日本には大小3つの正月があると言ったら多くの方は驚かれるでしょう。日本のお正月は飾り物、行事等が多々あり世界のお正月とはかなり違います。この違いは何処から来るでしょうか?日本のお正月のルーツを辿ると日本の国体の一部を知ることにもなると思いますが、やはりタブーの部類に入ると思います。
以下文は旧約聖書、ウィキペディア等々を参考にしています。可笑しな解釈が多々あるかも知れません、その箇所はスルーして下さい。雑文、日記とします。
もうすぐお正月、私達にとってお正月は1年で最も大切な節目でもあると思います。正月を世界的に見た場合、概ね仏教圏等では国情に合わせ盛大に祝う傾向が多く、欧米ではお正月はホームパーティ、カウントダウンを楽しむお祭り的なものが多いように思います。
先ず、日本の小さなお正月の2つ「旧正月」、「十六日祭」・・・
日本でも沖縄県の一部は旧正月(旧正月は中華圏の春節で月の満ち欠けを基にした旧暦)が存在し、今年は1月25日が旧正月です。
沖縄本島の北西50kmくらいに位置する粟国島(人口700人位で産業は農業、漁業ですが近年製塩業「粟國の塩が有名」が盛んです。)では旧正月の大みそかに各家庭へ塩を売り、踊りをささげるマースヤーという行事が残っているそうです。
神の島として知られる沖縄本島南部・南城市の久高島でも、旧正月にシャクトゥイ(一年間の健康を祈願する盃事「盃をとりかわしそれによって約束をかためること。」)が行われ、この日は多くの出身者が島に帰省されるそうです。
沖縄本島南部の糸満市は旧正月が盛大で糸満漁港では停泊している漁船に大漁旗が掲げられ最も華やかな日でもあり、1年の豊漁を祈念されています。
先祖を大変大切にされる沖縄県や鹿児島県奄美群島には「十六日祭」と呼ばれる独特の墓参りの風習があります。この風習は「あの世のお正月」とも言われています。
十六日祭が特に盛んなのは沖縄県宮古島、八重山地方ではお墓の前に親戚が集まり豚肉料理、かまぼこ、豆腐などを詰めた重箱を備え先祖供養されるそうです。この日には多くの人達が里帰りするそうです。
日本人にとって、正月は極めて大きな特別の意味を持っていると思います。正月の歴史を自分なりに精査すると古来から日本国の一部を構成してるとも言われる古代ユダヤとの関わり、日本人は何処から来たか等々になります。国の成り立ちを考えた場合、紀元前の徐福渡来、京都・太秦(うずまさ)を中心にした古代ユダヤとの関わりはどうしても否定することは不可能のようです。
ユダヤ人と言うと鼻の高い白人と思いがちですが、ユダヤ人(旧約聖書でのアブラハム、ヤコブ、イサクの血統的スファラディー・ユダヤ人)とは、旧約聖書に記載しているように黄色人種(セム系)と言われています。不思議にも有名なイエス・キリストはいつの間にか白人になってしまいました。(過去、2001年に放映されたBBCのドキュメンタリー番組「神の子」が細部を放映していました。)、旧約聖書の内容からもイエス・キリストは黄色人種(セム系)と考えたほうが極自然です。
世界のユダヤ人の殆どは中央アジアのカザール人(旧約聖書とは何の関係もない非血統、ユダヤ教・タルムードを信奉する宗教集団のアシュケナージ・ユダヤ人)であることが分かります。これらの事実はタブーの一つでもあるようです。アシュケナージ・ユダヤ人として有名人はアンネ・フランク、チャーチル、レーニン、ルーズベルト、ブッシュ元大統領、アインシュタイン、スピルバーグ監督等々で、旧約聖書に記載されているユダヤ人とは何の関係もありません。
*大晦日の大掃除
*門松を飾る。
*注連縄(しめなわ)を飾る。
*餅を食べる。
*お正月は鏡餅を御供えする。(契約の箱が入った移動幕屋「伊勢神宮のルーツ」では、種の無いパンを6個×2・「12部族」がお供えしていました。このお供えは鏡餅(種の無いパン)として引き続がれていると言われています。
*正月から1週間を松の内
*正月を月の初めとする。
これらの数々は解釈の違いがあるかも知れませんが、3400年位前の旧約聖書(出エジプト記、12章17節)に記載されています。これらの行事等が変化し日本の正月行事として、今日まで守られていると思います。
言語、日本文化にも大きな痕跡を残している古代ユダヤと日本の関わりが如何に大きいかを垣間見ることが出来ます。
旧約聖書での正月はユダヤ暦で、神がイスラエルの民に与えた暦です。イスラエル(スファラディー・ユダヤ人)の民はその暦に従って生活しており、この流れは日本において形を変えて連綿と続いているように思います。
モーセの出エジプト記では、ユダヤの民がエジプトの地で奴隷として不法な扱いを受けており、神がこのユダヤの民を迫害等から守るため、エジプトからカナンの地イスラエル(イスラエルは現在の地ではなく、本当のイスラエルはサウジアラビアのアシール地方と考えた方が自然です。)へ脱出させる計画を立てます。
ユダヤ人奴隷の脱出を阻止するエジプトの王達等・・・神は王達等の迫害者等を除くため見せしめとして王達等に、いろいろな罰を与えますが、それでも言う事を聞かないため最終的には王達等の子供(非ユダヤ人)殺害を出・エジプト前に予告します。
ユダヤ人の子供を誤殺しないよう、羊の血でユダヤ人とエジプト人の家を見分けるためユダヤ人の家の玄関には「鴨居」、「柱・2箇所」の3ヶ所に赤い血を塗って識別しました。
過去、渡来ユダヤ人は正月には玄関に赤い血を3箇所塗っていたそうです。以後、日本に仏教が導入され仏教上も玄関に赤い血を塗るのはご法度となりますが神が作ったユダヤのしきたりを守りたい渡来ユダヤ人達は、やむを得ず赤い血の代わりに玄関の3箇所、「鴨居」に「注連縄(しめなわ)」、「両柱」に「門松」を飾り代用、こうして古代のしきたりを守り、現在に至っているとも言われています。
日本の神社に動物の血、生贄を奉げる習慣は古代ユダヤの祭式を守る古代の神社(物部系、祖は徐福)は間違いなく行われていたようです。
大和朝廷等以降(秦氏系、神武)これを止めるよう全国の神社に指示しましたが、どうしても止めないため全国の神社の血、生贄祭式を止めるよう監督するために派遣された人のことを「禰宜(ねぎ)、別名監視人」と言われています。一部の神社の鳥居が赤いのは名残りと言われています。
神は、出エジプト時、種の無いパンを食べなければならない・・・これが餅と言われています。
種を絶対パンに入れないようにしました。菌を入れるとパンになってしまい長時間の行動等があり腹持ちしない等が考えられます。
更に出エジプトの前日には、この菌を除くため徹底した掃除をしました。これが日本の年末の大掃除の云われとなるようです。
神は、ユダヤ人の出エジプトを記念すべき日として1年の月初め、これを正月と定め、これらの正月行事等は永遠に守りなさいと旧約聖書・出エジプト12章17節に記載されています。
日本では、世界には例を見ないボーナスが支給されていますが、昔はボーナスのことを餅代とも言われ、どんな貧しい人でも正月には餅代で餅を食べていたとも言われています。私達は意味を知らなくても、結果的には旧約聖書の神の掟をちゃんと日本では守っていたことになります。世界で旧約聖書・出エジプト記を守っているのは日本だけといえそうです。
正月(出エジプト)は、記念すべきユダヤ人がエジプトから脱出した特別の記念日であり、奴隷から自由人になったユダヤ人にとっては大変なお祝いでもありました。
世界の頂点に立つ人々から羨望されているとも言われる天皇家、多くの日本人・・・精査すれば人類創生からの流れが・・・日本の素晴らしい長い歴史・文化、天皇制度等に感動を覚えます。
日本と古代ユダヤの関係は、国内ではタブーとなっていますが薨去(こうきょ)された、三笠宮殿下はユダヤ研究の権威でもありました。ヘブライ語を自由に話すことが出来る数少ない研究者でもあったと言われています。古代ユダヤ人と日本の研究をされましたが、立場上オリエント学等と言うことにされたとも言われ、「男系」を大変尊重されていました。オリエント学等の格調高い本を出版されています。現在もオークション等で購入可能で、古代ユダヤと日本との関係が大変興味ある内容が書かれています。
古来から今日まで、日本と古代ユダヤの関わりは否定するほうが難しいように思います。
新しい年を迎えようとしていますが、旧約聖書と切っても切れない日本、お正月の歴史、云われ等の解釈は各人違うかと思いますが、日本のお正月に関心を持ち、自分なりに調べることは日本人としてのアイデンティティ(自己を確立する要素)の再発見等々、意義あることだと思います。
新しい年が皆様にとって幸多い、心豊かな素晴らしい年になるよう祈念いたします。