想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

高齢者に暮らしにくいデジタル社会

2024-10-08 19:05:52 | 日記・エッセイ・コラム

先日、ある工事を頼んだところ、終了時に現金払いを要求されたが、紙の領収書は出せないと言う。
QRコードを、スマホに入れておいたのでそれを見てくれという。
後で見ようとしたが、どこに入っているか判らず、確認できない。
もう一件はもっとたちが悪い。
バタバタしていたが、こちらも現金で払ってくれと言われ、34000円を払ったが、あとで領収書を観たら、26300円とある。
その時に確認しなかったのが悪いのだが、ちゃんとした会社なので、まさか猫糞するとは考えもせずに信用してしまった。
最近、高齢者への詐欺事件が横行しているが、まさか自分が掛かるとは思ってもいなかった。
住みにくい世の中になったものだ。

市から感謝状が届く

2024-09-15 09:47:59 | 日記・エッセイ・コラム

敬老の日には、80歳になると市内で使用できる1000円の商品券が届く。
以前は高齢者も少なく、75歳以上だったようだが、財政負担も大きく、年齢は引き上げられ金額も引き下げられた。
もちろん、米寿や卒寿の祝い金もなくなり、100歳の祝い金になったようだ。
地方都市はどこも同じだろうが、高齢者比率が高く、介護の負担が重くのしかかっている。
今年は、市から感謝状と商品券が届いた。
「市の介護サービスを受けずに○○歳を迎えられました。」「あなたの元気が市の元気、貢献に感謝」とあった。
20数年間に収めた介護保険料はかなりの金額になる。
先日の同窓会でも、介護保険の申請をしているとの話が出ていた。
これから先はわからないが、介護保険のお世話になっていないことに感謝すべきなのだろう。

おもしろい番組 「3か月でマスターする数学」

2024-09-05 10:46:30 | 日記・エッセイ・コラム

NHKの「3か月でマスターする数学」という番組を見ているが、とても面白い。
第9回目は、「確率」を取り上げていた。
私は小学生のころから、算数、数学は好きで、得意科目であった。
中学に入ると、さっそく「岩切の代数」に取り組んだ。
高校で、微分、積分、確率、順列、組み合わせ等を学んだが、すっかり忘れてしまった。
大学の入学試験に、文科系であったが、理科、数学各2科目が必要であり、高校では理科コースに入っていた。
確率は日常生活でも、なんとなく判断に活用しているが、直観とは随分異なることを気づかされた。
面白かったのは、相撲の巴戦での勝利の確率である。
籤のA,B,CでAとBが対戦し、勝ったAが控えのCと対戦する。
Aは既に1勝しており、Cに勝てば優勝が決まるので気合が入る。
CはAに勝てば、次はAに負けているBで、これも同様であろう。
BはCに勝っても、巴戦のやり直しである。
ところが、確率論では、Cの優勝の確率はA,Bにやや劣るのには驚いた。
数学は面白い。

経験のないのろのろ迷走台風

2024-09-02 18:15:17 | 日記・エッセイ・コラム

今年は猛暑に悩まされたが、台風は少ないと思っていたら、迷走台風に襲われた。
長年経験してきたが、こんな経路をたどる台風は初めてだ。
海流の変化は、これまでも伝えられており、魚の取れる海域に大きな変化が出ている。
農産物も、亜熱帯化のせいか、産地に変化が出ている。
やっと通り過ぎてくれたが、その爪痕はひどい。
幸い、私のところは直撃を免れたが、大雨は離れていても安心できない。
これだけ異常機構が続くと、農産物被害が懸念される。
野菜も随分高騰しているが、茄子など、切ってみると中がやられている。
外見では見分けがつかず、泣き寝入りだ。
もう異常気象と呼べなくなるのだろうか。

詩仙堂と曼殊院

2024-08-30 11:13:26 | 日記・エッセイ・コラム

旅番組はいろいろあるが、「あなたの知らない京都旅」とかいう番組を見た。
詩仙堂は、一乗寺に下宿していた友を尋ね、翌朝、銀閣寺前の私の下宿へ戻る途中に立ち寄った。
早朝で、まだ誰もいない庭園を一人眺め、鹿威しの音を聴いたのを思い出す。
曼殊院は、あまり訪れる人もおらず、住職の奥さんから、塀が崩れ、建物も傷んでいるが、お金がなく手が行き届かないとの話を聞いた。
番組で見ると、門跡寺院でかなり立派な寺院である。
こんなに立派だった記憶はない。
別のお寺と記憶違いをしているのかもしれない。
昭和30年代のことで、金閣、銀閣のような有名なところ以外、観光客などほとんどいない時代のことである。
今は、京都は何処へ行っても外国の観光客ばかりのようだが、当時が懐かしい。