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極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

I am grateful that I can freely write my daily thoughts

天才は努力家・ピアノの天才達

2017-10-30 12:40:31 | 日記

以下文は、山陽新聞デジタル版、ウィキペディア等々を参考に記していますが、音楽の専門家でないため可笑しな文が多々あると思います。

 

日本人で年令90才代と言うと、もう余生も少なく、社会で活躍する機会は極めて厳しいと思います。これから高齢者社会を迎えようとする日本、ピアノの天才と言われながらも大切な「日々の努力の実践」・・・この何気ない言葉が未来を明るく、切り開くと思います。

 

2017年9月18日の敬老の日、夜のNHK-FMに室井摩耶子氏が出演されています。番組のタイトルは、90才・クラシック女子 ~昭和・平成わたしの音楽道・・・室井摩耶子氏は日本を代表するピアノの天才とも言われていました。高齢ですが、出演時も実際に演奏され、多くの人達をびっくりさせたと言われています。

室井摩耶子氏は1921年4月18日生まれの95歳、6歳よりピアノを始め、小学4年生から高折宮次氏(日本を代表する大正・昭和期のピアニストの巨匠)に師事され、1941年東京音楽学校(現・東京芸大)を首席卒業、研究科に進まれ、クロイツァー教授(ピアノ奏者・指揮者・音楽教育者、元・ベルリン音楽大学教授、元・東京芸術大学教授でペテルブルグ生まれ、天才ピアニスト、指揮者としても活躍、門下生は有名な小澤征爾氏をはじめ世界的 音楽家がいます。)に師事、1943年に修了・・・日本の天才とも言われるピアニストで、現在も日本のピアニストです。実際の演奏がユーチューブで見れますので是非聞かれて下さい。

以下文は、92才のもう一人の米国を代表するピアニストを記しました。

 

アメリカ人にしては身長150cmの小さな体で、超人的な演奏を行うピアニストが岡山でコンサートを開きました。

この方はアメリカ人で、天才とも言われたピアニスト、「ルース・スレンチェンスカ」さんです。カリフォルニア州サクラメント1925年(大正14年)生まれで92才です。

ルースさんは、世界的に有名なセルゲイ・ヴァシリエヴィチ・ラフマニノフ(ロシア帝国出身の作曲家、ピアニスト、指揮者)にも師事されています。

過去、ニューヨーク・タイムズではモーツァルト以来の神童として紹介されたこともあるそうです。

 

昨今では、高齢の身体の衰えをものともせず、遠路来日岡山での素晴らしい演奏、天才と言われながらも、日々の努力を忘れることなく実践、衰えていないピアノ演奏・感性、日々の努力の大切さを私達に教えてくれました。ルースさんの演奏、生き方に多くの日本人は感動したと思います。

 

幼少期に父親のヴァイオリニスト、ヨゼフ・スレンチンスキ氏から音楽の手ほどきを受け、4才でステージ・デビューしたそうです。

5歳でカーティス音楽院に入学、6才でベルリン、8才でニューヨーク、11才でパリ等、各都市でコンサートを開いて成功を収めています。

ピアノ教師は、ヨゼフ・ホフマン、セルゲイ・ラフマニノフ、アルトゥル・シュナーベル、エゴン・ペトリ、ヴィルヘルム・バックハウス、アルフレッド・コルトー等、当時の巨匠ばかりです。

特にセルゲイ・ラフマニノフへの師事・・・メトロノームを使って練習、一番遅い速度から片手ずつ、そしてほとんどわからない程度に目盛りを上げていく。それぞれが所定のスピードに達してから今度は両手で一番遅い速度から同じように根気強くくり返す。完璧すぎると思う仕上がりになっても、同じフレーズを今度は五本の指の一本ずつ、アクセントを変えながら片手ずつからまた最初から同じことをくり返していく・・・単調で忍耐力を試されるような練習、午後、夜の練習、努力の連続・・・ルースさんの75年のピアニストとしての日課であったとも言われ、師独自の伝授方法と言われています。

14才から一旦音楽活動から遠ざかりましたが、19才のとき大学で心理学を学んだそうですが、26才のときに指揮者のアーサー・フィードラーに請われてピアニストとして復帰されています。

 

昨今では77才の時、台湾人の教え子に台北の東呉大学へ招かれてからピアノに復帰、2003年に初来日以来、たびたび来日、特に岡山との縁が深いようです。何故、縁が岡山にあるか・・・その縁は三船文彰氏です。

音楽プロデューサー・チェロ奏者として活躍する歯科医・三船文彰氏(62)岡山市中区在住は国内外の一流演奏家の多くと交流し多くのコンサートを実現されています。
三船氏は台湾生まれで14才の時に両親と岡山に移住、朝日高校から国立台湾大歯学部に進学、約30年位前、岡山市内で歯科医院を開いています。業、音楽プロデューサーとしては、主に岡山県内を中心に演奏会を企画

アメリカの世界的ピアニスト、ルース・スレンチェンスカ氏の2003年の日本初演・岡山市から、2005年の引退公演・岡山市までを手掛けられ、制作CDの11枚は、レコード芸術誌で特選に輝いています。

1999年、ワンダフル!岡山・私の音楽生活と題した、郷土ゆかりの識者による連続講座「おかやま楽習塾」の講演会が岡山市北区柳町の山陽新聞社さん太ホールで開かれています。講演では自宅にクララ・シューマンが愛用したピアノなどを備えたホールを設けたのをきっかけに始めたプロデューサー活動等々を語られています。演奏の選曲は自身で全てされておられるようです。これらの諸活動は演奏家の新たな魅力を引き出すのが狙いだそうです。
3・11後、芸術活動の自粛ムードが広がった中でバイオリンの名器を集めた演奏会を岡山県内4カ所で開催され、日本人の心を音楽で慰めなければと関係者全員が力を尽くしたそうで、あらためて岡山の素晴らしさを実感したそうです。

ルースさんは、92才の現在も毎日5時間程度の練習を欠かさないそうです。4才からずっと現役のピアニストでありましたが75才の時、最愛の夫が亡くなってから3年間ピアノを弾かなかったそうです。悲しみに暮れていた彼女を台湾人の教え子が台湾に呼び、台北の東呉大学で2002年9月から一年の契約で客員教授となられています。

再びピアノ復帰・・・

 

ルースさん談

ピアノを弾かなかった3年間の間に、私は多くのことを感じ、考え、そして多くのことを学びました。

再びピアノを弾いた時、音がまったく変わりました。

正しく練習すれば、人間の筋肉は衰えないものです。

NHKのインタビューでは・・・

老いてから成長するものがあります。

老いるほど美しくなっていくものがあります。

最近の演奏に私は満足していなかったから、ニューヨークに戻ってから、毎日の練習時間をさらに2時間増やし(9〜10時間)備えてきたから、いまや私は別人ですよ!と述べています。

 

ルースさんは、TV等で何よりも日々努力の大切さを私達に教えてくれました。これからの日本は室井摩耶子さん、ルースさんのような輝く高齢者が増え、社会の一部をリードしてもらいたいものです。

今、関心があるピアニストは海上自衛隊東京音楽隊の太田紗和子さんです。この方のピアノ演奏は素人の私でも引き付ける魅力があります。

これらの演奏会の動画は、全てユーチューブで見れます。


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人類、世界の頂点に君臨する人達

2017-10-24 13:00:50 | 日記

以下の文は旧約聖書(創世記・6章)、シュメール粘土板・原版(第1~第14)、「シュメール粘土板」ゼカリア・シッチン著・竹内慧氏日本語訳等を一部参考にしていますが、陰謀論(一般に認められている説等とは別に、策謀や謀略によるものであると解釈する考え方)ばかりとは言えない部分があるようにも思います。素人の解釈等で可笑しな文等多々あるとあると思います。雑文、フイクション程度として読んでください。

 

人類の発生を自分なりに精査した場合、進化論ではどうしても説明がつきません。人類は発生以来どんな歴史を歩んで来たか、現在の世界はどのような人達によって支配等されているか興味がつきません。

人類の文明はエジプト、メソポタミア等々から始まったと習います。勿論一部は正しいでしょうが、シュメール文明を短絡させているように思います。シュメール文明はタブーの一つとも言われているようです。このような歴史観の一部欠落が、進化論は全てであり、私達はアメーバ等から進化し人間になったと教えられます。この人間愛、人類愛等の無いような進化論の思想が人類を不幸にしているかも知れません。人類を支配するには進化論は強力なツールでしょう。

1850年、イギリスのオースティン・ヘンリー・レアード氏が、古代アッシリアの首都ニネヴェの跡地から何万枚もの粘土板を発見しました。発掘場所はイラクの首都バグダードから400キロ離れた、ティグリス川に臨む都市モスルの近くです。
シュメールの粘土板には、人類創造、聖書のノア伝説の元ネタになったギルガメッシュ叙事詩等々が詳細に残されていますが、ほとんどの科学者はその意味を見出せずに放置していましたが、現在は数万のシュメールの粘土板の多くが解読されています。
発見されてから150年たった今も、世界中で公認とされている歴史教育にこれらが反映されることはなく、アカデミズムは頑なにこれを無視し続けています。何故ならシュメール文書を認めてしまうと、これまで築かれてきた公認の歴史的見解が、崩壊してしまうからに他ならないでしょう。

 

このシュメール粘土板に記された内容は、極めて細かく記された人類に関する内容で人類の歴史を覆す驚愕の内容です。
シュメール文字(シュメール人の用いた楔形「くさびがた」文字)を解読できる人物は、故セガリア・シッチン(パレスチナ生まれの考古学者、言語学者)氏以外、世界でも少数と言われています。
ゼカリア・シッチン氏はシュメール語、アラム語、ヘブライ語をはじめ、中近東の数々の言語を解読することが出来たと言われています。シュメール粘土板を詳細に調査、解読した結果、シュメール粘土板の記述は地球外の神(地球外の高度文明を持った人達「神」)のことを述べているという驚くべき結論に達したと言われています。

粘土板には当時の政治、法律、生活、天文、ピラミッドの建造時期及び目的、人類の創造等々について詳しく記されています。驚くべきことに、シュメール文明出現時は既に完成された文明で、現在の世界と殆ど遜色がありません。1分は60秒、1時間は60分、今でも私達はシュメールの60進法を利用しています。
60進法の起源は惑星x(ニビル)の公転周期(3600年)と黄道12宮の1単位の遷移に要する年数(2126=72*30)の比は10:6です。この10と6から公倍数の60を選んだのではないかとゼカリア・シッチンは推定しているようです。
昨今、有名な宮崎駿氏のトトロ等々も、シュメールの粘土板内容を一部参考にされていることが分ります。

シュメール粘土板で特に興味を引くのは失敗の連続でのアダムとイブの人類創造(何故、人類を創造したかの衝撃の理由は、文が大きくなりますので割愛します。)の細部・・・有名なエジプトのピラミッド建設の年代、建設者、建設目的等々、大変興味ある内容です。

シュメールの粘土板の内容には、旧約聖書の中身が散見されますが、これらの諸記述等は創造論となります。
現在、日本の教育では進化論が全てであり、人間はアメーバ等から進化し人間になったと教えられます。進化論と言う考え方の一つが世界にはありますと教えるのが正論だと思います。学校現場では、「進化論」と「メンデルの法則」を同時に教える等々、無茶苦茶な漫画のような教育が行われており呆れてしまいます。

米国の場合、一般的には高校で創造論、大学で進化論を学ぶことを基本としているようです。
昨今、聖書の創造論を信じる人が44%、有神論的進化論を支持する人が40%、進化論を信じる人は10%しかいません。
アメリカ議会等では聖書に手を触れ、神に宣誓しないと議会が始まりません。聖書に重きを置いています。
日本の場合、人口の9割以上が進化論を信じてると言われ世界的にも珍しい国とも言われています。
世界的には進化論、創造論は半々のようです。近年は西欧の若手学者中心に創造論が増えつつあると言われています。
人類が他者(神と言われる人達)に創造されたとなれば、私達の世界は人間中心、弱肉強食社会等は大きく変わる可能性があるかも知れません。

旧約聖書とシュメールの粘土板を読めば、文面上から人類の秘密が分かりますが、激反論する方も多いのも事実ですが、シュメールの粘土板、旧約聖書(旧約聖書は宗教とは全く関係がありません。)上では、人類は創造されたと理解するのが自然のように思います。
シュメールの粘土板(第1~第14)の記録を3回読みましたが、本当に驚愕の内容に驚かされます。

私達の世界は、グローバル化(イルミナティの下部組織フリーメーソン等はアシュケナージ・ユダヤ人等を利用、NWO・統一世界政府を目指しているとも言われています。)の名の下、NWO・統一世界政府等に向かって進んでいるとも言われています。

イルミナティはフリーメーソンを統括していると言われています。その裏の本丸はサンへドリンとも言われています。簡単に言えばこの人達は、張り付けになったイエスの裁判を行った人達で反神を掲げるスファラディー・ユダヤ人と言われており、現在もその血流は絶大と言われています。

このサンへドリンはタルムード、ドハール等が根底にあるとも言われ、我々が神に変わり人類を支配等する・・・神に反する人達と言えそうです。世界を統一、管理等するための一つの手法がグローバル化策かも知れません。

現世界を考えた場合、世界の大富豪ロスチャイルド、故ロックフェラー等がいますが、これらの人達を支配する、更に上位の人達がいるとも言われています。この人達はイルミナティ・13血族とも言われます。世界はイルミナティ、フリーメーソンによって運営されているように思います。元を辿ればシュメールの粘土板になります。
世界のマスコミは全てユダヤ・プロトコル、タルムードに沿って支配されていると言われていますが、このアシュケナージ・ユダヤ人をイルミナティ、フリーメーソンが利用している構図が見えてきます。

このイルミナティは13血族と言われています。

アスター家、バンディ家、コリンズ家、デュポン家、フリーマン家、ケネディ家、李家、オナシス家、ロックフェラー家、ロスチャイルド家、ラッセル家、ファン・ダイン家、ダビデの血流、十三血流周辺の二家「レイノルズ家、クルップ家」で私達とは違った人達で、絶対に血族結婚しかしません。有名なのはイギリス王室、ヨーロッパの王家グループと言われています。

この人達の長い歴史を辿った場合、ルシファー(悪魔・・・神に反することを行う人達)の流れを汲んでいるとも言われ、神(人類を創造した人達)と反対の思想です。

近未来、我々が世界を統一・管理し、神に代わって人類を支配すると言われています。当然、悪を正当化します。イルミナティ・13血族の人達は自分達の血流、歴史(ネフィリム・Nephilim・・・旧約聖書・創世記・6章4節)を熟知していると言われています。血を守るため、当然、結婚は血族結婚となるようです。

このイルミナティ・13血族の人達とは・・・簡単に言えばネフィリム(Nephilim)の血流と言えそうで、元を辿ればシュメールの粘土板が根拠の一つになると思います。
旧約聖書の『創世記』、『民数記』、旧約聖書外典(続編)の『ヨベル書』、『エノク書』などにあらわれる種族の名で巨人と言われています。

現在も世界で数多くの巨人遺骨(イルミナティ・13血族の人達は長い歴史の間に体が小さくなっているとも言われています。)が発見されていますが、多くの世界の学者は絶対に認めようとしません。認めたら人類の歴史が覆されると言われています。
ネフィリム(Nephilim)名前の意味は・・・天から降りてきた人達(地球外から地上に来た高度の文明を持った神に反抗する人達で、同じく神と呼ばれます。)と言われネピリムとも表記されることもあります。

アダム・イブ・・・以降、旧約聖書上のアバラハム・イサク・ヤコブの血統でスファラディー・ユダヤ人で日本にはこれらの血統的ユダヤ人、12部族+レビが全部がおり、その数、数千万人以上とも言われています。頂点等に位置するのは天皇等となります。スファラディー・ユダヤ人は悪と反対の善を好とします。

ネフィリムの人達は、人類を創造した神達とは別の神(ルシファー、悪魔を崇拝・・・神になりたくて、神に代わろうとした人達)で、これらの神と地球上の女姓(アダムとイブの子孫・・・)との間に出来た子供(主に白人)がネフリム(Nephilim)で、このネフィリムの血流がイルミナティ・13血族となるようで、神になろうとした神と人類女性の混血と言うことになるようです。

シュメールの粘土板では人類が神達(地球外の高度の文明を持った人達)により創造(アダム&イブ、以後旧約聖書のユダヤ人です。アブラハム、イサク、ヤコブ「黄色人種、スファラディー・ユダヤ人」の旧約聖書の民の流れとなるようです。)され、人類の歴史が始まります。
旧約聖書のアブラハム→イサク→ヤコブ(この流れは有色人種)は、アダム、イブの子孫となります。神から祝福した正当な民のスファラディー・ユダヤ人と言われています。

対し、現在世界の金融等々を支配し、グローバル化、統一世界・管理を目指しているのはイルミナティ・13血族でアシュケナージ・ユダヤ人(ユダヤ教徒・カザール人)を使っているとも言われています。

アシュケナージ・ユダヤ人と言われる人達は、カスピ海付近の旧カザール国の人達で、人種的にはカザール人で宗教がユダヤ教の人達で、ユダヤ教徒・カザール人が正しい呼び方となります。
現イスラエル国のユダヤ人は旧約聖書のアバラハム・イサク・ヤコブのスファラディー・ユダヤ人の血統とは何の関係もない、アシュケナージ・ユダヤ人で、この事実は触れてほしくないようです。建国そのものが揺らいでしまいます。アシュケナージ・ユダヤ人で有名なのは、アンネの日記のアンネ・フランク、キッシンジャー、ルーズベルト、レーニン等々・・・旧約聖書に記載されたスファラディー・ユダヤ人とは何の関係もないユダヤ教徒・カザール人と呼ぶのが正しいでしょう。

現世界は旧約聖書の神の民スファラディー・ユダヤ人を、アシュケナージ・ユダヤ人に乗っ取られ、自分達が旧約聖書の民ユダヤ人と嘘をついている状態で、世界はまんまと騙されている状態と言えると思います。更にその上に君臨するのはイルミナティ・13血流となるようです。
アシュケナージ・ユダヤ人が旧約聖書を学び、行動してくれたら問題は無いと思いますが、大きな問題はタルムードを学び行動してることだと思います。このタルムードは神と反対となります。このタルムードは人類にとって最大の悲劇と思います。中東問題等々、世界難問題の諸根源の行き着く先はタルムードでもあるとも言われています。更に遡ると人間を物質と捉える、唯物論思想のネフィルムになるようで、共産主義もネフィルムの思想です。

縄文時代等に日本に渡来した多くの民族(20以上の民族で有色人種)の中で、ユダヤ人集団のトップ等におられたのが天皇家と言うことになると思います。
現天皇は、旧約聖書に記されたレビ(祭司長)の長と言われています。(人間と神の橋渡しのために祭儀を行う祭司の長)当然、日本の天皇家はヨーロッパの王家グループの13の血流(悪魔、ルシファー)とは全く異にします。世界でも天皇家は純粋な旧約聖書のレビ(祭司長)の血統を守っていると言えると思います。

じゃ、ダビデの王血統は日本の何処に居られるでしょうか・・・

日本人の一部は、旧約聖書の中の神から祝福された、ほんとうの民であると言えると思います。
純粋な日本国内のスファラディ・ユダヤ人の血統は、(エタ)と言うシステムで純血を守ってきたとも言われています。その数、数千万以上はいると言われています。特に三笠宮殿下は戦前から満州の多くのユダヤ人に接し探求され、皇室との繋がりを・・・日本ではユダヤ研究の第一人者でもあり、オリエント学という書物を出版されています。(立場上ユダヤ研究と言う言葉を避けておられます。)
日本は諸文献等々を自分なりに読むと、本当に世界から見たら垂涎の国、旧約聖書の民が建国した日本であることは間違いないと言えると思います。日本は神の国と言え、凄い国であることが分ります。

現世界のイルミナティ・13血族のトップは、日本は旧約聖書に記された神に祝福された民である事実を間違いなく知っていると言われています。勿論、中国、韓国のトップ等も知っているでしょう。シュメールの粘土板には、王は男子のみが継承すると記されています。天皇の継承も男子として生きています。日本とシュメールの繋がりを垣間見ることが出来ます。

イルミナティ・13血族の人達は、現在も儀式で自分達の血族を確認してると言われています。これらの儀式、真相等々に疑問を持ったのが英国王室に嫁いだダイアナ妃(ダイアナ妃も13血流で、ネフィルムの血流と言われています。父親はフリーメーソンの上位階層)で間違いなく殺害されたと言われています。

このヨーロッパの王家グループが、一堂に会するのがノーベル賞授賞式です。ヨーロッパの王家グループが殆ど出席します。ノーベル賞はイルミナティーの儀式の一つとも言われています。ノーベル賞を取ると言うことはすべての研究、技術等をイルミナティに捧げることを意味しイルミナティにとって最新科学等を取得できる大切な儀式と言われています。

スポーツで有名なオリンピック、有名なクーベルタン男爵(イルミナティ・フリーメーソン)よって近代オリンピックが始まった時からオリンピックはイルミナティの儀式の一つです。現オリンピック中枢の一部人たちはイルミナティ、フリーメーソンのメンバーで構成されていると言われています。オリンピックはイルミナティが「国債情勢を巧みにコントロールするため、オリンピック・スポーツを利用」していると言えます。国際情勢とオリンピックは阿・吽(一般に吐く息と吸う息を表す言葉、二人以上が一つの事をするときの微妙なタイミングや気持ちの一致を表します。)の関係であると言われています。欧米では人類支配のツールとも言う方も多いようです。

イルミナティ・13血族と現世界との政策調整役等の一人等が、有名な米国(アシュケナージ・ユダヤ人)のブレジンスキーと言われています。ブレジンスキーは米国大統領の政策立案を全て企画し、大統領を指揮、指導してるとも言われています。
金融部門、担当がロスチャイルド、故ロックフェラーとなるようです。株ではソロス等々が株等の代弁者と言えるようです。この人達を裏で支配する人達がイルミナティー・13血族の人達と言えると思います。
イルミナティに統括されているフリーメーソンの末端組織が日本ではロータリークラブで、会員の殆どの人達は意識することなく活動されてるようです。極一部の方は少しだけ上位にいるかも知れません。人類の歴史をシュメールの粘土板、旧約聖書等を精査すれば驚愕の内容になります、真意はどうであれ大変興味ある面白い内容です。

現在、世界には27の王室が存在していると言われていますが、唯一つの正当な人類の歴史そのものでもある天皇を戴く日本は本当に凄い国でありことが分かります。天皇・皇室を頂点に置く日本国、私達はもっと皇室、日本国を大切にしたいものです。

 


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スカイマーク航空と米国・サウスウエスト航空

2017-10-22 10:13:44 | 日本社会

以下文は、ユーチューブ・空飛ぶ入社式・サプライズフライトに大歓声!スカイマーク2017年度入社式、疋田文明 Official Site等の記事を一部参考等した文で、可笑しな内容があるかも知れません。雑文、日記とします。

スカイマーク航空と重複するのが、米国のLCC、サウス・ウエスト航空です。

私自身、10年以上前米国のLCC・サウス・ウエスト航空を何度も利用しましたが、キャビンクルーとの短い時間の会話で感じたことは、会話した多くの社員からはI love funnyと言う言葉が返ってきたと記憶しています。会社が面白いから大好き・・・何気ない言葉ですが大きな意味を秘めているようにも思います。

 

1967年、エア・サウスウエスト航空として、アメリカ合衆国テキサス州で設立され1971年に3機のボーイング737で運航開始

経営方針の1つとして社員第一、顧客第二を掲げており、日本だったら顧客第一となると思います。当時、米国の航空会社で唯一、アメリカ同時多発テロ事件を受けた航空産業冷え込みにもレイオフを行っていない大手航空会社と言われています。

2012年には、サウス・ウエスト航空はスイスの独立系航空輸送格付け機関Air Transport Rating Agency(ATRA)から世界で最も安全な航空会社の10社のうちの1社に選定されています。世界で始めてのLCC航空会社です。

エア・サウスウエスト航空は1967年11月、ダラス、ヒューストン、サンアントニオの3都市を結ぶ航空会社の参入をテキサス州航空委員会に申請、1968年2月20日に認可されましたが、認可の翌日にブラニフ航空、トランステキサス航空、コンチネンタル航空の3社が、エア・サウスウエスト航空への飛行許可証を発行することを禁じるようテキサス州航空委員会に要請

ライバル3社の主張は、エア・サウスウエスト航空が参入しようとしている市場はすでに飽和状態で、新たな低価格航空会社が参入する余地はないというものでした。

1968年夏に、テキサス州地方裁判所にこの案件が持ち込まれたことにより、両社は法廷で争うことになりました。最終的には合衆国最高裁判所により就航が認可されました。

 

日本に目を向けると、1998年9月19日、スカイマークの一番機B767は羽田から福岡に向けて離陸JAL、ANA、JAS3社の寡占体制に低価格運賃の航空会社誕生の瞬間です。

1998年スカイマークの誕生から現在までは、何か閉鎖されたような既得権等が見え隠れする日本の航空業界で生き残ることは厳しかった一面があるように思えます。他の新規航空会社が大手に屈する中、スカイマークは最後まで低価格等の独自性を貫きました。日本の航空業界で既得権者、天下り等々を受け入れることなく独自性を貫くことは凄いことだと思います。

何より創業以来、破綻と言う厳しい現実に直面しましたが現在まで無事故!この事実はスカイマークの歴史の全てを語っていると思います。

 

素人が思うのは、スカイマークのA380問題・・・この問題が起きなかったらどうなっていたか大変興味があります。2010年1月にJALが経営破綻、その際、多くのジャンボ機(B747)を手放しました。その12機をスカイマークが現金で買いたいということでしたが、1機10億円でまとめて買い、当時は資金にも余裕があったようです。即刻断られます・・・理由はスカイマーク参入は運賃は下がる!この理屈はサウス・ウエスト航空就航反対と似たようなものです。

本当に理不尽な話にも思います。勿論、難しい運航等のノウハウもありますが、この時JALの747機を購入していたらスカイマークの経営はかなり違っていたかもしれません。スカイマークのジャンボ747運行は利用者に計り知れない恩恵を与えていた可能性があります。

米国内の大手LCCのサウス・ウエスト航空も誕生時、一部既得権等々の問題がありましたが全社員、多くの米国民賛同、努力により見事難問を克服、現在は米国を代表する最も安全で低価格の世界を代表するLCC航空会社です。

私自身、米国で何度も利用しましたが安全性、定時制、低価格、乗客を考えたサービス等々一口で言えば特に定時制は抜群で、手軽に利用できる素晴らしいLCCです。

先進国世界で最もLCCが少ない日本、今後スカイマークも日本版・サウス・ウエスト航空のように是非なってほしいものです。

 

誕生からの激動の17年間を如何にLCCとしてスカイマークは生きてきたか、以下文は中川 雅博氏(東洋経済記者)が2015年、退任前のスカイマーク井出会長のインタビューの概要で一部コピー、加筆等しています。

2010年1月にJALが経営破綻した際、ジャンボ機(B747)を手放しました。

その12機をわれわれが買いたいということで、入札に応じました。

1機10億円でまとめて買いましょうと・・・当時のキャッシュフローでは100億円ほどの投資も可能だと考え、ジャンボを使って国際線に行こうと話をしていました。

残念ながら、即刻断られました。

スカイマークが国際線に参入すれば、運賃は下がる。敵に塩は送れないという話でしょう。

もし実現していたら、何より日本発低価格の国際線が誕生したと思います。勿論、大型機の運行、整備等々克服すべき問題はあったと思います。

大型機のB747現物が目の前にあり投入時期が早く、利益を上げていた可能性があります。その結果、エアバス・A380で計画を進めることになりましたが、厳しい結果となってしまいました・・・

 

今年4月3日、スカイマーク航空は新しい社員125名を迎えているようです。

ユーチューブ・空飛ぶ入社式・サプライズフライトに大歓声!スカイマーク2017年度入社式

この動画の中で、社長の機内スピーチがあり社員に対し安全性、定時制、満足度等々・・・

何より会社を好きになってほしい、面白い会社にしてほしい等々と言われていました。米国のサウスウエスト航空の社員の言葉、I love funnyを思い出します。

更に、社員は単なる知識のみを得るだけで無く、本質を見極めることが大切だと言われていましたが、全くその通りだと思います。何事も本質を見極めることは極めて大切なことだと思います。多くの大成されている人達等に共通するのは、本質を見極めていることだと思います。

破綻から再生、黒字化に漕ぎ着けたスカイマーク・・・安全性、定時制、乗って楽しい航空会社、世界一の日本版LCC・サウス・ウエスト航空になれるよう願っています。


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低賃金・結婚・出生率低下と高齢化社会

2017-10-18 16:46:19 | 日本社会

以下文は週間現代、2017・9月5日の記事、国土交通省の国土のグランド・デザイン2050等を主に一部コピー、参考にしています。日頃の思いの日記、雑文とします。

昨今、産経新聞社・河合雅司論説委員の著書、「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」(講談社現代新書)が話題で驚異的な売れ行きだそうです。何故、多くの人達が読むのか、未来の日本の一部を予測、読み取れるからだと思います。今、日本は世界が経験したことがない超高齢社会等を迎えようとしています。

 

高齢化社会と出生率

「出生率の低下」・・・結婚しなければ子供は生まれないでしょう。

若者に対し、「結婚したくない若者」が多いと言われますが、この表現は一部が可笑しいと思います。「結婚したくても、所得の理由で出来ない若者」等と言うべきです。誰だって夫婦で寄り添って子供を作り、生涯を過ごしたいでしょう。結婚せずに生涯を過ごしたいなんて、一部の方を除き思わないでしょう。一側面かも知れませんが、結婚は若者達にとって希望等の一部でもあると思います。若者から希望等の一部を取ってはならないと思います。

何故、結婚できないような低賃金になったか、結果には必ず原因があると思います。

結婚出来ない非正規社員=低賃金等々の激増・・・何故、このような非正規社員、低賃金等々が激増したのか?

戦後の日本社会はバブル期までは、文化的な背景等々もあり、このような低賃金、非正規社員等々を求めていなかったと思います。フーテンの寅さんにでて来る、小さな印刷屋の社長のように社員のため、社員を路頭に迷わせないために必死で働く社長・経営者、社員も厳しい賃金だったかも知れませんが、納得できる勤務、賃金だったように思います。非正規社員なんか無い良き時代だったと思います。

昭和61年、労働者派遣法によって、非正規雇用社員を雇いやすくなりました。平成21年に自民党から民主党へと政権交代後、鳩山内閣時代に廃止されましたが、雇用側からしたらこんな上手い話は無いでしょう、一種の覚せい剤でもあり、一度手に入れたら今後も離したくないでしょうし、今後もグローバル化の美名のもと永遠に生き続けると思います。

誰がこのような、非人間的な低賃金、非正規社員等々を要求したでしょうか?

年次改革要望書だとも言われ、日本国とアメリカ合衆国が両国の経済発展のために改善が必要と考える相手国の規制や制度の問題点についてまとめた文書で、毎年日米両政府間で交換されていました。別名、日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく要望書(The U.S.-Japan Regulatory Reform and Competition Policy Initiative)です。

これらの諸問題は、過去の政権が可笑しかったからだと一蹴される方がいますが、どの政権下でも同様になっていたと思います。

これらに反対できない日本、厳しさ、悲しさ・・・日本は敗戦国、独立国のような独立国のように思います。国家の魂とも言える憲法、日本は、まともな憲法を持っていないため他国に自国の防衛さえ依存していると思います。日本の戦後政権の多くはGHQ製の歴史観と思います。安部政権で初めて古来の歴史観にもとずく国つくりを目指していると思います。米国(米国を裏で支配している本当の支配者)に対しても明確に意思表示が出来る国を作るためのスタートラインが憲法改正だと思います。

このような現実の一部があり、相手国に年次要望書等の一部は拒否できなかった一面があるかも知れません。拒否しても相手に一蹴されるでしょう。ブレジンスキーが言ったように、正に日本は、ひ弱な国の一つであったと思います。

このような、弱い立場の日本に対し、今まで無理難題が日本に押し寄せてきましたし、今後も来るでしょう。特に、隣国の一部の世界は日本が強い国にならないのを望んでいるでしょうし、日本は利用価値のある国であり続けてほしいでしょう。日本は古来の武士道が宿る強い国にならなければならないと思います。強い国になることは戦争を即始めることではありません。

現状のままの日本であれば労働者派遣法、グローバル化等の名の下、多くの若者等は今後も、上手くメディア等にコントロール等され賃金格差は深く、静かにもっと進むでしょう。

皇室の方が言われたように、日本の問題の「本質」は日本側では無く、海外側にあると思います。

私達は内外等のメディア等情報に惑わされることなく、安部政権の政策等を精査し本質を知ることが大切だと思います。安倍政権を支え、凛とした独立国を目指すべきです。

YES・NOをはっきり言える国を目指すためにも、第一歩として憲法を改正することは必要不可欠と思います。戦後GHQ製歴史観を、古来の日本歴史観に変える必要があると思います。賃金・格差等問題は憲法とは何の関係も無いように思いがちですが、問題の本質は、突き詰めると一部は憲法にもあるように思います。

 

高齢化社会になっても、そんなに心配はありませんと言われる方もいますが、影響は大いにあると思います。世界で先進国が経験したことが無い、高齢者を主体とした社会が目前に迫っています。私達はこの現実を直視することは大切だと思います。

*産経新聞社、河合雅司・論説委員、未来の年表・・・

怖すぎる未来の年表・・・3年後、女性の2人に1人が50才以上に・・・潰れる国立大学も出てきます。
国土が狭く、資源を持たない日本は、人こそが、強さの源泉でした。しかし、静かに、不気味に人口は減っています。強みを失った国で何が起きるでしょうか、その未来の姿を示します。

世界が経験したことがない、超高齢社会・日本
1992年に205万人だった18才人口は、2009年から数年は120万人前後が続く踊り場の状態にありましたが、2018年頃(121万人)から大きく減り始める見込みです。

2024年には106万人となり、2032年には100万人を割ると見られています。こうなると、私立大学は当然のこととして、国立大学にも潰れるところが出てくるでしょう。

日本を襲う劇的な人口減少・・・こうした国立大学倒産のような、これまででは考えられなかった出来事が様々な分野で引き起こるでしょう。しかも、これは単なる予測ではありません!

訪れることがもはや確定していると言ってもいいことなのです!

*産経新聞社、河合雅司・論説委員

現状は、もはや出生率が改善したからといって人口が増える状況ではありません。2020年には女性の過半数が50歳以上になると言う事実からもわかる通り、そもそも、子供を産める女性が少なくなっていきます。
出生率が多少上がったところで、子供を産める母数が少ないのだから、少子高齢化・人口減少には歯止めはかかりません。

この現実を、日本はきちんと受け止めなくてはなりません。
どんなことが起こるのか?

縮む日本をまず襲うのは、冒頭の言葉の通り、18歳=若者の減少

*大学の運営の専門家、桜美林大学大学院の諸星裕教授談
今は86の国立大学がありますが、一部では経営が立ち行かなくなり、統合という策を取るところが出てきます。

2007年には大阪外国語大学が大阪大学のひとつの学部になりましたが、もっと有名な大学でも同様のことが起こるでしょう。
各大学ともに生き残りのために改革、主婦や高齢者が通えるよう夜間や週末の授業をつくり、生涯学習センターのようになるところも出てくるでしょう。
2021年には、団塊ジュニア世代が50才に差し掛かるが、この頃から介護離職が増え始めます。

 

何故?
総務省の就業構造基本調査では、働きながら介護をしているという人は50代がいちばん多い。人口の多い団塊ジュニア世代が働きながら介護をせざるを得ない状況になるという。当然、介護離職の数が増加します。
更に今後、介護スタッフがさらに厳しい人手不足に陥ることが見込まれます。2025年には約253万人の需要が見込まれるのに対して、215万人程度しか確保できないとされます。約38万人もの介護スタッフが不足します。

特別養護老人ホーム、ケアハウスなどを必死に探しても、受け入れられないと断られるでしょう。そうなれば、否応なく家族が介護をしなければならなくなります。こうした人が数万人単位で現れるでしょう。
家族の介護のために、介護スタッフを辞める人が現れ、そのためにスタッフが不足するというケースも出てくるでしょう。完全な悪循環となります。

2022年後期、高齢者人口が激増!
これからの日本では、首都圏を中心に、高齢者の医療を巡る問題が噴出

2022年には、1947年生まれを筆頭とする団塊の世代が、75才=後期高齢者に突入
その3年後、2025年には、ついに団塊の世代全員が75歳以上となり、後期高齢者の人口全体に占める割合は18%にも達します。
まず深刻な問題となるのが、首都圏の医療機関不足

*政策研究大学院大学名誉教授・松谷明彦氏談
2015年の東京圏(東京、千葉、神奈川、埼玉)の後期高齢者は397万人ですが、それが2025年には、175万人増えて572万人となります。これは確実な話です。
当然、病院を利用する人数も激増、東京圏の2015年の通院者は292万人でしたが、同じ割合で通院すれば、2025年にはこれがおよそ4割増えて約420万人になります。
現在の病院にこれだけの人数が押し掛ければ完全にパンクします。

病院に行っても数時間は順番待ち、入院するのにも何年も待たなければならない。そんな状況が、この10年の間に進行するでしょう。
長期的に問題となるのが医療費、2008年の厚労省のデータによれば、45~64才の一人あたりの医療費が年間約25万4100円であるのに対して、75才以上の医療費は、約83万円と3倍以上です。

*全国紙社会部記者談
75才以上人口の激増によって、2015年には、政府の医療費負担は56兆円にのぼると見られています。こうした予測を受け、すでに高齢者の自己負担の引き上げが予定されています。
今後、医療費を膨張させると考えられるのは、新たながん治療、様々な高額医療が現れると予想されますが、こうした治療を保険適用すると医療費は膨らみ財政は更に厳しくなるでしょう。

2014年には、皮膚がん・メラノーマの治療薬オプジーボが認可され、その後、肺がんなどへの効果が明らかになると、多くの患者がこの薬に殺到しました。しかし、価格が高かったため、財政に与えるダメージは甚大です。そこで国は、予定よりも早く値下げを行いました。
2020年代に入ってからはオプジーボのような薬の値下げにとどまらず、すでに保険適用されている高額な治療が少しずつ保険適用から外され、自由診療になっていくことは避けられないと言われています。
つまり、公的な健康保険で受けられる治療の選択肢が徐々に狭められていくということです。
民間の医療保険に入っているカネ持ちは、高額な治療を受けることができるが、そんな余裕のない人々は保険が適用される安い治療しか選べない。そんな医療の二極化が進んでいくでしょう。

2025年認知症患者による交通事故が頻発
認知症患者が運転する自動車がガードレール、側道に突っ込んだというニュースが毎日のように流れ、歩道をびくびくしながら歩く人が激増

資産家の高齢者の誘拐事件が頻発、一方で万引きなどの軽犯罪で逮捕される高齢者が続出、これが認知症社会の現実です。
2015年現在、認知症高齢者の人数は525万人だが、内閣府の作成した高齢社会白書では、2025年には、65歳以上の5人に1人、約730万人が認知症になると推計されています。
認知症の一歩手前の予備軍段階を合わせると、日本人の1割以上、1300万人にもなると言われています。

*産経新聞社、河合雅司・論説委員

認知症社会の恐ろしさ
すでに認知症の高齢者が、同じく認知症のパートナーを介護する、認認介護の問題が顕在化しつつあります。当然リスクは高く、今後は介護中の事故がじわじわと増えていくと考えられます。
さらに、ひとり暮らし世帯が激増することが見込まれています。多くの認知症高齢者が、一人で暮らさざるを得ず、孤独死を強いられる、そういう状況がもうすぐそこまで迫っているのです。

認知症患者は、万引きなど軽犯罪を犯しがちだ。本人は悪いことをしている意識がないため、何度も何度も同じことを繰り返す。小売店などでは、一日に何度も高齢者の万引きを捕まえなくてはならなくなる。
行方不明も増える、2016年、認知症の行方不明者は1万2000人を超えたが認知症の患者数、介護施設の不足などを考えれば、2025年には行方不明者が2万人を超えるのは確実です。

更に恐ろしいのが、認知症患者の交通事故、2015年には78件の事故が起き、加害者家族が数億円の賠償を請求される例もありました。今後はさらに増加が見込まれます。
自分の家族が認知症になったとしても、引き取ってくれる介護施設は見つからない。首都圏では、介護施設不足が現在よりもさらに深刻化するでしょう。

東京圏(東京・千葉・神奈川・埼玉)の2015年段階での要介護認定は91万人です。人口に対する要介護の比率が同じだとすると、2025年には、これが132万人となる。
現状でさえ、要介護認定91万人に対して、介護老人保健施設や特養など介護保険施設は19万6000人定員で、どう考えても足りていない状態、今後はこれがもっと不足する可能性があり、危機的な状況です。
地方でも同じです。いまでも施設が不足しているところに、今後10年で後期高齢者は1割以上増えるわけですから受け入れようがない。東京の高齢者は地方でも引き取ってもらえない。逃げ場がまったくない状態に追い込まれます。

厚労省は、認知症高齢者増加に対する総合戦略である新オレンジプランをまとめていますが、早期診断のための医療機関の整備が遅れるなど、政府の思惑通りには進んでいないようです。

*流通コンサルタントで株式会社イー・ロジット代表取締役の角井亮一氏談

2027年24時間営業のコンビニが消える
今後、若年層の人口が減る中で働き手が減少し、コンビニやスーパーといった若年層を雇用する傾向のある業種は、次々に深刻な人手不足になっていきます。

こうした人手不足が、国民の生活基盤に深い打撃を与え始めるのが2030年頃です。
1995年に8716万人でピークを迎えた生産年齢人口は、2027年には7000万人を下回る。
経産省の調査によれば2030年、IT業界の人材は78万9000人不足、角井氏によれば、「小売り、物流、ITは、人手不足について相関関係がある」といいます。
店舗数の多いコンビニが深刻な人手不足に陥るのは確実。公共料金の振り込みなど、生活のインフラとなったコンビニだが、24時間営業の取りやめを余儀なくされでしょう。
2014年には牛丼チェーンの「すき家」で、一人で店舗をまわす「ワンオペ」が問題となり、閉店や深夜営業取りやめに追い込まれたが、あと10年もすれば、もはやほとんどの小売・物流企業が、同じ施策を取らざるを得なくなる。

「リアルな店舗の営業時間短縮や店舗数減少で、ネット通販がライフラインになってきますが、物流も人材不足です。欲しいものがすぐ手に入ることが、ぜいたくとされる世の中になっていくでしょう。

一方、地方では、市場が縮小することから、様々な業種の撤退が相次ぎ、内閣府の地域の経済2016によれば、2030年には、38道府県で働き手が足りなくなると予想されています。
地方の衰退は、スーパーや百貨店、銀行など、生活に欠かせない主要な施設の撤退に繋がっていくでしょう。

国土交通省の、国土のグランド・デザイン2050(急速に進む人口減少や巨大災害の切迫等、国土形成計画、平成20年閣議決定策定後の国土を巡る大きな状況の変化や危機感を共有しつつ、2050年を見据えた、国土づくりの理念や考え方を示すものです。)では、ある市町村でサービス施設を維持するのに必要な人口の規模を算出しています。
そして、先の地域の経済2016によれば、2040年には、百貨店は38.1%の自治体で維持が難しくなるという。その地域を象徴していた駅前の百貨店が、立地の衰退を象徴するように姿を消していく。

ショッピングモール(SM)も人口減少で集客が減り、坪効率が悪くなるため、次々に撤退していく可能性が高い。これから5~10年ほどで一部の地方からはSMが姿を消していくでしょう。

地方の人にとって、SMは一種のライフラインとなっていますから、生活に大きな打撃を受ける人も多いはずです。

*フレイムワーク・マネジメント代表の津田倫男氏談

地方からは銀行も消えていく。

銀行は地方で貸出先を見つけられないことから多くの地銀は統合・合併を繰り返し、現在の105行が、5年以内に20~30グループに、10年後には全国で8~12行といった寡占体制になると考えられます。
問題となるのは、県内合併です、たとえば、現在2行2店しかないような地域で、仮に店舗が統合され、競争原理が働かなくなると、借り手が高い金利を吹っかけられるなど、不利になる場合もあります。
人口が少ない地域に住む人たちからは、終の棲家までも奪われてしまう。

前出の、地域の経済2016によれば、2040年には有料老人ホームは、23.0%の自治体で維持困難になる。在宅ベースの介護サービスを受けることが難しい地域も出てくるでしょう。


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核戦争を防いだと言われる、元ロシア軍人

2017-10-15 15:12:39 | 戦後

以下文は、The Man Who Saved the World、赤いスイッチと世界を救った人間、ウィキペディア等々を参考にしています。

昨今は、日本でも周辺国の核兵器の厳しい脅威を受けていますが、世界を見渡した場合、核兵器保有国は国家としての力は極めて大きいと思います。大国に翻弄(ほんろう)されない独立国家を維持するには核兵器保有しかないと言う方も多いようです。この考えは現在の世界を見た場合、事実だと思います。

有名な毛沢東の言葉・・・大国に翻弄されない国になるためには、どんなに貧しくても、如何なる理由があろうとも核兵器だけは開発、保有しよう。

世界には米ソ冷戦が終わった今も、ロシア・7010発、アメリカ・6818発、フランス・300発、中国・260発、イギリス・215発、パキスタン・140発、インド・110発、イスラエル・80発、北朝鮮・8発(2017年・世界の軍備管理をするArms Control Association資料)、15000発の核兵器が存在しています。世界の現実は、これらの核兵器保有国は自国の核兵器を手放そうとはしませんし、自国も保有したいと言う国は後が絶ちません。

 

一触即発の米ソ冷戦時代、1人の旧ソ連軍人(中佐)・スタニスラフ・ペトロフ氏の判断により、核戦争即発の危機が取り除かれたと言われています。

この事件は、ソ連防空軍ミサイル防衛部隊の元司令官ユーリー・ヴォーチンツェフ大将の回顧録が1998年に出版され、初めて公になりました。以来、各種メディアで採り上げられ、ペトロフ中佐の行動は広く知られるようになりました。

2017・9月18日、米メディア、ワシントン・ポストは東西冷戦下の1983年に核戦争の勃発を防いだとされる旧ソ連軍人が今年5月、ロシアの首都モスクワ近郊、フリャジノの町で退役生活(年金額200米ドル、22000円/月)を送っていましたが死去していたと伝えました。この旧ソ連軍人(中佐)・スタニスラフ・ペトロフ氏は77才でした。

2014年、ペトロフ氏の偉業を讃えようとドキュメンタリー映画・The Man Who Saved the World(英語)デンマークで製作されています。

この映画は、1983年9月26日にソビエト連邦の戦略ロケット軍・ミサイル、OKO早期警戒システムが誤作動してソビエトへのミサイル攻撃を告げました。その時、当直将校だったスタニスラフ・ペトロフ中佐はその警報を、システムの誤作動であると判断して危機を回避しました・・・それらの一部始終と後日談を描くドキュメンタリー作品です。英語ですが、ユーチューブでも見れます。

 

複数の情報源によると、この決断はアメリカ合衆国に対する偶発的な報復核攻撃を未然に防ぐ上で決定的な役割を果たしたと言われています。

監視衛星の警報システムに対する調査により、システムは確かに誤動作していたことがその判明しました。これらの行為により核戦争を未然に防ぎ、世界を救った男と呼ばれています。

彼がこの警報を上層部に伝達したかどうか、またその決断が核戦争を回避する上で厳密にいかなる役割を果たしたのかは依然諸説あるとも言われています。彼の判断は処罰される可能性がありましたが、己を信じた決断により、破局を未然に防いだことは、ソ連のミサイル警報システムの致命的な欠陥を暴露してしまいソ連軍上層部を深く狼狽させたと言われています。

この報復として、彼は信頼できない将校との烙印を押され、軍歴を損なわれました。これらの事実は、ソ連の軍事機密と外交政策の関係上、ペトロフ氏の行動は1998年まで秘密とされていました。この事件は冷戦時代に戦略核兵器を扱う軍によってなされたいくつかの際どい判断の1つであると言われています。それらはしばしば最後の瞬間に、指揮系統から遠く離れた担当責任者によって下されています。

 

事件は米ソの外交関係が非常に悪化している時期に発生しました。先立つこと僅か3週間前、ソ連軍がソ連領空を侵犯した大韓航空007便を撃墜し、乗員乗客269名全員が死亡するという事件が起きました。多数の米国人も死亡、中には下院議員のラリー・マクドナルド氏も含まれていました。

当時、米国とその同盟国は軍事演習、エイブル・アーチャー83(第3次世界戦争を予想した机上演習)を実施している最中であり、これが米ソ間の緊張を著しく高めていました。KGBは西側に配置していた活動員に緊急通信を送り、核戦争の勃発を想定して準備するよう警告していたと言われています。

スタニスラフ・ペトロフ氏は戦略ロケット軍の中佐であり、1983年9月26日、モスクワはセルプコフ-15・バンカーの当直将校でした。

ペトロフ中佐の担当任務には、核攻撃に対する人工衛星による早期警戒網を監視し、ソ連への核ミサイル攻撃を認めた場合これを上官に通報することが含まれていました。

そのような攻撃を受けた場合のソ連の対応は相互確証破壊戦略(核先制攻撃を受けたとしても,残存する戦略攻撃力などにより、ロシアに対する損害を局限するという戦略等構想)に基づいており、即時反応による米国への核攻撃を行うこととされていました。

00時40分、バンカーのコンピュータは米国からソ連に向けて飛来する1発のミサイルを識別しました。ペトロフ中佐はこれをコンピュータのエラーだと考えました。何故なら、理論上、米国からの先制核攻撃は、何千発とは言わずとも何百発ものミサイルの同時発射によるソ連側反撃力の殲滅を含むはずだからです。人工衛星システムの信頼性にも以前から疑問がありました。ペトロフ中佐はこれを誤警報として退けましたが、コンピュータによる検知が誤りで米国はミサイルを発射していないと結論した後で、上官に通報したか、否かについては諸説があると言われています。

この後、コンピュータは空中にあるミサイルをさらに4発(1発目と合わせて計5発)識別し、いずれもソ連に向けて飛来していました。再びペトロフ中佐はコンピュータシステムの誤動作と断定しましたが、彼の判断を裏付ける情報源は実は何一つありませんでした。

ソ連のレーダーには地平線の向こうに隠れたミサイルを探知する能力はなかったので、それらが脅威を探知するまで待ったとすると、ソ連が事態に対処できる余裕は僅か数分間に限られてしまいます。もしペトロフ中佐が誤って本物の攻撃を誤報と考えたのだとしたら、ソ連は何発かの核ミサイルに直撃されていたでしょう。

米国のミサイルが飛来中だと通報していたならば、上層部は敵に対する破滅的な攻撃を発動し、対応して米国からの報復核攻撃を招いていたかも知れません。

ペトロフ中佐は自身の直観を信じ、システムの表示は誤警報であると判断しました。彼の直観は後に正しかったことが明らかになりました。飛来してくるミサイルなどは存在せず、コンピュータの探知システムは誤動作していました。

後日、高高度の雲に掛かった日光が監視衛星のモルニヤ軌道と一列に並ぶというまれな条件が原因だったことが判明しました。以後、このエラーは追加配備された静止衛星との照合によって回避されるようになりました。

 

ペトロフ中佐の重大な決断は、次のような事柄を根拠にしていたと言われています。

1 米国の攻撃があるとすれば、それは総攻撃になるはずだと告げられていたこと。

2 5発のミサイルというのは先制としては非論理的に思われた。発射検知システムはまだ新しく、彼から見て未だ完全には信頼するに足りなかったこと。

3 地上レーダーはその後何分間かが経過しても何ら追加証拠を拾わなかったこと。

あわや核惨事に至るところをコンピュータシステムの警告を無視して防いだにもかかわらず、ペトロフ中佐は彼が核の脅威に対処したやり方を巡って抗命と軍規違反の咎で告発されました。

以後、彼は上層部から厳しい審問にさらされ、結果として信頼出来ない将校との評価を受けました。ペトロフ中佐の司令官らは事件後の審理で彼を非難し、事件の責任を負わせました。

ペトロフ中佐の行動はソ連の軍事機構の欠陥を暴露し、上層部をまずい立場に立たせました。

軍務での書類上のミスを口実に懲戒処分を受け、前途洋洋としていた彼の軍歴は恒久的に損なわれました。彼は重要度の低い部署に左遷、やがて早期退役して神経衰弱に陥ってしまいました。

 

2004年5月21日、 サンフランシスコに本拠を置く平和市民協会は、ペトロフ氏が世界的な破滅を防ぐ上で果たした役割を称え、世界市民賞と副賞のトロフィー、賞金1000米ドル、110000円を贈呈しました。

2006年1月には、ペトロフ氏はアメリカ合衆国を訪問、ニューヨーク市における国際連合の会合で表彰されました。

その際、平和市民協会は改めて2つ目の特別世界市民賞を彼に贈りました。

翌日、ペトロフ氏はニューヨークにあるCBSの社屋で米国人ジャーナリストウォルター・クロンカイトによる取材に応じました。

このインタビュー内容は、ペトロフ氏の米国旅行におけるハイライトの様子と共にドキュメンタリー映画、「赤いスイッチと世界を救った人間」に収録されています。

2013年2月17日には、紛争や暴力を停止させた人物を表彰する国際ドレスデン賞を授与されました。

ニューヨークの国連でペトロフ氏が表彰された同日、ロシア駐米大使館はプレスリリースを発表し次のように反論しました。

1個人が核戦争を起こしたり防いだりするのは無理で、特に核兵器を用いるという決断がただ1つの情報源やシステムに依存して下されるような事態は、米国であれソ連(ロシア)であれ起こり得ず想定もできない。そのためには複数のシステムによる確認を要する。例えば地上レーダー、早期警戒衛星、諜報報告等々

冷戦に関する評論家の中には、スタニスラフ・ペトロフ氏が関わったようなミサイル攻撃警報のケースでもこのような規定が厳密に遵守されたか疑問を呈する向きもあります。

1933年当時のソ連首脳部の心理状態と、同じく当時の緊張を高めるばかりの諜報報告のために、ソ連首脳部は米国からの核ミサイルによる奇襲攻撃が現実になるかも知れないと深刻に懸念しているように見えます。

冷戦時代の核戦略に関する専門家で現在ワシントンDCにある、World Security Instituteの代表を務めるブルース・ブレア氏は、次のように述べている。

米ソ関係は、極めて悪化しており、システムとしてのソ連全体、つまり単にクレムリンやアンドロポフやKGBというのではなく、システム全体が攻撃を予期し迅速に反撃する態勢に移行していた。それは一触即発の警戒態勢でした。非常に神経質なあまり誤りや事故を起こしやすい状況でした。ペトロフ中佐が当直だった際に生じた誤警報は、米ソ関係上これ以上ないほど最悪のタイミングで起きました。

全米視聴インタビューでブレアが述べたところによると、ロシア人から見ると、米国政府は先制攻撃を準備しており、また実際にそれを命令し得る大統領によって率いられていました。ペトロフ中佐の事件は、我々が偶発的核戦争に最も近づいた瞬間だと思います。

KGBの元対外防諜責任者で当時のソ連最高指導者ユーリ・アンドロポフをよく知っていたオレグ・カルーギン氏は、アンドロポフの米国指導者に対する不信は深刻だったと述べています。もしペトロフ中佐が衛星の警報を本物と宣言していたら、誤った通報でもソ連指導部を好戦論に追いやったことは考えられます。カルーギン氏によると、危険はソ連指導部の考え方にあった。米国は攻撃するかもしれないから、いっそ我々が先制するべきだ・・・

ペトロフ氏自身が、それらはその日の任務で自分を英雄とは思っていないと述べています。

ドキュメンタリー映像「The Red Button and the Man Who Saved the World」収録のインタビューでペトロフ氏曰く、起きたことは全て私にとってどうということはなかった、それが私の仕事でした。

私は単に自分の仕事をしていただけで、たまたま私がその時そこにいるべき人間だったまでです。当時10年連れ添っていた妻はそれについて何も知りませんでした・・・で、あなたは何をしたの?と彼女は聞きました。私は何もしなかったよ。


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世界の朝食事情・朝食の意義

2017-10-13 18:21:51 | 日記

世界の人達は、どんな朝食を食べているだろうか・・・

世界には70億人以上の人がいて、毎年増え続けています。そのうち8億4千万人以上の人が満足な食事ができずに苦しんでいます。最貧国では1日に1~2回程度の食事しかすることが出来ないとも言われています。(2016・農水省資料)

昨今、朝食をほとんど食べていない日本人男性は20才代で21.0%、30才代で21.4%と、2割を超えています。女性の方は、20代で14.3%、30代で10.6%と低めですが、朝食をとらない人は増えているようです。

 

古来、日本は朝夕2回しか食事をとらず、江戸時代に入ってからもその慣習は受け継がれていたようです。1日2食の慣習が崩れ、1日3食が一般に行われるようになったのは、元禄年間(1688~1704)とも言われています

1日2食が3食になったのは、近代化により長時間の活動によるエネルギー量の増加が理由という説もあります。2食が3食になったきっかけは、発明家で有名なエジソンが、1日3食を強く勧めていた事が大きく影響したとも言われています。

パン焼きトースターの発明をきっかけとして、トースターを売る為、電気需要を高める為、1日3食を宣伝したとも言われています。エジソンはマスコミを介し、人は1日2食では不健康、3食にすべきと、もっともらしく提唱、3食にさせたそうです。おかげでトースターはバカ売れしたそうです。やはり、生活が豊かになってくると、食べものも手に入りやすくなり、時間も多くなるので2食から3食へと変化して行ったように思えます。

 

朝食に対し、以下のような研究結果もあります。

***朝食を取らないと・・・

朝食を抜くと、心臓・血液の健康に悪影響をもたらす。

朝食を食べている生徒の方が学校の成績が良い。

調査をよく読むと、殆んどは観察研究(対象とする集団に対して研究者が何の介入もしないで、健康・疾病に関するデータを集めて観察する研究手法)です。既存のデータを眺めて仮説を導き出そうとしただけとも言えそうです。

被験者グループを一定の条件下に置いて実験を行う、介入研究(疾病と因果関係があると考えられる要因に積極的に介入して、新しい治療法や予防法を試し、従来の 治療法・予防法を行うグループと比較して、その有効性を検証する研究手法)とは異なります。問題は、体内で起こっていることはどれも非常に多面的なもので、数え切れないほどの要素に左右されていると言われています。

朝食を食べている生徒の方が家庭収入が高く、その影響で学校の成績も良いのかもしれませんが、相関関係と因果関係は別物です。

古くて、今では有効でないとされている研究成果が、広く一般に根づいてしまっていることがあります。少量の食事を、1日の中で何度にも分けて摂ると、代謝が活発になると言うのもその一つです。これが時とともに変化して、朝食は健康的な食生活の大黒柱という思い込みになったと言われています。

1日の食事回数は、短期的には食物の産生熱量(TEF)に影響を及ぼすそうです。TEFとは、消化吸収や栄養素を体内に行きわたらせるのに使われるカロリー量ですが24時間のトータルで考えたら、結局は同じことです。

栄養に関する学術誌「The British Journal of Nutrition」に発表された研究で、被験者を1日3食と6食のグループに分けて追跡したところ、摂取カロリーと栄養価の総量が同じならば、代謝量も変わらないと分かったそうです。

 

***食事のタイミング

過去、臨床栄養学の学術誌「The American Journal of Clinical Nutrition」の論文では、ボランティアの被験者を朝食を食べるグループと食べないグループに分けて、食べるグループなら1日も朝食を抜かさない、食べないグループなら毎日抜かす・・・結果、普段の食習慣をそのまま続けることになった被験者と、変えることになった被験者が出ました。

16週間後に身体測定を実施したところ、有意な体重減少が見られた被験者は1人もいませんでした。全体の平均では、減量したのはわずか1ポンド程度(約0.5kg)、グループ全体では朝食を抜かそうが食べようが体重にはまったく影響しなかったそうです。

似たような研究で、期間が12週間の場合、やはり朝食を食べる、食べないに関わらず、体重の減量幅に有意差は生じませんでした。

ただし、こちらの実験では、被験者は減量自体には成功していて、普段と食習慣を変えるように指示された被験者は、特に減量が大きかったそうです。

要するに朝食なんて、「食べても食べなくてもどちらでも良い」ということになります。

朝食を抜くと、認知機能や代謝に悪影響があるという説は間違った観察研究に基づいていたことは、最近の研究で分かってきたそうです。

対し、現代社会では、心身とも酷使されており、朝食は必用不可欠との説もあります。

 

*****  

世界の朝食の一例

世界では、どのような食べ物が朝食となっているでしょうか?

*北朝鮮

豪華版では焼き魚、焼き豆腐、目玉焼き、キムチ、ミソチゲ(野菜、豆腐、キムチ、味噌等のスープ)が定番です。北朝鮮のキムチは韓国に比べ唐辛子の量が控えめで余り辛くないとも言われています。一般的家庭の朝食は、ご飯とキムチ等の質素な朝食が多いようです。

 

*パプア・ニューギニア

昨今はオーストラリア米が輸入されているものの一般家庭では、サツマイモやタロイモ、ヤムイモなどのイモ類を朝食として食ベる人達も多いようです。

 

*イラク

朝、冬にバクダット市民が好んで食べる朝食の一つが、パチャです

パチャは、牛の頭部の骨付き肉と内臓などをよく煮込んだ料理です。そのパチャをティシュリーブ(ソラマメと肉と野菜の煮込み料理)というスープに浸したパンの上にかけて、一緒に食べます。前日から作って、朝に食べる場合も多いとも言われています。

 

*台湾

若者は、洋風のサンドイッチやトーストが人気あるようです。

以下の3品は定番です。

豆漿(トウジャン・豆乳)、蛋餅(ダンピン・小麦粉の薄い皮にネギの入った溶き卵を重ねて鉄板で焼いたもの。)、飯團(ファントゥアン・台湾風おにぎり。)

 

*インドネシア

鶏粥、インスタントラーメン、ご飯とアボン(牛肉そぼろ)、目玉焼き等が一般的です。単品での質素な食事が多いようです。飲み物はジャスミンティー、紅茶、コーヒー、すべて砂糖や練乳、牛乳を入れて飲みます。

 

*タイ

定番といえば、ジョーク、お粥です。

ごはん粒の形がなくなるほどに煮込んであります。味は薄味で、自分で調味料を加えて整えます。あっさり食べることができます。屋台利用が多いようです。

 

*ブラジル
パン、ハムとチーズ、そしてコーヒーとミルクが定番ですが、パンとコーヒーのみも多いようです。

*中国
お粥、揚げパン等が定番です。

朝方、屋台が多く現れ、揚げパンみたいな食べ物が定番のようです。屋台にパジャマ姿の方も多く見かけます。

*インド
インドの朝食はイドリ(米や発酵させた黒レンズ豆を使った白いケーキのようなもの。)が伝統的な朝食ですが、実際はチャツネ(マンゴーなどの果実に 香辛料・砂糖・酢などを加えてジャム状に煮たもの。)のみ、サンバー(スパイスを使ったスープ)のみの時もあります。発酵黒レンズ豆、米で作ったケーキが添えられることもあります。質素な単品の場合が多いようです。

*韓国
ご飯に、韓国風卵焼きが比較的多いようですが、定番のキムチ、漬物等が添えられることは多いようです。家庭により種類は大きく違うようです。

*ナイジェリア
モイモイと呼ばれる豆をペースト状にして蒸したものが代表的ですが、恵まれた家庭が食べるようです。イモ類の単品を食べる家庭が多いようです。

*ポーランド
ソーセージにチーズ、バター、ジャム、チョコレートスプレッドなどを塗ったロールパン、ロールパンに残りのチーズ、ソーセージを食べる方も多いようです。

*コロンビア
落とし卵のミルクスープが有名ですが、卵が無い時はミルクスープとパンも多いようです。若者は金額は高くなりますが、欧米風の朝食に憧れるようです。

*ブラジル
パンにハムとチーズ、そしてコーヒーとミルクが定番ですが、パンとコーヒーのみも多いようです。

*中国
お粥がメインです。

大都市圏でも不思議と朝方、屋台が多く現れ、揚げパンみたいなものを揚げています。この揚げ物と、お粥が定番のようです。朝方の屋台にパジャマ姿の方も多く見かけます。

*スイス
定番はオート(オーツ)麦と果物に牛乳をかけて食べます。

優れもののオート(オーツ)麦は収穫時は細長い形をしていますが、加熱してローラーをかけて押しつぶされオートミールになります、これが押麦です。

オートミールは白米などに比べてビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富です。
各ビタミン、ミネラルは白米と比べてほぼ2倍以上含まれており、食物繊維に至っては10倍近く(オートミール100g中約9g 白米100g中約1g)です。若者は欧米風の朝食を好むようです。

*パキスタン
定番はニハリと呼ばれるマトン、ビーフをタマネギ、ニンニク、ショウガ、スパイスを煮込んだものですが、これらの朝食を食べれるのは比較的恵まれた人達と思います。肉無しの場合もあるようです。

*ドイツ
ソーセージ、チーズ、パン、コーヒーは定番中の定番、ソーセージは家庭の好みがあり家庭により違うようです。休日の朝食はワインを飲まれる方は多いようですが、さすがに朝からビールは少ないようです。大変ボリュームがあるようです。

*キューバ
カフェ・オ・レにパンとバター、比較的安く出来ます。パンも安くて量が多いのを好まれるようです。恵まれた家庭では、果物を一緒に添えられる場合もあるようです。

*イスラエル
定番はシャクシュカ(トマト、玉ねぎをスパイスソースで煮たものと目玉焼きのセット)です。

*イングランド
焼きトマト、豆、卵、ベーコン、ソーセージ、マッシュルーム、パンが典型的な朝食アイテムです。

*フランス
コーヒーとクロワッサンは定番中の定番、クロワッサンに代わる普通のパンが使われる場合もあるようです。ジュース飲まれる方も多いようです。休日にはワインを飲まれる方もいるそうです。

*ロシア
一般的な定番は白パンです。パンケーキ、ビスケットやカッテージ・チーズにヌテラ(ヘーゼルナッツとチョコのペースト)ぬって食べる方も多いようです。飲み物はお茶やホット・コーヒー、ココア、フルーツ・ジュースが多いようです。白パンにコーヒーのみという質素なスタイルも多いようです。

*メキシコ
目玉焼き、アボカドをトッピングし、スパイシーなソースをかけたトルティーヤチップスに似たチラキレスと呼ばれるものが定番ですが、実際はトルティーヤのみとコーヒーの質素な食事も多いようです。若者は欧米風の朝食を好むようです。

*米国
場所によって大きく異なりが一般的なメニューは卵、パンケーキ、ベーコン、ハッシュド・ポテト等は定番です。パンにコーヒー、ジュース、ミルク等のみの場合も多いようです。


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拉致問題の本質

2017-10-11 13:32:18 | 拉致

拉致問題が発生して、40年以上の長き年月が過ぎました。もう拉致問題は忘れされようとしています。

私達は、休日等には家族で買い物に行ったり、食事に行くことは極普通のことです・・・

拉致被害者、家族にとっては、この極普通のことが出来ずに40年以上が経過しようとしています。もし、かけがえのない大切な子供が何の罪もなく、拉致され取り戻すことが出来なかったら多くの親達は気が狂いそうな日々を過ごすでしょう。拉致被害者、家族は悲しさ、やり場のない悔しさが入り乱れ、長き年月のため涙も枯れているかも知れません。私達はこの拉致の事実を忘れてはならないと思います。

私達日本人は、拉致問題は自分には関係が無い、所詮他人事と思ってきたかも知れません。

何故、所詮他人事と思うような発想が出来るでしょうか・・・戦前の多くの人達は古来からの武士道、和を尊ぶ心、隣人愛、奉仕の心等々があったと思いますので、このような所詮、他人事というような戦後発想は出来ないと思います。戦後、日本はGHQ策等々により日本人の心は無視され知識、偏差値等が最優先されてきたように思います。他人を思いやる、心の問題は知・理性、感情、本能等々が大きく影響し、微妙なバランスで成り立っていると思います。

 

拉致問題の本質を見極め対応・対処するには国際感覚が大切だと思います。

この国際感覚は想像力、判断力、理解力等々により成り立っていると思いますが、日本の戦後教育では計算、暗記等が最優先され、これらがカリキュラムから外れているようです。戦後GHQ等の策の罠に掛かったとも言えると思います。

多くの未来がある、想像力豊かな多くの子供達が計算、暗記力等が不得意のため、これらの戦後教育の型にはまらないため、のけ者にされたり、いじめ等の対象等になった可能性は否定できないと思います。

 

今、拉致問題は頓挫、時間のみ過ぎ去っているようですが、今一度拉致問題の本質は何かを問うことは大切だと思います。

先ず、基本に戻るにはメディア情報を鵜呑みすることなく、今一度北朝鮮とはどんな国か・・・

一部文献等々を読むと北朝鮮は民族の歴史、伝統、誇りを大切にしてますし、義理、礼を重んずる面があります。この中に拉致問題の解決の糸口があるかも知れません。このように書くと、可笑しいと思われるかも知れません。北朝鮮の弾道弾発射訓練・核開発の現実・・・もう一歩進んでこの問題の本質は何かを精査することは大切だと思います。このままでは拉致問題同様、弾道弾発射訓練・核開発等問題は解決には長い年月を要すると思います。

これらの諸問題を解決するには、国際感覚が必要と思います。

国際感覚には想像力、判断力、諸問題を解決する力が基本になると思います。

戦後教育製・メイドイン・ジャパン国際感覚(想像力、判断力、諸問題を解決する力がない感覚)では、国外の困難を伴う諸問題の解決は出来ないでしょう。何故なら諸問題の「本質」を見抜けないからです。

私達の周りには多くのメディア情報等が溢れています。私達は自分の目で見たり聞いたりしているものは真実だと思い込んでしまう性質があると思います。

物事の「本質」とは、1つの物事等の周りについている無駄をそぎ落としたコア(核)の部分とも言えると思います。果物で言えば、果実をとった中心の種の部分です。

果物としてそのまま食べても美味しいですが、現実世界では、私達の周りに起こる物事が、すべて果物の果実ような美味しい世界とは限りません。果物のように見えたのは、果実の部分で、種が果実の部分と違うことが多いと思います。

物事の中心にある本質(核)を見分けられるようになるためには見たまま、聞いたままを鵜呑みせずに、表面的なものには、すぐに惑わされないことです。物事の本質を知りたい、考えたい、決断する時は果物の話が参考になると思います。このような思考で拉致問題の本質を捉えることは大切だと思います。

 

「拉致問題は日朝間のみの問題でないことは明らかです!」

今、米国は新しい考えを持ったトランプ大統領が就任しています。これは多くの米国民の意思でもあると思います。

トランプ大統領は大統領就任演説でも演説したように、自国益を大切にします。この自国益は米国のみならず、各国の自国益も尊重すると演説しています。

拉致問題は、正に日本の自国益を守るための戦いでもあると思います。

今は、日本にとってトランプ大統領登場で拉致問題を解決する、ビッグ・チャンスでもあるとも言われる方もいます。今こそ日米は、拉致問題解決のための話し合いをすべきです。

先ずは、日朝等の基本に戻り、拉致問題を初心にリセットする必要があると思います。その際の大きなハードルが憲法問題だと思います。

自国益を守るための必須事項の一つが国を守る、国民の防衛義務だと思います。

自国を守る気概がない国家・国民が拉致問題を解決することは難しいと思います。

拉致問題解決には、憲法に裏ずけされた独立国としての強い姿勢が必要だと思います。

拉致問題は日朝間のみの問題でないというのは常識でしょうし、日朝間の対立により益を得ている人達がいるかも知れません。

 

拉致問題の解決には、日本国民の裏打ちされた決意である国を守ると言う気概が必須だと思います。

安部政権は憲法改正を目指していますが、拉致問題の解決には必須だと思います。逆に言えば憲法問題が解決しなければ、拉致問題解決は難しいと言えるでしょう。

 

拉致問題未解決の原因は、国家・国民の防衛義務の欠如等、可笑しな国際感覚からきているとも言えると思います。

戦後最大の理不尽な拉致問題、拉致された人、家族は同じ日本人で同胞です。

残された拉致家族等も高齢となられ、残された時間はありませんが、「新たな憲法」の下、「戦後教育」の見直し等々により拉致問題は大きく前進すると思います。

拉致問題が解決しなかったら、日本国家創建以来の汚名を歴史に残すでしょう。未来に多くの日本人が歴史を顧み、愚かな日本人がいたことを悔やむでしょう。

拉致問題解決は、国民一人々の国を守る気概・国際感覚、決意にかかっていると思います。

 

 

 

 


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世界一美しい、日本の四季・紅葉

2017-10-08 16:20:59 | 日記

世界一美しい、紅葉の季節が訪れようとしています。

素晴らしい日本の自然、世界に日本のような、自然豊かな美しい国は存在しないと思います。ヒマヤラ等に端を発するモンスーン(季節風)・・・このモンスーンがヒマヤラから西風に乗り、日本に水分が多い空気を運んで、豊かな水となり、草花、木々が成長し、豊かな自然・四季を作っていると言われています。
私達は、意外と日本の四季・自然はあまり意識しませんが、以下の文は、一外国人から見た、感動の日本の自然・四季観です。

原文は、JW Web Magazine.Insaid japan Our top 10 places to see autumn leaves in Japan
(Posted on September 8, 2015 by Violet Cloutman)
米国人Violet Clouttmanさんのプログです。誤訳等が多々あると思いますので、最後に原文を載せています。

バイオレットさんは、子供のころ学校で日本語のレッスンを受け、遊びではポケモン カード、松濤館での空手の練習、努力の結果ついに師範(段位・黒帯等を取得し、さらに指導者としての称号を受けるための審査・試験等をパスしなければなりません。)になってしまいました。

空き時間は任天堂 64等で遊ぶ・・・日本文化の大の愛好家です。

日本の魅力は、特に自然環境、日本の陸地の約70%は山々であることに触れて、その緑地の多さ、四季の自然環境等を紹介しています。
全国の自然環境の違いや、それぞれが持つ自然景観の素晴らしさなど、日本の優れた自然が提供する癒しについても語られています。地方の田舎では古い街並、温泉、山々、神社などが、自然とあいまって独特の雰囲気をかもしだしていると紹介しています。

                    *****               

日本はその季節の変化を非常に誇りに思っていると思います。四季の季節ごとの違い等が料理、お祭り等々、国の文化等を形作っている。おそらく、地球上で日本のような四季の自然にあふれた場所を見つけることは出来ません。

日本を訪問する時期は、四季のいずれでも素晴らしい感動を得ると思います。春は桜の花が咲き乱れ、最も人気がある季節です。秋は2番目に人気があります、全国の素晴らしい見事な紅葉に出会えます。

9 月中旬 〜 11月上旬まで、日本の落葉樹は、色、絵山、公園、赤、ブラウン、オレンジ、金色と黄色の鮮やかなパレットを持つフォレストとなります。公園や田舎等では、春には花見 (花見)のため集まり、飲み騒ぐこともあります。

桜前線のような紅葉は逆となり、北海道北部に始まり、山腹に、都市公園に・・・南下して行きます。
桜の花とは異なり、紅葉はどこでも、山々で見ることが出来ます。全国にはまだ発見されていない素晴らしい場所が無数にあります。


日本の紅葉スポット、以下はトップ10のお気に入りの場所です。

ベスト1 京都 東福寺
京都は都市の文化や歴史が染み込んでいます。京都は、都市の中に千の寺院があると言われており、これらの寺院・神社、庭園は日本の最高級の場であると言われています。11月中旬から12月上旬までがお勧めです。夜は木々をライトアップされ、訪問する最もよい時期です。中でも最高のいくつかの場所をして、東福寺、清水寺、吉峰寺、永観寺・・・郊外の森林に覆われた山が印象的な京都の嵐山地区へ出かけることを強く勧めします。

ベスト2 北海道国立公園
大雪山国立公園、日本最北端、北海道の国立公園の風景は、特に紅葉は最高です。時期的に訪問者は少ないようです。荒野や山、火山、平野、湖、温泉、素晴らしく、雄大な紅葉を目ることが出来る素晴らしい場所です。お気に入りの時期は、秋の紅葉、9月中旬で日本で最初の紅葉の場所で、知床半島です。ここから紅葉は南下します。

ベスト3. 八幡平
東北の八幡平山、美しい大沼池、八幡山は最高の紅葉スポットの一つです。小旅行には秋田・岩手県境の付近を・・・地域内では、いくつかの素晴らしい温泉街、偉大なハイキングコース、日本の伝統的な農村等をお探しの方には最適かもしれません。

ベスト4 東京
旅程の出発点でもある東京、東北、北海道等の訪問者に最適の位置の東京、ほとんどすべての日本の旅程の出発点でもあります。都内の公園とその周辺の地域の素晴らしい紅葉は自慢の一つです。黄色の銀杏並木、有名な銀杏並木道 (銀杏並木)だけでなく、六義公園、小石川後楽園、身近にさまざまな秋の色を鑑賞できるベストな場所でもあります。
東京から少し離れた位置にある高尾山も人気のスポットです。一般には東京での見ごろは11月下旬から12 月上旬です。

ベスト5 十和田・奥入瀬渓流、
東北、八幡山からそれほど遠くない位置、このスポットの近くの十和田湖、奥入瀬渓流があります、日本の最も有名な紅葉スポットの一つです。

ベスト6 日光
お気に入りの一つ日光、日光はほんの数時間で東京から電車では数時間と簡単にアクセスが可能です。日光は美しい国立公園内です、特に魅力的な10月上旬から11月中旬までです。日本の最も重要な将軍の東照宮があります、地域の文化的な供物を探索した後は中禅寺湖と温泉町の湯本温泉があります。

ベスト7 富士五湖
富士五湖は、特に河口湖畔から富士山の素晴らしい景色が自慢です。富士五湖の紅葉が間違いなくより印象的です。10月下旬から11月中旬、紅葉のベストです。

ベスト8 立山、黒部
アルペン ルートは、日本の紅葉を鑑賞するより斬新な方法の電車利用、ケーブルカー、バス、ロープウェイの組み合わせで大町町と富山市を結びます。立山黒部アルペンルートの山岳風景を通ることです。このルートに沿って異なる標高の異なる色の広い配列が表示されますので、標高の高い場所が大好きです。9月下旬から 11月上旬の間がお勧めです。


ベスト9 兼六園、
金沢の兼六園、北陸新幹線開通によって、金沢が-より訪問しやすくなりました。寺社や庭園の印象的なコレクション・・・小京都として知られています。金沢には沢山の紅葉の素晴らしい場所があります、最高は間違いなく兼六園、日本トップ3庭園の一つであると認められています。

ベスト10 尾瀬
尾瀬国立公園は、東京の約100km北にあります。日本で最高の場所です。平野と湿地帯では特別なタイプの山と緑に囲まれた紅葉をなします。9月下旬から10月中旬の間、美しい草で覆われています。

本当に素晴らしい日本の四季の自然、こんなに素晴らしい自然に恵まれた国はないと言う事実、

私達日本人ばかりでなく、各国の日本訪問者に平等に分け隔てなく、四季・自然に接することが出来ます。本当に日本は恵まれています。後世に、このままの自然環境を引き渡す責任は大きいように思います。私自身もバイオレットさんの手記で、日本の四季・自然を再認識しました。


               ―――――原文―――――
Japan is extremely proud of its seasons (seriously, you’d think nowhere else in the world had them), and for good reason. There are few places on earth where the differences between each passing season are so pronounced, and possibly no other place where they play such a vital role in a nation’s culture – from festivals to cuisine. There is no “best” time to visit Japan. There are numerous reasons to travel in any of the four seasons, but there’s no denying that the spring cherry blossom is the most popular by far. Autumn, meanwhile, is the second-most popular – thanks to a large extent to its stunning autumn leaves. From mid-September until the beginning of November, Japan’s deciduous trees begin to change colour, painting mountains, parks and forests with a vibrant palette of reds, brown, oranges, golds and yellows. Just as in spring the parks and countryside are packed with revellers gathering for hanami (blossom-viewing) parties, during these months the Japanese flock to their favourite autumn spots to appreciate the colourful leaves
– called koyo or momiji (two readings of the same characters:). Like the cherry blossom front, the koyo front sweeps along the length of the country over the course of a few weeks – but in reverse, beginning in northern Hokkaido and travelling southwards, lighting up the mountainsides first before descending into valleys and city parks. Unlike the cherry blossom, autumn leaves aren’t found everywhere (they prefer cooler northern climes and high altitudes), and they tend to stick around for a little longer – making them rather more reliable than their pink counterparts. Every Japanese person will have their own favourite leaf-peeping spot, but for those who haven’t had a lifetime to decide, we’ve put together a list of our top 10 favourite places to see the turning leaves

Top of our list (and probably top of most people’s lists) is Kyoto: a city steeped in culture and history. It’s not for nothing that Kyoto is known as the “City of Ten Thousand Temples”, and it is at these temples, shrines, and gardens that you’ll see some of Japan’s finest koyo. The colours begin to come out in around mid-November, and can last until early December. Evening is often the best time to visit, as the trees are lit up to their best advantage. Some of the best places temples at which to see the leaves are Tofuku-ji, Kiyomizu-dera, Yoshimine-dera, and Eikando. We also highly recommend heading out into the Arashiyama district on the outskirts of Kyoto, where the forested mountains are particularly impressive

Japan’s northernmost island is rarely visited by tourists, yet boasts some of the best conditions for koyo. Home to huge tracts of wilderness, mountains, volcanoes, plains, lakes
and hot springs – this is a stunning place to witness autumn leaves. Our favourite spots include the Daisetsuzan National Park – the first place in Japan to see autumn colours in mid-September – and the rugged Shiretoko Peninsula. Depending on where you go in Hokkaido, you can find
autumn leaves from mid-September until late October

In Tohoku, the little-visited northern region of Japan’s mainland, lies one of the very best koyo spots in all of Japan. It’s a little out of the way for those on just a short trip, but if you want to get off the beaten track, these mountains in the north of Akita and Iwate Prefectures are resplendent throughout October.

Within the region you’ll also find some fantastic onsen towns and great hiking trails – perfect for those looking for a more traditional, rural experience of Japan

More accessible to most visitors than Tohoku or Hokkaido by far is Tokyo – the starting point of almost every Japan itinerary. Though not as vast and spectacular as the national parks of the north, it’s certainly more convenient, and boasts some really excellent autumn colours in its parks and the surrounding areas. As well as the famous Gingko Avenue (Icho Namiki), lined with yellow-coloured gingko trees, Rikugien Park and Koishikawa Korakuen Park are excellent places to admire a variety of autumn colours. A little way out of Tokyo, Mount Takao is also a popular spot – the leaves here turn slightly earlier than in the city, so if you’re visiting in mid-November this is your best shout for koyo. In general, the best time to see the leaves in Tokyo is from late November into early December


Heading up north again, the next spot on our list Tohoku’s beautiful Lake Towada region, not far from the Hachimantai Mountains mentioned above. Together with nearby Oirase Stream, this is one of Japan’s most famous koyo spots, displaying magnificent colours from late October until early November

One of our favourite destinations full stop, Nikko is just a couple of hours’ train ride from Tokyo and easily accessible for those on shorter visits to Japan. Home to the a stunningly elaborate temple complex and the final resting place of one of Japan’s most important shoguns, Nikko lies in a beautiful national park and is particularly attractive from early October until mid-November. After you’ve explored the area’s cultural offerings, be sure to make time to head out into the surrounding forests – especially surrounding Lake Chuzenji and the hot spring town of Yumoto Onsen, where the leaves are at their most beautiful

Another destination within easy reach of the capital is Fuji Five Lakes, which boasts spectacular views of Mount Fuji from the shores of Lake Kawaguchiko in particular. Though there is perhaps more to keep you occupied in Hakone, the autumn leaves at Fuji Five Lakes are definitely more impressive. Visit from late October until mid-November to catch the best of the koyo

One of the more novel ways to appreciate Japan’s autumn colours is by travelling through the alpine scenery of the Tateyama Kurobe Alpen Route, which links Toyama City with Omachi Town via a combination of trains, cablecars, buses and ropeways. Autumn colours love high altitudes, so along this route you’ll see a wide array of different colours at different elevations. Visit any time between late September and early November and you’ll be sure to see some spectacular koyo at some point along the route!

As one of the newest locations to be served by the new Hokuriku bullet train line, Kanazawa is now easier to visit than ever – and one of our personal top destinations in Japan. Known as Little Kyoto for its impressive collection of temples, shrines and gardens, Kanazawa has lots of great places to see the autumn leaves – but the best is arguably Kenrokuen Garden, acknowledged to be one of the top three landscape gardens in Japan

Last, but not least, Oze offers autumn colours with a twist. A national park located about 100 km north of Tokyo, this is the best place in Japan to see kusamomiji – or “autumn grass”. The plains and marshland here are covered with a special type of grass that turns a beautiful colour between late September and mid-October, forming a sea of red surrounded by mountains and greenery

 


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ステルス機も安泰ではない。

2017-10-08 14:40:28 | 軍事

文は、主に下記の英文記事を訳していますが、誤訳等多々あると思います。了承ください。

2014年7月当時の記事ですが、現在は双方ともかなり技術の進歩があると予想されます。

USNI・NEWS・Chinese and Russian Radars On Track To See Through U.S. Stealth、By: Dave Majumdar (July 29, 2014)

防衛省は現在、レーダーで捉えにくいステルス性能を持つ最新鋭戦闘機を探知するレーダーの研究開発を行っています。中国等がステルス性能に優れた戦闘機の開発を進めていることを踏まえ、日本の防空態勢を強化する必要があると判断、10年後の実用化を目指していると言われています。

世界で始めてのステルス機撃墜と言うと、1999年3月27日にセルビアの首都ベオグラード近郊上空で米空軍第49戦闘 航空団に所属するF-117機で、セルビア軍のSAM(地対空ミサイル)により、当時最新鋭のF-117ステルス戦闘爆撃機が撃墜されたと言われていますが、低周波数レーダー使用のSAM器材だと言われています。以後、低周波数レーダーの研究が、特に中国、ロシア等で開始されたと言われています。

レーダー周波数帯を、探知する機体の長さに近い低周波帯を用いると、ステルス機に当たる電波の波長が機体のサイズに近いと共振が発生、レーダーに映る面積が大きくなると言われています。この原理を用いたのが低周波レーダーで、ノイズ、クラッター等を拾う等、精度は悪いものの、今後コンピューターの性能向上でこれらの処理は可能と言われています。
電波が遠くまで届くという利点がありますが、用いる波長より短い物体は原理的に発見できないという欠点もあります。中国等の低周波数技術は、相当進んでいると言われています。

USNI・NEWS
Chinese and Russian Radars On Track To See Through U.S. Stealth
米国・ステルス機への、中国・ロシアの対抗手段

By: Dave Majumdar
July 29, 2014

中国等が開発中の新型レーダーは、米国のステルス戦闘機の探知のみならず目標捕捉が容易になると元米海軍高官がUSNI Newsに対し発言しています。

F-22ラプターとF-35ライトニングIIは、高周波数目標照準用レーダー(通常のレーダー)にはステルス性がありますが、低周波数レーダーにはステルス性が発揮できないでしょう。
今までは高周波数帯への対応だけで問題有りませんでした。何故なら低周波レーダーでは兵器の追尾はできないとされてきたからです。

F-22、F-35はKu,X,C BAND、一部Sバンドといった高周波への防御がなされていますが、2機種とも波長が長いL、UHFやVHFを使うレーダーだと容易に発見されます。
中国等の現行低周波数レーダーはステルス機を探知することができますが、正確な位置を割り出して、ミサイル誘導をすることは現在のところ困難だと言われています。

捕捉、火器管制レーダーが周波数帯を変える傾向にあると元米海軍高官がUSNI Newsに説明しています。
コンピューターの更なる性能向上により、低周波数レーダーは目標の識別能力が正確になって来るでしょう。2020年~2030年頃にこの装備が実用化されたらステルス機体の生存性は危うくなるでしょう。

そのため低周波数対策が必要だと専門家は指摘しています。

一部の建造中の中国等の艦艇には高周波、低周波数の双方のレーダーが装備されているとも指摘しています。中国のTYP・52C旅洋IILuyang II、TYP・52D旅洋III駆逐艦がその例です。
参考
(人民解放軍海軍の誘導ミサイル駆逐艦タイ52D旅洋IIIの長沙Changshaには米ステルス機を探知可能なレーダー装備が施されているといわれています。)

NIFC-CA海軍火器管制、対空、対応手段はどうか・・・あまり期待できないようです。
参考
(海軍統合火器管制-対空: Naval Integrated Fire Control-Counter Air、 NIFC-CA、ニフカ・・・アメリカ海軍の防空戦コンセプト(概念)で、対空センサ・防空火力を柔軟に統合運用することで防空戦を効率化し、また水平線の向こうにある目標をリモート交戦(EOR)によって撃破することを可能にしています。)

低周波数レーダーが普及すると、F-35Cが生存できるのかと言う深刻な疑問が出てきます。先の専門家は全方位ステルスがネットワーク型対空体制に対しては望ましいと言っています。
中国等がNICA-CAに対抗しサイバー攻撃、電子攻撃を仕掛けるのは確実だと言われています。

NICA-CAの基盤はデータリンクです。データリンクが厳しい環境の下で作動するか疑問です。ジャミング(妨害)が大量に発生した場合は厳しいでしょう。

敵になる可能性のある中国等は、長距離放射線追尾型ミサイルを開発中です。NIFC-CAの中枢部分となるグラマンE-2D高性能ホークアイが目標となる可能性が高いようです。
放射線追尾型兵器がパッシブ(受動的)動作で長距離射程なら、NIFC-CA構想では対応が難しくなるでしょう。

空母に、全方位ステルス性能を有する機材が配備されないことで高性能版のUCLASS(艦載無人偵察攻撃機)で敵の防空網に対処すべきとの主張が勢いがますことになりそうです。この機能がないままだと海軍の空母航空戦力は実効力を失うと専門家は見ています。

USNI・NEWS
Chinese and Russian Radars On Track To See Through U.S. Stealth
By: Dave Majumdar
July 29, 2014

An F-35B Lightning II aircraft takes off from the amphibious assault ship USS Wasp (LHD-1) in 2013. A former senior Navy official told USNI News its stealth protection could be pierced by new Chinese and Russian radars. US Navy Photo
A growing trend in Russian and Chinese radar could make U.S. stealth fighters easier to see and — more importantly — easier to target for potential adversaries, a former senior U.S. Navy official told USNI News.

U.S. fighters — like the Lockheed Martin F-22 Raptor and F-35 Lighting II Joint Strike Fighter (JSF) — are protected by stealth technology optimized for higher frequency targeting radars but not for lower frequency radars.
Until now a focus on higher frequencies have not been a problem because low frequency radars have traditionally been unable to generate “weapons quality tracks.”
JSF and the F-22 are protected from higher frequencies in the Ku, X, C and parts of the S bands. But both jets can be seen on enemy radars operating in the longer wavelengths like L, UHF and VHF.

In other words, Russian and Chinese radars can generally detect a stealth aircraft but not clearly enough to give an accurate location to a missile
But that is starting to change.
“Acquisition and fire control radars are starting to creep down the frequency spectrum,” a former senior U.S. Navy official told USNI News on Monday.
With improved computing power, low frequency radars are getting better and better at discerning targets more precisely.
“I don’t see how you long survive in the world of 2020 or 2030 when dealing with these systems if you don’t have the lower frequency coverage,” the former official said.

Further, new foreign rival warships are increasingly being built with both high and low frequency radars.
“Prospective adversaries are putting low frequency radars on their surface combatants along with the higher frequency systems,” the former official said.
Chinese warships like the Type 52C Luyang II and Type 52D Luyang III have both high and low frequency radars, the former official said.
The first of the People’s Army Liberation Navy Type 052D Luyang III destroyer. PLAN Photo
“If you don’t have the signature appropriate to that [radar], you’re not going to be very survivable,” he said.
“The lower frequency radars can cue the higher frequency radars and now you’re going to get wacked.”

Nor will the Navy’s vaunted Naval Integrated Fire Control-Counter Air (NIFC-CA) do much to help the situation. Firstly, given the proliferation of low frequency radars, there are serious questions about the ability of the F-35C’s survivability against the toughest of air defenses, the former official said.
“All-aspect is highly desirable against this sort of networked [anti-air] environment,” he said.

Secondly, the Chinese and Russians are almost certain to use cyber and electronic attack capabilities to disrupt NIFC-CA, which is almost totally reliant on data links.
“I question how well all these data links are going to work in a heavily contested [radio frequency] environment where you have lots and lots of jamming going on,” the former official said.
Moreover, in certain parts of the world potential adversaries —China and Russia— are developing long-range anti-radiation missiles that could target the central node of the NIFC-CA network—the Northrop Grumman E-2D Advanced Hawkeye.
“I think the anti-radiation homing weapons that are passive and go long-range are very, very difficult for the NIFC-CA concept to contend with,” the former official said.

Fundamentally, the Navy’s lack of an all-aspect broadband stealth jet on the carrier flight deck is giving fuel to advocates of a high-end Unmanned Carrier Launched Airborne Surveillance and Strike (UCLASS) aircraft that can tackle the toughest enemy air defenses.
Without such capability, the Navy’s carrier fleet will fade into irrelevance, the former official said.


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まだまだ続く、慰安婦問題

2017-10-06 15:50:10 | 日韓

以下文は、1年前の少し古い資料です。今も韓国内では毎日と言っていい位、慰安婦問題を取り上げています。

これまでのように韓国に対しても日本の性善説、慰安婦問題対応は改めるべきです。私が精査した、下記記事の吉田清冶氏の人物像では経歴、学歴等々はあまりにも嘘が多く、記することが出来ない位です。

 

参考文

「慰安婦像をクレーン車で撤去したい」 

慰安婦問題を作った男「吉田清治」の長男が語る

韓国・北朝鮮、「新潮45」 2016年9月号

うんざりする慰安婦問題・・・「新潮45」・2016年9月号は興味ある内容の記事が書いてありました。この記事を記載した「新潮45」とは、どんな雑誌か・・・昨年から不思議と表に出てこないこの記事内容

「新潮45」とは・・・「新潮45」の創刊は、1982年3月で、創刊当初は、「新潮45+」(シンチョウ・ヨンジュウゴ・プラス)という誌名で、45才以上の中高年層を読者対象に想定した雑誌でした。新潮社にとっては初の総合雑誌への挑戦だったそうです。 3年後の1985年より、+が取れて、現在の新潮45に変わっています。内容も、日記と伝記を軸にした新たな教養雑誌へとリニューアルしています。以来、その時々の編集部の方針によってノンフィクションや事件への志向が強まったり、独自の言論に力点を置いたり、誌面は変わり続けていますが、内容には信頼、信憑性が高いと言われています。

 

父が犯した慰安婦強制連行の捏造について、吉田家の長男として、日本の皆様にたいへん申し訳なく思っております…と吉田清治氏の長男は語り始めました。(新潮45 2016年9月号)

慰安婦問題をめぐっては、数年前に朝日新聞が、過去の記事を撤回したことが記憶に新しいと思います。

 

1983年、吉田清冶氏(福岡県芦屋町出身となっています。2000年7月死亡、本名・吉田雄兎・・・韓国出身)が「私の戦争犯罪、朝鮮人強制連行」という本を出版されました。内容は、私は日本軍の命令によって、朝鮮人女性205人を強制連行して従軍慰安婦にしたと言う告白内容です。

 

以後、著書等を朝日新聞がこれを大々的に取り上げて、従軍慰安婦の話が本当のように広まってしまいました。以後、朝日新聞は徹底的に慰安婦の話を取り上げ、真実のようにすり替えました。これが従軍慰安婦問題に発端です!
以前は、従軍慰安婦などという話はありませんでした。勿論、韓国側からも出たこともなく、日本側にもありませんでした。

 

慰安婦問題の全ては、吉田清冶氏の著書が問題の始まりです! 

週刊新潮(1996年5月号)で、吉田清冶氏の話はまったくの作り話で嘘であることが判明しました。

勿論、吉田清冶氏自身も嘘と認めましたが、謝ることはありませんでした。
不幸にも、1989年には韓国語に訳され真実のように語られました。今もこの記事は英訳でも出版され、一人歩きしています。両国の不幸の始まりです。

吉田清冶氏の内容にある、韓国人女性たちを強制連行したという韓国の済州島ではあまりの内容に疑問を持った人が多くいたそうです。

以後、済州新聞が詳しく調査等した結果、吉田清次氏の本は作り話であるという記事を発表しましたが、何故か日本では報道されませんでした。

新聞記事には、250余りの家しかない村で15人も徴用したとすれば大変な大事件だけれども当時そんなことはなかった!当時の新聞には多くの村人の証言などが載せられています。

日本の現代史家の秦郁彦氏も、自身が済州島に渡っていろいろ調べられ、雑誌の正論(1992年6月号)に発表、吉田清冶氏の作り話であることが証明されました。

吉田清冶氏自身、週刊新潮(1996年5月号)で、作り話だったと告白しましたが・・・謝ることもなく、本に真実を書いても何の利益にもならない!

新聞だってやることじゃないか!と発言・・・この開き直った姿勢、びっくり仰天してしまいます!

 

1981年から30年以上がが経過しました・・・

新潮45、2016年・9月号に掲載の吉田清治の長男、衝撃の告白

「慰安婦像をクレーン車で撤去したい。」

慰安婦問題を作った男の肖像では、ジャーナリストの大高未貴(おおたか・みき)氏が実像に迫っています。

大高未貴氏は1969年生まれで、フェリス女学院大学卒業、以降世界70カ国以上を訪問、インドではチベット亡命政権のダライラマ14世、カルマパ17世、パレスチナガザ地区では、PLOのアラファト議長などにインタビューし、1995年国際情報誌サピオでデビュー、講演活動のほか、2004年8月15日からは日本文化チャンネル桜でキャスターも務めています。韓国では嫌日本人の一人とも言われています。週刊文春、正論、夕刊フジ等にも記事を寄稿、TVでは、朝まで生テレビ、たかじんのそこまで言って委員会、激論コロシアム、チャンネル桜等に出ています。

 

清治氏の長男へのインタビューです。

済州島には行っていません!

父が犯した慰安婦強制連行の捏造について吉田家の長男として、日本の皆様にたいへん申し訳なく思っております。できることなら、世界中の慰安婦像をクレーン車で撤去したい!

私自身、なぜ父があんなことをしたのか知りたい!

清治氏は2000年7月に死去するが、それまでずっと一緒に暮らしていたのが、この長男です。66歳になるこの長男に、大高氏は貴重な話を聞きました。

清治氏は、朝鮮独立運動の首領で日本民間人を殺害した金九を輸送したかどで憲兵に逮捕、(軍法会議で懲役2年の刑)1942年6月に諫早刑務所での服役後に、山口県労務報国会下関支部の動員部長として済州島に赴き、軍の命令で朝鮮人女性を強制連行し慰安婦にしたということになっています。

長男が驚くべき証言をします。

父は済州島には行っていません!

それは父から聞いています。

それで父は、済州島の地図を見ながら、原稿用紙へ原稿を書いていました。

ではなぜあれほど克明に書けたのか?

材料はなかったはずです。ですからそれは、出版社や周りにいた人たちに発言をしていただきたいんです。

原稿とは、済州島での慰安婦狩りを詳細に綴った、1983年出版の私の戦争犯罪のことです。

清治氏が済州島に行っていないとすれば、慰安婦狩りに携わったという証言が捏造です。大高氏は、当時の担当編集者にも接触し、話を聞いています。

 

服役後に労務報国会に所属の経歴についても、出所直後に半官半民団体に入る不自然さが指摘されており、清治氏が本当に在籍していたかどうかの証拠も見つかっていないようです。

これは長男によると終戦時、父は労務報国会で物資の管理をしていたそうです。だから戦後、その物資を自由に隠匿できた、そこにあった配給の余りものの肥料を隠匿して下関肥料という会社を作った・・・一時はもうかったようです。ただ父は商売の経験がない。どんぶり勘定であっと言う間に倒産してしまいました。労務報国会に在籍し、それを元手に下関肥料株式会社を戦後に経営していたというのです。

韓国・北朝鮮、新潮45 2016年9月号の18ページにわたる特集では、このほかにも朝鮮半島の、ある組織と活動していたとする清治氏のエピソードなどが明かされています。本記事は貴重な資料でしたが、何故か国内のニュースになることはありません。

慰安婦問題に対しては、孫子の兵法のような凛とした姿勢、態度等で日本は対応することが必要と思います。

私達日本人一人々が、慰安婦問題を公正に、正しく理解しすることは極めて大切だと思います。このままでは永遠に韓国側は、凝りもせずに慰安婦問題を盾に対日外交を行うでしょう。

 


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オバマ・ケアとトランプ大統領

2017-10-03 12:56:55 | トランプ大統領

以下文は、オバマ・ケア(医療保険制度改革法案)に反対等々していた、トランプ大統領の一側面に対する個人文です。誤解釈等々多々あると思いますので、雑文とします。

2010年3月、アメリカ国民の皆保険を目指す、オバマ・ケア法案と呼ばれる医療保険制度改革法案と、その修正法が議会を通過、大統領の署名を受けて承認され、2014年度から施行されています。この法案は2309ページにも及びます。

自国益を優先し、グローバル化等々に反対するトランプ大統領・・・選挙公約等々でもあったオバマ・ケア等々の廃止・・・このオバマ・ケア法案(医療保険制度改革法案)は、熟読すると、一部にはグローバル化策が見え隠れします。

多くの改正が加えられた、トランプ大統領のオバマ・ケア改正案等でしたが、ご承知通りトランプ大統領のオバマ・ケア(医療保険制度改革法案)の改正案等は、7月28日上院議会で否決され現在に至っているようです。

オバマ・ケアの気になる中身・・・1014ページの16行目に、患者に対してFDA(アメリカ食品医薬品局)が定める、クラス2・デバイスのインプラント(implant・体内に埋め込まれる器具の総称)が可能になる条項が記されています。

この項目は、正に隠れたグローバル化策とも言われる方が多いようです。この項目は日本で報道されることは全くありませんが、米国の個人プログ等では問題になっていたようです。トランプ大統領も当然、熟知しているとされ、修正項目の一つとも言われる方もいました。トランプ大統領も改正を示唆していたと言われていますが・・・

 

以下英文の、大文字部分が問題とも言われる箇所です。

Union Calendar No. 256

111TH CONGRESS 2D SESSION H. R. 4872

To provide for reconciliation pursuant to section 202 of the concurrent resolution on the budget for fiscal year 2010.

IN THE HOUSE OF REPRESENTATIVES MARCH 17, 2010 Mr. SPRATT from the Committee on the Budget, reported the following bill; which was committed to the Committee of the Whole House on the State of the Union and ordered to be printed

1014

•HR 4872 RH

(1) IN GENERAL.—Section 519 of the Federal 1

 Food, Drug, and Cosmetic Act (21 U.S.C. 360i) is 2 amended— 3 (A) by redesignating subsection (g) as sub-4 section (h); and 5 (B) by inserting after subsection (f) the 6 following: 7 ‘‘National Medical Device Registry 8 ‘‘(g)(1) The Secretary shall establish a national med-9 ical device registry (in this subsection referred to as the 10 ‘registry’) to facilitate analysis of postmarket safety and 11 outcomes data on each device that— 12 ‘‘(A) is or has been used in or on a patient; and 13 ‘‘(B) is— 14 ‘‘(i) a class III device; or 15 ‘‘(ii) a class II device that is implantable,(移植可能なクラスIIデバイス)16 life-supporting, or life-sustaining. 17 ‘‘(2) In developing the registry, the Secretary shall, 18 in consultation with the Commissioner of Food and Drugs, 19 the Administrator of the Centers for Medicare & Medicaid 20 Services, the head of the Office of the National Coordi-21 nator for Health Information Technology, and the Sec-22 retary of Veterans Affairs, determine the best methods 23 for—

この、クラス2・デバイスのインプラントが可能になる条項・・・法案の施行後、アメリカ国民に対して何らかのインプラントが可能になるという意味です。

オバマ・ケア法案では明確に記載されており、今後実行されると思います。

 

この「クラス2・デバイス」とはいったい何なのか?

米粒を2~3粒を繋げたほどの長さのマイクロ・チップが、FDAが定める、クラス2・デバイスです。

背景には、NWO(新世界秩序)等による、国民のコンピューター完全管理システムの実現に向けた方策の一つでもあるとも言われています。

2010年5月28日放送され、大反響を呼んだ2017年の社会生活を予見する、米国・NBCニュース特集に注目が集まっていました。

NBC Prediction That We Will All Have an RFID Chip Under Our Skin by 2017 (2010/05/28 YouTube)は、2分間の英語映像ですが、今でもユーチューブで見ることが出来ます。

このNBC・ニュース特集は、救急搬送された患者の立場ではじまります。

救急車に乗せられ病院に担ぎ込まれます。免許証等身分を証明するものを一切身につけていない状態で救急医療を受けることになりました。

本人に意識があれば、血液型などを直接本人から聞き出すことも可能ですが、意識を失っていれば不可です。担当医師の判断ですべての処置が施されていくことになります。この救急患者がもし持病などを抱えていて、特定の薬剤などを受けつけない状態にあれば、場合によっては深刻な事態を招きかねないでしょう。

しかし、ここで想定されている時代は2017年です。

体一つで運び込まれた急患の皮膚の下には、マイクロ・チップが埋め込まれています。

このマイクロチップを専用のスキャナで読み取ることで、本人の名前や血液型、年齢、住所などはもちろん、過去の医療診察歴もすぐに判明し、的確な処置を素早く行うことができます。

身元不明で運ばれても、親族や保護者に連絡することも可能です。このようなケースではマイクロ・チップは確かに有益でしょう。

この番組ではマイクロ・チップのほかにも、指紋認証や顔認証、網膜(あるいは虹彩)認証などの生体認証技術を紹介し、個人認証システム導入を前提とした近未来の暮らしを描いています。指紋認証などは、すでにiPhoneなどに採用されてすっかり身近になりましたが、果たしてマイクロ・チップを埋め込む未来とは、何を意味するでしょうか?

番組で紹介されている、「米粒を2~3粒つなげたほどの長さのマイクロ・チップが、FDAが定める、クラス2・デバイスです。」この中に一体何が入っているでしょうか?

複数の海外メディアによれば、このマイクロ・チップは、ある程度離れた場所からでも情報を読み取ることができるRFID(radio frequency identifier)端末で、設備が整っていればどこにいても当人の位置を特定でき、プリペイドカードやクレジットカード機能を持たせることによってショッピングの決済にも使えると言われています。

日本のスイカなどのように公共交通機関の支払いに使うことも技術的には可能です。そして、こうした行動の記録やショッピングの履歴はネット上のどこかに記録され続け、いつでも当人の生活を追跡・把握することが可能となります。

このように便利な機能を数多く持たせた、このマイクロチップはやや大き過ぎやしないかとも思えるのだが、そのわけは遠隔操作によって埋め込んだ人間を管理する機能があると疑う人々もいるようです。

マイクロチップを埋め込んだ世界の国民を完全に監視することで、国境を越えた世界統一政府が「新世界秩序(New World Order)」の名のもとに、世界中の国民をコンピューターが完全に管理、支配・統治する計画であると言う方も多いようです。

オバマ・ケアを作った人達はグローバリストの方達です。勿論、元オバマ大統領、ヒラリー氏も筋金入りのグローバリストと言うのは間違いない事実でしょう。NBCニュース特集では、2017年頃にはマイクロチップの埋め込みがスタンダードになっているという論調でした。

 

日本を取り巻くグローバル化の波・・・確実に日本にも押し寄せています。何故、トランプ大統領は自国益を最優先し、グローバル化に反対か・・・今一度国家、国民、自国益と、行き過ぎるグローバリズムとはを考えることは大切だと思います。


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財布を空にしない方法

2017-10-01 14:31:34 | 日記

何かと、空になりやすい財布、この財布を空にしない方法は無いものか・・・誰でも出来るヒントがありました。「バビロンの大富豪」・繁栄と富と幸福はいかにして築かれるのか。(ジュージ・S・クレイソン著、大島豊・訳)の本です。

著者は、ジョージ・S・クレイソン(George Samuel Clason)です。

1874年、米国ミズーリ州生まれ、大学卒業後、1898年の米西戦争に陸軍兵として参加、兵役後、出版社設立、米国とカナダの道路マップを初めて刊行、1926年より、バビロンを舞台にした一連の寓話シリーズをパンフレットの形で発行、当時の銀行、保険会社、一般企業の経営者たちを中心に評判が広がり、これらの人達によって何百万もの人々に紹介され、膨大な読者がうまれました。1957年、カリフォルニアにて没しました。

「バビロンの大富豪」は、現在でも自己啓発等々の名著として、世界の多くの人に支持され職業、地位を問わず、あらゆる層の人たちに愛読、実践され続けているそうです。

 

この本は、紀元前3000年の古代都市であるバビロンの寓話(教訓を目的とした短い物語)から、世界で最も裕福だったとされるバビロン市民の文明、文化を学び、富とそれにまつわることを理解するための手引きとして書かれています。内容は今から誰でも日々実施できる内容です。別名、空の財布の治療薬とも言われています。内容は物語形式で進んで行きます。

バビロンといえば紀元前3000年頃、メソポタミア域に存在したとされている大変繁栄した古代都市です。著者のジョージ・S・クレイソンは、このバビロンの寓話をパンフレット形式で発行、たちまち話題となり本書の出版に至ったと言われています。

当時の米国ではもちろん、現在でも各国で多くの人達からから愛読され、日々生活で実践てしいる人達が多いと言われています。

本書を読むことは金銭にまつわる知恵・古代都市バビロンについて学ぶことになり、古代人の生活、生き方を知る手がかりとなると思います。

住人の戦車職人バンシアは、働けど貧乏生活から抜け出せません。

友人のアルカドは、多くの富を築いていました。バンシアはアルカドの知恵を教えてもらうためにアルカドを訪ねることにします・・・そこで知り得たことは、財を築くには大原則があることでした。

アルカドが大富豪になり得たのは、知恵者である金貸しのアルガミシュから、ある原則を学んだためでした。

 

ある原則とは・・・

幸運の女神が、微笑む人とは・・・

*行動する人、誰にでもチャンスは訪れる、行動をすれば誰にでも女神はついてくる。幸運はチャンスを掴むことによって誘い込むことができる。幸運というものはチャンスのあとに来ることが多い。

1 稼いだものは、すべてその10分の1を自分のものとして取っておくこと。

2 金は上手く使えばいくらでも増やせるが、その選択は慎重でなければならない。

3 働くことの代わりになるものはなど何もない。懸命に働くことで友人、財産、栄誉、成功を手   に入れることができる。

4 貧乏という病は、我慢するより治すほうがやさしい。

5 成功とは、私達自身の努力と能力の表われとして達成できたものを指している。

 

財をもたらす、黄金7つの知恵・・・

第1の知恵 

財布に10枚のコインを入れたなら、使うのは9枚まででやめておく。

第2の知恵

一番大事な欲求が叶えられるように、支出のための予算を組むこと。

第3の知恵 

貯めた金は、最後の1銭にいたるまで働かせること。

第4の知恵 

元金を確保すること。

第5の知恵 

自分の住まいを持つことは、有益な投資と心得よ

第6の知恵 

年老いてから必要な金と、家族を守るために必要な蓄えとをあらかじめ用意しておくこと。

第7の知恵

自らの能力を開発すること。

仕事の技量を高めること。

学んで、考えを深くすること。

 

自尊心のある人間の、守るべき5項目・・・

1 借金は能力の及ぶ限り、なるべく早く返すこと。

2 支払い能力を超える買い物はしないこと。

3 家族の面倒を見て、家族から慕われ、尊敬されるよう努めること。

4 遺言書をきちんと作っておくこと。神に召されたとき、その遺産配分は、適切で、しかも告人の名誉を重んじる形でなされるようにしておくこと。

5 親しい人には思いやりのある態度で接すること。運命の巡りが悪く、傷ついたり打ちのめされたりした人へ同情を寄せ、無理のない範囲で援助すること。

 

五つの黄金原則・・・

1 将来の資産と家族の財産を築くため、最低でも収入の十分の一を貯めるならば、黄金は自 ら進んで、しかもだんだんとその量を増やしながらやってくるだろう。

2 貯まった黄金がさらなる利益を生むような働き口を見つけてやり、家畜の群れのごとく増やせる賢明な主人となるならば、黄金は勤勉に働いてくれるだろう。

3 黄金の扱いに長けた人々の忠告のもとに、黄金を投資するような慎重な主人であれば、黄金はその保護のもとから逃げようとはしないだろう。

4 自分のよく知らない商売や目的、あるいは黄金を守ることに長けた人々が認めないような商売や目的に使われる黄金は、その人間から逃げてゆくことだろう。

5 あり得ないような莫大な利益を生ませようとしたり、詐欺師の魅惑的な誘いに従ったり、あるいは自らの未熟で非現実的な欲望に頼ったりするような人間からは、黄金は逃げてゆくことだろう。

 

自ら稼いだ資金の運用は、こうして決める・・・

1 金はさらに金を生み出すようにし、大きく増やさなければならない。

2 うまく運用すれば、金は人間が老人になるよりも早く、倍にもなり得る。

3 ただし、危険を冒すということは、その金が稼ぐはずのものばかりでなく、元金もすべて失う危険を冒すということでもある。

4 より慎重な選択こそが、大きな後悔から身を救う。

 

強固な城壁は、人々を恐怖や不安から守ってくれる・・・

1 安心なくしては我々は生きられない。

2 バビロンが何世紀も持ちこたえたのは、「城壁が完全に守られていた。」からである。

3 バビロンの城壁は、自らを守ろうとする人間の必要性と欲求の表われとして、際立ったものである。

4 この欲求は人類が先天的に備えているもので、今日においても優りこそすれ、衰えてはいない。

 

奴隷に成り下がっても、人間としての誇りを忘れなかった男・・・

1 自分の魂は奴隷のものか、それとも自由人のものか。

2 自分を信頼している人がいて、自分の考えで働いている以上、人の魂は奴隷ではなく自由人のものである。

3 決意あるところ、道は聞ける。

 

バビロンの知恵は現代にも適用するか・・・

1 収入の10分の7を使って、住む家、着る服、食糧、それ以外のわずかの出費をまかなうことにする。

2 生活に楽しみと喜びに欠けるところがないようにするため、収入の10分の2は、自分を信用してくれた自分に、金を貸してくれた人々に正直、公平に分割し支払うことにする。

3 妻を実家に帰したまま、故郷の街を捨てて異国で簡単に財産を手に入れようとした結果、我が身が奴隷として売られるまでにおちぶれた。

4 借金から逃げるよりは、返すほうが楽

5 収入が少なくても、収入の10分の7は生活、収入の10分の2は借金返済、10分の1は自分のも、これを守る。この方法を守れば、独立と自尊心を勝ち取ることができる。この方法を続けば、いつか必ず資産家の仲間入りを果たすことができる。

 

「幸福」とは・・・労働の喜びを知ること・・・

1 楽しみが色々ある人生でも、働くことに代わりになるものなどない。

2 働くことは、奴隷ではない。

3 懸命に働くことで友人・財産・栄誉・成功を手に入れられる。

 

バビロンの繁栄には、その地を治めた歴代の王たちの存在がありました。王たちが歴史に名を残しているのは、その知恵と事業と公正さによって統治したからです。全世界を征服し、掌握しようとする野心家の王はいませんでした。古代都市バビロンは滅びたが、バビロンの知恵は、今も私達の暮らしの中に脈々と生きています。

 


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