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NBAは、ヒートが激闘を制し、2連覇を達成した。
特に、優勝を決める第6戦、第7戦は、見事な試合内容だった。
シーズン中は時々しか見ないのだが、プレーオフは面白い組み合わせが多いので、時間があれば見ている。
プレーオフを危なげなく勝ち上がったスパーズに対し、シーズンを圧勝したヒートは苦戦し、4勝3敗でやっと決勝へ勝ち上がった。
2,3,4,5戦は一方的な試合内容になったが、スパーズ3勝2敗で、優勝がかかった第6戦、最終戦は、2転3転の実に面白い試合であった。
野球は5点差になれば、満塁ホームランを打たれても逆転されないので、一応セーフティ・リードといえる。
サッカーのセーフティ・リードは3点であろうか。
バスケットの場合、2桁になっても逆転の可能性があり判らない。
第6戦は、ヒートのホームゲームだが、スパーズが序盤に大きくリードし、このまま優勝を決めるかと思われた。
勝負事は判らないもので、残り28秒でスパーズが5点リード。ヒートの攻撃チャンスは2度だから、最低、スパーズの攻撃を抑えて、2ポイントと3ポイントが必要で、もはや万事休すと思われたが、なんと同点に持ち込み、延長戦をヒートが制し、優勝は最終戦に持ち越された。
実は、録画放送なので、ヒートが勝ったことは知っていたのだが、ここからどうして勝ったのか不思議であった。
第7戦は、スパーズは、過去決勝に進出した場合、負けたことがなく、すべて優勝しており、ヒートは、ホームで2連覇がかかる大試合となった。
第7戦は、一進一退、最後まで1点を争うこのシリーズで、最高の試合となり、ヒートが制した。
両チームの健闘に拍手を送りたい。
この試合を見ていると、アメリカでもっとも人気のあるスポーツであることが頷ける。