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太陽黒点減少が異常気象、地震誘発

2016-09-07 09:46:36 | 日本の異常気象等

昨今の世界中での異常気象、地震多発、以下文はウォッチ・ジャパン・なうVol.14/FPCJ、ネット等々の記事を参考にしています。

太陽異状(黒点の減少等)は異常気象、地震誘発等々との関連性が疑われています。

 

宇宙空間は私達が暮らす地球の環境とは異なり、太陽コロナガス、太陽からのX線、紫外線等の放出、宇宙放射線量増加、強力な磁気嵐等、地上では想像できない環境変化が起きていると言われています。気象衛星による台風観測、カーナビ、携帯電話に使用されているGPS(全地球的位置システム)、通信衛星等これらの機器は宇宙空間での環境変化で大きな影響を受けると言われています。

宇宙天気(宙空環境の変動)はシステム障害などを引き起こす等、影響は計り知れないと言われ、状況を正確に把握、観測し社会基盤への悪影響を回避するため宇宙天気予報が必要不可欠となっているそうです。このような宙空環境の調査研究を行っている研究機関があります、九州大学国際宇宙天気科学・教育センター(旧、九州大学宙空環境研究センター)です。

九州大学国際宇宙天気科学・教育センターは2002年7月から学術的な宙空環境科学の創設、宇宙天気予報、宇宙デブリ(宇宙ごみ等)警報等の実用化に向けての研究、グローバルな宙空環境のリアルタイム観測、データベース化と情報発信を目的として設置されています。世界各地の地上の磁力を計る磁力計は世界50か所以上設置、各観測点からデータを集計・解析されています。太陽、太陽風、地球磁気圏の活動状況結果を宇宙天気概況として公開、世界に向けて発信、世界で活用されていると言われています。

 

九州大学国際宇宙天気科学・教育センターの興味ある太陽黒点数と地震の研究・・・

3・11、東日本大震災以降、首都圏直下型巨大地震の危険性が取りあげられる中、2011年9月26日付毎日新聞に「太陽黒点の少ない時期、巨大地震頻発」と題する太陽活動と巨大地震発生の関連を示唆する分析調査に関する興味ある記事が掲載されました。

九州大学国際宇宙天気科学・教育センターの湯元清文教授(太陽地球系物理学、宇宙地球電磁気学専門)のチームによるデータ分析(分析期間は1963~2000年)で、太陽の黒点数が少ない時期ほど巨大地震の発生頻度が高いとの分析結果です。

3・11東日本大震災、熊本地震等々も太陽黒点数が少ない時期に起きています。

太陽黒点数は約11年周期で増減を繰り返し、地球大気の状態を変化させていると言われています。

チームは地球内部にも何か影響を与えていると考え、1963~2000年の太陽黒点数と、同時期に発生したマグニチュード(M)4以上の計32万7625回の地震との関係を調べています。

結果M4.0~4.9の地震の65%が太陽黒点数が最小期(約2年間)の時期に起きていました。

M5.0~5.9、M6.0~6.9、M7.0~7.9でもほぼ同じ割合ですがM8.0~9.9では28回発生した地震の79%が太陽黒点数最小期に集中していました。

太陽黒点数が少ない時期には、太陽から吹き出す電気を帯びた粒子の流れ「太陽風」が強まる現象が毎月平均3~4回ありますが、その現象時にM6以上の地震の70%が発生していました。

この調査結果は、太陽活動が地球内部に影響を及ぼす可能性を示す成果として注目されているそうです。

湯元清文教授は、太陽と地震の活動をつなげる要素は不明ですが、地震の謎を解明する手がかりにしたいと述べています。太陽活動と地震の前兆現象の関係ついては結論には至ってないそうですが、やはり因果関係は否定できないように思います。

 

NOAA(アメリカ海洋大気庁)は太陽活動の極小期がやって来るのを2019年~2020年頃と予測しましたが、最近は太陽活動サイクルの時間軸が不安定でどうなるのかは良く分からないそうです。

2016年現在の第24太陽周期(サイクル24)は、過去200年で最も太陽活動が弱い(黒点数が少ない。)ものであることが確定しているそうです。2016年6月には太陽黒点数「ゼロ」となる極めて異状状態となっています。昨今の異常気象、熊本地震等々大きな影響を与えていると思うのが自然に思います。

 

これらの太陽黒点減少、諸事象に対する研究は日本が誇るスーパー・コンピューター、京(けい、K computer、神戸市の日本の理化学研究所に設置)でシュミレーション(模擬)され、細部各々の答えが出ているかも知れませんが、驚くべき結果が出ているとしても社会的影響が大きく発表はしないでしょう。

私達は太陽系の中の地球と言う星で生きています。太陽系の中心の太陽の影響を地球が受けることは当然と思いますし、太陽系自体が一身同体と思うべきです。

私達は異常気象、地震が起こり易い太陽異状の中で生きている間違いない事実・・・太陽異状との因果関係は決して報道されることは無いと言うより隠されていると言うのが真相かも知れません。

 

太陽異状による異常気象、地震誘発等は私達には雲を掴むような話で理解しがたいかもしれませんが・・・異状気象、地震誘発等には何らかの関連があると思います。

原発同様、太陽現象を人類は制御出来ないでしょうが、正しく理解、研究、これらに対し事前準備により被害を小さくすることは可能だと思います。原発も同様だと思います。

今後も益々多発するであろう異状気象、地震等々・・・太陽異状と地球との関連性、太陽の異状状態が何時まで続くか全くわかりませんが、これらの関連性が否定できないものは国民に開示すべきと思います。

私達人類は、太陽系の中で太陽を中心として地球が生かされていると思いますし、太陽が異状であれば地球が異状になるのは当然かも知れません。決して人類により自然が作られていることは無く、自然により人類が生かされていると思います。

 

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