想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

株主総会がピーク

2012-06-28 14:01:22 | 社会・経済

 

<o:p>

Cimg0830


</o:p>

 

株主総会のシーズンになり、今日がピークである。

 

毎年、商社、銀行、製造業から各1社を選び出席するようにしているが、東京まで出かけるのが面倒になり、今年は1社だけにした。

 

今年の注目は、電力会社、特に東電であるが、会場が代々木体育館で、相当の混乱も予想されたのでやめにした。

 

又、欧州の経済危機に関連して、大手銀行、商社のトップがどのような見方をし、どう対応しようとしているのかについて聴いてみたい気もしたが、これもパスした。

 

会場が新装のパレスホテルで、天気も良かったので、東御苑の三の丸尚蔵館へ立ち寄り、「内国勧業博覧会―明治美術の幕開け」を観た。

 

宮内庁には、素晴らしい美術工芸品が多く所蔵されており、少しずつ展示されている。

 

展示数が少ないので、それだけを観に行くのは面倒で、時々しか行かないが、展示品自体は毎回素晴らしいものがある。

 

今回は、明治10年の第1回から明治36年の第5回の間の勧業博覧会への出品作品が展示されていたが、欧米から注目されたのがうなずける。

 

ついでに東御苑の中を散策したが、丁度アジサイが見ごろであった。ここは、四季を通じて、色々な花が咲いており、市民の憩いの場所としえは、最高の一つなのだろう。

 

あまり目立たないが、ここの竹林はなかなかのものである。

 

こうして散策していると、外の世界の混乱とは無縁のようである。

 


NBAファイナル、EURO2012他、スポーツ満載

2012-06-26 14:06:54 | スポーツ

Cimg2983


 スポーツ放送が花盛りである。観たいものがいろいろあるが、すべて見ていては時間がいくらあっても足りない。

 

普段は、バスケットボールはあまり見ないのだが、NBAファイナルのサンダー対ヒートのファイナルの第1、4、5試合を見た。

 

ヒート2勝1敗で迎えた第4戦が勝敗を分けた。ヒートが勝てば王手、サンダーが勝てば、イーブンになり、ホームへ帰ることになる。

 

この試合は、どちらが勝ってもおかしくない熱戦であったが、ヒートが逃げ切り、サンダーは充分チャンスがあっただけに残念だろう。

 

「チャンスを生かせ」と云う言葉があるが、折角のチャンスを生かすことは、スポーツに限らず難しい。

 

決勝の第5戦は、ヒートの一方的な試合でチャンピオンになった。MVPはもちろんレブロン・ジャームスである。

 

サッカーはEURO2012の決勝リーグが始まっている。欧州危機で因縁の国同士が戦っているのが皮肉であるが、ゲーム内容は、さすがと思わせるものがある。

 

全米オープン・ゴルフは、最終日に逆転のドラマがあった。

 

ウインブルドン・テニスも始まった。

 

野球は、MLBでダルビッシュが予想通りの活躍をしているが、残念ながら、日本の野球はあまり面白くない。

 

そうこうしているうちに、ロンドン・オリンピックが始まる。

 

睡眠不足にならないよう、ほどほどにしなければと思っているが・・

 


小沢は離党して反対票を投ぜよ

2012-06-23 17:40:48 | 社会・経済

Cimg1701

小沢が、「増税法案に反対し、離党、新党も考える」と表明した。

 

理由は「増税の前にやることがある」で、自分たちが「正義」であり、国民に理解されるとの見通しである。

 

多くの国民は増税に反対であり、「増税の前にやることがある」というのは全くその通りである。

 

しかしながら、小沢グループへの賛同はそれ程でないようだ。

 

一般国民が、「増税の前にやることがある」と云うのと、長年政治家をやり、自民党の幹事長、民主党の代表までやった人間の云う事が同じでは情けない。

 

国際的に見ても、日本の財政状況が危険水域にあることは共通認識である。

 

小沢は、先ず、消費税の増税なしに、どうやって、財政危機を抜け出す手立てがあるのかを具体的に示すべきである。

 

次に、増税の前にやるべきことは何か、それをどう実現するかについても具体的に説明する必要があろう。

 

やるべきことは多々あり、時間のかかること、やる気になれば、比較的早くやれることがある。

 

先ず、自分たちに係わること、例えば、政治資金規正法の改正、議員定数の削減、議員歳費の圧縮、議員年金他の特権の圧縮等は、やる気があればできることである。

 

しかし、これらを本気でやろうと云う姿勢は感じられない。

 

どうしても、次の選挙で、いかに有利に立ち回るかしか考えていないように見える。

 

たとえ、増税法案が通過しても、実施までに2年間ある。

 

重要なのは、この間に、何を、どうやって実施するかである。

 

小沢グループは、採決前に離党して、反対票を投じるべきであろう。そして、やるべきことに本気で取り組めば、自ずから、理解、支持を得られるであろう。

 


東電はつぶすべきだった : 東電の事故報告書

2012-06-21 16:31:03 | 社会・経済

 

Cimg1811


 

<o:p>

 

</o:p>

 

東電が事故報告書を発表した。

 

裁判を控えているので、責任を認めないだろうとある程度予測されたが、横暴な態度とともに、その内容にはあきれるばかりだ。

 

これが東電の体質そのもので、このような企業が今後原発を管理・運転することはとてもリスクがあることを示している。

 

電気料金の値上げに際して、社員の給与を上げる前提で必要経費を試算し、相変わらず身内を優先する考え方は以前と何ら変化していない。

 

それにもまして、事故責任で退任した取締役が関係会社に天下りして、のうのうとしている神経だ。

 

一度、倒産させて、新会社に新しい条件で再雇用していれば、給与水準は大幅に下がり、労務費の負担は大幅に減少し、年金ついても、現在のような高水準を維持することは無理であっただろう。

 

電力は現在の社会には必要不可欠であるが、彼らは、東電という会社を世の中が必要としていると感違いしているようである。

 

銀行、株主がもっと責任を負うべきとの議論があるが、株主は株価が下がり、ほとんど無価値になり、充分に責任を負わされている。

 

個人株主の多くは、資産株として、安定配当を期待して長年保有している株主であり、配当がなく、元本もなくなれば、大きな痛手である。

 

AIJ問題で、失われた年金を税金で補填する案が検討されているとのことであるが、特定の損失のみ救うのはバランスを欠く。

 

来週は、東電の株主総会が開催されるが、果たしてどうなるのだろう。

 


放射能汚染地図の情報が放置されていた

2012-06-19 16:42:46 | 社会・経済

 

Cimg1690


<o:p>

 

</o:p>

 

福島原発事故直後、米国から提供された汚染地図を原子力安全・保安院と文部科学省が放置していたことが判明した。

 

汚染予測は、避難に際して、最も重要な情報であり、官僚の無責任な仕事ぶりにはあきれるばかりだ。

 

全員がそうだとは思いたくないが、特に、自分が当事者になる職務以外には無関心で、気配りらしきものは全然ないということのようだ。

 

民主党が政権交代の際に、「政治主導」の名で、官僚たたきをやったが、政治家の能力に疑問を持っている私は、必ずしも賛同しなかったが、やはり、現在の官僚制度にはメスを入れる必要がありそうだ。

 

原発事故調査委員会の報告書を読んでも、責任逃ればかりで、責任感がないこと著しいと言わざるを得ない。

 

原発事故後、自分がどのように考え、行動していたかと、昨年の3月、4月に書いたブログを読み返してみると、以外に冷静、適切に見ているようである。

 

大飯原発の再稼働にゴーサインが出されるようであるが、現時点で重要な事は、今までは、原発は安全との前提で物事が進められてきたが、「リスクがある」ことを関係者がしっかりと再認識することである。

 

リスクのないものはないが、それを認識するとしないでは大きな差である。