極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

I am grateful that I can freely write my daily thoughts

天皇・皇室・家族制度・神道

2018-02-25 21:01:26 | 日本社会

以下文は旧約聖書、神社本庁HP、シバの女王―砂に埋もれた古代王国の謎 単行本(2003)・ニコラス クラップ (著)‎ 矢島 文夫 (監修)、ウィキペディア等々を参考に日頃の思いを記したもので可笑しな文が多々あるかも知れません。雑文、日記とします。

 

大切にしてほしい「天皇・皇室」、「日本の家族制度」と「神道」

日本は昭和20年敗戦となりました。文献等を読むと、敗戦後日本を占領、支配したGHQは日本を開発途上国のような農業国にしたかったようです。日本が2度と白人社会に立ち向かわないようにするには天皇、日本の家族制度、神道が邪魔で排除するような戦後策が見え隠れします。この策は今も続いていると思います。

 

天皇・皇室に因み世界の王室を精査すると・・・

意外と知られていないのが、2000年以上の歴史を有していたエチオピア王室の歴史です。緒論あるかと思いますが、エチオピアの古代歴史等を読んだ結果、以下のような内容になってしまいました。

エチオピアの王室は日本の皇室よりも歴史が古く、植民地時代も何とか耐え切りましたが、1975年までエチオピア皇帝・ハイレ・セラシエ一世として続いていましたが、1974年9月2日早朝、皇帝はアディスアベバの宮殿内で陸軍のクーデターにより逮捕・廃位、1975年に亡くなられました。このクーデターの真相は、単なるクーデターではなく、目障りな長い歴史を持つ王室の廃位を目的としたと言う方もいるようです。

 

「シバの女王」と言うと、多くの方はご存知だと思います。

このシバの女王の血統が1975年まで続いたエチオピア皇帝・ハイレ・セラシエ一世とも言われています。

名曲、シバの女王(La Reine de Saba)、シバ(フランス語ではサバ)とはアラビア半島南西部にあったとされる楽園の国、幻想の国(エチオピア)を指すとも言われ、旧約聖書以外には記述がありません。

フランスの歌手ミシェル・ローランの原曲(1967)では、君は僕のシバの女王、どうか戻って君の国を築いておくれ...と歌って、愛する女性をシバの女王になぞらえています。ポール・モーリア等が奏でている名曲の一つでもあります。

古代イスラエルのソロモン(紀元前900年位前の、旧約聖書・列王記に登場する第3代の王で父はダビデ)の知恵の噂は遠くアラビア半島南西端の国にまで届きました。シバの女王がやってきてソロモン王に面会します。シバの女王が主の名に関連してソロモンの名声を伝え聞き、難問をもって彼をためそうとしてやって来た彼女は非常に大勢の有力者たちを率い、らくだにバルサム油、多くの金、宝石を載せてエルサレムにやって来ました。

彼女はソロモンのところに来ると、心にあったすべてのことを彼に質問しました。 ソロモンは、彼女のすべての質問を説き明かしました。王が分からなくて彼女に説き明かせなかったことは何一つありませんでした。

シバの女王はソロモンのすべての知恵と、彼が建てた宮殿、食卓の料理、列席の家来たち従者たちが仕えている態度とその服装、彼の献酌官たち、彼が主の宮でささげた全焼のいけにえを見て息も止まるばかりでした。

彼女は王に言いました。私が国であなたの事績と あなたの知恵とについて聞き及んでおりましたことはほんとうでした。実は私は自分で来て、自分の目で見るまではそのことを信じなかったのですが驚いたことに私にはその半分も知らされていなかったのです。あなたの知恵と繁栄は、私が聞いていた噂よりはるかに勝っています。なんと幸せなことでしょう。あなたにつく人たちはなんと幸せなことでしょう。いつもあなたの前に立って、あなたの知恵を聞くことのできる家来たちはあなたを喜ばれ、イスラエルの王座にあなたを着かせられたあなたの神、主はほむべきかな。

主はイスラエルをとこしえに愛しておられるので、あなたを王とし、公正と正義とを行なわせられるのです。(列王記10:1~9)

 

シバの女王は自国に帰りますが、ソロモンの子供を身ごもりました。このシバの女王の血統が1975年までエチオピア皇帝・ハイレ・セラシエ一世として続いていたと言われていましたが1974年9月2日早朝、皇帝はアディスアベバの宮殿内で陸軍のクーデターにより逮捕・廃位亡くなられました。

エチオピアの王室は日本の皇室のような長い歴史を有していました。エチオピアと日本の関係は大変深かったと言われています、両国とも旧約の民(スファラディー・ユダヤ人、旧約聖書に記載されている血統的な民)の長等で深い繋がりがあるからでしょう。

1934年、甥であるアラヤ・アベベ皇太子と、当時イタリアと同盟関係にあった日本の黒田広志子爵の次女雅子さまとの縁談がありましたが、イタリアを私物化したいと企むムッソリーニの干渉により破談になっています。

 

現在、日本以外の世界で王室の歴史が長い国・・・

1位・デンマーク王国で王家としての始まりは8世紀~10世紀とも言われており、欧州で最も古い王室です。

2位は英王室で、1066年フランスから上陸したノルマンディー公ウイリアムがノルマン王国を創始して原型が作られています。

3位はスウェーデン王室で10世紀頃まで遡るという長い歴史を持っています

4位はスペイン王室で1479年に始まっています。

5位:タイ王国(10代国王)、6位:バーレーン王国(11代国王)、7位:オランダ王国(6代国王)、8位:ベルギー王国(6代国王)、9位:トンガ王国(4代国王)・・・

日本は2000年以上の皇室制度の歴史を有していると言われ、世界にも例がない長い歴史を有しています。間違いなく世界の多くの人達は天皇・皇室に対し敬意等を表しています。天皇・皇室の方々は神戸地震、3・11等々で多くの人達に自然体で接され国民を励まされていますが、対し多くの方々は大変感動、勇気づけられています。天皇・皇室に対し多くの国民の方が、今も慕われ敬愛され続けているのは間違いない事実です。

天皇・皇室は日本文化と伝統等でもあると思います。何よりも人類の至宝書でもある旧約聖書に記載された民の頂点に位置すると思います。天皇・皇室は世界に誇るべき日本の至宝であると言うのは、日本ばかりでなく、多くの世界の方々もそのように見ています。私達にとって天皇・皇室は日本そのもので、かけがえの無い存在でもあり、上手く表現できませんが、心が寄り添うような間だと思います。

 

日本の家族制度は世界に例が無いような制度で映画・ALWAYS三丁目の夕日等・・・究極は東京物語で家族制度等を論じていると思います。世界の日本研究家は、必ず東京物語を見て日本社会、家族制度等々を学ぶと言われています。東京物語は1953年に公開されたモノクロ日本映画で監督は小津安二郎氏で日本の心を研究した江戸時代の国学者、本居宣長を直系先祖としています。

日本の家族制度は、家族が互いに支えあう生き方は日本人にはピッタリだと思います。

今、夫婦別姓が論じられていますが、日本の良き社会家族制度等々の崩壊を意味すると思います。

 

神道と言うと戦前のような戦争に結びつくと言われる方がいますが、古来日本人は自然を愛し、共に生きてきたと思います。起源は古く、日本の風土や日本人の生活習慣に基づき、自然に生じた神観だと言われています。

神道の神は海の神、山の神等のような自然物、自然現象を司る神々、衣食住や生業を司る神々、国土開拓の神々等で、その数が多いから八百万の神々とも言われています。国家、郷土のために尽くした人達や、子孫の行く末を見守る祖先の御霊として神として祀られています。奈良時代に出来た古事記、日本書紀には、神々の系譜、物語が記されています。

私達に身近な祭り・・・神道の信仰が形となったものが祭りと言われています。

祭りは稲作を中心に営んできた日本の姿を反映し、春には豊作、夏には風雨の害が少ないことを祈り、秋には収穫を感謝する等があり、地域をあげて行われています。祭り、神社での神事に加えて神輿や山車が繰り出し、たくさんの人で賑わいます。

神道の祭りを行うのは、神社だけではありません。

皇室では、今も天皇陛下が自ら国家・国民の安寧と世界の平和を祈るお祭りを行われています。

家庭では、神棚の前で家内安全、家族の無事を祈りますがこれも小さな祭りと言えsます。

神道の理念は、古代から培われてきた日本人の叡智(えいち:深い知恵等)、価値観が生きています。鎮守の森に代表される自然を守り、自然と人間とがともに生きてゆくこと、祭りを通じて地域社会の和を保ち、一体感を高めてゆくこと、子孫の繁栄を願い、家庭から地域・・・皇室を有する日本という国の限りない発展を祈ることなどです。

この理念が、神々への信仰と一体となって神道が形づくられていると言われています。

神道には、神々をまつる環境として、清浄(しょうじょう:けがれが無く清らかなこと等)を尊ぶという特徴があります。神社は常に清らかさが保たれ、祭りに参加する人たちは必ず心身を清めます。これら神道の理念や特徴は、日本人の生き方に深く影響しているといえるでしょう。

神道は日本の民族宗教で意識することはありませんが、日本人の暮らしにとけ込んでいます。初詣、厄除、初宮参り、七五三、結婚式、地鎮祭等で神道行事は日常生活に根づいています。私達はあまりにも身近なせいで神道について知らないことが多いのも事実と思います。

武士道は神道から主君に対する忠誠や先祖への尊敬、敬意、儒教からは主に孔子や孟子の思想を取り入れるなどして武士道の源としてきたようです。戦後、GHQが目の敵にしたのは、神道(武士道)で主君に対する忠誠、国への思い、先祖への尊敬、敬意等と言われています。

世界に誇る日本の武士道は、神道なくしては出来なかったと思います。

日本の相撲は間違いなく神事で、貴乃花・親方の神事発言は日本人が忘れていた神観等に警鐘を鳴らしたと思います。

考えて見たら、天皇・皇室―日本の家族制度―神道・・・は深い繋がりがあるように思います。

私達が後世に残さなければならないの、大切にしなければならないものは、「天皇・皇室」・「日本の家族制度」・「神道」で、これは日本そのものだと思います。

世界から見たら日本ほど恵まれた国はないと思います。

 

 


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日本の建国・国体の真相を知っていた、御庭番(おにわばん)であった西郷隆盛

2018-02-19 14:41:53 | 日本社会

以下文はウィキペディア等々を参考にして記していますが、歴史には素人の文で可笑しな箇所が多々あると思いますので、まとまりの無い日記とします。

 

NHK大河ドラマ・西郷どんが放映されていますが、西郷隆盛を語る上で避けて通れないのが御庭番(おにわばん)で、南朝側の御庭番と言えそうです。

日本ではタブーの一つでもある日本と古代ユダヤ人・・・これは間違いない事実と言われていますが公に出来ません。日本の国体の秘密でもあるでしょう。歴史の事実として日本には2000年以上前から古代ユダヤ人が多く渡来していたようです。

南朝(後醍醐天皇等)は旧約、聖書に出来てくるユダヤ人・アブラハム、イサク、ヤコブの血統(12部族等)でこの中でも祭司、族長等の頂点に位置していた人達が天皇と言えそうです。後醍醐天皇以降、皇統が薄い北朝の天皇になりますが、明治天皇即位までの間、山口の毛利家が後醍醐天皇の皇統が途絶えないように血筋を守ってきました。この血筋が明治天皇と言われています。西郷家の先祖の血筋も血統的古代ユダヤの血筋と考えるのが自然だと思いますし、本人もこれらの事実は熟知していたでしょう。西郷隆盛は本当の皇統である南朝の明治天皇にこだわっていたのがこのあたりにあると思います。西郷隆盛は南朝側(明治天皇以前は北朝、本当の皇統は南朝)の天皇を据えた外国にも対抗できる新政府を作りたかったと思います。

御庭番とは、江戸時代の第8代将軍・徳川吉宗が設けた幕府の役職で将軍から直接の命令を受けて秘密裡に諜報活動を行った隠密をさしています。諜報活動と言っても、時々命令を受け、江戸市中の情報を将軍に報告、身分を隠して地方におもむき情勢を視察したりしていた程度ですが、実態は大目付や目付を補う将軍直属の監察官に相当する職であるとも言われています。

西郷隆盛も松尾芭蕉同様、情報収集員の一面を持っています。西郷隆盛本人の履歴は公表されたものは容易に調べることが出来ますが明治天皇(厳密に言えば、らしき写真があります。)同様、写真は無く、肖像は全て絵画となっています。

西郷 隆盛(1828年~1877年)は薩摩藩の下級藩士で、諱(いみな:生前の徳行によって死後に贈る称号)は元服(男子が11才~17才位に成人し髪形、服装を改め、初めて冠をつける儀式)時に隆永、後に武雄・隆盛に変更、幼名は小吉、通称は吉之介、善兵衛、吉兵衛、吉之助と順次変更、号(本名とは別に使用する名称)は南洲、隆盛は父と同名です。先祖以来南朝側でもあり、日本の建国、国体の核心・真相を間違いなく知っていたようです。

西郷隆盛を育て上げたとも言われる島津 斉彬(しまづ なりあきら)は、江戸時代後期から幕末の外様大名で、薩摩藩の第11代藩主、島津氏第28代当主で薩摩藩の富国強兵に成功した幕末の名君の一人です。

藩主就任後、藩の富国強兵に努め洋式造船、反射炉・溶鉱炉の建設、地雷・水雷・ガラス・ガス灯の製造などの集成館事業を興しています。嘉永4年7月には、土佐藩の漂流民でアメリカから帰国した中浜万次郎(ジョン万次郎)を保護し藩士に造船法などを学ばせたほか、安政元年(1854年)、洋式帆船・いろは丸を完成させ帆船用帆布を自製するために木綿紡績事業を興しています。西洋式軍艦・昇平丸を建造し幕府に献上しています。昇平丸は後に蝦夷地開拓時、咸臨丸とともに活躍しています。黒船来航以前から蒸気機関の国産化を試み、日本最初の国産蒸気船・雲行丸を作り上げました。

 

西郷家は熊本・菊池藩(南朝)から鹿児島に移っています。西郷隆盛の祖先は熊本の勤皇武士・菊池一族とも言われ、菊池氏は,南朝方に忠勤を励んだ一族とも言われています。菊池氏一族の居城の増永城(菊池市内、別名を西郷城)内には西郷隆盛先祖碑があります。

薩摩藩の下級武士でしたが、藩主の島津斉彬(西郷隆盛等、幕末に活躍する人材も育てています。)に抜擢、当代一の開明派(進んだ欧米文化を積極的に取り入れるべきとする派)大名であった斉彬の強い影響を受けたと言われています。斉彬の急死で失脚、奄美大島に流されていますが、西郷隆盛の引渡しを要求した幕府官吏を追い返すために薩摩側が細工した方便として、奄美大島への流刑処分は罪人だから菊池源吾(先祖が菊池からとったと言われています。)と名前を変えています。

その後復帰しますが、新しい藩主・島津忠義の実父で事実上の最高権力者の島津久光と折り合わず、再び沖永良部島に流罪になっています。

しかし、家老・小松清廉(帯刀)や大久保利通の後押しで復帰、1864年の禁門の変長(州藩が京都での復権を目指して、会津藩の排除を挑んだ武力)衝突以降に活躍、薩長同盟の成立や王政復古(江戸幕府を廃し、摂政・関白等の廃止と三職の設置による新政府の樹立を宣言した政変)に成功、戊辰戦争(倒幕派と幕府派との間の一連の戦い)を巧みに主導しています。

江戸総攻撃を前に勝海舟らとの降伏交渉に当たり、西郷隆盛が示した降伏条件は、「徳川慶喜の身柄を備前藩に預けること。江戸城を明け渡すこと。軍艦をすべて引き渡すこと。武器をすべて引き渡すこと。城内の家臣は向島に移って謹慎すること。徳川慶喜の暴挙を補佐した人物を厳しく調査し、処罰すること。暴発の徒が手に余る場合、官軍が鎮圧すること。」を受け入れて総攻撃を中止、これが有名な江戸無血開城です。一般の歴史には出てきませんがこの江戸無血開城に欧米に失望したと言われています、何故なら日本を混乱に落としいれ将来的には支配下等する魂胆だったとも言われています。

以後、薩摩へ帰りましたが、明治4年に参議として新政府に復職、その後陸軍大将を兼務、大久保、木戸ら岩倉使節団の外遊中には留守政府を主導しています。

朝鮮との国交回復問題では朝鮮開国を勧める遣韓使節として自らが朝鮮に赴くことを提案し一旦大使に任命されていますが、帰国した大久保らと対立してしまいます。当時の背景は欧米がとにかく日本を支配しやすいように国内を混乱させようと策略等していたとも言われています。推測の域ですがこの欧米に日本の独立を勝ち取りたいと反対していたのが西郷隆盛と言えるかも知れません。

この時期、有名なのが征韓論です。ロシア南下の脅威を韓国に知らせ、日韓両国で防ぎましょうと言う論で、この論は決して韓国を日本が力で治めようとするものではありません。今でも韓国のみならず日本でも間違った解釈がされています。この論の延長上が地政学的な日本の朝鮮半島統治だと思います。日本は朝鮮半島を力で植民地化することは念頭においていません。歴史の事実として朝鮮半島民に対しては日本同等の扱いをしています。

征韓論・西郷隆盛の心・・・

天は人も我も同一に愛し給うゆえ、我を愛する心をもって人を愛するなり。天は、他の人も私も同じように愛して下さっている。だから自分を愛する心をもって、他の人をも愛するのだ。聖書のあなた自身のようにあなたの隣人を愛せよだと思います。
敬天愛人(けいてんあいじん)、天を敬い人を愛することこそが人間の生きる道なのだ、文明とは仁愛の道が広く行なわれることであるとも言っています。

日本人は古くから神を尊び、祈る民だと思います。大義のためには自分を捧げることを厭(いと)いませんでした。

西郷隆盛も、身は君恩に答えて一死軽しとも言っています。主君のためには、自分の一身を捧げて死ぬのも軽いとしたのです。明治維新という国家の大義のためには、己を捨て死を賭して事にあたっています。人を相手にせず、天を相手にせよ。天のためには自分の命をかけています。

明治天皇の和歌
目に見えぬ神の心に通うこそ人の心の誠なりけれ。

明治6年の政変で江藤新平、板垣退助らとともに下野、再び鹿児島に戻り、私学校で教育に専念しています。

佐賀の乱、神風連の乱、秋月の乱、萩の乱等士族の反乱が続く中で、明治10年に私学校生徒の暴動から起こった西南戦争のリーダーとなりますが、敗れて鹿児島・城山で自刃(切腹)しました。西南戦争では過去、戊辰戦争等で官軍と戦い敗戦、悲惨な多くの辱めを受けた会津藩士達が怨念、恨みを晴らすために率先して政府側に入り、徹底的に薩摩軍を攻撃等したとも言われています。

西郷隆盛は死後、名誉を回復され、位階(国家の制度に基づく個人の序列の標示)は贈正三位位(階及び神階のひとつ)、功により継嗣(相続人)の寅太郎が侯爵(華族の階級)となっています。

緒論ありますが、西郷隆盛は当時日本を支配下に置こうと虎視眈々としていた欧米等を見抜いていたと思います。西郷隆盛は幕末の日本を救ったとも言えると思います。

 


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2018・平昌冬季オリンピック・・・元NBC・ジョシュア・クーパー・Rは発言を何故謝罪しないか!

2018-02-16 01:40:24 | 日記

以下文は、主に英国インディペンデンス(2月12日)、NBC等の英概訳等ですが、素人ですので誤訳が多々あり、まとまりのない文となりました。最後にインディペンデンス英原文を載せておきます。

 

ジョシュア・クーパー・ラモ氏

タイム誌の編集局次長兼外信部長を経て現在、国際コンサルティング会社キッシンジャー・アソシエーツの専務理事です。中国との往来も多く2008年の北京オリンピック時には、アメリカの三大ネットワークのひとつNBCで中国専門家として解説者を務めています。サンタフェ研究所の複雑系と外交問題を扱う第一作業部会の共同議長、アスペン研究所の名誉会長を歴任、米中ヤング・リーダーズ・プログラムの設立者であり、世界経済フォーラム(ダボス会議)の「グローバル・リーダー・フォー・トゥモロー」に選ばれたこともあり、世界でも大変信頼されている方です。

 

ニューヨーク・ポスト、主要メディア等は2月12日、問題を起こしたNBC解説者ジョシュア・クーパー・ラモ氏が解雇されたと報道しています。ジョシュア・クーパー・ラモ氏はオリンピック期間中、解説を行う予定でした。

この自身の発言に対し、ジョシュア・クーパー・ラモ氏は、韓国側等の圧力にも屈することなく正しい歴史と信じ謝罪はしていません。

問題発言・・・ジョシュア・クーパー・ラモ氏は去る2月9日に開かれた平昌冬季オリンピックの開会式の中継放送中、全ての韓国人は、自国の発展途上で日本が文化的、技術的、経済的にも重要なモデルになったと思うだろうと発言、NBCはこの発言をそのまま放送しました。

The commentator claimed that 'every Korean will tell you that Japan is a cultural, technological and economic example that has been so important to their own transformation'

ジョシュア・クーパー・ラモ氏の発言は、日本の韓国植民地支配を擁護したとも取れる発言だったことが米国、韓国の韓国人等の間で大きな問題とされました。

日本に対する歴史観は韓国、一部日本人のような可笑しな歴史観ばかりではないようです。朝鮮半島の歴史を正しく世界に伝えるためには、相応の日本の努力が無ければ、簡単に歪曲され正しく伝わらないと思います。

韓国が行っている世界に向かってのプロパガンダ(特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った行為)は間違っていても世界で正当化されようとしています。ジョシュア・クーパー・ラモ氏が自身の発言を何故謝罪しないかを考えることは大切だと思います。

対し、韓国寄りのNBCアンカー、キャロライン・メノウ氏は、米国現地生放送で平昌オリンピック開会式、日本の安倍晋三首相の訪韓等を論じています。ジョシュア・クーパー・ラモ氏の発言に対し、韓国人達が侮辱感を感じたことを認めると語っています。問題発言をしたジョシュア・クーパー・ラモ氏本人はいまだに謝罪をしていないと述べています。

インデペンデンスの記事

NBCはアナリストのジョシュア・クーパー・ラモ氏(Joshua Cooper Ramo)の発言を謝罪・・・韓国と日本についてのコメントしています。

この発言は、全ての韓国人は、自国の発展途上で日本が文化的、技術的、経済的にも重要なモデルになったと思うだろうと発言、ジョシュア・クーパー・ラモ氏は、NBCの冬季オリンピック報道ために平昌に滞在する予定でした。

NBC放送によると、2018年の冬季オリンピック開会式を報道したジョシュア・クーパー・ラモ氏は、日韓関係の敏感な問題を発言したまま開会式の報道を行いました。

ロイター通信によると、ジョシュア・クーパー・ラモ氏は、平昌でNBCの任務を完了しており、それ以上の役割はないとNBC広報担当者はロイター通信に電子メールで語っています。

Comcast Corpの一部門であるNBCは、ジョシュア・クーパー・ラモ氏は2008年の北京オリンピックでネットワークのための文化と地政学的問題の専門家として以前に務めていたことから、このオリンピックの貢献者となるであろうと発表していました。
ジョシュア・クーパー・ラモ氏の代理は、これらの問題についてのコメントリクエストに答えませんでした。

スターバックス(Starbucks Corp)とフェデックス(FedEx Corp)のコーポレートディレクターを務めるジョシュア・クーパー・ラモ氏は金曜日、選手たちがいるゲームスタジアムに向かって、全ての韓国人は、自国の発展途上で日本が文化的、技術的、経済的にも重要なモデルになったと思うだろうと発言、世界中の韓国人がソーシャルメディアに関する発言を批判、すぐに発言内容がオンラインで流布されました。

1910年から1945年にかけて朝鮮半島を植民地化した日本は、韓国に深い不信感と遺憾感を残しました。
平昌組織委員会(POCOG)は、ロイターに対し、韓国への論評の誤りや敏感さをNBCに伝えたと述べています。
NBCは平昌(Pyeongchang)組織委員会に書面で謝罪、委員会はこれを受け入れたと述べています。平昌組織委員会は、ラモが放ったニュースに即座に対応していませんでした。

ジョシュア・クーパー・ラモ氏は2008年の北京オリンピック中にも地政学的な問題等を話してきた中国専門家で、元米国国務長官・ヘンリーキッシンジャー(Henry Kissinger)の顧問会社であるKissinger Associatesの専務理事でもあります。

NBCはオリンピックの独占的な放送局で、少なくとも2032年まではゲームを放送するために約76億5000万ドルを支払っています。
平昌からは18日以上、2400時間以上の報道を行う予定です。

 

インデペンデンスの参考文

NBC apologise and remove analyst Joshua Cooper Ramo from air following comments about South Korea and Japan

The commentator claimed that 'every Korean will tell you that Japan is a cultural, technological and economic example that has been so important to their own transformation'

Joshua Cooper Ramo has been stood down by NBC for the remainder of the Winter Olympics Getty

Joshua Cooper Ramo, the commentator who offended locals during coverage of the 2018 Winter Olympics opening ceremony by straying into the sensitive issue of Japan-South Korean relations, has been taken off the air, US broadcaster NBC said on Monday.

"Joshua Cooper Ramo has completed his responsibilities for NBC in Pyeongchang, and will have no further role on our air," an NBC spokesman said in an email to Reuters.

NBC, a unit of Comcast Corp had announced in December that Ramo would be a contributor at the Games, having previously served as an expert on culture and geo-political issues during the 2008 Beijing Olympics for the network.

Ramo's speaker agency that represents him did not respond to a request for comment.

Ramo, who has written books on China and is a corporate director of Starbucks Corp and FedEx Corp, said as athletes paraded into the Games stadium on Friday that "every Korean will tell you that Japan is a cultural, technological and economic example that has been so important to their own transformation".

Koreans around the world criticised his remarks on social media and a petition soon circulated online.

Japan, which colonized the Korean peninsula from 1910 to 1945, has left a deep legacy of mistrust and ill-feeling in South Korea.

The Pyeongchang Organising Committee [POCOG] had earlier told Reuters that it "informed NBC of the errors in their commentary and the sensitivity of the subject in Korea".

NBC apologised in writing to Pyeongchang's organising committee for the remark, which the committee said it had accepted.

The Pyeongchang organising committee did not immediately respond to the news Ramo had been let go.

Ramo has spoken previously an geo-political issues during the 2008 Beijing Olympics (Getty)

Ramo is also co-CEO of Kissinger Associates, an advisory firm of former U.S. Secretary of State Henry Kissinger. NBC is the exclusive U.S. broadcaster of the Olympics having paid about $7.65bn to air the Games until at least 2032.

It is producing more than 2,400 hours of coverage over 18 days from Pyeongchang.


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相撲は国技、武士道であると共に神事でもあると思います。

2018-02-09 12:39:42 | 日本社会

以下文は旧約聖書、TV等の貴乃花会見、ウィキペディア等々を参考にしていますが可笑しな解釈も多々あるかも知れませんが、日本の心・神事(神に関するまつりごと、儀式)でもある相撲に対する思いを記しています。

 

昨今の相撲界の暴行事件、相撲は神道、武士道とともに神事でもあり単なる勝敗で利益を生むスポーツではないはずです。貴乃花のTV会見で相撲は神事でもあると言う発言がありましたが、正に同感です。相撲界のリーダー等で相撲は神事であると言った方は無いように思います。現在の相撲界は勝敗・利益等を優先するあまり、相撲の本質を忘れているようにも思います。貴乃花が日本の相撲界の未来を案じ、緒論等を発言したことに対し私達は理解すべきだと思います。貴乃花の発言等は日本の相撲界に一石を投じたのは間違いないでしょう。

日本人の心の拠り所の一つとも言われる神事を海外力士が理解することは困難でしょう。特に暴行現場にいた横綱・白鳳は神事の意味、本質を理解していないと思います。現場にいた横綱・白鳳の立場は極めて重く、相撲協会の対応は甘いと思います。当然、横綱・白鳳は以後の取り組みは辞退するか身を退くべきだったと思います。

いつの間にか相撲界は利益等を最優先するようになっていると思います。そもそも国技、武士道、神事でもある相撲に日本人以外が在籍してることに違和感を感じますし、将来的には差別ではなく区別すべき緒論が起こっても可笑しくないと思います。

 

相撲のルーツは古代イスラエルにあるとも言われています。

「創世記32:23-29より」

イスラエル民族(聖書に出てくるスファラディー・ユダヤ人)の三大父祖、アブラハム、イサク、ヤコブがいますがイスラエルという名を神から頂いた出来事が父祖ヤコブの時代です。

ヤコブ(ヤコブの意味は、古代ヘブライ語で「シュモー」です。)が神の使いと格闘(相撲)したということが聖書に記されています。その時にヤコブは奮闘し神からイスラエルという名前を貰いました・・・

 

ヤコブは独り後に残った。

そのとき、何者かが夜明けまでヤコブと格闘した。

ところが、その人(何者か)はヤコブに勝てないとみてヤコブの腿の関節を打ったので、格闘しているうちにヤコブの腿の関節がはずれた。

もう去らせてくれ、夜が明けてしまうからとその人(何者か)は言ったが、ヤコブは答えた。

いいえ、祝福してくださるまでは離しません。

お前の名は何と言うのかと尋ね、ヤコブと答えるとその人は言った。

お前の名はもうヤコブではなく、これからはイスラエルと呼ばれる。お前は神と闘って勝ったからだ。

このヤコブが神の使いと格闘(シュモー:「古代ヘブライ語」・相撲)し勝利、大地を鎮めたと言う出来事はイスラエル民族にとって非常に大切だと言われています。何故なら、その時から神はイスラエルという名前と祝福が与えられたからです。相撲に勝ったからこそ、ヤコブの子孫である「イスラエル民族が神の選民」と言われる所以のようです。

 

相撲は古代イスラエル民族(聖書記載の血統的ユダヤ人、スファラディ・ユダヤ人を指します。)にとっての重要な史実で、現日本の国体の一部中枢を構成しているのは間違いなく過去に渡来した古代イスラエル人達とも言われています。

私達が今使っている日本語も、古代ヘブライ(イスラエル)語がもとになっていると言われています。この史実の研究をしたのが有名な本居宣長とも言われています。

 

古代イスラエルの史実の証として日本に相撲が存在しているとも言われています。

日本の天皇は旧約聖書に記されているレビ(祭司)とも言われ、レビの中でも最高位でもある祭司長とも言われています。

神事により神と人間の間を仲介し国家安泰、国民の安泰、世界の平和をお祈りされていると言われています。お亡くなりになられた三笠宮殿下は日本を代表するようなユダヤ研究の第一人者で、これらの研究をなされオリエント学(ユダヤ研究とすると差支えがあると言われていました。)と言う著書を出されています。

昭和天皇は、牛(牛は古代イスラエルでは最高の捧げ物)の「腿」肉に大変こだわっておられたと言われています。天皇が祭司の流れであることを認識されておられたかも知れません。

「神の使いはヤコブに勝てないとみて、ヤコブの「腿」の関節を打ったので、格闘しているうちに腿の関節がはずれた。」

 

天皇、皇室への奉納、大地を鎮める祭りごとの一つが神事・相撲と言われています。相撲の四股を踏むのは大地を鎮めるためとも言われています。

日本人にとって相撲は国技、武士道、神事でもあると言われています。相撲は、現代日本に残された数少ない武士道でもあると思います。

相撲の勝敗で天皇、皇室へ奉納しているわけでは無く相撲自体を神事として奉納していると思います。出稼ぎ的な海外力士がこれらの神事等を理解することは極めて難しいと思いますし、この理解なき神事の延長線上が暴行事件等不祥事の数々だと思います。

 

日本の天皇、皇室は世界にも例がない旧約聖書・人類の歴史そのものだと言えそうで、悠久の数千年の歴史があると言われています。

一説では古来、日本に渡来した古代イスラエル(ヘブライ)人達は天皇、皇室を心の拠り所としてきたとも言われています。天皇、皇室は世界に誇る人類の至宝でもあると思います。日本から天皇、皇室が無くなる事は日本そのものが無くなる事を意味すると思います。文献等を読めば、緒論あると思いますが世界から見れば皇室を頂点とする日本国民はほんとうに幸せな国民であることが分かります。

日本人は生まれた瞬間から、本人は意識しなくても神道の一員となるとも言われています。日本人以外が神道に入ることは出来ないとも言われており、このため日本の神道は外国人を差別する宗教だと言われることもあります。この神道の頂点に位置するのが天皇となると思います。これら神道を私達は意識することは無いようです。

天皇は日々、日本の国家安泰、国民の安泰、世界の平和を神道の祭りごととしてお祈りするのが極めて大切な日課となっているとも言われています。

国技・武士道・神事でもある相撲は私達に、日本人としてのアイデンティティを知らせているかも知れません。貴乃花には日本の相撲界発展に尽くしてほしいものです。


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日本の農業問題は日米問題

2018-02-05 19:59:23 | 戦後

以下文はウィキペディア、地域政策・三重から・2009年春季号・NO31、独立行政法人・経済産業研究所、山下一仁氏の資料を一部参考にしています。おかしい文が多々あるかと思いますが、素人が見た日本の食糧自給率の覗き見です。

 

今日本で一番欠けている問題は、軍事・安全保障と食料自給率、食料安全保障だと思います。先進国はこの2つの問題においては概ね、クリアーしている国が多いように思います。

食料自給率向上が必要に対し、異論を唱える人は激変する地球環境、自由貿易等々の認識が一部欠けている論だと思います。

食料安全保障とは国際的な食料・農産物価格が高騰、海外から食料が途絶えた場合、どれだけ自国の農業資源を活用して国民に必要な食料を供給できるかと言うことだと思います。日本は米国、オーストラリア等の海外の「余剰」食糧を買っていると思います。逆に言えば環境等の激変で、「余剰」が無くなったら輸入ストップと思います。

過去、ヘンリー・キッシンジャーは、世界の人々を支配するには食料をコントロールすることだと発言し、如何に食料が重要であるかが分かります。

世界の国々は、自国の食料自給率の向上に大変な努力を行っていると思います。食料自給率が低いと言うことは、平時では自国の生存の一部を他国に握られる、異状時は国民に餓死者が出ることを意味すると思います。私達が忘れていけないのは、「生きて行く上で不可欠な食料について自国の国民も苦しいときに、他国に食料を分けてくれるような国は存在しないでしょう!」、自由貿易が食料安全保障を確保するは馬鹿げた机上の空論だと思います。

 

以下文は、カロリー・ベース総合食料自給率で比較しています。(市場価格ベースではありません。)

日本食品標準成分表(2015)に基づき、重量を供給熱量に換算したうえで各品目を足し上げて算出、これは1人・1日当たり国産供給熱量を1人・1日当たり供給熱量で除したものです。

日本のカロリー・ベース総合食料自給率(平成28年度)
1人1日当たり国産供給熱量は913kcal・・・1人1日当たり供給熱量を2429kcalとした場合、1516Kcalが不足となり、食料自給率は「38%」となります。

先進国の場合、カナダ264%、オーストラリア223%(平成25年)、アメリカ130%、フランス127%、ドイツ95%、イギリス63%、イタリア60%となっており、日本の食料自給率は38%(カロリー・ベース)は先進国中で最低水準となります。

EUの自給率が高いのは農業政策の違いだと言われています。日本の農業政策と違うのは、同じように高い農産物価格で農家を保護していますが、日本は減少した国内需要量を生産調整、減反させています。

対し、EUは生産調整せず過剰生産物に補助金をつけて輸出しています。当然、EU内の自給を超えての輸出となりEUの食料自給率は高くなります。EUの自給率は向上、日本は低下した主な理由とも言われています。

 

余談ですが、日本人は性善説で他国の統計値を即信用しますが、素人の私がプログ等で調べた限り、本当の統計値を出す国は少ないと言う方も多いようです。国家の各種統計値は自国に不利になるような統計値を公表することは無いと言われています。米国の場合、CIA等が正確な各国の各種統計値の把握に努めているようで、これらの統計値は当然公にされず、米国の相手国への策の資となるようです。各国は自国に不利にならないように操作した統計値を公表する傾向にあると思います。

自国益に反するような自国の手の内を全て公表する国は少ないでしょう、これはGDP等々にも言えると思います。中国等の国家発表統計値が可笑しいのは自国益を考え修正等しているからでしょう。統計値を操作するのは当然と言えば当然で、孫子の兵法でもあると思います。

 

日本は食料自給率向上と言いながら実際は自給率低下策を採り続けていると言われています。何故、この策を取るか・・・結論を言えば「米国からの農産物輸入にNOは言えない」が真相だと思います。最悪、このままでは何時までも、米国に日本人62%(日本の食糧自給率38%)の命を握られていると言えると思います。日本の食糧自給率問題は、日米問題であると思います。日本は戦後態勢から脱皮してないように思います。言うべきは言う主権国家になるべきです。その第一歩は・・・今、安部政権はその第一歩を進もうとしていると思います。

米の需要が減少、麦(パン等)の需要が増加するようであれば、米価を下げて需要を拡大等すべきと思います。米価を下げ、農業規模拡大等の構造改革を行い、コスト減少で稲作所得は向上すると思います。

近年、世界の大穀倉地帯アメリカ、オーストラリア等世界の大規模畑作地域等では現実に土壌流出、地下水枯渇等による生産持続が起こっています。

日本の食糧自給率38%・・・厳しい日本の未来を暗示していると捉えるべきです。日本の農業を今こそ建て直し、少しでも自給率を上げるべきです。農作物の増産は工業製品のように短期間に増産できるものではありません。日本の農地面積はかなり下がっているとも言われています。

 

現、日本農業は厳しく、38%の日本人の命を細々と支えているのが現実だと気づくべきですし、日本人の62%命は海外に託されていると捕らえるべきです。

日本の農産物輸入は、相手国側にとっては都合のいい輸出品だと思います、農産物生産に余剰が無くなったら相手国は間違いなくストップするでしょう。

私達が忘れていけないのは、生きて行く上で不可欠な食料について自国の国民も苦しいときに、他国に食料を分けてくれるような国は存在しないと思うべきです。自由貿易が食料安全保障を担保してる訳ではないと思います。

軍事・安全保障と農業・自給率、食料安全保障は国家の柱だと思います、両方とも日本では疎かに扱われています。欧米を見た場合農業に対する姿勢は、軍事・安全保障と同格のように扱われているように思います。

 

近未来世界の恐るべき人口増・・・可能性が否定できない大きな気候変動も視野に入れるべきで世界の食料増産は厳しいと思います。日本も食糧安全保障を真剣に考えるべきだと思います。

「備えあれば憂(うれ)いなし」


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昨今の異常寒波等とペンタゴン・レポート

2018-02-03 19:38:59 | 日本の異常気象等

以下文は、主にペンタゴン・レポート、An Abrupt Climate Change( Scenario United States National Security)、ウィキペディア等々を参考にしていますが、誤訳等が多々あると思いますので雑文とします。

昨今の日本の異状とも言える寒波等々、何故このようなことが起きるでしょうか・・・気象ニュース等では偏西風(ジェット・ストリーム)等の動きが変わって影響を受けている等々と説明しますが、何故このような異常な偏西風の動きになったかに多くの方は興味があると思います。

お勧めの資料(英文)は、米国のAn Abrupt Climate Change Scenario and Its Implications for United States National Security October 2003(Peter Schwartz and Doug Randall)

急激な気候変動シナリオとその米国への影響、州の国家安全保障(2003年10月)です。
・・・この緩やかな地球温暖化が比較的急激な減速につながる可能性がある、海洋熱塩の流れにより冬の気温がより厳しくなる可能性がある等としています。この文書では、一時温暖化後の寒冷化をも視野に入れ論じています。

 

近未来の異常気象を予測していた文書があります。ペンタゴン・リポート(英文~2003)と言う漏洩(故意漏洩)した極秘文書ですが、日本ではメディアでも公にされず、この文書の存在を知っている方は少ないと思います。温暖化策は何だったかと言うことになるでしょう。

この「ペンタゴン・レポート」と、「急激な気候変動シナリオとその米国への影響、州の国家安全保障(2003年10月)」は、近未来地球の気象、環境変化が及ぼす影響、被害をアメリカが最小にするための国家戦略の資としていると思います。正にアメリカ・ファースト策の資と言えそうです。

ペンタゴン・レポートはアメリカ合衆国国防省(通称ペンタゴン)が近い将来(2010~2020年)の異常気象、環境変化に伴う情勢の乱れなどを予測、これまでの世界中の気温の移り変わり、近年の気候変動から近い将来に起きるであろう出来事をシュミレート(模擬)したものです。

 

2003年にイギリスの新聞・ガーデイアンによってリークされた文書です。極秘文書がどうして

リークしたか・・・一説では世界に警鐘を鳴らすために、故意に上級職員等が漏らしたと言う説もあるようです。このペンタゴン・レポートを基に忠実に作られた映画が有名な、「ザ・ディ・アフター・ツゥモロー(2004)」です。映画では「数年間」の寒冷化激変を、「数日間」の超激変にした内容となっています。この映画はペンタゴン・レポートそのもので、内容を一蹴出来ないと思います。

ペンタゴン・レポートでは2010~2020年の間に地球規模の異常気象、食料、資源等の不足から各地での小規模紛争の発生を予想をしています。

地球温暖化の項目では、温暖化の根本的な原因は「温室効果ガスではなく、太陽活動の異常」であるとしています。

 

グリーン・ランドでの調査で約8200年前に現在と同じような気候変動が起きていたことが判っています。8200年前には地球の一時的な温暖化とそれに伴う異常気象の直ぐ後に氷河期が訪れ、地球全体の環境を激変させています。ペンタゴン・リポートでは温暖化が突如として氷河期へと変貌を遂げた理由は「海流」とされています。

温暖化によって極地の氷が溶けだすと海の塩分濃度が変化、それが海流の流れの変化を最悪の場合、海流の活動停止を招くとしています。更に寒冷化、気候変動を加速させたのは、2010年4月にメキシコ湾でイギリスのBP社が引き起こした原油流出事故が原因だと指摘されています。
事故発生から2ヵ月が経過した2010年6月頃からメキシコ湾流が停滞を始め、2010年10月には世界中の海流が完全に停止したことが観測衛星で確認されましたが、これらの事実は世界では殆ど知らされていません。

この原油流出は6ヵ月続き、流出原油は10センチの厚さで海底に堆積していることが確認されています。結果、欧米地域では急速な気温低下、極地の寒気で構成される巨大な嵐が発生する可能性があるとされています。


地球の気候は、熱塩循環という深層海流によって維持されていると言われています。熱塩循環は約1200年位で世界を循環、熱や溶解物資を運ぶ重要な役割を担っていると言われ、地球の温暖化か臨界点に達すると停止することが知られています。熱塩循環停止は寒冷化へ向かうとされています。過去には、12700年前と8200年前に同じ現象が起きている事実があります。

地球の寒冷化について最大の問題は、寒冷化が終わる時期が予測出来ないこと、食料の減産を余儀なくされると言われています。寒冷化すると当然農業の生産量が激減、現在、世界中で海流の停滞が起こっているため海洋資源が激減すると言われています。温暖化が突如として氷河期へと変貌を遂げた理由は「海流」とされています。

温暖化によって極地の氷が溶けだすと海の塩分濃度が変化してしまい、それが海流の流れの変化を起こし、最悪は海流の活動停止を招き、結果欧米地域では急速な気温低下が進み、極地の寒気で構成されるスーパーストームと呼ばれる巨大な嵐が発生する可能性があると言われています。予測の背景には、今から8200年前、現在と同じような海流の停滞が起こった事実があり地球寒冷化現象が100年間続いています。

アジア・北米大陸では毎年の平均気温がー2.8度、北ヨーロッパはー3.6度も下がった事実があります。南半球では反対に気温が2.2度上昇、このときの気候変動は、世界各地で干ばつが10年間続いています。冬期には各地を嵐が直撃。西ヨーロッパ・北大西洋では猛烈な強風が吹き荒れています。ペンタンゴン・リポートも現在の地球も8200年前の気候変動が再現される可能性を指摘しています。

 

最新のペンタゴン・レポート(英文HP)では、地球の気候変動、寒冷化等の最新文がペンタゴンのサイト(英文)で公開されています。6年前よりも厳しいものとなっています。

過去に起こった激烈な寒冷化が近いうちに発生、激烈な気候変動が襲うとした予測となっています。近年、日本の寒波も厳しくなっておりレポートの通りに進む可能性があります。

2010年が温暖化の臨界点で、次年から急激な寒冷化が始まり食料や水、資源等の問題から国家間の緊張、紛争が激化するとしています。レポートには2030年までの具体的な予測のカレンダーが掲載されています。

 

**********

ペンタゴン・リポート(2003年)・・・2010年以後の世界
全体的には、2010年から2020年にかけて、北半球の大陸部を低温乾燥気候が覆うと予測しています。その結果、ヨーロッパや北米は急激な寒冷期に突入します。
世界の各地で次のような変化が表れます。

ヨーロッパの北西部

今後10年間で年間平均気温が6度低下、この地域の気候は、シベリアのような気候となり、乾燥状態になると思われます。

降水量が大幅減少のため農作物の生産が極端に減少、農民は離農するか、少しは温暖な南部の地域に移住しはじめます。北米地域でも気温低下、乾燥気候となります。

農作物を生産できる期間が短くなるため、生産量が極端減、海岸部は海面上昇が起こるため、津波の危険にさらされるようになります。

アジア地域

夏の時期の降雨量の増加によって洪水多発、気候は冬は寒く、夏は気温が上昇、農作物の生産量が大幅低下、飢餓が急速に拡大

夏のには太平洋で発生する大型台風の直撃があり、冬の間には北極方面からの吹雪が直撃するようになります。

アフリカ地域

東部のケニア・タンザニア等では降雨量が極端に減少、今以上に干ばつ地域が拡大、飢餓が拡大
このような事態が起こることによって国家間の紛争が多発、地球上の安全保障に重大な影響を与えることになります。

 

今、地球は太陽異常で厳しい環境に置かれていますが、地球は太陽と一心同体であり極めて密接な関わりを持っていると思います。太陽の小さな異常等でも、地球は影響を受けると言う事実は間違いないように思います。人間は太陽系の自然の驚異には術がありませんが、かけがえの無い太陽、地球を見守り、事実を知り、認識、意識することは可能だと思います。

地球は今後、これから未曾有の大混乱に陥る可能性があると思います。人類が近未来の気候変動を予測等することで被害を最小限に留めることが出来るかも知れません。


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