バーンステイン指揮、コロンビア・シンホニー・オーケストラ
このレコードは、バーンスタイン・ベスト・コレクション3で、ガーシュインとグローフェが取り上げられている。「ラプソディ・イン・ブルー」では、初演の時、ガーシュイン自身が、ピアノを弾いたように、バーンスタインがピアノを弾いている。
当時、バーンスタインはカラヤンと並んで、人気を二分する指揮者であった。
「題名のない音楽会」の司会者をしている、バーンステインの最後の愛弟子である佐渡裕氏が、NHKの教育テレビで、彼の最高傑作ともいえる「ウエストサイド・ストーリー」について、触れていたのが興味深い。
映画「ウエストサイド・ストーリー」は、大学の時、授業をさぼって、公開初日に観に行った。ダンス・音楽ともに新鮮であった。
オスカー・ピーターソン・トリオの「ウエストサイド物語」(Verve SMV-1006)の演奏が素晴らしい。
残念ながら、バーンステインの指揮はビデオでしか観ていないが、代わりに、佐渡さんに楽しませてもらっている。活躍を祈りたい。