想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

失業率2%の完全雇用

2018-01-31 13:03:00 | 社会・経済

経済統計が発表され、日本の失業率は2%という完全雇用状態の数字である。
失業率の高い諸国から見れば、夢のような国に見えるだろう。
しかしながら、日本人の幸福感は高くないといわれる。
その理由の一つは、老後の不安にあるようだ。
一方、現状に対する不満は少ないようで、選挙結果に表れている。
完全雇用とはいえ、非正規雇用の問題は深刻なようだ。
先日発生した京大IPS細胞研究所の不正論文の背景にもこの問題があるようだ。
なんと、研究員の90%が非正規雇用の研究者というから驚きだ。
この研究者は、1年間の契約雇用で、3月までに成果を挙げなければ、雇用が継続されるかどうかわからない立場だったそうだ。
基礎研究の成果を2,3年で求めることには無理が多く、こんな状態が続けば、若い研究者の海外流出は避けられないだろう。
働き方改革などと叫んでいるが、もっと足元を見ないと、日本独自の研究開発には期待できなくなるだろう。

栃の心の努力に賛辞

2018-01-30 11:07:26 | スポーツ

大相撲の初場所は、平幕の栃の心の優勝で幕を閉じた。
以前に、栃の心と逸の城の四つ相撲を見て、この二人が大関になって、四つ相撲を取ったら面白いだろうなと思ったことがあった。
栃の心はケガで幕下まで陥落し、幕下、十両を4場所連続で優勝してカムバックしたとは驚きだ。
三役力士が、幕下に落ち、大変な苦労をしたと思うが、良く耐えたものだ。
照の富士、宇良も、ケガで十両に陥落するが、力士のケガが多すぎる。
力士の年俸の話が出ていたが、第1人者の白鵬でさえ、1億円強とはいかにも安すぎる。
野球選手の場合、試合に出ない松坂が3億円、1億円プレーヤーは、山ほどいるそうだ。
復帰した鶴竜は、後半失速したが、よく場所を盛り上げた。
横審の委員長が、「稀勢の里は、万全にして出場すべき。鶴竜は引退の危機は脱したが、今後を見守りたい。」といったそうだが、万全な状態で出場した稀勢の里が10連勝できる可能性は低く、かなり高いハードルが設けられたことになる。
栃の心の今場所の相撲を見ると、すぐにも大関に昇進してもおかしくない。
来場所が楽しみな力士だ。

全豪オープン、ベスト・ゲーム

2018-01-28 20:20:45 | スポーツ

今年最初のグランド・スラム大会も終わりに近づいた。
男子は、ジョコビッチ、マレーに精彩がなく、新しい選手も現れて、今シーズンは、混戦の様相を見せている。
今大会には、錦織が欠場しているのは残念だが、上位にカムバックするには、時間がかかりそうだ。
女子の準決勝戦のヘルプ対ケプラー戦は、すばらしいゲームだった。
今大会のベスト・ゲームに挙げてよいだろう。
女子の場合、男子と違って、サービス・ゲームの絶対的優位がないので、両者にブレーク・チャンスがあり、最後まで判らない。
ヘルプは、ランキング1位であるが、グランドスラム大会で優勝経験がないのは不思議だ。
決勝は、ランキング、1位と2位に対戦、良いゲームを見せてくれることだろう。

無責任な商品

2018-01-25 11:23:14 | 社会・経済

確定申告は、還付だけなら、2月15日の期日前でも出来るとのことで、空いている間に済まそうと、書類を作成した。
E-Taxで送信しようとするが、上手く送信できない。
サポート・センターに問い合わせると、使っているICカード・リーダーが、住基カードでは使えるが、個人カードでは使えないという。
E-Taxを利用するために購入したもので、5千円位しただろうか。
シャープ製で、E-Tax適合と表示されている。
E-Taxのためだけ、何度か使っただけで、ボツである。
メーカーで何らかの対応をすべきだと思うが、何のサポートもない。
新しいICカード・リーダーを購入しないと処理できない。
住基カードなど、ほとんど使ったことがなく、税金の無駄使いもはなはだしい。
国民に負担を押し付けて、裏で儲けている輩がいるのだろう。

雪遊びの子供の声

2018-01-24 10:10:35 | 日記・エッセイ・コラム

私の家の隣は小さな公園で、窓から見下ろすことが出来る。
春になると、保育園の子供たちが、散歩がてらに遊びに来る。
昨日の降雪で、12,3cm積もったであろうか。
少子高齢化が話題になっているが、最近の子供たちは、室内でゲームで遊ぶことが多いのか、戸外で遊ぶ声を聞くことが少なくなった。
公園には小山があるが、小さな子度が滑って遊ぶには、安全で丁度良いようだ。
雪だるまを作る子、滑って遊ぶ子、元気な声が聞こえる。
窓から見ていると、まるでブリューゲルの絵のようである。
子供たちが、戸外で元気に遊ぶことが出来る状況が続いて欲しいものだ。