想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

NBAファイナルの激闘

2013-06-23 11:21:09 | スポーツ

 

<o:p>

 

</o:p>

 

NBAは、ヒートが激闘を制し、2連覇を達成した。

 

特に、優勝を決める第6戦、第7戦は、見事な試合内容だった。

 

シーズン中は時々しか見ないのだが、プレーオフは面白い組み合わせが多いので、時間があれば見ている。

 

プレーオフを危なげなく勝ち上がったスパーズに対し、シーズンを圧勝したヒートは苦戦し、4勝3敗でやっと決勝へ勝ち上がった。

 

2,3,4,5戦は一方的な試合内容になったが、スパーズ3勝2敗で、優勝がかかった第6戦、最終戦は、2転3転の実に面白い試合であった。

 

野球は5点差になれば、満塁ホームランを打たれても逆転されないので、一応セーフティ・リードといえる。

 

サッカーのセーフティ・リードは3点であろうか。

 

バスケットの場合、2桁になっても逆転の可能性があり判らない。

 

第6戦は、ヒートのホームゲームだが、スパーズが序盤に大きくリードし、このまま優勝を決めるかと思われた。

 

勝負事は判らないもので、残り28秒でスパーズが5点リード。ヒートの攻撃チャンスは2度だから、最低、スパーズの攻撃を抑えて、2ポイントと3ポイントが必要で、もはや万事休すと思われたが、なんと同点に持ち込み、延長戦をヒートが制し、優勝は最終戦に持ち越された。

 

実は、録画放送なので、ヒートが勝ったことは知っていたのだが、ここからどうして勝ったのか不思議であった。

 

第7戦は、スパーズは、過去決勝に進出した場合、負けたことがなく、すべて優勝しており、ヒートは、ホームで2連覇がかかる大試合となった。

 

第7戦は、一進一退、最後まで1点を争うこのシリーズで、最高の試合となり、ヒートが制した。

 

両チームの健闘に拍手を送りたい。

 

この試合を見ていると、アメリカでもっとも人気のあるスポーツであることが頷ける。

 


バーナンキ発言と市場関係者の理解度

2013-06-22 10:34:43 | 社会・経済

 

<o:p>

 

</o:p>

 

バーナンキ議長の緩和打ち止め発言で、緩和継続発言を期待していた市場関係者は落胆し、ニューヨーク株式が下落し、世界へ波及している。

 

新聞報道で読む限り、彼はごく当然のことを言っているにすぎないと思われる。

 

いつまでも無制限に緩和を続けることはできないわけで、ある条件が整なったら、「ブレーキを踏むわけではないがアクセルを緩める。」と云っているにすぎない。

 

必要以上にジャブジャブにして、行くべき所に行かない金があちこちウロついて、かえって金融市場を不安定にしていることも考えるべきであろう。

 

もし、アメリカ経済が着実に回復しているのであれば、むしろその方を評価すべきである。

 

ただ、現実には、経済指標をみる限り、本格回復には、まだ時間を要するようだ。

 

市場関係者と云う名で呼ばれている連中の声の多くが、自分たちの期待に反し、短期のマネーゲームに不都合ということの催促であれば、聞くに値しないのだが、現実には、それほど簡単ではない。

 

アメリカの株価水準は、すでにかなり高いレベルにあると見るべきだが、中国、新興国への影響の度合いは不透明だ。

 

トルコ、ブラジルの暴動をみると、庶民の生活が苦しくなっていることが底辺にあると見るべきだろう。

 

アメリカ経済の順調な回復に期待しよう。

 


アベノミクスにもう一度だまされたい?

2013-06-19 14:48:26 | 社会・経済

 

<o:p>

 

</o:p>

 

株主総会シーズンになった。

 

少し前までは、円安で、企業業績の上方修正が期待されたが、円高への反転と株価下落の歯止めへの日銀の打つ手も限られ、再び、不透明感が漂っている。

 

異次元の金融緩和とかで、極端なことをやれば、当然ながら、その反動は大きい。

 

株価は徐々に上昇する方が長続きするのだが・・・

 

日本の財政赤字が、将来世界経済の不安要因になると見られており、もし、デフレ解消の目途が立たず、消費税増税を延期するようなことになれば、国債価格の下落と金利上昇を仕掛けてくるだろう。

 

「3本の矢」の要の3本目の中身が希薄で、結局は民間企業が動き出さなければ、景気回復への足取りは期待できない。

 

それでも、「みんなで渡れば怖くない」との標語が流行したが、ここは、4本目の矢を期待して、皆でだまされるのが、良いのかもしれない。

 

トルコの暴動で、2020年の東京オリンピック開催の可能性が出てきたが、もし、開催決定になれば、雰囲気は変わるだろう。

 

大地震の脅威を控えて、それが果たして良いかは別にして、閉塞感の打破には役立つのだろうか。

 


プロ野球、統一球のウソ

2013-06-13 09:55:03 | スポーツ

 

<o:p>

 

</o:p>

 

シーズンの最中に、飛ぶボールに規格変更されていることが発覚した。

 

野球ファンなら、誰でも今年のボールは良く飛ぶことぐらいは判っているし、選手は、もっとわかっていただろう。

 

それにしても、変わっていないと云い続けた結果、球団、選手会、ファンへの説明もないままの規格変更である。

 

今年は、製造メーカーをミズノ一社に絞り、口止めをしていたという。

 

4社だと、メーカー間の製品ばらつきが生じやすいことは事実であるが、本来、規格外のボールが使用されていたことがおかしい。

 

昨年、特定の球団が、自分たちの攻撃の時にのみ、規格上限の飛ぶボールを使用しているのではないかとの疑惑が発せられたことがあるが、独占になると、こう云う事がやりやすくなるのではないか?

 

以前のブログでもふれたが、加藤コミッショナーは、前にも問題を起こしたばかりでなく、今年のWBCでも、不手際が表面化し、辞任していてもおかしくないが、そのまま居座ってこの始末である。

 

柔道連盟の上村会長が居座ることで、テレビを賑わせているが、野球、柔道、相撲と、トップに問題が多すぎる。

 

昨日の記者会見では、「私は知らなかった。」と、言い訳をしていたが、あまりにもお粗末で、彼の人格を疑いなくなる。

 

それにしても、ボールに加藤の名が刻印されているとは驚きだ。

 

加藤氏は三菱商事の社外取締役に就任しているが、何故、天下の三菱商事が彼を起用するのかセンスを疑う。今年も、「否」の投票をしよう。

 

東京ドームは狭くて、興をそぐホームランが多いが、球場の広さで、規格の上下限のボールを使い分けたら、少し、公平になるかもしれない。

 

もうすぐ、交流戦も終了し、ペナント・レースが再開されるが、ファンなしでは成り立たないことを肝に銘ずるべきである。

 


振り出しへ戻る

2013-06-07 16:39:57 | 社会・経済

 

<o:p>

 

</o:p>

 

すごろくゲームでは、運が悪いと、折角順調に進んでいても、「振り出しへ戻る」というのがある。「五つ戻る」くらいなら、挽回可能だが、「振り出しへ戻る」となると、大変だ。

 

今日も株価は下がり、黒田日銀総裁が就任し、異次元の金融緩和を実施した水準に戻ってしまった。

 

あっという間の、「行って来い」である。

 

スタートに戻っただけなら、まだ救われるが、副作用を伴う異常な緩和を実施しているだけに、ゼロではない。

 

以前のブログにも書いたように、心配していたが、あまりにも早すぎた。

 

せめて3ヶ月後であれば、金融緩和の効果が少しばかり出てくるところであるが・・・

 

経済音痴揃いの内閣では、この危機をどう乗り切ることができるのか心もとない。

 

浮ついた言葉とパフォーマンスだけでなく、地道に、地に着いた政策を実施できるかにかかっている。

 

ここまで株価が下がると、安倍内閣の支持率は大きく下がる可能性がある。

 

参議院選を控えて、正念場である。

 

さて、どんな政策が出てくるだろう。少しは成長しているだろうか。