究極のへぼ采配

プロ野球が開幕した。
虎（寅）年とはいえ、今年のタイガースにはあまり期待できないが、開幕試合で藤浪が先発するので視聴した。
初回に１点を失い、近本と中野が盗塁死をするなど、先が思いやられる出だしであったが、藤浪が立ち直って好投し、糸井、糸原の適時打で８－１と大きくリードして、楽勝ムードになったので、チャンネルを代えた。
何と思いもよらぬ逆転負けである。
初戦の重要性を認識していないようだ。
８回、５点リードで、実績のない斎藤を登板させ、ドタバタで、準備不足の岩崎を投入して打たれ、１点差の９回には、日本野球を知らない新外人を投入しての逆転負けである。
選手が大量リードに浮かれていても、リリーフを準備するなど万全、冷静に戦局を分析するのが監督、コーチの仕事である。
藤浪、糸井のお立ち台が消え、この逆転負けは今シーズンを占ううえでどんなに大きいか。
昨シーズンの終盤、勝ち試合に岩崎の投入を出し渋って逆転負けを喫し、この１敗が命取りになるかもしれないと書いたが、結果的にその通りになった。
シーズン中にも、矢野退任の動きが出てくるのではないかと案じられる。

停戦のチャンスを逃すな

ロシアの侵攻は必ずしも思い通りに進んでいないのが現状だ。
プーチンが停戦をほのめかしているのもうなずける。
ただ、ゼレンスキーは現実的でない国民投票を持ち出すなど政治家としての資質に疑問があるのでサポートが重要だ。
経営の場では、「ピンチはチャンス」、「チャンスを生かせ」等の名言があるが、チャンスがあっても、気付かずに見逃すことが多い。
チャンスを逃すと、ロシアが強硬手段に出るリスクがあり、ここは多少プーチンに花を持たせてでも、停戦に持ち込むべきであろう。
「損して得取れ」とはよく言ったものだ。
ロシアは充分に弱体し、プーチンのロシアはかなりの長期間、強行に出る余力はないだろう。
世界の分断がさらに進み、世界経済がガタガタになる前に決着を急ぐべきだ。

見事に成長された愛子さま

普段、あまり皇室関係の報道を見ることはないが、２０歳の成人になられた愛子さまの記者会見の一部を見た。
子供の頃の印象と大きく異なり、立派に成長されたようだ。
事前に質問内容があったとはいえ、あまり原稿を読むことなく、自分の言葉で話す姿勢は好感が持てた。
答弁で原稿を読むだけの国会議員は、少し学んだ方がよさそうだ。
天皇の継承問題が話題になっているが、愛子女性天皇でも良いのではないかと感じた。

シャープはだめな企業になった

先日東芝のパソコン部門のサポートについて記述した。
シャープも同じように家電ではかなりのシェアーを保持してきた。
特に液晶ＴＶでは、亀山モデルの評価が高く、私も、ＴＶ、ビデオデッキ、オーディオのセット、加湿器等の電気製品を購入している。
先日、ビデオのリモコンが不調になり、お客様相談室に問い合わせた。
家電部門の売却で、サポート体制の承継が心配されたが、不安が当たってしまった。
電話がつながらないのでメールで問い合わせた。
質問内容によっては１週間を要す場合があるとの自動返信が来た。
ところが、３週間以上たっても、なしのつぶてである。
ぼつぼつ、ＴＶの買い替え時期だが、これではシャープ製品は選ばないだろう。

中国には脅しは効かない

バイデンが習との電話会談で、ロシアに協力したら制裁と警告をしたと報道されている。
もし、これが通用すると思っているなら認識不足だろう。
中国は米国と肩を並べる大国と考えており、上から目線の対応には当然ながら反発するだろう。
中国は、ロシアが崩壊し、拮抗力のバランが崩れて米国の一国支配が強力になることは好ましくないと考えている筈である。
米中関係が冷え込んでいる現在では、協力を要請するしかないのが現状である。
インドが賛成に回らなかったことで、世界の人口の約半分が賛成でない計算になるのは心苦しいが、これが現実だ。