想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

日銀の全員一致に疑問

2024-04-27 09:02:32 | 社会・経済

日銀の植田総裁が全員一致で現状維持を決めたと話した。
びっくりしたのは、現在の円安が物価の上昇に影響していないとの認識である。
もしこのような認識が全員共通であるなら、よほどメンバーの多様性に欠陥があるのだろう。
日銀が仮にわずかな利上げを決めたとしても、次のFRBの声明によっては吹き飛んでしまうことを懸念したのかもしれないが・・・
円安は一部の大企業にはプラスであるが、中小企業には打撃で、賃上げムードに影を落とすと台無しになるリスクがある。
同じことを言うにしても、「円安が悪影響を及ぼす場合はすぐにでも金融政策を変更する覚悟がある。ただ現状はさほどでないと見ており、今回は様子を注視することにした。」と言えば、印象は異なったであろう。
まだまだ訓練が必要だ。

イラン制裁を強化すべきではない

2024-04-25 09:15:41 | 政治

欧米が、またイランへの制裁を発表した。
欧米の首脳たちの頭は狂っていないか?
イスラエルとイランの軍事衝突で中東戦争に発展する恐れがあったが、今のところ、イランの自制により、避けられそうな雰囲気になってきた。
にもかかわらず、欧米はイランへの追加制裁をしようとしている。
欧米がすべきことは、むしろイスラエルの暴挙を抑えることであり、イスラエル支援を見直すと圧力をかけることだろう。
ロシアの戦争犯罪を糾弾しながら、イスラエルの目に余る犯罪を見逃せば、世界から総スカンを食うことになる。
彼らの価値基準、判断の能力に疑問を感じざるを得ない。

二つのバレエ「コッペリア」

2024-04-24 09:17:28 | 音楽

BSで二つのバレエ「コッペリア」が放映された。
以前に3つの「白鳥の湖」が放映され、比較して観ると、とても興味深かったことを思い出す。
一つは、ミラノ歌劇場バレエ団による「コッペリア」で、これまで観てきた古典タイプで、聴きなれた音楽とバレエである。
もう一つが、モナコ・バレエによるAI時代にふさわしい全く新しい演出による「コッペリア」である。
ベースは同じであるが、全く新しい作品と思った方が良いのだろう。
こんなことが現実に起こるかもしれない。

豪華なペア囲碁2024

2024-04-23 11:53:19 | 囲碁

プロペア囲碁選手権は今年から方式が変わったようだ。
以前に、日本棋院へ出向き、多くのトップ棋士の対局する姿を楽しんだことがある。
これだけのトップ棋士を一堂に集める機会は又とない。
出場する棋士も、選ばれることが一流の証でもある。
今年は昨年の覇者、山下、鈴木ペアに、4組のトップペアが挑戦する形となったが、ペアの組み合わせがすごい。
井山、藤沢ペア、一力、謝ペア、芝野、上野ペア、余、牛ペアの4組で夢のような組み合わせである。
芝野、上野ペアが優勝したが、どのペアが勝っても不思議ではない。
これから、ゆっくり棋譜を見直すのが楽しみである。

イランの自制に期待

2024-04-13 15:10:44 | 政治

イスラエルがイランの大使館を攻撃し、死者が出たことで、イランが報復すると表明した。
イスラエルがハマスの奇襲を受けて何倍もの報復をしていることを考えれば、イランの相当の報復を非難できない点もある。
しかし、もしここで、イランとイスラエルの戦争になると大変なことになる。
米国は同盟国のイスラエルを支援すると表明したが、これまでの戦争でも、アメリカが出てくると、ベトナム、アフガン、イラク、どれをとってもろくなことはない。
今回の戦争は、国際社会は非イスラエルの国が多くなるだろう。
ここはイランの自制に期待したいところだ。