極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

I am grateful that I can freely write my daily thoughts

温暖化はCO2が原因?

2019-09-25 19:16:49 | 日本の異常気象等

以下文は主に、「氷河期へ向う地球」「超異常気象」根本順吉著・風濤社 中公新書、NASA・Average Monthly Atarctic Sea Ice Extent Noc 1978~2016、Royal Astronomical Society、ウィキペディア等々の資料を一部コピー等々参考にしています。素人が考えるCO2と温暖化の因果関係です。CO2温暖化説は見方によっては詐欺行為を助長しているかも知れません。可笑しな箇所はスルーして下さい。私達一人々が、自分なりに温暖化を理解することは太陽からの恵み、地球の自然の成り立ちへの理解の一助となると思います。

 

根本順吉氏(1919年~2009年)・・・

と聞いてピンとこないと思いますが、私達に身近な気象庁の予報官として長期予報を担当されていました。

1973年に私達に一つの説として温暖化の原因を分かり易く説明しています。根本順吉氏は東京生まれで、中央気象台付属気象技術官養成所卒業、気象庁予報官でした。

1963年日本付近の異常低圧に気づき、以後異常気象の解析を行っています。1975年には気象百年史を完成させ、退官後は啓蒙家として子供向けの著書などを多く執筆しておられます。2009年、90才で死去されています。著では温暖化現象については、温室効果ガスを原因とする説をとらず、予測を超えた変化「太陽活動」であるといった立場をとっておられます。

他にも、CO2温暖化説に疑問を呈している研究者として、広瀬隆(ひろせ・たかし)氏がいます。1943年東京生まれ、作家、早稲田大学理工学部卒、大手メーカーの技術者を経て執筆活動、東京に原発を!、危険な話、原子炉時限爆弾、FUKUSHIMA福島原発メルトダウン、第二のフクシマ、日本滅亡などで一貫して原子力発電の危険性を訴え続けています。CO2温暖化仮説の裏に隠された原発推進等々を危惧されていると思います。判り易い温暖化の真相の著書として、“二酸化炭素温暖化説の崩壊(集英社新書)”があります。

 

大気中のCO2の増加と、温暖化による気温の上昇は必ずしも並行していません。IPCCの報告によって、大気中に放出されるCO2の経年変化は明らかにされていますが、気温上昇の著しい80年代には、その増加は横ばいになっています。気温上昇がほとんど認められない1965~75年頃には、逆にCO2の増加となっています。

過去30年間の気温とCO2濃度との時系列変化では17万5千年間の気温とCO2濃度との対応変化をみると、CO2濃度は、気温を追っかける(後追いする)形で変化しています。気温上昇が原因となって大気中のCO2濃度の上昇が結果しているのだとすると、やはり地球平均気温の変動の原因は何かという大きな疑問が生じます。根本順吉氏は、この疑問点については「太陽活動」を重視すると記しています。

太陽黒点周期の長さの変化と北半球気温偏差との相関、1861~1989(Friis-Christensen and Lassen,1991)は一致した相関です。気温の経年変化は太陽活動のサイクルに対応して変化していることが分かります。

 太陽活動・・・どのような現象であって、その現象がどのような物理過程によって地球表面の平均気温に変動を生じるのか・・・宇宙線が大気に飛び込んで大気をイオン化させてそれが核となって雲ができ、雲は太陽光をさえぎり気温低下となるとしています。この説は欧州原子核研究機構(CERN )等々の最新の研究調査結果と同じで、根本順吉氏の研究調査は日々気象に接していた経験等が一助となっており、太陽活動等の本質をついているとも言われ高く評価すべきだと思います。

 

先ず、CO2地球温暖化説で話題となる、気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Cclimate Change,IPCC)とは?

1988年に地球が温暖化するということがアメリカ議会上院から発信、(上院は学会ではありません。)その年に国連にIPCCができました。

IPCCは国際的な専門家でつくる、地球温暖化についての科学的な研究の収集、整理のための政府間ボランティア機構で、参加している研究者はボランティアで、学術研究連合や国際学会とは性格が全く異なります。IPCCは独自の調査研究は実施せず、既存の研究成果に基づいて合意を形成し、報告書を作成したことになっています。政策立案者向けに作成された報告書にすぎず、学術論文のように厳密な審査を経たものではありません。

日本で報道されることはありませんが、世界ではCO2温暖化対策団体等をFraud group(詐欺団体)と言われるのが多いのも事実です。その理由等の一例が2015年までIPCC議長だったラジェンドラ・パチャウリ氏は当時、アメリカ副大統領だったアル・ゴア氏と共にCO2温暖化説を広げノーベル物理学賞でなく平和賞を受賞しています。CO2温暖化説が物理学賞に値する科学的根拠等が無いため平和賞に変えられたと言われています。パチャウリ前議長はCO2の排出権取引(各国家、各企業ごとに温室効果ガスの排出枠を定め、排出枠が余った国、企業と排出枠を超えて排出してしまった国、企業との間で取引する制度で巨額の金が動きます。この巨額の金が利権の肝とも言われています。)で莫大な利益を得る銀行の顧問でした。これらの取引で多国籍企業、エネルギー業界が生み出す資金をパチャウリ氏が理事長・所長だったエネルギー資源研究所に振り込ませていたことが2010年1月発覚、IPCCはCO2を利権とするFraud group(詐欺団体)と捉えられています。

 

過去、トランプ米大統領は、地球温暖化対策の国際枠組み、パリ協定(2015年、世界190カ国以上が参加合意した国際ルールで、危険な温暖化を防止するため、CO2等、原因となるガスの排出をどれだけ減らすかの目標を作成、対策することを参加国に求めています。) から米国が離脱すると発表、離脱は選挙公約通りです。

何故、トランプ米国大統領が大統領就任前からCO2地球温暖化説に懐疑的であったか・・・2017年6月1日の演説でパリ協定によって米国が他国より不利になると批判、米国産業、国民にとってより公平な合意にするために再交渉するよう呼びかけています。米国が決めたガス排出を減らす目標の取り消し、発展途上国の対策を助けるための国際基金へお金を出すのをやめると明言、経済、石炭産業保護等を理由に国際取り決めよりも自国の利益を優先、これらは表向きの論で温暖化の本質を知り得た上での発言だと思います。国際間の付き合いを考慮している部分もあるとも言われています。

米国政権は内外の多くの著名な研究者等が科学的調査資料等を徹底的に調べ上げ、トランプ氏に情報提供しトランプ氏自身、世界の多くの支援者が更に精査等々した結果の結論と言われています。決してトランプ大統領の思いつきの即断ではないようです。米国には他に財政的に優先すべき問題が山積しているようで、懐疑的なCO2地球温暖化策に貴重な財政を支出するとは到底思えません。

米国がパリ協定から離脱したのは温暖化の原因がCO2でないからでしょう。一説では米国、ロシア、中国等は温暖化の真相を独自に研究、共有等しているとも言われていました。勿論、イギリス、フランス、ドイツ等も温暖化の真相を知っていると言う海外プログが多いようです。

これらの国々は“自国益のために巧妙な形でCO2温暖化説を取っている”ようにも思います、今後CO2温暖化仮説を、益々巧妙な策により自国利権等のため対外交渉の資とするでしょう。

トランプ大統領がCO2地球温暖化に懐疑的と言うと欧米、日本の主要メディアは多くが反発します、これらのメディアは利権を得たい・・・排出権取引、原発利権等々が見え隠れします。

対し、日本のCO2温暖化策・・・1997年に京都会議が行われ、CO2の排出抑制が決まったが、実質的に守ろうとしたのは”日本唯1ヶ国”でした。現政権は真相は熟知しているでしょう。トランプ大統領の判断結果は歴史が示すでしょう。人類が自然をコントロールできない事は事実で人類の驕(おご)りが問われているかも知れません。

 

地球は本当に温暖化、寒冷化しているのか?

現在は正確な調査、研究資料があり誰でもこれらの資料の一部を見ることが出来ます。

2013年にリークされた国連の報告書(故意にリークさせたとも言われています。)では、世界の気温は過去15年間、一切上昇していません。

mail online  20 sep 2013より抜粋

World's top climate scientists told to 'cover up'the fact that the earth's temprerature hasn't risen for the last 15years

世界のトップクラスの気象学者達は、地球の気温が最後の15年間上昇していないことを隠すよう促されました。

Leaked UN report reveals the warld's temprerature hasn't risen for the last 15years

リークされた国連レポートでは、世界の気温はこの15年間上昇していないことを明らかにしています。

南極ボストーク基地の表彰コアの分析から得られた過去17.5万年の気温と二酸化炭素濃度の変化、14万年前に温度とCO2とがほぼ一緒に急上昇しています。その直後、気温は急降下していますが、CO2濃度は、275ppmあたりでもたついた後、”温度変化に引きずられるように降下”しています。同じく、7万5千年前にも、”気温の急降下に対して、CO2量が5千年位遅れて降下”するという現象が認められます。

過去の地球上の温度変化とCO2濃度を南極の地下の氷で、42万年前のものから現代までを正確に調べた結果、“CO2と温度上昇はセット”で、現代の”人類が排出するCO2はほぼ無視できる量”であることが確認されました。恐竜時代の温暖化ガスの濃度は今の10倍以上です。

 

何故、CO2地球温暖化説が重要視されるかと言うと“巨額のウラン等取引、原発推進ビックビジネス、世界の環境団体、NGO等の設立等々による巨額の利権”と言えるかも知れません。

2009年11月には、英国でこのCO2地球温暖化説を補強するため、研究データ改ざん事件が起こっています。有名なクライメット・ゲート事件(気候研究ユニット・メール流出)です。欧米では大変な問題となりましたが、何故か日本では全く報道されませんでした。未だに地球温暖化CO2説を本気で考えているのは、先進国では日本ぐらいかも知れません。今後多くの国がこれらの策から自国益厳守に移行する可能性があります。 

 

私達は小学校の時、理科実験でコップの中に氷を入れ、氷が解けたらコップの水の水面がどうなるかを実験します、この実験は今でも即家庭でも簡単に実験できます・・・この結果は?「氷が解けても、水面の上昇は起こりません!」、これは自然科学、理科の常識です!

過去、CO2による温暖化の結果、海面の氷山が解け海面が上昇すると堂々と報道されています!国民を馬鹿にするのもほどほどにと言いたくなります。南極の氷(海面上の氷)が解けても海水面が上昇するはずがありません!

NASA等の研究チームの研究では実際に氷が解けているのは南極半島等の一部で、内陸部等(勿論、ここが解けると海水面は上昇)は寒冷化により氷の面積は明らかに増大しているようです。1978年から現在まで、人工衛星の観測では地球上空の温度変化は無いようです。地表が少し上下していると言われています。

過去騒がれた、温暖化の象徴とされた、有名な南太平洋の「ツバル」の海面上昇は海面が上昇したのでは無く、(さんご礁の上に出来た陸地は、どうしても地盤沈下は避けられないようです。)地盤沈下でした。現在はツバルの海面上昇は成りを潜めました。

 

少し古いですが、近年の気温、CO2資料

「気温」

1910年~1940年は、温度上昇

1940年~1975年は、少し温度下降

「CO2」

1946年、急上昇

1946年~1975年、急上昇、温度は上がらない・・・地球温暖化の因果関係が説明出来ない状態があるように思います。

温暖化CO2説は1980年代からCO2を悪者にして“原発を推進”するために科学的事実とは無関係に政治的に利用されてきたとも言えそうです。もともとこの説は成り立たないと長年学会等では退けられていたようですが1980年代、利権のため科学を無視、政治的主流になったようです。
CO2濃度上昇が赤外線の吸収を増やし、温室効果を高めると実験で立証した科学者はいませんが、CO2濃度が上昇しても赤外線の吸収は増加せず、温室効果が高まらないこと実験で立証した科学者がいます、英国の物理学者(1820~1893)のチンダルです。

チンダルは、その後の実験で、CO2濃度を2倍にしても赤外線の吸収が変わらないことを見つけています。
1900年頃の科学者は1896年発表のアレニウスのCO2温暖化説はチンダルの実験結果で論破されており全く支持していません。
このチンダルの実験の追試はスウェーデンの物理学者(1857~1910)のクヌート・オングストロームによって行われ、やはり同じ結果が得られています。今日、現在これらを覆す実験結果は無いようです。
CO2の400ppmの赤外線吸収スペクトルと800ppmの赤外線吸収スペクトルは略同一で、これらの結果も当然です。
CO2に温室効果があるから、CO2濃度が上昇すると温暖化する思い込んでいる非科学的な人があまりにも多すぎますし、一般の人達はメディア等々の情報を信じ込んでいるようにも思います。
温暖化CO2説では、CO2が多くなると地球から宇宙へ出る放射がCO2により多く吸収され、地球に熱がたまり温暖化するとされています。
CO2が吸収できる遠赤外線は波長15μm付近だけで、15μmの地球放射は10m未満の高さでCO2に全部吸収され、吸収されずに宇宙まで進んでいるものはありません。
15μm付近の地球放射の宇宙への透過率は0で、その波長ではCO2による温室効果が100%で放射冷却していません。
CO2濃度が高くなっても、さらに多くの赤外線を吸収することはできず温室効果の増大も温暖化も物理的にあり得ません。
CO2の赤外線吸収波長15μm付近の地球放射の宇宙への透過率は0です。その波長では放射冷却が起きず、CO2濃度の上昇による温暖化は不可能です。

過去、地球の6億年でみても、宇宙線強度と気温にはスベンスマルク効果で高い相関がありますが、CO2濃度と気温には、全く相関がありません。古生代に“CO2濃度4000ppm”でも氷河期があります。
1000年前の中世温暖期は3割少ない280ppmでも、気温は現在と同程度です。
6000年前の気候最適期は3割少ない280ppmでも、気温は現在よりも2度高温でした。
2000年以降、CO2濃度は1割近くの36ppmも上昇しましたが、衛星観測による気温は横ばいのままで変わっていません。CO2濃度が低いと低温、高いと高温という温暖化CO2原因説は成り立ちません。恐竜時代の温暖化ガスの濃度は、今の10倍以上です。

赤外線吸収飽和論に対して、地球温暖化CO2原因説を信じている人達には反論がありますが、やはり屁理屈ばかりのようです。米国、ロシア、中国等々は正確な情報を持っておりCO2温暖化に懐疑的であるのは当然でしょう。これらの国のトップばかりが懐疑的ではなく、国家としての意思と受け止めるべきです。

“日本は世界最大のCO2地球温暖化対策、資金等提供国”です!1997年の京都会議、CO2の排出抑制が決まりました。これらの策に日経連は反対しましたが、実質的に守ろうとしたのは”日本唯1ヶ国”です。以降、日本から温暖化対策、CO2取引等々のため数兆円の金が海外に流れていく可能性があります。可笑しなCO2温暖化説のために巨額の日本の金が湯水のごとく・・・消費税増額が空しく思えます。

昨今の地球温暖化を訴える16才少女の国連演説、この演説はCO2温暖化は嘘ですよと白状しているようなものです。世界の歴史上、公の場に子供が出てくることがありますが末期状態の時ばかりです、今回はCO2温暖化は嘘と言う末期状態?この少女がCO2温暖化論の肝とも言える、地球温暖化の計算式を本当に理解、計算出来るか大きな疑問です。少女の後ろの人達は誰でしょうか・・・自分なりに調べるとこの少女は本国スウェーデンでは豊かな身なり、生活をしています。経済発展のためにCO2が増える途上国等の人達(少女の数十分の一の経済状態)への軽蔑の眼差し、私達はメディア等のこれらの情報を鵜呑みにすることは問題だと思います。少女の本質を見抜く努力も必要かと思います。フェースブック等々を見ると世界の多くの人達は、この少女に対し極めて大きな疑問を呈しています。

 

地球に優しく接するためにも、CO2が温暖化に関係が無いとしても、CO2の無秩序な放出は戒めるべきです。私達一人々が、自分なりに地球と太陽との関わり、地球環境、温暖化等々を理解することは夢が持てる未来への一助となると思います。

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 私達にとっての緊急事態 | トップ | ヤクザと任侠(にんきょう) »
最新の画像もっと見る

日本の異常気象等」カテゴリの最新記事