違憲状態の参議院の選挙区割りの改正が成立した。
これだけ長期間を要した結果が、「10増10減」の小手先の改正である。
当該選挙区の議員が反対するのは当然としても、特異なのは、与党の公明党が反対にまわったことだろう。
参議院選が迫る中で、違憲を回避するため、格差を3倍以内に抑えた、当座しのぎの改正案である。
これで、とりあえず、「違憲」判決は出ないであろうが、「違憲状態」であることには変わりない。
何より問題なのは、参議院の存在意義である。
衆議院と同じ選挙制度でなく、国民の意思が反映される選挙区制度を工夫する必要があろう。
安保法案が参議院へ送られたが、60日ルールがある中で、参議院の存在意義を示すべく、どのような審議をするかが注目される。
これだけ長期間を要した結果が、「10増10減」の小手先の改正である。
当該選挙区の議員が反対するのは当然としても、特異なのは、与党の公明党が反対にまわったことだろう。
参議院選が迫る中で、違憲を回避するため、格差を3倍以内に抑えた、当座しのぎの改正案である。
これで、とりあえず、「違憲」判決は出ないであろうが、「違憲状態」であることには変わりない。
何より問題なのは、参議院の存在意義である。
衆議院と同じ選挙制度でなく、国民の意思が反映される選挙区制度を工夫する必要があろう。
安保法案が参議院へ送られたが、60日ルールがある中で、参議院の存在意義を示すべく、どのような審議をするかが注目される。