極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

I am grateful that I can freely write my daily thoughts

2014年香港デモ=2019年香港デモは同一企画(フィクション)

2019-08-31 20:33:12 | 日記

以下文は過去の英文記事、Wall Street Journal,9/25/2014、佔領中環、Radio Free Asia、ウィキペディア等を参考に記しています。主に英訳等の文ですが不適切文の箇所が多々あると思います。素人が思う香港デモの一側面でフィクションの雑日記とします。(このプログ内の”アヘン中毒・清国 VS 紅茶中毒・英国”は香港の成り立ちを記したものです。)

 

英国はアヘン戦争(1840〜42年)で清に勝利し、清は香港を1898年から100年間英国の植民地とすることを約束しました。100年後の1997年に香港は英国から中国に返還されるにあたり、英中両国は1984年に共同声明に調印し、50年間は資本主義を採用、社会主義の中国と異なる制度を維持することが約束されています。外交、国防を除き高度な自治が認められています。香港の憲法にあたる基本法には中国本土では制約されている言論・報道・出版の自由、集会やデモの自由、信仰の自由などが明記されています。香港住民の根底に流れる思想等は中国人とは違いますが、50年後の2047年中国に組み込まれます。対立地域等を好くする雲上人等は香港が中国に組み込んで欲しくないようです。対立地域等が利益を生むからでしょうか・・・中国・香港のみならず世界、日本にも対立地域等々があります。

デモをする側には50年間、香港返還前等を維持する共同声明があり、現在も有効ですが不自然な面が多々出てきます。この不自然な面の最深部は中国側は熟知しているでしょう。昨今の香港デモを辿っていくと・・・2014年の香港反政府デモに行き着くようです。

 

*2014年、大規模香港デモの原因

香港は一国二制度の下、高度な自治が認められています。2017年香港特別行政区行政長官選挙から1人1票の普通選挙が導入される予定でしたが、中国の全国人民代表大会常務委員会は2014年8月31日、行政長官候補は指名委員会の過半数の支持が必要で候補は2~3人に限定すると決定、香港の民主化団体の学民思潮などの団体は、指名委員会の多数は親中派で占められるため中央政府の意に沿わない人物の立候補を事実上排除するとして反対、学生等を動員しておこしたデモです。

 

*2019年、大規模香港デモの原因

2019年逃亡犯条例改正案は、容疑者の身柄引き渡し手続きを簡略化し中国大陸、マカオ、台湾(中華民国)にも刑事事件の容疑者を引き渡しできるようにするものです。改正案の背景には台湾でおきた潘曉穎殺人事件があり、逃亡犯条例の規定により容疑者を台湾に引き渡すことができませんでした。香港政府は逃亡犯条例の規定で中国大陸やマカオが除外されていることが抜け穴であると主張しています。

この改正案成立の場合、香港行政長官は事例毎に引き渡し要請を受け付けることになります。要請を受け付ける容疑には殺人罪のほかには贈収賄、入出国審査官に対する詐欺など7年以上の懲役刑が科される可能性のある犯罪が30種類以上含まれています。

中国大陸などから要請を受けて資産凍結や差押を行うこともできるようになり、改正案の提出直後より世論は香港の裁判権の独立性に悪影響を及ぼすと危惧、反対を表明、この意思表示のためのデモです。

 

こららの香港デモの影で見え隠れした米国のポール・ウォルフォウィッツ(現在75歳:Paul Dundes Wolfowitz)氏・・・間接的に香港のデモに大きな影響を与えている人物の可能性があるとも言われています。

過去、世界銀行総裁、米国駐インドネシア大使、米国国防副長官、ジョンズ・ホプキンス大学のポール・H・ニッツェ高等国際問題研究科の元学長

現在、米国企業研究所の客員学者であり国際経済開発、アフリカおよび官民パートナーシップの問題に取り組んでおり、米台湾経済評議会の議長を務めていました。

一流の新保守主義者で国防副長官として、ブッシュ大統領のイラク政策の主要な発案者等々であり最もタカ派的な擁護者でした。実際、ブッシュ・ドクトリンの大部分は彼の仕事でした。

ドナルド・ラムズフェルド氏は2011年2月8日のフォックス・ニュースとのインタビューでウォルフォウィッツがイラクを最初に育てたと述べています。2年間勤務後、ロイターの報告書でスチュワードシップをめぐる長引く戦いで、スキャンダル等が起き世界銀行グループ等の社長を辞任しています。


2014年の香港反政府等デモは香港大学、戴耀廷(ベニー・タイ)副教授等々が発案等したと言われますが、特に黎智英(ジミー・ライ)氏がリーダーであるオキュパイ・セントラル(佔領中環)運動にはNEDと深く結びついているようです。黎智英氏は筆頭ネオコンであると言われています。ポール・ウォルフォウィッツ氏と繋がっているのは間違いなさそうです。

NEDは1980年台に米国議会承認の、民主主義のための国家基金法に基づいて作られた組織で資金は米政府から国家民主国際問題研究所、国際共和研究所、国際私企業センター、国際労働連帯アメリカン・センターに流れており、使用金は不思議と議会報告無し、資金はCIAの秘密工作に使われている可能性は?

NEDはグルジア国(バラ革命)やウクライナ国(オレンジ革命)等々でも使用されているとも言われており、見方により対立?を作る強力なツールとなっているように思います。これらの首謀は香港、佔領中環はCIAと明言しています。

2014年の香港の街頭抗議デモは始まって10日以上が経ってましたがデモの中心的な役割を担っている学生のリーダー等は米国政府等から支援を受けているという情報が見え隠れします。
香港紙、文匯報は抗議デモの先頭に立ってシュプレヒコールを上げる17歳のリーダー、黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏が、米中央情報局(CIA)から資金援助を受けていると書いていました。ウォン氏はそんな事実はないと否定していたようです。2019年の香港デモでもリーダーで8月30日には逮捕・釈放されています。

CIA等が中国の民主化を推進等々するため、法輪功同様、中国国内の活動家に水面下で接触、資金援助等々することは過去の事案等を調べると珍しいことではないようです。金銭面等だけでなく、反政府運動のノウハウ等などを支援することはCIA等の主要な役割等でもあるように思えます。

当時は17歳の若きリーダー・黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏、当時注目を集めていたウォン君は13歳位の時に、中国本土と香港を結ぶ高速鉄道の建設計画反対の政治運動に参加しています。何故、平和的な事業に反対したでしょうか理解に苦しみます。

米ウォールストリート・ジャーナルによれば、米国政府はウォン君を親米派の政治活動家に養成する意図があったと記しています。香港の米領事館等にウォン君が頻繁に実質フリーパス出入り、全米国商工会議所がウォン君家族を接遇、優遇を暴露・・・

1989年の天安門事件以来、反政府等運動は学生にシフトしています。考えてみれば17歳の若さで1万人以上のデモ参加者をリードするのは、至難の業でノウハウがなければ難しいのでは・・・某らウォン君を支援等していたと思うのが自然にも思えます。

当時の香港反政府デモについてオバマ米大統領は王毅外相に対し、極めて低姿勢で平和的な対応を期待と当たらず障らずのコメント、米国にとって中国は当然重要国であることは万人が認める疑いよう事実、経済的には世界最大の市場、米国財政の一部負担国であり無視できないし、積極的に軍事的にも互恵関係を最強化していると見られていました。
一方で、オバマ政権は建前上中国の安全保障政策などには強圧、米国にとって共産国、民主国であれ自国益があれば問題なしと言うのが本音だったでしょう。どうしても国務省のみが中国に対し強気なのは、当然NEDが香港のデモに関与・・・?

NEDは行政長官候補等々に金銭的、戦略的な支援をしているか?

当時、17歳のリーダー、ウォン君にNEDの関係者が接触・・・当時、アメリカ連邦議会が運営していると言われるRadio Free Asia(http://www.rfa.org/english/:アメリカ合衆国議会が立法した国際放送法(International Broadcasting Act)に基づき1996年に米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局)が連日、香港学生デモを徹底して主報道、何か裏がありそうな香港反政府デモですが、昨今の香港のデモも2014年の香港デモの延長線上にあると考えるのが自然にも思えます。

中国・香港のみならず世界、日本にも対立地域等々が多くあります。トランプ大統領、習近平主席、安倍首相、プーチン大統領等は雲上人等が作る対立策等と戦っている一側面が見え隠れします。元アイゼンハワー米国大統領の離任演説で雲上人等の一部に言及し米国、世界に及ぼす未来の影響を危惧しています。こららの一側面等を理解等するには回願禄、著書、演説等々が多くありますがトランプ大統領の就任演説、34代・米国アイゼンハワー大統領離任演説、31代・米国フーバー大統領回願禄等々一助になると思います。

香港のデモで言えることは、細部を精査すると無く限りなくテロに近い面が散見されます。最終目標が残された50年以内の香港独立で現在のデモは通過点に過ぎないかも知れません。中国政府は香港デモの最深部を熟知しているのは間違いないでしょうし、日本政府も当然最深部等熟知しているでしょう。香港絡みで共産主義国家中国が不安定になれば経済大国等でもあり世界、アジア、勿論日本にも大きな影響を与えるでしょう。主義主張は違っても不安定要素がアジアに出来ることは避けて欲しいものです。

日本は今まで通り、凛とした姿勢で自国で対中国等の情報収集を行い、孫氏の兵法に徹している限り国益を失うことは無いと思います。


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福島県・2020東京オリンピック

2019-08-25 20:13:05 | 日韓

以下文は、Bloomberg(2019.8.21)、産経新聞、福島県HP、鹿間津を通ふ雄鹿の夢~飾磨工高校長室便り、NHKクローズアップ現代(2017年5月24日)・安全なのに売れない~福島“風評被害“はいま~等々を今日と比較、参考(一部コピーあり)に記しています。

 

3・11で忘れられないのは、岩手県宮古市の昆愛海(こん まなみ)ちゃん(当時4才) 3月31日にママの帰りを待っている入り江を見つめる女児、父の携帯を握りしめ、「ままへ。いきているといいですね。おげんきですか」という読売新聞記事です。(昆愛海ちゃんの文は一番最後に記しています。)

2020年に福島県で開催される東京オリンピック野球・ソフトボール競技(あずま球場・福島市佐原字神事場1番地)・・・素晴らしいアイデアで福島県のみならず被災された東北の人達、特に子供達の未来に大きな夢をもたらすと思います。3・11から8年が経過しましたが福島県は風評被害は少なくなったとは言え、今も風評被害を受けています。

 

以下文はBloomberg(2019.8.21)の記事です。

韓国当局者らは最近、日本の外交官を呼び福島第一原発近くの放射能汚染水の処分について懸念を伝えた。日本は汚染水タンクが満杯に近づいていることから海洋放出の可能性を検討している。

韓国当局者らはまた、独立機関による東京五輪会場の放射能検査を求めたほか、汚染された食材への不安を理由に韓国選手団のための別の食事施設を提案・・・大韓体育会オリンピック委員会はグリーンピースなどの国際団体が東京五輪会場の放射線量をモニターすることを正式に要請する方針だと同委員会の報道官が述べた。

韓国当局は同国選手が福島県産食品を口にしないように、専用の食事施設を設置する計画を作成したという。

対し、東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会に韓国に計画についてコメントを求めたが、これまでのところ応答はない・・・

 

トリチウム汚染水等の問題、大韓民国慶尚北道慶州市陽北面にある月城原子力発電所は総出力は新月城原子力発電所と合わせて約478KW、1~4号機は原子炉に世界的に少数派であるCANDU炉(カナダ型重水炉)を使用しています。過去、ここで放出されたトリチウム年間放出量(1999年以降)は6000テラベクレルで、全て日本海に放出されています。

対し、福島第一原発のタンク貯蔵トリチウム総ベクレル量(2016年3月現在)は、760テラベクレルです。自然界のレベルに近づいたら海洋放出も選択の一つとすべきだと思います。これらの問題を韓国がIAEAへ問題提起したとしても6000 VS 760・・・自らの墓穴を掘り、世界からは更に信頼を失うでしょう。 

福島県は苦難を乗り越え、復興、風評被害等から立ち上がろうとしています。このような韓国側の発言に呆れるばかりで、科学的にも安全、安心が確保されており何処の国も問題視していません。日韓問題で日本の正当性に対し、韓国側は対抗策が無いためでしょうか、呆れるばかりの韓国政府・・・そこまで言うなら、韓国には東京2020には参加をしてほしくないと思うのは多くの日本人の自然な気持ちだと思います。

これらの韓国側の人の道から外れた、許されない報道に対し、日本は積極的に韓国側にもっと情報を発信すべきです。更に日本は世界の国々と情報を共有し、福島の真実を伝え、福島を守るべきです。日本が正義、正当性であっても正義、正当性を守る努力を日本が怠ったら、悪である韓国側が制してしまうと思います。今後は積極的な日本、個人等の情報戦が必要不可欠だと思います。

復興庁が2019年1月にまとめた3・11震災による避難生活者は約5万4000人でこの1年で2万人以上減少、プレハブ型仮設住宅での生活を余儀なくされている被災者が約5000人います。

表に出ない被災者の苦悩は大きく、一番の問題は経済、生活、健康等の問題だと言えそうです。これらの苦悩は想像以上で自殺者(動機等)数が物語っているとも思います。自殺に至らなくても苦しんでいる人達は相当数いると思います。

3・11関連自殺者数・・・平成23年55名、平成24年24名、平成25年38名、平成26年22名、平成27年23名で、大半が健康問題、経済、生活苦です。(内閣府「東日本大震災に関連する自殺者数」平成27年)

 

東京電力福島第1原発事故に伴う風評被害は明るい兆しが見えつつありますが不確定要素を抱え、農漁業等風評の影響が引き続き懸念されています。事故前に福島県産のコメ、モモ等の大口輸出先の香港、台湾は現在も輸入規制を続けています。福島県は東北有数の米どころでしたが生産量は事故前の4分の3に減少、要因のひとつが風評被害と言われています。

福島県産米は全て放射性物質に関する検査を実施されており、2015年以降、国の基準値を超えるものは出ていませんが、それにも関わらず残念ながら全国平均と比べ安い価格での取引が固定化、多くが業務用米等、福島県産とわからない形で流通しています。

毎年数十億円をかけ安全検査を続けてきた福島米、何が問題でしょうか・・・

 

事故後、福島県は世界で最も厳しいとされる安全検査を高性能測定機で実施されています。基準値は米1キロ当たり100ベクレル、国際的な安全基準をもとに定められています。2015年以降はこの基準を超えるものは出ていません。更に現在、福島産米の99.9%が基準値よりもはるかに低い、ND(not detected)で検査機では放射性物質が検出できないレベルです。

毎年、多くの生産米の全量全袋検査を実施されていますが、その結果は2015年以来、基準値を超えるものは一切出ていません。今も福島県産米が風評被害にさらされる現実、本来はブランド米であるにもかかわらず福島産の名前を隠して売られている福島産米、将来を期待された福島のブランド米が食用ではなく、家畜の餌にされている実態もあり本当に残念です。

 

過去、福島県以外に住む9500人に福島県産の食材についてアンケートを求めたところ、避けてる人は約20%、一方、福島県産を選ぶ、産地を気にしないは約80%で年々増える傾向にはありますが・・・福島県産のコメの価格は、原発事故前の水準を下回る状況が続いています。

今日、福島産米は30%が県内流通、残り70%は首都圏等、県外業者を通じて全国の小売りに出回っています。首都圏に次いで福島県産米が大量流通しているのが沖縄県、米生産が少ない沖縄では原発事故前、最も流通していたのが福島米だったそうです。福島産米を一手に引き受けている沖縄食糧です。この会社では検査機を購入、独自放射性物質を検査、結果をホームページに掲載、情報発信に努めたところ現在では消費者からの問い合わせはなくなったそうですが、安全だとされたにもかかわらず風評被害を完全になくすことはできていないそうです。小売り店との取り引きは大きく減少、特に一般家庭向けの販売は事故前の5分の1に減少、その一方で引き合いが増えているのが業務用での取り引き、業務用はコンビニのお握り、お弁当、レストランで使用される加工品等です。

福島県産米は、以前は値段が高い家庭向けが中心でしたが20%ほど価格下落、業務用としての扱いが増えています。

福島産米は流通過程で産地そのものを隠すことも常態化しています。原発事故後、取り扱いが増えた商品は福島県と他県産の米を混ぜ合わせたブレンド米、福島県産の米と北海道産のコメを混ぜ合わせている作業、県外で販売する米の多くが、ブレンド米だと言われています。

 

8年が経過した今日も福島県内ではお米については全量全袋検査が行われ、野菜等も含めてモニタリング、徹底して調査が行われ何も問題は生じていません。

私達は、昨今の韓国政府側の許せない風評に屈してはなりません。公的な施設での福島県産品の使用は風評被害を無くすのに一役を果たすと思います。

日本が正義、正当性であっても正義、正当性を守る努力を日本が怠ったら、悪である韓国側が制してしまうと思います。今後は積極的な日本、個人等の福島に関する情報戦が必要不可欠で、これらの積極的関与が福島の真実を伝え、守ることになるとになると思います。

私達も内外の風評被害を無くすためにも、先ずは福島県産農、魚物等々に関心を寄せることは大切だと思う昨今です。

 

***********

以下文は鹿間津を通ふ雄鹿の夢~飾磨工高校長室便り~のコピーです。

岩手県宮古市の昆愛海ちゃん(当時4才)は、3月31日に「ママの帰りを待っている 入り江を見つめる女児 父の携帯を握りしめ」という読売新聞の記事で取り上げられた女の子です。この記事を書いたのは立石紀和カメラマン、彼は震災から一週間後、津波に襲われた宮古市の手鶏という漁村で愛海ちゃんに出会った。愛海ちゃんは地震の時は保育園にいて迎えに来たお母さんと自宅に戻った。自宅は高台にあり避難所になっている小学校と隣接していて安全なはずだった。 しかし帰宅した瞬間、30m超える巨大津波が襲ってきて両親と妹の蒼葉ちゃんと愛海ちゃんは津波の引き潮にさらわれた。愛海ちゃんは背負っていた通園用のリュックが漁に使う網に引っかかったために、一人だけ奇跡的に助かり、同じ地区の親戚宅に引き取られ、孤立状態で4日間を過ごした。

一週間後に市内の内陸部に住む祖母の静子さんに会うことが出来た。「表情は沈んでいて、何も話さず、言葉を忘れてしまっている」状態であった。

そんな時に立石カメラマンは愛海ちゃんに出会った。彼はそれから時々愛海ちゃんに会いに行きトランプしたり、絵本を読んだり、おやつを食べたりした。

3月22日に、いつものようにトランプでババ抜きをしていると、突然ママに手紙を書くと言い出し大学ノートを広げた。愛海ちゃんは色鉛筆で、覚えたばかりのひらがなで一文字一文字ゆっくりと手紙を書き始めた。分からない字があると調べながら、「ままへ。いきているといいですね。おげんきですか」 1時間くらいかけてそこまで書くと疲れてしまったのか寝入ってしまった。

その記事には手紙文が書かれた大学ノートの上に頬をのせて寝入っている愛海ちゃんの写真が付けられた。 愛海ちゃんは笑顔は少し戻ってきたものの自宅には近づくのを嫌がる。変わり果てた入り江を見下ろす時はふと辛そうな表情を見せる。余震の心配があるので、おばあちゃんの静子さんは自分たちの家につれて帰りたいが、愛海ちゃんは「ママが帰ってくるまで、ここで待っている」といって聞かない。「パパから電話がかかってくるかな」と言って、携帯電話が通じない被災地で、電源を入れたままにして握っている。

手紙には続きがある、「おりがみとあやとりと ほんをよんでくれてありがと」お母さんの由香さんは32才。「ぱぱへ。あわびとか うにとか たことか こんぶとか いろんなのお とてね」お父さんの文昭さんは39才。おばあちゃんのお手伝いをしたり、配給所にトイレットペーパーをもらいにいったりと頑張っている。胸のポケットにはいつも旅行に行ったときのママの写真を入れている。「ママかわいいね」時々その写真を見て胸に寄せる。 しかし愛海ちゃんは突然泣き出すこともある。夜は布団の中でおばあちゃんの首にしがみついて寝る。

 

4月24日には妹の蒼葉(あおば)ちゃんの4才の誕生日を祝った。5月9日からは8キロ程離れた隣町の児童館に通い始めた。朝おばあちゃんに髪をとかしてもらい「早く行きたい」とはしゃいだ。 今でもよい子にしていればみんな帰ってくると愛海ちゃんは信じている。5月10日に愛海ちゃんは5才になった。

 

3月31日の記事を見たニートの男性から読売新聞社のサイトに書き込みがあったそうだ。

「愛海ちゃんの記事を読んで、自分が甘えていることに気付きました。仕事を探しに行きます」

愛海ちゃんには、おばあちゃんやその他いろんな人に支えられながら、時間を十分にかけて少しずつ少しずつ自分の置かれている現実を受け止めていってほしいと心から祈らざるを得ません。

4才の女の子も戦っています。私たち教員は、生徒たちの進路開拓に対して、出来ることとするべきこととやれることをしっかりやりきろうとしています。生徒たちには自分の甘えに対して戦うことを求めたいと思います。そしてご家庭では、決して子ども任せにせずに、親と子が一緒になってしっかりと子どもの進路を考えていただくことを、お願いしておきたいと思います。

(飾工PTA会報に掲載)

 


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孫子の兵法を厳守しようにも、厳守出来ない国

2019-08-23 23:07:58 | 日韓

以下文は、素人が考えるフィクション・日韓問題です。意味不明文が多々あると思いますので、まとまりの無いフィクション・雑文日記とします。

 

昨今の日韓問題を見ると、過去の歴史認識問題とは関係ないと思います。韓国側が強気に出るのも日本の憲法を熟知、歴史認識問題を前面に出す策だからでしょう。

如何に嘘をつかない事(瀬渡し目撃・レーダー照射問題)、国と国の約束を守る(国際条約等々)事が大切かが分かります。韓国政府は世界のどの国からも相手にされず四面楚歌(しめんそか:周囲がすべて敵や反対者、まったく孤立、 助けや味方がいない、孤立無援)だと思います。このままだと経済が破綻、衰退、発展途上国になる可能性があります。

何故なら、韓国政府は相手国に対し平気で嘘をつく、国際条約を守らない、国内は言論統制、人権弾圧、可笑しな経済策等々、孫子の兵法の真逆の策を行っており中学生でもわかると思います。

これらに対し、日本は正当性があり凛とした姿勢で真摯に対応していると思いますし、孫子の兵法を厳守しており、結論は自ずからでるでしょう。

 

多くの先進国等等々では自国の軍事力を背景にした外交、貿易戦略等々、孫子の兵法を参考にしているとも言われています。長(おさ)は物事に対し本質を見極め、相手の対応等を真摯に受け止めた上で孫子の兵法に徹することが如何に大切であるか世界の歴史が示しています。韓国政府は孫子の兵法が使えないことを理解し主義、思想等で孫子の兵法を打ち負かそうとしているようにも思え滑稽で愚かです。犠牲になっているのは韓国内で日本との友好親善・親日を心から願う人達でしょう。

 

韓国政府は頼みの綱であった米国からは日韓で解決してほしい等の返答、日本に正当性があり米国政府高官等は一蹴(米国内の有識者には日本に歴史認識の原罪があると言う方が多いようですが今回の日韓関係は無関係と認識していると思います。)・・・瀬渡し目撃・レーダー照射、輸出管理等の問題で韓国には関わりたくないが、今後も朝鮮半島での米国の力は誇示、対北・南国内監視(表には出ませんが米国益のためと言われています。)のため駐韓駐留軍が必要と認識しているでしょう。文献等を読めば歴代韓国政府も戦後から日米を友好国でないと認識していたようです。今回の輸出管理の本質は輸出管理ばかりの問題では無く、日米の安全保障にとって極めて大きな軍事技術流出(漏洩している事実)等々の問題が潜んでいたでしょう。昨今の日韓問題は日米問題であると思います。

韓国政府、国民の多くは北朝鮮の核廃棄には反対のようです。何故なら朝鮮半島統一後は核保有国として君臨したいでしょう。これ以外に日本に対抗すべきものが無いと認識しているでしょう。

 

告げ口外交・・・ロシアの本音は、一応フッ化水素輸出の件等もあるが、様子見をしよう。日本に正当性があり世界から笑いものになる等、関わりたくない。

告げ口外交・・・中国でも日本側の不当な輸出管理への理解を得たかったが、日韓で外交的努力で解決してほしいと一蹴、利用価値があれば利用しよう、本音は日本に正当性があり関わりたくない。

北朝鮮・・・文政権は信頼性に欠けるがGSOMIA(ジーソミア)を破棄したので様子見しよう、G7日米会談で復活するかも知れないので要注意

 

昨年の瀬渡し目撃・レーダー照射事件から国際条約、慰安等々の日韓問題で世界は韓国政府に理解を示す国はありません。多くの内外のプログ等々を読むと、日本側に正当性がありどの国も韓国政府とは必要以外に関わりを持ちたくないと言うのが真相のようです。

 

GSOMIA(ジーソミア)の破棄にしても日本、欧米、中国、ロシア、アジア諸国等々に無視され、日本に対抗できる残された最後のカードでしょう。韓国は最後の手段としてGSOMIAを持ち出し米国の仲介を再度期待したかったでしょう。

自国の自尊心のため一応破棄し、今後G7で日米で話し合われホワイト国に戻れるのではとの甘い考えがあるかも知れません。米国は日本の正当性を認めておりホワイト国に戻ることは有り得ないでしょう。日米は表向きとは違い間違いなくGSOMIA(ジーソミア)の破棄も想定した策を作っていたでしょうが、日米は公の表向きは大変困ったような顔をする必要があるでしょう。

メディア等の報道と違い、現在のGSOMIAは日本側にとっては無いよりまし程度、韓国側に益が大きいのは間違いないでしょう。ミサイル探知等の米国の早期警戒衛星は著しく進化しており、キューイングの問題もさほど大騒ぎする必要がないとも言われていますが・・・日米韓がGSOMIAを締結し始めた当時は大きな役割があったとも言われていますが、現在の日米間のみは超リアルタイム(米国情報=日本情報)で処理できるようです。現在日米は進化した高度な情報を共有しているようです。過去、他の高度軍事情報をこれまで韓国側に渡したことは無いようですが、韓国側の収集活動で高度軍事情報の一部を取得した可能性はあると思います。韓国側とはこれまでは必要最低限の情報を共有していたでしょう。何故なら韓国は準友好国だと思います。その根拠の一つは同盟の肝とも言うべき、友好国のみの〇〇〇が使用する〇〇〇〇〇が共有されていません。友好国は日本、米国、NATO、イスラエル(今はニュージーランド、オーストラリアが入っていると思いますが?)だったと思いますが・・・不正確かも知れません。

 

日本製品不買運動等は全世界に韓国の民度の低さを声高々に叫んでいるようなもので、これは世界の多くのプログで誰でも確認できます。世界はグローバル化しており一国のみで製造された製品は少ないように思います、日本製品不買運動が自分達の首を絞めることになるでしょう。これらの参加者の一部には賃金が支給されていると言う方もいました。

欧米、アジア等々も韓国政府の本性を知ることが出来、今後の対韓国外交では各国は自国にとって大きな国益を得るヒントを得たと思います。

日本:孫子の兵法を厳守

米国:一応孫子の兵法を厳守

韓国:孫子の兵法とは真逆

北朝鮮:孫子の兵法を守っている。

 

嘘、条約を守らない、言論統制、人権弾圧等々、近代民主国家に程遠い韓国政府、今回の日韓問題は中学生でもわかる内容です。私達は幸い真面(まとも)な安倍政権で本当に良かったと実感する日が来ると思います。可笑しな憲法の枠内での安倍首相の対韓国策は国益を失うことなく凛とした姿勢で対応していると思いますが、党内の可笑しな利権・政治屋のI氏の発言には注意を要し、情報が韓国政府側に漏洩する可能性があります。

正義は教科書のように常に勝つものではありません、勝つ努力を怠ったら敗者となることは歴史が示しています。私達は嘘をつく、条約を守らない、言論統制、人権弾圧等々を行っている韓国政府に屈する理由がありません。

日本人はもっと怒るべきです!

韓国は長崎県対馬(つしま:人口31010人・2018年12月現在)から韓国まで僅か49.5kmの隣国、新たな日韓友好とはを親日・友好親善を願う韓国の人達と私達一人々が考える日が訪れてほしいものです。


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人との出会い・運命、友情・絆・・・

2019-08-19 19:31:40 | 日本社会

以下文はDVD「君の名は・Your Name」(107分)を見た感想を記していますが、私達が忘れているかも知れない、人生には出会うべき相手がいる、運命の人・・・人との絆、友情、平和、希望等々を緻密で綺麗な自然背景の中で自分なりに感じ取り、見出すことが出来る名作で韓国プチョン国際アニメーション映画祭、スペイン、シッチェス映画祭でも受賞等々・・・上手く文では表現できません、雑日記とします。

 

日本には世界に誇るものが多くありますが、特に日本のアニメは世界の未来の一部さえ大きく変える可能性を秘めているかも知れません。

アニメ(アニメーションの略語、アニメーションを用いて構成された映像作品全般を指します。動画とも呼ばれ、コマ撮りなどによって、複数の静止画像により動きを作る技術で連続して変化する絵や物により発生する仮現運動を利用した映像手法です。)と言うと若者向けと思いがちですが、年配者でも感動するアニメも多くあります。

少し古いですが2016年8月26日に公開された、映画「君の名は」、主題歌はRADWINPSの“前前前世”、当時、若き新海誠(30)が監督を務めたアニメ映画です。2016年、米国アニメ誌の世界が認めたアニメーターの10人にも選ばれています。特に緻密な自然描写、光の演出等は群を抜いています。この上で物語は更に磨きがかかります。

作画監督には千と千尋の神隠しなど数多くのスタジオジブリ作品を手掛けた安藤雅司氏を迎え、キャラクターデザインには、心が叫びたがってるんだ。のアニメーター田中将賀を配置しています。

命は永遠、現世での行為は全て自分に返ることを伝え、正に意識改革による新たな未来作りを示していると思います。まだDVDレンタルが可能で、是非多くのアニメに興味が無い若者、年配者にも見てもらいたい作品の一つです。当時の若き、新海誠監督の世界観・感性が現れていると思います。

 

世界の多くの若者等に受け入れられる日本のアニメ・・・やはり特筆すべきは日本のどのアニメも差別、偏見、どんなことも受け入れる等、未来への希望が溢れているように思います。これが世界の若者に受け入れられている大きな理由の一つだと思います。特に「君の名は」は、当時中国でも大きな反響を呼んだそうです。

過去2017年1月から韓国で上映されると367万人以上を動員、韓国内で公開された日本映画の最多観客動員数を塗り替えています。韓国最大のポータルサイトNAVERの映画コーナーの観客レビュー欄では“君の名は”10点中9.02の高評価を得ています。過去観客動員ランキング1位の“神と共に”は8.63です。

世界の未来は若者達にかかっていると言われますが、日本のアニメは、国境を越え、世界の未来の平和を後押しする可能性を秘めてると思います、何故なら主義主張が違う世界の多くの若者たちが受け入れている間違いない事実です。

 

昨今の、可笑しな反日韓国文大統領の長男ジュニュン氏はエヴァンゲリオンが大好きなアニメーターで、日本文化の強い影響を受けています。

2018年12月に韓国紙・京郷新聞のインタビュー・・・中学生の時、日本のアニメにハマり、小遣いをすべてアニメビデオ購入にあてていました。釜山には、日本のアニメを違法コピーしたビデオやアイドルの写真集を安く売る店が、いくつかありました。父から小遣いをもらうたびに、バスでそうした店に通っていました。私の部屋は日本漫画やビデオが天井まで積み上がるほどでした。宮崎駿より、エヴァンゲリオンの庵野秀明監督に影響を受けました、今の私があるのは、日本のアニメのおかげです・・・勿論、“君の名は”見ているでしょう。

 

以下に著作権に触れない範囲の“君の名は“簡単なあらすじを書きます。内容文は淡々としていますが、実際にアニメを見た場合、背景の美しさ・絆・希望・平和等々が盛り込まれており、かなり違った感じになります。

 

東京の四ツ谷の男子高校生・立花瀧・・・ある朝、目を覚ますと岐阜県山奥の糸守町に住む女子高生・宮水三葉になっており、逆に三葉は瀧になっていました。2人とも奇妙な夢だと思いながら、知らない誰かの一日を過ごすこととなります。(この入れ替わりというのは、互いの人間関係を通じて互いを知るためのようです。)

翌朝、不思議と無事に元の身体に戻った2人は入れ替わったことをほとんど忘れていましたが、以後も週数回の頻度で入れ替わりが起きた事、周囲の反応からただの夢ではなく実在の誰かと入れ替わっていることに気づきます。

2人はスマートフォンのメモを通してやりとりをします。入れ替わっている間のルールを決め、元の身体に戻った後に困らないよう日記を残すことにします。性別、環境もまったく異なる瀧と三葉の入れ替わりには問題はあったようですが、互い入れ替わりを楽しみ次第に理解していきます。

その入れ替わりも突然途絶え、スマートフォンのメモなどの入れ替わりの証拠も、全て消失・・・瀧は記憶を頼りに描き起こした糸守の風景スケッチだけを頼りに飛騨に向かうことにします。

瀧の様子を不審に思い心配していた友人・藤井司とバイト先の先輩・奥寺ミキもそれに同行します。ようやく辿り着いた糸守町は、3年前に隕石(ティアマト彗星の破片)が直撃したことで消滅しており、三葉やその家族、友人も含め数百人以上の多くの住民が死亡していました。(このあたりは3・11を意識してるでしょうか・・・)

瀧は、以前三葉と入れ替わった際に参拝した記憶がある宮水神社の御神体へ向かいます。その御神体が実在していたことで「入れ替わり」が自分の妄想ではなく、2人の入れ替わりには3年間の時間のズレがあったことを知ります。

瀧は、再度入れ替わりが起きることを願いながら、3年前に奉納された三葉の口噛み酒(米などの穀物やイモ類、木の実などを口に入れて噛み、 それを吐き出して溜めたものを放置して造る酒)を飲みます。

再び隕石落下前の三葉の身体に入った瀧は、三葉の友人である勅使河原克彦、名取早耶香の2人と住民を避難させるために変電所を爆破し町一帯を停電させ、町内放送を電波ジャックして避難を呼びかけるという作戦を計画しますが三葉の父(糸守町長)を説得しようとしますが、相手にされません。

(瀧の身体に入った)三葉に会うため、瀧(身体は三葉)は御神体がある山へのぼります。生きている世界には3年の時間差がある2人でしたが、なぜか互いの声だけは聞こえており互いに姿を探すも、声だけで姿は見えません。黄昏時(一日のうち日没直後、雲のない西の空に 夕焼けの名残りの「赤さ」が残る時間帯)が訪れると、入れ替わりが元に戻り、同時に互いの姿が見え、初めて2人は直接会話することができました。

三葉は瀧から住民を助ける計画を引き継ぎ下山します。

計画通りに町を停電して避難指示放送を流しますが、電波ジャックも町職員に見つかり訂正の放送を流され、避難は進みません。

三葉は改めて(三葉に入れ替わった瀧ではなく三葉本人から)父(町長)を説得するため町役場に向かいます。その後、ティアマト彗星の核の破片が糸守町に落下、町を壊滅します。

瀧が「入れ替わり」という不思議な出来事に遭ってから5年後、奇跡的に住民が避難訓練をしており死者が出なかった糸守町への隕石衝突から8年後へと舞台が代わります。

瀧も三葉も東京で暮らしていましたが、入れ替わりのことは忘れ、誰かを探しているという思いだけが残り、町中でその相手の気配を感じます。

月日が流れたある日、並走する電車の車窓でお互いを見つけた2人、次の駅で降り、互いの下車駅に向かって走り出します。

ようやく住宅地の神社の階段で互いを見つけた三葉と瀧は、それぞれ歩み寄り、すれ違ったところで瀧が話しかけ、互いに探していた相手だと分かった2人は涙を流し、同時に尋ねた・・・

 

人生には出会うべき相手がいる、運命の人、人との絆、素晴らしい出会い、友情、平和、希望・・・アニメ「君の名は」は、緻密な自然背景を背に各々に感じることに各々の答えを一人々に出し、私達が忘れかけている、何か人として忘れている大切なことを教えてくれているようにも思います。

 


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米国の形を変えた世界理想像

2019-08-16 12:12:17 | 日記

日本が米国との戦いに突入しなければならなかった理由を私達に判り易く記した書の一つが、“フランクリン ・ルーズベルトに書を宛てる”海軍・市丸利之助中将の書だと思います。戦後、この書は封印されたような状態だと思います。現在も日本を侵略国等と報道するメディア等々ではこの書はご法度のようです、日本は侵略国ではありません。以下文は主にウィキペディア等々を参考に記しています。

 

硫黄島での戦いは日米戦史に残る壮絶な戦いで、米軍の死傷者数が日本軍を上回った戦いで、昭和20年2月19日の米軍上陸~3月26日の日本軍玉砕まで繰り広げられています。当時の日本守備隊は陸軍が栗林忠道中将率いる1万3586名、海軍が市丸利之助中将率いる7347名、計20933名です。対し米軍は11万の軍勢での攻撃です。市丸中将は総員突撃敢行前にルーズベルトに与うる書を遺し、全兵員の前で読んでいます。この書は、死に臨んだ日本の一中将の米国大統領宛の手紙と題されて、米国各大手新聞でその全文が紹介され大きな感動、感銘を与えています。強国が弱国を蹂躙、支配、奪うのが当たり前とする19世紀的覇権主義の否定、世界の人達が各地域で自主独立、恒久的世界平和を実現・・・近現代史の中での黄色人種の中国、朝鮮、アジア、世界のを大きな目で見た場合、市丸中将の書は核心をついており大きな感動、感銘を受けます。当時の日本の揺るぎない正当性が記されていますが、日本国内では現在も日の目を見ることは無いようです。

当時の米軍は戦いの後、日本将兵の遺体から所持品を確認していました。市丸中将はそのことを知って、この書を記しています。市丸中将が散華されたのは3月26日ですが、3月17日石丸中将は地下洞穴に動けるものを全兵を集め、副官の間瀬式次中佐がルーズベルトニ与フル書を読み上げています。
読み上げが済むと、和文は通信将校の村上大尉が持ち、英文は赤田邦夫中佐が持ち、市丸中将は栗林中将と軍服一切の肩章を外し、一人の臣民として最後の突撃を行っています。この書は戦いの後、2人の米海兵隊員が遺体から発見しています。従軍記者であったエメット・クロージャーは発見の経緯、手紙本文を4月4日、本国に向け打電、多くの米国内メディアで紹介され全米で感銘、感動を与えています。この書に記された理想は今日の米国の理想となっているとも言われています。ルーズベルト大統領は市丸中将の書簡が米本国に打電された8日後に他界しています。この書は全米の多くの国民の良心を動かし米国のみならず白人世界の欧米等への警鐘として生き残っていると思います。

 

フランクリン ・ルーズベルトに書を宛てる。

私は今、我が戦いを終えるに当たり一言貴方に告げることがあります。

日本がペリー提督の下田入港を機とし、広く世界と国交を結ぶようになった時より約百年の間、国の歩みは困難を極め、自ら欲しないにも関わらず日清戦争、日露戦争、第一次欧州大戦、満州事変、支那事変を経て不幸にも貴国と交戦することになりました。そして貴方は我々を、あるいは好戦的国民であるとし、あるいは黄禍論を用い貶め、あるいは軍閥の独断専行であるとしています。思いよらぬもの甚だしいと言わざるを得ません。

貴方は真珠湾攻撃の不意打ちを理由に対日戦争唯一の宣伝資料としますが、そもそも日本国が自滅を免れるためこの行動に出ざるを他ないという程の窮地にまで追い詰めた諸種の情勢というのは貴方の最も熟知するものであると思います。

畏れ多くも日本天皇は皇祖皇宗建国の大詔に明らかなように、養成(正義)、重暉(明智)、積慶(仁慈)を三鋼(秩序)とする八紘一宇(天下を一つの屋根の下に)の文字によって表される皇謨に基づき、地球上のあらゆる人間はその分に従い、その郷土においてその生を生まれながらに持たせ、それによって恒久的平和の確立を唯一の念願になさったことに他なりません。

これは、“四方の海皆はらからと思ふ世になど波風の立ちさわぐらむ”(人は皆家族であるのに、なにゆえ争わねばならないのか)という明治天皇の御製(天皇の詩)は貴方の叔父セオドア・ルーズベルト閣下が感嘆したものであるが故に、貴方もよく熟知しているのは事実でしょう。

私達日本人はそれぞれ階級を持ち、また各種の職業に従事するけれども、結局はその職を通じ皇謨、つまりは天業(天皇の事業)を翼賛(補佐)しようとするのに他なりません。我ら軍人は交戦を以て天業を広めることを承るに他なりません。

我らは今、物量に頼った貴方の空軍の爆撃、艦隊の射撃の下、外形的に後ろへ退くもやむなきに至っているが、精神的にはついに豊かになり、心地ますます明朗になり、歓喜を抑えることができません。

この天業翼賛の信念が燃えるのは、日本国民共通の心理ですが、貴方やチャーチル君は理解に苦しむところでしょう。今、ここに貴方達の精神的貧弱さを憐れみ、以下の一言を以て少しでも悔いることがあれば良いと思います。

貴方達のなすことを見れば、白人、とくにアングロサクソン(アメリカ、イギリス等の民族)が世界の利益を独占しようとして有色人種をその野望実現のための奴隷として扱おうとしていることに他なりません。この為に邪な政策をとり有色人種を欺き、所謂悪意の善政を行うことで彼らを喪心無力化しようとしています。

近世に至り、日本国が貴方達の野望に抗し有色人種、特に東洋民族を貴方達の束縛より解放しようと試みたところ、貴方達は少しも日本の真意を理解しようと努めることなくただ貴方達に有害な存在となし、かつて友邦とみなしていたにも関わらず仇敵野蛮人であるとし、公然として日本人種の絶滅を叫ぶに至りました。これは決して神意にかなうものではないでしょう。

大東亜戦争によって所謂(いわゆる)大東亜共栄圏が成立し、所在する各民族は我らの善政を謳歌するでしょうが貴方達がこれを破壊することが無ければ、全世界にわたる恒久的平和の招来は決して遠くは無いでしょう。

貴方達はすでに成した十分な繁栄にも満足することはなく数百年来に渡り、あなた方の搾取から免れようとするこれらの憐れむべき人類の希望の芽をどうして若葉のうちに摘み取ろうとするのか。ただ東洋のものを東洋に返すに過ぎないではないでしょう。あなた方はどうしてこのように貪欲で狭量なのですか。

大東亜共栄圏の存在は少しも貴方達の存在を脅威するものではありません。むしろ世界平和の一翼として世界人類の安寧幸福を保障するものであって日本天皇の真意はまったくこれに他なりません。このことを理解する雅量(器)があることを希望してやまないものです。

翻って欧州の事情を観察すると、また相互無理解に基づく人類闘争がいかに悲惨であるかを痛感し嘆かざるをえません。

今ヒトラー総統の行動の是非を云々するのは慎むが、彼の第二次欧州大戦開戦の原因が第一次欧州大戦の終結の際、その開戦責任の一切を敗戦国ドイツに押し付け、その正当な存在を極度に圧迫しようとした貴方達の処置に対する反発に他ならないということは看過できません。

貴方達の善戦によって力を尽くしてヒトラー総統を倒すことができたとして、どうやってスターリン率いるソヴィエトと協調するのでしょうか。

世界を強者が独専しようとすれば永久に闘争を繰り返し、ついに世界人類に安寧幸福の日はないでしょう。

あなた方は今世界制覇の野望が一応、まさに実現しようとしています。あなた方は得意げに思っているに違いないと思います。しかし貴方達の先輩ウィルソン大統領はその得意の絶頂において失脚しました。願わくは私の言外の意を汲んでその轍を踏まないで欲しいものです。

市丸海軍少将

 

 

 


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姉妹都市・LCC対応、韓国に縋(すがる)地方自冶体

2019-08-11 12:25:27 | 日本社会

韓国地方自冶体との交流、韓国LCC運休等々に対する、昨今の地方自冶体の韓国への対応、姉妹都市等と称する反日自冶体に対する懇願、親書等に対し疑問を感じます。日本の誇りも尊厳も薄れたようにも感じます。上辺だけの姉妹都市交流、経済的利益があれば日本の誇りも尊厳も要らない・・・確かに地方自治の本旨(住民自治、団体自治)からは逸脱していないと思いますが、素直な気持ちとしては・・・これらの地方自冶体は哀れにさえ思えることがあります。現韓国政府は国際法も守らず、信義も守らない堂々と言論統制等を行う民主国家に程遠いような国にどうして懇願、親書等を送るか緒論あるかと思いますが・・・8月2日、ホワイト国からの韓国除外を閣議決定しましたが、この措置に韓国政府は問題解決に向けて前向きな対応に出るどころか、より一層、頑なに日本非難一色に凝り固まっています。韓国政府に翻弄されているのは友好親善を願う韓国民・・・

 

両国の地方自冶体等との姉妹都市交流も、日本側は性善説のみで一歩踏み込むことが出来ないよな親善、経済効果のみを追及しているようにも思います。姉妹都市であっても、韓国側も簡単に手のひらを返したように即反日に転じています。

政府が、今後ご機嫌取り等を策を講じ韓国人客数が持ち直しても、一番の問題の問題でもある歴史問題、過去の反日キャンペーンを考えれば、今後も博打同様のことが何回も繰り返されるでしょう。韓国人客が減ったと大騒ぎをするようでは観光大国は夢でしょう。一番の策は地方自治体等は韓国以外からの観光客比率を引き上げることに尽きるでしょう。韓国との関係に振り回されることなく、安定した観光業の成長が期待できると思います。この際、馬鹿げた韓国LCCに対する助成金も住民の意思等を問うべきです。

これらに税を投入した交流等々が、私達には目に見えるような成果が確認できない面が多々あり、本当に貴重な税を投入する必要があるでしょうか。誘致、韓国LCC運行のために多くの地方自冶体は巨額の補助金、国際線整備に税を投入しています。観光地の客、宿泊客が増えたとしても誘致支援等のために多くの税が投入されています。これらを考慮した経済効果を具体的に住民に目に見える形で知らせているかと言うとグレーゾーンにも見えますし、税の垂れ流しに過ぎない面もあるようにも思えます。韓国LCC運行だけでも誘致自冶体は全国で毎月数億円以上が消えているとも言われ、経済効果が厳しい自冶体もあるとも言われています。今回を機に徹底した見直し、初心に返りこれらをリセットし住民意を再確認のする必要があると思います。心からの友好親善を願っている韓国人も多いと思いますので、立ち止まり一呼吸することも必要と思います。

 

日韓姉妹都市も、一般市民のプログ等を読めば韓国側はあまり乗る気がないが日本側の要望で締結している韓国の都市もあるようです。地方自冶体は再精査し住民に具体的な分かりやすい説明が必要でしょう。姉妹都市であっても手のひらを反すように反日を声高々に叫ぶ現状は疑問が残ります。唯、予算の執行のためにこれらの行為が行われていたとしたら極めて問題だと思います。親善とは仲良くすることだと思いますが、昨今の韓国側の姉妹都市の対応を見た場合、本当に親善に寄与しているか極めて大きな疑問が残ります。

地方自冶体の韓国姉妹都市、LCC支援策等、いくら地方自冶体とは言え、昨今の日本政府の対韓策には正当性があり凛とした対韓国策を行っている政府にこれらの地方自冶体は対応する必要があると思います。今後は、税投入をしない民間ベースに移行することも考えるべきです。

地方は厳しい財政の中、これらの諸策に貴重な税を投入、相手側は挙句(あげく)のはて反日を叫ぶ、韓国側の一方的言い訳、議会の反対等により軽々しく交流中止等々、理由にならないでしょう。心から親善友好を願うなら反日策等は行わないと思うのが自然だと思います。韓国側により、いとも簡単にこれらの問題が生じるのは、これまでの交流の成果は上辺の交流、姉妹都市、親善等だったかも知れません。

地方には、まじめに一生懸命働いても財政的に苦しく十分な教育を受けられない子供、若者達が散見されます。韓国LCC、姉妹都市等支援金等も見直すべきで、本当に必要とされる所にこれらの助成金を投入すべきです。韓国LCC運行中止対応策についても巨額な税投入は地方住民の意見を十分反映させるべきだと思います。

 

今後、韓国内では姉妹都市、韓国LCC撤退に関わらず反日が継続する可能性があります。内外での日本製品の販売力低下等の問題に対し、今後一部メディア等々は安部政権の措置が招いたと重箱の隅を突く様な報道を徹底して行うでしょう。私達はこれらの利権等に埋もれた一部メディア等の情報を鵜呑みしたら日韓問題の本質を見失うと思います、韓国内にも心から日韓友好親善友好を願う人達も多くいると思います。

私達は地方自冶体益、姉妹都市、LCC支援金等、これらの本質は何かを真剣に考え、これらの情報等を開示し、民意を十分反映すべきと思います。地方自冶体は今回を機に目先の策で無く、博打のような韓国観光客依存を改め、マクロ的に未来を見据える策も必要だと思います。孫子の兵法で考えれば幾らでも策が出てきます。

日本全体の7月の訪日客数はかなり増えています。観光地によっては観光制限が必要とも言われています。地方も博打のような韓国人観光客に依存するのはリスクが大きいようにも思います。これを機に安定した観光客を確保するために反日じゃない国の人に多く来てもらえるように、営業努力をする必要があります、近くに幾らでも親日国はあり宝の山です。今回は絶好の機会と捉えるべきです。ちゃんと孫子の兵法は答えています。

 

参考資料

訪日外客数(JNTO 日本観光局 2019年7月推計値)

概要

全体では299.1万人(+5.6%)、単月過去最高
単月では中国が過去最高(105.1万人、+19.5%)。シンガポール、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、英国、仏...もっと見る国、独国、伊国、露国、スペインが7月では過去最高
前年同月比でマイナスは韓国が-7.6%なのをはじめ、台湾、香港、タイ、マレーシア、インドネシア
1~7月累計で前年比でマイナスは韓国の-4.3%、台湾-0.9%、香港-1.7%。

観光産業は、他の産業と違い景気、天候、地域状況等に大きく左右される産業でインバウンド(来日)客一点集中主義で行くと大きな壁に当たるでしょう。この壁に当たる衝撃を少しでも緩和するには、一ヶ所のみのインバウンド客を複数のインバウンド客にすると同時に、更に国内客を誘致する今までとは違う斬新な努力が必要と思います。幸い、近傍諸国には有望な国、都市も多くあり未開発のままの所も多いと思います。地方自冶体が民間等々と協力し斬新なアイデアでポジティブ取り組むかにかかっていると思います。

 


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好(よ)き韓国人達

2019-08-07 21:06:23 | 日韓

以下文は、日韓一般人等のユーチューブ、一部韓国内の英文プログ等々を参考にしています。昨今の可笑しな韓国に対する思いです。 

昨今の日韓を一言で言えば凛とした日本、左翼活動家等に乗っ取られたような韓国政府等々、最大の問題は韓国政府、メディア等が反日等となるよう情報操作等して国内外に流していることに尽きるでしょう。

一部の過激な左翼活動家に、強制された一部の一般韓国人が反日を叫び、その結果、多くの日系企業勤務者等は職を失い、商店主等は売りたいけど売れない日本製品、政府内等々からは各地の首長等に反日策の細部実施要領等を指示する等々・・・反日のためなら経済が衰退しソウルが農村地帯になっても良いと言う一部の過激発言等々、笑うに笑えない可愛そうな状態になっている面があるようです。

 

多くの韓国ジャーナリスト等に共通するのは反日運動、行動の大半は同一人物の過激活動家の行動が殆どと言う発言・・・韓国側の報道では韓国内は反日一色のように思いがちですが、ノージャパン旗問題、日韓友好・正しい歴史を回復しよう運動等々、内外のニュース等々を細かく精査すると友好親善を願う多くの韓国人がいることが分かります。多くの韓国人は日本政府、日本国民の韓国人に対する表立った反韓等は少なく、反韓は韓国政府に対する日本政府の厳しい姿勢であることを理解している人も多く、多くの韓国人は日本政府を注視しており、日本政府に正当性があるとしている人も多いようです。

 

過去、何故、旧ソ連が崩壊したか・・・原因はソ連政府は国民に対し、西側情報流入の阻止、嘘の情報を流していましたが西側情報のソ連流入を阻止できなかったことです。多くのソ連国民は真実の西側情報を知りソ連の理不尽な国策等に疑問を持った結果、崩壊の道を進むことになりました。如何に情報が大切であるか、正しい情報を伝える努力をしなかった国は崩壊、衰退の道を辿る可能性が高いようです。旧ソ連体制に韓国政府は近く、同類項に属すると思います。戦後から韓国政府、メディア等は情報操作した可笑しな歴史等々情報を国内に流していますが、何時の日にか多くの韓国人が歴史等々の真相を知った場合、その反動は極めて大きいでしょう。

 

徹底した反日を叫ぶ、文大統領の可笑しな日本観

2018年9月に野党議員が文氏の経費(2017年5月~2018年8月)を調査、日本料理店の利用状況は寿司店が473回、合計日本円で約632万円、韓国内のジャーナリスト談では文大統領は日本の料理、書物が大好きのようです。文在寅の書斎・邦訳未刊という著書がありますが三島由起夫等の日本作家の本を好んで読んで書かれたとも言われています。特に影響を与えたのが労働問題を取り上げた雨宮処凛の“生きさせろ!難民化する若者たち”で、韓国の若者社会を考える際に参考にしたそうです。
家族も日本好きのようです。今年36歳になる長女ダヘ氏がいますが、日本の大学に留学、留学先は東京・世田谷区にある国士館大学、国士館大学は保守的な校風で当然、文大統領も校風を理解していたでしょう。娘さんが日本武道に興味を持っていて、国士館への留学を希望したそうです。

奥さんの金正淑(キム・ジュンスク)氏も日本文化への関心が強く、結婚直後、釜山市在住時に裏千家の教室に通っていたそうです。

長男ジュニュン氏は“エヴァンゲリオン”が大好きなアニメーター・・・日本文化の強い影響を受けています。2018年12月に韓国紙・京郷新聞のインタビュー・・・中学生の時、日本のアニメにハマり、小遣いをすべてアニメビデオ購入にあてていました。釜山には、日本のアニメを違法コピーしたビデオやアイドルの写真集を安く売る店が、いくつかありました。父から小遣いをもらうたびに、バスでそうした店に通っていました。私の部屋は日本漫画やビデオが天井まで積み上がるほどでした。宮崎駿より、エヴァンゲリオンの庵野秀明監督に影響を受けました、今の私があるのは、日本のアニメのおかげです・・・これらの事実を多くの韓国民が知っています。

 

私達の周りには多くの情報が溢れています。特にメディア等々の情報は鵜呑みすることなく、自分なりに精査して判断することは大切だと思います。如何に多くの嘘の情報が氾濫しているか、これは日韓問題だけでなく、日本国内の情報も同じだと思います。何故なら多くのメディア等は利権を持ち、手放したくないからでしょう。

情報流入によりソ連が崩壊、誤った情報によりイラク戦争を始めた米国等々、誤った情報により重大事例が生じる例は世界には多々あります。情報は世界を制するとは何も近代だけでなく、古来にも当てはまる言葉でもあると思います。

今後、ホワイト国除外に関し、内外に対する日本政府の継続的な丁寧な説明は必須で、これらの情報は世界の国々と共有すべきだと思います。日韓問題で正義が勝利するかと言うと、勝利するような努力が無ければ勝利しないでしょう。今、日本政府には幸い国益、国民益、憶測の心等を持った人達が多く、今まで通り、孫氏の兵法に徹している限り国益、国民益を失うことはないでしょう。

 


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隣国とのお付き合い

2019-08-07 17:14:03 | 日記

以下文はKindle版・福澤諭吉先生と金玉均について・暴力クーデターから「脱亜論」へ 朝鮮・韓国知られざる近代史、ウィキペディア等々を参考に記しています。現代訳については素人の訳で可笑しな箇所が多々あると思います。素人の雑文日記とします。

 

韓国問題が日々のニュースに出ない日はないようですが、先人達はどのような中国、韓国観等を持っていたか・・・福澤論吉の脱亜論は両国をマクロ的等に見ており興味ある論です。

脱亜論は1885年3月16日に当時の新聞、時事新報の社説として掲載されています。原文は無署名の社説で本文は片仮名漢字表記で、400字詰原稿用紙約6枚です。脱亜論は無署名論説のため福澤諭吉の論説ではないと言う研究者もいるようです。1933年、石河幹明編・続福澤全集・第2巻に収録されたため、以来、福澤諭吉が執筆したと考えられるようになったようです。脱亜論は中国、韓国ではアジア蔑視、侵略肯定論で特に韓国では福澤諭吉は侵略主義者として取り上げられています。

福澤論吉は侵略主義者ではなく、欧米列強にアジアが蹂躙されるのを危惧しており、特に日本の隣国でもある朝鮮の自主独立を心から願っていたでしょう。これらの事実は朝鮮の愛国者でもある金玉均(キム・オッキュン)に対する心からの支援を見ると分かります。当時の朝鮮半島は現代と違いロシア等の進出は日本にとって死活問題でもあったと思います。福澤論吉の脱亜論はこれらの国に対するやりきれなさ、無念さを論じており、朝鮮の開化を祈念した思いの裏を記した論だとも思います。(最後に原文を記しています。)

 

脱亜論の概要

交通手段の発達による西洋文明の伝播を文明は麻疹(はしか)の流行の如しと表現しています。これを防ぐのではなく、その蔓延を助け、国民をして早く其気風に浴することこそが重要であると唱えています。日本は文明化を受け入れ、独り日本の古くからのやり方を脱したるのみならず、アジアの中に在て新に一機軸を出し、アジア的価値観から抜け出した、つまり脱亜を果たした唯一の国だと評しています。

不幸なるは近隣に国ありとして中国(清)と朝鮮(李氏朝鮮)を挙げ、両者が近代化を拒否、儒教等旧態依然とした体制にのみ汲々とする点を指摘、今の文明東漸の風潮に際し、とてもその独立を維持する道はないと論じています。甲申政変(朝鮮で起こった独立党によるクーデター)を念頭に置きつつ、両国に志士が出て明治維新のように政治改革が出来きればよいが、そうでなければ両国は近い将来亡国となり、西洋列強諸国に分割されてしまうだろうと推測しています。

このままでは西洋人は清・朝鮮両国と日本を同一視してしまうだろう。間接的ではあるが外交に支障が少なからず出ている事は、我日本の一大不幸であると危惧しています。社説の結論部分は、東アジアの悪友である清国、朝鮮国とは、隣国という理由で特別な関係を持つのではなく欧米諸国と同じような付き合いかたをして、日本は独自に近代化を進めて行くことが望ましいと結んでいます。

我れは心に於てアジア東方の悪友を謝絶するものなりとは、心(感情)という個人的な感情を表した表現で国家関係として日本と朝鮮とは縁を切って国交断絶すべきというようなことではないと思います。

 

脱亜論

世界の交通の道は便利になり西洋文明の風は東に進み、至るところ、草も木もこの風になびかないことはありません。

西洋の人物は古代と現在に大した違いはないですが、その活動が古代は遅鈍、今は活発なのは、ただ交通の機関を利用し、勢いに乗じるがためです。

最近、東洋に国がある民のために考えると、この文明が東に進んでくる勢いに抵抗して、これを防ぎきる覚悟であれば、それもいいでしょう。しかし、いやしくも世界中の現状を観察し、事実上それが不可能なことを知る者は、世の移りにあわせ、共に文明の海に浮き沈み、文明の波に乗り、文明の苦楽をともにする以外にはないでしょう。

文明とは全く、麻疹の流行のようなもの、目下、東京の麻疹は西国の長崎地方より東に進み、春の暖気と共に次第に蔓延するもののようです。この時、流行病の害をにくみ、これを防ごうとするにしても果してその手段はあるでしょうか?私はその手段は断じてないことを保証します。

有害一辺倒の流行病も、その勢いにはなお抵抗できません。いわんや利益と害悪がともない、常に利益の多い文明はなおさらです。これを防がないばかりではなく、つとめてその普及を助け、国民を早くその気風に染ませることが知識人の課題です。

 

近代西洋文明がわが日本に入ったのは、嘉永の開国を発端とします。国民はようやくそれを採用するべきことを知り、しだいに活発の気風が生じたものの、進歩の道に横たわる老害の幕府というものがあり、これはいかんともできませんでした。

幕府を保存しようとすると、文明は決して入ってくることができません。何故かといえば近代文明は日本の旧体制と両立するものではなく、旧体制を改革すれば、同時に幕府も滅亡してしまうからです。だからといって、文明を防いでその侵入を止めようとすれば、日本国の独立は維持できませんでした。なぜならば、世界文明の慌しい情勢は、東洋の孤島の眠りを許すものではなかったからです。ここにおいて、わが日本の人士は、国を重く、幕府を軽いとする大義に基づき、また、さいわいに神聖なる皇室の尊厳によって、断固として旧幕府を倒し、新政府を立てました。政府も民間も区別なく、国中がいっさい万事、西洋近代文明を採り、ただ日本の旧法を改革したばかりではありません。アジア全域の中にあって、一つの新機軸を確立し、主義とするのはただ、脱亜の二字にあるのみです。

 

わが日本の国土はアジアの東端に位置しますが、国民の精神は既にアジアの旧習を脱し、西洋の文明に移っています。

しかしここに不幸なのは隣国があり、その一を支那といい、一を朝鮮、この二国の人民も古来、アジア流の政治・宗教・風俗に養われてきたことは、わが日本国民と変わりません。だが人種の由来が特別なのか、または同様の政治・宗教・風俗のなかにいながら、遺伝した教育に違うものがあるためか、日・支・韓の三国を並べれば、日本に比べれば支那・韓国はよく似ています。この二国の者たちは、自分の身の上についても、また自分の国に関しても、改革や進歩の道を知りません。

交通便利な世の中にあっては、文明の物ごとを見聞きしないわけではありませんが、耳や目の見聞は心を動かすことにならず、その古くさい慣習にしがみつくありさまは、百千年の昔とおなじです。

現在の、文明日に日に新たな活劇の場に、教育を論じれば儒教主義といい、学校で教えるべきは仁義礼智といい、一から十まで外見の虚飾ばかりにこだわり、実際においては真理や原則をわきまえることがありません。そればかりか、道徳さえ地を掃いたように消えはてて残酷破廉恥を極め、なお傲然として自省の念など持たない者のようです。私からこの二国をみれば、今の文明東進の情勢の中にあっては、とても独立を維持する道はありません。

幸い国の中に志士が現れ、国の開明進歩の手始めに、われらの明治維新のような政府の大改革を企て、政治を改めるとともに人心を一新するような活動があれば、それはまた別です。もしそうならない場合は、今より数年たたぬうちに亡国となり、その国土は世界の文明諸国に分割されることは、一点の疑いもありません。

なぜならば、麻疹と同じ文明開化の流行に遭いながら、支那・韓国の両国は伝染の自然法則に背き、無理にこれを避けようとして室内に閉じこもり、空気の流通を遮断して、窒息しているからです。輔車唇歯とは隣国が相互に援助しあう喩えですが、今の支那朝鮮はわが日本のために髪一本ほどの役にも立ちません。のみならず、西洋文明人の眼から見れば、三国が地理的に近接しているため、時には三国を同一視し、支那・韓国の評価で、わが日本を判断するということも有り得ます。例えば、支那、朝鮮の政府が昔どおり専制で、法律は信頼できなければ、西洋の人は、日本もまた無法律の国かと疑うでしょう。

支那、朝鮮の人が迷信深く、科学の何かを知らなければ、西洋の学者は日本もまた陰陽五行の国かと思うに違いないでしょう。支那人が卑屈で恥を知らなければ、日本人の義侠もその影に隠れ、朝鮮国に残酷な刑罰があれば、日本人もまた無情と推量されます。事例をかぞえれば枚挙にいとまがありません。喩えるならば、軒を並べたある村や町内の者たちが、愚かで無法、しかも残忍で無情なときは、たまたまその町村内の、ある家の人が正当に振るまおうと注意しても、他人の悪行に隠れて埋没するようなものです。その影響が現実にあらわれ、間接にわが外交上の障害となっていることは実に少なくなく、わが日本国の一大不幸というべきです。

そうであるから、現在の戦略を考えるに、わが国は隣国の開明を待ち、共にアジアを発展させる猶予はありません。むしろ、その仲間から脱出し、西洋の文明国と進退をともにし、その支那、朝鮮に接する方法も、隣国だからと特別の配慮をすることなく、まさに西洋人がこれに接するように処置すべきです。悪友と親しく交わる者も、また悪名を免れません。私は心の中で、東アジアの悪友を謝絶するものです。

 

原文

世界交通ノ道便ニシテ西洋文明ノ風東ニ漸シ到ル處草モ木モ此風ニ靡カザルハナシ蓋シ西洋ノ人物古今ニ大ニ異ルニ非ズト雖トモ其擧動ノ古ニ遲鈍ニシテ今ニ活潑ナルハ唯交通ノ利器ヲ利用シテ勢ニ乘ズルガ故ノミ故ニ方今東洋ニ國スルモノヽ爲ニ謀ルニ此文明東漸ノ勢ニ激シテ之ヲ防キ了ル可キノ覺悟アレバ則チ可ナリト雖トモ苟モ世界中ノ現狀ヲ視察シテ事實ニ不可ナルヲ知ラン者ハ世ト推シ移リテ共ニ文明ノ海ニ浮沈シ共ニ文明ノ波ヲ掲ケテ共ニ文明ノ苦樂ヲ與ニスルノ外アル可ラザルナリ文明ハ猶麻疹ノ流行ノ如シ目下東京ノ麻疹ハ西國長崎ノ地方ヨリ東漸シテ春暖ト共ニ次第ニ蔓延スル者ノ如シ此時ニ當リ此流行病ノ害ヲ惡テ之ヲ防カントスルモ果シテ其手段アル可キヤ我輩斷ジテ其術ナキヲ證ス有害一偏ノ流行病ニテモ尚且其勢ニハ激ス可ラズ况ヤ利害相伴フテ常ニ利益多キ文明ニ於テヲヤ啻ニ之ヲ防カザルノミナラズ力メテ其蔓延ヲ助ケ國民ヲシテ早ク其氣風ニ浴セシムルハ智者ノ事ナル可シ西洋近時ノ文明ガ我日本ニ入リタルハ嘉永ノ開國ヲ發端トシテ國民漸ク其採ル可キヲ知リ漸次ニ活潑ノ氣風ヲ催フシタレトモ進歩ノ道ニ横ハルニ古風老大ノ政府ナルモノアリテ之ヲ如何トモス可ラズ政府ヲ保存セン歟、文明ハ决シテ入ル可ラズ如何トナレバ近時ノ文明ハ日本ノ舊套ト兩立ス可ラズシテ舊套ヲ脫スレバ同時ニ政府モ亦廢滅ス可ケレバナリ、然ハ則チ文明ヲ防テ其侵入ヲ止メン歟、日本國ハ獨立ス可ラズ如何トナレバ世界文明ノ喧嘩繁劇ハ東洋孤島ノ獨睡ヲ許サヾレバナリ是ニ於テカ我日本ノ士人ハ國ヲ重シトシ政府ヲ輕シトスルノ大義ニ基キ又幸ニ帝室ノ神聖尊嚴ニ依頼シテ斷シテ舊政府ヲ倒シテ新政府ヲ立テ國中朝野ノ別ナク一切萬事西洋近時ノ文明ヲ採リ獨リ日本ノ舊套ヲ脫シタルノミナラズ亞細亞全洲ノ中ニ在テ新ニ一機軸ヲ出シ主義トスル所ハ唯脫亞ノ二字ニ在ルノミ

我日本ノ國土ハ亞細亞ノ東邊ニ在リト雖トモ其國民ノ精神ハ既ニ亞細亞ノ固陋ヲ脫シテ西洋ノ文明ニ移リタリ然ルニ爰ニ不幸ナルハ近隣ニ國アリ一ヲ支那ト云ヒ一ヲ朝鮮ト云フ此二國ノ人民モ古來亞細亞流ノ政敎風俗ニ養ハルヽヿ我日本國民ニ異ナラズト雖トモ其人種ノ由來ヲ殊ニスルカ但シハ同樣ノ政敎風俗中ニ居ナガラモ遺傳教育ノ旨ニ同シカラザル所ノモノアル歟、日支韓三國相對シ支ト韓ト相似ルノ狀ハ支韓ノ日ニ於ケルヨリモ近クシテ此二國ノ者共ハ一身ニ就キ又一國ニ關シテ改進ノ道ヲ知ラズ交通至便ノ世ノ中ニ文明ノ事物ヲ聞見セザルニ非ザレトモ耳目ノ聞見ハ以テ心ヲ動カスニ足ラズシテ其古風舊慣ニ戀々スルノ情ハ百千年ノ古ニ異ナラズ此文明日新ノ活劇塲ニ敎育ノ事ヲ論ズレバ儒教主義ト云ヒ學校ノ敎旨ハ仁義禮智ト稱シ一ヨリ十ニ至ルマデ外見ノ虚飾ノミヲ事トシテ其實際ニ於テハ眞理原則ノ知見ナキノミカ道徳サヘ地ヲ拂フテ殘刻不廉耻ヲ極メ尚傲然トシテ自省ノ念ナキ者ノ如シ我輩ヲ以テ此二國ヲ視レバ今ノ文明東漸ノ風潮ニ際シ迚モ其獨立ヲ維持スルノ道アル可ラズ幸ニシテ其國中ニ志士ノ出現シテ先ヅ國事開進ノ手始メトシテ大ニ其政府ヲ改革スルヿ我維新ノ如キ大擧ヲ企テ先ヅ政治ヲ改メテ共ニ人心ヲ一新スルガ如キ活動アラバ格別ナレトモ若シモ然ラザルニ於テハ今ヨリ數年ヲ出デズシテ亡國ト爲リ其國土ハ世界文明諸國ノ分割ニ歸ス可キヿ一點ノ疑アルヿナシ如何トナレバ麻疹ニ等シキ文明開化ノ流行ニ遭ヒナガラ支韓兩國ハ其傳染ノ天然ニ背キ無理ニ之ヲ避ケントシテ一室内ニ閉居シ空氣ノ流通ヲ絶テ窒塞スルモノナレバナリ

輔車唇齒トハ隣國相助クルノ喩ナレトモ今ノ支那朝鮮ハ我日本國ノタメニ一毫ノ援助ト爲ラザルノミナラズ西洋文明人ノ眼ヲ以テスレバ三國ノ地利相接スルガ爲ニ時ニ或ハ之ヲ同一視シ支韓ヲ評スルノ價ヲ以テ我日本ニ命ズルノ意味ナキニ非ズ例ヘバ支那朝鮮ノ政府ガ古風ノ專制ニシテ法律ノ恃ム可キモノアラザレバ西洋ノ人ハ日本モ亦無法律ノ國カト疑ヒ、支那朝鮮ノ士人ガ惑溺深クシテ科學ノ何モノタルヲ知ラザレバ西洋ノ學者ハ日本モ亦陰陽五行ノ國カト思ヒ、支那人ガ卑屈ニシテ耻ヲ知ラザレバ日本人ノ義俠モ之ガタメニ掩ハレ、朝鮮國ニ人ヲ刑スルノ慘酷ナルアレバ日本人モ亦共ニ無情ナルカト推量セラルヽガ如キ是等ノ事例ヲ計レバ枚擧ニ遑アラズ之ヲ喩ヘバ比隣軒ヲ並ベタル一村一町内ノ者共ガ愚ニシテ無法ニシテ然カモ殘忍無情ナルトキハ稀ニ其町村内ノ一家人ガ正當ノ人事ニ注意スルモ他ノ醜ニ掩ハレテ堙沒スルモノニ異ナラズ其影響ノ事實ニ現ハレテ間接ニ我外交上ノ故障ヲ成スヿハ實ニ少々ナラズ我日本國ノ一大不幸ト云フ可シ左レバ今日ノ謀ヲ爲スニ我國ハ隣國ノ開明ヲ待テ共ニ亞細亞ヲ興スノ猶豫アル可ラズ寧ロ其伍ヲ脫シテ西洋ノ文明國ト進退ヲ共ニシ其支那朝鮮ニ接スルノ法モ隣國ナルガ故ニトテ特別ノ會釋ニ及バズ正ニ西洋人ガ之ニ接スルノ風ニ從テ處分ス可キノミ惡友ヲ親シム者ハ共ニ惡名ヲ免カル可ラズ我レハ心ニ於テ亞細亞東方ノ惡友ヲ謝絶スルモノナリ

 

 


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ターニングポイント・8月2日

2019-08-03 18:04:17 | 日韓

以下文は、超訳孫子の兵法・許成準、ウィキペディア、産経省HP、産経新聞(7月31日)等々を参考にして記しています。雑文、日記とします。

 

8月2日・・・韓国のホワイト国除外、日本は安倍総理が掲げた表に出ない部分の戦後レジュームからの脱出の一つが実現しようとしているようにも思います。日韓問題の根底に宿している日本の国益をも喪失させる利権、可笑しな日本の憲法等々・・・今回のホワイト国除外は日本国民の総意でもあり、良識ある韓国人の人達も理解していると思います。韓国政府、メディア等々に洗脳された多くの反日韓国人・・・韓国政府の対日策は全てが上から目線、自国の置かれてる立場を無視する政府、現政権はこのままで行けば韓国を崩壊させる可能性があると思います。親日を発言すれば差別等々を受ける現実、今回を機に新たな韓国が誕生してほしいものです。

日本のホワイト国制度は2002年から始まっています。韓国をホワイト国と認定したのは2004年です。2004年、小泉総理は2度、盧武鉉大統領と会談・・・盧武鉉大統領は「自身の任期中」には歴史問題を提起しないことを約束、未来志向という言葉が出てきます。この発言に対して未来志向であればと言うことで小泉総理は韓国のホワイト国認定を行っていますが、これは表向きのようにも思います。米国は自国益のために韓国を最大限利用、更に日本国内の奥に宿る韓国利権等々、韓国をホワイト国に指定したのは日本の総意・本意では無いようにも思えます。米国の間接的関与があったのではと言われる方もいるようです。8月2日は、戦後初めて日本が国家の主権、国益、国民益を私達に見える形で行使した日となるでしょう。安倍首相とトランプ大統領、日米の信頼が無かったらホワイト国除外は難しかったでしょう。海外のプログ等々を読むと多くの国々も日本に理解を示しています。私達にとって8月2日は国家、主権、国益、国民益とはを考える機会となると思います。

 

公明党の山口那津男代表は7月31日、来日中の韓国国会議員団の徐清源(ソチョンウォン)団長らと党本部で会談されています。

慰安婦問題をめぐる日韓合意、徴用工問題を念頭・・・韓国で政権が代わることによって政府間の約束が守られなくなることに、日本国民の多くが失望感を持っていると述べ、韓国側の対応を批判しています。日本政府が安全保障上の友好国として輸出上の手続きを簡素化するホワイト国から韓国を除外する方針を示していることについては「輸出管理をしっかりと行うことは安全保障上の重要なルールで、日米韓でも共有されている考えだと指摘しています。輸出管理の問題を民間交流の中止などに結びつけないよう要請、問題解決のボールは韓国の大統領府にあると強調しています。

この山口那津男代表の発言は、私達日本国民の総意を代弁した言葉だと思います。

 

表現が適切でないかも知れませんが、これまで多くの韓国既得権、9条既得権を得ている国会議員等々、一部メディア、知識人と称する人達により著しく日本の国益が湯水の如く失われてきたと思います。日本に可笑しな憲法が無かったら韓国側の足元を見た対応、日本の対応は違ったと思います。

日本に衝撃を与えたレーダー照射問題、韓国政府はこれだけ明白な事実があるにも関わらず、徹底して嘘をつき最後まで認めませんでした。この事実を世界の国々は知ったと言われています。多くの日本人は極めて危険な対敵行為を行った韓国艦船は友好国でもなんでもなく信頼できないと悟ったと思います。国際間の問題で平気で嘘をつく韓国政府・・・レーダー照射問題でわかった日頃、目にすることが無い自衛隊の任務の一端、私達は日々意識しませんが自衛隊の存在により、平和・秩序等と言う計り知れない恩恵を受けていると思います。射撃管制レーダー照射問題はこれらの任務を遂行する上で隊員の命に係わる問題でもありますが日本の主権、国家の尊厳を蹂躙(じゅうりん:踏みにじること。)する行為でもあると思います。自衛隊のレーダー照射事件がホワイト国除外の決定的要因一つであることは間違いないと思います。

今回の日韓問題に、孫子の兵法を当てはめると安倍首相・日本政府は厳守、文大統領・韓国政府は真逆、過去の元・小泉首相・日本政府は不十分と言えそうです。

私達が忘れかけている主権、国益、国民益、相手に対する憶測の心等、日本が国際社会で生きて行く上で大切なことを可笑しな憲法の制約の中で、孫子の兵法を厳守した安倍総理はリーダーシップで示したと思います。心から親日・友好親善を願う韓国民は多いと思います。韓国は長崎県対馬(つしま:人口31010人・2018年12月現在)から韓国まで僅か49.5kmの隣国

、今回を機に新たな日韓友好とはを親日・友好親善を願う韓国の人達と私達一人々が考える機会になってほしいものです。


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