、ウクライナ問題ニュースを垂れ流す欧米、日本のメディア、以下に勧め動画を紹介します。何かの参考になるかも知れません、リンクも張っておきます。

最後に2月24日のロシアの特別作戦開始前のロシア国民向け演説全文を載せておきます。この演説は世界を知り尽くしたKGB出身のプーチン大統領演説です。この演説内容から、ロシアの心の寄り処・ロシア正教(進化論で無く創造論)を旨とする、ロシア性善説の演説内容であると思います。不思議と日本人も性善説です。日ロ両国民は性悪説の欧米と全く違うと思います。今日、欧米が日ロ間に楔を打ち込まれた状態で、私達は何故、日ロ間に問題を生じているかの本質を自分なりに学ぶ必要があると思います。

このままG7・NATO等がウクライナに武器援助をエスカレート・・・どこかで断ち切り、停戦等にならなければ世界大戦、核戦争に向かうと思います。先ずは停戦、裏でこの停戦を望まない米英・NATO・日本・・・

ネフィリムの流れを汲む雲上人、その僕達はグローバル化・世界統一政府を目前に控え、どうしてもこの策に反対するロシアの存在は許せなかったでしょう。

レーニンの緩やかな世界革命に対し、トロッキーは過激な革命を目指しますが、負けてしまいますが、その思想が米国のその僕(支配層)に受け継がれ、今日の米国民主党の一部が筋金入りの共産・社会主義者となっていると言われています。米国で2017年3月20日に亡くなったロックフェラーを始め、私達からすれば信じられないですが民主党政権内の一部は僕であり、筋金入りの共産・社会主義者でグローバル化のもと世界統一政府を目指していると言われています。

ウクライナを支援すると言うことは、共産・社会主義・・・グローバル、世界統一政府を支持することになるでしょう。世界の多くの国はこの事実を知っており、世界から見たらウクライナ支援国家が少ない主因の一つだと思います。

ウクライナの戦いは、「共産・社会主義・世界統一政府、ウクライナ VS 反グローバル・反世界統一政府、歴史・民族・文化・主義主張を尊重、ロシア」とも言えそうです。

世界統一政府・・・デジタル化等された徹底管理社会を目指しており、私達が考えるような社会では無いでしょう。日本の天皇制、歴史、民族、文化、主義主張等を否定するようなグローバル化・世界統一政府は日本には相容れない世界だと思います。

 

世界でグローバル化、世界統一政府に反対の国はロシア、中国、インド、ブラジル、北朝鮮、イラン等々だと言われていますが、ロシアは2007年に世界に反グローバルを公言しました。

これらの国々に共通しているのは、夫々(それぞれ)の国が民族、歴史、文化、主義主張が違っても尊重する世界です。これは元トランプ大統領が掲げていた自国ファーストで、反グローバルです。

先ず、反グローバル核超大国、邪魔者のロシア、地球上に残された広大な土地、資源を有するロシアを潰すためには、ウクライナの戦いが終わってもあらゆる手段を用いて潰す策を講じるでしょう。更に中国、北朝鮮、イランに対しても同様の潰す策を講じるでしょう。今回、ウクライナ問題でもロシアを誘い込む手法を取ったと思います。ロシア側からしたら3兄弟でもあるベラルーシ、ウクライナ、ロシアは同族等でもあり極めて仲が良かったスラブの国でした。ソ連崩壊後入ってきた、今日のウクライナの主でもあるジョージソロスの策でウクライナからスラブ人を追い出しネオナチを入れ、世界最大規模の生物・化学兵器研究所、製造所を作り、米英・NATOの高官が従事、新型コロナウイルスにも関わり、米国、NATO等を介しロシアとの対立を作り、ロシアを誘い込むと言う理不尽な策が行われていました。

ロシアにとって苦渋の戦争の選択だったでしょう。如何にNATOが世界の平和を乱す組織であるか、過去の東欧の紛争等を調べれば明白で、これらの事実は誰でも分かります。私達は旧ソ連≠ロシアで無いこと、NATOはソ連崩壊後、ロシアとの約束が反故にされ、何故解体されなかったかを理解する必要がありそうです。

ソ連崩壊後、プーチン大統領はKGBの膨大な情報を引き継いでおり、ソ連崩壊後のグローバル化、G7・NATOの対ロシア戦略を見抜いていたと思います、何よりの証拠は多くの核兵器をロシア側が引き継いだことです!今日のロシアのICBMは全て水爆で強力な核兵器です。(一説では、ソ連崩壊後、数十発は北朝鮮に渡されたと言われ、ICBM本体の一部は第三者の助言で〇本も手に入れたと言われています。)

ロシアの安全保障に直結するNATO拡大問題、2014年以降のウクライナ側(ゼレンスキー大統領は黙視、政権、有力者の多くは米国、イスラエル等の2、3重国籍者が占めています。)、ロシアの国連、人権団体に対する幾多の虐殺防止要望等の無視、結果14、000人の親ロシア系住民の虐殺・・・やはり戦いに全く大義が無いとは言えないでしょう。これらの事実は、ロシア政府と国民は欧米、日本と違い情報の一部を共有等しており、これらの事実は細部までロシア国民が理解していると思います。如何に欧米の報道がフェイク等であったかが分かります。これらの事実は素人の誰でも検証できます。

欧米のフェイクニュースが如何に多いか・・・5月5日、イタリアのマリオ・ドラギ首相が、EU諸国の多くはロシアが提案した、ルーブル口座を開設するやり方で、ロシアの天然ガスの輸入を続けていると、アメリカで開かれた会見で発言、物議を醸しています。米国は統計資料等から穀物肥料等々は堂々とロシアから輸入していると言われ、他国、メディア等に対しては問答無用の策を取っていると言われています。特にドイツは賢く、これらの策を見抜いていると言われ、常に世界のメディア等から叩かれています。

ロシア側のニュースを断片的に見ると、概ねロシア国民はグローバル化・世界統一政府の事は情報が共有、一部開示され、新型コロナウイルス同様知っているようです。ウクライナの戦いでもロシア国民の結束は高く、最近はプーチン大統領の支持は数パーセント上昇しているようです。

民間の世論調査機関、レバダセンターが3月24日~30日、ロシア国内の18才以上の1632人に対面調査、プーチン大統領の活動を支持すると答えた人は83%に上り、支持しないと答えた15%を大幅に上回っていますし、昨今も同様の支持を受けています。欧米のフェイク・プロパガンダはロシアでは通用しないでしょう。

今日のウクライナの主でもあるジョージ・ソロスは次の紛争シナリオはウクライナ→台湾が準備されていると公言しています。激動する世界に日本は目先の策に釣られ、乗ってはならないと思います。新型コロナウイルス、ウクライナ戦争の胴元は同一人物等であり、旧約聖書の「ヒビ人の話」、孫子の兵法を忘れてはならないと思います。

 

リンク先

未来ネット研究所

 

 

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https://www.youtube.com/c/幸福実現党

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2007年年2月10日、ドイツのミュンヘンで開かれた、第43回ミュンヘン国防政策国際会議・Munich Conference on Security Policyでプーチン大統領は西側諸国のリーダーたちを前に1時間14分にも及ぶスピーチを行いました。この演説は世界でも有名となり、今日の世界を的中させています。

動画はロシア語→英語→動画下のリンク先で日本語説明・解説があります。

2007年にプーチンが語った「ミュンヘン演説」での予言的中! サイキックレベルの予知能力に戦慄 (2017年2月22日) - エキサイトニュース

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2022年2月24日、ロシアはウクライナでの特別作戦を開始しますが侵攻直前、ロシアの国営テレビはプーチン大統領の国民向けの演説を放送しました。

全演説文

親愛なるロシア国民の皆さん、親愛なる友人の皆さん。

今日はドンバス(ウクライナ東部、ドネツク州とルガンスク州)で起きている悲劇的な事態、そしてロシアの重要な安全保障問題に改めて立ち返る必要があると思います。

まず、今年2月21日の演説で話したことから始めます。それは、私達の特別な懸念や不安を呼び起こすもので、毎年着実に西側諸国の無責任な政治家達が我が国に対し、露骨に無遠慮に作り出している、あの根源的な脅威のことです。
つまり、NATOの東方拡大、その軍備がロシア国境へ接近していることについてです。

この30年間、私達が粘り強く、忍耐強く、ヨーロッパにおける対等かつ不可分の安全保障の原則について、NATO主要諸国と合意を形成しようと試みてきたことは、広く知られています。
私達からの提案に対して、私達が常に直面してきたのは冷笑的な欺まんと嘘、もしくは圧力や恐喝の試みでした。

その間、NATOは、私達のあらゆる抗議や懸念にもかかわらず、絶えず拡大しています。軍事機構は動いています。
繰り返しますが、それはロシアの国境のすぐ近くまで迫っています。

何故、このようなことが起きているのか。
自分が優位であり、絶対的に正しく、なんでもしたい放題できるという、その厚かましい態度はどこから来ているのでしょうか。
私達の国益や至極当然な要求に対する、無配慮かつ軽蔑的な態度はどこから来ているのでしょうか。答えは明白、全ては簡単で明瞭です。

1980年代末、ソビエト連邦は弱体化、その後、完全に崩壊しました。
当時起きたことの一連の流れは、今でも私達にとってよい教訓となっています。
それは、権力や意志の麻痺というものが、完全なる退廃と忘却への第一歩であるということをはっきりと示しています。
当時、私達はしばらく自信を喪失し、あっという間に世界のパワーバランスが崩れました。

これにより、従来の条約や協定には、事実上、効力がないという事態になりました。
説得や懇願ではどうにもなりません。
覇権、権力者が気に入らないことは、古風で、時代遅れで、必要ないと言われます。

それと反対に、彼らが有益だと思うことは全て、最後の審判の真実かのように持ち上げられ、どんな代償を払ってでも、粗暴に、あらゆる手を使って押しつけてきます。
賛同しない者は、ひざを折られます。

私が今話しているのは、ロシアに限ったことではないし、懸念を感じているのは私達だけではありません。
これは国際関係のシステム全体、時にアメリカの同盟諸国にまでも関わってくるものです。
ソビエト連邦の崩壊後、事実上の世界の再分割が始まり、これまで培われてきた国際法の規範が、そのうち最も重要で基本的なものは、第二次世界大戦の結果採択され、その結果を定着させてきたものであるが、それが、みずからを冷戦の勝者であると宣言した者たちにとって邪魔になるようになってきました。

勿論、実務において、国際関係において、また、それを規定するルールにおいては、世界情勢やパワーバランスそのものの変化も考慮しなければなりませんでした。
しかしそれは、プロフェッショナルに、よどみなく、忍耐強く、そして全ての国の国益を考慮し、尊重し、みずからの責任を理解したうえで実行すべきでした。しかし、そうはいきませんでした。

あったのは絶対的な優位性と現代版専制主義からくる陶酔状態であり、さらに、一般教養のレベルの低さや、自分にとってだけ有益な解決策を準備し、採択し、押しつけてきた者たちの高慢さが背景にありました。

事態は違う方向へと展開し始めました。

例を挙げるのに遠くさかのぼる必要はありません。
先ず、国連安保理の承認なしに、ベオグラードに対する流血の軍事作戦を行い、ヨーロッパの中心で戦闘機やミサイルを使った。
数週間にわたり、民間の都市や生活インフラを、絶え間なく爆撃しました。

この事実を思い起こさなければなりません。というのも、西側には、あの出来事を思い出したがらない者達がいるからです。
私達がこのことに言及すると、彼らは国際法の規範について指摘するのではなく、そのような必要性があると思われる状況だったのだと指摘したがります。

その後、イラク、リビア、シリアの番が回ってきました。

リビアに対して軍事力を不法に使い、リビア問題に関する国連安保理のあらゆる決定を曲解した結果、国家は完全に崩壊し、国際テロリズムの巨大な温床が生まれ、国は人道的大惨事に見舞われ、いまだに止まらない長年にわたる内戦の沼にはまって行きました。
リビアだけでなく、この地域全体の数十万人、数百万人もの人々が陥った悲劇は、北アフリカや中東からヨーロッパへ難民の大規模流出を引き起こしました。

シリアにもまた、同じような運命が用意されていました。
シリア政府の同意と国連安保理の承認が無いまま、この国で西側の連合が行った軍事活動は、侵略、介入に他なりません。

ただ、中でも特別なのは、もちろん、これもまた何の法的根拠もなく行われたイラク侵攻です。
その口実とされたのは、イラクに大量破壊兵器が存在するという信頼性の高い情報をアメリカが持っているとされていることでした。
それを公の場で証明するために、アメリカの国務長官が全世界を前にして、白い粉が入った試験管を振って見せ、これこそがイラクで開発されている化学兵器だと断言しました。

後になって、それはすべて、デマであり、はったりであることが判明しました。
イラクに化学兵器など存在しませんでした。

信じがたい驚くべきことですが、事実は事実です。
国家の最上層で、国連の壇上からも、嘘をついていました。

その結果、大きな犠牲、破壊がもたらされ、テロリズムが一気に広がりました。
世界の多くの地域で、西側が自分の秩序を打ち立てようとやってきたところでは、殆どどこでも、結果として、流血の癒えない傷と、国際テロリズムと過激主義の温床が残されたという印象があります。

私が話したことはすべて、最もひどい例のいくつかであり、国際法を軽視した例はこの限りではありません。

 

NATOが1インチも東に拡大しないと我が国に約束したこともそうです。
繰り返しますが、騙されました。
俗に言う、見捨てられたということです。

確かに、政治とは汚れたものだとよく言われます。
そうかもしれないが、ここまでではありません。
ここまで汚くはありません。

これだけの、いかさま行為は、国際関係の原則に反するだけでなく、何よりもまず、一般的に認められている道徳と倫理の規範に反するものです。
正義と真実はどこにあるのだ?あるのはうそと偽善だけです。

ちなみに、アメリカの政治家、政治学者、ジャーナリスト達自身、ここ数年で、アメリカ国内で真の嘘の帝国ができあがっていると伝え、語っています。

これに同意しないわけにはいきません。
まさにその通りです。

しかし謙遜する必要はありません。
アメリカは依然として偉大な国であり、システムを作り出す大国です。
その衛星国は全て、おとなしく従順に言うことを聞き、どんなことにでも同調するだけではありません。
それどころか行動を真似し、提示されたルールを熱狂的に受け入れています。
だから、アメリカが自分のイメージどおりに形成した、いわゆる西側陣営全体が、まさに、うその帝国であると、確信を持って言えるのには、それなりの理由があるからです。

我が国について言えば、ソビエト連邦崩壊後、新生ロシアが先例のないほど胸襟を開き、アメリカや他の西側諸国と誠実に向き合う用意があることを示したにもかかわらず、事実上一方的に軍縮を進めるという条件のもと、彼らは我々を最後の一滴まで搾り切り、とどめを刺し、完全に壊滅させようとしました。

まさに90年代、2000年代初頭がそうで、いわゆる集団的西側諸国が最も積極的に、ロシア南部の分離主義者や傭兵集団を支援していた時です。
当時、最終的にコーカサス地方の国際テロリズムを断ち切るまでの間に、私達はどれだけの犠牲を払い、どれだけの損失を被ったことか。どれだけの試練を乗り越えなければならなかったか。

私たちはそれを覚えているし、決して忘れません。
実際のところ、つい最近まで、私達を自分の利益のために利用しようとする試み、私たちの伝統的な価値観を破壊しようとする試み、私達ロシア国民を内側からむしばむであろう偽りの価値観や、すでに彼らが自分たち側の国々に乱暴に植え付けている志向を私たちに押しつけようとする試みが続いていました。

それは、人間の本性そのものに反するゆえ、退廃と退化に直接つながるものです。
こんなことはありえないし、これまで誰も上手くいった試しがありません。
そして今も、成功しないでしょう。

色々あったものの、2021年12月、私達は、改めて、アメリカやその同盟諸国と、ヨーロッパの安全保障の原則とNATO不拡大について合意を成立させようと試みました。
すべては無駄でした。
アメリカの立場は変わりません。
彼らは、ロシアにとって極めて重要なこの問題について私達と合意する必要があるとは考えていません。
自国の目標を追い求め、私たちの国益を無視しています。

そして、もちろん、こうした状況下では、私たちは疑問を抱くことになります。
今後どうするべきか。何が起きるだろうかと。

私たちは、1940年から1941年初頭にかけて、ソビエト連邦がなんとか戦争を止めようとしていたこと、少なくとも戦争が始まるのを遅らせようとしていたことを歴史的によく知っています。
そのために、文字どおりギリギリまで潜在的な侵略者を挑発しないよう努め、避けられない攻撃を撃退するための準備に必要な、最も必須で明白な行動を実行に移さない、あるいは先延ばしにしました。

最後の最後で講じた措置は、すでに壊滅的なまでに時宜を逸したものでした。
その結果、1941年6月22日、宣戦布告なしに我が国を攻撃したナチス・ドイツの侵攻に、十分対応する準備ができていませんでした。
敵をくい止め、その後潰すことはできたが、その代償はとてつもなく大きかったです。
大祖国戦争を前に、侵略者に取り入ろうとしたことは、国民に大きな犠牲を強いる過ちでした。
最初の数か月の戦闘で、私たちは、戦略的に重要な広大な領土と数百万人の人々を失いました。

私達は同じ失敗を2度は繰り返さないし、その権利もありません。

世界覇権を求める者達は、公然と、平然と、そしてここを強調したいのだが、何の根拠もなく、私たちロシアを敵国と呼びます。
確かに彼らは現在、金融、科学技術、軍事において大きな力を有しています。
それを私達は知っているし、経済分野において常に私達に対して向けられている脅威を客観的に評価しています。
そしてまた、こうした厚かましい恒久的な恐喝に対抗する自国の力についても。

繰り返すが、私達はそうしたことを、幻想を抱くことなく、極めて現実的に見ています。

軍事分野に関しては、現代のロシアは、ソビエトが崩壊し、その国力の大半を失った後の今でも、世界で最大の核保有国の1つです。
そしてさらに、最新鋭兵器においても一定の優位性を有しています。
この点で、我が国への直接攻撃は、どんな潜在的な侵略者に対しても、壊滅と悲惨な結果をもたらすであろうことに、疑いの余地はありません。

また、防衛技術などのテクノロジーは急速に変化しています。
この分野における主導権は、今もこれからも、目まぐるしく変わっていくでしょう。

しかし、私達の国境に隣接する地域での軍事開発を許すならば、それは何十年も先まで、もしかしたら永遠に続くことになるかもしれないし、ロシアにとって増大し続ける、絶対に受け入れられない脅威を作り出すことになるでしょう。

すでに今、NATOが東に拡大するにつれ、我が国にとって状況は年を追うごとにどんどん悪化し、危険になってきています。
しかも、ここ数日、NATOの指導部は、みずからの軍備のロシア国境への接近を加速させ促進する必要があると明言しています。
言いかえれば、彼らは強硬化しています。

起きていることをただ傍観し続けることは、私達にはもはやできません。

私達からすれば、それは全く無責任な話です。
NATOが軍備をさらに拡大し、ウクライナの領土を軍事的に開発し始めることは、私達にとって受け入れがたいことです。

もちろん、問題はNATOの組織自体にあるのではありません。
それはアメリカの対外政策の道具に過ぎません。
問題なのは、私達と隣接する土地に、言っておくが、それは私達の歴史的領土だ、そこに、私達に敵対的な反ロシアが作られようとしていることです。
それは、完全に外からのコントロール下に置かれ、NATO諸国の軍によって強化され、最新の武器が次々と供給されています。

アメリカとその同盟諸国にとって、これはいわゆるロシア封じ込め政策であり、明らかな地政学的配当です。
一方、我が国にとっては、それは結局のところ、生死を分ける問題であり、民族としての歴史的な未来に関わる問題でもあります。

誇張しているわけではなく、実際そうなのです。
これは、私達の国益に対してだけでなく、我が国家の存在、主権そのものに対する現実の脅威です。

それこそ、何度も言ってきた、レッドラインです。
彼らはそれを超えました。

そんな中、ドンバスの情勢があります。
2014年にウクライナでクーデターを起こした勢力が権力を乗っ取り、お飾りの選挙手続きによって、それを維持し、紛争の平和的解決を完全に拒否したのを、私達は目にしました。
8年間、終わりの見えない長い8年もの間、私達は、事態が平和的・政治的手段によって解決されるよう、あらゆる手を尽くしてきました。

すべては徒労に帰しました。
先の演説でもすでに述べたように、現地で起きていることを同情の念なくして見ることはできません。

今やもう、そんなことは到底無理です。
この悪夢を、ロシアしか頼るしか先がなく、私達にしか希望を託すことのできない数百万人の住民に対するジェノサイド、これを直ちに止める必要があったのです。
まさに人々のそうした願望、感情、痛みが、ドンバスの人民共和国を承認する決定を下す主要な動機となりました。

さらに強調しておくべきことがあります。
NATO主要諸国は、自らの目的を達成するために、ウクライナの極右民族主義者やネオナチをあらゆる面で支援しています。
彼らは、クリミアとセバストポリの住民が、自由な選択としてロシアとの再統合を選んだことを決して許さないでしょう。

当然、彼らはクリミアに潜り込むでしょう。
それこそドンバスと同じように。
戦争を仕掛け、殺すために。

大祖国戦争の際、ヒトラーの片棒を担いだウクライナ民族主義一味の虐殺者達が、無防備な人々を殺したのと同じように。
彼らは公然と、ロシアの他の数々の領土も狙っていると言っています。
全体的な状況の流れや、入ってくる情報の分析の結果が示しているのは、ロシアとこうした勢力との衝突が不可避だということです。

それはもう時間の問題です。
彼らは準備を整え、タイミングを伺がっています。
今やさらに、核兵器保有までも求めています。
そんなことは絶対に許しません。

前にも述べたとおり、ロシアは、ソビエト連邦の崩壊後、新たな地政学的現実を受け入れました。
私達は、旧ソビエトの空間に新たに誕生した全ての国々を尊重しているし、また今後もそのようにふるまうでしょう。
それらの主権を尊重しているし、今後も尊重して行きます。
その例として挙げられるのが、悲劇的な事態、国家としての一体性への挑戦に直面したカザフスタンに対して、私達が行った支援です。

しかしロシアは、今のウクライナから常に脅威が発せられる中では、安全だと感じることはできないし、発展することも、存在することもできません。

2000年から2005年にかけ、私達は、コーカサス地方のテロリストたちに反撃を加え、自国の一体性を守り抜き、ロシアを守ったことを思い出して下さい。
2014年には、クリミアとセバストポリの住民を支援しました。
2015年、シリアからロシアにテロリストが入り込んでくるのを確実に防ぐため、軍を使用しました。

それ以外、私達には自らを守るすべがありませんでした。

今もそれと同じことが起こっています。
きょう、これから使わざるをえない方法の他に、ロシアを、そしてロシアの人々を守る方法は、私達には1つも残されていません。
この状況下では、断固とした素早い行動が求められています。

ドンバスの人民共和国はロシアに助けを求めて来ました。
これを受け、国連憲章第7章51条と、ロシア安全保障会議の承認に基づき、また、本年2月22日に連邦議会が批准した、ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国との友好および協力に関する条約を履行するため、特別な軍事作戦を実施する決定を下しました。その目的は、8年間、ウクライナ政府によって虐げられ、ジェノサイドにさらされてきた人々を保護することです。
そしてそのために、私達はウクライナの非軍事化と非ナチ化を目指して行きます。
また、ロシア国民を含む民間人に対し、数多くの血生臭い犯罪を犯してきた者たちを裁判にかけるつもりです。

ただ、私達の計画にウクライナ領土の占領は入っていません。
私達は誰も力で押さえつけるつもりはありません。

同時に、ソビエトの全体主義政権が署名した文書は、それは第二次世界大戦の結果を明記したものだが、もはや履行すべきではないという声を、最近、西側諸国から聞くことが多くなっています。

さて、それにどう答えるべきでしょうか。

第二次世界大戦の結果は、ナチズムに対する勝利の祭壇に、我が国民が捧げた犠牲と同じように、神聖なものです。
しかしそれは、戦後数十年の現実に基づいた、人権と自由という崇高な価値観と矛盾するものではありません。
また、国連憲章第1条に明記されている民族自決の権利を取り消すものでもありません。

ソビエト連邦が誕生した時も、第二次世界大戦後も、今のウクライナの領土に住んでいた人々に、どのような生活を送っていきたいかと聞いた人など1人もいなかったことを思い出して下さい。

私達の政治の根底にあるのは自由、つまり、誰もが自分と自分の子供達の未来を自分で決めることのできる選択の自由です。

そして、今のウクライナの領土に住むすべての人々、希望するすべての人々が、この権利、つまり、選択の権利を行使できるようにすることが重要であると私達は考えています。

これに関し、ウクライナの人々にも言いたいです。
2014年、ロシアは、あなた方自身がナチスと呼ぶ者達から、クリミアとセバストポリの住民を守らなければなりませんでした。
クリミアとセバストポリの住民は、自分たちの歴史的な祖国であるロシアと一緒になることを、自分達で選択しました。
そして私達はそれを支持しました。

繰り返しますが、そのほかに道はありませんでした。

ウクライナ国家やウクライナ人の利益を侵害したいという思いによるものではありません。
それは、ウクライナを人質にとり、我が国と我が国民に対し利用しようとしている者達から、ロシア自身を守るためです。

繰り返しますが、私達の行動は、我々に対して作り上げられた脅威、今起きていることよりも大きな災難に対する、自己防衛です。
どんなに辛くとも、これだけは分かってほしいです。
そして協力をお願いします。
できるだけ早くこの悲劇のページをめくり、一緒に前へ進むために。

私達の問題、私達の関係を誰にも干渉させることなく、自分達で作り上げ、それによって、あらゆる問題を克服するために必要な条件を生み出し、国境が存在するとしても、私達が1つとなって内側から強くなれるように。
私は、まさにそれが私達の未来であると信じています。

ウクライナ軍の軍人たちにも呼びかけなければなりません。

親愛なる同志の皆さん。
あなたたちの父、祖父、曽祖父は、今のネオナチがウクライナで権力を掌握するためにナチと戦ったのではないし、私達共通の祖国を守ったのでもありません。
あなた方が忠誠を誓ったのは、ウクライナ国民に対してであり、ウクライナを略奪し国民を虐げている反人民的な集団に対してではありません。
その犯罪的な命令に従わないでください。
直ちに武器を置き、家に帰るよう、あなた方に呼びかけます。

はっきりさせておきます。
この要求に応じるウクライナ軍の軍人はすべて、支障なく戦場を離れ、家族の元へ帰ることができます。

もう一度、重ねて強調しておきます。
起こりうる流血のすべての責任は、全面的に、完全に、ウクライナの領土を統治する政権の良心にかかっています。

さて、今起きている事態に外から干渉したい思いに駆られているかもしれない者達に対し、言っておきたい大変重要なことがあります。
私達に干渉しようとする者は誰でも、ましてや我が国と国民に対して脅威を作り出そうとする者は、知っておくべきです。
ロシアは直ちに対応し、あなた方を、歴史上直面したことのないような事態に陥らせるだろうということを。

私達は、あらゆる事態の展開に対する準備ができています。
そのために必要な決定はすべて下されています。
私のことばが届くことを願います。

親愛なるロシア国民の皆さん。
国家や国民全体の幸福、存在そのもの、その成功と存続は、常に、文化、価値観、祖先の功績と伝統といった強力で根幹的なシステムを起源とするものです。
そしてもちろん、絶えず変化する生活環境に素早く順応する能力や、社会の団結力、前へ進むために力を1つに集結する用意ができているかどうかに直接依存するものです。力は常に必要です。
どんな時も。

しかし力と言っても色々な性質のものがあります。
冒頭で述べた、嘘の帝国の政治の根底にあるのは、何よりもまず、強引で直接的な力です。

そんな時、ロシアではこう言います。
力があるなら知性は必要ないと。

私達は皆、真の力とは、私達の側にある正義と真実にこそあるのだということを知っています。
もしそうだとしたら、まさに力および戦う意欲こそが独立と主権の基礎であり、その上にこそ私達の未来、私達の家、家族、祖国をしっかりと作り上げていくことができます。
このことに同意しないわけにはいきません。

親愛なる同胞の皆さん。
自国に献身的なロシア軍の兵士および士官は、プロフェッショナルに勇敢にみずからの義務を果たすだろうと確信しています。
あらゆるレベルの政府、経済や金融システムや社会分野の安定に携わる専門家、企業のトップ、ロシア財界全体が、足並みをそろえ効果的に動くであろうことに疑いの念はありません。
すべての議会政党、社会勢力が団結し愛国的な立場をとることを期待します。

結局のところ、歴史上常にそうであったように、ロシアの運命は、多民族からなる我が国民の信頼できる手に委ねられています。
それはつまり、下された決定が実行され、設定された目標が達成され、我が祖国の安全がしっかりと保証されるということです。

あなた達からの支持と、祖国愛がもたらす無敵の力を信じています。

 

 

 


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ロシア特殊作戦の意味を欧米メディアは避ける理由、5月9日・プーチン大統領演説全文

2022-05-10 12:23:21 | プーチン大統領演説等

 

デクラス全開! アゾフの蛮行

デクラス全開! アゾフの蛮行

デクラス全開! アゾフの蛮行 [社会・政治・時事] 2022.5.9アゾフスタル製鉄所の地下に隠されたもの【及川幸久−BREAKING−】より。

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2022/05/08【国連安保理】ロシアによる非公式会合

2022/05/08【国連安保理】ロシアによる非公式会合

2022/05/08【国連安保理】ロシアによる非公式会合 [社会・政治・時事] 幸福実現党 及川幸久

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アゾフ大隊が陸上自衛隊の制服を着て戦っています。

アゾフ大隊が陸上自衛隊の制服を着て戦っています。

アゾフ大隊が陸上自衛隊の制服を着て戦っています。 [社会・政治・時事] 出典・公式日防チャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UCvxYHlfhhYkKB45tgsie0zA

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何故か欧米メディア等は特殊作戦の内容、ロシア側の要求をまったく報道しません、唯、ロシアがウクライナに武力侵攻したの一点張りですが、ロシア側には以下5つの明白な目的があり、特殊作戦を遂行していると思います。これらのロシア側の要求は、最初から全く変わっていません。普通に考えたら当たり前の要求だと思いますが・・・

多くの日本人は、欧米メディア報道内容を鵜呑みしてると思います。ロシア側がウクライナに一方的に武力で侵攻したと理解し、反ロシアになっていると思います。武力は避けるべきですが、どうしても武力を行使しなければならない時もあると思います、先の日本の開戦のように・・・

一日も早くNATO問題、ロシア系住民に対する虐殺等々(2014年から今日まで、ネオナチ・アゾフ連隊による14000人の虐殺)がなくなるよう、ウクライナ側も話し合いに応じるべきです。ウクライナ側は米国・NATOの意向によりゴールポールが動いており平和を望んでいないように思えます。欲しいのは平和よりも武器・武器・武器のようです。ネオナチ・アゾフ連隊の解体は私兵・傭兵でありウクライナの問題では無く、米国・NATO側の問題であることは明白です。

ベラルーシの大統領が日本人とのインタビューで発言していたように、ゼレンスキー大統領の机には米、英の直通電話があり、毎日指示等を受けており、この電話で米、英に停戦にしたいと一言いえば全てが終わると発言していました。

今後の戦いで天王山でもある製鉄所・地下施設での戦いでは化学兵器、生物兵器をウクライナ側が使用使用しロシア側が使用したと言うでしょう。この手法は米国・NATOの標準的な手法です。地下施設にはカムフラージュされた米国・NATO等の施設でもあると言われています。KGBが持っている詳細な地下施設情報、更に、今回の大物捕虜等の証言で地下施設には間違いなく生物兵器工場等があると言われています。

対ロシア戦への介入キッカケを心待ちにしている米国・NATO・・・なんの裏づけもない怪しいと世界が思うドル基軸通貨、強いて言えばドルの裏付けは軍事力でしょう。欧米に食い尽くされたロシア以外の世界の資源、欧米は終焉を迎えているかもしれません。世界大戦へ誘導し、地球に残された最後の資源大国・ロシアをどうしても手に入れたいでしょう。ウクライナの地下施設で何が行われていたか!もう世界は騙せないでしょう。

日本から送られた防弾チョッキ、ヘルメット、戦闘服等は民間人が使用しているとも言われ、この民間人は人間の盾となり、厳しい現実に直面してると言われています。多くの日本人の寄付金も全て武器、弾薬購入費用になっているでしょう。何故なら医薬品等よりも武器を最優先させるゼレンスキー大統領、日本もこの人物の本質を見抜いてほしいものです。

 

【永久保存版】2022ウクライナ事変の真実〜ドンバスの解放

【永久保存版】2022ウクライナ事変の真実〜ドンバスの解放

【永久保存版】2022ウクライナ事変の真実〜ドンバスの解放 [社会・政治・時事] 世界中のマスゴミに騙されるな〜〜人権を侵しているのは誰だ‼️関連 https://www.nicovideo.jp...

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***ロシア側の要求***

1 ウクライナの中立化

(目と鼻の先に脅威があり、ロシアの安全保障上問題である。モスクワまで脅威が差し迫っている。)

2 ウクライナ東部地域への2014年から続いている、ネオナチ・アゾフ連隊によるロシア系住民への虐殺(2014年~2022年14000人の虐殺)の中止、

3 ネオナチ・アゾフ連隊の軍事解体(ウクライナ軍の解体ではない。)

4 ロシア系住民に対するロシア語の使用禁止を中止

5 ロシアはウクライナの占領を全く意図していない、これらの約束が確認できればロシア軍は撤退する。

 

***2022年5月9日、戦勝記念日、プーチン大統領演説***

尊敬するロシア国民の皆さん!

退役軍人の皆さん!

兵士と水兵、軍曹と下士官、中尉と准尉の同志たち!

そして同志である将校、将軍、提督の皆さん!

偉大な勝利の記念日に、お祝い申し上げます。

祖国の命運が決するとき、祖国を守ることは、常に神聖なことでした。

このような真の愛国心をもって、ミーニンとポジャルスキーの兵

は祖国のために立ち上がりました。

ロシアの人々は、ボロジノの草原でも戦いました。

そして、モスクワとレニングラード、キエフとミンスク、スターリ

グラードとクルスク、セバストポリとハリコフ、各都市の近郊でも戦いました。

そして今、あなたたちはドンバスで、われわれ国民のために戦って

くれています。

祖国ロシアの安全のために。

1945年5月9日は、わがソビエト国民の団結と精神力の勝利、そ

して、前線と銃後での比類なき活躍の勝利として、世界史に永遠に刻まれました。
戦勝記念日は、われわれ一人ひとりにとって身近で大切な日です。
ロシアには、大祖国戦争の影響を受けていない家庭はありません。
その記憶は薄れることはありません。
この日、大祖国戦争の英雄たちの子ども、孫、そしてひ孫が「不滅の連隊」の果てしない流れの中にいます。
親族の写真、永遠に年をとらない亡くなった兵士たちの写真、そして、すでにこの世を去った退役軍人の写真を持っています。
われわれは、征服を許さなかった勇敢な戦勝者の世代を誇りに思い、彼らの後継者であることを誇りに思います。
われわれの責務は、ナチズムを倒し、世界規模の戦争の恐怖が繰り返されないよう、油断せず、あらゆる努力をするよう言い残した人たちの記憶を、大切にすることです。
だからこそ、国際関係におけるあらゆる立場の違いにもかかわらず、ロシアは常に、平等かつ不可分の安全保障体制、すなわち国際社会全体にとって必要不可欠な体制を構築するよう呼びかけてきました。
去年12月、われわれは安全保障条約の締結を提案しました。
ロシアは西側諸国に対し、誠実な対話を行い、賢明な妥協策を模索し、互いの国益を考慮するよう促しました。
しかし、すべてはむだでした。
NATO加盟国は、われわれの話を聞く耳を持ちませんでした。
つまり実際には、全く別の計画を持っていたということです。
われわれにはそれが見えていました。
ドンバスでは、さらなる懲罰的な作戦の準備が公然と進められ、クリミアを含むわれわれの歴史的な土地への侵攻が画策されていました。
キエフは核兵器取得の可能性を発表していました。
そしてNATO加盟国は、わが国に隣接する地域の積極的な軍事開発を始めました。
このようにして、われわれにとって絶対に受け入れがたい脅威が、計画的に、しかも国境の間近に作り出されました。
アメリカとその取り巻きの息がかかったネオナチ、バンデラ主義者との衝突は避けられないと、あらゆることが示唆していました。
繰り返すが、軍事インフラが配備され、何百人もの外国人顧問が動き始め、NATO加盟国から最新鋭の兵器が定期的に届けられる様子を、われわれは目の当たりにしていました。
危険は日増しに高まっていきました。
ロシアが行ったのは、侵略に備えた先制的な対応です。
それは必要で、タイミングを得た、唯一の正しい判断でした。
主権を持った、強くて自立した国の判断です。
アメリカ合衆国は、特にソビエト崩壊後、自分たちは特別だと言い始めました。
その結果、全世界のみならず、何も気付かないふりをして従順に従わざるを得なかった衛星国にも、屈辱を与えました。
しかし、われわれは違います。
ロシアはそのような国ではありません。
われわれは、祖国への愛、信仰と伝統的価値観、先祖代々の慣習、すべての民族と文化への敬意を決して捨てません。
欧米は、この千年来の価値観を捨て去ろうとしているようでした。
この道徳的な劣化が、第2次世界大戦の歴史を冷笑的に改ざんし、ロシア嫌悪症をあおり、売国奴を美化し、犠牲者の記憶をあざ笑い、勝利を苦労して勝ち取った人々の勇気を消し去るもととなっています。
モスクワでのパレードに来たいと言っていたアメリカの退役軍人が事実上、出席を禁止されたことも知っています。
しかし、私は彼らに「あなたたちの活躍と共通の勝利への貢献を、誇りに思っている」ということを知ってもらいたいです。
われわれは、アメリカ、イギリス、フランスといったすべての連合国の軍隊に敬意を表します。
そして抵抗運動の参加者、中国の勇敢な兵士やパルチザンなど、ナチズムと軍国主義を打ち負かしたすべての人たちに敬意を表します。尊敬する同志たち!
今日、ドンバスの義勇兵はロシア軍兵士と共に、自分たちの土地で戦っています。
そこは、スビャトスラフやウラジーミル・モノマフの自警団、ルミャンツェフやポチョムキンの兵士、スボロフやブルシロフの兵士、そして大祖国戦争の英雄ニコライ・ワトゥーチン、シドル・コフパク、リュドミラ・パブリチェンコが、敵を撃破した土地です。
いま、わが軍とドンバスの義勇兵に伝えたいです。
あなた方は祖国のために、その未来のために、そして第2次世界大戦の教訓を誰も忘れることがないように、戦っています。
この世界から、迫害する者、懲罰を与える者、それにナチスの居場所をなくすために。
われわれは、大祖国戦争によって命を奪われたすべての人々、息子、娘、父親、母親、祖父母、夫、妻、兄弟、姉妹、親族、友人を悼しみます。
2014年5月に労働組合会館で、生きたまま焼かれたオデッサの殉教者たちを悼しみます。
ネオナチによる無慈悲な砲撃や野蛮な攻撃の犠牲となった、ドンバスのお年寄り、女性、子どもたち、民間人を悼しみます。
そしてロシアのために、正義の戦いで英雄的な死を遂げた戦友を悼しみたいと思います。
1分間の黙とうをささげましょう。
(1分間の黙とう)
兵士や将校、一人ひとりの死は、われわれ全員にとって悲しみであり、その親族と友人にとって取り返しのつかない損失です。
国家、地域、企業、そして公的機関は、このような家族を見守り、支援するために全力を尽くします。
戦死者や負傷者の子どもたちを特別に支援します。
その旨についての大統領令が、本日署名されました。
負傷した兵士や将校が速やかに回復することを願っています。
そして、軍病院の医師、救急隊員、看護師、医療スタッフの献身的な働きに感謝します。
しばしば銃撃を受けながら、最前線で、みずからの命も顧みず戦ってきたあなた方には、頭が下がる思いです。
尊敬する同志たち!
今、ここ赤の広場には、広大な祖国の多くの地域からやって来た兵士と将校が肩を並べて立っています。
ドンバスやほかの戦闘地域から直接やって来た人々もいます。
われわれは、ロシアの敵が、国際テロ組織を利用して、民族や宗教どうしの敵意を植え付け、われわれを内部から弱体化させ、分裂させようとしたことを覚えています。
しかし何一つ、うまくは行きませんでした。
戦場にいるわれわれの兵士たちは、異なる民族にもかかわらず兄弟のように、互いを銃弾や破片から守っています。
それこそがロシアの力です。
団結した多民族の国民の、偉大で不滅の力です。
こんにち、あなた方は、父や祖父、曽祖父が戦って守ってきたものを、守ろうとしています。
彼らにとって、人生の最高の意義は、常に祖国の繁栄と安全でした。
そして彼らの後継者であるわれわれにとって、祖国への献身は最高の価値であり、ロシアの独立を支える強固な支柱です。
大祖国戦争でナチズムを粉砕した人々は、永遠に続くヒロイズムの模範を示しました。
この世代こそ、まさに戦勝者であり、われわれは常に見習い続けます。
われわれの勇敢な軍に栄光あれ!
ロシアのために!
勝利のために!
万歳!


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プーチン大統領の演説・全文(3月16日)

2022-04-10 15:49:15 | プーチン大統領演説等

 

以下文は、Youtube公開のプーチン大統領、3月16日のテレビ会議演説内容・全文動画ですが、現在はカットされた動画になっていると思います。素人訳なので誤訳が多々あると思いますので、最後に原文を載せておきます。

地域の社会経済的支援に関する会議、大統領は、2022年3月16日、モスクワ州ノボ・オガリョーボ市にてテレビ会議を通じて、ロシア連邦の構成主体に対する社会経済的支援に関する会議を開催しています。

 

こんにちは、皆さん。
この会議には、政府高官、連邦管区の大統領全権特使、ロシア地域の首長が参加しています。
私たちの軍隊がウクライナとドンバスで特別軍事作戦を行っているため、私たちは複雑な時期にこの会合を行っています。2月24日の朝、私は冒頭で、ロシアの行動の理由と主な目標を公に発表したことを思い出して下さい。

それは、封鎖、大規模な懲罰作戦、テロ攻撃、絶え間ない砲撃という最も野蛮な方法で、8年近くも本当の大量虐殺にさらされてきたドンバスの人々を助けることです。

彼らの唯一の罪は、祖先の法と伝統に従って生きること、母国語を話すこと、自分たちの望むように子どもを育てること、といった基本的人権を無視した要求でした。
この間、キエフ当局は危機の平和的解決のためのミンスク対策パッケージ(ミンスク合意・安保理決議)の実施を無視し、妨害し、最終的には昨年末にその実施を公然と拒否しました。
また、NATOへの加盟計画も実行に移し始めました。さらにキエフ当局は、核兵器と運搬車を保有する意向を表明、これは本当に脅威でありました。

外国の技術支援があれば、親ナチのキエフ政権は近い将来、大量破壊兵器を手に入れ、もちろんロシアを標的にしたことでしょう。
ウクライナには何十もの生物兵器研究所のネットワークがあり、そこではペンタゴンの指導、資金援助のもと、コロナウイルス株、炭疽菌、コレラ、アフリカ豚コレラ、その他の致命的な病気の実験など軍事生物プログラムが行われていました。

米国、NATOは、このような秘密計画の痕跡を隠そうと必死になっています。これらの生物兵器のプログラムがウクライナ領土のロシアに接近した場所で作られていたと考えられる根拠はあります。
このような開発はロシアの安全保障に直接的な脅威をもたらすという私たちの数々の警告は、ウクライナとその米国およびNATOの後援者によって、公然かつ冷笑的な傲慢さで拒否されました。つまり、われわれの外交努力はすべて無駄に終わったのです。

われわれに落ち度のない、これらの問題を解決するための平和的な代替手段が無いままになってしまいました。このような状況下で、我々はこの特別軍事作戦を開始せざるを得ませんでした。

キエフをはじめとするウクライナの都市に対するロシア軍の動きは、同国を占領しようという欲望とは無縁です。

これは、2月24日の私の声明で公然と指摘したように、我々の目標ではありません。

ロシア国防省と参謀本部が起草した戦闘戦術については、これは完全に正当化されます。

我々の仲間である兵士と将校は、勇気と英雄主義を発揮し、ウクライナの都市で民間人の犠牲を避けるためにできる限りのことをしています。

ドンバスでの作戦が始まった当初、キエフ当局はさまざまなルートで敵対行為を回避する機会を与え、流血に代わるものとしてドンバスから軍を撤退させることを提案したのです。しかし、キエフ当局はこれを望みませんでした。しかし、これは彼らの決断であり、現実に何が起こっているかを理解することになります。

作戦は成功裏に、承認された計画に厳格に準拠して実施されています。米国をはじめとする西側諸国の後押しを受けて、ウクライナはドンバスで武力行使、虐殺、民族浄化のシナリオを意図的に準備していたことに留意しなければなりません。

ドンバス、そして後にクリミアへのウクライナの大規模攻撃は時間の問題でしたが、わが軍隊はこれらの計画を打ち砕きました。
キエフは戦争準備、ロシアに対する侵略の準備だけでなく、それを実行していたのです。

クリミアでは破壊活動を行い、テロリストの地下組織を作ろうとする試みが延々と行われていました。

ドンバスでの敵対行為と平和な住宅地での砲撃は、この数年間ずっと続いています。この間、子どもを含む約1万4,000人の市民が殺害されました。

ご存知のように、3月14日にドネツクの中心部にミサイルが打ち込まれました。これは20人以上の命を奪った、あからさまな流血のテロ行為でした。ここ数日、砲撃は続いています。ウクライナ側の狂信、破滅者は、広場を無作為に攻撃しているのです。彼らはナチスのように行動しています。罪のない犠牲者をできるだけ多く墓に引きずり込もうとしています。しかし、その極端なデマ、嘘に衝撃を受けたのは、キエフのあからさまな嘘やデマ、ロシアがこのミサイルをドネツクに向けて発射したとする嘘の発言だけではありません、これらが文明国と称する態度です。

ヨーロッパやアメリカのマスコミは、ドネツクのこの悲劇に気づこうとしませんでした。まるで何もなかったかのように。
この8年間、ドンバスで母親たちが子供を埋葬し、高齢者が殺されても、彼らは偽善的に見て見ぬふりをしてきたのです。

これは単なるモラルの低下であり、完全な非人間化です。ドンバスの人々に対するこのような非道な態度を容認することは、もはや不可能でした。

この大量虐殺に終止符を打つために、ロシアはドンバス人民共和国を承認し、友好・相互援助条約を締結しました。

この条約に基づき、各共和国はロシアに対し、侵略をはね返すための軍事的援助を訴えました。私たちには他にどうしようもなかったから、この援助を行ったのです。そうすることしか出来ませんでした。

この点を強調し、注意を喚起したいです。

もし、わが軍が人民共和国の内部だけで行動し、彼らの領土解放を助けたとしても、それは最終的な解決策にはならず、平和にはつながらないし、最終的にわが国、今度はロシアに対する脅威を取り除くこともできないでしょう。

それどころか、ドンバスとその国境周辺に新たな前線が敷かれ、砲撃と挑発が続くことになったでしょう。

つまり、この武力紛争はいつまでも続くことになります。NATOが軍事インフラをより速く、より積極的に展開することで、キエフ政権のレバンシスト・ヒステリーが煽られ、私たちは、同盟国の攻撃、攻撃兵器がすでに国境に迫っているという事実に直面することになったでしょう。
繰り返しになりますが、自衛のため、ロシアの安全を確保するために、この特別な軍事作戦に代わるものはなかったのです。

私たちは、設定した目標を達成するつもりです。我々は、ロシアと我々の国民の安全を確実に確保し、ウクライナが我々の国に対する攻撃的な行動の橋頭堡となることを決して許さないでしょう。

我々は、会談の中でロシアの将来にとって根本的に重要な事柄を話し合う用意があることに変わりはありません。これには、ウクライナの中立国としての地位、非軍事化と非ネオ・ナチ化が含まれます。

我が国は、人々とその命を守るためにあらゆる機会を利用することが重要であると認識し、この会談を組織し開催するためにできる限りのことを行ってきました。

しかし、欧米のハンドラーが攻撃的な反ロシア姿勢を打ち出す任務を負わせたキエフ政権は、ウクライナの人々の将来など気にかけていないことが、何度も何度も明らかになりました。

人々が死に、何十万、何百万もの人々が家を離れなければならず、ネオ・ナチや武装犯罪者が支配する都市で恐ろしい人道的災害が展開されていることを気にかけていないのです。
明らかに、キエフの西側後援者は、流血を続けるようにと後押ししているだけです。彼らはキエフに武器や情報を絶え間なく供給し、軍事顧問や傭兵を含む他の種類の支援も行っています。

彼らはロシアに対する経済、金融、貿易などの制裁を武器にしていましが、こうした制裁はヨーロッパやアメリカで裏目に出て、ガソリンやエネルギー、食料の価格が高騰し、ロシア市場に関連する産業の雇用が削減されました。私たちに責任を転嫁したり、皆さんの国でうまくいかないことをすべて我が国になすりつけるようなことはしないでください。

普通の欧米の人たちにも聞いてもらいたいのは、あなた方の現在の困難な状況はロシアの敵対的行動の結果であり、ロシアの脅威と言われるものに対抗するための努力は、あなた方のポケットから支払わなければならない、としつこく言われているのですが、それはすべて嘘です。

欧米の何百万人もの人々が直面している問題は、あなた方それぞれの国の支配的エリートによる長年の行動、その過ち、そして近視眼的な政策と野望の結果であるというのが真実です。

このエリートは、欧米諸国の市民の生活を改善する方法など考えてはいません。自分たちの利己的な利益と超利益にとらわれているのです。
このことは、国際機関が提供するデータを見れば明らかで、欧米の主要国でさえ、近年、社会問題が悪化し、不平等や貧富の差が拡大し、人種や民族の対立が顕在化しているのです。

欧米の福祉社会、いわゆる黄金の10億人という神話が崩れつつあります。
繰り返しますが、西洋の野心と、どんな手段を使ってもつかみどころのない支配を維持しようとする西洋の試みの代償を、今、地球全体が払っているのです。

制裁を課すことは、米国とEU諸国の政府と中央銀行の無責任で近視眼的な政策の論理的な継続であり、蒸留物です。彼ら自身、近年、世界的なインフレを引き起こし、その行動によって世界的な貧困の増大と世界的な不平等の拡大を招いています。

食糧不足が深刻化し、世界の最貧国で飢え死にする何百万人もの人々のために、誰が責任を取るのでしょうか?

繰り返しになりますが、世界経済と世界貿易全体が大きな打撃を受け、主要な基軸通貨としての米ドルへの信頼も失墜しました。
ロシア銀行の通貨準備の一部が違法に凍結されたことは、いわゆる一流資産の信頼性の終焉を意味します。

実際、米国とEUはロシアに対する債務不履行を行っています。今や誰もが、外貨準備は単に盗まれるものだと知ってしまいました。

そして、多くの国でこれらが起こると確信しています・・・紙幣やデジタル資産を原材料、土地、食糧、金などの実物資産に転換し始めるかもしれませんが、市場ではさらなる不足をもたらすだけでしょう。
ロシアの企業や個人の海外資産や口座の差し押さえは、国内企業にとって、自国への投資ほど信頼できるものはないという教訓にもなっていることを付け加えておきます。私自身、何度もそう申し上げています。

米国とその属国からの厚かましい圧力にもかかわらず、わが国で仕事を続けている外国企業の立場を評価します。彼らは今後、さらなる成長の機会を見出すに違いありません。
卑怯にもパートナーを裏切り、ロシアの従業員や顧客に対する責任を忘れ、反ロシアキャンペーンに参加して幻の配当を得ようと急ぐ人たちも知っています。しかし、欧米諸国とは異なり、私たちは財産権を尊重するつもりです。

Meeting on socioeconomic support for regions
The President held a meeting, via videoconference, on socioeconomic support for the constituent entities of the Russian Federation.
March 16, 2022,Novo-Ogaryovo, Moscow Region

President of Russia Vladimir Putin: Good afternoon, colleagues.
Taking part in our meeting are senior Government officials, plenipotentiary presidential envoys in the federal districts and heads of Russian regions.
We are meeting in a complicate period as our Armed Forces are conducting a special military operation in Ukraine and Donbass. I would like to remind you that at the beginning, on the morning of February 24, I publicly announced the reasons for and the main goal of Russia's actions. It is to help our people in Donbass, who have been subjected to real genocide for nearly eight years in the most barbarous ways, that is, through blockade, large-scale punitive operations, terrorist attacks and constant artillery raids. Their only guilt was that they demanded basic human rights: to live according to their forefathers' laws and traditions, to speak their native language, and to bring up their children as they want.
During these years, the Kiev authorities have ignored and sabotaged the implementation of the Minsk Package of Measures for a peaceful settlement of the crisis and ultimately late last year openly refused to implement it.
They also started to implement plans to join NATO. Moreover, the Kiev authorities also announced their intention to have nuclear weapons and delivery vehicles. This was a real threat. With foreign technical support, the pro-Nazi Kiev regime would have obtained weapons of mass destruction in the foreseeable future and, of course, would have targeted them against Russia

There was a network of dozens of laboratories in Ukraine, where military biological programmes were conducted under the guidance and with the financial support of the Pentagon, including experiments with coronavirus strains, anthrax, cholera, African swine fever and other deadly diseases. Frantic attempts are being made to conceal traces of these secret programmes. However, we have grounds to assume that components of biological weapons were being created in direct proximity to Russia on the territory of Ukraine.
Our numerous warnings that such developments posed a direct threat to the security of Russia were rejected with open and cynical arrogance by Ukraine and its US and NATO patrons.
In other words, all our diplomatic efforts were fully in vain_ We have been left with no peaceful alternative to settle the problems that developed through no fault of ours. In this situation, we were forced to begin this special military operation.
The movement of Russian forces against Kiev and other Ukrainian cities is not connected with a desire to occupy that country. This is not our goal, as I pointed out openly in my statement on February 24.
As for the combat tactics drafted by the Defence Ministry of Russia and the General Staff, this has fully justified itself. Our fellows - soldiers and officers - are displaying courage and heroism and are doing all they can to avoid civilian losses in Ukrainian cities


This is what I would like to say for the first time: at the very start of the operation in Donbass, the Kiev authorities were offered opportunities to avoid hostilities, via different channels, to simply withdraw their troops from Donbass as an alternative to bloodshed. They did not want to do this. Well, this was their decision; now they will understand what is happening in reality, on the ground.
The operation is being carried out successfully, in strict conformity with the approved plan.
I must note that, encouraged by the United States and other Western countries, Ukraine was purposefully preparing for a scenario of force, a massacre and an ethnic cleansing in Donbass. A massive onslaught on Donbass and later Crimea was just a matter of time. However, our Armed Forces have shattered these plans.
Kiev was not just preparing for war, for aggression against Russia - it was conducting it. There were endless attempts to stage acts of subversion and organise a terrorist underground in Crimea. Hostilities in Donbass and the shelling of peaceful residential areas have continued all these years. Almost 14,000 civilians, including children have been killed over this time.


As you know, there was a missile strike at the centre of Donetsk on March 14. This was an overt bloody act of terror that took over 20 lives_ Shelling has been ongoing during the past few days. They are striking randomly at squares with the fervor of fanatics and the exasperation of the doomed. They are acting like the Nazis did when they tried to drag as many innocent victims as they could to their graves
But what is shocking in its extreme cynicism is not just Kiev's blatant lies and statements that Russia allegedly launched this missile at Donetsk (they have gone as far as this), but the attitude of the so-called civilised world. The European and American press did not even notice this tragedy in Donetsk. as if nothing happened.
This is how they have been hypocritically looking the other way over the past eight years as mothers buried their children in Donbass, as elderly people were killed. This is simply moral degradation, complete de-humanisation.
It was no longer possible to tolerate this outrageous attitude towards the people of Donbass. To put an end to this genocide, Russia recognized the people's republics of Donbass and signed treaties of friendship and mutual aid with them. Based on these treaties, the republics appealed to Russia for military aid in rebuffing the aggression. We rendered this aid because we simply could not do otherwise. We had no right to act otherwise.

I would like to emphasise this point and draw your attention to it. if our troops had acted only within the people's republics and helped them liberate their territory, it would not have been a final solution, it would not have led to peace and would not have ultimately removed the threat - to our country, this time to Russia. On the contrary, a new frontline would have been extended around Donbass and its borders, and shelling and provocations would have continued. In other words, this armed conflict would have continued indefinitely. It would have been fuelled by the revanchist hysteria of the Kiev regime, as NATO deployed its military infrastructure faster and more aggressively. In this case, we would have been faced with the fact that the attack, the offensive weapons of the alliance were already at our borders.
I will repeat - we had no alternative for self-defence, for ensuring Russia's security, to this special military operation. We will reach the goals we set. We will certainly ensure the security of Russia and our people and will never allow Ukraine to be a bridgehead for aggressive actions against our country.
We remain ready to discuss matters of fundamental importance to Russia's future during the talks. This includes Ukraine's status as a neutral country, and demilitarisation and denazification Our country has done everything it could to organise and hold these talks realising that it is important to use every opportunity to save people and their lives.

But time and time again we see that the Kiev regime, which its Western handlers have charged with the task of creating an aggressive 'anti-Russia" stance, does not care about the future of the people of Ukraine. They do not care that people are dying, that hundreds of thousands, or even millions of people had to flee their homes, and that a horrendous humanitarian disaster is unfolding in the cities controlled by the neo-Nazis and armed criminals who were cut loose.
Clearly, Kiev's Western patrons are just pushing them to continue the bloodshed. They incessantly supply Kiev with weapons and intelligence, as well as other types of assistance, including military advisers and mercenaries.
They are using economic, financial, trade and other sanctions against Russia as weapons, but these sanctions have backfired in Europe and in the United States where prices of gasoline, energy and food have shot up, and jobs in the industries associated with the Russian market have been cut. So, do not shift the blame on us and do not accuse our country of everything that goes wrong in your countries.
I want ordinary Western people hear me, too. You are being persistently told that your current difficulties are the result of Russia's hostile actions and that you have to pay for the efforts to counter the alleged Russian threat from your own pockets. All of that is a lie.


The truth is that the problems faced by millions of people in the West are the result of many years of actions by the ruling elite of your respective countries, their mistakes, and short-sighted policies and ambitions. This elite is not thinking about how to improve the lives of their citizens in Western countries. They are obsessed with their own self-serving interests and super profits.
This can be seen in the data provided by international organisations, which clearly show that social problems, even in the leading Western countries, have exacerbated in recent years, that inequality and the gap between the rich and the poor is widening, and racial and ethnic conflicts are making themselves felt. The myth of the Western welfare society, the so-called golden billion, is crumbling.
To reiterate, the whole planet is now paying for the West's ambitions and the West's attempts to maintain its elusive dominance by any means possible.
Imposing sanctions is the logical continuation and the distillation of the irresponsible and short-sighted policy of the US and EU countries' governments and central banks. They themselves have driven up global inflation in recent years, and with their actions caused rising global poverty and greater inequality across the world. The question now arises -who will answer for the millions who will die of hunger in the world's poorest countries due to growing food shortages?


Let me reiterate, the global economy and global trade as a whole have suffered a major blow, as did trust in the US dollar as the main reserve currency.
The illegitimate freezing of some of the currency reserves of the Bank of Russia marks the end of the reliability of so-called first-class assets. In fact, the US and the EU have defaulted on their obligations to Russia. Now everybody knows that financial reserves can simply be stolen. And many countries in the immediate future may begin - I am sure this is what will happen - to convert their paper and digital assets into real reserves of raw materials, land, food, gold and other real assets which will only result in more shortages in these markets.
Let me add that the seizure of foreign assets and accounts of Russian companies and individuals is also a lesson for domestic businesses that there is nothing as reliable as investing in one's own country. I personally have said that a number of times.
We appreciate the position of those foreign companies who continue working in our country despite the brazen pressure from the US and its vassals. They are sure to find additional opportunities for growth in the future.
We also know those who cowardly betrayed their partners and forgot about their responsibility to employees and customers in Russia, rushing to earn illusory dividends from joining the anti-Russia campaign. However, unlike Western countries, we will respect property rights.

 


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在大阪ロシア領事館、テルスキフ・アレクサンダー総領事、ベラルーシ・ルカシェンコ大統領インタビュー

2022-04-07 21:17:17 | プーチン大統領演説等

在大阪ロシア領事館、3月15日、テルスキフ・アレクサンダー総領事、ベラルーシ・ルカシェンコ大統領3月17日インタビューで、欧米・日本のメディアような不都合部分、切り取り内容でなく正確な情報だと思います。是非、多くの多くの人達に見てもらいたい動画です。

日本は世界から見たら本当に素晴らしい国です。ウクライナ対応で日本は本当に正しい対応、行動をしているでしょうか、武士道の心を持つ国であるはずです。

*ウクライナで自作自演虐殺を繰り返す人達、幸福実現党の動画ですが、自分なりに精査したところ内容が中立・正確であると思います。何かの参考になるかも知れません。

2022/03/26【ウクライナ】世界各国のネオナチがウクライナに結集‼️

2022/03/26【ウクライナ】世界各国のネオナチがウクライナに結集‼️

2022/03/26【ウクライナ】世界各国のネオナチがウクライナに結集‼️ [社会・政治・時事] 幸福実現党 及川幸久

ニコニコ動画

 

*今もウクライナを牛耳っているバイデン大統領

 

【やはりユダヤ人】 ウクライナ騒乱の首謀者はユダヤ人 政治やネオナチにも紛れ込む

【やはりユダヤ人】 ウクライナ騒乱の首謀者はユダヤ人 政治やネオナチにも紛れ込む

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*アゾフ大隊と深い深い関わりのアシュケナージ・ユダヤ人・ゼレンスキー大統領

カットされたニュース映像

カットされたニュース映像

カットされたニュース映像 [社会・政治・時事] この部分がYoutubeやWebサイトでは、カットされてるようです。元動画https://twitter.com/littlemay...

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プーチン大統領演説・2022年2月24日・全文

2022-03-21 08:34:32 | プーチン大統領演説等

世界中の多くの人達に、この「全文」を読んでもらい、ウクライナの未来を考えてもらいたいと思います。

多くのメディア・専門家は自身の利権等々のためか、この全文を表に出しませんし、一部の切り取り報道等しかしません。全文を読んで意味を成しています。愚かな人類の歴史を作らないためにも、対話への一歩になるためにもこの全文を読んでもらいたいものです。

残念ながら日本には可笑しな憲法があるため、プーチン大統領演説を徹底検証することなく、日本は数か国等の同調圧力を全て受け入れ、主権国家・先進国としての役割を果たしていないと思います。隣国の2か国は徹底内容検証したうえでの対応だと思います。

ロシアは国連憲章51条(国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が必要な措置をとるまでの間、加盟国は個別的・集団的自衛権を行使できる。 加盟国がとった措置は、直ちに安全保障理事会に報告しなければならない。)により進行していると発言しています。国連加盟国でもあるウクライナ、特にウクライナ東部地域に対する、外部の支援を受けた勢力の親ロシア住民への武力攻撃を意味していると思います。停戦を望まない外部勢力に屈することなく、停戦状態を作ることが大切だと思います。

 

プーチン大統領演説・2022年2月24日・全文

NATOの東方拡大への危機感

親愛なるロシア国民の皆さん、親愛なる友人の皆さん。
きょうは、ドンバス(=ウクライナ東部のドネツク州とルガンスク州)で起きている悲劇的な事態、そしてロシアの重要な安全保障問題に、改めて立ち返る必要があると思います。

まずことし2月21日の演説で話したことから始めます。それは、私たちの特別な懸念や不安を呼び起こすもの、毎年着実に、西側諸国の無責任な政治家たちが我が国に対し、露骨に、無遠慮に作り出している、あの根源的な脅威のことです。
つまり、NATOの東方拡大、その軍備がロシア国境へ接近していることについてです。
この30年間、私たちが粘り強く忍耐強く、ヨーロッパにおける対等かつ不可分の安全保障の原則について、NATO主要諸国と合意を形成しようと試みてきたことは、広く知られています。
私たちからの提案に対して、私たちが常に直面してきたのは、冷笑的な欺まんと嘘、もしくは圧力や恐喝の試みでした。
その間、NATOは、私たちのあらゆる抗議や懸念にもかかわらず、絶えず拡大しています。
軍事機構は動いています。
繰り返しますが、それはロシアの国境のすぐ近くまで迫っています。

 

西側諸国が打ち立てようとした“秩序”は混乱をもたらしてきた

なぜ、このようなことが起きているのか。
自分が優位であり、絶対的に正しく、なんでもしたい放題できるという、その厚かましい態度はどこから来ているでしょうか。
私たちの国益や至極当然な要求に対する、無配慮かつ軽蔑的な態度はどこから来ているでしょうか。
答えは明白、すべては簡単で明瞭です。
1980年代末、ソビエト連邦は弱体化し、その後、完全に崩壊しました。
当時起きたことの一連の流れは、今でも私たちにとってよい教訓となっています。
それは、権力や意志の麻痺というものが、完全なる退廃と忘却への第一歩であるということをはっきりと示しています。
当時、私たちはしばらく自信を喪失し、あっという間に世界のパワーバランスが崩れました。
これにより、従来の条約や協定には、事実上、効力がないという事態になりました。
説得や懇願ではどうにもなりません。
覇権、権力者が気に入らないことは、古風で、時代遅れで、必要ないと言われます。
それと反対に、彼らが有益だと思うことはすべて、最後の審判の真実かのように持ち上げられ、どんな代償を払ってでも、粗暴に、あらゆる手を使って押しつけてきます。
賛同しない者は、ひざを折られます。

私が今話しているのは、ロシアに限ったことではないし、懸念を感じているのは私たちだけではありません。
これは国際関係のシステム全体、時にアメリカの同盟諸国にまでも関わってくるものです。
ソビエト連邦の崩壊後、事実上の世界の再分割が始まり、これまで培われてきた国際法の規範が、そのうち最も重要で基本的なものは、第二次世界大戦の結果採択され、その結果を定着させてきたものですが、それが、みずからを冷戦の勝者であると宣言した者たちにとって邪魔になるようになってきました。
もちろん、実務において、国際関係において、また、それを規定するルールにおいては、世界情勢やパワーバランスそのものの変化も考慮しなければなりませんでした。
しかしそれは、プロフェッショナルに、よどみなく、忍耐強く、そしてすべての国の国益を考慮し、尊重し、みずからの責任を理解したうえで実行すべきでした。

しかし、そうはいきませんでした。
あったのは絶対的な優位性と現代版専制主義からくる陶酔状態であり、さらに、一般教養のレベルの低さや、自分にとってだけ有益な解決策を準備し、採択し、押しつけてきた者たちの高慢さが背景にありました。
事態は違う方向へと展開し始めました。
例を挙げるのに遠くさかのぼる必要はありません。
まず、国連安保理の承認なしに、ベオグラードに対する流血の軍事作戦を行い、ヨーロッパの中心で戦闘機やミサイルを使いました。
数週間にわたり、民間の都市や生活インフラを、絶え間なく爆撃しました。
この事実を思い起こさなければなりません。
というのも、西側には、あの出来事を思い出したがらない者たちがいるからです。
私たちがこのことに言及すると、彼らは国際法の規範について指摘するのではなく、そのような必要性があると思われる状況だったのだと指摘したがります。

その後、イラク、リビア、シリアの番が回ってきました。
リビアに対して軍事力を不法に使い、リビア問題に関する国連安保理のあらゆる決定を曲解した結果、国家は完全に崩壊し、国際テロリズムの巨大な温床が生まれ、国は人道的大惨事にみまわれ、いまだに止まらない長年にわたる内戦の沼にはまっています。
リビアだけでなく、この地域全体の数十万人、数百万人もの人々が陥った悲劇は、北アフリカや中東からヨーロッパへ難民の大規模流出を引き起こしました。
シリアにもまた、同じような運命が用意されていました。
シリア政府の同意と国連安保理の承認が無いまま、この国で西側の連合が行った軍事活動は、侵略、介入にほかなりません。
ただ、中でも特別なのは、もちろん、これもまた何の法的根拠もなく行われたイラク侵攻です。
その口実とされたのは、イラクに大量破壊兵器が存在するという信頼性の高い情報をアメリカが持っているとされていることでした。
それを公の場で証明するために、アメリカの国務長官が、全世界を前にして、白い粉が入った試験管を振って見せ、これこそがイラクで開発されている化学兵器だと断言しました。
後になって、それはすべて、デマであり、はったりであることが判明しました。
イラクに化学兵器など存在しませんでした。
信じがたい驚くべきことだが、事実は事実です。
国家の最上層で、国連の壇上からも、嘘をつきました。
その結果、大きな犠牲、破壊がもたらされ、テロリズムが一気に広がりました。
世界の多くの地域で、西側が自分の秩序を打ち立てようとやってきたところでは、ほとんどどこでも、結果として、流血の癒えない傷と、国際テロリズムと過激主義の温床が残されました。
私が話したことはすべて、最もひどい例のいくつかであり、国際法を軽視した例はこのかぎりではありません。

 

アメリカは“うその帝国”

NATOが1インチも東に拡大しないと我が国に約束したこともそうです。
繰り返すが、だまされてきました。
俗に言う「見捨てられた」ということです。
確かに、政治とは汚れたものだとよく言われます
そうかもしれないが、ここまでではありません。
ここまで汚くはありません。
これだけのいかさま行為は、国際関係の原則に反するだけでなく、何よりもまず、一般的に認められている道徳と倫理の規範に反するものです。
正義と真実はどこにあるでしょうか?あるのはうそと偽善だけです。
ちなみに、アメリカの政治家、政治学者、ジャーナリストたち自身、ここ数年で、アメリカ国内で真の「うその帝国」ができあがっていると伝え、語っています。
これに同意しないわけには行きません。
まさにそのとおりです。
しかし謙遜する必要はありません。
アメリカは依然として偉大な国であり、システムを作り出す大国です。
その衛星国はすべて、おとなしく従順に言うことを聞き、どんなことにでも同調するだけではありません。
それどころか行動をまねし、提示されたルールを熱狂的に受け入れています。
だから、アメリカが自分のイメージどおりに形成した、いわゆる西側陣営全体が、まさに「うその帝国」であると、確信を持って言えるのには、それなりの理由があります。
我が国について言えば、ソビエト連邦崩壊後、新生ロシアが先例のないほど胸襟を開き、アメリカや他の西側諸国と誠実に向き合う用意があることを示したにもかかわらず、事実上一方的に軍縮を進めるという条件のもと、彼らは我々を最後の一滴まで搾り切り、とどめを刺し、完全に壊滅させようとしました。
まさに90年代、2000年代初頭がそうで、いわゆる集団的西側諸国が最も積極的に、ロシア南部の分離主義者や傭兵集団を支援していた時です。
当時、最終的にコーカサス地方の国際テロリズムを断ち切るまでの間に、私たちは多くの犠牲を払い、多くの損失を被りました。
多くの試練を乗り越えなければなりませんでした。
私たちはそれを覚えているし、決して忘れはしません。
実際のところ、つい最近まで、私たちを自分の利益のために利用しようとする試み、私たちの伝統的な価値観を破壊しようとする試み、私たちロシア国民を内側からむしばむであろう偽りの価値観や、すでに彼らが自分たち側の国々に乱暴に植え付けている志向を私たちに押しつけようとする試みが続いています。
それは、人間の本性そのものに反するゆえ、退廃と退化に直接つながるものです。
こんなことはありえないし、これまで誰も上手くいった試しがありません。
そして今も、成功しないでしょう。
色々あったものの、2021年12月、私たちは、改めて、アメリカやその同盟諸国と、ヨーロッパの安全保障の原則とNATO不拡大について合意を成立させようと試みました。
すべては無駄でした。
アメリカの立場は変わりませんでした。
彼らは、ロシアにとって極めて重要なこの問題について私たちと合意する必要があるとは考えていません。
自国の目標を追い求め、私たちの国益を無視しています。
してもちろん、こうした状況下では、私たちは疑問を抱くことになります。
今後どうするべきか。何が起きるだろうかと・・・
私たちは、1940年から1941年初頭にかけて、ソビエト連邦がなんとか戦争を止めようとしていたこと、少なくとも戦争が始まるのを遅らせようとしていたことを歴史的によく知っています。
そのために、文字どおりギリギリまで潜在的な侵略者を挑発しないよう努め、避けられない攻撃を撃退するための準備に必要な、最も必須で明白な行動を実行に移さない、あるいは先延ばしにしました。
最後の最後で講じた措置は、すでに壊滅的なまでに時宜を逸したものでした。
その結果、1941年6月22日、宣戦布告なしに我が国を攻撃したナチス・ドイツの侵攻に、十分対応する準備ができていませんでした。
敵をくい止め、その後潰すことはできたが、その代償はとてつもなく大きいものでした。
大祖国戦争を前に、侵略者に取り入ろうとしたことは、国民に大きな犠牲を強いる過ちでした。
最初の数か月の戦闘で、私たちは、戦略的に重要な広大な領土と数百万人の人々を失いました。
私たちは同じ失敗を2度は繰り返さないし、その権利もありません。
世界覇権を求める者たちは、公然と、平然と、そしてここを強調したいのだが、何の根拠もなく、私たちロシアを敵国と呼びます。
確かに彼らは現在、金融、科学技術、軍事において大きな力を有しています。
それを私たちは知っているし、経済分野において常に私たちに対して向けられている脅威を客観的に評価しています。
そしてまた、こうした厚かましい恒久的な恐喝に対抗する自国の力についても・・・
繰り返しますが、私たちはそうしたことを、幻想を抱くことなく、極めて現実的に見ています。
軍事分野に関しては、現代のロシアは、ソビエトが崩壊し、その国力の大半を失った後の今でも、世界で最大の核保有国の1つです。
そしてさらに、最新鋭兵器においても一定の優位性を有しています。
この点で、我が国への直接攻撃は、どんな潜在的な侵略者に対しても、壊滅と悲惨な結果をもたらすであろうことに、疑いの余地はありません。
また、防衛技術などのテクノロジーは急速に変化しています。
この分野における主導権は、今もこれからも、目まぐるしく変わっていくでしょう。
しかし、私たちの国境に隣接する地域での軍事開発を許すならば、それは何十年も先まで、もしかしたら永遠に続くことになるかもしれないし、ロシアにとって増大し続ける、絶対に受け入れられない脅威を作り出すことになるでしょう。

 

NATOによるウクライナ領土の軍事開発は受け入れがたい

すでに今、NATOが東に拡大するにつれ、我が国にとって状況は年を追うごとにどんどん悪化し、危険になってきています。
しかも、ここ数日、NATOの指導部は、みずからの軍備のロシア国境への接近を加速させ促進する必要があると明言しています。
言いかえれば、彼らは強硬化しています。
起きていることをただ傍観し続けることは、私たちにはもはやできません。
私たちからすれば、それは全く無責任な話です。
NATOが軍備をさらに拡大し、ウクライナの領土を軍事的に開発し始めることは、私たちにとって受け入れがたいことです。
もちろん、問題はNATOの組織自体にあるのではありません。
それはアメリカの対外政策の道具にすぎません。
問題なのは、私たちと隣接する土地に、言っておくが、それは私たちの歴史的領土だ、そこに、私たちに敵対的な「反ロシア」が作られようとしていることです。
それは、完全に外からのコントロール下に置かれ、NATO諸国の軍によって強化され、最新の武器が次々と供給されています。
アメリカとその同盟諸国にとって、これはいわゆるロシア封じ込め政策であり、明らかな地政学的配当です。
一方、我が国にとっては、それは結局のところ、生死を分ける問題であり、民族としての歴史的な未来に関わる問題でもあります。
誇張しているわけではなく、実際そうなのです。
これは、私たちの国益に対してだけでなく、我が国家の存在、主権そのものに対する現実の脅威です。
それこそ、何度も言ってきた、レッドラインです。
彼らはそれを超えました。
そんな中、ドンバスの情勢があります。
2014年にウクライナでクーデターを起こした勢力が権力を乗っ取り、お飾りの選挙手続きによってそれを(権力)維持し、紛争の平和的解決を完全に拒否したのを、私たちは目にしました。
8年間、終わりの見えない長い8年もの間、私たちは、事態が平和的・政治的手段によって解決されるよう、あらゆる手を尽くしてきました。
すべては徒労に帰しました。
先の演説でもすでに述べましたように、現地で起きていることを同情の念なくして見ることはできません。
今やもう、そんなことは到底無理です。
この悪夢を、ロシアしか頼る先がなく、私たちにしか希望を託すことのできない数百万人の住民に対するジェノサイド、これを直ちに止める必要があったのです。
まさに人々のそうした願望、感情、痛みが、ドンバスの人民共和国を承認する決定を下す主要な動機となりました。
さらに強調しておくべきことがあります。
NATO主要諸国は、みずからの目的を達成するために、ウクライナの極右民族主義者やネオナチをあらゆる面で支援しています。
彼らは(民族主義者)、クリミアとセバストポリの住民が、自由な選択としてロシアとの再統合を選んだことを決して許さないでしょう。
当然、彼らはクリミアに潜り込むでしょう。
それこそドンバスと同じようにです。
戦争を仕掛け、殺すためにです。
大祖国戦争の際、ヒトラーの片棒を担いだウクライナ民族主義一味の虐殺者たちが、無防備な人々を殺したのと同じようにです。
彼らは公然と、ロシアの他の数々の領土も狙っていると言っています。
全体的な状況の流れや、入ってくる情報の分析の結果が示しているのは、ロシアとこうした勢力との衝突が不可避だということです。
それはもう時間の問題です。
彼らは準備を整え、タイミングをうかがっています。
今やさらに、核兵器保有までも求めています。
そんなことは私たちは絶対に許しません。
前にも述べたとおり、ロシアは、ソビエト連邦の崩壊後、新たな地政学的現実を受け入れました。
私たちは、旧ソビエトの空間に新たに誕生したすべての国々を尊重しているし、また今後もそのようにふるまうでしょう。
それらの(旧ソビエト諸国)主権を尊重しているし、今後も尊重していきます。
その例として挙げられるのが、悲劇的な事態、国家としての一体性への挑戦に直面したカザフスタンに対して、私たちが行った支援です。
しかしロシアは、今のウクライナから常に脅威が発せられる中では、安全だと感じることはできないし、発展することも、存在することもできません。

2000年から2005年にかけ、私たちは、コーカサス地方のテロリストたちに反撃を加え、自国の一体性を守り抜き、ロシアを守ったことを思い出して下さい。
2014年には、クリミアとセバストポリの住民を支援しました。
2015年、シリアからロシアにテロリストが入り込んでくるのを確実に防ぐため、軍を使いました。
それ以外、私たちにはみずからを守るすべがありませんでした。

 

ウクライナ東部の親ロシア派の武装勢力からの支援要請

今もそれと同じことが起こっています。
きょう、これから使わざるをえない方法の他に、ロシアを、そしてロシアの人々を守る方法は、私たちには1つも残されていません。
この状況下では、断固とした素早い行動が求められています。
ドンバスの人民共和国はロシアに助けを求めてきました。
これを受け、国連憲章第7章51条と、ロシア安全保障会議の承認に基づき、また、本年2月22日に連邦議会が批准した、ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国との友好および協力に関する条約を履行するため、特別な軍事作戦を実施する決定を下しました。

その目的は、8年間、ウクライナ政府によって虐げられ、ジェノサイドにさらされてきた人々を保護することです。
そしてそのために、私たちはウクライナの非軍事化と非ナチ化を目指していきます。
また、ロシア国民を含む民間人に対し、数多くの血生臭い犯罪を犯してきた者たちを裁判にかけるつもりです。
ただ、私たちの計画にウクライナ領土の占領は入っていません。
私たちは誰のことも力で押さえつけるつもりはありません。
同時に、ソビエトの全体主義政権が署名した文書は、それは第二次世界大戦の結果を明記したものだが、もはや履行すべきではないという声を、最近、西側諸国から聞くことが多くなっています。
さて、それにどう答えるべきでしょうか・・・
第二次世界大戦の結果は、ナチズムに対する勝利の祭壇に、我が国民が捧げた犠牲と同じように、神聖なものです。
しかしそれは、戦後数十年の現実に基づいた、人権と自由という崇高な価値観と矛盾するものではありません。
また、国連憲章第1条に明記されている民族自決の権利を取り消すものではありません。
ソビエト連邦が誕生した時も、第二次世界大戦後も、今のウクライナの領土に住んでいた人々に、どのような生活を送っていきたいかと聞いた人など1人もいなかったことを思い出して下さい。
私たちの政治の根底にあるのは、自由、つまり、誰もが自分と自分の子どもたちの未来を自分で決めることのできる選択の自由です。
そして、今のウクライナの領土に住むすべての人々、希望するすべての人々が、この権利、つまり、選択の権利を行使できるようにすることが重要であると私たちは考えています。
これに関し、ウクライナの人々にも言いたいです。

2014年、ロシアは、あなた方自身が「ナチス」と呼ぶ者たちから、クリミアとセバストポリの住民を守らなければなりませんでした。
クリミアとセバストポリの住民は、自分たちの歴史的な祖国であるロシアと一緒になることを、自分たちで選択しました。
そして私たちはそれを支持しました。
繰り返しますが、そのほかに道はありませんでした。

 

目的はウクライナの“占領”ではなく、ロシアを守るため

現在起きていることは、ウクライナ国家やウクライナ人の利益を侵害したいという思いによるものではありません。
それは、ウクライナを人質にとり、我が国と我が国民に対し利用しようとしている者たちから、ロシア自身を守るためなのです。
繰り返しますが、私たちの行動は、我々に対して作り上げられた脅威、今起きていることよりも大きな災難に対する、自己防衛です。
どんなにつらくとも、これだけは分かってほしいです。
そして協力を呼びかけます。
できるだけ早くこの悲劇のページをめくり、一緒に前へ進むためにも。
私たちの問題、私たちの関係を誰にも干渉させることなく、自分たちで作り上げ、それによって、あらゆる問題を克服するために必要な条件を生み出し、国境が存在するとしても、私たちが1つとなって内側から強くなれるように。
私は、まさにそれが私たちの未来であると信じています。
ウクライナ軍の軍人たちにも呼びかけなければなりません。
親愛なる同志の皆さん。
あなたたちの父、祖父、曽祖父は、今日のネオナチがウクライナで権力を掌握するためにナチと戦ったのではないし、私たち共通の祖国を守ったのでもありません。
あなた方が忠誠を誓ったのは、ウクライナ国民に対してであり、今日のウクライナを略奪し国民を虐げている反人民的な集団に対してではありません。
その(反人民的な政権)犯罪的な命令に従わないでください。
直ちに武器を置き、家に帰るよう、あなた方に呼びかけます。
はっきりさせておきます。
この要求に応じるウクライナ軍の軍人はすべて、支障なく戦場を離れ、家族の元へ帰ることができます。
もう一度、重ねて強調しておきます。
起こりうる流血のすべての責任は、全面的に、完全に、ウクライナの領土を統治する政権の良心にかかっています。
さて、今起きている事態に外から干渉したい思いに駆られているかもしれない者たちに対し、言っておきたい大変重要なことがあります。
私たちに干渉しようとする者は誰でも、ましてや我が国と国民に対して脅威を作り出そうとする者は、知っておくべきです。
ロシアは直ちに対応し、あなた方を、歴史上直面したことのないような事態に陥らせるだろうということを。
私たちは、あらゆる事態の展開に対する準備ができています。
そのために必要な決定はすべて下されています。
私のことばが届くことを願います。
親愛なるロシア国民の皆さん。
国家や国民全体の幸福、存在そのもの、その成功と存続は、常に、文化、価値観、祖先の功績と伝統といった強力で根幹的なシステムを起源とするものです。
そしてもちろん、絶えず変化する生活環境に素早く順応する能力や、社会の団結力、前へ進むために力を1つに集結する用意ができているかどうかに直接依存するものです。

力は常に必要です。
どんな時も。
しかし力と言っても色々な性質のものがあります。
冒頭で述べた「うその帝国」の政治の根底にあるのは、何よりもまず、強引で直接的な力です。
そんな時、ロシアではこう言います。
「力があるなら知性は必要ない」と。
私たちは皆、真の力とは、私たちの側にある正義と真実にこそあるのだということを知っています。
もしそうだとしたら、まさに力および戦う意欲こそが独立と主権の基礎であり、その上にこそ私たちの未来、私たちの家、家族、祖国をしっかりと作り上げていくことができます。
このことに同意しないわけにはいきません。
親愛なる同胞の皆さん。
自国に献身的なロシア軍の兵士および士官、プロフェッショナルに勇敢にみずからの義務を果たすだろうと確信しています。
あらゆるレベルの政府、経済や金融システムや社会分野の安定に携わる専門家、企業のトップ、ロシア財界全体が、足並みをそろえ効果的に動くであろうことに疑いの念はありません。
すべての議会政党、社会勢力が団結し愛国的な立場をとることを期待します。
結局のところ、歴史上常にそうであったように、ロシアの運命は、多民族からなる我が国民の信頼できる手に委ねられています。
それはつまり、下された決定が実行され、設定された目標が達成され、我が祖国の安全がしっかりと保証されるということです。
あなたたちからの支持と、祖国愛がもたらす無敵の力を信じています。

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情報操作・認知戦、プーチン大統領・侵攻理由演説

2022-03-08 23:06:27 | プーチン大統領演説等

私達は激動の世界を安全に生き抜くには、迷う羊になってはなりません。私達には、より良き世界・日本を作る責任があると思います。如何なる理不尽な理由があろうとも、相手の言い分に耳を傾けることは大切だと思います。

世界は情報戦から認知戦へシフトしています。認知戦のエキスパートがわかり易くウクライナの昨今を説明しています。

プーチン大統領の国民等に向けた侵攻理由、自分なりに過去に遡って調べると、ロシア側の言い分は一貫しています。私達一般国民が知り得なかった内容です。このような演説は世界、勿論日本でも封じています。

以下動画はウクライナの現状を論じており、何か参考になるかも知れません。

 

*認知戦とは?

Dr.苫米地 「認知戦」を理解してより良い世界を構築せよ!

Dr.苫米地 「認知戦」を理解してより良い世界を構築せよ! [社会・政治・時事] 2022年3月7日TOKYO MX バラいろダンディhtt...

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*欧米側が触れてほしくない、プーチン大統領の侵攻理由演説

 

プーチン大統領の24日演説を紹介 NATOの不拡大違反、大量虐殺、武器の配備など DSのやり方に大苦言

プーチン大統領の24日演説を紹介 NATOの不拡大違反、大量虐殺、武器の配備など DSのやり方に大苦言 [社会・政治・時事] 参考URLh...

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プーチンの演説を簡易邦訳してみました~ロシアがウクライナに侵攻した理由とは!?

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2022.3.8【米国-ウクライナ】トランプが演説で「プーチンは賢いがバイデンは...」。ウクライナをNATO加盟に誘い、いざとなると支援を拒否するNATO。【及川幸久−BREAKING−】

⭐️【お知らせ】⭐️ __________________________________ ♦︎及川幸久LINE公式のご登録はこちらから 及...

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何故、ロシアはウクライナに侵攻したか?

2022-03-04 07:18:18 | プーチン大統領演説等

政府・国会・地方等は非難決議ばかりしても何も解決しません!今後、どのような策、行動を行うべきか・・・何故、れいわは国会決議に反対したか、孫子の兵法を用いれば答えは出るように思います。やはり問題の本質をを知り、これらの策を練り、行動を起こすことが平和への第一歩になるかも知れません。このままではロシアは弾道ミサイル発射訓練を行う可能性があると思います。メディア、専門家等々はウクライナ問題の本質を発言すれば、新型コロナウイルス問題同様、極めて大きな利権等を失うからでしょう。

世界には「対立、紛争、戦争、核戦争」を固唾をのんで待っている人達がいるかも知れません!

雲上人・その僕等がいなければ難なくウクライナ問題は解決出来たでしょう。昨今、ウクライナ大統領が発言していたように・・・私達が今後の報道で注意することは、画像、動画、音声等の自作自演を見抜くことかも知れません・・・ベトナム戦争、特にイラク戦争等では、戦争終了後の報道等を精査すると画像、動画、音声等、自作自演のオンパレードでした。

以下動画は素人の私達にも、分かり易い内容だと思います。

マスコミが報じないウクライナ危機の真相。プーチンの主張(NATOの東方不拡大とミンスク合意)を検証する。日本は中露離間に舵を切れ。(釈量子)【言論チャンネル】

「言論チャンネル」では、政治や経済、社会保障、国際関係などの時事問題の中から気になるテーマを取り上げながら、本音の議論を進めます。 202...

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ロシア非難決議を全文読み上げ解説/れいわ「反対」の理由とは 【テレ東 官邸キャップ篠原裕明の政治解説】(2022年3月2日)

衆議院ではロシアによるウクライナ侵略を非難する決議が採択されました。 決議の全文を読み上げて解説します。 決議は与野党の賛成多数で採択されま...

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【馬渕睦夫】プーチン大統領とゼレンスキー大統領が裏で手を組んでいる可能性があります

【馬渕睦夫書籍】 ▼ディープステート 世界を操るのは誰か https://amzn.to/3Kvw760 ▼馬渕睦夫が読み解く 2022年...

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世界の動きとフェイクメディア!ウクライナニュースの嘘、バイデン婦人が役者ぶり、クライシスアクターの実態…ぜひ知ってください。

今回の動画は、世界の動きとフェイクメディア!バイデン婦人が役者ぶり、クライシスアクターの実態…ぜひ知ってください。をお届けします。 今朝も...

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毎日新聞(3月4日)

ロシアのプーチン大統領は3日のロシアの安全保障会議で、ウクライナ側が「住宅街に重火器を配備し、民間人を人間の盾にしている」と非難しています。マクロン仏大統領との電話協議ではロシア軍が「軍事施設だけ」を狙っているとも強調、ウクライナで相次ぐ民間被害について、ウクライナ側に責任があるとの考えを示唆しています。

プーチン氏は安全保障会議で「我々はまさにネオナチと戦っている」とウクライナ政府をネオナチ扱いし、「ネオナチが幼稚園や病院にも戦車や大砲を配置している」との持論を展開、「我々の将兵はウクライナの非武装化と非ナチ化のために戦っている」として死亡した軍人に約700万ルーブル(約730万円)の弔慰金を払っていることも明かし、「特別軍事作戦は計画通りに進んでいる」と強調しています。

仏露の両大統領府によると、約1時間半に及んだ電話協議でマクロン氏は、プーチン氏が再三指摘するウクライナのナチズムについて「現実には存在せず、攻撃を正当化できるものではない」と反論、侵攻によりロシアが「世界から孤立し長期間の制裁で弱体化する」と訴えています。  

マクロン氏がウクライナでの人的犠牲を抑える措置を講じるよう求めたのに対して、プーチン氏は「キエフや他の都市にミサイル攻撃や空爆をしたとの主張は現実と一致しない。偽情報だ」と反論

ウクライナに求める非武装化や中立化について「ウクライナが応じなければ軍事的手段で達成する」と明かしたという。マクロン氏は協議後、ツイッターに「ウクライナへの攻撃停止を、現段階でプーチン氏は拒否した。最悪の状況を避けなければならない」と投稿しています。

この記事でネオナチが出てきますが、使い勝手のよい武装集団ともいわれ、間違いなく存在していることは常識で欧米は知っていると思います。この資金源はウクライナの場合、バックに国際金融資本を持つ、投資の天才ジョージ・ソロス氏とも言われ、堂々と発言しています。

 

 


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